JPH0619356B2 - 分析用自動サイクラおよび自動cod測定装置 - Google Patents

分析用自動サイクラおよび自動cod測定装置

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JPH0619356B2
JPH0619356B2 JP63052921A JP5292188A JPH0619356B2 JP H0619356 B2 JPH0619356 B2 JP H0619356B2 JP 63052921 A JP63052921 A JP 63052921A JP 5292188 A JP5292188 A JP 5292188A JP H0619356 B2 JPH0619356 B2 JP H0619356B2
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紳也 柴田
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排水等の試料を滴定等により分析する分析用
自動サイクラおよびこの自動サイクラを利用した自動C
OD測定装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、分析に関する試料作成は、手作業によるものが
多く、分注器や攪拌器の他、溶解や反応促進のための恒
温浴槽等多くの周辺機器を必要としていた。
従来からある分析用サイクラは、単に分析計に試料を導
くだけの機能しかなく、分注、攪拌、加熱等の複雑な前
処理を行う機能は乏しい。また、JIS−K0102−
17に準拠したCOD測定装置は、半自動処理タイプ、
アルカリ法連続タイプ等があり、ある程度自動化されて
いるものがある。ここに、半自動タイプとは、ヒータプ
レートの上に試料ビーカーを載せ、この試料ビーカーを
移送するもので、試薬分注、滴定等は測定者のボタン操
作によるものである。また、アルカリ法連続タイプは、
オンラインでの試料採取等自動的に行うものが市販され
ているが大掛かりな装置である。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のような従来のサイクラにおいては、試薬の分注、
試料の攪拌、浴槽による加熱、滴定操作等の複雑な前処
理操作は別の場所で行い、後は分析すればよいだけの状
態にしてサイクラに試料をセットしている。このため、
分析全体の効率からみると、時間や手間等の比率が圧倒
的に前処理に多く掛り、合理化の面が問題があった。ま
た、試料の溶解や加熱等を行うための試験器具を別途用
意しなければならないとともに、加熱等による試料の軽
質分の揮散を防ぐ手段も必要となり、多くの工程を必要
とするという問題点もある。
さらに、従来のCOD測定装置において、半自動処理タ
イプのもにあっては、自動化されていない作業が多く、
作業量としての省力効果に乏しい。また、アルカリ法連
続タイプにおいては、酸性法との相関が薄く採用が困難
であるのみならず、実験室等で用いるための小型かつバ
ッチ式ではないという問題点もある。
ところで、酸性法であって沸騰水浴中に試料容器を保持
した実験室用の自動分析装置としては、特開昭60−2
25054号公報に記載のものもあるが、この公報に記
載のものは、試料容器を常時浴槽内に配置し、試料の加
熱媒体と冷却媒体とを切り換える方式であり、この媒体
の切り換えに時間が掛るばかりでなく、各試料について
の加熱から測定に至るまでの時間が異なるため、測定値
のばらつきの原因となるという問題点がある。
以上のように、従来装置は、実験室用として用いられる
にしては不十分なものであった。
本発明の目的は、分析に必要な前処理をも自動的に行
え、前処理に係る作業および設備の簡素化を行うことの
できる分析用自動サイクラおよび自動COD測定装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上端を開口された試料容器を保持可能な複数
の試料容器保持機構を基台に対し起伏可能に設けるとと
もに、こらの試料容器保持機構を所定位置に順次移送す
る移送手段を設け、この移送手段により移送さる試料容
器の移送軌跡の途中に分析機構および温度調節可能な浴
槽を配置し、この浴槽内に試料容器を所定時間浸漬する
ための浸漬機構を設け、試料容器の開口を閉塞する蓋を
少なくとも浴槽内に浸漬されている試料容器に被嵌する
蓋被嵌機構を設け、この蓋被嵌機構は可撓性細長部材を
介して前記蓋を吊り下げる昇降可能な蓋吊り下げ用アー
ムを有し、前記蓋は試料容器の開口に被嵌された際に当
該開口内に挿入さる略円錐状のコーンを有する構成とし
たことを特徴とする分析用自動サイクラである。
また、本発明は、前記分析用自動サイクラにおいて、移
送手段により移送される試料容器の移送軌跡の途中であ
って前記分析機構および浴槽とは異なる位置に、COD
測定に必要な試薬を分注する分注機構を設けるととも
に、所定の試薬を分注された試料容器を攪拌する攪拌機
を設けた自動COD測定装置である。
本発明において、蓋被嵌機構の蓋吊り下げ用アームは、
分析機構の終点検出用電極を試料容器内に出し入れする
エレベータ機構を利用するのがよい。
〔作用〕
本発明の分析用自動サイクラにおいて、試料容器保持機
構にセットされた試料容器は、移送手段により移送され
ながら浸漬機構の作用によって浴槽内に浸漬される。こ
の試料容器の浴槽内への浸漬中において、試料容器の開
口部には蓋被嵌機構により蓋が被嵌されて試料中の軽質
成分の揮散が防止される。このようにして所定の前処理
がなされた試料容器は、前記移送手段により分析機構の
位置に移送され、この位置で所定の分析作用がなされ
る。
この際、試料容器の開口を閉塞する蓋は蓋吊り下げ用ア
ームから可撓性細長部材を介して吊り下げられているた
め、試料容器の開口位置が移動しまたは高さが変動等し
ても、可撓性細長部材が適宜撓みまたは弛むことにより
変動等を吸収して許容でき、確実な被嵌が得られる。
さらに、蓋にはコーンが形成さているため、蓋の裏面に
凝集する蒸発成分を雫として試料容器に戻せるととも
に、装着時には蓋を下降させてゆけば先ずコーンが試料
容器の開口内に挿入され、続く下降により蓋はコーンで
案内されて開口への被嵌が確実に行われる。
また、本発明の自動COD測定装置は、前記分析用自動
サイクラと同様にして使用されるが、この使用にあた
り、分注される試薬等がCODに適したものとされると
ともに、所定の試薬を分注された試料容器は攪拌器によ
り攪拌される点で異なる。
〔実施例〕
以下、本発明を連続COD測定装置に適用した実施例を
図面に基づいて説明する。
まず、第1図および第2図に基づいて本実施例の概略構
成を説明する。
サイクラ10は、基台11を有するとともに、この基台
11に回転自在に支持され移送手段としてのステッピン
グモータ12により間欠的に回転駆動される中心軸13
を有している。この中心軸13の上端部には複数本のア
ーム14の一端がそれぞれ回動自在に支持され、この回
動支持によりアーム14は、基台11に対して起伏可能
にされている。これらの中心軸13およびアーム14に
より試料容器保持機構15が構成され、試料容器保持機
構15の各アーム14の先端には、コニカルビーカー等
からなる上端を開口された試料容器16がそれぞれ保持
可能にされている。
前記アーム14に保持された各試料容器16は、モータ
12の駆動に伴い円形の移送軌跡を描いて第2図中時計
方向に移送される。この円形の移送軌跡の途中には、分
析機構30が配置されるとともに、この分析機構30に
隣接した位置において、試料容器16の移送軌跡の下方
位置に温度調節可能な恒温浴槽40が配置されている。
また、試料容器16の移送軌跡の途中において、前記分
析機構30および浴槽40とは異なる位置に、所定の試
薬を分注する分注機構50、所定の試薬を分注された試
料容器16を攪拌する例えばスターラ等と言われる電磁
攪拌装置等からなる攪拌機75および試料予備情報検出
機構80がそれぞれ設けられている。この際、分注機構
50は、浴槽40の上流側直近位置1個の試料容器16
の上方位置に設けられ、攪拌機75は分注機構50の下
方にある試料容器16の下方位置に設けられ、さらに試
料予備情報検出機構80は分注機構50より1個以上上
流の試料容器16の上方に設けられている。
前記分析機構30は、逆滴定用の過マンガン酸カリウム
溶液を所定量吐出するための滴定用ノズル31、この滴
定の終了点を検出する酸化還元電位差(ORP)電極3
2およびN/40=0.025Nしゅう酸ナトリウム溶液を所
定量分注するためのしゅう酸ナトリウム溶液分注用ノズ
ル33を固定された昇降部材34を上下動させるエレベ
ータ機構35と、電極32からの終点検出信号が入力さ
れるとともにN/40過マンガン酸カリウム溶液の使用
量からCOD分析結果を演算しかつ各部の動きを制御す
るマイクロコンピュータ等からなる演算制御機36と、
この演算制御機36からの出力を表示する表示器37と
から構成さている。この分析機構30のエレベータ機構
35は、例えばモータ35Aと、このモータ35Aによ
り駆動される送りねじ軸35Bと、この送りねじ軸35
Bに螺合されるとともに昇降部材34に固定されたナッ
ト部材35Cとから構成されている。これにより、モー
タ35Aを正、逆転駆動することによって昇降部材34
が送りねじ軸35Bに沿って昇降するようになってい
る。
前記浴槽40は、浴槽40内の液を加熱するためのヒー
タ41を備えるとともに、このヒータ41の温度調節を
する温調器42を備え、この温調器42には浴槽40内
の温度を計る温度計43からの温度信号が入力され、こ
の温度信号により温調器42のヒータ41の制御が行わ
れている。また、浴槽40には給水ライン44が連結さ
れるとともに、この給水ライン44には浴槽40内への
給水量を制御する電磁弁45が設けられ、この電磁弁4
5は、浴槽40内の水位を検出するレベルセンサ46に
より制御されている。これにより、浴槽40内の水位が
低下したときは、レベルセンサ46からの信号により電
磁弁45が開かれ、浴槽40内の水位が一定に保たれる
ようになっている。一方、浴槽40内には、オーバーフ
ローライン47が設けられ、浴槽40内の液面が上昇し
た場合には、このオーバーフローライン47から液が排
出されるようになっている。
前記浴槽40は、試料容器16が複数、例えば3個浸漬
できる大きさとされ、この試料容器16の浴槽40内へ
の浸漬は、浸漬機構85によりなされ、この浸漬機構8
5は、後に詳述するようにアーム14の下方に配置され
た案内板89等により構成されている。この案内板89
等により、浴槽40の位置に移送されてきた試料容器1
6は、容器16およびアーム14の自重によりアーム先
端側が傾斜して浴槽40内に浸漬され、浴槽40内の沸
騰水に試料容器16の3回の間欠駆動すなわち3ステッ
プ分だけ浸漬されるようになっている。
前記浸漬機構85が設けられた位置には、蓋被嵌機構9
0が併設されている。この蓋被嵌機構90は、前記エレ
ベータ機構35の昇降部材34に一端を固定された蓋吊
り下げ用アーム91と、このアーム91に上端を固定さ
れるとともに浴槽40内に浸漬された試料容器16に対
応した数すなわち3本の可撓性細長部材としてのボール
チェーン92と、このボールチェーン92の下端に固定
されるとともに試料容器16の上端開口を閉塞する蓋9
3とから構成されている。この際、蓋被嵌機構90のア
ーム91を昇降させる手段は、分析機構30のエレベー
タ機構35を兼用したが、エレベータ機構35とは別個
の昇降手段を用いてもよい。また、可撓性細長部材とし
ては、ボールチェーン92の代りに樹脂製ひも等でもよ
い。
前記分注機構50は、試料容器16中の試料を酸性にす
るために加えられる(1+2)硫酸溶液分注用ノズル5
1と、試料を脱塩処理するための20%硝酸銀溶液分注
用ノズル52と、N/40=0.025N過マンガン酸カリウ
ム溶液分注用ノズル53と、N/40過マンガン酸カリ
ウム溶液を収納するとともに、途中で分岐された配管5
4および55を介して過マンガン酸カリウム溶液を前記
滴定用ノズル31およびN/40過マンガン酸カリウム
溶液分注用ノズル53に吐出できるポンプ56ならびに
レベルセンサ57を備えた過マンガン酸カリウム溶液タ
ンク58と、N/40しゅう酸ナトリウム溶液を収納さ
れるとともに配管59を介してしゅう酸ナトリウム溶液
を前記しゅう酸ナトリウム溶液分注用ノズル33に所定
量吐出可能なポンプ60およびレベルセンサ61を有す
るしゅう酸ナトリウム溶液タンク62と、(1+2)硫
酸溶液を収納されるとともに配管63を介して前記硫酸
分注用ノズル51に硫酸溶液を所定量吐出できるポンプ
64およびレベルセンサ65を備えた硫酸溶液タンク6
6と、20%硝酸銀溶液を収納するとともに配管67を
介して硝酸銀溶液分注用ノズル52に硝酸銀溶液を所定
量吐出できるポンプ68およびレベルセンサ69を有す
る硝酸銀溶液タンク70とから構成されている。なお、
過マンガン酸カリウム溶液を移送する配管54および5
5には、それぞれ電磁弁54Aおよび55Aが設けら
れ、前記演算制御機36からの指令により、いずれかの
電磁弁54Aまたは55Aが開かれて過マンガン酸カリ
ウム溶液が滴定用ノズル31あるいは分注用ノズル53
に吐出されるようになっている。また、各タンク58,
62,66,70に接続されたポンプ56,60,6
4,68もそれぞれ演算制御機36によりその駆動を制
御され、かつ、各レベルセンサ57,61,65,69
の検出信号は、各試薬の残量指示信号として破線で示す
経路により演算制御機36に入力されている。
前記攪拌機75は一般に使用される攪拌機であり、例え
ば、試料容器16内に投入される磁性体とこの磁性体を
駆動する電磁攪拌装置により構成される。
前記試料予備情報検出機構80は、試料の前処理に必要
な各種の情報を得るために種々のセンサを有しており、
例えば、比色、pH、温度、電位、塩素濃度等の測定セン
サを有している。
前記分析機構30の電極32の周囲には、電極32によ
る測定終了後に電極32の部分を洗浄する洗浄ノズル9
5が設けられ、この洗浄ノズル95は電磁弁96Aを有
する配管96を介して各試薬タンク同様に、ポンプ97
及びレベルセンサ98を有する洗浄水タンク99に接続
されている。この際、レベルセンサ97の検出信号も、
各試薬レベルセンサ同様に残業指示信号として破線の経
路で演算制御機36に入力されている。また、第1図中
鎖線で示されるように、配管96Bにより洗浄ノズル9
5を前記浴槽40の給水ライン44に接続すれば、前記
洗浄水タンク99等は省略できる。
なお、サイクラ10の駆動用モータ12、エレベータ機
構35の駆動用モータ35Aならびに攪拌機75の駆動
用モータ等も前記演算制御機36によりその駆動を制御
されている。
次に、本実施例のより具体的構造を第3図ないし第7図
に基づいて説明する。
第3図には、サイクラ10の詳細構造が示され、サイク
ラ10の基台11には軸受筒17を介して中心軸13が
回転自在に支持され、この中心軸13の先端には複数本
のアーム14の基端がブラケット18およびピン19を
介して起伏可能に支持されている。これらのアーム14
の先端には、板ばね等により平面略Ω字状に形成された
弾性を有する容器挟み21が固定され、この容器挟み2
1により試料容器16の上端部が把持されている。ま
た、中心軸13の上端部には、円板22が固定されると
ともに、この円板22の周縁には、各アーム14に対応
してそれぞれL字状のアーム案内板23が設けられてい
る。これらのアーム案内板23には、下端からアーム1
4を挿入可能なスリット23Aが設けられ、このスリッ
ト23A内にそれぞれアーム14が挿入されることによ
り、アーム14の旋回時の横揺れ等が防止されている。
また、円板22の周縁には、各アーム14に対応してピ
ン取付穴22Aが形成され、これらのピン取付穴22A
には必要に応じてストップピン22Bが挿入される。こ
のストップピン22Bは、分析が最後となる試料容器1
6の上流直近位置に挿入され、かつ、このピン22Bが
分注機構50の位置に設けられたリミットスイッチ等の
検出器22C(第1図参照)により検知され、最後の試
料容器16の分注機構50の位置への移送が検知される
ようになっている。従って、この検知後、最後の試料容
器16が分析機構30に移送されて分析され、さらにこ
の分析機構30から1ステップ送られて試料容器16の
取出しが容易となった時点でサイクラ10のモータ12
が停止される。
前記各アーム14の途中には、浸漬機構85を構成する
ローラ支持体86を介してガイドローラ87がそれぞれ
回転自在に取り付けられ、これらのガイドローラ87
は、基台11から立設された支柱88に固定された案内
板89に支持されている。これにより、中心軸13の回
転に伴い回転するアーム14の自重は、ローラ支持体8
6およびガイドローラ87を介して案内板23に支持さ
れ案内板23の起伏に伴ってアーム14が起伏するよう
になっている。この案内板23は、第4図に示されるよ
うに、浴槽40の部分で下方に傾斜され、浴槽40の中
に試料容器16を浸漬できるようになっている。この
際、アーム14の浴槽40からの上昇が案内板89だけ
では円滑にいかない場合は、第4図中鎖線で示すよう
に、エアシリンダ機構等からなる上昇手段85Aを設け
てもよい。
前記サイクラ10の中心軸13の下端には、モータ12
により駆動されるウオームホイール20が固定されると
ともに、アーム14の数に対応したドッグ28Aを等間
隔に有する割出し板28が固定されている。この割出し
板28の各ドッグ28Aに接触可能な位置には、基台1
1からリミットスイッチ29が設けられ、このリミット
スイッチ29により割出し板28のドッグ28Aの位置
が検出されると、中心軸13を駆動するステップモータ
12の駆動が停止され、中心軸13は、これらのドッグ
28Aすなわちアーム14の間隔毎に間欠動作するよう
になっている。この際、アーム14の間欠動作は、例え
ば10分間隔とされている。
第5図ないし第7図にはエレベータ機構35を収納した
分析機構30の外観および蓋被嵌機構90の部分が示さ
れている。エレベータ機構35の昇降部材34には、電
極ノズルホルダ34Aが固定されるとともに、蓋被嵌機
構90の蓋吊り下げ用アーム91の一端が固定されてい
る。このアーム91の他端は、昇降部材34から離れる
方向に延長された後、サイクラ10の中心軸13の中心
線を中心とした円弧状に延長され、この蓋吊り下げ用ア
ーム91の円弧状部にはアーム14の配設ピッチと等し
いピッチで、ボールチェーン92を介して蓋93が吊り
下げられている。この蓋93のボールチェーン92に対
する吊り下げ位置は、第7図に示されるように偏心位置
とされ、蓋93が所定角度傾いてボールチェーン92に
吊り下げられるようになっている。この傾き角度は、ア
ーム14の先端に支持された試料容器16が浴槽40の
位置で浴槽40内に傾斜して浸漬され、その開口部が傾
いた角度と等しくなるようにされ、昇降部材34の昇降
に伴いボールチェーン92を介して昇降される蓋93が
そのままの角度で試料容器16の開口部に嵌合するよう
になっている。また、蓋93の下面には円錐形のコーン
93Aが形成され、このコーン93Aの作用により、蓋
93の試料容器16への嵌合がより容易にされるととも
に、試料容器16内の試料から蒸発した軽質分が冷たい
蓋93のコーン93Aに接触して露化し、雫となって容
器16内に戻るようになっている。
また、電極ノズルホルダ34Aの下方には洗浄ノズル9
5が設けられ、この洗浄ノズル95により電極32の洗
浄が行われるとともに、この洗浄後の水は、測定が完了
した試料容器16内に入るようになっている。
次に、本実施例の操作につき説明する。
本実施例における基本的作用は、JIS−K0102−
17に準拠している。すなわち、試料容器16内に試料
100mlを入れ、第2図中矢印Aで示す容器セット可
能範囲に位置するアーム14に取り付ける。このセット
可能範囲Aは、分析機構30の直近下流側、換言すると
時計方向に隣接する位置から浴槽40の直近上流側すな
わち反時計方向に隣接する位置までの範囲であり、図示
の実施例では最大8個の多検体セットを行うことができ
る。この際、セットする試料が前処理に先立った情報を
得る必要がある場合には、少なくとも試料予備情報検出
機構80よりも上流側すなわち分析機構30側に配置
し、この検出機構80により予め前処理に必要な試料の
情報を得れるようにする。一方、試料予備情報が必要で
ない場合は、浴槽40に最も近い位置、すなわち本実施
例における攪拌機75が設けられた位置から順次必要個
数だけ上流側、すなわち反時計方向に向かってセットし
ていく。このセットに当り、最後の検体すなわち試料容
器16の位置における円板22上には各アーム14に対
応して設けられたピン取付穴22Aに所定の長さのスト
ップピン22Bを取り付けておき、このストップピン2
2Bが分注機構50の位置にきた際、このピン22Bを
検知器22Cにより検知して以降の分注操作をやめ、ス
トップピン22Bに近接した試料(いわゆる最後の試
料)の分析が終了した時点でサイクラ10の駆動を停止
するようにする。より具体的には、検知器22Cによる
ストップピン22Bの検知後、最後の試料容器16を浴
槽40内の3ステップ、分析機構30の1ステップ及び
分析機構30から脱出して容器16の取出しを容易にす
るための1ステップの5ステップ進行したのち停止され
ることとなる。これらの制御は、演算制御機36により
なされる。
前述のようにして所定の試料を収納した必要数の試料容
器16を所定のアーム14に取り付けが完了したら、測
定条件を分析機構30の演算制御機36に入力して開始
ボタンを押す。これにより、分注機構50の位置のうち
上流側にある試料容器16には、硫酸溶液分注用ノズル
51から(1+2)硫酸溶液10mlの分注が行われ、
次いで、硝酸銀溶液分注用ノズル52から20%硝酸銀
溶液が5〜10m1分注される。この分注は、演算制御
機36からの指令により、ポンプ64および68を駆動
することによって行われる。この試薬分注後、攪拌機7
5が駆動され、試料容器16内に投入された磁性体が旋
回されて試料と試薬との攪拌がなされる。この攪拌終了
後、攪拌機75の位置の上方にある分注機構50の過マ
ンガン酸カリウム溶液分注ノズル53からN/40過マ
ンガン酸カリウム溶液が10ml分注される。この過マ
ンガン酸カリウム溶液の分注が完了すると、サイクラ1
0のステッピングモータ12が駆動され、過マンガン酸
カリウム溶液を分注された試料容器16は、ワンステッ
プ時計方向に回動され、浴槽40の一番目の位置に移動
される。この際、ステッピングモータ12のワンステッ
プ毎の駆動間隔は、前述のように例えば10分とされて
いる。
前記移動において、浸漬機構85の案内板89は下方に
傾斜しているから、アーム14は自重により下方に傾斜
し、アーム16の先端に保持された試料容器16は、浴
槽40内に傾斜して浸漬される。この浸漬により浴槽4
0の水位が上昇するが、この上昇した水位分の温水は、
オーバーフローライン47を介して排水されることとな
る。また、浴槽40内は、温調器42とヒータ41との
作用によりほぼ沸騰状態とされ、この沸騰水により試料
容器16は加温されることとなる。
このようにして、試料容器16が浴槽40内の第1ステ
ップ位置に浸漬されると、このタイミングに対応して分
析機構30のエレベータ機構35が作動され、モータ3
5Aによって昇降部材37が下降される。この際、分析
機構30の位置には、まだ試料を投入された試料容器1
6が位置していないため、装置駆動のタイミングをチェ
ックしている演算制御機36により、分析機構30の位
置にある滴定用ノズル31およびしゅう酸ナトリウム溶
液分注用ノズル33からは、滴定あるいは試薬の分注は
なされないようになっている。昇降部材34の下降に伴
い、蓋被嵌機構90の蓋吊り下げ用アーム91も下降
し、このアーム91にボールチェーン92を介して吊り
下げられている蓋93は、浸漬状態にある試料容器16
の傾斜した開口に嵌合される。この蓋93の閉塞によ
り、試料容器16内の試料中に含まれている軽質分の蒸
発が防止される。
ついで、サイクラ10の駆動間隔である10分間が経過
すると、サイクラ10のモータ12が再び駆動され、浴
槽40内に浸漬された状態の試料容器16は、その浸漬
状態を保持したまま次のステップに移動される。さら
に、ここでワンステップ分の10分間浸漬された後、浴
槽40の第3ステップ位置へと移動される。
このようにして浴槽40内に浸漬された試料容器16
は、浴槽40内に合計30の分浸漬され、十分に加熱さ
れることとなる。また、この浴槽40内での試料容器1
6のワンステップ毎の移動にあたり、移動の開始前に分
析機構30のエレベータ機構35が昇降方向に駆動され
るため、蓋93は試料容器16から外されて上昇し、蓋
93、ボールチェーン92等が試料容器16の移動の邪
魔になることはない。また、この移動が完了すると、再
びエレベータ機構35の昇降部材34は、下降方向に移
動され、異なる位置の蓋93が再度被嵌される。このよ
うに浴槽40内に浸漬されている試料容器16は、その
停止している時間は蓋93を被嵌されており、移動に伴
う僅かな時間のみ蓋93が開放されている。従って、こ
の開放時間における試料中の軽質分の蒸散は極めて僅か
であり、測定精度に影響することはほとんどない。
次に、浴槽40の第3ステップ位置まで移動した試料容
器16は、次のモータ12の駆動により案内板89が上
昇方向に傾斜されていることから、この案内板89に沿
って移動するガイドローラ87の作用によりアーム14
とともに上昇し、最終的には水平位置となって次のステ
ップである分析機構30の位置へと移動して停止する。
この際、第4図中鎖線で示したように、浴槽40の下流
側に、アーム14を案内板23にそって上昇させる上昇
手段85Aを設けてあれば、この上昇手段85Aによっ
ても浸漬部から出て、水平になる。
試料を投入され加熱された試料容器16が分析機構30
の位置にくると、エレベータ機構35のモータ35Aが
駆動されて昇降部材34が下降方向に駆動される。これ
により、終点検出用酸化還元電位差電極32とともに、
過マンガン酸カリウム溶液で逆滴定するための滴定用ノ
ズル31およびしゅう酸ナトリウム溶液分注ノズル33
が試料容器16内に挿入される。この挿入後、しゅう酸
ナトリウム溶液分注ノズル33からN/40しゅう酸ナ
トリウム溶液の分注がなされる。次いで、過マンガン酸
カリウム溶液タンク58に接続されたポンプ56が駆動
され、かつ、電磁弁54Aが開放されて過マンガン酸カ
リウム溶液による逆滴定が行われる。この逆滴定の終点
が電極32により検出されると、演算制御機36ではブ
ランク値の補正等を行って分析結果を演算し、表示器3
7に出力して表示する。この際、制御機36には必要に
応じてプリンタ等の印字手段が接続され、必要データが
プリントアウトされる。
滴定が完了すると、エレベータ機構35のモータ35A
が再び駆動され、昇降部材34の上昇がなされ、この上
昇途中で洗浄ノズル95に配管97および電磁弁96を
介して洗浄水が供給され、電極32の部分の洗浄が行わ
れる。この洗浄後の水は、測定が終わった試料容器16
内に流下される。
このようにして分析が完了すると、サイクラ10のモー
タ12が再び駆動され、分析の完了した試料容器16が
分析機構30の次のステップへ移動することとなる。こ
の際、分析する試料容器16が1つだけである場合に
は、この最初の試料容器16の上流直近位置にストップ
ピン22Bが立設されているため、このストップピン2
2Bが分注機構50の位置にある検出器22Cにより検
出されており、この検出後、さらに浴槽40内での加熱
をされて分析機構30で分析され、1ステップ移送され
た後サイクラ10が停止されることとなる。一方、試料
を注入された分析用の試料容器16が多数ある場合に
は、前述の各ステップ毎に前述と同様な操作がなされ、
最後の試料容器16のストップピン22Bが検出器22
Cで検出された後、さらに移送されて容器16が分析機
構30の次のステップ位置にきたときに、サイクラ10
の駆動が停止される。
このようにして、サイクラ10の駆動が停止されると、
測定者は分析の終わった試料容器16を取り外し、次の
分析に備えることとなる。
前述のような本実施例によれば、次のような効果があ
る。分析するための試料を注入した試料容器16をセッ
トし、演算制御機36をスタートさせれば、以下自動的
に試料の分析が行え、実験室的な分析を能率よく行え、
かつ、著しい省力化を行うことができる。例えば、本実
施例による省力効果として、手動でやった場合に比べ、
1つの試料容器16の場合は約70分の省力化ができ、
10個の場合は約120分の省力効果があった。また、
測定できる試料は、1あるいはそれ以上の複数であり、
応用範囲も広い。さらに、浴槽40は、従来例のように
加熱液と冷却液とを交換するものではないから、熱効率
がよい。
また、浴槽40内に浸漬されている試料容器16の開口
部は、蓋被嵌機構90の作用により、その浸漬時間の大
半を蓋93で被嵌されているから、試料中の軽質分の揮
散を有効に防止でき、測定精度を向上できる。さらに、
この蓋被嵌機構90は、その駆動源として分析機構30
におけるエレベータ機構35の駆動源を利用しているか
ら、構造を簡単にできる。
また、蓋被嵌機構90は、蓋93が蓋吊り下げアーム9
1からボールチェーン92で吊り下げられているので、
試料容器16の開口位置が移動しまたは高さが変動等し
ても適宜撓みまたは弛むことにより変動等を吸収して許
容でき、蓋93の試料容器16の開口への被嵌を確実な
ものとすることができる。そして、蓋93は、その偏心
位置をボールチェーン92により吊られているから、傾
斜状態で浸漬されている試料容器16の開口部への蓋9
3の嵌合を極めて円滑にでき、かつ、蓋93のコーン9
3Aによって蓋93の嵌合時の案内もでき、さらに、こ
のコーン93Aにより蒸発成分を雫として試料容器16
内に簡易に戻すことができる。
なお、本実施例において、試料容器16内に注入された
試料の塩素濃度が高い場合は、脱塩処理を精度よく行う
ために、分析機構30による硝酸銀投入前に、別途設け
たノズルにより、試料予備情報検出機構80によって予
め把握された試料の塩素濃度に対応してその当量もしく
は当量+αの銀イオンを投入して、塩素によるCODへ
の妨害を防ぐようにしてもよい。また、前記実施例にお
いて、分析機構30のエレベータ機構35は、送りねじ
軸35Bを用いた例につき説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、第8図および第9図
に示されるように、カム機構を用いたものでもよい。す
なわち、これらの図において、フレーム101に取り付
けられたサーボモータ102の出力軸には、偏心ピン1
03を有するカム104が固定されている。このカム1
04の偏心ピン103には、水平方向の長溝105Aを
有する案内板105がその長溝105Aで係合されてい
る。この案内板105は、フレーム101の軸受106
に上下方向摺動自在に設けられた昇降軸107の下端に
固定され、かつ、案内板105の一端はフレームに上端
を固定されたL板108の摺り割り溝108Aに上下方
向移動可能に案内されている。前記昇降軸107の上端
部には、昇降部材109が固定され、この昇降部材10
9に前記実施例における第5図図示の電極ノズルホルダ
34Aおよび蓋吊り下用げアーム91等が固定されるよ
うになっている。この昇降部材109は、上方をコの字
型に開放され、このコの字部分にはシャフト110を介
してスライダ111が軸方向摺動可能に支持され、この
スライダ111は、ばね112により昇降部材109の
一側に付勢されている。
このように構成されたエレベータ機構100を用いて
も、前記実施例と同様に電極32等を昇降させることが
できる。すなわち、モータ102を駆動すれば、カム1
04の回転に伴い偏心ピン103が回転し、長溝105
Aで係合された案内板105は、L板108の摺り割り
溝108Aに沿って上下動する。従って、昇降軸107
も上下動し、昇降部材109も上下動することになる。
この際、サーボモータ102の駆動は、カム104の裏
面に設けられたドッグ114とフレーム101に固定さ
れたリミットスイッチ115とにより行われ、ドッグ1
14がリミットスイッチ115を作動させた図示の状態
で、モータ102は常時停止されるようになっている。
この状態は、昇降軸107が上昇した位置とされ、昇降
部材109に取り付けられる電極32等が試料容器16
から抜き出され、容器16の移送時の邪魔にならないよ
うにされている。
さらに、本発明は、前記実施例のように有機物を微量に
含む水溶液や排水のCOD測定に利用できるばかりでな
く、分注機構30による投入試薬の種類を変える等すれ
ば、他の分析装置、例えば鹸化値、水酸基化、各種の滴
定、pH値の測定等の自動測定に適用できる。この際、分
析機構50の位置における試薬の投入のみでよい場合
は、分注機構50は必ずしも必要でない。
また、前記実施例におけるサイクラ10は、試料容器1
6を円周方向の軌跡に沿って移送するものであったが、
本発明はこれに限定されるものではなく、楕円状に移送
するもの等でもよく、このように楕円状に配置すれば、
少ないスペースでより多くの試料容器16の測定をも行
うことができる。
さらに、最終試料を収納した試料容器16の検出は前記
実施例の方法に限らず、他の方法、例えば試料容器16
に貼付されるラベルを光学的に検知する等してもよく、
この検知信号で駆動を制御してもよい。
〔発明の効果〕
前述のような本発明によれば、試料容器に収納された試
料の分析を自動的に行うことができ、著しい省力化を図
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は全体の概略構成を示す模式図、第2図はその概
略平面図、第3図はサイクラ部分の詳細断面図、第4図
はサイクラと浴槽との一部を示す斜視図、第5図は分析
機構の平面図、第6図はその正面図、第7図は浴槽内に
おける試料容器の状態を示す断面図、第8図および第9
図は本発明に用いられるエレベータ機構の変形例を示す
もので、第8図は縦断正面図、第9図はその側面図であ
る。 10……サイクラ、11……基台、12……移送手段と
してのステッピングモータ、15……試料容器保持機
構、16……試料容器、30……分析機構、32……酸
化還元電位差(ORP)電極、35、100……エレベ
ータ機構、40……浴槽、50……分注機構、75……
攪拌機、85……浸漬機構、87……ガイドローラ、8
9……案内板、90……蓋被嵌機構、91……蓋吊り下
げ用アーム、92……可撓性細長部材としてのボールチ
ェーン、93……蓋。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端を開口された試料容器を保持可能かつ
    基台に対し起伏可能に設けられた複数の試料容器保持機
    構と、これらの試料容器保持機構を所定位置に順次移送
    する移送手段と、この移送手段により移送される試料容
    器の移送軌跡の途中に配置された分析機構と、この分析
    機構の配置位置とは異なる位置において試料容器の移送
    軌跡の下方位置に配置されて温度調節可能な浴槽と、前
    記試料容器保持機構を起伏させて試料容器を浴槽内に浸
    漬させる浸漬機構と、少なくとも浴槽内に浸漬中の試料
    容器の開口に蓋を被嵌させて当該開口を閉塞可能な蓋被
    嵌機構とを有し、この蓋被嵌機構は可撓性細長部材を介
    して前記蓋を吊り下げる昇降可能な蓋吊り下げ用アーム
    を有し、前記蓋は試料容器の開口に被嵌された際に当該
    開口内に挿入される略円錐状のコーンを有することを特
    徴とする分析用自動サイクラ。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の分析用自動
    サイクラにおいて、移送手段により移送される試料容器
    の移送軌跡の途中であって前記分析機構および浴槽とは
    異なる位置に、COD測定に必要な試薬を分注する分注
    機構および所定の試薬を分注された試料容器を撹拌する
    撹拌機を設けたことを特徴とする自動COD測定装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の分析用自動
    サイクラまたは第2項に記載の自動COD測定装置にお
    いて、前記分析機構は試料容器内に挿入可能な終点検出
    用電極とこの電極を試料容器内に出し入れするエレベー
    タ機構とを有し、前記蓋被嵌機構の蓋吊り下げ用アーム
    は前記エレベータ機構に連結されていることを特徴とす
    る分析用自動サイクラまたは自動COD測定装置。
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