JPH0619321Y2 - 直流安定化電源 - Google Patents

直流安定化電源

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JPH0619321Y2
JPH0619321Y2 JP4207386U JP4207386U JPH0619321Y2 JP H0619321 Y2 JPH0619321 Y2 JP H0619321Y2 JP 4207386 U JP4207386 U JP 4207386U JP 4207386 U JP4207386 U JP 4207386U JP H0619321 Y2 JPH0619321 Y2 JP H0619321Y2
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variable resistor
remote sensing
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洋一 中村
幸男 吉田
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、直流出力端子の他に、リモートセンシング端
子を備え、負荷入力端での直流入力電圧のリモートセン
シング、及び遠隔での直流出力電圧調整操作を行なうの
に適した直流安定化電源に関し、電圧検出調整回路を構
成する可変抵抗器の制御回路入力端側に接続された第3
の端子を有することにより、この第3の端子を利用し
て、遠隔での電圧調整及び負荷入力端での直流入力電圧
のリモートセンシングを、電源内部の電圧検出調整回路
を構成する可変抵抗器から切離して行なうことができる
ようにしたものである。
従来の技術 第5図は従来の直流安定化電源の電気回路図である。こ
の例では、スイッチング電源の例を示し、1及び2は直
流入力端子、3は電力変換用変圧器、4はトランジスタ
等でなるスイッチング回路、5はスイッチング出力を直
流に変換する直流変換回路、6は電圧検出調整回路、7
は制御回路、8はトランス等でなる絶縁結合器である。
スイッチング回路4は変圧器3の入力巻線31を通して
入力端子1、2間に接続されており、端子1−2間に供
給された直流入力Vinはスイッチング回路4によってス
イッチングされる。スイッチング出力は変圧器3の入力
巻線31から出力巻線32に伝送され、直流変換回路5
によって直流に変換される。
9は端子群である。端子群9は一対の直流出力端子a、
bの他に、一対のリモートセンシング端子S、S
備えて構成されている。端子群9は、一般には、直流出
力端子a、b及びリモートセンシング端子S、S
共通の端子台に取付けて構成される。リモートセンシン
グ端子S−S間には電圧検出調整回路6が接続され
ている。この電圧検出調整回路6は、可変抵抗器VR
と固定抵抗器R、Rとを直列に接続した回路構成で
なり、可変抵抗器VRの一端をリモートセンシング端
子Sに接続し、固定抵抗器Rの一端をリモートセン
シング端子Sに接続してある。固定抵抗器R、R
の接続点は制御回路7の入力端に接続してある。
直流出力電圧の遠隔調整や、負荷入力端での直流電圧の
リモートセンシングを行なわない場合には、第6図に示
すように、直流出力端子a−b間に負荷10を接続する
と共に、直流出力端子aとリモートセンシング端子S
との間、及び、直流出力端子bとリモートセンシング端
子Sとの間を、ジャンパ線などの導線11、12によ
って短絡する。
直流出力端子a−b間に現われる直流出力電圧Vは電
圧検出調整回路6に与えられ、可変抵抗器VRの調整
抵抗値及び固定抵抗器Rの合成抵抗値と、固定抵抗器
の抵抗値とによって分圧され、その分圧電圧が電圧
検出信号として制御回路7に与えられる。制御回路7で
は、電圧検出調整回路6から入力される電圧検出信号
と、基準電源13等から与えられる基準値との差がなく
なるように、スイッチング回路4のスイッチング動作を
制御し、これにより、直流出力端子a、bから安定化さ
れた直流電圧Vが負荷10に供給される。
基準値と比較される検出値は可変抵抗器VRの抵抗値
によって可変調整される。従って、可変抵抗器VR
可変調整により、直流出力端子a、bに現われる直流出
力電圧Vも可変調整される。
第6図の場合、可変抵抗器VRが電源内部に設けられ
ているので、遠隔において直流出力電圧Vを調整する
ことができない。そこで、遠隔において直流出力電圧V
を調整する場合には、第7図に示すように、リモート
センシング端子Sと直流出力端子aとの間の短絡用導
線11を外し、端子S−a間に、遠隔地に設けられた
外部可変抵抗器VRを、例えばケーブル等によって接
続する。この場合、外部可変抵抗器VRは電源内部に
備えられた可変抵抗器VRと直列になるので、可変抵
抗器VRは抵抗値が最小となるように調整しなければ
ならない。
次に、負荷10の電流が大きかったり、或いは電源から
負荷10までの距離が長く、電源供給線の電圧降下が大
きくなる場合において、負荷10に一定の直流電圧を供
給する必要があるときは、負荷10の入力端における直
流電圧を検出して、その電圧が一定となるように調整す
る必要がある。このような場合には、第8図に示すよう
に、直流出力端子aとリモートセンシング端子Sとの
間の短絡用導線11、及び、直流出力端子bとリモート
センシング端子Sとの間の短絡用導線12を外し、リ
モートセンシング端子Sと負荷10の直流出力端子b
側の入力端とを、ケーブル等によって接続すると共に、
リモートセンシング端子Sと負荷10の直流出力端子
a側の入力端との間に、遠隔地に設けられた外部可変抵
抗器VRを、例えばケーブル等によって接続する。こ
の場合にも、外部可変抵抗器VRは電源内部に備えら
れた可変抵抗器VRと直列になるので、可変抵抗器V
は抵抗値が最小となるように調整しなければならな
い。
考案が解決しようとする問題点 上述したように、従来のこの種の直流安定化電源では、
負荷入力端での直流入力電圧のリモートセンシング、及
び遠隔での直流出力電圧調整操作を行なう場合、電源内
部に備えられた可変抵抗器VRと直列になるように、
外部可変抵抗器VRを接続した回路構成となるため、
可変抵抗器VRを抵抗値が最小となるように調整しな
ければならない。またリモートセンシング、及び遠隔直
流出力電圧調整操作を行なっている状態(第7図及び第
8図)から、リモートセンシングも、遠隔直流出力電圧
調整も行なわない状態(第6図)に戻す場合、最小値に
設定されている可変抵抗器VRの抵抗値を元の値に戻
す必要がある。このため、使い勝手が悪くなると共に、
直流出力電圧の再現性が悪くなるという問題点があっ
た。
問題点を解決するための手段 上述する従来の問題点を解決するため、本考案は、少な
くとも、一対の直流出力端子と、前記一対の直流出力端
子と接続可能に配置された一対のリモートセンシング端
子とを備え、前記リモートセンシング端子間に可変抵抗
器及び固定抵抗器の直列接続でなる電圧検出調整回路を
接続し、前記電圧検出調整回路の検出信号を制御回路に
与えて前記一対の直流出力端子間に現われる直流出力電
圧の安定化制御を行なう直流安定化電源において、前記
可変抵抗器と前記固定抵抗器との接続点に接続された第
3の端子を有することを特徴とする。
作用 本考案に係る直流安定化電源は、直流出力端子と、電圧
検出調整回路を接続した一対の端子の他に、電圧検出調
整回路に備えられた可変抵抗器の制御回路入力端側に接
続された第3の端子を有するから、負荷入力端での直流
入力電圧のリモートセンシング、及び遠隔での直流出力
電圧調整操作を行なう場合、第3の端子を利用して、電
源内部の可変抵抗器とは別の外部可変抵抗器を接続し
て、電圧検出調整回路を構成できる。このため、負荷入
力端での直流入力電圧のリモートセンシング、及び遠隔
での直流出力電圧調整操作を行なう場合に、電源内部の
可変抵抗器を操作する必要がなくなる。
また、負荷入力端での直流入力電圧のリモートセンシン
グ、及び遠隔での直流出力電圧調整操作を行なわない場
合には、電源内部に備えられた可変抵抗器による電圧検
出調整回路を、そのまま利用できる。電源内部の可変抵
抗器の値は、リモートセンシング、及び遠隔直流出力電
圧調整とは無関係に、前の設定値に保たれているから、
直流出力電圧も、前の値に再現される。
実施例 第1図は本考案に係る直流安定化電源の電気回路図であ
る。この実施例では、第5図〜第8図と同様に、スイッ
チング電源としての実施例を示している。第5図〜第8
図と同一の参照符号は同一性ある構成部分を示してい
る。従来と異なる点は、電源内部にあって電圧検出調整
回路6を構成する可変抵抗器VRの制御回路入力端側
(イ)に接続された第3の端子Sを有することであ
る。抵抗器Rは省略してもよいし、リモートセンシン
グ端子Sと可変抵抗器VRとの間に接続してもよ
い。抵抗器Rをリモートセンシング端子Sと可変抵
抗器VRとの間に接続した場合には、第3の端子S
は制御回路7の入力端で可変抵抗器VRの一端と接続
される。
第2図は、直流出力電圧の遠隔調整及び直流電圧リモー
トセンシングを行なわない場合の回路図であり、直流出
力端子a−b間に負荷10を接続すると共に、直流出力
端子aとリモートセンシング端子Sとの間、及び、直
流出力端子bとリモートセンシング端子Sとの間を、
ジャンパ線などの導線11、12によって短絡する。
第2図の回路構成は第6図に示した従来回路と実質的に
同じであり、可変抵抗器VRの調整により、第6図で
説明したと同様の直流出力電圧調整及び安定化作用が行
なわれる。
次に、第3図は遠隔において直流出力電圧Vを調整す
る場合の回路図であり、リモートセンシング端子S
直流出力端子aとの間の短絡用導線11を外し、直流出
力端子aと第3の端子Sとの間に、遠隔地に設けられ
た外部可変抵抗器VRを、例えばケーブル等によって
接続する。直流出力端子bとリモートセンシング端子S
との間は導線12によって短絡しておく。これによ
り、リモートセンシング端子Sが開放された状態にな
り、可変抵抗器VRが電圧検出調整回路6から切離さ
れると同時に、この可変抵抗器VRの代りに、外部可
変抵抗器VRを固定抵抗器R、Rに直列に接続し
た電圧検出調整回路6が形成される。直流出力電圧V
は外部可変抵抗器VRの可変調整によって行なわれ
る。電源内部の可変抵抗器VRは回路から切離されて
いるから、従来と異なって、操作する必要はない。この
ため、使い勝手が極めて良くなる。
第4図は負荷入力端での直流入力電圧のリモートセンシ
ング、及び遠隔での直流出力電圧調整を行なう場合の回
路図である。リモートセンシング端子Sの直流出力端
子aとの間の短絡用導線11、及び、直流出力端子bと
リモートセンシング端子Sとの間の短絡用導線12を
外し、リモートセンシング端子Sと負荷10の直流出
力端子b側の入力端とを、ケーブル等によって接続する
と共に、第3の端子Sと負荷10の直流出力端子a側
の入力端との間に、遠隔地に設けられた外部可変抵抗器
VRを、例えばケーブル等によって接続する。
この場合にも、電源内部に備えられた可変抵抗器VR
が回路から切離された状態にあり、外部可変抵抗器VR
と固定抵抗R、Rによる電圧検出調整回路6が形
成されるので、可変抵抗器VRとは無関係に、外部可
変抵抗器VRの調整によって、負荷10の入力端にお
ける直流電圧が所定値になるように調整できる。
上述のように、負荷入力端での直流入力電圧のリモート
センシング、及び遠隔での直流出力電圧調整を行なう場
合、電源内部に備えられた可変抵抗器VRを操作する
必要がなく、外部可変抵抗器VRの調整だけでよいの
で、使い勝手が非常に良くなる。第3図及び第4図の状
態から、第2図の状態に戻した場合、第3図及び第4図
の使用状態では可変抵抗器VRが操作されていないの
で、前の直流出力電圧をそのまま再現できる。
考案の効果 以上述べたように、本考案は、少なくとも、一対の直流
出力端子と、前記一対の直流出力端子と接続可能に配置
された一対のリモートセンシング端子とを備え、前記リ
モートセンシング端子間に可変抵抗器及び固定抵抗器の
直列接続でなる電圧検出調整回路を接続し、前記電圧検
出調整回路の検出信号を制御回路に与えて前記一対の直
流出力端子間に現われる直流出力電圧の安定化制御を行
なう直流安定化電源において、前記可変抵抗器と前記固
定抵抗器との接続点に接続された第3の端子を有するこ
とを特徴とするから、次のような効果が得られる。
(イ)負荷入力端での直流入力電圧のリモートセンシン
グ、及び遠隔での直流出力電圧調整操作を行なう場合、
第3の端子を利用して、電源内部の可変抵抗器とは分離
された別の外部可変抵抗器による電圧検出調整回路を構
成し、電源内部の可変抵抗器を操作する必要がなく、使
い勝手のよい直流安定化電源を提供できる。
(ロ)負荷入力端での直流入力電圧のリモートセンシン
グ、及び遠隔での直流出力電圧調整操作を行なわない場
合には、電源内部に備えられた可変抵抗器による電圧検
出調整回路を、そのまま利用できる。電源内部の可変抵
抗器の値は、リモートセンシング、及び遠隔直流出力電
圧調整とは無関係に、前の設定値に保たれているから、
直流出力電圧も、前の値に再現される。このため、再現
性の良好な直流安定化電源を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る直流安定化電源の電気回路図、第
2図は同じく使用状態における電気回路図、第3図は同
じく別の使用状態における電気回路図、第4図は更に別
の使用状態における電気回路図、第5図は従来の直流安
定化電源の電気回路図、第6図は同じく使用状態におけ
る電気回路図、第7図は同じく別の使用状態における電
気回路図、第8図は更に別の使用状態における電気回路
図である。 3……変圧器 4……スイッチング回路 5……直流変換回路 6……電圧検出調整回路 R、R……固定抵抗器 VR……可変抵抗器 VR……外部可変抵抗器 a、b……直流出力端子 S、S……リモートセンシング端子 S……第3の端子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、一対の直流出力端子と、前記
    一対の直流出力端子と接続可能に配置された一対のリモ
    ートセンシング端子とを備え、前記リモートセンシング
    端子間に可変抵抗器及び固定抵抗器の直列接続でなる電
    圧検出調整回路を接続し、前記電圧検出調整回路の検出
    信号を制御回路に与えて前記一対の直流出力端子間に現
    われる直流出力電圧の安定化制御を行なう直流安定化電
    源において、前記可変抵抗器と前記固定抵抗器との接続
    点に接続された第3の端子を有することを特徴とする直
    流安定化電源。
  2. 【請求項2】前記リモートセンシング端子の一方は前記
    直流出力端子の一方に接続され、前記リモートセンシン
    グ端子の他方は前記直流出力端子の他方に接続されてい
    ること特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の直流安定化電源。
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JPS62154791U JPS62154791U (ja) 1987-10-01
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