JPH0618947U - ボディ外板の剛性試験装置 - Google Patents

ボディ外板の剛性試験装置

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JPH0618947U
JPH0618947U JP6361592U JP6361592U JPH0618947U JP H0618947 U JPH0618947 U JP H0618947U JP 6361592 U JP6361592 U JP 6361592U JP 6361592 U JP6361592 U JP 6361592U JP H0618947 U JPH0618947 U JP H0618947U
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JP
Japan
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indenter
outer plate
load
hydraulic cylinder
displacement
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Withdrawn
Application number
JP6361592U
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English (en)
Inventor
伸一 脇田
岳 松岡
佐藤  誠
勝介 鈴木
正司 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業現場でボディ外板の剛性データを正確に
得ること。 【構成】 ロボットアーム2の先端に取付けた押圧試験
ユニット10を手動油圧ポンプ20により操作し、その
圧子15により自動車Wのボディ外板aを押圧してスナ
ップスルーを生じさせ、その点での荷動と変位量を表示
記憶ユニット30に記憶させ表示させるようにしたも
の。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、作業現場で自動車のボディ外板の剛性を調べる試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車を製造する場合、使用する素材や部品の剛性等を予め試験場所において 測定したり試験したりするが、同時に、製造過程でもライン上を搬送されてきた ホワイトボディの各部についてその剛性等がチェックされる。
【0003】 このような製造過程で行われるボディ外板の剛性チェックは、一般に、ボディ 外板に門型の基台を取付け、この基板に沿わせるように作業者が圧子をボディに 押圧しながら上下にスライドさせて、スナップスルーが生じた時点での圧子の変 位量を基台に取付けたダイヤルゲージによって測定するようにしている。
【0004】 したがって、このような現場で行う測定手法では、圧子に作用する反力を一定 に維持しておくことが困難なため、図3に破線で示したように、スナップスルー が生じた点を明確に検出することができず、この結果、その時点での荷重や変位 量を正確に把握し得ないといった問題を有している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 作業現場で手軽にかつ正確にボディ外板の剛性を試験することのできる新たな装 置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案はこのような課題を達成するためのボディ外板の剛性試験装置 として、ロボットアームの先端に装着可能で、かつ油圧シリンダに駆動されて被 試験車の外板を押圧するよう作動する圧子と、この圧子に加わる荷重及び該圧子 の変位量を検出する各検出手段を備えた押圧ユニットと、油圧シリンダに圧油を 供給する外部手動ポンプと、上記各検出手段からの出力信号をもとに、外板に生 じるスナップスルー現象を検知してその発現時の荷重及び変位量に関係するデー タを表示し記憶する表示記憶手段とによって構成したものである。
【0007】
【実施例】
そこで以下に本考案の実施例について説明する。 図1は本考案の一実施例をなす試験装置の概要構成を示した図であり、また図 2はその主要部について示した図である。
【0008】 はじめにこの試験装置の概要を説明すると、この装置は、大別して、ロボット 1のアーム2端に着脱自在に取付けられる押圧試験ユニット10と、この押圧試 験ユニット10を操作すべくその油圧シリンダ20に圧油を供給する手動ポンプ 20と、ボディWの外板aにスナップスルーが生じた際の荷重及び変位信号入力 し、そのデータを記憶し表示する表示記憶ユニット30とによって構成されてい る。
【0009】 つぎに、これらのユニット10、20、30を順に説明すると、押圧試験ユニ ット10は、図2に示したように、断面L字型の基台11に油圧シリンダ12が 固定されていて、そのピストンロッド13の先端には、荷重測定用のロードセル 14を介してアルミ材よりなる略円柱状の圧子15が一体的に取付けられ、また 基台11に固定したブラケット17にはダイヤルゲージ18が取付けられていて 、そこから伸びる測定子19の先端をピストンロッド13の一部に固定したプレ ート16に当接させて、圧子15の変位量を検出するように構成されている。
【0010】 これに対して手動ポンプ20は、押圧試験ユニット10を手動によって遠隔操 作するもので、外部ハンドル21を回転することにより、螺杆22を介してシリ ンダ23内のピストン24を前後に摺動させ、加圧した一方の圧油をパイプ25 、26を介して油圧シリンダ12のいずれか一方の室に供給して、ピストンロッ ド13を進退動させるように構成されている。
【0011】 再び図1に戻って、表示記憶ユニット30は、ロードセル14とダイヤルゲー ジ18からの出力信号をデジタル量に変換するデジタル変換手段31と、このデ ジタル変換手段31からの刻々のデータを微分してスナップスルー発生時点を検 知して、その時点での荷重及び変位量の各データを出力する演算手段32と、こ の演算手段32からの各データを記録する記憶手段33と、演算手段32からの 各データをグラフまたは数値として表示するディスプレイ34とによって構成さ れている。 なお図中符号3は、ロボット1を手動で操作するための例えばハンディ式のロ ボット操作手段を示している。
【0012】 このように構成された装置において、いま試験すべきボディWが搬送されてく ると、作業者はロボット操作手段3を操作して、ロボット1のアーム2先端に取 付けた押圧ユニット10を車体の外板aに近接させ、ついで手動ポンプ20のハ ンドル21を回転操作してその圧油を油圧シリンダ12に供給し、ピストンロッ ド13先端の圧子15に一定の圧力を加えつつ外板aを押圧してゆく。
【0013】 これにより、図3に示したように外板aは、ある荷重Fが加わったところで急 激にへこむ、いわゆるスナップ現象を生じて、圧子15に作用する圧力を急激に 減少させるから、デジタル変換手段31を介してロードセル14からこの信号を 入力した演算手段32は、その変曲点を微分演算により検知してその点での圧子 15の変位量δを記憶手段33に出力してデータを記憶させるとともに、ディス プレイ34に出力してスナップスルー発生点での荷重F及び変位量δをグラフ等 の形で表示し作業者に視認させる。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、ボディの外板に圧子を押圧する押圧ユニッ トをロボットアームの先端に装着するようにしたので、動作の確実なロボットに 適宜この押圧ユニットを取付けることにより、ボディ外板の剛性を作業現場にお いて手軽に、かつ正確にチェックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例をなす装置の概要構成図であ
る。
【図2】同上装置の要部を示した斜視図である。
【図3】スナップスルー発現時の荷重と変位量の関係を
示した図である。
【符号の説明】
1 ロボット 10 押圧試験ユニット 12 油圧シリンダ 14 ロードセル 15 圧子 18 ダイヤルゲージ 20 手動油圧ポンプ 30 表示記憶ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 勝介 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研工 業株式会社鈴鹿製作所内 (72)考案者 松本 正司 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研工 業株式会社鈴鹿製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットアームの先端に装着可能で、か
    つ油圧シリンダに駆動されて被試験車の外板を押圧する
    よう作動する圧子と、該圧子に加わる荷重及び該圧子の
    変位量を検出する各検出手段を備えた押圧ユニットと、 上記油圧シリンダに圧油を供給する外部手動ポンプと、 上記各検出手段からの出力信号をもとに、上記外板に生
    じるスナップスルー現象を検知して該現象発現時の荷重
    及び変位量に関係するデータを表示し記憶する表示記憶
    手段とからなるボディ外板の剛性試験装置。
JP6361592U 1992-08-19 1992-08-19 ボディ外板の剛性試験装置 Withdrawn JPH0618947U (ja)

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Effective date: 19961107