JPH061942B2 - 洗濯機の保護装置 - Google Patents
洗濯機の保護装置Info
- Publication number
- JPH061942B2 JPH061942B2 JP60005161A JP516185A JPH061942B2 JP H061942 B2 JPH061942 B2 JP H061942B2 JP 60005161 A JP60005161 A JP 60005161A JP 516185 A JP516185 A JP 516185A JP H061942 B2 JPH061942 B2 JP H061942B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- control
- washing machine
- protection device
- bidirectional
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用の衣類洗濯機に関するもので、特に、
マイクロコンピュータなどの集積回路よりなる制御装置
の電源サージ保護装置に関する。
マイクロコンピュータなどの集積回路よりなる制御装置
の電源サージ保護装置に関する。
従来の技術 従来、洗濯機の電子制御装置には、マイクロコンピュー
タのプログラムにより、モータあるいは給水弁などを駆
動するアクチュエータとして制御極付双方向性３端子サ
イリスタ（以下略してトライアックと称す）のオンオフ
制御が主として用いられていた。トライアックのＴ１端
子は交流電源ラインの一方の端子に接続され、Ｔ２端子
は負荷へ接続される。トライアックのゲート端子の電位
は、ほぼＴ１端子と同じでゲート端子へ電流を流すこと
によりトライアックを導通状態にできる。従来トライア
ックを導通状態にするため、トライアックＴ１の接続ラ
インと制御装置の電位を共通にし、制御装置の電位
とトライアックのゲート電極とを半導体スイツチング装
置によりオンオフさせ、トライアックを導通制御するこ
とにより安価な制御装置を構成していた。
タのプログラムにより、モータあるいは給水弁などを駆
動するアクチュエータとして制御極付双方向性３端子サ
イリスタ（以下略してトライアックと称す）のオンオフ
制御が主として用いられていた。トライアックのＴ１端
子は交流電源ラインの一方の端子に接続され、Ｔ２端子
は負荷へ接続される。トライアックのゲート端子の電位
は、ほぼＴ１端子と同じでゲート端子へ電流を流すこと
によりトライアックを導通状態にできる。従来トライア
ックを導通状態にするため、トライアックＴ１の接続ラ
インと制御装置の電位を共通にし、制御装置の電位
とトライアックのゲート電極とを半導体スイツチング装
置によりオンオフさせ、トライアックを導通制御するこ
とにより安価な制御装置を構成していた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、制御装置の電位を交流電源ラインと接
続することにより電源ラインから侵入するサージ電圧が
直接制御装置に加わり制御装置が破壊する危険があっ
た。
続することにより電源ラインから侵入するサージ電圧が
直接制御装置に加わり制御装置が破壊する危険があっ
た。
本発明は、以上述べた如く、交流電源ラインの一方の端
子にトライアックおよび制御装置を接続した電子制御装
置の外来サージに対する保護装置を提供するものであ
る。
子にトライアックおよび制御装置を接続した電子制御装
置の外来サージに対する保護装置を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、交流電源ラインの一方の端子に、トライアッ
クのＴ１端子と制御装置の電源を共通接続した洗濯機
の電子制御装置において、その共通電源ラインとアース
間に、雷サージ保護装置を接続するものである。
クのＴ１端子と制御装置の電源を共通接続した洗濯機
の電子制御装置において、その共通電源ラインとアース
間に、雷サージ保護装置を接続するものである。
作用 以上の構成によれば、交流電源ラインに雷サージが加わ
ったとしても、この雷サージは雷サージ保護装置に吸収
され、電子制御装置を保護することができる。
ったとしても、この雷サージは雷サージ保護装置に吸収
され、電子制御装置を保護することができる。
実施例 第１図において、交流電源１の両端に雑防コンデンサ２
を接続する。交流電源１の一方のラインＬ１に制御回路
３を接続する。制御回路３は、入力表示装置４からの入
力信号により所定の信号を出力し、モータ５を駆動する
トライアック６ａ，６ｂ、給水弁７を駆動するトライア
ック８、マグネツト９を駆動するトライアック１０をそ
れぞれ駆動する。
を接続する。交流電源１の一方のラインＬ１に制御回路
３を接続する。制御回路３は、入力表示装置４からの入
力信号により所定の信号を出力し、モータ５を駆動する
トライアック６ａ，６ｂ、給水弁７を駆動するトライア
ック８、マグネツト９を駆動するトライアック１０をそ
れぞれ駆動する。
制御回路３とトライアック６ａ，６ｂ，８，１０のＴ１
共通端子が接続されるラインンＬ１とアース間に雷サー
ジ保護装置１１を接続する。雷サージ保護装置１１は、
サージアブゾーバ１１ａと電流制限抵抗１１ｂよりな
る。サージアブゾーバ１１ａは、３０００Ｖ以上の過電
圧が加わると降伏特性を有し、サージ電圧を吸収する。
一般に雷サージは電源電線を伝わり大地との間に高電圧
が加わる。特に、マイクロコンピュータなどの集積回路
が用いられる制御回路が電源ラインの一方に直接接続さ
れる場合、集積回路はサージ電圧に弱く破壊され易い。
よって、制御回路３とトライアックのＴ１端子が接続さ
れる共通ラインＬ１と大地アース間に雷サージ保護装置
を接続することにより電源ラインから侵入するサージ電
圧より集積回路からなる制御装置あるいはトライアック
などの半導体を保護する。
共通端子が接続されるラインンＬ１とアース間に雷サー
ジ保護装置１１を接続する。雷サージ保護装置１１は、
サージアブゾーバ１１ａと電流制限抵抗１１ｂよりな
る。サージアブゾーバ１１ａは、３０００Ｖ以上の過電
圧が加わると降伏特性を有し、サージ電圧を吸収する。
一般に雷サージは電源電線を伝わり大地との間に高電圧
が加わる。特に、マイクロコンピュータなどの集積回路
が用いられる制御回路が電源ラインの一方に直接接続さ
れる場合、集積回路はサージ電圧に弱く破壊され易い。
よって、制御回路３とトライアックのＴ１端子が接続さ
れる共通ラインＬ１と大地アース間に雷サージ保護装置
を接続することにより電源ラインから侵入するサージ電
圧より集積回路からなる制御装置あるいはトライアック
などの半導体を保護する。
次に雷サージ保護装置１１の実装について第２図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第２図において、金属性の安全カバー１４は表示パネル
１２の内部に配置された電子制御装置のプリント基板１
３に近接して取付けてある。金属製の安全カバー１４
は、金属製の裏板１５に接続され、裏板１５は大地アー
スへ接続される。雷サージ保護装置１１は、安全カバー
に接続される。以上の構成によれば、電源ラインから侵
入した雷サージは、安全カバー１４と接続した雷サージ
保護装置１１により保護され、安全カバー１４により火
災あるいは感電等を防止できる。
１２の内部に配置された電子制御装置のプリント基板１
３に近接して取付けてある。金属製の安全カバー１４
は、金属製の裏板１５に接続され、裏板１５は大地アー
スへ接続される。雷サージ保護装置１１は、安全カバー
に接続される。以上の構成によれば、電源ラインから侵
入した雷サージは、安全カバー１４と接続した雷サージ
保護装置１１により保護され、安全カバー１４により火
災あるいは感電等を防止できる。
発明の効果 以上述べた如く、本発明の洗濯機の保護装置は、数ＫＶ
から１０数ＫＶに達する雷サージにより制御回路あるい
はトライアックなどの半導体が破壊するのを防止するこ
とができる。さらに、雷サージ保護装置を、トライアッ
ク及びトライアックを制御する制御回を実装した同一の
プリント基板に実装するので、実装及び配線価格が安価
となる特長があり、しかも、同一プリント基板上に配置
しやすいように、双方向性３端子サイリスタと制御回路
とを電源共通ラインに接続し、かつ電源共通ラインとア
ース端子間に雷サージ保護装置を接続する構成とし、組
立性の向上を図っている。
から１０数ＫＶに達する雷サージにより制御回路あるい
はトライアックなどの半導体が破壊するのを防止するこ
とができる。さらに、雷サージ保護装置を、トライアッ
ク及びトライアックを制御する制御回を実装した同一の
プリント基板に実装するので、実装及び配線価格が安価
となる特長があり、しかも、同一プリント基板上に配置
しやすいように、双方向性３端子サイリスタと制御回路
とを電源共通ラインに接続し、かつ電源共通ラインとア
ース端子間に雷サージ保護装置を接続する構成とし、組
立性の向上を図っている。
第１図は本発明の一実施例による洗濯機の保護装置の電
気的接続図、第２図は同電子制御装置の具体的な実装部
の断面図である。 １……交流電源、３……制御回路、４……入力表示装
置、５……モータ、６ａ，６ｂ，８，１０……トライア
ック、７……吸水弁、１１……雷サージ保護装置。
気的接続図、第２図は同電子制御装置の具体的な実装部
の断面図である。 １……交流電源、３……制御回路、４……入力表示装
置、５……モータ、６ａ，６ｂ，８，１０……トライア
ック、７……吸水弁、１１……雷サージ保護装置。
Claims (1)
- 【請求項１】交流電源のライン間に接続された制御極付
双方向性３端子サイリスタと、この制御極付双方向性３
端子サイリスタと直列関係に接続されたモータなどの負
荷回路と、前記制御極付双方向性３端子サイリスタを駆
動し、洗濯機の所定のプログラムを実行する集積回路よ
りなる制御回路と、その入力表示回路よりなり、前記制
御極付３端子サイリスタのＴ１端子と前記制御回路を共
通接続した前記交流電源の共通ラインとアース端子間に
雷サージ保護装置を接続し、前記雷サージ保護装置は、
制御極付双方向性３端子サイリスタと制御回路が実装さ
れた同一のプリント基板に配置した洗濯機の保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60005161A JPH061942B2 (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | 洗濯機の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60005161A JPH061942B2 (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | 洗濯機の保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61164425A JPS61164425A (ja) | 1986-07-25 |
| JPH061942B2 true JPH061942B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=11603523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60005161A Expired - Lifetime JPH061942B2 (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | 洗濯機の保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061942B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0793180B2 (ja) * | 1989-12-12 | 1995-10-09 | リンナイ株式会社 | ヒータ制御回路 |
| JP2010275836A (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | Miwa Lock Co Ltd | 電気錠システムの雷サージ対策アダプタ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53111452A (en) * | 1977-03-09 | 1978-09-29 | Otowa Electric | Arrester |
| JPS5541176A (en) * | 1978-09-15 | 1980-03-22 | Matsushita Electric Works Ltd | Load simulator |
| JPS59148558A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 制御装置 |
-
1985
- 1985-01-16 JP JP60005161A patent/JPH061942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61164425A (ja) | 1986-07-25 |
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