JPH06189246A - 画像信号記録再生システム - Google Patents
画像信号記録再生システムInfo
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- JPH06189246A JPH06189246A JP4341959A JP34195992A JPH06189246A JP H06189246 A JPH06189246 A JP H06189246A JP 4341959 A JP4341959 A JP 4341959A JP 34195992 A JP34195992 A JP 34195992A JP H06189246 A JPH06189246 A JP H06189246A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- head
- tracks
- image
- signal
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、記録媒体上の複数のトラック
に記録された1画面分の画像信号の内容を記録直後に直
ちに確認することが可能な画像信号記録再生システムを
得る。 【構成】 1画面分の画像信号を記録媒体(磁気ディス
ク)であるビデオフロッピー9の複数のトラックに記録
し、またそのトラック数より少ないヘッドギャップを有
するヘッド8を用いて画像信号の記録再生を行う。そし
て、記録直後の画像情報を確認する時は、各切換スイッ
チ7,17を再生(PLAY)側に切り換え、記録直後
にヘッド8のある位置のトラックの情報に基づく再生を
行い、その画像を電子ビューファインダ16に表示させ
る。
に記録された1画面分の画像信号の内容を記録直後に直
ちに確認することが可能な画像信号記録再生システムを
得る。 【構成】 1画面分の画像信号を記録媒体(磁気ディス
ク)であるビデオフロッピー9の複数のトラックに記録
し、またそのトラック数より少ないヘッドギャップを有
するヘッド8を用いて画像信号の記録再生を行う。そし
て、記録直後の画像情報を確認する時は、各切換スイッ
チ7,17を再生(PLAY)側に切り換え、記録直後
にヘッド8のある位置のトラックの情報に基づく再生を
行い、その画像を電子ビューファインダ16に表示させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に画像信号を
記録するとともに、該記録媒体に記録されている画像信
号を再生する電子スチルカメラ等の画像信号記録再生シ
ステムに関するものである。
記録するとともに、該記録媒体に記録されている画像信
号を再生する電子スチルカメラ等の画像信号記録再生シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像信号を記録媒体に記録し、ま
た該記録媒体に記録されている画像信号を再生する装置
として、例えばスチルビデオ(SVと略す)システムが
知られている。このSVシステムでは、CCDやMOS
形等の固体撮像素子によって被写体像に対応した画像信
号を形成し、この形成された画像信号を信号処理回路に
供給して信号処理を行っており、ここにおいて処理され
た画像信号は磁気ディスクに記録される。
た該記録媒体に記録されている画像信号を再生する装置
として、例えばスチルビデオ(SVと略す)システムが
知られている。このSVシステムでは、CCDやMOS
形等の固体撮像素子によって被写体像に対応した画像信
号を形成し、この形成された画像信号を信号処理回路に
供給して信号処理を行っており、ここにおいて処理され
た画像信号は磁気ディスクに記録される。
【0003】図3は撮像面に例えば、R(赤),G
(緑),B(青)のストライプフィルタが取り付けられ
た固体撮像素子を有するSVシステムの信号処理回路の
構成を示すブロック図である。同図中、200はR,
G,Bのストライプフィルタが撮像面に取り付けられた
固体撮像素子で、この固体撮像素子200より出力され
たR,G,Bの各信号は、該固体撮像素子100により
白色の被写体を撮像した時にそれぞれ等しいレベルにな
るようにアンプ201〜203においてレベル調整され
た後、γ補正回路204で周知のγ補正が施される。
(緑),B(青)のストライプフィルタが取り付けられ
た固体撮像素子を有するSVシステムの信号処理回路の
構成を示すブロック図である。同図中、200はR,
G,Bのストライプフィルタが撮像面に取り付けられた
固体撮像素子で、この固体撮像素子200より出力され
たR,G,Bの各信号は、該固体撮像素子100により
白色の被写体を撮像した時にそれぞれ等しいレベルにな
るようにアンプ201〜203においてレベル調整され
た後、γ補正回路204で周知のγ補正が施される。
【0004】上記γ補正が施されたR,G,Bの各信号
は、輝度信号形成回路208に供給され、該回路208
においてそれぞれサンプルホールドされる。そして、更
に所定のタイミングでスイッチングされ、これにより広
帯域輝度信号YH が形成される。この輝度信号形成回路
208より出力された広帯域輝度信号YH は、その後ロ
ーパスフィルタ(LPF)210で帯域制限され、最終
的に輝度信号Yとして出力される。
は、輝度信号形成回路208に供給され、該回路208
においてそれぞれサンプルホールドされる。そして、更
に所定のタイミングでスイッチングされ、これにより広
帯域輝度信号YH が形成される。この輝度信号形成回路
208より出力された広帯域輝度信号YH は、その後ロ
ーパスフィルタ(LPF)210で帯域制限され、最終
的に輝度信号Yとして出力される。
【0005】一方、R,G,Bの各信号はまたローパス
フィルタ(LPF)205〜207により帯域制限さ
れ、マトリクス回路209に入力される。このマトリク
ス回路209では、入力されたR,G,Bの信号から狭
帯域輝度信号YL が形成され、更に2種類の色差信号R
−YL ,B−YL が形成されて出力される。
フィルタ(LPF)205〜207により帯域制限さ
れ、マトリクス回路209に入力される。このマトリク
ス回路209では、入力されたR,G,Bの信号から狭
帯域輝度信号YL が形成され、更に2種類の色差信号R
−YL ,B−YL が形成されて出力される。
【0006】上記のようにして形成された輝度信号Yは
FM変調され、また2種類の色差信号R−YL ,B−Y
L は線順次化された後FM変調され、両者は周波数多重
されてビデオフロッピーと呼ばれる磁気ディスクに記録
される。そして、再生時には再生装置によりビデオフロ
ッピーより再生され、TVモニタ等により復元された画
像が表示される。この時、このSVシステムによる画像
の解像度は、NTSC方式等の現行のTV方式に準拠し
た程度のものである。
FM変調され、また2種類の色差信号R−YL ,B−Y
L は線順次化された後FM変調され、両者は周波数多重
されてビデオフロッピーと呼ばれる磁気ディスクに記録
される。そして、再生時には再生装置によりビデオフロ
ッピーより再生され、TVモニタ等により復元された画
像が表示される。この時、このSVシステムによる画像
の解像度は、NTSC方式等の現行のTV方式に準拠し
た程度のものである。
【0007】ところで、上述のような現行のTV方式に
おける画像の解像度の低さを改善するべく、HDTV
(High Definition TV)等の新しいTV方式が実用化
されつつある。これらの新しいTV方式は、約1000
本の走査線を有し、それに見合うだけの水平方向の信号
帯域を有している。したがって、SVシステムにおいて
もHDTV等で得られるような1000画素×1000
画素(但し正方形の画素を抜き取った場合)程度の高解
像度静止画像を記録、再生するシステムに発展させるこ
とが必要となっている。
おける画像の解像度の低さを改善するべく、HDTV
(High Definition TV)等の新しいTV方式が実用化
されつつある。これらの新しいTV方式は、約1000
本の走査線を有し、それに見合うだけの水平方向の信号
帯域を有している。したがって、SVシステムにおいて
もHDTV等で得られるような1000画素×1000
画素(但し正方形の画素を抜き取った場合)程度の高解
像度静止画像を記録、再生するシステムに発展させるこ
とが必要となっている。
【0008】そこで、従来のSVシステムと互換性を保
ちながら高解像度静止画像信号を記録し、再生するCH
SV(Compatible High-definition Still Video) シス
テムが本出願人により提案されている。以下、このCH
SVシステムについて簡潔に説明する。
ちながら高解像度静止画像信号を記録し、再生するCH
SV(Compatible High-definition Still Video) シス
テムが本出願人により提案されている。以下、このCH
SVシステムについて簡潔に説明する。
【0009】図4はCHSVシステムにおいて使用され
る撮像素子の撮像面上に取り付けられるカラーフィルタ
の構成例を示す図である。このカラーフィルタは、13
00画素×1000画素程度の画素数を有する撮像素子
上に、市松状のY信号用のフィルタと、線順次で配置さ
れたR及びB信号用のフィルタとで構成されている。そ
してCHSVシステムにおいては、この図4に示すよう
なカラーフィルタが取り付けられた撮像素子の各画素に
蓄積されている信号を次のようにして出力することによ
り輝度信号及び色差線順次信号を形成している。
る撮像素子の撮像面上に取り付けられるカラーフィルタ
の構成例を示す図である。このカラーフィルタは、13
00画素×1000画素程度の画素数を有する撮像素子
上に、市松状のY信号用のフィルタと、線順次で配置さ
れたR及びB信号用のフィルタとで構成されている。そ
してCHSVシステムにおいては、この図4に示すよう
なカラーフィルタが取り付けられた撮像素子の各画素に
蓄積されている信号を次のようにして出力することによ
り輝度信号及び色差線順次信号を形成している。
【0010】すなわち、1フィールド分の輝度信号は、
A1 ,A2 ……のように4ラインおきに配置されている
画素に蓄積された信号を出力することによって形成さ
れ、図中のAi ,Bi ,Ci ,Di (iは正の整数)ラ
インにそれぞれ対応したAフィールド、Bフィールド、
Cフィールド、Dフィールドの4フィールド分の輝度信
号が形成される。
A1 ,A2 ……のように4ラインおきに配置されている
画素に蓄積された信号を出力することによって形成さ
れ、図中のAi ,Bi ,Ci ,Di (iは正の整数)ラ
インにそれぞれ対応したAフィールド、Bフィールド、
Cフィールド、Dフィールドの4フィールド分の輝度信
号が形成される。
【0011】また、色差信号(CR =R−Y,CB =B
−Y)は、線順次化されていなければならないので、図
中のA1 ラインの画素に蓄積されている信号によりCR
を形成したら、B1 ラインの画素に蓄積されている信号
によりCB を形成しなければならない。したがって、C
HSVシステムでは、各フィールドの偶数ラインである
A2nとB2n,C2nとD2n(n :整数)の画素に蓄積され
ている信号をそれぞれ逆に出力し、色差線順次信号を形
成している。
−Y)は、線順次化されていなければならないので、図
中のA1 ラインの画素に蓄積されている信号によりCR
を形成したら、B1 ラインの画素に蓄積されている信号
によりCB を形成しなければならない。したがって、C
HSVシステムでは、各フィールドの偶数ラインである
A2nとB2n,C2nとD2n(n :整数)の画素に蓄積され
ている信号をそれぞれ逆に出力し、色差線順次信号を形
成している。
【0012】このようにして形成された4フィールド分
の輝度信号と色差線順次信号は、それぞれFM変調さ
れ、時間軸変動補正用のパイロット信号が重畳された
後、各フィールド毎に多重され、ビデオフロッピー上の
隣り合った4本のトラックにそれぞれ1フィールドづつ
記録される。また上記パイロット信号は、例えば図6に
示す2.5MHzの正弦波信号であり、再生時にこのパ
イロット信号の有無を検出することによってCHSV記
録か否かを判別している。
の輝度信号と色差線順次信号は、それぞれFM変調さ
れ、時間軸変動補正用のパイロット信号が重畳された
後、各フィールド毎に多重され、ビデオフロッピー上の
隣り合った4本のトラックにそれぞれ1フィールドづつ
記録される。また上記パイロット信号は、例えば図6に
示す2.5MHzの正弦波信号であり、再生時にこのパ
イロット信号の有無を検出することによってCHSV記
録か否かを判別している。
【0013】図5は2チャンネルヘッドでAフィール
ド,Bフィールドを同時に記録し、その後、該ヘッドを
2トラック分移動してCフィールド,Dフィールドを同
時に記録した場合のトラック記録パターンを示す図であ
る。この場合、BトラックとDトラックを再生すること
で、従来のSVフォーマットに準拠した再生装置にて従
来のTV方式に準拠した1フレーム分の静止画像信号の
再生が可能である。
ド,Bフィールドを同時に記録し、その後、該ヘッドを
2トラック分移動してCフィールド,Dフィールドを同
時に記録した場合のトラック記録パターンを示す図であ
る。この場合、BトラックとDトラックを再生すること
で、従来のSVフォーマットに準拠した再生装置にて従
来のTV方式に準拠した1フレーム分の静止画像信号の
再生が可能である。
【0014】また各トラックには、図6に示すようにI
DコードがDPSK変調されて周波数多重されており、
フィールド記録,フレーム記録の区別がIDとして記録
されている。したがって、図5の記録パターンの場合、
A〜Dトラックに対しそれぞれフィールド,フレーム,
フレーム,フィールド記録としてID記録されている。
DコードがDPSK変調されて周波数多重されており、
フィールド記録,フレーム記録の区別がIDとして記録
されている。したがって、図5の記録パターンの場合、
A〜Dトラックに対しそれぞれフィールド,フレーム,
フレーム,フィールド記録としてID記録されている。
【0015】ここでCHSVモードでの記録は、所定量
だけヘッドを移送して記録を行うために、従来のSVフ
ォーマットでのフレームモードあるいはフィールドモー
ドよりも撮影時に必要とされる電力が大きい。そのた
め、CHSVモードとフレームモード及びフィールドモ
ードの両方あるいは片方のモードの撮影が行えるカメラ
システムでは、内蔵バッテリからの供給電源が撮影に不
足か否かの判断を、撮影時に一番大きな電力を必要とす
るCHSVモードを基準として設定した基準電圧とバッ
テリの出力電圧とを比較することによって行い、撮影の
実行,禁止を行っている。
だけヘッドを移送して記録を行うために、従来のSVフ
ォーマットでのフレームモードあるいはフィールドモー
ドよりも撮影時に必要とされる電力が大きい。そのた
め、CHSVモードとフレームモード及びフィールドモ
ードの両方あるいは片方のモードの撮影が行えるカメラ
システムでは、内蔵バッテリからの供給電源が撮影に不
足か否かの判断を、撮影時に一番大きな電力を必要とす
るCHSVモードを基準として設定した基準電圧とバッ
テリの出力電圧とを比較することによって行い、撮影の
実行,禁止を行っている。
【0016】図2は上述のような画像信号記録再生シス
テムにおける再生装置の概略構成を示すブロック図であ
る。この再生装置において、モータ300により回転し
ているビデオフロッピー301から磁気ヘッド302に
より再生された信号は、プリアンプ303を経て再生プ
ロセス回路304及びバンドパスフィルタ(BPFと略
す)308に供給される。そして、再生プロセス回路3
04では、磁気ヘッド302により再生された信号から
FM変調された輝度信号と色差線順次信号が分離され、
輝度信号に対してはFM復調,ディエンファシス等の処
理が施され、色差線順次信号に対してもFM復調,ディ
エンファシス等の処理が施された後、同時化処理が施さ
れる。これにより、再生Y信号,再生CR 信号,再生C
B 信号が形成され、形成された再生Y信号はLPF30
5を通過し、再生CR 信号及び再生CB 信号はそれぞれ
LPF306,307を通過し、余分な周波数成分の信
号が除去されて出力される。
テムにおける再生装置の概略構成を示すブロック図であ
る。この再生装置において、モータ300により回転し
ているビデオフロッピー301から磁気ヘッド302に
より再生された信号は、プリアンプ303を経て再生プ
ロセス回路304及びバンドパスフィルタ(BPFと略
す)308に供給される。そして、再生プロセス回路3
04では、磁気ヘッド302により再生された信号から
FM変調された輝度信号と色差線順次信号が分離され、
輝度信号に対してはFM復調,ディエンファシス等の処
理が施され、色差線順次信号に対してもFM復調,ディ
エンファシス等の処理が施された後、同時化処理が施さ
れる。これにより、再生Y信号,再生CR 信号,再生C
B 信号が形成され、形成された再生Y信号はLPF30
5を通過し、再生CR 信号及び再生CB 信号はそれぞれ
LPF306,307を通過し、余分な周波数成分の信
号が除去されて出力される。
【0017】一方、上記プリアンプ303より出力され
た信号はBPF308にも供給されており、該BPF3
08はCHSV記録か否かを判別するためのパイロット
信号である2.5MHzの周波数成分の信号を通過さ
せ、検波回路309及びPLL回路312に入力してい
る。そして、検波回路309において検波された信号は
比較器310に入力され、この比較器310で検波回路
309より出力された信号のレベルが所定のレベルに達
しているか否かを検出することにより、ビデオフロッピ
ー301より再生された信号中のパイロット信号の有無
を判別し、その結果を表示装置311に表示する。
た信号はBPF308にも供給されており、該BPF3
08はCHSV記録か否かを判別するためのパイロット
信号である2.5MHzの周波数成分の信号を通過さ
せ、検波回路309及びPLL回路312に入力してい
る。そして、検波回路309において検波された信号は
比較器310に入力され、この比較器310で検波回路
309より出力された信号のレベルが所定のレベルに達
しているか否かを検出することにより、ビデオフロッピ
ー301より再生された信号中のパイロット信号の有無
を判別し、その結果を表示装置311に表示する。
【0018】上記再生された各信号Y,CR ,CB はエ
ンコーダ316に入力されるが、このエンコーダ316
では、入力されたY,CR ,CB の信号から例えばNT
SC方式のテレビジョン信号に準拠したビデオ信号を形
成し、不図示の標準モニタに標準静止画像を表示させ
る。また、自動表示モード時に比較器310において上
述のパイロット信号があることが検出されている場合、
BPF308により分離されたパイロット信号をもとに
してPLL回路312により形成されるクロック信号に
同期してY,CR ,CB の各信号はA/D変換器314
によりデジタル信号に変換され、画像メモリ315に記
憶される。
ンコーダ316に入力されるが、このエンコーダ316
では、入力されたY,CR ,CB の信号から例えばNT
SC方式のテレビジョン信号に準拠したビデオ信号を形
成し、不図示の標準モニタに標準静止画像を表示させ
る。また、自動表示モード時に比較器310において上
述のパイロット信号があることが検出されている場合、
BPF308により分離されたパイロット信号をもとに
してPLL回路312により形成されるクロック信号に
同期してY,CR ,CB の各信号はA/D変換器314
によりデジタル信号に変換され、画像メモリ315に記
憶される。
【0019】その際、A/D変換器314より入力され
たA,Cトラック及びB,Dトラックの再生デジタル画
像データは、不図示の記録装置の撮像素子上の画素位置
に対応した順番で設定されるアドレスに格納され、続い
て画像処理回路329により補間処理が行われる。次
に、この画像処理回路329による補間処理の一例を図
7にて説明する。
たA,Cトラック及びB,Dトラックの再生デジタル画
像データは、不図示の記録装置の撮像素子上の画素位置
に対応した順番で設定されるアドレスに格納され、続い
て画像処理回路329により補間処理が行われる。次
に、この画像処理回路329による補間処理の一例を図
7にて説明する。
【0020】図7は画像メモリ315のメモリ空間A上
におけるY信号に対応した再生画像データの記憶アドレ
ス位置を示したものである。図の○はビデオフロッピー
301のA,Cトラックから再生された再生画像デー
タ、△はビデオフロッピー301のB,Dトラックから
再生された再生画像データをそれぞれ示している。この
○と△のデータは、上記記録装置の撮像素子の画素位置
に応じて水平方向に1/2画素分だけずれているため、
例えば図の×で示した○と○の中間位置では、画像処理
回路329により左右の画像データa1 ,a2 及び上下
の画像データb1,b2 を画像メモリ315から読み出
し、これらの四つの画像データの平均値を算出し、該平
均値データを×の位置のデータとして補間する。そし
て、このような補間処理を行うことによって、水平方向
の画像データ数を倍にすることができる。
におけるY信号に対応した再生画像データの記憶アドレ
ス位置を示したものである。図の○はビデオフロッピー
301のA,Cトラックから再生された再生画像デー
タ、△はビデオフロッピー301のB,Dトラックから
再生された再生画像データをそれぞれ示している。この
○と△のデータは、上記記録装置の撮像素子の画素位置
に応じて水平方向に1/2画素分だけずれているため、
例えば図の×で示した○と○の中間位置では、画像処理
回路329により左右の画像データa1 ,a2 及び上下
の画像データb1,b2 を画像メモリ315から読み出
し、これらの四つの画像データの平均値を算出し、該平
均値データを×の位置のデータとして補間する。そし
て、このような補間処理を行うことによって、水平方向
の画像データ数を倍にすることができる。
【0021】また、画像処理回路329は、Y信号に対
しては2次元デジタルフィルタにより低域成分を取出す
LPF処理を行い、これによりYL 信号(YL はY信号
の低域成分)を形成し、更に(Y−YL )の演算を行う
ことによりYH 信号(YH はY信号の高域成分)を形成
する。そして、この形成されたYL ,YH のデータは上
記画像メモリ315に記憶され、したがってYH ,Y
L ,CR ,CB のデータが画像メモリ315内に格納さ
れる。その後、この画像メモリ315に記憶された各デ
ータは、所定のクロック・レートで読み出される。
しては2次元デジタルフィルタにより低域成分を取出す
LPF処理を行い、これによりYL 信号(YL はY信号
の低域成分)を形成し、更に(Y−YL )の演算を行う
ことによりYH 信号(YH はY信号の高域成分)を形成
する。そして、この形成されたYL ,YH のデータは上
記画像メモリ315に記憶され、したがってYH ,Y
L ,CR ,CB のデータが画像メモリ315内に格納さ
れる。その後、この画像メモリ315に記憶された各デ
ータは、所定のクロック・レートで読み出される。
【0022】上記各データの内、YL ,CR ,CB のデ
ータはマトリクス回路330において、RL ,GL ,B
L のデータに変換され、更に加算器331において、そ
れぞれ画像メモリ315より読み出されたYH のデータ
が加算される。そして、各々D/A変換器332でアナ
ログ信号に変換され、R,G,Bの高解像信号として出
力される。
ータはマトリクス回路330において、RL ,GL ,B
L のデータに変換され、更に加算器331において、そ
れぞれ画像メモリ315より読み出されたYH のデータ
が加算される。そして、各々D/A変換器332でアナ
ログ信号に変換され、R,G,Bの高解像信号として出
力される。
【0023】またCHSVシステムにおいては、上述の
ように4本のトラックを用いて高解像静止画像信号を記
録し再生するCHSV記録再生モードの他に、従来のS
Vフォーマットに基づいて1フィールド分の静止画像信
号を1本のトラックに記録し、該1フィールド分の静止
画像信号を用いて従来のTV方式に準拠した1画面分の
静止画像を再生するフィールド記録再生モード、あるい
は1フレーム分の静止画像信号を2本のトラックに記録
し、該1フレーム分の静止画像信号を用いて従来のTV
方式に準拠した1画面分の静止画像を再生するフレーム
記録再生モードによる静止画像信号の記録再生が可能で
ある。
ように4本のトラックを用いて高解像静止画像信号を記
録し再生するCHSV記録再生モードの他に、従来のS
Vフォーマットに基づいて1フィールド分の静止画像信
号を1本のトラックに記録し、該1フィールド分の静止
画像信号を用いて従来のTV方式に準拠した1画面分の
静止画像を再生するフィールド記録再生モード、あるい
は1フレーム分の静止画像信号を2本のトラックに記録
し、該1フレーム分の静止画像信号を用いて従来のTV
方式に準拠した1画面分の静止画像を再生するフレーム
記録再生モードによる静止画像信号の記録再生が可能で
ある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に再生
機能を有したSVカメラにおいて、撮影した画像を撮影
直後に確認できる所謂レックレビューモードを有するも
のが提案されている。これは、例えばレリーズ後一定時
間レリーズボタンを押圧しつづけている場合は自動的に
再生モードになり、直前に記録されたトラックの情報を
再生してその画像を確認できるというものである。
機能を有したSVカメラにおいて、撮影した画像を撮影
直後に確認できる所謂レックレビューモードを有するも
のが提案されている。これは、例えばレリーズ後一定時
間レリーズボタンを押圧しつづけている場合は自動的に
再生モードになり、直前に記録されたトラックの情報を
再生してその画像を確認できるというものである。
【0025】しかしながら、CHSVシステムでは、上
述のように2チャンネルヘッドでAフィールドとBフィ
ールドを同時に記録し、その後ヘッドを2トラック分移
動してCフィールドとDフィールドを同時に記録してい
る。このため、これらの4本のトラックをレックレビュ
ー時に再生しようとする場合、まずヘッドを2トラック
戻してAフィールドとBフィールドを再生しその再生R
F出力が最大になるようにトラッキングした後、その再
生出力を図2に示す再生回路を介して画像メモリに記憶
する。その後、ヘッドを2トラック分送り、今度はCフ
ィールドとDフィールドを再生し、これをAフィールド
及びBフィールドの再生時と同様にして画像メモリに記
憶する。そして、これらの両方のデータをもとに1枚の
高精細画像を再生するようにしている。
述のように2チャンネルヘッドでAフィールドとBフィ
ールドを同時に記録し、その後ヘッドを2トラック分移
動してCフィールドとDフィールドを同時に記録してい
る。このため、これらの4本のトラックをレックレビュ
ー時に再生しようとする場合、まずヘッドを2トラック
戻してAフィールドとBフィールドを再生しその再生R
F出力が最大になるようにトラッキングした後、その再
生出力を図2に示す再生回路を介して画像メモリに記憶
する。その後、ヘッドを2トラック分送り、今度はCフ
ィールドとDフィールドを再生し、これをAフィールド
及びBフィールドの再生時と同様にして画像メモリに記
憶する。そして、これらの両方のデータをもとに1枚の
高精細画像を再生するようにしている。
【0026】この時のトラッキング動作を具体的に説明
すると、記録直後はヘッドはCトラック及びDトラック
上にあるため、まずヘッドを2トラック分戻してAトラ
ックかBトラックの何れか一方の再生出力の大きさを測
定した後、微少ステップ(例えば1トラックを8ステッ
プで移動させているとするとその1ステップ)ヘッドを
移動させて再度再生出力の大きさを測定し、移動する前
の出力の大きさと比較する。そして、移動後の出力の方
が大きければさらに同じ方向にヘッドを移動させて同様
の比較を行い、比較の結果が反転したら1ステップヘッ
ドを戻して再生し、その画像をメモリに記憶する。ま
た、移動後の方が小さければ逆方向へヘッドを移動させ
て同様の比較を行い、比較の結果が反転したら同様にヘ
ッドを1ステップ戻して再生し、その画像をメモリに記
憶する。次にヘッドを2トラック分送り、今度はCトラ
ックとDトラックに関して同様の動作を行い、その画像
をメモリに記憶する。
すると、記録直後はヘッドはCトラック及びDトラック
上にあるため、まずヘッドを2トラック分戻してAトラ
ックかBトラックの何れか一方の再生出力の大きさを測
定した後、微少ステップ(例えば1トラックを8ステッ
プで移動させているとするとその1ステップ)ヘッドを
移動させて再度再生出力の大きさを測定し、移動する前
の出力の大きさと比較する。そして、移動後の出力の方
が大きければさらに同じ方向にヘッドを移動させて同様
の比較を行い、比較の結果が反転したら1ステップヘッ
ドを戻して再生し、その画像をメモリに記憶する。ま
た、移動後の方が小さければ逆方向へヘッドを移動させ
て同様の比較を行い、比較の結果が反転したら同様にヘ
ッドを1ステップ戻して再生し、その画像をメモリに記
憶する。次にヘッドを2トラック分送り、今度はCトラ
ックとDトラックに関して同様の動作を行い、その画像
をメモリに記憶する。
【0027】このように、従来のCHSVカメラ等の画
像信号記録再生システムにあっては、レックレビュー機
能を搭載するには画像メモリやそれに付随する回路が必
要で、装置の大きさが大きくなったり、あるいはまたレ
ックレビュー時には2度のヘッド送り動作とトラッキン
グ動作(数100ms程度かかることもある)が必要な
ことから、出画までに時間がかかるとともに、消費電力
が大きいという問題点があった。
像信号記録再生システムにあっては、レックレビュー機
能を搭載するには画像メモリやそれに付随する回路が必
要で、装置の大きさが大きくなったり、あるいはまたレ
ックレビュー時には2度のヘッド送り動作とトラッキン
グ動作(数100ms程度かかることもある)が必要な
ことから、出画までに時間がかかるとともに、消費電力
が大きいという問題点があった。
【0028】また従来の画像信号記録再生システムにあ
っては、内蔵バッテリからの供給電源が撮影動作に不足
であるか否かの判断を必要とする電力が一番大きいモー
ド(CHSVモード)を基準として行っているため、こ
のモードより撮影時に必要な電力が少ないモード、例え
ばフレームモードあるいはフィールドモードで撮影が可
能な場合であっても、上記モードを基準としてバッテリ
電源が不足であると判断されると、撮影が禁止されてし
まい、他のフレームモードあるいはフィールドモードで
もかまわないから撮影したいという場合でも撮影するこ
とができないという問題点があった。
っては、内蔵バッテリからの供給電源が撮影動作に不足
であるか否かの判断を必要とする電力が一番大きいモー
ド(CHSVモード)を基準として行っているため、こ
のモードより撮影時に必要な電力が少ないモード、例え
ばフレームモードあるいはフィールドモードで撮影が可
能な場合であっても、上記モードを基準としてバッテリ
電源が不足であると判断されると、撮影が禁止されてし
まい、他のフレームモードあるいはフィールドモードで
もかまわないから撮影したいという場合でも撮影するこ
とができないという問題点があった。
【0029】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、簡単な回路構成で、レックレビュー時
に短時間で出画させることができ、小形化,省電力化が
可能で、また、内蔵バッテリの電源不足を各動作モード
別に確認することが可能な画像信号記録再生システムを
得ることを目的としている。
なされたもので、簡単な回路構成で、レックレビュー時
に短時間で出画させることができ、小形化,省電力化が
可能で、また、内蔵バッテリの電源不足を各動作モード
別に確認することが可能な画像信号記録再生システムを
得ることを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の画像信号記録再
生システムは、次のように構成したものである。
生システムは、次のように構成したものである。
【0031】(1)1画面分の画像信号を記録媒体上の
複数のトラックに記録する記録再生システムであって、
そのトラック数より少ないギャップを有するヘッドを用
いて画像信号の記録再生を行う手段と、記録直後の画像
情報を確認するために記録直後に前記ヘッドの存在する
位置に対応したトラックの情報に基づく再生を行う手段
とを備えた。
複数のトラックに記録する記録再生システムであって、
そのトラック数より少ないギャップを有するヘッドを用
いて画像信号の記録再生を行う手段と、記録直後の画像
情報を確認するために記録直後に前記ヘッドの存在する
位置に対応したトラックの情報に基づく再生を行う手段
とを備えた。
【0032】(2)1画面分の画像信号を記録媒体上の
複数のトラックに記録する記録再生システムであって、
そのトラック数より少ないギャップを有するヘッドを用
いて画像信号の記録再生を行う手段と、再生時にヘッド
を記録媒体上で微少移動させて再生出力が最大になるよ
うにトラッキング制御を行う手段と、記録直後の画像情
報を確認するために記録直後に前記ヘッドの存在する位
置に対応したトラックの情報に基づく再生を行う手段と
を備え、記録直後の画像情報を確認する時は前記トラッ
キング制御は行わないようにした。
複数のトラックに記録する記録再生システムであって、
そのトラック数より少ないギャップを有するヘッドを用
いて画像信号の記録再生を行う手段と、再生時にヘッド
を記録媒体上で微少移動させて再生出力が最大になるよ
うにトラッキング制御を行う手段と、記録直後の画像情
報を確認するために記録直後に前記ヘッドの存在する位
置に対応したトラックの情報に基づく再生を行う手段と
を備え、記録直後の画像情報を確認する時は前記トラッ
キング制御は行わないようにした。
【0033】(3)1画面分の画像信号を記録媒体上の
複数のトラックに、そのトラック数より少ないギャップ
を有するヘッドを用いて、該ヘッドを記録媒体上で移送
させて記録する手段と、1画面分の画像信号を記録媒体
上の単数または複数のトラックに、そのトラック数と同
数かあるいはそれより多いギャップを有するヘッドを用
いて、該ヘッドを記録媒体上で移送させることなく記録
する手段と、内蔵バッテリの出力電圧値を基準値と比較
して記録動作が可能か否かを判別する手段とを備え、前
記基準値を各記録モード別に設定した。
複数のトラックに、そのトラック数より少ないギャップ
を有するヘッドを用いて、該ヘッドを記録媒体上で移送
させて記録する手段と、1画面分の画像信号を記録媒体
上の単数または複数のトラックに、そのトラック数と同
数かあるいはそれより多いギャップを有するヘッドを用
いて、該ヘッドを記録媒体上で移送させることなく記録
する手段と、内蔵バッテリの出力電圧値を基準値と比較
して記録動作が可能か否かを判別する手段とを備え、前
記基準値を各記録モード別に設定した。
【0034】(4)上記(3)の記録再生システムにお
いて、内蔵バッテリの出力電圧値が基準値より低下した
時に各記録モード毎に警告を表示するようにした。
いて、内蔵バッテリの出力電圧値が基準値より低下した
時に各記録モード毎に警告を表示するようにした。
【0035】
【作用】本発明によれば、1画面分の画像情報を記録媒
体上の複数のトラックで構成し、そのトラック数より少
ないヘッドギャップを有するヘッドを用いて記録再生を
行うSV等のシステム、例えば1枚の高精細画像を4本
のトラックで構成し、この情報を2チャンネルヘッドで
記録または再生するCHSVシステムにおいて、記録直
後の確認再生動作時(レックレビュー時)には、記録直
後にいるヘッドの位置に対応したトラックの情報に基づ
く再生、すなわちCHSVでは記録直後ヘッドはCフィ
ールドとDフィールドの情報が再生可能であるが、この
どちらかのトラックの情報をもとにしてフィールド再生
を行うことにより、再生回路にメモリ等を必要としなく
なり、再生回路の規模を小さくすることができ、さらに
はレックレビュー時にヘッドを移送させる必要がなく、
またトラッキング動作(再生出力が最大になるようにヘ
ッドを微少移動させる動作)を行わないようにすること
で、短時間に出画することができる。
体上の複数のトラックで構成し、そのトラック数より少
ないヘッドギャップを有するヘッドを用いて記録再生を
行うSV等のシステム、例えば1枚の高精細画像を4本
のトラックで構成し、この情報を2チャンネルヘッドで
記録または再生するCHSVシステムにおいて、記録直
後の確認再生動作時(レックレビュー時)には、記録直
後にいるヘッドの位置に対応したトラックの情報に基づ
く再生、すなわちCHSVでは記録直後ヘッドはCフィ
ールドとDフィールドの情報が再生可能であるが、この
どちらかのトラックの情報をもとにしてフィールド再生
を行うことにより、再生回路にメモリ等を必要としなく
なり、再生回路の規模を小さくすることができ、さらに
はレックレビュー時にヘッドを移送させる必要がなく、
またトラッキング動作(再生出力が最大になるようにヘ
ッドを微少移動させる動作)を行わないようにすること
で、短時間に出画することができる。
【0036】また本発明によれば、1画面分の画像情報
を複数のトラックで構成し、そのトラック数よりも少な
いギャップを有するヘッドで、該ヘッドを移送させて記
録を行うモードと、1画面分の画像情報を単数または複
数のトラックで構成し、そのトラック数と同数あるいは
そのトラック数よりも多いギャップを有するヘッドで、
該ヘッドを移送させることなく記録を行うモードとを有
し、内蔵バッテリの電源電圧値をあらかじめ設定された
基準電圧値と比較することによって、このバッテリで撮
影可能か否かを判断しており、その基準電圧値をそれぞ
れのモードで設定し、バッテリが不足している場合はそ
れぞれのモードで例えば低電圧警告の表示が行えるよう
にすることによって、撮影時に必要とされる電力が大き
いモードで低電圧警告されて撮影ができない場合でも、
モードを変更することにより撮影ができるようになる。
を複数のトラックで構成し、そのトラック数よりも少な
いギャップを有するヘッドで、該ヘッドを移送させて記
録を行うモードと、1画面分の画像情報を単数または複
数のトラックで構成し、そのトラック数と同数あるいは
そのトラック数よりも多いギャップを有するヘッドで、
該ヘッドを移送させることなく記録を行うモードとを有
し、内蔵バッテリの電源電圧値をあらかじめ設定された
基準電圧値と比較することによって、このバッテリで撮
影可能か否かを判断しており、その基準電圧値をそれぞ
れのモードで設定し、バッテリが不足している場合はそ
れぞれのモードで例えば低電圧警告の表示が行えるよう
にすることによって、撮影時に必要とされる電力が大き
いモードで低電圧警告されて撮影ができない場合でも、
モードを変更することにより撮影ができるようになる。
【0037】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の構成を示すブロ
ック図であり、CHSVカメラに適用した場合の回路構
成を示している。図において、1は市松状のY信号用の
フィルタと線順次で配置されたR信号及びB信号用フィ
ルタが上面に貼られた撮像素子で、図3の固体撮像素子
200に相当するものである。
ック図であり、CHSVカメラに適用した場合の回路構
成を示している。図において、1は市松状のY信号用の
フィルタと線順次で配置されたR信号及びB信号用フィ
ルタが上面に貼られた撮像素子で、図3の固体撮像素子
200に相当するものである。
【0038】2は上記撮像素子1の出力をサンプルホー
ルドした後、白及び黒レベル調整、ホワイトバランス調
整を施した信号にγ補正を行う画像入力回路、3はこの
画像入力回路2の出力から輝度信号及び色差信号を形成
する記録プロセス回路、4はこの記録プロセス回路3の
出力から輝度信号と色差線順次信号を形成した後、高域
を強調するプリエンファシス補正を施してそのそれぞれ
の信号をFM変調する変調回路で、ここではID信号の
DPSK変調も行われる。
ルドした後、白及び黒レベル調整、ホワイトバランス調
整を施した信号にγ補正を行う画像入力回路、3はこの
画像入力回路2の出力から輝度信号及び色差信号を形成
する記録プロセス回路、4はこの記録プロセス回路3の
出力から輝度信号と色差線順次信号を形成した後、高域
を強調するプリエンファシス補正を施してそのそれぞれ
の信号をFM変調する変調回路で、ここではID信号の
DPSK変調も行われる。
【0039】5は上記変調回路4の出力である輝度FM
信号,色差FM信号及びID−DPSK信号を混合する
混合回路、6は記録用のアンプ(増幅器)、7は記録
(REC)と再生(PLAY)とで信号経路を切り換え
るヘッド切換スイッチで、フィールドとフレームとの切
り換えも行う。8は所定間隔で二つのギャップを配され
た2チャンネルのヘッド、9は記録媒体であるビデオフ
ロッピー、10はこのビデオフロッピー9を所定回転数
で回転させるスピンドルモータ、11は上記ヘッドの所
望のトラックにアクセスするヘッド移動機構であるステ
ッピングモータで、上記のヘッド8,ビデオフロッピー
9及びスピンドルモータ10は、図2のヘッド302,
ビデオフロッピー301及びモータ300に相当するも
のであり、以上により記録系の回路が構成されている。
信号,色差FM信号及びID−DPSK信号を混合する
混合回路、6は記録用のアンプ(増幅器)、7は記録
(REC)と再生(PLAY)とで信号経路を切り換え
るヘッド切換スイッチで、フィールドとフレームとの切
り換えも行う。8は所定間隔で二つのギャップを配され
た2チャンネルのヘッド、9は記録媒体であるビデオフ
ロッピー、10はこのビデオフロッピー9を所定回転数
で回転させるスピンドルモータ、11は上記ヘッドの所
望のトラックにアクセスするヘッド移動機構であるステ
ッピングモータで、上記のヘッド8,ビデオフロッピー
9及びスピンドルモータ10は、図2のヘッド302,
ビデオフロッピー301及びモータ300に相当するも
のであり、以上により記録系の回路が構成されている。
【0040】次に再生系の回路構成について説明する
と、図1の12は上記ヘッド8により再生された信号を
増幅するプリアンプ、13はこのプリアンプ12の出力
をフィルタを用いて輝度FM信号と色差FM信号とに分
離する分離回路、14は分離されたFM信号を復調して
ディエンファシス補正を施すとともに色差線同時化処理
を行う復調回路、15はこの復調回路14の再生輝度信
号出力と再生色差信号出力をNTSC方式のビデオ信号
に変換するNTSCエンコーダ、16は電子ビューファ
インダ、17はカメラ信号と再生信号とを切り換えるE
E切換スイッチ、18は上記ブロックの動作を制御する
システムコントローラである。
と、図1の12は上記ヘッド8により再生された信号を
増幅するプリアンプ、13はこのプリアンプ12の出力
をフィルタを用いて輝度FM信号と色差FM信号とに分
離する分離回路、14は分離されたFM信号を復調して
ディエンファシス補正を施すとともに色差線同時化処理
を行う復調回路、15はこの復調回路14の再生輝度信
号出力と再生色差信号出力をNTSC方式のビデオ信号
に変換するNTSCエンコーダ、16は電子ビューファ
インダ、17はカメラ信号と再生信号とを切り換えるE
E切換スイッチ、18は上記ブロックの動作を制御する
システムコントローラである。
【0041】なお、上記構成のシステムは1画面分(1
枚)の画像信号をビデオフロッピー9上の複数のトラッ
クに記録するようになっており、そのトラック数より少
ないギャップを有するヘッド8を用いて画像信号の記録
再生を行う制御手段と、記録直後の画像情報を確認する
ために記録直後に前記ヘッド8の存在する位置に対応し
たトラックの情報に基づく再生を行う制御手段とがシス
テムコントローラ18により構成されている。
枚)の画像信号をビデオフロッピー9上の複数のトラッ
クに記録するようになっており、そのトラック数より少
ないギャップを有するヘッド8を用いて画像信号の記録
再生を行う制御手段と、記録直後の画像情報を確認する
ために記録直後に前記ヘッド8の存在する位置に対応し
たトラックの情報に基づく再生を行う制御手段とがシス
テムコントローラ18により構成されている。
【0042】次に動作について説明する。なお、このC
HSVシステムの通常の記録再生動作は前述の図2〜図
7により説明してあるので、ここでは前述のレックレビ
ュー時の動作について説明する。
HSVシステムの通常の記録再生動作は前述の図2〜図
7により説明してあるので、ここでは前述のレックレビ
ュー時の動作について説明する。
【0043】不図示のスタンバイスイッチがオンにされ
ると、システムコントローラ18はEE切換スイッチ1
7をEE側に切り換える。これにより、電子ビューファ
インダ16に不図示のレンズを通して撮像素子1に結像
した画像がモニタ表示される。
ると、システムコントローラ18はEE切換スイッチ1
7をEE側に切り換える。これにより、電子ビューファ
インダ16に不図示のレンズを通して撮像素子1に結像
した画像がモニタ表示される。
【0044】この時、不図示のレリーズボタンを押す
と、システムコントローラ18によりヘッド切換スイッ
チ7が記録側にされ、上記撮像素子1により光電変換さ
れた画像信号の中でまず図4におけるAフィールドとB
フィールドの信号が画像入力回路2,記録プロセス回路
3,変調回路4,混合回路5及び記録アンプ6を介して
2チャンネルヘッド8によりビデオフロッピー9にAト
ラック,Bトラックとして記録される。次に、システム
コントローラ18の命令によりステッピングモータ11
1によってヘッド8が2トラック分送られ、上記Aフィ
ールドとBフィールドを記録した時と同様にCフィール
ドとDフィールドの信号がCトラック,Dトラックとし
て図5に示すように記録される。
と、システムコントローラ18によりヘッド切換スイッ
チ7が記録側にされ、上記撮像素子1により光電変換さ
れた画像信号の中でまず図4におけるAフィールドとB
フィールドの信号が画像入力回路2,記録プロセス回路
3,変調回路4,混合回路5及び記録アンプ6を介して
2チャンネルヘッド8によりビデオフロッピー9にAト
ラック,Bトラックとして記録される。次に、システム
コントローラ18の命令によりステッピングモータ11
1によってヘッド8が2トラック分送られ、上記Aフィ
ールドとBフィールドを記録した時と同様にCフィール
ドとDフィールドの信号がCトラック,Dトラックとし
て図5に示すように記録される。
【0045】そして、さらにレリーズボタンを押しっぱ
なしにするとレックレビューモードとなり、この時シス
テムコントローラ18によりヘッド切換スイッチ7とE
E切換スイッチ17が再生側に切り換えられ、上記記録
されたCトラックの情報がプリアンプ12,分離回路1
3,復調回路14及びNTSCエンコーダ15を経て電
子ビューファインダー16に出画され、直前に記録され
た画像を確認することができる。
なしにするとレックレビューモードとなり、この時シス
テムコントローラ18によりヘッド切換スイッチ7とE
E切換スイッチ17が再生側に切り換えられ、上記記録
されたCトラックの情報がプリアンプ12,分離回路1
3,復調回路14及びNTSCエンコーダ15を経て電
子ビューファインダー16に出画され、直前に記録され
た画像を確認することができる。
【0046】このように、1枚の画像情報を複数のトラ
ックで構成し、そのトラック数より少ないギャップを有
するヘッドで記録または再生を行う画像信号記録再生装
置において、記録直後の確認再生動作時(レックレビュ
ー時)は記録直後にヘッド8がいる位置に対応したトラ
ックの情報の全てあるいはその一部に基づいた再生を行
うことにより、再生回路にメモリ等を必要とせず、再生
回路の規模を小さくすることができる。さらに、レック
レビュー時はヘッドを移送させる必要がないので、短時
間に出画することができる。
ックで構成し、そのトラック数より少ないギャップを有
するヘッドで記録または再生を行う画像信号記録再生装
置において、記録直後の確認再生動作時(レックレビュ
ー時)は記録直後にヘッド8がいる位置に対応したトラ
ックの情報の全てあるいはその一部に基づいた再生を行
うことにより、再生回路にメモリ等を必要とせず、再生
回路の規模を小さくすることができる。さらに、レック
レビュー時はヘッドを移送させる必要がないので、短時
間に出画することができる。
【0047】なお上記実施例では、CHSVカメラの電
子ビューファインダ16にてレックレビュー時の画像を
確認する場合について説明したが、カメラにRGB出力
端子とは別にNTSC出力端子を設けて、その出力を外
部のモニタに接続するような構成にすることも可能であ
り、このようにすると、ファインダーを光学式にするこ
とができ、さらに省電力化が図れる。
子ビューファインダ16にてレックレビュー時の画像を
確認する場合について説明したが、カメラにRGB出力
端子とは別にNTSC出力端子を設けて、その出力を外
部のモニタに接続するような構成にすることも可能であ
り、このようにすると、ファインダーを光学式にするこ
とができ、さらに省電力化が図れる。
【0048】また、本実施例として、4トラックを2チ
ャンネルヘッドで記録再生する場合について説明した
が、4トラックをシングルギャップのヘッドで記録再生
しても構わない。
ャンネルヘッドで記録再生する場合について説明した
が、4トラックをシングルギャップのヘッドで記録再生
しても構わない。
【0049】さらに本実施例では、CHSVカメラを例
として説明したが、従来のSVカメラのフレーム記録を
シングルギャップのヘッドで記録再生するシステムにも
適用できるのは言うまでもない。
として説明したが、従来のSVカメラのフレーム記録を
シングルギャップのヘッドで記録再生するシステムにも
適用できるのは言うまでもない。
【0050】図8は本発明の第2実施例の構成を示すブ
ロック図であり、図1と同一符号は同一構成部分を示し
ている。図中、19は復調回路14の再生輝度信号出力
と再生色差信号出力をデジタル信号に変換するA/D変
換器、20はこのA/D変換器19の出力信号を記憶す
る画像メモリ、21は記憶された輝度信号ならびに色差
信号のデータをR,G,Bの信号データに変換するマト
リクス回路、22は変換されたR,G,Bのデジタルデ
ータをアナログ信号に変換するD/A変換器で、この
R,G,Bのアナログ信号はケーブル23を通して高精
細モニタ24に写し出される。
ロック図であり、図1と同一符号は同一構成部分を示し
ている。図中、19は復調回路14の再生輝度信号出力
と再生色差信号出力をデジタル信号に変換するA/D変
換器、20はこのA/D変換器19の出力信号を記憶す
る画像メモリ、21は記憶された輝度信号ならびに色差
信号のデータをR,G,Bの信号データに変換するマト
リクス回路、22は変換されたR,G,Bのデジタルデ
ータをアナログ信号に変換するD/A変換器で、この
R,G,Bのアナログ信号はケーブル23を通して高精
細モニタ24に写し出される。
【0051】なお、システムコントローラ18により、
前述の記録再生を行う制御手段及び確認再生の制御手段
と、再生時にヘッド8をビデオフロッピー9上で微少移
動させて再生出力が最大になるようにトラッキング制御
を行う制御手段が構成されており、記録直後の画像情報
を確認する時は上記トラッキング制御は行わないように
なっている。
前述の記録再生を行う制御手段及び確認再生の制御手段
と、再生時にヘッド8をビデオフロッピー9上で微少移
動させて再生出力が最大になるようにトラッキング制御
を行う制御手段が構成されており、記録直後の画像情報
を確認する時は上記トラッキング制御は行わないように
なっている。
【0052】上記のように構成された回路の通常の動作
は図1の回路と同様であるので省略するが、レリーズボ
タンの押しっぱなしによりレックレビューモードになる
と、システムコントローラ18により各切換スイッチ
7,17が再生(PLAY)側に切り換えられ、まず図
5のCトラックとDトラックの情報がプリアンプ12,
分離回路13,復調回路14及びA/D変換器19を経
て画像メモリ20のあらかじめ決められた番地に記憶さ
れる。
は図1の回路と同様であるので省略するが、レリーズボ
タンの押しっぱなしによりレックレビューモードになる
と、システムコントローラ18により各切換スイッチ
7,17が再生(PLAY)側に切り換えられ、まず図
5のCトラックとDトラックの情報がプリアンプ12,
分離回路13,復調回路14及びA/D変換器19を経
て画像メモリ20のあらかじめ決められた番地に記憶さ
れる。
【0053】続いてシステムコントローラ18の命令
で、ステッピングモータ11によりヘッド8が2トラッ
ク分記録時とは逆方向に送られ、AトラックとBトラッ
クに対峙させられる。そして、C,Dトラックと同様に
A,Bトラックの再生画像信号が画像メモリ20に記憶
され、これらの画像メモリ20に記憶されたA,B,
C,Dトラックのデータがマトリクス回路21及びD/
A変換器22を介してモニタ24に出画され、これによ
り記録画像を確認することができる。
で、ステッピングモータ11によりヘッド8が2トラッ
ク分記録時とは逆方向に送られ、AトラックとBトラッ
クに対峙させられる。そして、C,Dトラックと同様に
A,Bトラックの再生画像信号が画像メモリ20に記憶
され、これらの画像メモリ20に記憶されたA,B,
C,Dトラックのデータがマトリクス回路21及びD/
A変換器22を介してモニタ24に出画され、これによ
り記録画像を確認することができる。
【0054】ここで、本実施例においては、レックレビ
ュー時は必ず記録した直後に再生するため、ヘッド送り
時のトラック−ヘッド間のズレ量は2〜3μm以下であ
り、トラッキング動作を不作動としても再生画の劣化は
ほとんど見い出すことはできない。そこで、トラッキン
グ動作を不作動とすることにより、レックレビュー時の
出画のタイムラグを数100msから数10msまで減
少させることができる。
ュー時は必ず記録した直後に再生するため、ヘッド送り
時のトラック−ヘッド間のズレ量は2〜3μm以下であ
り、トラッキング動作を不作動としても再生画の劣化は
ほとんど見い出すことはできない。そこで、トラッキン
グ動作を不作動とすることにより、レックレビュー時の
出画のタイムラグを数100msから数10msまで減
少させることができる。
【0055】このように、1枚の画像情報を複数のトラ
ックで構成し、そのトラックより少ないギャップを有す
るヘッドで記録または再生を行う画像信号記録再生装置
において、記録直後の確認再生動作時(レックレビュー
時)は再生時に通常行われるトラッキング動作を不作動
とすることにより、出画時間を大幅に短縮することがで
きかつ省電力化を図ることができる。
ックで構成し、そのトラックより少ないギャップを有す
るヘッドで記録または再生を行う画像信号記録再生装置
において、記録直後の確認再生動作時(レックレビュー
時)は再生時に通常行われるトラッキング動作を不作動
とすることにより、出画時間を大幅に短縮することがで
きかつ省電力化を図ることができる。
【0056】なお、この図8の実施例においても、図1
の実施例と同様、4トラックをシングルギャップのヘッ
ドで記録再生を行ってもよく、また、従来のSVカメロ
のフレーム記録をシングルギャップのヘッドで記録再生
するシステムにも適用することができる。
の実施例と同様、4トラックをシングルギャップのヘッ
ドで記録再生を行ってもよく、また、従来のSVカメロ
のフレーム記録をシングルギャップのヘッドで記録再生
するシステムにも適用することができる。
【0057】図9は本発明の第3実施例の構成を示すブ
ロック図であり、図2と同一符号は同一構成部分を示し
ている。図中、401はこのシステムを制御するシステ
ムコントローラ、402はこのシステムコントローラ4
01からの出力を表示部403に表示させる表示ドライ
バ、404はCHSV,フレーム,フィールドの何れか
のモードを選択するためのモード切換スイッチ、405
はA/D変換器、406は内蔵バッテリである電池で、
この電源電圧はA/D変換器405を介してシステムコ
ントローラ401にデータとして取り込まれる。
ロック図であり、図2と同一符号は同一構成部分を示し
ている。図中、401はこのシステムを制御するシステ
ムコントローラ、402はこのシステムコントローラ4
01からの出力を表示部403に表示させる表示ドライ
バ、404はCHSV,フレーム,フィールドの何れか
のモードを選択するためのモード切換スイッチ、405
はA/D変換器、406は内蔵バッテリである電池で、
この電源電圧はA/D変換器405を介してシステムコ
ントローラ401にデータとして取り込まれる。
【0058】なお、上記システムコントローラ401に
よって、1画面分の画像信号をビデオフロッピー301
上の複数のトラックに、そのトラック数より少ないギャ
ップを有するヘッド302を用いて、該ヘッド302を
ビデオフロッピー301上で移送させて記録する制御手
段と、1画面分の画像信号をビデオフロッピー301上
の単数または複数のトラックに、そのトラック数と同数
かあるいはそれより多いギャップを有するヘッド302
を用いて、該ヘッド302をビデオフロッピー301上
で移送させることなく記録する制御手段と、電池406
の出力電圧値を基準値と比較して記録動作が可能か否か
を制御する制御手段とが構成されている。そして、上記
基準値は各記録モード別に設定されており、電池406
の出力電圧値が基準値より低下した時には各記録モード
毎に警告を表示するようになっている。
よって、1画面分の画像信号をビデオフロッピー301
上の複数のトラックに、そのトラック数より少ないギャ
ップを有するヘッド302を用いて、該ヘッド302を
ビデオフロッピー301上で移送させて記録する制御手
段と、1画面分の画像信号をビデオフロッピー301上
の単数または複数のトラックに、そのトラック数と同数
かあるいはそれより多いギャップを有するヘッド302
を用いて、該ヘッド302をビデオフロッピー301上
で移送させることなく記録する制御手段と、電池406
の出力電圧値を基準値と比較して記録動作が可能か否か
を制御する制御手段とが構成されている。そして、上記
基準値は各記録モード別に設定されており、電池406
の出力電圧値が基準値より低下した時には各記録モード
毎に警告を表示するようになっている。
【0059】図10は図9の回路の動作を示すフローチ
ャートである。本システムの電子スチルカメラにビデオ
フロッピー301を装着し、電源を投入すると撮影モー
ド開始となる(ステップS1)。この時、本システムの
記録モードには上述のように、4トラックを使用して1
画面分の画像信号を記録するCHSVモード,2トラッ
クを使用して1画面分の画像信号を記録するフレームモ
ード及び1トラックを使用して1画面分の画像信号を記
録するフィールドモードの3種類のモードがあり、カメ
ラ使用者はどの記録モードで撮影するかをモード切換ス
イッチ404によって選択することができる。そして、
どの記録モードが選択されているかをステップ2で判別
する。次に、それぞれのモードにおける動作を説明す
る。
ャートである。本システムの電子スチルカメラにビデオ
フロッピー301を装着し、電源を投入すると撮影モー
ド開始となる(ステップS1)。この時、本システムの
記録モードには上述のように、4トラックを使用して1
画面分の画像信号を記録するCHSVモード,2トラッ
クを使用して1画面分の画像信号を記録するフレームモ
ード及び1トラックを使用して1画面分の画像信号を記
録するフィールドモードの3種類のモードがあり、カメ
ラ使用者はどの記録モードで撮影するかをモード切換ス
イッチ404によって選択することができる。そして、
どの記録モードが選択されているかをステップ2で判別
する。次に、それぞれのモードにおける動作を説明す
る。
【0060】i)CHSVモード CHSVモードで撮影する時は、1画面分の画像信号を
2チャンネルヘッドを用いて2トラックに同時に記録
し、その後ヘッドを2トラック分移送させて更に2トラ
ックに記録する。このため、フレーム記録やフィールド
記録に比べて、画像信号を4トラック分ビデオフロッピ
ー301に書き込む記録電流とヘッド送りをする分だ
け、撮影時に必要とする電力が大きい。そこで、その時
の電池406の出力電圧で撮影可能か否かを判断するた
めに、CHSVモードに適した基準電圧値を設定してあ
る。
2チャンネルヘッドを用いて2トラックに同時に記録
し、その後ヘッドを2トラック分移送させて更に2トラ
ックに記録する。このため、フレーム記録やフィールド
記録に比べて、画像信号を4トラック分ビデオフロッピ
ー301に書き込む記録電流とヘッド送りをする分だ
け、撮影時に必要とする電力が大きい。そこで、その時
の電池406の出力電圧で撮影可能か否かを判断するた
めに、CHSVモードに適した基準電圧値を設定してあ
る。
【0061】そして、ステップ2でCHSVモードであ
ると判断すると、ステップ3で電池406の出力電圧V
Bat がCHSVモードでの撮影に必要とする基準電圧V
CHSVより高いか否かを判断し、出力電圧VBat が基準電
圧VCHSVより高い場合は撮影が可能であるので、レリー
ズボタンが押されれば記録を実行し(ステップ4)、そ
の後ステップ2に戻る。
ると判断すると、ステップ3で電池406の出力電圧V
Bat がCHSVモードでの撮影に必要とする基準電圧V
CHSVより高いか否かを判断し、出力電圧VBat が基準電
圧VCHSVより高い場合は撮影が可能であるので、レリー
ズボタンが押されれば記録を実行し(ステップ4)、そ
の後ステップ2に戻る。
【0062】また出力電圧VBat が基準電圧VCHSVより
低い場合は、CHSVモードでの撮影はその時の電池4
06の電圧では電源不足であると判断し、この時図11
に示すような表示部403の表示画面上の表示部分50
8にCHSVモードローバッテリ(低電圧警告)表示を
し、記録動作を禁止して(ステップ5)、ステップ2に
戻る。そして、CHSVモードが選択されている間はこ
の動作を繰り返し、使用者が記録モードをフレームかフ
ィールドの何れかに変更した時は、そのモードの動作へ
移る。
低い場合は、CHSVモードでの撮影はその時の電池4
06の電圧では電源不足であると判断し、この時図11
に示すような表示部403の表示画面上の表示部分50
8にCHSVモードローバッテリ(低電圧警告)表示を
し、記録動作を禁止して(ステップ5)、ステップ2に
戻る。そして、CHSVモードが選択されている間はこ
の動作を繰り返し、使用者が記録モードをフレームかフ
ィールドの何れかに変更した時は、そのモードの動作へ
移る。
【0063】ii)フレームモード フレームモードでの撮影では、画像信号をビデオフロッ
ピー301に書き込む際にヘッド移送が必要でないの
で、フレームモードの撮影時に必要とする電源はCHS
Vモードに比べて少ない。そのため、その時の電池電圧
でフレーム撮影が可能か否かの判断はフレームモードに
適した基準電圧を設定して行えば良い。
ピー301に書き込む際にヘッド移送が必要でないの
で、フレームモードの撮影時に必要とする電源はCHS
Vモードに比べて少ない。そのため、その時の電池電圧
でフレーム撮影が可能か否かの判断はフレームモードに
適した基準電圧を設定して行えば良い。
【0064】そして、ステップ2でフレームモードが選
択されていると判断すると、ステップ6で電池406の
出力電圧VBat がフレームモードでの撮影に必要とする
基準電圧VFRより高いか否かを判別し、出力電圧VBat
が基準電圧VFRより高い場合はフレーム撮影が可能であ
るので、レリーズボタンが押されれば記録を実行し(ス
テップ7)、その後ステップ2に戻る。
択されていると判断すると、ステップ6で電池406の
出力電圧VBat がフレームモードでの撮影に必要とする
基準電圧VFRより高いか否かを判別し、出力電圧VBat
が基準電圧VFRより高い場合はフレーム撮影が可能であ
るので、レリーズボタンが押されれば記録を実行し(ス
テップ7)、その後ステップ2に戻る。
【0065】また出力電圧VBat が基準電圧VFRより低
い場合は、フレームモードでの撮影はその時の電池40
6の電圧では電源不足でできないと判別し、図11の表
示部分509に示すようなフレームモードローバッテリ
(低電圧警告)表示をし、記録動作を禁止する(ステッ
プ8)。そして、フレームモードが選択されている間は
この動作を繰り返し、使用者が記録モードを変更した時
は、ステップ2でそのモードが判別されそのモードの動
作へ移る。
い場合は、フレームモードでの撮影はその時の電池40
6の電圧では電源不足でできないと判別し、図11の表
示部分509に示すようなフレームモードローバッテリ
(低電圧警告)表示をし、記録動作を禁止する(ステッ
プ8)。そして、フレームモードが選択されている間は
この動作を繰り返し、使用者が記録モードを変更した時
は、ステップ2でそのモードが判別されそのモードの動
作へ移る。
【0066】iii)フィールドモード フィールドモードでの撮影では、画像信号をビデオフロ
ッピー301に書き込む際にヘッド移送が必要でなく、
記録電流もヘッド302の1チャンネルにしか流さない
ので、撮影時に必要とする電源はCHSVモードやフレ
ームモード撮影に比べて少ない。そのため、その時の電
池406の出力電圧でフィールド撮影が可能か否かの判
断は、このフィールドモードに適した基準電圧を設定し
て行えば良い。
ッピー301に書き込む際にヘッド移送が必要でなく、
記録電流もヘッド302の1チャンネルにしか流さない
ので、撮影時に必要とする電源はCHSVモードやフレ
ームモード撮影に比べて少ない。そのため、その時の電
池406の出力電圧でフィールド撮影が可能か否かの判
断は、このフィールドモードに適した基準電圧を設定し
て行えば良い。
【0067】そして、ステップ2でフィールドモードが
選択されていると判別すると、ステップ9で電池406
の出力電圧VBat とフィールド撮影に必要とする基準電
圧VFiとを比較し、出力電圧VBat が基準VFiより高い
場合は撮影可能であるので、レリーズボタンが押されれ
ば記録を実行し(ステップ10)、その後ステップ2に
戻る。
選択されていると判別すると、ステップ9で電池406
の出力電圧VBat とフィールド撮影に必要とする基準電
圧VFiとを比較し、出力電圧VBat が基準VFiより高い
場合は撮影可能であるので、レリーズボタンが押されれ
ば記録を実行し(ステップ10)、その後ステップ2に
戻る。
【0068】また出力電圧VBat が基準電圧VFiより低
い場合はフィールドモード撮影はその時の電池406の
電圧では電源不足で不可能であると判別し、図11の表
示部分510に示すようなフィールドモードローバッテ
リ(低電圧警告)表示をし、記録動作を禁止する(ステ
ップ11)。そして、フィールドモードが選択されてい
る間はこの動作を繰り返し、使用者が記録モードを変更
した時は、ステップ2でそのモードが判別され、そのモ
ードの動作に移る。しかし、このフィールドモードでロ
ーバッテリ表示が行われた時は、他のCHSVモードや
フレームモードでもローバッテリ表示が行われ、撮影不
可能となる。
い場合はフィールドモード撮影はその時の電池406の
電圧では電源不足で不可能であると判別し、図11の表
示部分510に示すようなフィールドモードローバッテ
リ(低電圧警告)表示をし、記録動作を禁止する(ステ
ップ11)。そして、フィールドモードが選択されてい
る間はこの動作を繰り返し、使用者が記録モードを変更
した時は、ステップ2でそのモードが判別され、そのモ
ードの動作に移る。しかし、このフィールドモードでロ
ーバッテリ表示が行われた時は、他のCHSVモードや
フレームモードでもローバッテリ表示が行われ、撮影不
可能となる。
【0069】このように、1枚の画像情報を複数のトラ
ックで構成し、そのトラック数よりも少ないギャップを
有するヘッドで、このヘッドを移送させて記録を行うモ
ードと、1枚の画像情報を単数または複数のトラックで
構成し、そのトラック数と同数あるいはそのトラック数
よりも多いギャップを有するヘッドで、このヘッドを移
送させることなく記録を行うモードとを有し、内蔵バッ
テリの電圧値とあらかじめ設定された基準電圧値とを比
較することによって、このバッテリで撮影可能か否かを
判別する電子スチルカメラ等のシステムにおいて、基準
電圧値をそれぞれの記録モード毎に設定し、またバッテ
リ電圧が不足している時の低電圧警告の表示をそれぞれ
のモード毎に行うようにすることで、コストを上げるこ
となく、撮影時に必要とする電力が大きいモードで電源
不足により撮影できない場合でも、モードを切り換える
ことで撮影可能にすることができる。
ックで構成し、そのトラック数よりも少ないギャップを
有するヘッドで、このヘッドを移送させて記録を行うモ
ードと、1枚の画像情報を単数または複数のトラックで
構成し、そのトラック数と同数あるいはそのトラック数
よりも多いギャップを有するヘッドで、このヘッドを移
送させることなく記録を行うモードとを有し、内蔵バッ
テリの電圧値とあらかじめ設定された基準電圧値とを比
較することによって、このバッテリで撮影可能か否かを
判別する電子スチルカメラ等のシステムにおいて、基準
電圧値をそれぞれの記録モード毎に設定し、またバッテ
リ電圧が不足している時の低電圧警告の表示をそれぞれ
のモード毎に行うようにすることで、コストを上げるこ
となく、撮影時に必要とする電力が大きいモードで電源
不足により撮影できない場合でも、モードを切り換える
ことで撮影可能にすることができる。
【0070】なお、図11の501は撮影回数等のセグ
メント表示部分、502は「REMAIN TRAC
K」の表示部分、503はID記号の表示部分、504
は日付(年月日)と時間の表示部分、505〜507は
上述の各記録モードの表示部分である。
メント表示部分、502は「REMAIN TRAC
K」の表示部分、503はID記号の表示部分、504
は日付(年月日)と時間の表示部分、505〜507は
上述の各記録モードの表示部分である。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記録直
後の画像情報を確認する場合、記録直後にヘッドの存在
する位置のトラックの情報に基づいて画像を再生するよ
うにしたので、簡単な回路構成で、短時間で出画させる
ことができ、小形化,省電力化を図ることができるとい
う効果が得られる。
後の画像情報を確認する場合、記録直後にヘッドの存在
する位置のトラックの情報に基づいて画像を再生するよ
うにしたので、簡単な回路構成で、短時間で出画させる
ことができ、小形化,省電力化を図ることができるとい
う効果が得られる。
【0072】また、確認再生動作時はトラッキング制御
の動作を行わないようにすることで、より省電力化を図
ることができるという効果がある。
の動作を行わないようにすることで、より省電力化を図
ることができるという効果がある。
【0073】また、内蔵バッテリの電圧値を各記録モー
ド毎に異なる基準値と比較して記録動作が可能か否かを
判断するようにしたので、内蔵バッテリの電源不足を各
モード毎に確認することができ、電源不足の場合は記録
動作が可能な他のモードに変更することができるという
効果がある。
ド毎に異なる基準値と比較して記録動作が可能か否かを
判断するようにしたので、内蔵バッテリの電源不足を各
モード毎に確認することができ、電源不足の場合は記録
動作が可能な他のモードに変更することができるという
効果がある。
【図1】 本発明の第1実施例の構成を示すブロック図
【図2】 CHSVシステムの再生装置の構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図3】 SVシステムの信号処理回路の構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図4】 CHSVシステムのカラーフィルタの構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図5】 CHSVシステムのトラック記録パターンを
示す説明図
示す説明図
【図6】 SVシステムの周波数アロケーションを示す
説明図
説明図
【図7】 図2の画像メモリの再生画像データを示す説
明図
明図
【図8】 本発明の第2実施例の構成を示すブロック図
【図9】 本発明の第3実施例の構成を示すブロック図
【図10】 図9の回路の動作を示すフローチャート
【図11】 図9の表示部の表示画面を示す平面図
1 撮像素子 7 ヘッド切換スイッチ 8 ヘッド 9 ビデオフロッピー(記録媒体) 11 ステッピングモータ(ヘッド移送機構) 16 電子ビューファインダ 17 EE切換スイッチ 18 システムコントローラ(制御手段) 24 モニタ 200 固体撮像素子 301 ビデオフロッピー(記録媒体) 302 ヘッド 401 システムコントローラ(制御手段) 403 表示部 404 モード切換スイッチ 406 電池(内蔵バッテリ)
Claims (4)
- 【請求項1】 1画面分の画像信号を記録媒体上の複数
のトラックに記録する記録再生システムであって、その
トラック数より少ないギャップを有するヘッドを用いて
画像信号の記録再生を行う手段と、記録直後の画像情報
を確認するために記録直後に前記ヘッドの存在する位置
に対応したトラックの情報に基づく再生を行う手段とを
備えたことを特徴とする画像信号記録再生システム。 - 【請求項2】 1画面分の画像信号を記録媒体上の複数
のトラックに記録する記録再生システムであって、その
トラック数より少ないギャップを有するヘッドを用いて
画像信号の記録再生を行う手段と、再生時にヘッドを記
録媒体上で微少移動させて再生出力が最大になるように
トラッキング制御を行う手段と、記録直後の画像情報を
確認するために記録直後に前記ヘッドの存在する位置に
対応したトラックの情報に基づく再生を行う手段とを備
え、記録直後の画像情報を確認する時は前記トラッキン
グ制御は行わないことを特徴とする画像信号記録再生シ
ステム。 - 【請求項3】 1画面分の画像信号を記録媒体上の複数
のトラックに、そのトラック数より少ないギャップを有
するヘッドを用いて、該ヘッドを記録媒体上で移送させ
て記録する手段と、1画面分の画像信号を記録媒体上の
単数または複数のトラックに、そのトラック数と同数か
あるいはそれより多いギャップを有するヘッドを用い
て、該ヘッドを記録媒体上で移送させることなく記録す
る手段と、内蔵バッテリの出力電圧値を基準値と比較し
て記録動作が可能か否かを判別する手段とを備え、前記
基準値を各記録モード別に設定したことを特徴とする画
像信号記録再生システム。 - 【請求項4】 内蔵バッテリの出力電圧値が基準値より
低下した時に各記録モード毎に警告を表示することを特
徴とする請求項3記載の画像信号記録再生システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341959A JPH06189246A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 画像信号記録再生システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341959A JPH06189246A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 画像信号記録再生システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189246A true JPH06189246A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18350094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4341959A Withdrawn JPH06189246A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 画像信号記録再生システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06189246A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006221755A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Olympus Imaging Corp | 記録再生装置 |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP4341959A patent/JPH06189246A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006221755A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Olympus Imaging Corp | 記録再生装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |