JPH06194913A - 静電潜像形成装置 - Google Patents

静電潜像形成装置

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JPH06194913A
JPH06194913A JP35651292A JP35651292A JPH06194913A JP H06194913 A JPH06194913 A JP H06194913A JP 35651292 A JP35651292 A JP 35651292A JP 35651292 A JP35651292 A JP 35651292A JP H06194913 A JPH06194913 A JP H06194913A
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JP
Japan
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ion
electrode
substrate
ion generating
latent image
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Application number
JP35651292A
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English (en)
Inventor
Kazuo Asano
和夫 浅野
Koji Masuda
晃二 増田
Yuji Suemitsu
裕治 末光
Tadashi Ogasawara
正 小笠原
Akimasa Komura
晃雅 小村
Koji Nagao
剛次 長尾
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板3上に、絶縁性薄層6を挟んでマトリク
ス状に設けた複数の第一電極5と複数の第二電極7とに
より構成されるイオン生成部Pを有するイオン生成素子
1と、複数のイオン導出開口部10を有するイオン導出
用電極2をこの順で積層してなる静電潜像形成装置にお
いて、特に、イオン導出開口部10ごとにおけるイオン
導出量が均一になるようにする。 【構成】 上記静電潜像形成装置において、その基板と
して少なくとも一部分が透光性である基板3を使用して
なり、且つ、上記イオン導出用電極2が、イオン生成部
Pとイオン導出開口部10との相対的位置について基板
3、イオン生成部P及びイオン導出開口部10の順で透
過する照射光Aを利用して整合させることによって位置
決めされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電記録に用いられる
静電潜像をイオン流制御により形成する静電潜像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電記録用の静電潜像をイオン流制御に
より形成する静電潜像形成装置としては、例えば、図6
及び図7に示されるものが知られている。すなわち、こ
の装置は、図6の平面図に示すように、絶縁基板50上
に、複数の駆動電極51を互いに平行に設けると共に、
これらの駆動電極51上に絶縁層52を介して交差する
ように複数の制御電極53を設け、その駆動電極51と
制御電極53とによってマトリクスが形成されている。
上記の制御電極53には、2本の細い電極54が互いに
平行に配置されており、その両電極54間にイオン生成
用の空間領域55が形成されている。そして、上記制御
電極53上に、絶縁層56を介して、イオン導出用の円
形状開口部58が設けられた平板状のスクリーン電極5
7を設け、これにより装置が基本的に構成されている。
なお、開口部58は、図6に示すように、制御電極53
の空間領域55と対応した位置にのみ設けられている。
また図中59は、絶縁層56に設けられた開口部を示し
ている。そして、このような構成からなる静電潜像形成
装置においては、図6に示すように、駆動電極51と制
御電極53との間に電源60から高周波高電圧を印加す
るとともに、制御電極53に制御電源61からイオン制
御電圧を、スクリーン電極57に直流電源62から直流
電圧をそれぞれ印加する。こうすることによって、駆動
電極51と制御電極53との間の空間領域55において
沿面コロナ放電を生起させ、この沿面コロナ放電によっ
て発生したイオンを、制御電極53とスクリーン電極5
7との電界によって加速もしくは吸収し、イオン放出の
制御を行い、記録媒体(誘電体ドラムなど)63上に静
電潜像を形成するようになっている。
【0003】ところが、上記の静電潜像形成装置におい
ては、その絶縁基板50として絶縁性フィルムや1〜2
mm厚程度のセラミックス材料を使用した場合であって
も(特開平3−109585号公報など)、この形成装
置をそのままの状態で静電記録装置に装着するに当たっ
ては機械的強度が不足しているため破損したりするおそ
れがあり、しかもこの形成装置を記録媒体に近接させて
静電潜像を形成する際にはその長手方向にたわんで変形
することにより記録媒体との距離を一定に保つことが困
難であるという問題点があることわかった。そこで、本
出願人は、上記の問題点を解消し得る改良品として、静
電潜像形成装置全体を機械的強度に優れた基板70上に
積層させた構成(図6、7参照)からなる静電潜像形成
装置を新たに開発し、提案した。ちなみに、このように
静電潜像形成装置を基板70上に積層する手段を採るこ
とにより、駆動電極50、絶縁層52及び制御電極53
にて構成されるイオン生成素子を複数個に分割形成した
ものを、その基板70上に連接配置することができると
いう効果も得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置全
体を機械的強度に優れた基板70上に積層させる静電潜
像形成装置においては、次のような問題点がある。すな
わち、そのスクリーン電極57の取り付けは、イオン生
成素子の保持安定性を確保する目的や、複数個のイオン
生成素子を使用する場合にはそれらを予め接続配置して
おく必要性などの理由により、イオン生成素子部分を基
板70上に積層形成した後に行わざるを得ない。そし
て、その取り付け作業は、基板70上に配置されたイオ
ン生成素子を上面側(基板とは反対の方向)から光を照
射しながら拡大観察し、そのイオン生成素子におけるイ
オン生成部の位置、すなわち駆動電極51と制御電極5
3(空間領域55)とが交差する地点Pを確認しつつ、
そのイオン生成部の位置Pとスクリーン電極57のイオ
ン導出用開口部58とが合致する(重なり合う)よう
に、マニピュレータ等によりスクリーン電極57の取付
け位置を微調整することにより行われる。ちなみに、記
録画素密度が例えば300dpiである場合、上記イオ
ン生成部の位置Pは約2×104μm2程度の面積領域で
あり、イオン導出用開口部58は直径が約100μmの
円形状の貫通孔である。しかし、実際、イオン生成素子
を上面側から光を照射しながら拡大観察した場合、イオ
ン生成部の位置Pは明瞭には視認することができず、漠
然と確認される程度であった。このため、当然のことな
がら、イオン生成部の位置Pとイオン導出用開口部58
との位置合わせ精度は低くくなり、その結果、イオン導
出用開口部58から導出されるイオン量がその開口部5
8ごとによってばらついてしまい(画像を構成するドッ
ト毎におけるイオン出力が不均一となり)、ひいては形
成される静電潜像に画像ムラ等が発生するという問題が
あった。
【0005】本発明は、上述したような問題点を解消す
るためになされたもので、その目的は、装置全体として
の機械的強度が維持されつつ、イオン生成素子のイオン
生成部とスクリーン電極のイオン導出開口部とが高精度
で位置合わせされて、そのイオン導出開口部ごとにおけ
るイオン導出量のばらつきがきわめて少ない静電潜像形
成装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、基
板上に、絶縁性薄層を挟んでマトリクス状に設けた複数
の第一電極と複数の第二電極とにより構成されるイオン
生成部を有するイオン生成素子と、複数のイオン導出開
口部を有するイオン導出用電極をこの順で積層してなる
静電潜像形成装置において、上記基板として少なくとも
一部分が透光性である基板を使用してなり、且つ、上記
イオン導出用電極が、イオン生成部とイオン導出開口部
との相対的位置について基板、イオン生成部及びイオン
導出開口部の順で透過する照射光を利用して整合させる
ことによって位置決めされていることを特徴とするもの
である。
【0007】上記の技術的手段において、基板に要求さ
れる透光性は、イオン導出用電極の取付け工程に際して
基板側から照射する照射光が透過してイオン生成素子の
イオン生成部を照らし出すことを可能ならしめ、それに
より、そのイオン生成部を明瞭に視認することができ、
そのイオン生成部とイオン導出用電極のイオン導出開口
部との整合作業の精度と作業性の向上を図るという重要
な役割を担うものである。従って、この基板は、その全
体が透光性を有するか或いは所定の一部分のみが透光性
を有するものであればよい。一部分が透光性を有する基
板の場合、その透光性部分は、イオン導出用電極の取付
け工程時における上記整合作業を行う上で(最低限)必
要となるイオン生成部を照らすことができる領域に設定
される。また、この基板は適度な機械的強度を有する材
質からなるものである。
【0008】全体が透光性である基板としては、硬質ガ
ラスや透光性を有するセラミック材料等が使用される。
透光性を有するセラミック材料としては、例えば、Al
23、Y23、MgO、ZrO2、CaO、HfO2、T
hO2、Dy23、BeO、Sc23、Gd23、PL
ZT、MgOAl23、CaF2、GaAs5、ZnS
e、CdTe等が挙げられる。また、一部分が透光性を
有する基板としては、通常、非透光性材料において所定
箇所に貫通孔を穿設したものが使用されるが、その他に
も、その所定箇所のみを透光性材料にて形成したもの等
を使用することができる。
【0009】
【作用】本発明によれば、イオン生成素子を、少なくと
も一部分が透光性を有する基板上に積層形成しているた
め、イオン導出用電極をイオン生成素子のイオン生成部
に重ね合わせて取付ける際、基板の裏面側から照射する
照射光により上記イオン生成部(具体的には、第一電極
と第二電極とが交差してイオンが生成される領域)が照
らし出され、その位置を容易に視認することができる。
これにより、イオン導出用電極のイオン導出開口部をイ
オン生成部に対して精度よく簡単に整合せしめることが
でき、その結果、イオン導出用電極が正確な位置に取付
けられる。従って、複数のイオン導出開口部の各々から
導出されるイオン量(出力)が均一になる。
【0010】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明についてさらに
詳細に説明する。 実施例1 図1〜図3は、本発明の一実施例に係る静電潜像形成装
置(記録ヘッド)を示すもので、図1はその概略側面
図、図2はその一部切欠平面図、図3はその一部拡大断
面図である。図中、1はイオン生成素子、2はイオン導
出用電極であるスクリーン電極、3は本イオン生成素子
1を積層形成する、厚さ5mmのアルミナセラミックス
平板からなる基板を示す。この装置は、基板1と、その
基板1上に順次積層形成されるイオン生成素子1及びス
クリーン電極2とによって基本的に構成されている。
【0011】イオン生成素子1は、従来公知のものと略
同様の構成からなるものである。具体的には、図2及び
図3に示すように、厚さが1mm程度の光透過可能なセ
ラミックス絶縁基板4上に、第一電極である複数の駆動
電極5が互いに100〜500μm程度の間隔をおいて
平行に設けられ、その上に厚さが10〜50μm程度の
絶縁性シートからなる絶縁性薄層6が積層され、さらに
絶縁薄層6上に駆動電極5と所定の角度をなして交差し
マトリクスを構成するように第二電極である複数の制御
電極7が設けられたものである。また、各制御電極7
は、2本の細い電極8を互いに平行に配置し、その両電
極8、8間にイオン生成用空間領域9を形成するように
構成されている。なお、上記の絶縁基板4や絶縁性薄層
6なども透光性を有している。そして、このイオン生成
素子1におけるイオン生成部Pは、図2や図3に示すよ
うに、駆動電極5と制御電極7が交差する領域、より詳
しくは駆動電極5と制御電極7の電極8によって形成さ
れる空間領域9とが交差する領域となる。
【0012】また、スクリーン電極2は、上記のイオン
生成素子1にて生成されるイオンを装置外に導出させる
ための第三の電極であり、イオン生成部P(駆動電極5
と制御電極7が交差する領域)に対応した位置のみに、
直径が150μm程度の円形状からなるイオン導出用の
開口部10が複数形成されている。
【0013】更に、このスクリーン電極2とイオン生成
素子1との間には、厚さが10〜50μm程度の絶縁層
11が介在するように積層される。この絶縁層11に
は、制御電極7の空間領域9に対応した部分に、該空間
領域9に沿った細長い長円形状の開口部12が形成され
ている。なお、これらイオン生成素子1、スクリーン電
極2、絶縁層11などは、例えば、前掲の特開平3−1
09585号公報などに記載されている形成手段や材料
を同様に適用することにより形成することができる。
【0014】そして、本実施例に係る装置においては、
基板3上にイオン生成素子1を積層形成し、その上に絶
縁層11を積層させた後、その上に、スクリーン電極2
を次のようにして取り付ける。まず、図3に示すよう
に、基板3の裏面側から照射光Aを照射させるととも
に、その反対の方向から基板3上のイオン生成素子1
(実際には、絶縁層11の開口部12から眺められるイ
オン生成素子部)を拡大観察する。このとき、照射光A
は、基板3を透過してイオン生成素子1に到達し、その
素子1の所定領域のみを透過した後、絶縁層の開口部1
2を透過する。すなわち、透過光Aは、イオン生成素子
1においては駆動電極5及び制御電極7(実際にはその
電極8)によって透過阻止されるのみで、それ以外の領
域部分では透過する。これにより、絶縁層11の開口部
12領域内には、駆動電極5と制御電極7の電極8の一
部が明瞭に視認されるため、結果的に、駆動電極5と電
極8によって形成される空間領域9とが交差する領域で
あるイオン生成部Pをはっきりと確認することができ
る。次いで、このような状態のもとで、スクリーン電極
2をイオン生成素子1(実際には絶縁層11)上に配置
し、そのスクリーン電極2の設置位置について、スクリ
ーン電極2のイオン導出開口部10と絶縁層11の開口
部12内に見えるイオン生成部Pとが重なり合い完全に
整合するように微調整した後、弾性を有する接着手段を
用いて固定する。これにより、その取付け作業が完了す
る。
【0015】なお、スクリーン電極2は、図2に示すよ
うに制御電極7からの距離が一定になるように、不図示
の適当なスペーサ部材を介して取付けられている。ま
た、この取付けは、特公平2−4541公報に記載され
る方法を用いて行うことができる。更に、上記整合作業
は、通常、イオン生成部Pを目視しつつ手作業によりス
クリーン電極2の設置位置を微調整することにより行わ
れるが、その他に、例えば、照射光として直線光を照射
し、その透過光を測定器によりその透過光量の分布状態
を計測しつつイオン生成部Pとイオン導出開口部10と
の整合具合いを調整するなどの手法により行うことも可
能である。そして、スクリーン電極2の取付けによって
完成された静電潜像記録装置は、前記した従来の装置と
同様の原理により、所定の記録媒体に対して所望の静電
潜像を形成することができる。
【0016】実施例2 図4及び図5は、本発明の他の実施例に係る静電潜像形
成装置(記録ヘッド)を示すもので、本実施例の装置
は、基板3として複数の貫通孔13を設けた厚み5mm
の炭素鋼板を使用し、この基板3上に2分割したイオン
生成素子1a、1bを連接配置した以外は実施例1と同
様に構成されている。従って、上記各図中において図1
〜図3と共通する部分には同一の符号を付している。
【0017】上記基板3における貫通孔13は、直径6
mmの円形孔を、装置の印字幅210mm(これはスク
リーン電極2の幅に略相当する)の方向に対して一直線
状に7個、等間隔となるように設けたものである。な
お、この基板表面はクロムメッキ処理が施されている。
これら貫通孔13のうちイオン生成素子1a、1bの整
合付近となる装置中央部に設けた貫通孔13aは、図5
に示されるように、素子1a、1bの最端部にある制御
電極7a、7bが充分に目視できる大きさ(孔径)から
なる。ちなみに、本実施例における貫通孔(直径6m
m)は、制御電極7が1mmのピッチで設けられている
ため、制御電極のピッチの約6倍の孔径を有しているこ
とになる。
【0018】このような構成からなる本実施例の装置に
おいて、スクリーン電極2を取付けに当たっては、実施
例1と同じように、基板3の裏面側から照射光Aを照射
させるとともに、その反対の方向から基板3上のイオン
生成素子1(イオン生成素子部)を拡大観察する。この
とき、照射光Aは、基板3の貫通孔13のみを透過して
イオン生成素子1に到達し、その素子1の所定領域のみ
を透過した後、絶縁層の開口部12を透過する。そのた
め、このような基板3を使用した場合には、貫通孔13
に対応した位置に存在するイオン生成部Pのみが絶縁層
11の開口部12内において目視確認されるに止まる。
これにより、スクリーン電極2は、目視できるイオン生
成部Pとそれに対応する所定のイオン導出開口部10と
が完全に整合するように微調整を行うことによって位置
決めされ、固定される。
【0019】なお、このように貫通孔13を設けた基板
3を使用する場合、その貫通孔13は、少なくともスク
リーン電極2の取付け工程時に必要になるイオン生成部
Pを確認できる位置に、適度な孔径と適宜な個数で設け
られる。具体的には、貫通孔13の直径は、少なくと
も、平行して設置されている駆動電極5部分の電極幅よ
りも大きく、しかも制御電極7のピッチよりも大きいこ
とが好ましい。さらに、貫通孔13の直径は、通常、制
御電極7ピッチの最低2倍以上であることが望ましい
が、特に、イオン生成素子1の連接部分に位置する貫通
孔13の場合には、制御電極7ピッチの最低3倍以上で
あることが望ましい。また、貫通孔13を設ける位置
は、少なくともイオン生成素子1の両端に位置するイオ
ン生成部Pがある2箇所、或いは、複数のイオン生成素
子1がある場合には、少なくとも両端の2箇所と素子の
連接部分に相当する箇所であればよい。更に、貫通孔1
3の数量は、少なくとも(イオン生成素子1の数)+1
個であればよい。すなわち、素子1が1つのときは最低
2個、素子1が2つのときは最低3個あればよい。従っ
て、これら貫通孔に関する各条件は、特に限定されるも
のではなく、適宜選択される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、イオン
生成素子を少なくとも一部分が透光性を有する基板上に
積層形成し、イオン導出用電極が、イオン生成部とイオ
ン導出開口部とを基板、イオン生成部及びイオン導出開
口部の順で透過する照射光を利用して整合させることに
よって位置決めされているため、すべてのイオン生成部
とイオン導出開口部とが高精度でかつ正確に位置合わせ
されていることになり、その結果、複数のイオン導出開
口部の各々から導出されるイオン量(各ドット毎のイオ
ン出力)がきわめて均一になるという効果が得られる。
従って、本発明の装置によれば、画像ムラ等の発生がき
わめて少ない均質な静電潜像の形成を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す静電潜像形成装置図
の概略側面図である。
【図2】 図1の一部切欠平面図である。
【図3】 図1(図2)の一部拡大断面図である。
【図4】 本発明の他の実施例を示す静電潜像形成装置
図の概略側面図である。
【図5】 図4の一部拡大断面図である。
【図6】 従来の静電潜像形成装置を示す一部切欠平面
図である。
【図7】 図6の従来装置の使用状態を示す要部断面図
である。
【符号の説明】
1…イオン生成素子、2…イオン導出用電極(スクリー
ン電極)、3…基板、5…第一の電極(駆動電極)、6
…絶縁性薄層、7…第二の電極(制御電極)、10…イ
オン導出開口部、P…イオン生成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 正 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 小村 晃雅 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 長尾 剛次 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、絶縁性薄層を挟んでマトリク
    ス状に設けた複数の第一電極と複数の第二電極とにより
    構成されるイオン生成部を有するイオン生成素子と、複
    数のイオン導出開口部を有するイオン導出用電極をこの
    順で積層してなる静電潜像形成装置において、上記基板
    として少なくとも一部分が透光性である基板を使用して
    なり、且つ、上記イオン導出用電極が、イオン生成部と
    イオン導出開口部との相対的位置について基板、イオン
    生成部及びイオン導出開口部の順で透過する照射光を利
    用して整合させることによって位置決めされていること
    を特徴とする静電潜像形成装置。
JP35651292A 1992-12-22 1992-12-22 静電潜像形成装置 Pending JPH06194913A (ja)

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