JPH06191207A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
重荷重用空気入りラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH06191207A JPH06191207A JP4344436A JP34443692A JPH06191207A JP H06191207 A JPH06191207 A JP H06191207A JP 4344436 A JP4344436 A JP 4344436A JP 34443692 A JP34443692 A JP 34443692A JP H06191207 A JPH06191207 A JP H06191207A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel cord
- belt layer
- steel
- cord
- belt
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- Pending
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スチールコードとゴムとの接着性向上を図る
ことにより、ベルト層の剥離耐久性を一層向上可能にす
ること。 【構成】 ベルト層３を構成するスチールコード４の外
周に、該スチールコード４の一部を被覆するように繊維
コード６を粗巻き付けした重荷重用空気入りラジアルタ
イヤ。
ことにより、ベルト層の剥離耐久性を一層向上可能にす
ること。 【構成】 ベルト層３を構成するスチールコード４の外
周に、該スチールコード４の一部を被覆するように繊維
コード６を粗巻き付けした重荷重用空気入りラジアルタ
イヤ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はベルト層の剥離耐久性を
向上した重荷重用空気入りラジアルタイヤに関する。
向上した重荷重用空気入りラジアルタイヤに関する。
【０００２】
【従来の技術】トラック、バス等の重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤのベルト層には、繊維コードに比べて強力
や弾性率が著しく大きなスチールコードが使用されてい
る。しかし、このスチールコードはゴムとの接着性に乏
しいため、過酷な荷重を繰り返し受けることによってゴ
ムとの剥離故障を発生しやすいという問題があった。特
に、コードを互いに交差する関係に配置する２番ベルト
層と３番ベルト層との間おいて最も剥離故障を起こしや
すくなっていた。
ジアルタイヤのベルト層には、繊維コードに比べて強力
や弾性率が著しく大きなスチールコードが使用されてい
る。しかし、このスチールコードはゴムとの接着性に乏
しいため、過酷な荷重を繰り返し受けることによってゴ
ムとの剥離故障を発生しやすいという問題があった。特
に、コードを互いに交差する関係に配置する２番ベルト
層と３番ベルト層との間おいて最も剥離故障を起こしや
すくなっていた。
【０００３】従来、このようなスチールコードとゴムと
の接着性の向上対策としては、スチールコードの表面に
メッキ処理をしたり、ゴム中に接着促進助剤を配合した
りすることが行われている。しかし、スチールとゴムと
は物性が著しくかけ離れているため、その接着性の向上
は非常に難しい課題であった。
の接着性の向上対策としては、スチールコードの表面に
メッキ処理をしたり、ゴム中に接着促進助剤を配合した
りすることが行われている。しかし、スチールとゴムと
は物性が著しくかけ離れているため、その接着性の向上
は非常に難しい課題であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スチ
ールコードとゴムとの接着性向上を図ることにより、ベ
ルト層の剥離耐久性を一層向上可能にした重荷重用空気
入りラジアルタイヤを提供することにある。
ールコードとゴムとの接着性向上を図ることにより、ベ
ルト層の剥離耐久性を一層向上可能にした重荷重用空気
入りラジアルタイヤを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、トレッド部におけるカーカス上にスチールコード
からなる複数のベルト層を配置した重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤにおいて、前記ベルト層を構成するスチー
ルコードの外周に、該スチールコードの一部を被覆する
ように繊維コードを粗巻き付けしたことを特徴とするも
のである。
明は、トレッド部におけるカーカス上にスチールコード
からなる複数のベルト層を配置した重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤにおいて、前記ベルト層を構成するスチー
ルコードの外周に、該スチールコードの一部を被覆する
ように繊維コードを粗巻き付けしたことを特徴とするも
のである。
【０００６】このようにスチールコードの外周に、ゴム
との接着性が良好な繊維コードを巻き付けたことによ
り、スチールコードのゴムに対する接着力が向上するた
め、ベルト層の剥離耐久性が向上する。また、耐久性向
上のためには、スチールコードの素線間にゴムを浸透さ
せるようにすることが好ましいが、そのスチールコード
の回りに繊維コードを粗巻きに状態にしているため、ゴ
ムの浸透性を阻害することはない。
との接着性が良好な繊維コードを巻き付けたことによ
り、スチールコードのゴムに対する接着力が向上するた
め、ベルト層の剥離耐久性が向上する。また、耐久性向
上のためには、スチールコードの素線間にゴムを浸透さ
せるようにすることが好ましいが、そのスチールコード
の回りに繊維コードを粗巻きに状態にしているため、ゴ
ムの浸透性を阻害することはない。
【０００７】以下、本発明を図に示す実施例によって説
明する。図１は本発明の実施例からなる重荷重用空気入
りラジアルタイヤのトレッド部を半断面にして示す。ト
レッド部１において、タイヤ最内層にはスチールコード
からなるカーカス層２が配置され、その外周側にベルト
層３が配置されている。図の実施例では、ベルト層３は
４枚のベルト層３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄから構成されて
いる。これらベルト層は、円Ｘで囲んだ拡大部に示すよ
うに、それぞれスチールコード４とコートゴム５から構
成され、かつベルト層３ｂと３ｃは層間でコードを互い
に交差させるように配置されている。
明する。図１は本発明の実施例からなる重荷重用空気入
りラジアルタイヤのトレッド部を半断面にして示す。ト
レッド部１において、タイヤ最内層にはスチールコード
からなるカーカス層２が配置され、その外周側にベルト
層３が配置されている。図の実施例では、ベルト層３は
４枚のベルト層３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄから構成されて
いる。これらベルト層は、円Ｘで囲んだ拡大部に示すよ
うに、それぞれスチールコード４とコートゴム５から構
成され、かつベルト層３ｂと３ｃは層間でコードを互い
に交差させるように配置されている。
【０００８】上記構成において、ベルト層３を構成する
スチールコード４は、図２（Ａ），（Ｂ）に示すよう
に、複数本のスチール素線４ａが撚り合わされて構成さ
れている。さらに、スチールコード４の外周に、繊維コ
ード６が螺旋状に、しかも長手方向に隙間を空けながら
粗な状態に巻き付けられている。繊維コード６はスチー
ルコード４に比べてゴムに対する接着性が良好であるの
で、このような繊維コード６の巻き付けによって、スチ
ールコード４のゴムに対する接着力が向上し、ベルト層
の剥離を起こりにくくする。また、繊維コード６は長手
方向に隙間を空けながら粗巻き状態で巻き付けられてい
るので、スチールコード４の素線４ａ間へのゴムの浸透
を妨げることはない。したがって、これらによってタイ
ヤの耐久性を向上することができる。
スチールコード４は、図２（Ａ），（Ｂ）に示すよう
に、複数本のスチール素線４ａが撚り合わされて構成さ
れている。さらに、スチールコード４の外周に、繊維コ
ード６が螺旋状に、しかも長手方向に隙間を空けながら
粗な状態に巻き付けられている。繊維コード６はスチー
ルコード４に比べてゴムに対する接着性が良好であるの
で、このような繊維コード６の巻き付けによって、スチ
ールコード４のゴムに対する接着力が向上し、ベルト層
の剥離を起こりにくくする。また、繊維コード６は長手
方向に隙間を空けながら粗巻き状態で巻き付けられてい
るので、スチールコード４の素線４ａ間へのゴムの浸透
を妨げることはない。したがって、これらによってタイ
ヤの耐久性を向上することができる。
【０００９】スチールコード４の外周に巻き付ける繊維
コード６の本数としては、必ずしも図２（Ａ），（Ｂ）
のように１本に限られることはなく、図３（Ａ），
（Ｂ）に示すように複数本にしてもよい。或いは、図４
（Ａ），（Ｂ）に示すように、繊維コード６を扁平なリ
ボン状にしてもよい。このように繊維コード６の巻き付
け本数を複数にしたり、或いはリボン状にすることによ
り、繊維コードとゴムとの接触界面が増大するため、ス
チールコードのゴムに対する接着力をさらに向上させる
ことができる。
コード６の本数としては、必ずしも図２（Ａ），（Ｂ）
のように１本に限られることはなく、図３（Ａ），
（Ｂ）に示すように複数本にしてもよい。或いは、図４
（Ａ），（Ｂ）に示すように、繊維コード６を扁平なリ
ボン状にしてもよい。このように繊維コード６の巻き付
け本数を複数にしたり、或いはリボン状にすることによ
り、繊維コードとゴムとの接触界面が増大するため、ス
チールコードのゴムに対する接着力をさらに向上させる
ことができる。
【００１０】本発明において、スチールコードとして
は、タイヤコードとして従来から使用されているものが
いずれも使用可能であり、特に破断強力１５０ｋｇ以上
のものが好ましい。また、そのスチールコード表面には
接着性向上のためのメッキ処理が施されているものが望
ましい。また、スチールコードの撚り構造としては、オ
ープン構造であることが望ましい。
は、タイヤコードとして従来から使用されているものが
いずれも使用可能であり、特に破断強力１５０ｋｇ以上
のものが好ましい。また、そのスチールコード表面には
接着性向上のためのメッキ処理が施されているものが望
ましい。また、スチールコードの撚り構造としては、オ
ープン構造であることが望ましい。
【００１１】本発明に使用される繊維コードとしては、
接着性を目的とするので大きな強力は必ずしも必要とし
ない。素材としては、タイヤコード用に従来から使用さ
れている繊維コードがいずれも使用可能である。例え
ば、ナイロン、レーヨン、綿、ＰＶＡ、ポリエステルな
どを挙げることができる。中でも、ナイロン、レーヨ
ン、綿は特に接着性に優れているため好適である。
接着性を目的とするので大きな強力は必ずしも必要とし
ない。素材としては、タイヤコード用に従来から使用さ
れている繊維コードがいずれも使用可能である。例え
ば、ナイロン、レーヨン、綿、ＰＶＡ、ポリエステルな
どを挙げることができる。中でも、ナイロン、レーヨ
ン、綿は特に接着性に優れているため好適である。
【００１２】繊維コードの径としては、巻き付け対象の
スチールコードよりも細くしてあることが望ましく、特
に０．２〜０．５mmの範囲にするのがよい。繊維コード
の径が０．２mmよりも細いとスチールコードに対する接
着力向上効果が不十分になる。また、０．５mmよりも太
くなるとベルト層が厚くなるため、蓄熱による耐久性の
低下や重量増加を招きやすくなる。
スチールコードよりも細くしてあることが望ましく、特
に０．２〜０．５mmの範囲にするのがよい。繊維コード
の径が０．２mmよりも細いとスチールコードに対する接
着力向上効果が不十分になる。また、０．５mmよりも太
くなるとベルト層が厚くなるため、蓄熱による耐久性の
低下や重量増加を招きやすくなる。
【００１３】なお、本発明において、上述した繊維コー
ドを巻き付けたスチールコードのベルト層に対する適用
は、必ずしも全プライのベルト層である必要はなく、剥
離が起こりやすい２番ベルト層（カーカス側から２番目
のベルト層）と３番ベルト層（カーカス側から３番目の
ベルト層）だけに限定してもよい。
ドを巻き付けたスチールコードのベルト層に対する適用
は、必ずしも全プライのベルト層である必要はなく、剥
離が起こりやすい２番ベルト層（カーカス側から２番目
のベルト層）と３番ベルト層（カーカス側から３番目の
ベルト層）だけに限定してもよい。
【００１４】
【実施例】タイヤサイズが１０．００Ｒ２０ １４ＰＲ
で、図１のベルト構造を有し、そのベルト層のスチール
コードの構造を３＋６(0.38),1.18 、打込み本数を２７
本／5cm 、２番ベルト層と３番ベルト層のコード角度を
２０°で互いに交差する関係に配置した従来タイヤと、
同一タイヤサイズで、ベルト層のスチールコードに直径
０．２５mmのナイロンコードをピッチ１０mmで粗巻き付
けしたこと以外は従来タイヤと同一構造にした本発明タ
イヤをそれぞれ製作した。
で、図１のベルト構造を有し、そのベルト層のスチール
コードの構造を３＋６(0.38),1.18 、打込み本数を２７
本／5cm 、２番ベルト層と３番ベルト層のコード角度を
２０°で互いに交差する関係に配置した従来タイヤと、
同一タイヤサイズで、ベルト層のスチールコードに直径
０．２５mmのナイロンコードをピッチ１０mmで粗巻き付
けしたこと以外は従来タイヤと同一構造にした本発明タ
イヤをそれぞれ製作した。
【００１５】これらの２種類のラジアルタイヤについ
て、それぞれ下記試験法により、タイヤのベルト層エッ
ジの剥離耐久性と２，３番ベルト層の層間剥離力とを測
定したところ、表１に示す結果が得られた。 剥離耐久性：リムサイズ２０×７．００Ｔ、空気圧
７．００kg／cm2 で、試験タイヤを直径１７０７mmの回
転ドラム上に荷重２９７０kgで接圧し、速度４５km／
ｈ、スリップアングル±２°でスラローム走行を行い、
ベルト層エッジ部にセパレーション故障が発生するまで
の走行距離を測定した。評価値は、従来タイヤの走行距
離を１００とする指数で示した。
て、それぞれ下記試験法により、タイヤのベルト層エッ
ジの剥離耐久性と２，３番ベルト層の層間剥離力とを測
定したところ、表１に示す結果が得られた。 剥離耐久性：リムサイズ２０×７．００Ｔ、空気圧
７．００kg／cm2 で、試験タイヤを直径１７０７mmの回
転ドラム上に荷重２９７０kgで接圧し、速度４５km／
ｈ、スリップアングル±２°でスラローム走行を行い、
ベルト層エッジ部にセパレーション故障が発生するまで
の走行距離を測定した。評価値は、従来タイヤの走行距
離を１００とする指数で示した。
【００１６】層間剥離力：上記剥離耐久性試験と同じ
リムサイズと空気圧の試験タイヤを１０トンの実車に装
着し、５万ｋｍ走行したのちに、その試験タイヤの２番
ベルト層と３番ベルト層の間の層間剥離力を測定した。
評価値は、従来タイヤの層間剥離力を１００とする指数
で示した。
リムサイズと空気圧の試験タイヤを１０トンの実車に装
着し、５万ｋｍ走行したのちに、その試験タイヤの２番
ベルト層と３番ベルト層の間の層間剥離力を測定した。
評価値は、従来タイヤの層間剥離力を１００とする指数
で示した。
【００１７】 表１から明らかなように、本発明タイヤは従来タイヤに
比べてベルト層の剥離耐久性が向上していることがわか
る。
比べてベルト層の剥離耐久性が向上していることがわか
る。
【００１８】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、ベル
ト層を構成するスチールコードの外周に、ゴムとの接着
性が良好な繊維コードを巻き付けたため、スチールコー
ドのゴムに対する接着力が向上し、ベルト層の剥離耐久
性を向上することができる。また、繊維コードをスチー
ルコードの外周に粗巻き付け状態にしたため、スチール
コードに対するゴムの浸透性を阻害せず、剥離耐久性の
向上に寄与させることができる。
ト層を構成するスチールコードの外周に、ゴムとの接着
性が良好な繊維コードを巻き付けたため、スチールコー
ドのゴムに対する接着力が向上し、ベルト層の剥離耐久
性を向上することができる。また、繊維コードをスチー
ルコードの外周に粗巻き付け状態にしたため、スチール
コードに対するゴムの浸透性を阻害せず、剥離耐久性の
向上に寄与させることができる。
【図１】本発明の実施例からなる重荷重用空気入りラジ
アルタイヤのトレッド部を示す半断面図である。
アルタイヤのトレッド部を示す半断面図である。
【図２】本発明に使用するスチールコードを示し、
（Ａ）は同スチールコードの横断面図、（Ｂ）は同側面
図である。
（Ａ）は同スチールコードの横断面図、（Ｂ）は同側面
図である。
【図３】本発明に使用するスチールコードの他の態様を
示し、（Ａ）は同スチールコード横断面図、（Ｂ）は同
側面図である。
示し、（Ａ）は同スチールコード横断面図、（Ｂ）は同
側面図である。
【図４】本発明に使用するスチールコードの更に他の態
様を示し、（Ａ）は同スチールコード横断面図、（Ｂ）
は同側面図である。
様を示し、（Ａ）は同スチールコード横断面図、（Ｂ）
は同側面図である。
１ トレッド部 ２ カーカス
層 ３，３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ ベルト層 ４ スチールコード ６ 繊維コー
ド
層 ３，３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ ベルト層 ４ スチールコード ６ 繊維コー
ド
Claims (1)
- 【請求項１】 トレッド部におけるカーカス上にスチー
ルコードからなる複数のベルト層を配置した重荷重用空
気入りラジアルタイヤにおいて、前記ベルト層を構成す
るスチールコードの外周に、該スチールコードの一部を
被覆するように繊維コードを粗巻き付けした重荷重用空
気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4344436A JPH06191207A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4344436A JPH06191207A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06191207A true JPH06191207A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18369252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4344436A Pending JPH06191207A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06191207A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120298280A1 (en) * | 2009-12-04 | 2012-11-29 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Tire Comprising Banded Carcass Reinforcement Cables |
| US20130118670A1 (en) * | 2011-11-16 | 2013-05-16 | Robert Edward Lionetti | Pneumatic tire with tackified wrapped reinforcement |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP4344436A patent/JPH06191207A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120298280A1 (en) * | 2009-12-04 | 2012-11-29 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Tire Comprising Banded Carcass Reinforcement Cables |
| US9145638B2 (en) * | 2009-12-04 | 2015-09-29 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Tire comprising banded carcass reinforcement cables |
| US20130118670A1 (en) * | 2011-11-16 | 2013-05-16 | Robert Edward Lionetti | Pneumatic tire with tackified wrapped reinforcement |
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