JPH06191478A - 船舶の洗浄装置 - Google Patents
船舶の洗浄装置Info
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- JPH06191478A JPH06191478A JP5237347A JP23734793A JPH06191478A JP H06191478 A JPH06191478 A JP H06191478A JP 5237347 A JP5237347 A JP 5237347A JP 23734793 A JP23734793 A JP 23734793A JP H06191478 A JPH06191478 A JP H06191478A
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- Japan
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- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims abstract description 20
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 25
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
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- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 2
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/20—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine
- F01P3/202—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine for outboard marine engines
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 船舶の船外機の後方部分を洗浄するための作
業能率が向上した船舶の洗浄装置を提供することであ
る。 【構成】 ケーシング１７で囲まれた水冷式エンジン１
８を有する船外機１６を船尾に取り付けた船舶１０にお
いて、前記水冷式エンジンにはその冷却水通路３８から
分岐された分岐通路４６を備え、この分岐通路は前記ケ
ーシングの後面を貫通し、かつケーシング後方に突出さ
せ、この突出部にホース５８との接続部４８を設けたこ
とを特徴とする船舶の洗浄装置である。
業能率が向上した船舶の洗浄装置を提供することであ
る。 【構成】 ケーシング１７で囲まれた水冷式エンジン１
８を有する船外機１６を船尾に取り付けた船舶１０にお
いて、前記水冷式エンジンにはその冷却水通路３８から
分岐された分岐通路４６を備え、この分岐通路は前記ケ
ーシングの後面を貫通し、かつケーシング後方に突出さ
せ、この突出部にホース５８との接続部４８を設けたこ
とを特徴とする船舶の洗浄装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶の洗浄装置に係わ
り、特に水冷式エンジンを備えた船外機の洗浄装置に関
する。
り、特に水冷式エンジンを備えた船外機の洗浄装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、船外機の洗浄には、水道水やバケ
ツなどで汲み上げられた船外機周囲の海水などを使用し
ている。しかし、水道水を使用する場合、船外機が水道
の蛇口の近くになければならないという場所的な制約が
あり、またバケツで水を汲み上げる場合には、作業者の
多大の労力が必要となるという問題点がある。
ツなどで汲み上げられた船外機周囲の海水などを使用し
ている。しかし、水道水を使用する場合、船外機が水道
の蛇口の近くになければならないという場所的な制約が
あり、またバケツで水を汲み上げる場合には、作業者の
多大の労力が必要となるという問題点がある。
【０００３】かかる問題点を解決するため、水冷式エン
ジンを備えた船外機の場合、冷却式エンジンの冷却通路
から分岐させた分岐通路を介して、水冷式エンジンのケ
ーシングの前面に設けられたホースとの接続部から冷却
水を取り出し、この冷却水によって船外機を洗浄すると
いうことが行われている（実開昭６２−１９６７９８
号）。ここで、船外機は航走時に追波等を受け、その後
方部分が著しく汚れるので、船外機の後方部分を特に洗
浄する必要がある。
ジンを備えた船外機の場合、冷却式エンジンの冷却通路
から分岐させた分岐通路を介して、水冷式エンジンのケ
ーシングの前面に設けられたホースとの接続部から冷却
水を取り出し、この冷却水によって船外機を洗浄すると
いうことが行われている（実開昭６２−１９６７９８
号）。ここで、船外機は航走時に追波等を受け、その後
方部分が著しく汚れるので、船外機の後方部分を特に洗
浄する必要がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例で
はホースとの接続部が冷却式エンジンのケーシングの前
面に設けられているため、船外機の後方部分を洗浄する
には作業性の問題があった。すなわち、船外機の後方部
分を洗浄するためには、ホースをカウリングの接続部に
つなぎ、次に船体から降りて船外機の後方部分を洗浄
し、その後さらにホースを接続部から外すために、船体
に上がる必要がある。
はホースとの接続部が冷却式エンジンのケーシングの前
面に設けられているため、船外機の後方部分を洗浄する
には作業性の問題があった。すなわち、船外機の後方部
分を洗浄するためには、ホースをカウリングの接続部に
つなぎ、次に船体から降りて船外機の後方部分を洗浄
し、その後さらにホースを接続部から外すために、船体
に上がる必要がある。
【０００５】そこで、本発明はかかる問題点を解決する
ため、船舶の船外機の後方部分を洗浄するための作業能
率が向上した船舶の洗浄装置を提供することを目的とす
る。
ため、船舶の船外機の後方部分を洗浄するための作業能
率が向上した船舶の洗浄装置を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明はケーシングで囲まれた水冷式エンジンを
有する船外機を船尾に取り付けた船舶において、前記水
冷式エンジンにはその冷却水通路から分岐された分岐通
路を備え、この分岐通路は前記ケーシングの後面を貫通
し、かつケーシング後方に突出させ、この突出部にホー
スとの接続部を設けたことを特徴とする船舶の洗浄装置
である。
めに、本発明はケーシングで囲まれた水冷式エンジンを
有する船外機を船尾に取り付けた船舶において、前記水
冷式エンジンにはその冷却水通路から分岐された分岐通
路を備え、この分岐通路は前記ケーシングの後面を貫通
し、かつケーシング後方に突出させ、この突出部にホー
スとの接続部を設けたことを特徴とする船舶の洗浄装置
である。
【０００７】
【作用】以上のように本発明によれば、ケーシングの後
面を貫通し、ケーシングの後方に突出する接続部にホー
スを接続することができるので、船体の外に降りたまま
船外機の後方部分を洗浄することができ、これにより船
外機の後方部分を洗浄するための作業能率の向上を図る
ことができる。
面を貫通し、ケーシングの後方に突出する接続部にホー
スを接続することができるので、船体の外に降りたまま
船外機の後方部分を洗浄することができ、これにより船
外機の後方部分を洗浄するための作業能率の向上を図る
ことができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図１および図２には、本発明を、船外機を有
する船舶に適用した場合の実施例が示されている。図１
において符号１０で示すのが船舶の船体であり、この船
体１０の船尾板１２にはクランプブラッケト１４を介し
て船外機１６が取り付けられている。
説明する。図１および図２には、本発明を、船外機を有
する船舶に適用した場合の実施例が示されている。図１
において符号１０で示すのが船舶の船体であり、この船
体１０の船尾板１２にはクランプブラッケト１４を介し
て船外機１６が取り付けられている。
【０００９】符号１７は船外機のケーシングであり、こ
のケーシング１７はエンジン１８部分を収容するカウリ
ングと動力伝達機構を覆うケース２４あるいは両者の間
に介装されたエプロン等とから構成されている。当該カ
ウリングはトップカウリング２０とボトムカウリング２
２とからなり、ボトムカウリング２２はケース２４に連
結されている。前記エンジン１８のクランク軸（図示省
略）の回転は、略垂直にケース２４内を延びる中間伝達
軸２６に伝達され、その下端において略水平に延びるプ
ロペラ軸２８に伝達され、このプロペラ軸２８がプロペ
ラ３０を回転して船体１０を走行可能とする。符号３２
はウォータポンプであり、このウォータポンプ３２は前
記中間伝達軸２６によって駆動され、水取入れ口３４か
ら取り込まれた船体１０の回りの海水などを給水路３６
に冷却水として圧送し、この冷却水は前記エンジン１８
のシリンダブロック（図示省略）内に形成されたウォー
タジャケット３８に送られる。冷却水がこのウォータジ
ャケット３８を通過する間に冷却水はエンジン１８と熱
交換を行い、その後２つの経路に分岐される。主な経路
は、前記冷却水が、サーモスッタトからなる感温弁４０
を有する弁室４２に導かれ、この弁室４２から排水路４
４を介して水中に排出される経路である。一方、他の経
路は、前記感温弁４０の直前から分岐された分岐通路４
６からなり、この分岐通路４６は通常ゴムホースなどの
可撓性のある材料から構成されている。
のケーシング１７はエンジン１８部分を収容するカウリ
ングと動力伝達機構を覆うケース２４あるいは両者の間
に介装されたエプロン等とから構成されている。当該カ
ウリングはトップカウリング２０とボトムカウリング２
２とからなり、ボトムカウリング２２はケース２４に連
結されている。前記エンジン１８のクランク軸（図示省
略）の回転は、略垂直にケース２４内を延びる中間伝達
軸２６に伝達され、その下端において略水平に延びるプ
ロペラ軸２８に伝達され、このプロペラ軸２８がプロペ
ラ３０を回転して船体１０を走行可能とする。符号３２
はウォータポンプであり、このウォータポンプ３２は前
記中間伝達軸２６によって駆動され、水取入れ口３４か
ら取り込まれた船体１０の回りの海水などを給水路３６
に冷却水として圧送し、この冷却水は前記エンジン１８
のシリンダブロック（図示省略）内に形成されたウォー
タジャケット３８に送られる。冷却水がこのウォータジ
ャケット３８を通過する間に冷却水はエンジン１８と熱
交換を行い、その後２つの経路に分岐される。主な経路
は、前記冷却水が、サーモスッタトからなる感温弁４０
を有する弁室４２に導かれ、この弁室４２から排水路４
４を介して水中に排出される経路である。一方、他の経
路は、前記感温弁４０の直前から分岐された分岐通路４
６からなり、この分岐通路４６は通常ゴムホースなどの
可撓性のある材料から構成されている。
【００１０】この分岐通路４６は、図２に詳しく示すよ
うに、ケーシング１７の一部であるボトムカウリング２
２の後面部分を貫通し、かつケーシング１７の後方に突
出している。この分岐通路４６の突出部には、後述する
ホースと接続可能な接続部が設けられている。この接続
部は接続管４８から構成され、ボトムカウリング２２の
内側から取付ナット５０が螺合されることにより、一方
ボトムカウリング２２の外側からシール部材５２を介し
て取付ナット５４が螺合されることにより、強固にボト
ムカウリング２２に固定されている。この接続部４８の
ボトムカウリング２２よりも外側において、閉止弁５６
が設けられ、さらにその端部にはホース５８が接続され
ている。
うに、ケーシング１７の一部であるボトムカウリング２
２の後面部分を貫通し、かつケーシング１７の後方に突
出している。この分岐通路４６の突出部には、後述する
ホースと接続可能な接続部が設けられている。この接続
部は接続管４８から構成され、ボトムカウリング２２の
内側から取付ナット５０が螺合されることにより、一方
ボトムカウリング２２の外側からシール部材５２を介し
て取付ナット５４が螺合されることにより、強固にボト
ムカウリング２２に固定されている。この接続部４８の
ボトムカウリング２２よりも外側において、閉止弁５６
が設けられ、さらにその端部にはホース５８が接続され
ている。
【００１１】なお、図２において符号６０はエキゾース
トガイドであり、前記ボトムカウリング２２の下端はこ
のエキゾーストガイド６０に一体的に立設された足６２
に固定されている。符号６４は前記ボトムカウリング２
２の下端とケース２４の上部外壁とを滑らかに包むエプ
ロンであり、６６はエキゾーストガイド６０の外周に形
成されたフランジである。
トガイドであり、前記ボトムカウリング２２の下端はこ
のエキゾーストガイド６０に一体的に立設された足６２
に固定されている。符号６４は前記ボトムカウリング２
２の下端とケース２４の上部外壁とを滑らかに包むエプ
ロンであり、６６はエキゾーストガイド６０の外周に形
成されたフランジである。
【００１２】このような構成の実施例によれば、船外機
の洗浄が必要な場合、エンジン１８を作動させたまま閉
止弁５６を開き、接続管４８の端部にホース５８を接続
して洗浄すればよい。なお、このとき前後進切換装置
（図示省略）は中立位置に設定し、船舶を非航走状態
（エンジン１８に対しては無負荷状態）にしておくのが
望ましい。ここでウォータポンプ３２によって付勢され
た冷却水は、ウォータジャケット３８を通過することに
よって温水（３０〜４０℃）となり感温弁４０の直前の
位置から分岐する分岐通路４６を介してそのホース５８
に勢いよく供給される。ここで、エンジン１８は、常に
冷却水がウォータジャケット３８を循環しているために
オーバーヒートなどの事故に発展する危険性はない。
の洗浄が必要な場合、エンジン１８を作動させたまま閉
止弁５６を開き、接続管４８の端部にホース５８を接続
して洗浄すればよい。なお、このとき前後進切換装置
（図示省略）は中立位置に設定し、船舶を非航走状態
（エンジン１８に対しては無負荷状態）にしておくのが
望ましい。ここでウォータポンプ３２によって付勢され
た冷却水は、ウォータジャケット３８を通過することに
よって温水（３０〜４０℃）となり感温弁４０の直前の
位置から分岐する分岐通路４６を介してそのホース５８
に勢いよく供給される。ここで、エンジン１８は、常に
冷却水がウォータジャケット３８を循環しているために
オーバーヒートなどの事故に発展する危険性はない。
【００１３】このようにして、冬期においても暖かい温
水で船舶の洗浄作業ができるという利点があり、また別
途ポンプなどを使用したり水を汲み上げるなどの動力を
使用する必要がない。
水で船舶の洗浄作業ができるという利点があり、また別
途ポンプなどを使用したり水を汲み上げるなどの動力を
使用する必要がない。
【００１４】また本実施例によれば、分岐通路４６はボ
トムカウリング２２の後面部分に設けられている接続管
４８を介して、ホース５８に接続されているので、船外
機１６の著しく汚れる部分であるその後方部分を容易に
洗浄することができる。すなわち、船外機１６の後方部
分を洗浄する場合、船体１０の外からケーシング１７の
後面側の接続管４８にホース５８をつなぎ、次に船外機
１６の後方部分を洗浄し、その後船体１０の外からホー
ス５８を取り外すだけで洗浄作業を終了することができ
る。また、前記接続管４８を前記後面部分に設けている
ので、船外機１６の後方部分を洗浄する場合に、ホース
５８が折曲がることはなく、この結果ホースの水詰まり
等を防止でき、スムーズに洗浄をすることができる。さ
らに、船外機の後方部分は、フーエルパイプ、シフトケ
ーブル等が配置されている前方部分に比しスペースに余
裕があるため、接続管４８の配置が容易である。またさ
らにホースとの接続管４８は、ケーシングに支持されて
いるので、ホースを脱着する時の力をケーシングで受け
ることができ、ホースを容易に脱着することができる。
トムカウリング２２の後面部分に設けられている接続管
４８を介して、ホース５８に接続されているので、船外
機１６の著しく汚れる部分であるその後方部分を容易に
洗浄することができる。すなわち、船外機１６の後方部
分を洗浄する場合、船体１０の外からケーシング１７の
後面側の接続管４８にホース５８をつなぎ、次に船外機
１６の後方部分を洗浄し、その後船体１０の外からホー
ス５８を取り外すだけで洗浄作業を終了することができ
る。また、前記接続管４８を前記後面部分に設けている
ので、船外機１６の後方部分を洗浄する場合に、ホース
５８が折曲がることはなく、この結果ホースの水詰まり
等を防止でき、スムーズに洗浄をすることができる。さ
らに、船外機の後方部分は、フーエルパイプ、シフトケ
ーブル等が配置されている前方部分に比しスペースに余
裕があるため、接続管４８の配置が容易である。またさ
らにホースとの接続管４８は、ケーシングに支持されて
いるので、ホースを脱着する時の力をケーシングで受け
ることができ、ホースを容易に脱着することができる。
【００１５】船舶の洗浄が終了すると、閉止弁５６を閉
じ、これによって冷却水は前記感温弁４０、排水路４４
を経由する主経路を通って海中に排出される。この実施
例においては、冷却水を洗浄水として使用するための分
岐通路４６を、感温弁４０の直前から分岐させたが、本
発明は必ずしもこれに限定する必要はなく、実質的にエ
ンジンのオーバーヒートなどを防止する観点からエンジ
ンを冷却した後の冷却水を分岐させて洗浄水として使用
するようにすればよい。ただし、実際においては、前記
感温弁４０は冷却水の温度を検出して冷却水の通路を開
閉する役目を果たすので、該感温弁４０よりも下流側か
ら前記分岐通路４６を分岐させるようにすると、例えば
冷却水の温度が極めて低い場合は前記感温弁４０はその
通路を閉じるので該感温弁４０よりも下流側には冷却水
が流れないことになるおそれがあり、一方冷却水が極め
て高温（５０℃以上）となってもその高温の冷却水はそ
のまま該感温弁４０よりも下流側に導かれその高温の冷
却水が洗浄水として使われることになり、洗浄水として
は適切でない場合もある。従って、最も好適な実施例と
しては、前記感温弁４０がウォータジャケットの後端に
あるものにおいて、前記分岐通路４６の分岐点をその感
温弁４０の直前にするものがよい。
じ、これによって冷却水は前記感温弁４０、排水路４４
を経由する主経路を通って海中に排出される。この実施
例においては、冷却水を洗浄水として使用するための分
岐通路４６を、感温弁４０の直前から分岐させたが、本
発明は必ずしもこれに限定する必要はなく、実質的にエ
ンジンのオーバーヒートなどを防止する観点からエンジ
ンを冷却した後の冷却水を分岐させて洗浄水として使用
するようにすればよい。ただし、実際においては、前記
感温弁４０は冷却水の温度を検出して冷却水の通路を開
閉する役目を果たすので、該感温弁４０よりも下流側か
ら前記分岐通路４６を分岐させるようにすると、例えば
冷却水の温度が極めて低い場合は前記感温弁４０はその
通路を閉じるので該感温弁４０よりも下流側には冷却水
が流れないことになるおそれがあり、一方冷却水が極め
て高温（５０℃以上）となってもその高温の冷却水はそ
のまま該感温弁４０よりも下流側に導かれその高温の冷
却水が洗浄水として使われることになり、洗浄水として
は適切でない場合もある。従って、最も好適な実施例と
しては、前記感温弁４０がウォータジャケットの後端に
あるものにおいて、前記分岐通路４６の分岐点をその感
温弁４０の直前にするものがよい。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、船外機の
後方部分を洗浄するための作業能率が向上した船舶の洗
浄装置を提供することができる。
後方部分を洗浄するための作業能率が向上した船舶の洗
浄装置を提供することができる。
【図１】本発明に係わる船舶の洗浄装置の実施例を示す
模式的な側面図である。
模式的な側面図である。
【図２】図１の要部を拡大して示す断面図である。
１０ 船舶 １６ 船外機 １７ ケーシング １８ エンジン ３８ 冷却水通路 ４６ 分岐通路 ４８ 接続部 ５８ ホース
Claims (1)
- 【請求項１】ケーシングで囲まれた水冷式エンジンを有
する船外機を船尾に取り付けた船舶において、前記水冷
式エンジンにはその冷却水通路から分岐された分岐通路
を備え、この分岐通路は前記ケーシングの後面を貫通
し、かつケーシング後方に突出させ、この突出部にホー
スとの接続部を設けたことを特徴とする船舶の洗浄装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5237347A JP2561427B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 船舶の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5237347A JP2561427B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 船舶の洗浄装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61179171A Division JPS6334293A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 船舶の洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06191478A true JPH06191478A (ja) | 1994-07-12 |
| JP2561427B2 JP2561427B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=17014049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5237347A Expired - Lifetime JP2561427B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 船舶の洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561427B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62196798U (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-14 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP5237347A patent/JP2561427B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62196798U (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2561427B2 (ja) | 1996-12-11 |
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