JPH0619236Y2 - 電話機固定装置 - Google Patents

電話機固定装置

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JPH0619236Y2
JPH0619236Y2 JP13312587U JP13312587U JPH0619236Y2 JP H0619236 Y2 JPH0619236 Y2 JP H0619236Y2 JP 13312587 U JP13312587 U JP 13312587U JP 13312587 U JP13312587 U JP 13312587U JP H0619236 Y2 JPH0619236 Y2 JP H0619236Y2
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telephone
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fixing device
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JP13312587U
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JPS6438860U (ja
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正彰 梅沢
輝夫 馬場
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等の可動体に取付けられた無線機等の
被固定部に、自動車電話機等の移動用電話機を取付け固
定するための電話機固定装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車内に取付けられた無線機上に自動車電話機
を取付け固定するには、無線機上に自動車電話機を載
せ、それら両者をコネクタで電気的に接続すると共に、
ネジにより機械的に固定するようにしていた。
この種の固定方法は、耐衝撃力に優れるものの、電話機
を無線機から着脱するには常にネジを外さなければなら
ず、電話機の着脱が容易でないという欠点があった。
そこで、この欠点を解決するために、本願出願人等は先
に実願昭61-117526号明細書で着脱性の優れる電話機固
定装置を提案した。
この電話機固定装置は、電話機内の前方の電話機壁面に
取付けられた第1の爪部と、電話機内の後方に設けられ
前記第1の爪部と同一方向を向いた第2の爪部と、被固
定部である無線機上に取付けられた第1および第2のホ
ルダとで構成されている。ここで、第1の爪部は、回動
自在に支持されたロック部と、このロック部を所定の回
動方向に付勢するスプリングと、このスプリングの付勢
と反対方向に前記ロック部を回動させる固定状態解除用
のボタンとを有している。第1のホルダは前記ロック部
と係合して電話機を固定するもの、第2のホルダは前記
第2の爪部と係合することにより電話機を無線機に対し
て回動自在に支持するものである。なお、電話機の下部
と無線機の上部には、それぞれ着脱自在のコネクタが取
付けられ、それらコネクタを介して電話機と無線機とが
電気的に接続される。
以上の構成において、電話機を無線機上へ取付け固定す
るには、電話機内の後方部に設けられた第2の爪部を無
線機上のホルダに引掛け、この引掛け箇所を支点として
電話機の前方部を下方向へ回動させる。電話機の前方部
が無線機上に当接すると、それら両者がコネクタを介し
て電気的に接続されると共に、第1の爪部のロック部が
第1のホルダに係合して電話機が無線機上に固定され
る。
電話機を無線機上から取外すには、固定状態解除用のボ
タンを押してロック部を第1のホルダから外し、電話機
の前方部を後方の引掛け箇所を支点として上方へ回動し
て各コネクタ間を外し、さらに無線機の後方部に設けら
れた第2のホルダから第2の爪部を外してやればよい。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の電話機固定装置では、製造誤
差等により各コネクタの取付け位置がずれると、電話機
を無線機上に固定する際に、その各コネクタが接続され
るように電話機を無線機上に押下すると、第1の爪部の
ロック部と第1のホルダとの位置ずれのためにそのロッ
ク部が第1のホルダに係合せず、電話機が確実に固定さ
れない。このように、製造誤差等があると、電話機が確
実に固定されない等の電話機固定状態にばらつきがでる
という問題があった。また、着脱の容易性を考えて第1
と第2の爪部は同一方向に向けられているため、その第
1,第2の爪部の引掛けている向きとは逆の方向から衝
撃が加わると、その衝撃力は第1,第2の爪部の引掛け
箇所では吸収されず、すべてコネクタ接続箇所にかかっ
てしまい、コネクタが破損するおそれがあった。
本考案は前記従来技術が持っていた問題点として、電話
機の固定状態のばらつきと、衝撃によるコネクタの破損
という点について解決した電話機固定装置を提供するも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために、電話機の壁面に
取付けられ、回動自在に支持されたロック部を所定の回
動方向に弾性体で付勢し、かつその弾性体の付勢と反対
方向に固定状態解除用の解除部材で該ロック部を回動さ
せる第1の爪部と、前記第1の爪部から所定距離離れて
前記電話機に設けられた第2の爪部と、被固定部に取付
けられ前記ロック部と係合して前記電話機を固定する第
1のホルダと、前記被固定部に取付けられ前記第2の爪
部と係合することにより前記電話機を前記被固定部に対
して回動自在に支持する第2のホルダとを備えた電話機
固定装置において、前記電話機の壁面を一定方向に移動
させる傾斜面と、この傾斜面の下部に形成され前記一定
方向と逆の方向に対する前記電話機の壁面の移動を阻止
する阻止面とを有するガイド部を、前記第1のホルダに
設けたものである。
(作用) 本考案によれば、以上のように電話機固定装置を構成し
たので、製造誤差により電話機壁面の位置がずれた場
合、ガイド部の傾斜面はその電話機壁面を適正な位置へ
移動させるように働く。またガイド部の阻止面は、電話
機壁面に加わる衝撃力を吸収して内部部品の破損を防止
するように働く。これにより、電話機の嵌合性と着脱性
の向上が図れる。従って前記問題点を除去できるのであ
る。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す自動車用電話機固定装
置の要部である第1の爪部と第1のホルダとの係合状態
の斜視図、第2図は第1図を含めた電話機固定装置の全
体構成図、及び第3図は第1図の断面図である。
第2図において、自動車内に設けられた被固定部、例え
ば無線機1には、その上に自動車電話機2を固定するた
めの断面L字形の第1のホルダ3及び逆U字形の第2の
ホルダ4がそれぞれ前方部及び後方部に取付けられてい
る。それらに対応して、電話機2の前方部の電話機壁面
2aには第1のホルダ3と係合する第1の爪部5が取付け
られると共に、電話機2の後方部には第2のホルダ4と
係合する第2の爪部6が設けられている。また、無線機
1の上部と電話機2の下部には、それぞれ着脱自在のコ
ネクタ7,8が取付けられ、それらのコネクタ7,8を
介して無線機1と電話機2とが電気的に接続される。
第1図及び第3図に示されるように、第1のホルダ3
は、電話機壁面2aの延長上の位置にある直立部31と、無
線機1上に固定される底辺部32とで構成されるL字形の
部材である。直立部31には、第1の爪部5と係合するた
めの孔33,33が設けられている。また底辺部32には直立
部31の両側で、かつ電話機壁面2a下に位置してガイド部
34が設けられている。ガイド部34は、電話機壁面2aを無
線機1の前方方向へ移動させる傾斜面34aと、この傾斜
面34aの下部に形成され電話機壁面2aの後方方向への移
動を阻止する阻止面34bとで構成されている。
第1のホルダ3に係合する第1の爪部5は、軸51a及び
爪51b,51bを有しその爪51b,51bが第1のホルダ3の孔3
3、33に係合して電話機2を第1のホルダ3に固定するロ
ック部51と、前記軸51aを回動自在に支持するサポータ5
2と、前記軸51aに取付けられ前記爪51b,51bを電話機壁
面2aの方向(第3図のA方向)へ付勢する弾性部材、例
えばスプリング53と、電話機壁面2aに摺動自在に取付け
られ後方方向(第3図のB方向)に押しつけることによ
りロック部51の固定状態を解除する解除部材、例えばボ
タン54とで構成されている。
第4図は第2図における第2のホルダ4と第2の爪部6
との係合関係を示す斜視図である。
第2図のホルダ4は逆U字形の部材からなり、それが無
線機1の上面に固定されている。この第2のホルダ4に
係合する第2の爪部6は、電話機2の内壁面から前方方
向へ突出した部材で構成され、この第2の爪部6と対向
する位置にはホルダ挿脱用の切欠き61が設けられてい
る。
以上のように構成される電話機固定装置の動作を第5図
を参照しつつ説明する。なお、第5図は第2図の着脱動
作を示す概略図である。
電話機2を無線機1へ取付け固定するには、電話機2の
後方部に設けられた第2の爪部6を第2のホルダ4に引
掛け、矢印Cへ向けて電話機2を回動させる。電話機2
が無線機1に当接すると、コネクタ7,8がそれぞれ接
続され、同時にロック部51はその爪51b,51bが第1のホ
ルダ3の直立部31上に接して第3図の二点鎖線で示すよ
うに矢印Aと逆方向に回動する。そしてロック部51がス
プリング53の付勢力により矢印A方向に回動し、その爪
51b,51bが直立部31の孔33,33に挿入される。この時、爪
51b,51bは孔33,33とかみ合った状態となり、電話機2の
無線機1への取付け固定が完了する。
電話機2を無線機1から取外すには、ボタン54を第3図
の矢印B方向、つまり電話機2内へ向けて押し付ける。
すると、第1のホルダ3の孔33,33からロック部51の爪5
1b,51bが外れるので、第5図に示すように電話機2を矢
印D方向へ回動させてコネクタ7,8を外すと共に、第
2のホルダ4から第2の爪部6を外してやれば、電話機
2の取外しが完了する。
ここで、コネクタ7,8の取付け誤差等の製造誤差があ
る場合の動作を第6図を参照しつつ説明する。第6図は
第1図におけるガイド部付近の断面図である。
電話機2の取付け固定時において、電話機壁面2aを矢印
C方向へ回動させ、第5図に示すようにコネクタ8をコ
ネクタ7へ接続した時に、製造誤差により電話機壁面2a
が所定位置より手前のガイド部34の傾斜面34a上に接触
すると、その電話機壁面2aは傾斜面34aを矢印E方向、
つまり前方方向へすべっていき、ロック部51と第1のホ
ルダ3の最適結合位置である阻止面34bへ移動し、そこ
で固定される。従ってコネクタ7,8の取付け誤差等に
よる電話機2の嵌合不良がなくなる。
また、電話機2が固定されている時に、その電話機2に
例えば第3図の矢印B方向、つり前方から後方へ衝撃が
加わった場合、電話機壁面2aがガイド部34の阻止面34b
に当接するため、そこで衝撃力が吸収され、コネクタ
7,8の破損が防止できる。なお、後方から前方へ衝撃
が加わった場合、その衝撃力は第2のホルダ4と第2の
爪部6の係合箇所、及び第1のホルダ3と第1の爪部5
の係合箇所で吸収されるため、コネクタ7,8の破損が
防止できる。
なお、本考案は図示の実施例に限定されず、種々の変形
が可能である。その変形例としては、例えば次のような
ものがある。
(a)弾性体としてスプリング53を使用したが、弾性ゴム
等の他の弾性体を使用してもよく、さらにロック部51自
体を弾性金属板等で形成することも可能である。
(b)固定状態解除用のボタン54は、レバー等の他の解除
部材で構成してもよい。
(c)被固定部としては、無線機1以外に、他の機器や、
自動車への直接取付けも可能である。
(d)ガイド部34は、第1のホルダ3における直立部31の
上部に設けることも可能である。
(e)本考案の装置は、自動車電話機以外の船舶用電話
機、壁掛け電話機、携帯用電話機等の他の電話機にも適
用できる。また、コネクタ7,8を必要としない固定構
造にも使用可能である。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案によれば、第1のホ
ルダにガイド部を設けたので、製造誤差による電話機の
嵌合不良を的確に防止できると共に、コネクタが設けら
れている場合には衝撃によるコネクタの破損を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す電話機固定装置の要部斜
視図、第2図は本考案の実施例を示す電話機固定装置の
全体構成図、第3図は第1図の断面図、第4図は第2図
の第2の爪部付近の斜視図、第5図は第2図の着脱動作
図、第6図は第1図のガイド部付近の断面図である。 1……無線機、2……電話機、2a……電話機壁面、3,
4……第1,第2のホルダ、5,6……第1,第2の爪
部、7,8……コネクタ、33……孔、34……案内部、34
a……傾斜面、34b……阻止面、51……ロック部、53……
スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機の壁面に取付けられ、回動自在に支
    持されたロック部を所定の回動方向に弾性体で付勢し、
    かつその弾性体の付勢と反対方向に固定状態解除用の解
    除部材で該ロック部を回動させる第1の爪部と、前記第
    1の爪部から所定距離離れて前記電話機に設けられた第
    2の爪部と、被固定部に取付けられ前記ロック部と係合
    して前記電話機を固定する第1のホルダと、前記被固定
    部に取付けられ前記第2の爪部と係合することにより前
    記電話機を前記被固定部に対して回動自在に支持する第
    2のホルダとを備えた電話機固定装置において、 前記電話機の壁面を一定方向に移動させる傾斜面と、こ
    の傾斜面の下部に形成され前記一定方向と逆の方向に対
    する前記電話機の壁面の移動を阻止する阻止面とを有す
    るガイド部を、前記第1のホルダに設けたことを特徴と
    する電話機固定装置。
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JPS6438860U JPS6438860U (ja) 1989-03-08
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