JPH06193756A - 流量制御装置 - Google Patents
流量制御装置Info
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- JPH06193756A JPH06193756A JP4357986A JP35798692A JPH06193756A JP H06193756 A JPH06193756 A JP H06193756A JP 4357986 A JP4357986 A JP 4357986A JP 35798692 A JP35798692 A JP 35798692A JP H06193756 A JPH06193756 A JP H06193756A
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- fluid
- gas
- flow
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型にして配管の自由度を向上させ、かつメ
ンテナンスを容易にした流量制御装置を提供する。 【構成】 基体34に流体の入口31と出口32とを連
通する流路33を設ける。流路33中にガス流量調節機
構35と、流路33内のガスの流量を検出する流量検出
センサ36と、この流量検出センサ36によりガスの流
量が所定の値となるようにガス流量調節機構35の制御
を行う制御機構37とを設ける。そして、基体34の入
口31又は出口32の少なくとも一方に、ガス供給配管
23を接続する継手50をメタルシール38を介して着
脱可能に装着する。これにより、基体34とガス供給配
管23とを任意に接続することができ、部品点数を削減
して配管を容易にすると共に、流量制御装置のメンテナ
ンスの向上を図ることができる。
ンテナンスを容易にした流量制御装置を提供する。 【構成】 基体34に流体の入口31と出口32とを連
通する流路33を設ける。流路33中にガス流量調節機
構35と、流路33内のガスの流量を検出する流量検出
センサ36と、この流量検出センサ36によりガスの流
量が所定の値となるようにガス流量調節機構35の制御
を行う制御機構37とを設ける。そして、基体34の入
口31又は出口32の少なくとも一方に、ガス供給配管
23を接続する継手50をメタルシール38を介して着
脱可能に装着する。これにより、基体34とガス供給配
管23とを任意に接続することができ、部品点数を削減
して配管を容易にすると共に、流量制御装置のメンテナ
ンスの向上を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は流量制御装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、所定流量で所定のガスを供給す
るガス供給機構では、ガス流量を検出する流量検出手段
であるセンサと、ガス流量調節機構と、流量検出センサ
の流量検出信号に応じてガス流量調節機構を制御する制
御機構等を具備する流量制御装置いわゆるマスフローコ
ントローラが広く使用されている。
るガス供給機構では、ガス流量を検出する流量検出手段
であるセンサと、ガス流量調節機構と、流量検出センサ
の流量検出信号に応じてガス流量調節機構を制御する制
御機構等を具備する流量制御装置いわゆるマスフローコ
ントローラが広く使用されている。
【0003】例えば、半導体デバイスの製造工程におい
ては、半導体ウエハ等の被処理体に成膜等の処理を施す
熱処理装置等のガス供給機構に上述したようなマスフロ
ーコントローラが使用されている。このマスフローコン
トローラは、半導体ウエハに成膜等の処理を施す処理容
器と、複数の反応ガスやキャリアガス等のガス供給源と
を接続する各ガス供給配管の途中に配設されており、各
ガス供給配管に配設されるその他のバルブ、フィルター
等の配管機器と共にガス供給機構を形成している。この
ガス供給機構の中でマスフローコントローラは中枢部を
なすため、他の機器に比較して定期的な保守・点検作業
を多く行う必要がある。
ては、半導体ウエハ等の被処理体に成膜等の処理を施す
熱処理装置等のガス供給機構に上述したようなマスフロ
ーコントローラが使用されている。このマスフローコン
トローラは、半導体ウエハに成膜等の処理を施す処理容
器と、複数の反応ガスやキャリアガス等のガス供給源と
を接続する各ガス供給配管の途中に配設されており、各
ガス供給配管に配設されるその他のバルブ、フィルター
等の配管機器と共にガス供給機構を形成している。この
ガス供給機構の中でマスフローコントローラは中枢部を
なすため、他の機器に比較して定期的な保守・点検作業
を多く行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マスフローコントローラでは流体の入口及び出口に直接
ガス供給配管を接続しているため、配管の自由度が少な
く、しかも別途継手を用いて配管するために複雑となる
と共に、マスフローコントローラの保守・点検等が面倒
であった。また、ガス供給機構が大型となるため、処理
容器側の機器のメンテナンスを考慮した場合、ガス供給
機構を処理容器から離れた箇所に設置しなければなら
ず、処理装置全体の占有スペースを大きくするという問
題もあった。
マスフローコントローラでは流体の入口及び出口に直接
ガス供給配管を接続しているため、配管の自由度が少な
く、しかも別途継手を用いて配管するために複雑となる
と共に、マスフローコントローラの保守・点検等が面倒
であった。また、ガス供給機構が大型となるため、処理
容器側の機器のメンテナンスを考慮した場合、ガス供給
機構を処理容器から離れた箇所に設置しなければなら
ず、処理装置全体の占有スペースを大きくするという問
題もあった。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、部品点数を削減して小型化すると共に、配管の自由
度を向上させ、かつメンテナンスを容易にした流量制御
装置を提供することを目的とするものである。
で、部品点数を削減して小型化すると共に、配管の自由
度を向上させ、かつメンテナンスを容易にした流量制御
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の流量制御装置は、流体の入口と出
口とを連通する流路を有する基体と、この基体の流路中
の流体の流量を制御する流量調節手段と、上記流路内の
流体の流量を検出する流量検出手段と、この流量検出手
段により流体の流量が所定の値となるように上記流量調
節手段の制御を行う制御手段とを具備する流量制御装置
を前提とし、上記基体の流体の入口又は出口の少なくと
も一方に、流体配管を接続する継手を着脱可能に装着し
てなることを特徴とするものである。
に、この発明の第1の流量制御装置は、流体の入口と出
口とを連通する流路を有する基体と、この基体の流路中
の流体の流量を制御する流量調節手段と、上記流路内の
流体の流量を検出する流量検出手段と、この流量検出手
段により流体の流量が所定の値となるように上記流量調
節手段の制御を行う制御手段とを具備する流量制御装置
を前提とし、上記基体の流体の入口又は出口の少なくと
も一方に、流体配管を接続する継手を着脱可能に装着し
てなることを特徴とするものである。
【0007】また、この発明の第2の流量制御装置は、
流体の入口と出口とを連通する流路を有する複数の基体
と、上記各基体に、流路中の流体の流量を制御する流量
調節手段と、上記流路内の流体の流量を検出する流量検
出手段と、この流量検出手段により流体の流量が所定の
値となるように上記流量調節手段の制御を行う制御手段
とを具備する流量制御装置を前提とし、上記複数の基体
の流体の入口又は出口の少なくとも一方に、各基体の流
路に連通する流体配管の接続口を有するブロック状継手
を着脱可能に装着してなることを特徴とするものであ
る。
流体の入口と出口とを連通する流路を有する複数の基体
と、上記各基体に、流路中の流体の流量を制御する流量
調節手段と、上記流路内の流体の流量を検出する流量検
出手段と、この流量検出手段により流体の流量が所定の
値となるように上記流量調節手段の制御を行う制御手段
とを具備する流量制御装置を前提とし、上記複数の基体
の流体の入口又は出口の少なくとも一方に、各基体の流
路に連通する流体配管の接続口を有するブロック状継手
を着脱可能に装着してなることを特徴とするものであ
る。
【0008】この発明において、上記継手は流体の入口
又は出口の少なくとも一方に着脱可能に装着されるもの
であれば、任意のものでよいが、好ましくは継手の通路
を、流体の入口と出口とを連通する流路に対して直交す
る方向に位置させる方がよい。
又は出口の少なくとも一方に着脱可能に装着されるもの
であれば、任意のものでよいが、好ましくは継手の通路
を、流体の入口と出口とを連通する流路に対して直交す
る方向に位置させる方がよい。
【0009】また、上記継手と基体との間にシール部材
を介在させて、継手を基体に装着する方が好ましい。
を介在させて、継手を基体に装着する方が好ましい。
【0010】
【作用】上記のように構成されるこの発明の流量制御装
置によれば、基体の入口又は出口の少なくとも一方に、
流体配管を接続する継手を着脱可能に装着することによ
り、流量制御装置を配管から取外して、保守・点検する
ことができる。
置によれば、基体の入口又は出口の少なくとも一方に、
流体配管を接続する継手を着脱可能に装着することによ
り、流量制御装置を配管から取外して、保守・点検する
ことができる。
【0011】また、複数の基体の流体の入口又は出口の
少なくとも一方に、各基体の流路に連通する流体配管の
接続口を有するブロック状継手を着脱可能に装着するこ
とにより、複数の流量制御装置を一体的に配管すること
ができ、更に配管の容易化及びスペースの有効利用を図
ることができる。
少なくとも一方に、各基体の流路に連通する流体配管の
接続口を有するブロック状継手を着脱可能に装着するこ
とにより、複数の流量制御装置を一体的に配管すること
ができ、更に配管の容易化及びスペースの有効利用を図
ることができる。
【0012】また、継手の通路を、基体の入口と出口と
を連通する流路に対して直交する方向に位置させること
により、基体と配管との接続を立体的に行うことがで
き、配管系統の占有スペースを小さくすることができ
る。
を連通する流路に対して直交する方向に位置させること
により、基体と配管との接続を立体的に行うことがで
き、配管系統の占有スペースを小さくすることができ
る。
【0013】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基いて詳
細に説明する。この実施例ではこの発明の流量制御装置
をガス流量調節機構に適用した場合を示す。
細に説明する。この実施例ではこの発明の流量制御装置
をガス流量調節機構に適用した場合を示す。
【0014】図1はこの発明の流量制御装置の一例の断
面図、図2はこの発明の流量制御装置を有する縦型熱処
理装置の概略斜視図が示されている。
面図、図2はこの発明の流量制御装置を有する縦型熱処
理装置の概略斜視図が示されている。
【0015】上記縦型熱処理装置は、装置前部に配置さ
れた熱処理装置本体10と、この熱処理装置本体10の
後部に配置された反応ガス供給装置20とで構成されて
いる。
れた熱処理装置本体10と、この熱処理装置本体10の
後部に配置された反応ガス供給装置20とで構成されて
いる。
【0016】上記熱処理装置本体10内には、円筒状の
熱処理炉11がほぼ垂直に配置されており、この熱処理
炉11の下部には、複数枚の被処理体例えば半導体ウエ
ハが載置されるウエハボート12を上下動させて、熱処
理炉11内にロード、アンロードするボートエレベータ
13が配設されている。また、ボートエレベータ13の
前部には、ウエハカセット14とウエハボート12との
間で半導体ウエハを移載する移載機構15が配設されて
いる。更に、移載機構15の上部には、複数のウエハカ
セット14を収容可能に構成されたカセット収納機構1
6及びカセット搬送機構17等が配設されている。
熱処理炉11がほぼ垂直に配置されており、この熱処理
炉11の下部には、複数枚の被処理体例えば半導体ウエ
ハが載置されるウエハボート12を上下動させて、熱処
理炉11内にロード、アンロードするボートエレベータ
13が配設されている。また、ボートエレベータ13の
前部には、ウエハカセット14とウエハボート12との
間で半導体ウエハを移載する移載機構15が配設されて
いる。更に、移載機構15の上部には、複数のウエハカ
セット14を収容可能に構成されたカセット収納機構1
6及びカセット搬送機構17等が配設されている。
【0017】上記反応ガス供給装置20は、熱処理炉1
1内を真空排気するための真空排気機構21と、熱処理
炉11内に反応ガスやキャリアガス等のガスを供給する
ためのガス供給機構22とで構成されており、これら真
空排気機構21とガス供給機構22によって、熱処理炉
11内を所定ガス圧の減圧雰囲気とし、ウエハボート1
2上に載置された複数枚の半導体ウエハを加熱しつつ成
膜等の処理を施すよう構成されている。
1内を真空排気するための真空排気機構21と、熱処理
炉11内に反応ガスやキャリアガス等のガスを供給する
ためのガス供給機構22とで構成されており、これら真
空排気機構21とガス供給機構22によって、熱処理炉
11内を所定ガス圧の減圧雰囲気とし、ウエハボート1
2上に載置された複数枚の半導体ウエハを加熱しつつ成
膜等の処理を施すよう構成されている。
【0018】上記ガス供給機構22は、熱処理装置本体
10の外側面に配置されており、このガス供給機構内に
は、図3に示すように、使用する反応ガスの種類に応じ
て複数のガス供給配管23と、これらガス供給配管23
に配設されたフィルタ24と、バルブ25及びこの発明
の流量制御装置(マスフローコントローラ)30等が配
設されている。
10の外側面に配置されており、このガス供給機構内に
は、図3に示すように、使用する反応ガスの種類に応じ
て複数のガス供給配管23と、これらガス供給配管23
に配設されたフィルタ24と、バルブ25及びこの発明
の流量制御装置(マスフローコントローラ)30等が配
設されている。
【0019】上記流量制御装置30は、図1に示すよう
に、ガスの入口31と出口32とを連通する流路33を
有する基体34と、この基体34の流路33中のガスの
流量を制御する流量調節手段であるガス流量調節機構3
5と、流路33内のガスの流量を検出する流量検出手段
である流量検出センサ36と、この流量検出センサ36
によりガスの流量が所定の値となるようにガス流量調節
機構35の制御を行う制御手段である制御機構37とで
主要部が構成されている。そして、流量制御装置30の
入口31及び出口32には、それぞれ例えばOリングや
メタルシール等のシール部材38を介してガス供給配管
23を接続する継手50が着脱可能に装着されている。
に、ガスの入口31と出口32とを連通する流路33を
有する基体34と、この基体34の流路33中のガスの
流量を制御する流量調節手段であるガス流量調節機構3
5と、流路33内のガスの流量を検出する流量検出手段
である流量検出センサ36と、この流量検出センサ36
によりガスの流量が所定の値となるようにガス流量調節
機構35の制御を行う制御手段である制御機構37とで
主要部が構成されている。そして、流量制御装置30の
入口31及び出口32には、それぞれ例えばOリングや
メタルシール等のシール部材38を介してガス供給配管
23を接続する継手50が着脱可能に装着されている。
【0020】この場合、上記ガス流量調節機構35は、
流路33の出口側に設けられた迂回部33aの一部に設
けられた弁座39と、この弁座39との間に圧縮スプリ
ング40を介在させて配設される弁体41と、この弁体
41を圧縮スプリング40の弾発力に抗して弁座41に
就座させるアクチュエータ42とで構成されている。ア
クチュエータ42としては、例えば圧電素子、ソレノイ
ドあるいは伸縮自在な熱線等を使用することができる。
流路33の出口側に設けられた迂回部33aの一部に設
けられた弁座39と、この弁座39との間に圧縮スプリ
ング40を介在させて配設される弁体41と、この弁体
41を圧縮スプリング40の弾発力に抗して弁座41に
就座させるアクチュエータ42とで構成されている。ア
クチュエータ42としては、例えば圧電素子、ソレノイ
ドあるいは伸縮自在な熱線等を使用することができる。
【0021】上記ガス流量検出センサ36は、ほぼコ字
状に形成されたパイプ36a内に入口側の流路内を通過
するガスの一部を流通させると共に、間隔を設けてパイ
プ36a内に巻回された2つの電熱線36b,36cに
一定の電圧を印加し、パイプ36a内を流通するガス流
によって生じる温度差によってガス流量を検出するよう
構成されている。
状に形成されたパイプ36a内に入口側の流路内を通過
するガスの一部を流通させると共に、間隔を設けてパイ
プ36a内に巻回された2つの電熱線36b,36cに
一定の電圧を印加し、パイプ36a内を流通するガス流
によって生じる温度差によってガス流量を検出するよう
構成されている。
【0022】上記のように構成されるガス流量検出セン
サ36の検出信号は制御機構37に伝達され、所定範囲
の電圧信号とされ、設定信号と比較演算される。そし
て、これらの差に応じてガス流量調節機構35にバルブ
駆動信号が伝達され、入口側のガス流路と出口側のガス
流路との間のガス流路33の断面積が調節されてガス流
量が所定の値に制御されるようになっている。なお、パ
イプ36aが接続する流路33中には整流層43が形成
されている。
サ36の検出信号は制御機構37に伝達され、所定範囲
の電圧信号とされ、設定信号と比較演算される。そし
て、これらの差に応じてガス流量調節機構35にバルブ
駆動信号が伝達され、入口側のガス流路と出口側のガス
流路との間のガス流路33の断面積が調節されてガス流
量が所定の値に制御されるようになっている。なお、パ
イプ36aが接続する流路33中には整流層43が形成
されている。
【0023】上記継手50は、図4に示すように、基体
34の出口32(又は入口31)の周辺部に植設された
取付ボルト51とこの取付ボルト51に締結するナット
52とで基体34に装着されるようになっている。この
場合、基体34と継手50との間にシール部材38を介
在させて継手50の取付フランジ53に穿設された取付
孔53aを取付ボルト51に遊嵌させ、取付ボルト51
にナット52を締結することにより継手50を着脱可能
に装着することができる。この場合、継手50と基体3
4との間にシール部材38が介在されているので、基体
34と継手50との接続部を気密に保持することができ
る。また、シール部材38にメタルシールを使用するこ
とにより、シール部に耐食性をもたせることができる。
また、継手50の通路50aを流路33に対して直交す
る方向に位置させることにより、継手50及びガス供給
配管23を流路33に対してL字状に接続することがで
きる(図1参照)。したがって、継手50及びガス供給
配管23の向きを任意に選択することができ、流量制御
装置30、ガス供給配管23、フィルタ24やバルブ2
5等の配置の自由度を大きくして、ガス供給機構22の
配管系統を容易に接続することができる。また、継手5
0及びガス供給配管23を流路33に対してL字状に接
続することにより、流量制御装置30自体を小型化する
ことができると共に、ガス供給配管23を立体的に配管
することができ、ガス供給機構22を小型にすることが
できる。更に、ガス供給機構22を小型にすることによ
り、熱処理装置本体のメンテナンスに支障をきたすこと
なくガス供給機構22を熱処理装置本体10側に配置す
ることができる。
34の出口32(又は入口31)の周辺部に植設された
取付ボルト51とこの取付ボルト51に締結するナット
52とで基体34に装着されるようになっている。この
場合、基体34と継手50との間にシール部材38を介
在させて継手50の取付フランジ53に穿設された取付
孔53aを取付ボルト51に遊嵌させ、取付ボルト51
にナット52を締結することにより継手50を着脱可能
に装着することができる。この場合、継手50と基体3
4との間にシール部材38が介在されているので、基体
34と継手50との接続部を気密に保持することができ
る。また、シール部材38にメタルシールを使用するこ
とにより、シール部に耐食性をもたせることができる。
また、継手50の通路50aを流路33に対して直交す
る方向に位置させることにより、継手50及びガス供給
配管23を流路33に対してL字状に接続することがで
きる(図1参照)。したがって、継手50及びガス供給
配管23の向きを任意に選択することができ、流量制御
装置30、ガス供給配管23、フィルタ24やバルブ2
5等の配置の自由度を大きくして、ガス供給機構22の
配管系統を容易に接続することができる。また、継手5
0及びガス供給配管23を流路33に対してL字状に接
続することにより、流量制御装置30自体を小型化する
ことができると共に、ガス供給配管23を立体的に配管
することができ、ガス供給機構22を小型にすることが
できる。更に、ガス供給機構22を小型にすることによ
り、熱処理装置本体のメンテナンスに支障をきたすこと
なくガス供給機構22を熱処理装置本体10側に配置す
ることができる。
【0024】上記実施例では、各流量制御装置30にそ
れぞれ継手50を着脱可能に装着した場合について説明
したが、複数の流量制御装置30に同一の継手を同時に
着脱可能に装着することも可能である。
れぞれ継手50を着脱可能に装着した場合について説明
したが、複数の流量制御装置30に同一の継手を同時に
着脱可能に装着することも可能である。
【0025】すなわち、図5に示すように、上述したよ
うに構成される複数の流量制御装置30の基体34に設
けられた入口31又は出口32の少なくとも一方に、各
基体34の流路(図示せず)に連通するガス供給配管2
3の接続口61を有するブロック状継手60をシール部
材(図示せず)を介して着脱可能に装着することができ
る。この場合、ブロック状継手60の接続口61を基体
34に設けられた流路に対して直線状あるいは直交状に
位置させることにより、必要に応じた任意の配管形態と
することができる。なお、ブロック状継手60を基体3
4に取付けるには、ブロック状継手60に設けられた取
付孔62を貫通する取付ボルト63を基体34に設けら
れた取付ねじ孔(図示せず)に締結して行うことができ
る。
うに構成される複数の流量制御装置30の基体34に設
けられた入口31又は出口32の少なくとも一方に、各
基体34の流路(図示せず)に連通するガス供給配管2
3の接続口61を有するブロック状継手60をシール部
材(図示せず)を介して着脱可能に装着することができ
る。この場合、ブロック状継手60の接続口61を基体
34に設けられた流路に対して直線状あるいは直交状に
位置させることにより、必要に応じた任意の配管形態と
することができる。なお、ブロック状継手60を基体3
4に取付けるには、ブロック状継手60に設けられた取
付孔62を貫通する取付ボルト63を基体34に設けら
れた取付ねじ孔(図示せず)に締結して行うことができ
る。
【0026】上記のように、複数の流量制御装置30の
入口31又は出口32の少なくとも一方に、ブロック状
継手60を着脱可能に装着することにより、部品点数の
削減が図れると共に、配管作業を容易にすることができ
る。また、流量制御部をユニット化することができるの
で、ガス供給機構22の小型化及びメンテナンスの容易
化が図れる。
入口31又は出口32の少なくとも一方に、ブロック状
継手60を着脱可能に装着することにより、部品点数の
削減が図れると共に、配管作業を容易にすることができ
る。また、流量制御部をユニット化することができるの
で、ガス供給機構22の小型化及びメンテナンスの容易
化が図れる。
【0027】なお、図5に示す実施例において、その他
の部分は上記第一実施例と同じであるので、ここではそ
の説明は省略する。
の部分は上記第一実施例と同じであるので、ここではそ
の説明は省略する。
【0028】なお、上記実施例では、この発明の流量制
御装置30を縦型熱処理装置に用いた場合について説明
したが、この発明は必ずしも上記実施例のものに限定さ
れるものではなく、その他のガスを用いる装置やガスの
代りに液体を用いる装置等にも適用できるものである。
御装置30を縦型熱処理装置に用いた場合について説明
したが、この発明は必ずしも上記実施例のものに限定さ
れるものではなく、その他のガスを用いる装置やガスの
代りに液体を用いる装置等にも適用できるものである。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の流量
制御装置は上記のように構成されているので、以下のよ
うな効果が得られる。
制御装置は上記のように構成されているので、以下のよ
うな効果が得られる。
【0030】1)請求項1記載の流量制御装置によれ
ば、基体の入口又は出口の少なくとも一方に、流体配管
を接続する継手を着脱可能に装着するので、構成部材の
削減が図れると共に、装置の小型化が図れる。また、流
量制御装置を配管から取外すことができるので、保守・
点検を容易にすることができる。
ば、基体の入口又は出口の少なくとも一方に、流体配管
を接続する継手を着脱可能に装着するので、構成部材の
削減が図れると共に、装置の小型化が図れる。また、流
量制御装置を配管から取外すことができるので、保守・
点検を容易にすることができる。
【0031】2)請求項2記載の流量制御装置によれ
ば、複数の基体の流体の入口又は出口の少なくとも一方
に、各基体の流路に連通する流体配管の接続口を有する
ブロック状継手を着脱可能に装着するので、複数の流量
制御装置を一体的に配管することができ、更に構成部材
を削減して配管作業を容易にすることができる共に、ス
ペースの有効利用を図ることができる。
ば、複数の基体の流体の入口又は出口の少なくとも一方
に、各基体の流路に連通する流体配管の接続口を有する
ブロック状継手を着脱可能に装着するので、複数の流量
制御装置を一体的に配管することができ、更に構成部材
を削減して配管作業を容易にすることができる共に、ス
ペースの有効利用を図ることができる。
【0032】3)請求項3記載の流量制御装置によれ
ば、継手の通路を、基体の入口と出口とを連通する流路
に対して直交する方向に位置させるので、基体と配管と
の接続を立体的に行うことができ、配管系統の占有スペ
ースを小さくすることができる。
ば、継手の通路を、基体の入口と出口とを連通する流路
に対して直交する方向に位置させるので、基体と配管と
の接続を立体的に行うことができ、配管系統の占有スペ
ースを小さくすることができる。
【図1】この発明の流量制御装置の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】この発明の流量制御装置を有する縦型熱処理装
置の構成を示す概略斜視図である。
置の構成を示す概略斜視図である。
【図3】縦型熱処理装置のガス供給機構を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】この発明における継手の取付状態を示す拡大断
面図である。
面図である。
【図5】この発明の流量制御装置の別の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
31 入口 32 出口 33 流路 34 基体 35 ガス流量調節機構(流量調節手段) 36 ガス流量検出センサ(流量選出手段) 37 制御機構(制御手段) 38 シール部材 50 継手 51 取付ボルト 52 ナット 60 ブロック状継手 61 接続口 63 取付ボルト
Claims (3)
- 【請求項1】 流体の入口と出口とを連通する流路を有
する基体と、この基体の流路中の流体の流量を制御する
流量調節手段と、上記流路内の流体の流量を検出する流
量検出手段と、この流量検出手段により流体の流量が所
定の値となるように上記流量調節手段の制御を行う制御
手段とを具備する流量制御装置において、上記基体の流
体の入口又は出口の少なくとも一方に、流体配管を接続
する継手を着脱可能に装着してなることを特徴とする流
量制御装置。 - 【請求項2】 流体の入口と出口とを連通する流路を有
する複数の基体と、上記各基体に、流路中の流体の流量
を制御する流量調節手段と、上記流路内の流体の流量を
検出する流量検出手段と、この流量検出手段により流体
の流量が所定の値となるように上記流量調節手段の制御
を行う制御手段とを具備する流量制御装置において、上
記複数の基体の流体の入口又は出口の少なくとも一方
に、各基体の流路に連通する流体配管の接続口を有する
ブロック状継手を着脱可能に装着してなることを特徴と
する流量制御装置。 - 【請求項3】 継手の通路を、流体の入口と出口とを連
通する流路に対して直交する方向に位置させたことを特
徴とする請求項1又は2記載の流量制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4357986A JPH06193756A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 流量制御装置 |
US08/164,545 US5439026A (en) | 1992-12-11 | 1993-12-10 | Processing apparatus and flow control arrangement therefor |
KR1019930027318A KR100229606B1 (ko) | 1992-12-11 | 1993-12-11 | 유량제어장치 및 유체공급기구와 이들을 적용한 처리장치 |
US08/222,589 US5441076A (en) | 1992-12-11 | 1994-04-04 | Processing apparatus using gas |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4357986A JPH06193756A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 流量制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06193756A true JPH06193756A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18456966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4357986A Pending JPH06193756A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-25 | 流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06193756A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007046697A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Fujikin Inc | 継手付き流体制御器 |
WO2010038344A1 (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | 東京エレクトロン株式会社 | ガス供給装置 |
JP2016205595A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 株式会社フジキン | 流体制御装置用継手、流体制御装置用開閉弁および流体制御装置 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4357986A patent/JPH06193756A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007046697A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Fujikin Inc | 継手付き流体制御器 |
WO2010038344A1 (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | 東京エレクトロン株式会社 | ガス供給装置 |
JP2016205595A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 株式会社フジキン | 流体制御装置用継手、流体制御装置用開閉弁および流体制御装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020417 |