JPH06191402A - エアーによる移送システム - Google Patents
エアーによる移送システムInfo
- Publication number
- JPH06191402A JPH06191402A JP36201992A JP36201992A JPH06191402A JP H06191402 A JPH06191402 A JP H06191402A JP 36201992 A JP36201992 A JP 36201992A JP 36201992 A JP36201992 A JP 36201992A JP H06191402 A JPH06191402 A JP H06191402A
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- Japan
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- moving object
- layer
- transfer system
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】移動物の周囲を密閉し、空気圧縮機によって半
真空層と空気圧縮層を形成させることによって物体を移
動させるシステムを提供する。 【構成】移動物（１）の周囲を密閉し、その周囲の密閉
が自在に解除出来る解除自在弁（２）を設け、又、移動
物（１）の前方と後方の空気を遮断する遮断弁（３）を
移動物（１）に取りつけ、さらにその移動物（１）に空
気圧縮機（４）を取りつけ移動物（１）の前方から後方
に空気を送ることによって前方に半真空層（５）を後方
に圧縮空気層（６）を形成させながら移動物（１）を前
進させることを特徴とするエアーによる移送システムで
ある。
真空層と空気圧縮層を形成させることによって物体を移
動させるシステムを提供する。 【構成】移動物（１）の周囲を密閉し、その周囲の密閉
が自在に解除出来る解除自在弁（２）を設け、又、移動
物（１）の前方と後方の空気を遮断する遮断弁（３）を
移動物（１）に取りつけ、さらにその移動物（１）に空
気圧縮機（４）を取りつけ移動物（１）の前方から後方
に空気を送ることによって前方に半真空層（５）を後方
に圧縮空気層（６）を形成させながら移動物（１）を前
進させることを特徴とするエアーによる移送システムで
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、空気を利用した乗り
物、荷物運送、エレベーター、又遊園地等のエアーコー
スターなどの移送システムに関するものである。
物、荷物運送、エレベーター、又遊園地等のエアーコー
スターなどの移送システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、筒の中に書類筒を入れて空気を圧
送しての移送システムはあり、主に書類等の移送につい
て利用されている。
送しての移送システムはあり、主に書類等の移送につい
て利用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】筒の中に書類筒を入れ
て空気で圧送しての移送システムは書類等の簡易な移送
に利用法が限られており、半真空層を形成させてのもの
ではなかった。本発明は、以上の欠点を解決し、書類等
の移送以外にも幅広く利用するものである。
て空気で圧送しての移送システムは書類等の簡易な移送
に利用法が限られており、半真空層を形成させてのもの
ではなかった。本発明は、以上の欠点を解決し、書類等
の移送以外にも幅広く利用するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】移動物（１）の周囲を密
閉し、その周囲の密閉が自在に解除出来る解除自在弁
（２）を設け、又、移動物（１）の前方と後方の空気を
遮断する遮断弁（３）を移動物（１）に取りつけ、さら
にその移動物（１）に空気圧縮機（４）を取りつけ移動
物（１）の前方から後方に空気を送ることによって前方
に半真空層（５）を後方に圧縮空気層（６）を形成させ
ながら移動物（１）を前進させるエアーによる移送シス
テムである。
閉し、その周囲の密閉が自在に解除出来る解除自在弁
（２）を設け、又、移動物（１）の前方と後方の空気を
遮断する遮断弁（３）を移動物（１）に取りつけ、さら
にその移動物（１）に空気圧縮機（４）を取りつけ移動
物（１）の前方から後方に空気を送ることによって前方
に半真空層（５）を後方に圧縮空気層（６）を形成させ
ながら移動物（１）を前進させるエアーによる移送シス
テムである。
【０００５】
【作用】移動物の周囲を密閉し、又、移動物の前方と後
方の空気の流出入を遮断しているため、移動物に取りつ
けられている空気圧縮機によって前方の空気を吸収する
ことによって半真空層となり吸引力による前進力が生
じ、さらにその吸収した空気を後方に吹き出すことによ
って圧縮空気層となり反発による前進力が生じ、吸引力
と反発力が相乗効果となって、移動物に強力な推進力が
生じる。
方の空気の流出入を遮断しているため、移動物に取りつ
けられている空気圧縮機によって前方の空気を吸収する
ことによって半真空層となり吸引力による前進力が生
じ、さらにその吸収した空気を後方に吹き出すことによ
って圧縮空気層となり反発による前進力が生じ、吸引力
と反発力が相乗効果となって、移動物に強力な推進力が
生じる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。移
動物（１）の周囲を密閉し、その周囲の密閉が自在に解
除出来る解除自在弁（２）を設け、又、移動物（１）の
前方と後方の空気を遮断する遮断弁（３）を移動物
（１）に取りつけ、さらにその移動物（１）に空気圧縮
機（４）を取りつけ移動物（１）の前方から後方に空気
を送ることによって前方に半真空層（５）を後方に圧縮
空気層（６）を形成させながら移動物（１）を前進させ
るエアーによる移送システムである。又これを移送する
動力はバッテリー、電池、ソーラー電池、電力である。
動物（１）の周囲を密閉し、その周囲の密閉が自在に解
除出来る解除自在弁（２）を設け、又、移動物（１）の
前方と後方の空気を遮断する遮断弁（３）を移動物
（１）に取りつけ、さらにその移動物（１）に空気圧縮
機（４）を取りつけ移動物（１）の前方から後方に空気
を送ることによって前方に半真空層（５）を後方に圧縮
空気層（６）を形成させながら移動物（１）を前進させ
るエアーによる移送システムである。又これを移送する
動力はバッテリー、電池、ソーラー電池、電力である。
【０００７】具体的実施例として図２の荷物運送システ
ム（３１）について説明する。 （イ）荷物運送車（１１）を通過させる筒状の中には解
除自在弁（２）が荷物運送車（１１）の前後に取りつけ
られており解除自在弁（２）は逆止弁になってあり、半
真空層（５）又は圧縮空気層（６）が形成されるように
なつており、又筒状の中には発着駅（１２）が設けられ
ており荷物の積みおろしが出来るようになっている。 （ロ）さらに荷物運送車（１１）には空気圧縮機（４）
が１個又は数個取りつけられており、その周囲には圧縮
空気層（６）から半真空層（５）に空気が流入しないよ
うに逆止弁的な遮断弁（３）が取りつけられ、又、荷物
運送車（１１）には車輪（７）が取りつけられている。 （ハ）この荷物運送システム（３１）は人の乗り物とし
ても利用出来る。これを利用するときは、リモコン又は
貨車に人が乗って空気圧縮機（４）の電源を入れ半真空
層（５）側から空気を吸収して圧縮空気層（６）側に吹
き出すことによって前進し、空気圧縮機（４）の電源を
切ることによって停止する。この応用例として図６のエ
アコースターとして利用出来る。
ム（３１）について説明する。 （イ）荷物運送車（１１）を通過させる筒状の中には解
除自在弁（２）が荷物運送車（１１）の前後に取りつけ
られており解除自在弁（２）は逆止弁になってあり、半
真空層（５）又は圧縮空気層（６）が形成されるように
なつており、又筒状の中には発着駅（１２）が設けられ
ており荷物の積みおろしが出来るようになっている。 （ロ）さらに荷物運送車（１１）には空気圧縮機（４）
が１個又は数個取りつけられており、その周囲には圧縮
空気層（６）から半真空層（５）に空気が流入しないよ
うに逆止弁的な遮断弁（３）が取りつけられ、又、荷物
運送車（１１）には車輪（７）が取りつけられている。 （ハ）この荷物運送システム（３１）は人の乗り物とし
ても利用出来る。これを利用するときは、リモコン又は
貨車に人が乗って空気圧縮機（４）の電源を入れ半真空
層（５）側から空気を吸収して圧縮空気層（６）側に吹
き出すことによって前進し、空気圧縮機（４）の電源を
切ることによって停止する。この応用例として図６のエ
アコースターとして利用出来る。
【０００８】具体的実施例として図３のレジャー施設と
しての球状乗り物システム（３２）について説明する。 （イ）外球（１３）と内球（１４）を設けて、外球（１
３）は固定枠（１５）によって地面に固定されており危
険のないように取りつけられている。 （ロ）内球（１４）は客車（１７）になっており、上部
から下部にかけて逆止弁的な遮断弁（３）が取りつけら
れ、圧縮空気層（６）から半真空層（５）に空気が流入
しないようになっている。 （ニ）又、客車（１７）の下側には回転を円滑にするた
め車輪（７）又は回転ボールが取りつけられている。 （ホ）客車（１７）への乗り降りのため外球（１３）に
は外側に開閉する扉（１６）が、内球（１４）には内側
に開閉する扉（１６）が取りつけられている。 （ヘ）客車（１７）には空気圧縮機（４）が１個又は数
個取りつけられている。 （ト）客車（１７）の中の座席は、客車の下側に取りつ
けることによって重心が下側となるので安定した回転が
できる。 これを使用するときは外球（１３）と内球（１４）の扉
（１６）を開いて人を乗車させて扉を閉じ、空気圧縮機
（４）の電源を入れることによって左側の空気を吸収し
て半真空層（５）にし、右側に吹き出し圧縮空気層
（６）によって左側回転をはじめ、電源を切ることによ
って停止する。又、右側に回転させるときは右側の空気
を吸収して左側に吹き出すことによって右回転となる。
しての球状乗り物システム（３２）について説明する。 （イ）外球（１３）と内球（１４）を設けて、外球（１
３）は固定枠（１５）によって地面に固定されており危
険のないように取りつけられている。 （ロ）内球（１４）は客車（１７）になっており、上部
から下部にかけて逆止弁的な遮断弁（３）が取りつけら
れ、圧縮空気層（６）から半真空層（５）に空気が流入
しないようになっている。 （ニ）又、客車（１７）の下側には回転を円滑にするた
め車輪（７）又は回転ボールが取りつけられている。 （ホ）客車（１７）への乗り降りのため外球（１３）に
は外側に開閉する扉（１６）が、内球（１４）には内側
に開閉する扉（１６）が取りつけられている。 （ヘ）客車（１７）には空気圧縮機（４）が１個又は数
個取りつけられている。 （ト）客車（１７）の中の座席は、客車の下側に取りつ
けることによって重心が下側となるので安定した回転が
できる。 これを使用するときは外球（１３）と内球（１４）の扉
（１６）を開いて人を乗車させて扉を閉じ、空気圧縮機
（４）の電源を入れることによって左側の空気を吸収し
て半真空層（５）にし、右側に吹き出し圧縮空気層
（６）によって左側回転をはじめ、電源を切ることによ
って停止する。又、右側に回転させるときは右側の空気
を吸収して左側に吹き出すことによって右回転となる。
【０００９】
【発明の効果】移動物に取りつけられている空気圧縮機
によって前方を半真空層とし、後を圧縮空気層にするこ
とにより、半真空層は移動物を吸引しようとする力が働
き、又圧縮空気層は移動物を押し返す力が働き逆止弁に
よって前進する力のみの働きとなるため移動物は容易に
前進することができる。
によって前方を半真空層とし、後を圧縮空気層にするこ
とにより、半真空層は移動物を吸引しようとする力が働
き、又圧縮空気層は移動物を押し返す力が働き逆止弁に
よって前進する力のみの働きとなるため移動物は容易に
前進することができる。
【図１】エアーによる移送システムの基本図である。
【図２】エアーによる移送システムの応用例としての荷
物運搬システム図である。
物運搬システム図である。
【図３】エアーによる移送システムの応用例としてのレ
ジャー施設、球状乗り物システム図である。
ジャー施設、球状乗り物システム図である。
【図４】エアーによる移送システムの応用例としてのエ
レベーターシステム図である。
レベーターシステム図である。
【図５】エアーによる移送システムの応用例としてのレ
ジャー施設、エアーコースターシステム図である。
ジャー施設、エアーコースターシステム図である。
【図６】エアーによる移送システムの応用例としてのレ
ジャー施設、筒状浮遊人システム図である。
ジャー施設、筒状浮遊人システム図である。
【符号の説明】 １ 移動物 ２ 解除自在弁 ３ 遮断弁 ４ 空気圧縮機 ５ 半真空層 ６ 圧縮空気層 ７ 車輪 ８ 乗車台 １１ 荷物運送車 １２ 駅 １３ 外球 １４ 内球 １５ 固定枠 １６ 扉 １７ 客車 ３０ エアーによる移送システム ３１ 荷物運送システム ３２ 球状乗り物システム ３４ エレベーターシステム ３５ エアーコースター ３６ 筒状浮遊人システム
Claims (1)
- 【請求項１】移動物（１）の周囲を密閉し、その周囲の
密閉が自在に解除出来る解除自在弁（２）を設け、又、
移動物（１）の前方と後方の空気を遮断する遮断弁
（３）を移動物（１）に取りつけ、さらにその移動物
（１）に空気圧縮機（４）を取りつけ移動物（１）の前
方から後方に空気を送ることによって前方に半真空層
（５）を後方に圧縮空気層（６）を形成させながら移動
物（１）を前進させるエアーによる移送システム（３
０）。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36201992A JPH06191402A (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | エアーによる移送システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36201992A JPH06191402A (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | エアーによる移送システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06191402A true JPH06191402A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18475636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36201992A Pending JPH06191402A (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | エアーによる移送システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06191402A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5566620A (en) * | 1995-11-16 | 1996-10-22 | Siewert; Bradley D. | Levitated rail system |
| JP2011207394A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Okimoto Tamada | 車輪敷き詰め電車 |
-
1992
- 1992-12-26 JP JP36201992A patent/JPH06191402A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5566620A (en) * | 1995-11-16 | 1996-10-22 | Siewert; Bradley D. | Levitated rail system |
| JP2011207394A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Okimoto Tamada | 車輪敷き詰め電車 |
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