JPH06193183A - システム天井 - Google Patents
システム天井Info
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- JPH06193183A JPH06193183A JP4357990A JP35799092A JPH06193183A JP H06193183 A JPH06193183 A JP H06193183A JP 4357990 A JP4357990 A JP 4357990A JP 35799092 A JP35799092 A JP 35799092A JP H06193183 A JPH06193183 A JP H06193183A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- equipment
- panel
- ceiling panel
- panels
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設備機器と天井パネルの設置領域を直線状に
して、設備機器及び天井パネルの設置を容易にしたシス
テム天井を提供する。 【構成】 2本の仕上材間に幅出し材を連結して長さ方
向に連続する設備機器取付用の複数の設備ライン1を形
成する。設備ライン1間に継ぎ部材2を交差状に連結し
て矩形空間3を形成する。矩形空間3内に設置される天
井パネル10A,10Bを、設備ライン1の長さ方向に
沿ってその長辺部が位置する長方形状のパネルにて形成
する。これにより、設備機器取付部と天井パネル設置部
とを直線状に区画でき、設備機器と天井パネル10A,
10Bの設置を容易にすることができる。
して、設備機器及び天井パネルの設置を容易にしたシス
テム天井を提供する。 【構成】 2本の仕上材間に幅出し材を連結して長さ方
向に連続する設備機器取付用の複数の設備ライン1を形
成する。設備ライン1間に継ぎ部材2を交差状に連結し
て矩形空間3を形成する。矩形空間3内に設置される天
井パネル10A,10Bを、設備ライン1の長さ方向に
沿ってその長辺部が位置する長方形状のパネルにて形成
する。これにより、設備機器取付部と天井パネル設置部
とを直線状に区画でき、設備機器と天井パネル10A,
10Bの設置を容易にすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシステム天井に関する
もので、更に詳細には、照明機器や空調機器等の設備機
器と天井パネルとを組合せたシステム天井の改良に関す
るものである。
もので、更に詳細には、照明機器や空調機器等の設備機
器と天井パネルとを組合せたシステム天井の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシステム天井として、蛍
光灯等の照明機器と空調機器、スプリンクラ、スピーカ
あるいは煙探知器等のその他の設備機器を直列に配列し
て設備ラインを形成し、この設備ラインの両側に天井パ
ネルを配置した天井構造が知られている(特開昭62−
25645号公報参照)。このシステム天井は、天井ス
ラブから垂下される吊持ボルトにて吊持される下地材
に、設備機器取付用の仕上材を適宜間隔をおいて支持
し、この仕上材間に照明機器と空調機器等の設備機器を
直線状に配列すると共に、仕上材間に天井パネルを設置
する構造である。したがって、この種のシステム天井に
おいては、設備機器の設置スペースを確保することがで
きると共に、設備機器の組付けを容易にすることができ
るなどの利点がある。また、設備ラインを天井パネルか
ら切離して直線状に配列するため、天井面の任意の位置
に設備機器を組込むシステム天井に比較して天井パネル
の設置が容易となり、施工性の向上を図ることができ
る。
光灯等の照明機器と空調機器、スプリンクラ、スピーカ
あるいは煙探知器等のその他の設備機器を直列に配列し
て設備ラインを形成し、この設備ラインの両側に天井パ
ネルを配置した天井構造が知られている(特開昭62−
25645号公報参照)。このシステム天井は、天井ス
ラブから垂下される吊持ボルトにて吊持される下地材
に、設備機器取付用の仕上材を適宜間隔をおいて支持
し、この仕上材間に照明機器と空調機器等の設備機器を
直線状に配列すると共に、仕上材間に天井パネルを設置
する構造である。したがって、この種のシステム天井に
おいては、設備機器の設置スペースを確保することがで
きると共に、設備機器の組付けを容易にすることができ
るなどの利点がある。また、設備ラインを天井パネルか
ら切離して直線状に配列するため、天井面の任意の位置
に設備機器を組込むシステム天井に比較して天井パネル
の設置が容易となり、施工性の向上を図ることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のシステム天井においては、下地材にて仕上材を
支持して設備ラインと天井パネル設置空間とを形成する
構造であるため、設備ライン及び天井パネル設置空間の
位置決めが面倒で施工に多くの労力を要するという問題
があった。
この種のシステム天井においては、下地材にて仕上材を
支持して設備ラインと天井パネル設置空間とを形成する
構造であるため、設備ライン及び天井パネル設置空間の
位置決めが面倒で施工に多くの労力を要するという問題
があった。
【0004】また、設備ラインと天井パネルとを交差状
に設置する構造であるため、設備機器の交換や点検の場
合、複数の天井パネルを取外して開放する必要があり、
保守・点検が面倒であるという問題もあった。この問題
を解決する手段として、天井パネルを回転可能に係止さ
せることも考えられるが、天井パネルを長手方向に回転
させるには、かなり大きなスペースが必要となるばかり
か、開放操作が大掛かりとなり、しかも、複数の天井パ
ネルを回転させなければならないため、設備機器の保守
・点検が面倒であった。
に設置する構造であるため、設備機器の交換や点検の場
合、複数の天井パネルを取外して開放する必要があり、
保守・点検が面倒であるという問題もあった。この問題
を解決する手段として、天井パネルを回転可能に係止さ
せることも考えられるが、天井パネルを長手方向に回転
させるには、かなり大きなスペースが必要となるばかり
か、開放操作が大掛かりとなり、しかも、複数の天井パ
ネルを回転させなければならないため、設備機器の保守
・点検が面倒であった。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、設備機器と天井パネルの設置を容易にすると共に、
設備機器の保守・点検を容易にしたシステム天井を提供
することを目的とするものである。
で、設備機器と天井パネルの設置を容易にすると共に、
設備機器の保守・点検を容易にしたシステム天井を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のシステム天井は、適宜間隔をおいて長さ
方向に連続して設備機器を取付ける設備ラインと、この
設備ライン間に交差状に連結される継ぎ部材と、上記設
備ラインと継ぎ部材とで形成される矩形空間内に設置さ
れる複数の天井パネルとを具備し、上記天井パネルを、
上記設備ラインの長さ方向に沿ってその長辺部を位置す
る長方形状のパネルにて形成してなることを特徴とする
ものである。
に、この発明のシステム天井は、適宜間隔をおいて長さ
方向に連続して設備機器を取付ける設備ラインと、この
設備ライン間に交差状に連結される継ぎ部材と、上記設
備ラインと継ぎ部材とで形成される矩形空間内に設置さ
れる複数の天井パネルとを具備し、上記天井パネルを、
上記設備ラインの長さ方向に沿ってその長辺部を位置す
る長方形状のパネルにて形成してなることを特徴とする
ものである。
【0007】この発明において、上記天井パネルは設備
ラインの長さ方向に沿ってその長辺部が位置する複数の
長方形状のパネルであれば、その設置形態は任意であっ
てよいが、好ましくは設備ライン側に位置する天井パネ
ルを開閉可能に形成し、中間部側に位置する天井パネル
を継ぎ部材に係止固定してなる方がよい。
ラインの長さ方向に沿ってその長辺部が位置する複数の
長方形状のパネルであれば、その設置形態は任意であっ
てよいが、好ましくは設備ライン側に位置する天井パネ
ルを開閉可能に形成し、中間部側に位置する天井パネル
を継ぎ部材に係止固定してなる方がよい。
【0008】この場合、開閉可能な天井パネルを、隣接
する中間部側の天井パネルに回転可能に係止し、中間部
側の天井パネルを、その短辺部を継ぎ部材に着脱可能に
係止する方が好ましい。
する中間部側の天井パネルに回転可能に係止し、中間部
側の天井パネルを、その短辺部を継ぎ部材に着脱可能に
係止する方が好ましい。
【0009】また、上記天井パネルは設備ラインの長さ
方向に沿ってその長辺部を位置する長方形状であれば、
1枚のパネルであっても差し支えないが、好ましくは天
井パネルを、多数の小孔を穿設した金属製パネル本体
と、この金属製パネル本体の裏面に敷設される断熱・吸
音材とで構成する方がよい。この場合、断熱・吸音材
は、例えばグラスウール製芯材をポリエチレン製シート
にて包囲した構造とすることができる。
方向に沿ってその長辺部を位置する長方形状であれば、
1枚のパネルであっても差し支えないが、好ましくは天
井パネルを、多数の小孔を穿設した金属製パネル本体
と、この金属製パネル本体の裏面に敷設される断熱・吸
音材とで構成する方がよい。この場合、断熱・吸音材
は、例えばグラスウール製芯材をポリエチレン製シート
にて包囲した構造とすることができる。
【0010】
【作用】上記のように構成されるこの発明のシステム天
井によれば、適宜間隔をおいて長さ方向に連続して設備
機器を取付ける設備ライン間に、継ぎ部材を交差状に連
結して矩形空間を形成することにより、設備機器設置領
域と天井パネル設置領域とを直線状に仕切ることがで
き、設備機器及び天井パネルの設置を容易にすることが
できる。また、天井パネルを、設備ラインの長さ方向に
沿ってその長辺部を位置する長方形状のパネルにて形成
することにより、天井パネルを容易に取外すことがで
き、設備機器の交換・点検等を容易に行うことができ
る。
井によれば、適宜間隔をおいて長さ方向に連続して設備
機器を取付ける設備ライン間に、継ぎ部材を交差状に連
結して矩形空間を形成することにより、設備機器設置領
域と天井パネル設置領域とを直線状に仕切ることがで
き、設備機器及び天井パネルの設置を容易にすることが
できる。また、天井パネルを、設備ラインの長さ方向に
沿ってその長辺部を位置する長方形状のパネルにて形成
することにより、天井パネルを容易に取外すことがで
き、設備機器の交換・点検等を容易に行うことができ
る。
【0011】また、設備ライン側に位置する天井パネル
を開閉可能に形成し、中間部側に位置する天井パネルを
継ぎ部材に係止固定することにより、設備ライン側の天
井パネルを開放して設備機器の交換や保守・点検等を行
うことができる。
を開閉可能に形成し、中間部側に位置する天井パネルを
継ぎ部材に係止固定することにより、設備ライン側の天
井パネルを開放して設備機器の交換や保守・点検等を行
うことができる。
【0012】また、開閉可能な天井パネルを、隣接する
中間部側の天井パネルに回転可能に係止することによ
り、別途に係止用部材を用いることなく、天井パネルを
回転可能に係止することができる。
中間部側の天井パネルに回転可能に係止することによ
り、別途に係止用部材を用いることなく、天井パネルを
回転可能に係止することができる。
【0013】また、中間部側の天井パネルを、その短辺
部を継ぎ部材に着脱可能に係止することにより、天井パ
ネルの取付及び交換等を容易に行うことができる。
部を継ぎ部材に着脱可能に係止することにより、天井パ
ネルの取付及び交換等を容易に行うことができる。
【0014】また、天井パネルを、多数の小孔を穿設し
た金属製パネル本体と、この金属製パネル本体の裏面に
敷設される断熱・吸音材とで構成することにより、天井
パネルを軽量で強度を有するものとすることができ、か
つ天井パネルの断熱及び遮音性の向上を図ることができ
る。
た金属製パネル本体と、この金属製パネル本体の裏面に
敷設される断熱・吸音材とで構成することにより、天井
パネルを軽量で強度を有するものとすることができ、か
つ天井パネルの断熱及び遮音性の向上を図ることができ
る。
【0015】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
に説明する。
【0016】図1はこの発明のシステム天井を見上げた
状態の斜視図、図2はシステム天井を天井裏から見た状
態の斜視図、図3及び図4はそれぞれシステム天井を見
上げた状態及び天井裏から見た状態の平面図、図5ない
し図7はそれぞれ図4のA−A、B−B及びC−C断面
図が示されている。
状態の斜視図、図2はシステム天井を天井裏から見た状
態の斜視図、図3及び図4はそれぞれシステム天井を見
上げた状態及び天井裏から見た状態の平面図、図5ない
し図7はそれぞれ図4のA−A、B−B及びC−C断面
図が示されている。
【0017】この発明のシステム天井は、天井スラブS
から垂下される吊りボルト7に吊持され下地材6と、こ
の下地材6に支持金具30をもって支持されると共に、
吊りボルト7との間にブレス金具50aを介してブレス
ボルト50bが張架され、かつ、適宜間隔をおいて長さ
方向に連続して設備機器を取付ける複数の設備ライン1
と、これら設備ライン1間に交差状に連結される継ぎ部
材2と、継ぎ部材2に取付けられるパネル保持金具70
を介して設備ライン1と継ぎ部材2とで形成される矩形
空間3内に設置される複数の天井パネル10A,10B
とで主要部が構成されている。この場合、天井パネル1
0A,10Bは設備ライン1の長さ方向に沿ってその長
辺部を位置する長方形状のパネルにて形成されている。
から垂下される吊りボルト7に吊持され下地材6と、こ
の下地材6に支持金具30をもって支持されると共に、
吊りボルト7との間にブレス金具50aを介してブレス
ボルト50bが張架され、かつ、適宜間隔をおいて長さ
方向に連続して設備機器を取付ける複数の設備ライン1
と、これら設備ライン1間に交差状に連結される継ぎ部
材2と、継ぎ部材2に取付けられるパネル保持金具70
を介して設備ライン1と継ぎ部材2とで形成される矩形
空間3内に設置される複数の天井パネル10A,10B
とで主要部が構成されている。この場合、天井パネル1
0A,10Bは設備ライン1の長さ方向に沿ってその長
辺部を位置する長方形状のパネルにて形成されている。
【0018】設備ライン1は、図2及び図4に示すよう
に、2本の平行な仕上材4とこれら仕上材4間に適宜間
隔をおいて連結される複数の幅出し材5とで構成され
て、照明機器取付領域1Aと、照明機器以外の設備機器
取付領域1Bとを区画形成している。そして、幅出し材
5にて区画された照明機器取付領域1Aに照明機器20
(具体的には蛍光灯)が取付けられ、その他の設備機器
取付領域1Bに、設備プレートを介して空調機器21
(具体的には空気吹出口),スピーカ22,スプリンク
ラ23,煙探知器24が取付られると共に、設備機器を
装着しない設備プレート25が取付けられている。
に、2本の平行な仕上材4とこれら仕上材4間に適宜間
隔をおいて連結される複数の幅出し材5とで構成され
て、照明機器取付領域1Aと、照明機器以外の設備機器
取付領域1Bとを区画形成している。そして、幅出し材
5にて区画された照明機器取付領域1Aに照明機器20
(具体的には蛍光灯)が取付けられ、その他の設備機器
取付領域1Bに、設備プレートを介して空調機器21
(具体的には空気吹出口),スピーカ22,スプリンク
ラ23,煙探知器24が取付られると共に、設備機器を
装着しない設備プレート25が取付けられている。
【0019】この場合、仕上材4は、図9に示すよう
に、上端に上方に向って開口する狭隘開口溝4aを有
し、狭隘開口溝4aの下部両側には下方に垂下する凸条
4bを有すると共に、下端両側に上方が開口する係止溝
4cを有する断面ほぼT字状のアルミニウム合金製の押
出形材にて形成されている。そして、この仕上材4は、
図9に示すように、スチール製のチャンネル状の下地材
6の下面に支持金具30によって支持されている。この
支持金具30は、矩形状基板31と、この基板31の対
向する2辺から垂下する下地材6を跨ぐ4本の脚部32
と、脚部32の下端に折曲されて仕上材4の凸条4bに
係合する爪部33とを有する支持金具本体34と、この
支持金具本体34の基板31に設けられたねじ孔35に
螺合する締結ねじ36とで構成されている。また、下地
材6は、天井スラブSにアンカーTをもって垂下される
吊りボルト7に螺合するナット8によって取付けられる
吊持金具40によって吊持されている(図8参照)。
に、上端に上方に向って開口する狭隘開口溝4aを有
し、狭隘開口溝4aの下部両側には下方に垂下する凸条
4bを有すると共に、下端両側に上方が開口する係止溝
4cを有する断面ほぼT字状のアルミニウム合金製の押
出形材にて形成されている。そして、この仕上材4は、
図9に示すように、スチール製のチャンネル状の下地材
6の下面に支持金具30によって支持されている。この
支持金具30は、矩形状基板31と、この基板31の対
向する2辺から垂下する下地材6を跨ぐ4本の脚部32
と、脚部32の下端に折曲されて仕上材4の凸条4bに
係合する爪部33とを有する支持金具本体34と、この
支持金具本体34の基板31に設けられたねじ孔35に
螺合する締結ねじ36とで構成されている。また、下地
材6は、天井スラブSにアンカーTをもって垂下される
吊りボルト7に螺合するナット8によって取付けられる
吊持金具40によって吊持されている(図8参照)。
【0020】上記幅出し材5は、図12ないし図16に
示すように、下方に向って開口するコ字状基部5aの一
方の垂下部5bを他方の垂下部5cに比べて長く形成
し、この垂下部5bの長手方向の中間部に後述する設備
機器取付用の設備プレート25を係止する係止片5dを
設け、この係止片5dの長さ方向の両側に垂直スリット
5eを介して保持片5fを設け、そして、保持片5fの
外側すなわち幅出し材5の両端部に、仕上材4と係合す
る係止スリット5gを介して係止段部5hを設け、係止
段部5hにおける水平部に連結孔5iを穿設した構造と
なっいる。この場合、係止片5dは、下端部に設備プレ
ート保持用の水平片5jを折曲し、この水平片5jの先
端から内側に向って傾斜する傾斜片5kを折曲してな
り、かつ係止片5dの中心位置の水平片5jの先端に係
止爪5mを起立させ、この係止爪5mの両側における係
止片5dの垂直部にそれぞれ矩形状の窓穴5nを穿設し
てなる。保持片5fは、下端部に内向きの傾斜片5pを
折曲してなり、コ字状基部5aから保持片5fにかけて
2条の補強リブ5qが外側に膨隆状に突出している。こ
のように構成される幅出し材5は、スチール製板部材を
切欠いて折曲加工したものである。
示すように、下方に向って開口するコ字状基部5aの一
方の垂下部5bを他方の垂下部5cに比べて長く形成
し、この垂下部5bの長手方向の中間部に後述する設備
機器取付用の設備プレート25を係止する係止片5dを
設け、この係止片5dの長さ方向の両側に垂直スリット
5eを介して保持片5fを設け、そして、保持片5fの
外側すなわち幅出し材5の両端部に、仕上材4と係合す
る係止スリット5gを介して係止段部5hを設け、係止
段部5hにおける水平部に連結孔5iを穿設した構造と
なっいる。この場合、係止片5dは、下端部に設備プレ
ート保持用の水平片5jを折曲し、この水平片5jの先
端から内側に向って傾斜する傾斜片5kを折曲してな
り、かつ係止片5dの中心位置の水平片5jの先端に係
止爪5mを起立させ、この係止爪5mの両側における係
止片5dの垂直部にそれぞれ矩形状の窓穴5nを穿設し
てなる。保持片5fは、下端部に内向きの傾斜片5pを
折曲してなり、コ字状基部5aから保持片5fにかけて
2条の補強リブ5qが外側に膨隆状に突出している。こ
のように構成される幅出し材5は、スチール製板部材を
切欠いて折曲加工したものである。
【0021】上記のように構成される幅出し材5は、図
12に示すように、係止段部5hの係止スリット5gを
仕上材4の上部両側に設けられた位置決め用切欠4dに
係合させた状態で、頭部9aが仕上材4の狭隘開口溝4
aに係合する連結ボルト9を取付孔2cに貫通させ、そ
の突出部に螺合する連結ナット9bによって仕上材4に
連結される(図12及び図13参照)。したがって、設
備ライン1を構成する仕上材4と幅出し材5とが直交状
に連結されて照明機器取付領域1Aと設備機器取付領域
1Bが形成される。この場合、連結ボルト9の頭部9a
は仕上材4の狭隘開口溝4aの開口部よりやや小さい幅
と、狭隘開口溝4aの大径幅よりやや小さい長さのほぼ
矩形状(具体的には対向する隅角部に円弧部9cが形成
されている)に形成され、狭隘開口溝4a内に落し込ん
だ後、水平方向に90°回転させることによって狭隘開
口溝4a内に係合されるようになっている。
12に示すように、係止段部5hの係止スリット5gを
仕上材4の上部両側に設けられた位置決め用切欠4dに
係合させた状態で、頭部9aが仕上材4の狭隘開口溝4
aに係合する連結ボルト9を取付孔2cに貫通させ、そ
の突出部に螺合する連結ナット9bによって仕上材4に
連結される(図12及び図13参照)。したがって、設
備ライン1を構成する仕上材4と幅出し材5とが直交状
に連結されて照明機器取付領域1Aと設備機器取付領域
1Bが形成される。この場合、連結ボルト9の頭部9a
は仕上材4の狭隘開口溝4aの開口部よりやや小さい幅
と、狭隘開口溝4aの大径幅よりやや小さい長さのほぼ
矩形状(具体的には対向する隅角部に円弧部9cが形成
されている)に形成され、狭隘開口溝4a内に落し込ん
だ後、水平方向に90°回転させることによって狭隘開
口溝4a内に係合されるようになっている。
【0022】上記のように形成される照明機器取付領域
1Aに照明機器20を取付けるには、図2及び図10に
示すように、ボックス状の照明機器ケース20aの両側
に固着されたL字状の取付部材20bの水平部20cを
仕上材4の上面に載置し、そして仕上材4の狭隘開口溝
4a内に頭部20dが係合する取付ボルト20eを取付
孔20fに貫通させ、その突出部にナット20gを螺合
させて、仕上材4に照明機器20を取付けることができ
る。
1Aに照明機器20を取付けるには、図2及び図10に
示すように、ボックス状の照明機器ケース20aの両側
に固着されたL字状の取付部材20bの水平部20cを
仕上材4の上面に載置し、そして仕上材4の狭隘開口溝
4a内に頭部20dが係合する取付ボルト20eを取付
孔20fに貫通させ、その突出部にナット20gを螺合
させて、仕上材4に照明機器20を取付けることができ
る。
【0023】また、照明機器以外の設備機器を設備機器
取付領域1Bに取付けるには、図11に示すように、設
備機器(図示せず)を装着した設備プレート25を幅出
し材5に係合させて取付ける。この場合、設備プレート
25は、図17に示すように、スチール製の方形状のプ
レート本体25aの各片に起立壁25bを折曲してな
り、対向する2辺の起立壁25bの頂部に内向き水平片
25cを折曲すると共に、この内向き水平片25cの中
間部における折曲部側に係止スリット25dを穿設して
なる。このように構成される設備プレート25のプレー
ト本体25aに、図17に想像線で示すように設備機器
装着穴25eを穿設して設備機器(例えばスピーカ2
2)を装着する。そして、図18に示すように、設備プ
レート25を傾斜させて一方の内向き水平片25cに設
けられた係止スリット25dを幅出し材5の係止爪5m
に係合させ、次に他方の内向き水平片25cの係止スリ
ット25dを別の幅出し材5の係止爪5mに係合させて
取付けるか、あるいは、図19に示すように、設備プレ
ート25を垂下方向から押上て両側の係止スリット25
dを同時に隣接する幅出し材5の係止爪5mに係合させ
て設備機器を取付けることができる。
取付領域1Bに取付けるには、図11に示すように、設
備機器(図示せず)を装着した設備プレート25を幅出
し材5に係合させて取付ける。この場合、設備プレート
25は、図17に示すように、スチール製の方形状のプ
レート本体25aの各片に起立壁25bを折曲してな
り、対向する2辺の起立壁25bの頂部に内向き水平片
25cを折曲すると共に、この内向き水平片25cの中
間部における折曲部側に係止スリット25dを穿設して
なる。このように構成される設備プレート25のプレー
ト本体25aに、図17に想像線で示すように設備機器
装着穴25eを穿設して設備機器(例えばスピーカ2
2)を装着する。そして、図18に示すように、設備プ
レート25を傾斜させて一方の内向き水平片25cに設
けられた係止スリット25dを幅出し材5の係止爪5m
に係合させ、次に他方の内向き水平片25cの係止スリ
ット25dを別の幅出し材5の係止爪5mに係合させて
取付けるか、あるいは、図19に示すように、設備プレ
ート25を垂下方向から押上て両側の係止スリット25
dを同時に隣接する幅出し材5の係止爪5mに係合させ
て設備機器を取付けることができる。
【0024】一方、仕上材4と共働して天井パネル10
A,10Bの設置領域(矩形空間3)を形成する継ぎ部
材2は、図20に示すように、下方に向って開口する断
面コ字状のスチール製部材にて形成され、その端部両側
に櫛歯状切欠2aを有する切欠段部2bを設けると共
に、端部上面に取付孔2cを穿設してなる。このように
構成される継ぎ部材2は、切欠段部2bの櫛歯状切欠2
aを仕上材4の上部両側に設けられた位置決め用切欠4
dに係合させた状態で、上記幅出し材5の連結ボルト
9、ナット9bと同様の連結ボルト9とナット9bとを
締結することによって連結される(図20及び図21参
照)。したがって、設備ライン1を構成する仕上材4と
継ぎ部材2とが交差状に連結されて天井パネル設置用の
矩形空間3が形成される。なお、矩形空間3を形成する
仕上材4、継ぎ部材2と吊りボルト7との間にブレス金
具50aを介してブレスボルト50bを張架することに
よって仕上材4と継ぎ部材2の位置のぶれを防止してい
る。
A,10Bの設置領域(矩形空間3)を形成する継ぎ部
材2は、図20に示すように、下方に向って開口する断
面コ字状のスチール製部材にて形成され、その端部両側
に櫛歯状切欠2aを有する切欠段部2bを設けると共
に、端部上面に取付孔2cを穿設してなる。このように
構成される継ぎ部材2は、切欠段部2bの櫛歯状切欠2
aを仕上材4の上部両側に設けられた位置決め用切欠4
dに係合させた状態で、上記幅出し材5の連結ボルト
9、ナット9bと同様の連結ボルト9とナット9bとを
締結することによって連結される(図20及び図21参
照)。したがって、設備ライン1を構成する仕上材4と
継ぎ部材2とが交差状に連結されて天井パネル設置用の
矩形空間3が形成される。なお、矩形空間3を形成する
仕上材4、継ぎ部材2と吊りボルト7との間にブレス金
具50aを介してブレスボルト50bを張架することに
よって仕上材4と継ぎ部材2の位置のぶれを防止してい
る。
【0025】上記天井パネルは、設備ライン側に設置さ
れる第1の天井パネル10Aと、設備ライン1から離れ
た位置に設置される第2のパネル10Bの2種類が使用
される。これら第1及び第2の天井パネル10A,10
Bは、図22及び図23に示すように、スチール製のパ
ネル本体11と、このパネル本体11の裏面側に敷設さ
れる断熱・吸音材12とで構成されて、軽量で強度に富
みかつ断熱及び遮音性が図れるようになっている。この
場合、パネル本体11は、多数の小孔13を穿設した長
方形状の表面板14の各片に起立壁15を折曲すると共
に、起立壁15の外周面に帯状の目地クッション16を
周設してなる。また、断熱・吸音材12は、例えばグラ
スウール等の芯材12aをポリエチレン製シート12b
で包囲した構造となっている。そして、設備ライン1側
に設置される第1の天井パネル10Aは、図22に示す
ように、短手方向における端部の一方の起立壁15の頂
部には、起立壁15の頂部から内向きに折曲する水平部
と、この水平部の先端から垂下する垂下部とを有する内
向き係止片17が折曲され、他方の起立壁15の頂部に
は、起立壁15の頂部から内向きに水平片18が折曲さ
れ、かつ、この起立壁15の両側中間部には後述するパ
ネル係止金具60の取付用スリット15aが穿設されて
いる。一方、第2の天井パネル10Bは、図23に示す
ように、長手方向の一方の端部(図21における左側)
の起立壁15の頂部に、起立壁15の頂部から外向きに
折曲する水平部と、この水平部の先端から垂下する垂下
部とを有する外向き係止片19を折曲し、対向する他方
の起立壁15の頂部に、起立壁15の頂部から内向きに
折曲する水平部と、この水平部の先端から垂下する垂下
部とを有する内向き係止片17を折曲してなる。また、
第2の天井パネル10Bの短手方向の端部の起立壁15
の頂部には、それぞれ起立壁15の頂部から内向きに水
平片18が折曲され、これら起立壁15の両側には、パ
ネル係止金具60の係止用スリット15bが穿設されて
いる。
れる第1の天井パネル10Aと、設備ライン1から離れ
た位置に設置される第2のパネル10Bの2種類が使用
される。これら第1及び第2の天井パネル10A,10
Bは、図22及び図23に示すように、スチール製のパ
ネル本体11と、このパネル本体11の裏面側に敷設さ
れる断熱・吸音材12とで構成されて、軽量で強度に富
みかつ断熱及び遮音性が図れるようになっている。この
場合、パネル本体11は、多数の小孔13を穿設した長
方形状の表面板14の各片に起立壁15を折曲すると共
に、起立壁15の外周面に帯状の目地クッション16を
周設してなる。また、断熱・吸音材12は、例えばグラ
スウール等の芯材12aをポリエチレン製シート12b
で包囲した構造となっている。そして、設備ライン1側
に設置される第1の天井パネル10Aは、図22に示す
ように、短手方向における端部の一方の起立壁15の頂
部には、起立壁15の頂部から内向きに折曲する水平部
と、この水平部の先端から垂下する垂下部とを有する内
向き係止片17が折曲され、他方の起立壁15の頂部に
は、起立壁15の頂部から内向きに水平片18が折曲さ
れ、かつ、この起立壁15の両側中間部には後述するパ
ネル係止金具60の取付用スリット15aが穿設されて
いる。一方、第2の天井パネル10Bは、図23に示す
ように、長手方向の一方の端部(図21における左側)
の起立壁15の頂部に、起立壁15の頂部から外向きに
折曲する水平部と、この水平部の先端から垂下する垂下
部とを有する外向き係止片19を折曲し、対向する他方
の起立壁15の頂部に、起立壁15の頂部から内向きに
折曲する水平部と、この水平部の先端から垂下する垂下
部とを有する内向き係止片17を折曲してなる。また、
第2の天井パネル10Bの短手方向の端部の起立壁15
の頂部には、それぞれ起立壁15の頂部から内向きに水
平片18が折曲され、これら起立壁15の両側には、パ
ネル係止金具60の係止用スリット15bが穿設されて
いる。
【0026】上記のように構成される天井パネル10
A,10Bのうち、第1の天井パネル10Aを設置する
には、図24に示すように、まず、第1の天井パネル1
0Aの取付用スリット15aを介してパネル係止金具6
0を装着し、そして、パネル係止金具60に突設された
先端にフック部61を有する係止爪62を第2の天井パ
ネル10Bの係止用スリット15b内に回転可能に遊嵌
すると共に、第1の天井パネル10Aの内向き係止片1
7を仕上材4の係止溝4cに係合させればよい(図25
の矢印〜参照)。なお、仕上材4の係止溝4cと凸
条4bとの間にはU字状の落下防止ばね80が介在され
ており、この落下防止ばね80の弾発力によって第1の
天井パネル10Aの内向き係止片17は係止溝4cから
容易に脱落することなく係合されている(図26参
照)。そして、第1の天井パネル10Aを垂直方向に回
転させるには、設置手順すなわち図25の矢印〜と
逆の手順によって第1の天井パネル10Aを回転して天
井部を開口することができる。なおこの場合、係止爪6
2の先端に設けられたフック部61が係止用スリット1
5bの周辺に係止するので、開放した第1の天井パネル
10Aは第2の天井パネル10Bから落下することはな
い。
A,10Bのうち、第1の天井パネル10Aを設置する
には、図24に示すように、まず、第1の天井パネル1
0Aの取付用スリット15aを介してパネル係止金具6
0を装着し、そして、パネル係止金具60に突設された
先端にフック部61を有する係止爪62を第2の天井パ
ネル10Bの係止用スリット15b内に回転可能に遊嵌
すると共に、第1の天井パネル10Aの内向き係止片1
7を仕上材4の係止溝4cに係合させればよい(図25
の矢印〜参照)。なお、仕上材4の係止溝4cと凸
条4bとの間にはU字状の落下防止ばね80が介在され
ており、この落下防止ばね80の弾発力によって第1の
天井パネル10Aの内向き係止片17は係止溝4cから
容易に脱落することなく係合されている(図26参
照)。そして、第1の天井パネル10Aを垂直方向に回
転させるには、設置手順すなわち図25の矢印〜と
逆の手順によって第1の天井パネル10Aを回転して天
井部を開口することができる。なおこの場合、係止爪6
2の先端に設けられたフック部61が係止用スリット1
5bの周辺に係止するので、開放した第1の天井パネル
10Aは第2の天井パネル10Bから落下することはな
い。
【0027】第2の天井パネル10Bは、図7及び図2
8に示すように、短辺部に設けられた内向き係止片17
と外向き係止片19を継ぎ部材2に係着される断面ほぼ
J字状のパネル保持金具70の係止溝71に係止させた
状態で着脱可能に固定される。この場合、外向き係止片
19は隣接する第2の天井パネル10Bの内向き係止片
17の上側に重なった状態でパネル保持金具70の係止
溝71に係合される。パネル保持金具70は、図27に
示すように、垂直基片72の上端に継ぎ部材2を抱持す
るコ字状部73を有すると共に、垂直基片72の下端に
上方が開口する係止溝71を有する断面J字状に形成さ
れており、コ字状部73の両端には継ぎ部材2に設けら
れた位置決め用切欠2dに係合する位置決め爪74が下
方に向って折曲され、また垂直基片72には、係止溝側
に向ってく字状に折曲される弾性を有する押え舌片75
が切り起こされている。このように構成されるパネル保
持金具70を継ぎ部材2に取付けた状態で、押え舌片7
5の弾発力に抗して第2の天井パネル10Bの外向き係
止片19を係止溝71に係合させると、外向き係止片1
9の上端部が押え舌片75によって押圧保持される。こ
の第2の天井パネル10Bを取外す場合には、押え舌片
75の弾発力に抗して外向き係止片19を上方に移動さ
せて押え舌片75との係合を解けばよい。したがって、
第2の天井パネル10Bは継ぎ部材2に対して着脱可能
に係止固定することができる。
8に示すように、短辺部に設けられた内向き係止片17
と外向き係止片19を継ぎ部材2に係着される断面ほぼ
J字状のパネル保持金具70の係止溝71に係止させた
状態で着脱可能に固定される。この場合、外向き係止片
19は隣接する第2の天井パネル10Bの内向き係止片
17の上側に重なった状態でパネル保持金具70の係止
溝71に係合される。パネル保持金具70は、図27に
示すように、垂直基片72の上端に継ぎ部材2を抱持す
るコ字状部73を有すると共に、垂直基片72の下端に
上方が開口する係止溝71を有する断面J字状に形成さ
れており、コ字状部73の両端には継ぎ部材2に設けら
れた位置決め用切欠2dに係合する位置決め爪74が下
方に向って折曲され、また垂直基片72には、係止溝側
に向ってく字状に折曲される弾性を有する押え舌片75
が切り起こされている。このように構成されるパネル保
持金具70を継ぎ部材2に取付けた状態で、押え舌片7
5の弾発力に抗して第2の天井パネル10Bの外向き係
止片19を係止溝71に係合させると、外向き係止片1
9の上端部が押え舌片75によって押圧保持される。こ
の第2の天井パネル10Bを取外す場合には、押え舌片
75の弾発力に抗して外向き係止片19を上方に移動さ
せて押え舌片75との係合を解けばよい。したがって、
第2の天井パネル10Bは継ぎ部材2に対して着脱可能
に係止固定することができる。
【0028】次に、この発明のシステム天井の組立て手
順について説明する。まず、天井スラブSの適宜位置に
アンカーTを介して吊りボルト7を固定して垂下する。
次に、吊りボルト7にナット8を介して装着された吊持
金具40に下地材6を仮止め状態で吊持しておき、天井
スラブAから仕上材4の高さ位置に平行に張られた水糸
(図示せず)を基準としてナット8を調節して下地材6
の上面を所定の高さに合せて固定する。次に、下地材6
に支持金具30を介して仕上材4を仮止め状態で取付
け、図12及び図13に示すように、仕上材4に幅出し
材5を連結して設備ライン1を形成すると共に、照明機
器取付領域1Aと設備機器取付領域1Bとを形成する。
そして、仕上材4に継ぎ部材2を図20及び図21に示
すように連結して設備ライン1間の幅を設定する。次
に、基準となる2本の水糸(図示せず)を直交方向に張
り、仕上材4と下地材6の位置を修正し、仮止めしてい
る支持金具30の締結ねじ36を締付けて固定する。そ
して、仕上材4と継ぎ部材2の位置がぶれないように、
吊りボルト7と仕上材4又は継ぎ部材2との間にブレス
金具50aを介してブレスボルト50bを張架する。こ
のようにして、設備ライン1と天井パネル設置用矩形空
間3を区画形成した後、設備ライン1の照明機器取付領
域1Aに照明機器20を取付け、その他の設備機器取付
領域1Bに、図18又は図19に示すように、設備プレ
ートを介してそれぞれ空調機器21,スピーカ22,ス
プリンクラ23,煙探知器24を取付けると共に、設備
プレート25を取付ける。次に、仕上材4に落下防止ば
ね80を取付けると共に、継ぎ部材2にパネル保持金具
70を取付ける。そして、第2の天井パネル10Bの短
辺部をパネル保持金具70を介して継ぎ部材2間に係止
固定した後、パネル係止金具60を装着した第1の天井
パネル10Aを第2の天井パネル10Bの係止用スリッ
ト15bに係止すると共に、設備ライン1を構成する仕
上材4の係止溝4cに係止させて組立作業は完了する。
したがって、天井パネル10A,10Bを、設備ライン
1の長さ方向に沿ってその長辺部が位置した状態で設置
することができる。
順について説明する。まず、天井スラブSの適宜位置に
アンカーTを介して吊りボルト7を固定して垂下する。
次に、吊りボルト7にナット8を介して装着された吊持
金具40に下地材6を仮止め状態で吊持しておき、天井
スラブAから仕上材4の高さ位置に平行に張られた水糸
(図示せず)を基準としてナット8を調節して下地材6
の上面を所定の高さに合せて固定する。次に、下地材6
に支持金具30を介して仕上材4を仮止め状態で取付
け、図12及び図13に示すように、仕上材4に幅出し
材5を連結して設備ライン1を形成すると共に、照明機
器取付領域1Aと設備機器取付領域1Bとを形成する。
そして、仕上材4に継ぎ部材2を図20及び図21に示
すように連結して設備ライン1間の幅を設定する。次
に、基準となる2本の水糸(図示せず)を直交方向に張
り、仕上材4と下地材6の位置を修正し、仮止めしてい
る支持金具30の締結ねじ36を締付けて固定する。そ
して、仕上材4と継ぎ部材2の位置がぶれないように、
吊りボルト7と仕上材4又は継ぎ部材2との間にブレス
金具50aを介してブレスボルト50bを張架する。こ
のようにして、設備ライン1と天井パネル設置用矩形空
間3を区画形成した後、設備ライン1の照明機器取付領
域1Aに照明機器20を取付け、その他の設備機器取付
領域1Bに、図18又は図19に示すように、設備プレ
ートを介してそれぞれ空調機器21,スピーカ22,ス
プリンクラ23,煙探知器24を取付けると共に、設備
プレート25を取付ける。次に、仕上材4に落下防止ば
ね80を取付けると共に、継ぎ部材2にパネル保持金具
70を取付ける。そして、第2の天井パネル10Bの短
辺部をパネル保持金具70を介して継ぎ部材2間に係止
固定した後、パネル係止金具60を装着した第1の天井
パネル10Aを第2の天井パネル10Bの係止用スリッ
ト15bに係止すると共に、設備ライン1を構成する仕
上材4の係止溝4cに係止させて組立作業は完了する。
したがって、天井パネル10A,10Bを、設備ライン
1の長さ方向に沿ってその長辺部が位置した状態で設置
することができる。
【0029】なお、上記実施例では矩形空間3内に3枚
の天井パネル10A,10Bを設置した場合について説
明したが、矩形空間3内に設置される天井パネルは必ず
しも3枚である必要はなく、矩形空間3内に2枚以上設
置されるものであれば、任意の枚数でよい。
の天井パネル10A,10Bを設置した場合について説
明したが、矩形空間3内に設置される天井パネルは必ず
しも3枚である必要はなく、矩形空間3内に2枚以上設
置されるものであれば、任意の枚数でよい。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明のシス
テム天井によれば、上記のように構成されているので、
以下のような効果が得られる。
テム天井によれば、上記のように構成されているので、
以下のような効果が得られる。
【0031】1)請求項1記載のシステム天井によれ
ば、適宜間隔をおいて長さ方向に連続して設備機器を取
付ける設備ライン間に、継ぎ部材を交差状に連結して矩
形空間を形成するので、設備機器設置領域と天井パネル
設置領域とを直線状に仕切ることができ、設備機器及び
天井パネルの設置を容易にすることができる。しかも、
天井パネルを、設備ラインの長さ方向に沿ってその長辺
部を位置する長方形状のパネルにて形成するので、天井
パネルを容易に取外すことができ、設備機器の交換・点
検等を容易に行うことができる。
ば、適宜間隔をおいて長さ方向に連続して設備機器を取
付ける設備ライン間に、継ぎ部材を交差状に連結して矩
形空間を形成するので、設備機器設置領域と天井パネル
設置領域とを直線状に仕切ることができ、設備機器及び
天井パネルの設置を容易にすることができる。しかも、
天井パネルを、設備ラインの長さ方向に沿ってその長辺
部を位置する長方形状のパネルにて形成するので、天井
パネルを容易に取外すことができ、設備機器の交換・点
検等を容易に行うことができる。
【0032】2)請求項2記載のシステム天井によれ
ば、設備ライン側に位置する天井パネルを開閉可能に形
成し、中間部側に位置する天井パネルを継ぎ部材に係止
固定するので、設備ライン側の天井パネルを開放して設
備機器の交換や保守・点検等を容易に行うことができ
る。
ば、設備ライン側に位置する天井パネルを開閉可能に形
成し、中間部側に位置する天井パネルを継ぎ部材に係止
固定するので、設備ライン側の天井パネルを開放して設
備機器の交換や保守・点検等を容易に行うことができ
る。
【0033】3)請求項3記載のシステム天井によれ
ば、開閉可能な天井パネルを、隣接する中間部側の天井
パネルに回転可能に係止するので、別途に係止用部材を
用いることなく、天井パネルを回転可能に係止すること
ができ、構成部材の削減を図ることができる。
ば、開閉可能な天井パネルを、隣接する中間部側の天井
パネルに回転可能に係止するので、別途に係止用部材を
用いることなく、天井パネルを回転可能に係止すること
ができ、構成部材の削減を図ることができる。
【0034】4)請求項4記載のシステム天井によれ
ば、中間部側の天井パネルを、その短辺部を継ぎ部材に
着脱可能に係止するので、天井パネルの取付及び交換等
を容易に行うことができ、施工性の向上及びメンテナン
スの向上を図ることができる。
ば、中間部側の天井パネルを、その短辺部を継ぎ部材に
着脱可能に係止するので、天井パネルの取付及び交換等
を容易に行うことができ、施工性の向上及びメンテナン
スの向上を図ることができる。
【0035】5)請求項5記載のシステム天井によれ
ば、天井パネルを、多数の小孔を穿設した金属製パネル
本体と、この金属製パネル本体の裏面に敷設される断熱
・吸音材とで構成するので、天井パネルを軽量で強度を
有するものとすることができ、かつ天井パネルの断熱及
び遮音性の向上を図ることができる。
ば、天井パネルを、多数の小孔を穿設した金属製パネル
本体と、この金属製パネル本体の裏面に敷設される断熱
・吸音材とで構成するので、天井パネルを軽量で強度を
有するものとすることができ、かつ天井パネルの断熱及
び遮音性の向上を図ることができる。
【図1】この発明のシステム天井の見上げた状態の斜視
図である。
図である。
【図2】システム天井の天井裏から見た状態の斜視図で
ある。
ある。
【図3】システム天井の見上げた状態の平面図である。
【図4】システム天井の天井裏から見た状態の平面図で
ある。
ある。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】図4のC−C断面図である。
【図8】この発明における下地材の吊持状態の斜視図で
ある。
ある。
【図9】この発明における仕上材を下地材に吊持させた
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図10】図4のD−D断面図である。
【図11】この発明における設備機器の取付状態の拡大
断面図である。
断面図である。
【図12】この発明における幅出し材と仕上材の連結状
態の分解斜視図である。
態の分解斜視図である。
【図13】幅出し材と仕上材の連結状態の斜視図であ
る。
る。
【図14】幅出し材の平面図及びその正面図である。
【図15】図14の側面図である。
【図16】図14(b)のE−E断面図である。
【図17】この発明における設備プレートの斜視図であ
る。
る。
【図18】設備プレートの取付状態の側面図である。
【図19】設備プレートの別の取付状態の側面図であ
る。
る。
【図20】この発明における仕上材と継ぎ部材の連結状
態の分解斜視図である。
態の分解斜視図である。
【図21】仕上材と継ぎ部材の連結状態の斜視図であ
る。
る。
【図22】この発明における天井パネルの断面斜視図で
ある。
ある。
【図23】天井パネルの別の形態の断面斜視図である。
【図24】天井パネルの係止部の分解斜視図である。
【図25】天井パネルの係止状態の断面図である。
【図26】天井パネルの落下防止ばねの取付状態の斜視
図である。
図である。
【図27】この発明におけるパネル保持金具の取付状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図28】天井パネルの係止状態の拡大断面図である。
1 設備ライン 2 継ぎ部材 3 矩形空間 4 仕上材 5 幅出し材 6 下地材 10A,10B 天井パネル 11 金属製パネル本体 12 断熱・吸音材 60 パネル係止金具 70 パネル保持金具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 この発明のシステム天井は、天井スラブ
Sから垂下される吊りボルト7に吊持される下地材6
と、この下地材6に支持金具30をもって支持されると
共に、適宜間隔をおいて長さ方向に連続して設備機器を
取付ける複数の設備ライン1と、これら設備ライン1間
に交差状に連結される継ぎ部材2と、継ぎ部材2に取付
けられるパネル保持金具70を介して設備ライン1と継
ぎ部材2とで形成される矩形空間3内に設置される複数
の天井パネル10A,10Bとで主要部が構成されてい
る。この場合、天井パネル10A,10Bは設備ライン
1の長さ方向に沿ってその長辺部を位置する長方形状の
パネルにて形成されている。
Sから垂下される吊りボルト7に吊持される下地材6
と、この下地材6に支持金具30をもって支持されると
共に、適宜間隔をおいて長さ方向に連続して設備機器を
取付ける複数の設備ライン1と、これら設備ライン1間
に交差状に連結される継ぎ部材2と、継ぎ部材2に取付
けられるパネル保持金具70を介して設備ライン1と継
ぎ部材2とで形成される矩形空間3内に設置される複数
の天井パネル10A,10Bとで主要部が構成されてい
る。この場合、天井パネル10A,10Bは設備ライン
1の長さ方向に沿ってその長辺部を位置する長方形状の
パネルにて形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 一方、仕上材4と共働して天井パネル1
0A,10Bの設置領域(矩形空間3)を形成する継ぎ
部材2は、図20に示すように、下方に向って開口する
断面コ字状のスチール製部材にて形成され、その端部両
側に櫛歯状切欠2aを有する切欠段部2bを設けると共
に、端部上面に取付孔2cを穿設してなる。このように
構成される継ぎ部材2は、切欠段部2bの櫛歯状切欠2
aを仕上材4の上部両側に設けられた位置決め用切欠4
dに係合させた状態で、上記幅出し材5の連結ボルト
9、ナット9bと同様の連結ボルト9とナット9bとを
締結することによって連結される(図20及び図21参
照)。したがって、設備ライン1を構成する仕上材4と
継ぎ部材2とが交差状に連結されて天井パネル設置用の
矩形空間3が形成される。なお、下地材6、仕上材4と
吊りボルト7との間にブレス金具50aを介してブレス
ボルト50bを張架することによって下地材6と仕上材
4の位置のぶれを防止している(図2参照)。
0A,10Bの設置領域(矩形空間3)を形成する継ぎ
部材2は、図20に示すように、下方に向って開口する
断面コ字状のスチール製部材にて形成され、その端部両
側に櫛歯状切欠2aを有する切欠段部2bを設けると共
に、端部上面に取付孔2cを穿設してなる。このように
構成される継ぎ部材2は、切欠段部2bの櫛歯状切欠2
aを仕上材4の上部両側に設けられた位置決め用切欠4
dに係合させた状態で、上記幅出し材5の連結ボルト
9、ナット9bと同様の連結ボルト9とナット9bとを
締結することによって連結される(図20及び図21参
照)。したがって、設備ライン1を構成する仕上材4と
継ぎ部材2とが交差状に連結されて天井パネル設置用の
矩形空間3が形成される。なお、下地材6、仕上材4と
吊りボルト7との間にブレス金具50aを介してブレス
ボルト50bを張架することによって下地材6と仕上材
4の位置のぶれを防止している(図2参照)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 次に、この発明のシステム天井の組立て
手順について説明する。まず、天井スラブSの適宜位置
にアンカーTを介して吊りボルト7を固定して垂下す
る。次に、吊りボルト7にナット8を介して装着された
吊持金具40に下地材6を仮止め状態で吊持しておき、
天井スラブAから仕上材4の高さ位置に平行に張られた
水糸(図示せず)を基準としてナット8を調節して下地
材6の上面を所定の高さに合せて固定する。次に、下地
材6に支持金具30を介して仕上材4を仮止め状態で取
付け、図12及び図13に示すように、仕上材4に幅出
し材5を連結して設備ライン1を形成すると共に、照明
機器取付領域1Aと設備機器取付領域1Bとを形成す
る。そして、仕上材4に継ぎ部材2を図20及び図21
に示すように連結して設備ライン1間の幅を設定する。
次に、基準となる2本の水糸(図示せず)を直交方向に
張り、仕上材4と下地材6の位置を修正し、仮止めして
いる支持金具30の締結ねじ36を締付けて固定する。
そして、下地材6と仕上材4の位置がぶれないように、
吊りボルト7と下地材6又は仕上材4との間にブレス金
具50aを介してブレスボルト50bを張架する。この
ようにして、設備ライン1と天井パネル設置用矩形空間
3を区画形成した後、設備ライン1の照明機器取付領域
1Aに照明機器20を取付け、その他の設備機器取付領
域1Bに、図18又は図19に示すように、設備プレー
トを介してそれぞれ空調機器21,スピーカ22,スプ
リンクラ23,煙探知器24を取付けると共に、設備プ
レート25を取付ける。次に、仕上材4に落下防止ばね
80を取付けると共に、継ぎ部材2にパネル保持金具7
0を取付ける。そして、第2の天井パネル10Bの短辺
部をパネル保持金具70を介して継ぎ部材2間に係止固
定した後、パネル係止金具60を装着した第1の天井パ
ネル10Aを第2の天井パネル10Bの係止用スリット
15bに係止すると共に、設備ライン1を構成する仕上
材4の係止溝4cに係止させて組立作業は完了する。し
たがって、天井パネル10A,10Bを、設備ライン1
の長さ方向に沿ってその長辺部が位置した状態で設置す
ることができる。
手順について説明する。まず、天井スラブSの適宜位置
にアンカーTを介して吊りボルト7を固定して垂下す
る。次に、吊りボルト7にナット8を介して装着された
吊持金具40に下地材6を仮止め状態で吊持しておき、
天井スラブAから仕上材4の高さ位置に平行に張られた
水糸(図示せず)を基準としてナット8を調節して下地
材6の上面を所定の高さに合せて固定する。次に、下地
材6に支持金具30を介して仕上材4を仮止め状態で取
付け、図12及び図13に示すように、仕上材4に幅出
し材5を連結して設備ライン1を形成すると共に、照明
機器取付領域1Aと設備機器取付領域1Bとを形成す
る。そして、仕上材4に継ぎ部材2を図20及び図21
に示すように連結して設備ライン1間の幅を設定する。
次に、基準となる2本の水糸(図示せず)を直交方向に
張り、仕上材4と下地材6の位置を修正し、仮止めして
いる支持金具30の締結ねじ36を締付けて固定する。
そして、下地材6と仕上材4の位置がぶれないように、
吊りボルト7と下地材6又は仕上材4との間にブレス金
具50aを介してブレスボルト50bを張架する。この
ようにして、設備ライン1と天井パネル設置用矩形空間
3を区画形成した後、設備ライン1の照明機器取付領域
1Aに照明機器20を取付け、その他の設備機器取付領
域1Bに、図18又は図19に示すように、設備プレー
トを介してそれぞれ空調機器21,スピーカ22,スプ
リンクラ23,煙探知器24を取付けると共に、設備プ
レート25を取付ける。次に、仕上材4に落下防止ばね
80を取付けると共に、継ぎ部材2にパネル保持金具7
0を取付ける。そして、第2の天井パネル10Bの短辺
部をパネル保持金具70を介して継ぎ部材2間に係止固
定した後、パネル係止金具60を装着した第1の天井パ
ネル10Aを第2の天井パネル10Bの係止用スリット
15bに係止すると共に、設備ライン1を構成する仕上
材4の係止溝4cに係止させて組立作業は完了する。し
たがって、天井パネル10A,10Bを、設備ライン1
の長さ方向に沿ってその長辺部が位置した状態で設置す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7521−2E E04B 5/57 J
Claims (5)
- 【請求項1】 適宜間隔をおいて長さ方向に連続して設
備機器を取付ける設備ラインと、 上記設備ライン間に交差状に連結される継ぎ部材と、 上記設備ラインと継ぎ部材とで形成される矩形空間内に
設置される複数の天井パネルとを具備し、 上記天井パネルを、上記設備ラインの長さ方向に沿って
その長辺部を位置する長方形状のパネルにて形成してな
ることを特徴とするシステム天井。 - 【請求項2】 設備ライン側に位置する天井パネルを開
閉可能に形成し、 中間部側に位置する天井パネルを継ぎ部材に係止固定し
てなることを特徴とする請求項1記載のシステム天井。 - 【請求項3】 開閉可能な天井パネルを、隣接する中間
部側の天井パネルに回転可能に係止してなることを特徴
とする請求項2記載のシステム天井。 - 【請求項4】 中間部側の天井パネルを、その短辺部を
継ぎ部材に着脱可能に係止してなることを特徴とする請
求項2記載のシステム天井。 - 【請求項5】 天井パネルを、多数の小孔を穿設した金
属製パネル本体と、この金属製パネル本体の裏面に敷設
される断熱・吸音材とで構成してなることを特徴とする
請求項1ないし4のいずれかに記載のシステム天井。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4357990A JPH06193183A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | システム天井 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4357990A JPH06193183A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | システム天井 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06193183A true JPH06193183A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18456986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4357990A Pending JPH06193183A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | システム天井 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06193183A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008281299A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Shinryo Corp | 吸音式クリーンルーム装置 |
CN102535719A (zh) * | 2009-11-26 | 2012-07-04 | 徐建光 | 建筑功能设备终端的集成带及室内顶面结构 |
JP2015190301A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-02 | 株式会社フジタ | 天井の落下防止構造 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4357990A patent/JPH06193183A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008281299A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Shinryo Corp | 吸音式クリーンルーム装置 |
CN102535719A (zh) * | 2009-11-26 | 2012-07-04 | 徐建光 | 建筑功能设备终端的集成带及室内顶面结构 |
JP2015190301A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-02 | 株式会社フジタ | 天井の落下防止構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011116 |