JPH06187347A - 顧客管理装置 - Google Patents

顧客管理装置

Info

Publication number
JPH06187347A
JPH06187347A JP33892592A JP33892592A JPH06187347A JP H06187347 A JPH06187347 A JP H06187347A JP 33892592 A JP33892592 A JP 33892592A JP 33892592 A JP33892592 A JP 33892592A JP H06187347 A JPH06187347 A JP H06187347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
data
parking
information
transaction history
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33892592A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Nakajima
良司 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP33892592A priority Critical patent/JPH06187347A/ja
Publication of JPH06187347A publication Critical patent/JPH06187347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 買上当日に施設を利用せずに所定金額以上の
買上げをした客に対しても後日施設を利用する際に施設
利用客と同様の特典を付与できるようにする。 【構成】 会計ターミナルからの入力情報により1取引
での買上金額,買上日及び処理済みか未処理かを区別す
るためのステータスの各データからなる取引履歴データ
を得、顧客別に格納する。駐車場ターミナルからの入力
情報により該当客識別情報の取引履歴データのなかで買
上日が施設利用日以前でありかつステータスが未処理状
態のデータが存在するか調べ、存在する場合には該当デ
ータの買上金額合計値から駐車サービス点を得て客別に
累積する。この駐車サービス点を後日施設を利用する際
の利用料金の支払い処理に充当させることによって、施
設利用客と同様の特典を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、客が利用した駐車場等
の施設の利用料金をその客の商品買上高に応じて負担す
るスーパーマーケットやショッピングセンター等で用い
られる顧客管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】客が利用できる有料駐車場を備えたスー
パーマーケットやショッピングセンター等では、一般
に、駐車場利用客の1日の商品買上金額が一定金額に達
すると、駐車場利用時間の許容時間分を無料とするサー
ビスを行っている。
【0003】例えば駐車場の料金を1時間までは100
0円、1時間を越えると30分毎に500円ずつアップ
すると設定し、商品買上金額が5000円以上であれば
駐車利用時間が1時間まで無料となり、10000円以
上であれば2時間まで無料となると設定した場合、商品
買上金額が10000円以上の客は駐車時間が2時間以
内であれば駐車料金を支払わなくてよく、店側から駐車
場利用時間に相当する駐車料金分の特典を受けたことに
なる。
【0004】しかしながら、たとえ10000円以上の
買い物をしても駐車場を利用しなかった場合には、店側
から上記のような特典は与えられなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は施
設を利用した客に対してのみその客の買上金額に応じて
所定の特典を付与しており、施設を利用しなかった客に
対してはいくら店の売上げに貢献しても何の特典も付与
されず、サービス性が低かった。
【0006】そこで本発明は、施設を利用して所定金額
以上の買上げをした客に対してはその施設利用料金の一
部を負担する特典を付与できるのは勿論のこと、施設を
利用せずに所定金額以上の買上げをした客に対しても後
日施設を利用する際に同様の特典を付与でき、サービス
性の向上ひいては売上げの増大を図り得る顧客管理装置
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、施設利用日時
及び施設利用客の客識別情報を入力する施設利用情報入
力手段と、1取引で買い上げられた商品の金額及び商品
買上げ客の客識別情報を入力する買上げ情報入力手段
と、この買上げ情報入力手段による入力情報に基づいて
1取引での買上金額,買上日及び処理済みか未処理かを
区別するためのステータスの各データからなる取引履歴
データを得る取引履歴データ取得手段と、この取引履歴
データ取得手段により得られる各客の取引履歴データを
客識別情報別に記憶する取引履歴データ記憶手段と、施
設利用情報入力手段による入力情報に基づいて取引履歴
データ記憶手段により記憶された該当客識別情報の取引
履歴データのなかで買上日が施設利用日以前でありかつ
ステータスが未処理状態のデータが存在するか調べる第
1のデータ調査手段と、この第1のデータ調査手段によ
り該当データの存在有りが確認されると、その該当デー
タの買上金額合計値を求めその合計値に対応するサービ
ス得点情報を得るとともにステータスを処理済み状態に
変更する第1の未処理データ処理手段と、第1のデータ
調査手段による調査終了後、取引履歴データ記憶手段に
より記憶された該当客識別情報の取引履歴データのなか
で買上日が施設利用日と同一でありかつステータスが未
処理状態のデータが存在するか調べる第2のデータ調査
手段と、この第2のデータ調査手段により該当データの
存在有りが確認されると、その該当データの買上金額合
計値を求めその合計値に対応する許容得点情報を得ると
ともにステータスを処理済み状態に変更する第2の未処
理データ処理手段と、第1の未処理データ処理手段によ
り得られるサービス得点情報を客識別情報別に累積記憶
するサービス得点情報記憶手段と、第2の未処理データ
処理手段により得られた許容得点情報に基づいて施設の
利用料金を決定する利用料金決定手段と、この決定手段
により決定された利用料金の支払いをサービス得点情報
記憶手段により記憶された該当客識別情報に対応するサ
ービス得点情報累積値を減じることにより処理する料金
支払い処理手段とを備えた顧客管理装置である。
【0008】そして、施設利用情報入力手段により入力
される情報中の客識別番号が他の客識別番号に属するか
否かを判断する客識別番号判断手段を設け、料金支払い
処理手段は、判断手段により入力情報中の客識別番号が
他の客識別番号に属すると判断されたときその他の客識
別番号に対応するサービス得点情報累積値を減じること
により利用料金の支払いを処理するように構成すること
が望ましい。
【0009】
【作用】このような構成の本発明であれば、顧客が店で
商品を買い上げると、その商品の買上金額及び当該客の
客識別情報が買上情報入力手段によって入力される。そ
うすると、取引履歴データ取得手段によって買上金額,
買上日及び処理済み状態のステータスからなる取引履歴
データが取得され、取引履歴データ記憶手段によって該
当客の客識別情報別に記憶される。
【0010】また、客が施設を利用すると、施設利用日
時及び施設利用客の客識別情報が施設利用情報入力手段
によって入力される。そうすると、取引履歴データ記憶
手段により記憶された該当客識別情報の取引履歴データ
のなかで買上日が施設利用日以前でありかつステータス
が未処理状態のデータが存在するか調べられる。そし
て、存在する場合にはその該当データの買上金額合計値
が算出されその合計値に対応するサービス得点情報が求
められて、サービス得点情報記憶手段によって客識別情
報別に累積記憶される。ここで、取引履歴データ記憶手
段により記憶された該当データはステータスが処理済み
状態に変更される。
【0011】次に、取引履歴データ記憶手段により記憶
された該当客識別情報の取引履歴データのなかで買上日
が施設利用日と同一でありかつステータスが未処理状態
のデータが存在するか調べられる。そして、存在する場
合にはその該当データの買上金額合計値が算出されその
合計値に対応する許容得点情報が求められる。ここで、
取引履歴データ記憶手段により記憶された該当データは
ステータスが処理済み状態に変更される。
【0012】こうして許容得点情報が求められる。また
予め利用時間等にしたがって定められた施設利用料金の
値と当該客の利用時間により求められる施設利用の料金
が決り、その施設利用料金とここで求まっている許容得
点情報により当該顧客が施設を利用した場合に支払うべ
きサービス得点あるいは利用料金(現金等)が決まる。
そして、この利用料金の支払いは、サービス得点情報記
憶手段により記憶された該当客識別情報に対応するサー
ビス得点情報累積値を減じることによって処理される。
【0013】したがって、施設利用料金の支払いが、該
当施設を利用せずに商品を買い上げた取引での買上金額
合計値に基づいても行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0015】なおこの実施例では、4つの店舗AAA,
BBB,CCC,DDDで共同運営体Gを構成し、この
共同運営体Gの管理下に第1駐車場P1及び第2駐車場
P2があるショッピングセンターを例に挙げるものとす
る。
【0016】図1は本実施例の全体構成を示すブロック
図で、共同運営体Gには管理装置本体としてのホストコ
ンピュータ1が設置されており、各駐車場P1,P2に
はそれぞれ駐車場利用客による駐車場利用料金の精算を
処理する駐車場ターミナル2a,2bが設置されてお
り、各店舗AAA,BBB,CCC,DDDにはそれぞ
れ客が買上げた商品の代金支払いを処理する会計ターミ
ナル3a,3b,3c,3d,3eが設置されている。
そして、ホストコンピュータ1と各駐車場ターミナル2
a,2bとは通信回線4aを介して電気的に接続されて
おり、ホストコンピュータ1と各会計ターミナル3a,
3b,3c,3d,3eとは通信回線4bを介して電気
的に接続されている。
【0017】なお、会計ターミナル3a及び3bは店舗
AAAに設置され、会計ターミナル3cは店舗BBBに
設置され、会計ターミナル3dは店舗CCCに設置さ
れ、会計ターミナル3eは店舗DDDに設置される。
【0018】しかして、各顧客は予め客の識別番号とし
て顧客番号が記録された顧客カード5をそれぞれ所有し
ており、ショッピングセンター内で買い物をする際には
代金の支払いとともに店員に自己の顧客カード5を提示
する規則となっている。また、駐車場P1,P2への入
場時には図示しない駐車カード発券装置により入場時刻
及び駐車場識別情報が記録された駐車カード6が発券さ
れるのでそれを受取り、退場時にはその駐車カード6と
顧客カード5のデータを駐車場ターミナル2aあるいは
2bに読取らせるようになっている。
【0019】図2は会計ターミナル3a〜3eの要部構
成を示すブロック図であり、各会計ターミナル3a〜3
eは同一構成である。すなわち、各種データを記憶する
記憶部11、日時を計時する計時部12、前記通信回線
4bを通じてホストコンピュータ1との間で行われるデ
ータの送受信を制御する通信制御部13の他、キーボー
ド14、表示器15,プリンタ16及び前記顧客カード
5に記録されたデータを読み取る顧客カードリーダ17
等の入出力機器を有し、これらを主制御部18で制御す
る構成である。
【0020】図3は駐車場ターミナル2a,2bの要部
構成を示すブロック図であり、各駐車場ターミナル2
a,2bは同一構成である。すなわち、各種データを記
憶する記憶部21、日時を計時する計時部22、前記通
信回線4aを通じてホストコンピュータ1との間で行わ
れるデータの送受信を制御する通信制御部23の他、表
示及び音声でガイド情報を出力するガイド装置24、プ
リンタ25、前記駐車カード6に記録されたデータを読
み取る駐車カードリーダ26及び前記顧客カード5に記
録されたデータを読み取る顧客カードリーダ27等の入
出力機器を有し、これらを主制御部28で制御するとと
もに、この主制御部28によって制御される副制御部2
9で、車両の駐車場出口への進入及び出口からの退出を
検知する車両検知器30、駐車場出口を遮断する通路遮
断機31、現金の支払いと釣銭の排出を処理する金銭受
払装置32を制御する構成である。
【0021】ここで、通信回線4a,4bはアドレス等
の識別手段を設けることにより同一物理回線を用いて構
成できる。
【0022】図4はホストコンピュータ1の要部構成を
示すブロック図であり、各種データを記憶する記憶部4
1、日時を計時する計時部42、前記通信回線4aを通
じて各駐車場ターミナル2a,2bとの間で行われるデ
ータの送受信を制御する第1の通信制御部43、前記通
信回線4bを通じて各会計ターミナル3a〜3eとの間
で行われるデータの送受信を制御する第2の通信制御部
44、後述する顧客別ファイル60や店別ファイル70
等が形成されるファイル記憶部45の他、キーボード4
6、表示器47及びプリンタ48等の入出力機器を有
し、これらを主制御部49で制御する構成である。
【0023】そして、ホストコンピュータ1において、
記憶部41はRAM及びROMの半導体メモリで構成さ
れ、特に図5に示す3種類のテーブル51,52,53
が予め形成されている。
【0024】ここで、第1のテーブル51は、駐車場利
用時間に対して付与される駐車利用点の関係を設定した
もので、この実施例では第1,第2駐車場P1,P2と
も駐車場利用時間が11分未満は駐車利用点が0点であ
り、11分以上121分未満は1000点であり、12
1分以上181分未満は2000点であり、181分以
上361分未満は3000点であり、361分以上は5
000点である。
【0025】因みに、この実施例では各駐車場P1,P
2は駐車場利用時間が10分までは駐車料金は0円であ
り、2時間までは1000円であり、3時間までは20
00円であり、6時間までは3000円であり、6時間
を越えると5000円である。すなわち、駐車利用点は
駐車場利用時間によって変動する駐車料金に換算率10
0%で対応している。
【0026】また、第2のテーブル52は、前日までの
未処理買上金額合計A円に対して付与される駐車サービ
ス点の関係を設定したもので、この実施例では金額合計
A円が5000円未満であれば駐車サービス点は0点、
5000円以上10000円未満であれば1000点、
10000円以上であれば2000点が付与される。
【0027】ここで、駐車サービス点とは、駐車場を利
用せずにショッピングセンター内で買い物をした場合の
その買上合計Aに対して付与される得点である。
【0028】さらに、第3のテーブル53は、当日の未
処理買上金額合計B円に対して付与される駐車許容点の
関係を設定したもので、この実施例では金額合計B円が
5000円未満であれば駐車許容点は0点、5000円
以上10000円未満であれば1000点、10000
円以上であれば2000点が付与される。
【0029】ここで、駐車許容点とは、駐車場を利用し
てショッピングセンター内で買い物をした場合のその買
上合計Bに対して店側が負担する駐車料金に相当する得
点である。
【0030】因みに、この実施例では当日の買上金額合
計B円が5000円以上であれば駐車場利用時間1時間
まで無料としその分の駐車料金1000円を店側が負担
し、10000円以上であれば駐車場利用時間2時間ま
で無料としその分の駐車料金2000円を店側が負担す
る。すなわち、駐車許容点は顧客の当日の買上合計Bに
対して店側が負担する駐車料金に換算率100%で対応
している。
【0031】図6は前記顧客別ファイル60のフォーマ
ットを示しており、この顧客別ファイル60には、顧客
番号及び顧客名称の1顧客情報に対応して、駐車サービ
ス点の累計エリア61が設けられるとともに、当該顧客
がショッピングセンター内の各店で買い物をした際の取
引履歴データとして、店コード,買上金額,日付(年月
日時分秒)及びステータスの各情報を順次記憶するデー
タエリア62が設けられている。
【0032】ここで、取引履歴データを構成する店コー
ドは、買い物をした店に予め割り当てられたコードであ
って、因みにこの実施例では店舗AAAに対してコード
「11」が割り当てられ、店舗BBBに対してコード
「22」が割り当てられ、店舗CCCに対してコード
「33」が割り当てられ、店舗DDDに対してコード
「44」が割り当てられる。
【0033】また、取引履歴データを構成するステータ
スは、当該取引履歴データが後述する駐車サービス点算
出処理及び駐車料金請求処理のいずれの処理にも用いら
れていない場合に“0”となり、駐車サービス点算出処
理に用いられた場合に“2”となり、駐車料金請求処理
に用いられた場合に“1”となる。
【0034】図7は前記店別ファイル70のフォーマッ
トを示しており、この店別ファイル70には、店コード
及び店名称の1店舗情報に対応して、当該店舗に設置さ
れている会計ターミナル3a〜3eの通信アドレスであ
るターミナル番号を設定するためのエリア71が設けら
れている。
【0035】因みに、この実施例では店舗AAAに設置
される会計ターミナル3a及び3bのターミナル番号を
それぞれ「1001」,「1002」とし、店舗BBB
に設置される会計ターミナル3cのターミナル番号を
「2001」とし、店舗CCCに設置される会計ターミ
ナル3dのターミナル番号を「3001」とし、店DD
Dに設置される会計ターミナル3eのターミナル番号を
「4001」としており、エリア71には予め該当する
ターミナル番号がそれぞれ設定されている。
【0036】しかして、各会計ターミナル3a〜3eの
主制御部18は、特に図8の流れ図で示す業務処理を実
行するように構成されている。
【0037】先ず、キーボード14に設けられた商品登
録用キーのキー操作によって客が買上げる商品の売上登
録が行われると、通常の売上登録処理を実行する。すな
わち、キー入力情報に基づいて販売商品の金額,個数等
の販売データを求め、記憶部11に登録処理する。ま
た、表示器15に販売商品の名称,金額等を表示させる
とともに、プリンタ16により販売商品の名称,個数,
単価,金額等をレシート印字する。
【0038】次いで、小計キーのキー操作によって当該
客の売上登録終了が指示されると、当該客が買上げた商
品の合計金額を求め、税込み合計金額を算出して表示器
15に表示させる。
【0039】次いで、預/現計キーのキー操作によって
客からの預かり金額がキー入力されると、預かり金額か
ら税込み合計金額を減額して釣銭額を求め表示器15に
表示させるとともに、プリンタ16により税抜き合計金
額(小計),税額,税込み合計金額(合計),預かり金
額及び釣銭額等をレシート印字する。
【0040】次いで、顧客カードリーダ17で顧客カー
ド5のデータ読取りが行われたか否かを判断し、行われ
ていない場合には行われるまで待機する。そして、顧客
カードリーダ17で顧客カード5のデータ読取りが行わ
れたならば、その顧客カードデータ中の顧客番号と当該
客の税抜き合計金額(買上金額)の情報とから図13
(a)に示すフォーマットの顧客売上通知伝文を作成
し、通信制御部13を制御して上記顧客売上通知伝文を
通信回線4bを通じてホストコンピュータ1に送信す
る。
【0041】なお、図13(a)の伝文フォーマットに
おいて、ヘッダは伝文が顧客売上通知伝文を示す情報で
あり、ホストアドレスは伝文送信先であるホストコンピ
ュータ1の通信アドレスであり、会計TM番号は伝文発
信元である会計ターミナル3a〜3eの通信アドレスと
して予め設定されたターミナル番号である。
【0042】さて、伝文送信後、主制御部18はホスト
コンピュータ1からの応答を待機する。そして、図13
(c)に示す伝文フォーマットの応答伝文を受信したな
らば、その伝文中の顧客氏名情報及びレシートコメント
情報をプリンタ16によりレシート印字する。そして、
図14または図15(a),(b)にそれぞれ示す会計
レシート80A,80B,80Cを発行したならば、こ
の処理を終了する。
【0043】なおレシート80A,80B,80Cにお
いて、符号81はターミナル番号、82はレシート番
号、83は顧客への駐車場利用に関するコメント情報で
ある。
【0044】また、各駐車場ターミナル2a,2bの主
制御部28は、特に図9の流れ図で示す業務処理を実行
するように構成されている。
【0045】先ず、車両検知器30からの信号により駐
車場出口へ車両が進入してきたことを検知すると、ガイ
ド装置24を駆動制御して駐車カード6及び顧客カード
5をそれぞれのカードリーダ26,27に装着するよう
に指示するガイドメッセージを表示及び音声で出力す
る。
【0046】次いで、駐車カードリーダ26により駐車
カード6のデータ読取りが行われると、その駐車カード
データ中の入場時刻と計時部22によって計時されてい
る現時刻(退場時刻)とから駐車場利用時間を算出す
る。
【0047】次いで、顧客カードリーダ27で顧客カー
ド5のデータ読取りが行われると、その顧客カードデー
タ中の顧客番号と上記駐車場利用時間の情報とから図1
3(b)に示すフォーマットの顧客退場通知伝文を作成
し、通信制御部23を制御して上記顧客退場通知伝文を
通信回線4aを通じてホストコンピュータ1に送信す
る。
【0048】なお、図13(b)の伝文フォーマットに
おいて、ヘッダは伝文が顧客退場通知伝文を示す情報で
あり、ホストアドレスは伝文送信先であるホストコンピ
ュータ1の通信アドレスであり、駐車場TM番号は伝文
発信元である駐車場ターミナル2a,2bの通信アドレ
スとして予め設定されたターミナル番号である。
【0049】因みに、この実施例では第1駐車場P1に
設置されている駐車場ターミナル2aのターミナル番号
を「9001」とし、第2駐車場P2に設置されている
駐車場ターミナル2bのターミナル番号を「9002」
とする。
【0050】さて、伝文送信後、主制御部28はホスト
コンピュータ1からの応答を待機する。そして、図13
(d)に示す伝文フォーマットの応答伝文を受信したな
らば、その伝文中の請求金額をガイド装置24により表
示及び音声で出力する。
【0051】次いで、請求金額が0円より大きい場合に
はその請求金額に見合った支払いを金銭受払装置32で
受けるのを待機し、支払いを受けたならば応答伝文中の
顧客氏名情報及びレシートコメント情報を入場時刻,退
場時刻及び駐車場利用時間の各情報とともにプリンタ2
5によりレシート印字する。請求金額が0円の場合には
直ちにレシート印字に入る。
【0052】そして、図16に示す駐車場レシート90
を発行する。なお、レシート90において符号91は顧
客への駐車場利用に関するコメント情報である。
【0053】次いで、顧客カードリーダ27から顧客カ
ード5を排出するとともに、通路遮断機31を開放させ
る。その後、車両検知器30からの信号により駐車場出
口から車両が退出したことを検知すると、通路遮断機3
1を閉塞させて、この処理を終了する。
【0054】一方、ホストコンピュータ1の主制御部4
9は、特に図10に示す伝文受信業務処理を実行するよ
うに構成されている。
【0055】先ず、ST(ステップ)1で第2通信制御
部44により各会計ターミナル3a〜3eより送信され
た伝文の受信を検知し、ST2でその受信伝文が顧客売
上通知伝文であることを確認すると、ファイル記憶部4
5上の顧客別ファイル60から受信伝文にセットされた
顧客番号に対応する各データ(顧客名称情報,駐車サー
ビス点累計値情報及び各取引履歴データ)を読出す。
【0056】ここに、第2通信制御部44と主制御部4
9が実行する伝文受信業務処理のST1,ST2の処理
とによって買上情報入力手段が構成される。
【0057】次いで、顧客別ファイル60から読出した
取引履歴データのうちの最終の取引履歴データの日付と
計時部42で計時されている日付とを比較する。そし
て、両日付が一致しない場合、すなわち当該顧客のショ
ッピングセンター内での最終取引が前日より前である場
合に限り、図11に具体的に示す駐車サービス点算出処
理を実行する。
【0058】次に、ST3としてファイル記憶部45上
の店別ファイル70から受信伝文にセットされた会計タ
ーミナル番号に対応する店コードを読出す。そして、そ
の店コードと、受信伝文にセットされた買上金額と、計
時部42で計時されている現日時情報(年月日時分秒)
とから取引履歴データを作成して、顧客別ファイル60
の該当顧客番号に対応する取引履歴データエリア62に
書き込む。なお、この場合の取引履歴データのステータ
スは、未処理を示す“0”である。
【0059】ここに、主制御部49が実行する伝文受信
業務処理のST3の処理によって取引履歴データ取得手
段が構成される。また、顧客別ファイル60のデータエ
リア62によって取引履歴データ記憶手段が構成され
る。
【0060】しかる後、駐車サービス点算出処理が行わ
れたか否か、未処理の取引履歴データによって得られる
本日の買上金額合計が5000円以上または10000
円以上であるか否か等の諸条件によって変化するレシー
トコメント情報(会計レシート80A,80B,80C
のコメント情報83)を編集する。そして、顧客別ファ
イル60から読出した顧客名称情報とともに図13
(c)に示す会計応答伝文を作成し、受信伝文の発信元
である会計ターミナル3a〜3eに送信して、この処理
を終了する。
【0061】なお、図13(c)の伝文フォーマットに
おいて、ヘッダは会計応答伝文であることを示す情報で
あり、会計ターミナル番号は伝文送信先である会計ター
ミナルの通信アドレスとして予め設定されたターミナル
番号、つまりは受信伝文に伝文発信元としてセットされ
たターミナル番号であり、ホストアドレスは伝文発信元
であるホストコンピュータ1の通信アドレスである。
【0062】また、ホストコンピュータ1の主制御部4
9は、ST1で第1通信制御部43により各駐車場ター
ミナル2a,2bより送信された伝文の受信を検知し、
ST4でその受信伝文が顧客退場通知伝文であることを
確認すると、顧客入場通知伝文を受信した場合と同様に
して、ファイル記憶部45上の顧客別ファイル60から
受信伝文にセットされた顧客番号に対応する各データを
読出す。
【0063】ここに、第1通信制御部43と主制御部4
9が実行する伝文受信業務処理のST1,ST4の処理
とによって施設利用情報入力手段が構成される。
【0064】次いで、ST5で取引履歴データのうちの
最終の取引履歴データの日付と計時部42で計時されて
いる日付とを比較し、両日付が一致しない場合には、図
11に具体的に示す駐車サービス点算出処理を実行す
る。
【0065】次いで、図12に具体的に示す駐車料金請
求処理を行う。
【0066】しかる後、駐車料金請求処理の内容や未処
理の取引履歴データによって得られる本日の買上金額合
計が5000円以上または10000円以上であるか否
か等の諸条件によって変化するレシートコメント情報
(駐車場レシート90のコメント情報91)を編集す
る。そして、顧客名称情報及び後述する駐車料金請求処
理によって得られる請求金額情報とともに図13(d)
に示す駐車場応答伝文を作成し、受信伝文の発信元であ
る駐車場ターミナル2a,2bに送信して、この処理を
終了する。
【0067】なお、図13(d)の伝文フォーマットに
おいて、ヘッダは会計応答伝文であることを示す情報で
あり、会計ターミナル番号は伝文送信先である駐車場タ
ーミナルの通信アドレスとして予め設定されたターミナ
ル番号、つまりは受信伝文に伝文発信元としてセットさ
れたターミナル番号であり、ホストアドレスは伝文発信
元であるホストコンピュータ1の通信アドレスである。
【0068】前記駐車サービス点算出処理が開始される
と、主制御部49は、図11に示す如く、先ずST6で
顧客別ファイル60から読出した受信伝文中の顧客番号
に対応する取引履歴データのなかで、ステータスが
“0”の未処理データが存在するか否かを判断する。
【0069】ここに、主制御部49が実行する伝文受信
業務処理のST5及びST6の処理によって第1のデー
タ調査手段が構成される。
【0070】そして、全ての取引履歴データのステータ
スが“1”または“2”であり未処理データが存在しな
い場合には、この駐車サービス点算出処理を終了する。
【0071】これに対し、ステータスが“0”の未処理
データが存在する場合には、当該顧客番号の顧客カード
5を所有する客は、前回は駐車場を利用せずにショッピ
ングセンター内で買い物をしておりそのときの取引履歴
データが未処理なので、ST7でその各未処理データの
買上金額を合計して前日までの未処理データの買上合計
金額Aを算出する。
【0072】次に、ST8で第2のテーブル52を参照
して買上合計金額Aに対応する駐車サービス点を求め
る。そして、この駐車サービス点を顧客別ファイル60
の当該顧客番号に対応する駐車サービス点累計エリア6
1に加算する。
【0073】しかる後、ST9で各未処理データのステ
ータスを駐車サービス点算出処理による処理済であるこ
とを示す“2”に変更したならば、この処理を終了す
る。
【0074】ここに、主制御部49が実行する伝文受信
業務処理のST7,ST8及びST9の処理によって第
1の未処理データ処理手段が構成される。また、顧客別
ファイル60の駐車サービス点累計エリア61によって
サービス得点情報記憶手段が構成される。
【0075】一方、前記駐車料金請求処理が開始される
と、主制御部49は、図12に示す如く、先ず第1のテ
ーブル51を参照して、受信した顧客退場通知伝文中の
駐車場利用時間に対応する駐車利用点を求める。
【0076】次に、ST10で顧客別ファイル60から
読出した受信伝文中の顧客番号に対応する取引履歴デー
タのなかで、ステータスが“0”の未処理データが存在
するか否かを判断する。
【0077】ここに、主制御部49が実行する伝文受信
業務処理のST5及びST10の処理によって第2のデ
ータ調査手段が構成される。
【0078】そして、全ての取引履歴データのステータ
スが“1”または“2”であり未処理データが存在しな
い場合には、本日は駐車場のみを利用しショッピングセ
ンター内で買い物をしなかったので、ST11で上記駐
車利用点を調べる。そして駐車利用点が「0」の場合に
は、駐車場利用時間が10分以下であり駐車料金が無料
なので、ST12で客への請求金額を0円として、この
処理を終了する。
【0079】これに対し、駐車利用点が「0」より大き
い場合には、駐車場利用時間が11分以上であり駐車料
金が必要なので、ST13で駐車利用点と前記顧客別フ
ァイル60から読出した受信伝文中の顧客番号に対応す
る駐車サービス点累計値とを比較する。
【0080】そして、駐車利用点が駐車サービス点累計
値以下の場合には、この駐車サービス点累計値に相当す
る金額で駐車料金の支払いが可能なので、ST14で前
記顧客別ファイル60の該当顧客番号に対応する駐車サ
ービス点累計値エリア61の得点から駐車利用点数分を
引去る。しかる後、ST12で客への請求金額を0円と
して、この処理を終了する。
【0081】一方、駐車利用点が駐車サービス点累計値
よりも大きい場合には、この駐車サービス点累計値に相
当する金額だけでは駐車料金に不足しているので、ST
15で前記顧客別ファイル60における該当顧客番号に
対応する駐車サービス点累計値エリア61の得点を0点
にするとともに、ST16で駐車利用点から駐車サービ
ス点累計値を引去り、ST17でその残りの得点を換算
率100%で金額に換算し、この金額を客への請求金額
として算出して、この処理を終了する。
【0082】また、顧客別ファイル60から読出した受
信伝文中の顧客番号に対応する取引履歴データのなか
で、ステータスが“0”の未処理データが存在する場合
には、本日は駐車場を利用しかつショッピングセンター
内で買い物をしておりそのときの取引履歴データが未処
理なので、ST18でその各未処理データの買上金額を
合計して未処理データの買上合計金額Bを算出する。
【0083】次に、ST19で第3のテーブル53を参
照して買上合計金額Bに対応する駐車許容点を求める。
しかる後、ST20で各未処理データのステータスを駐
車料金請求処理による処理済であることを示す“1”に
変更する。
【0084】ここに、主制御部49が実行する伝文受信
業務処理のST18,ST19及びST20の処理によ
って第2の未処理データ処理手段が構成される。
【0085】次に、ST21で駐車利用点から駐車許容
点を引去った得点を新たに駐車利用点とする。そして、
以後、この駐車利用点について前記ST11乃至ST1
7の処理を実行して、この処理を終了する。
【0086】ここに、主制御部49が実行する伝文受信
業務処理のST21の処理によって利用料金決定手段が
構成される。また、同業務処理のST11乃至ST17
の処理によって料金支払い処理手段が構成される。
【0087】このような構成の本実施例においては、各
顧客は予め顧客番号が記録された顧客カード5をそれぞ
れ所有しており、ショッピングセンター内で買い物をす
る際には代金の支払いとともに店員に自己の顧客カード
5を提示する。店員は客が買い上げる商品の販売データ
を会計ターミナル3a〜3eで売上登録するとともに、
顧客カード5のデータを顧客カードリーダ17で読取ら
せる。
【0088】こうすることにより、売上登録が行われた
会計ターミナル3a〜3eでは顧客の買上合計金額が求
められ、顧客売上通知伝文が作成されて、ホストコンピ
ュータ1に送信される。
【0089】この顧客売上通知伝文を受信したホストコ
ンピュータ1においては、受信伝文に対応して店毎の取
引履歴データが作成されて、顧客別ファイル60に顧客
別に格納される。
【0090】なお、顧客別ファイル60に該当顧客に対
する前日までの未処理データが存在する場合には、駐車
サービス点算出処理が実行されて前日までの未処理デー
タの商品総買上高が算出され、それに基づいて駐車サー
ビス点が求められる。そして、この駐車サービス点は、
顧客別ファイル60の駐車サービス点累計エリア61に
て顧客別に累積処理される。
【0091】例えば、ある客が前日に駐車場を利用せず
に店舗AAAで9000円の買い物をし、続いて店舗B
BBで3000円の買い物をしたとすると、両店での取
引履歴データが前日までの未処理データとして顧客別フ
ァイル60の自己の顧客番号に対応するデータエリア6
2に格納されている。その翌日、同一客が店舗AAAで
1500円の買い物をしたとする。そうすると、駐車サ
ービス点として前日の買上合計金額12000円に対応
する2000点が求められる。そして、顧客別ファイル
60の該当顧客番号に対応する駐車サービス点累計エリ
ア61に今回の駐車サービス点2000点が加算され
る。この場合において、店舗AAAの会計ターミナル3
aまたは3bから当該客に発行される会計レシートは図
14に示すレシート80Aのようになる。
【0092】一方、乗用車を利用して買い物にきた顧客
は駐車場P1,P2への入場時には図示しない駐車カー
ド発券装置により入場時刻及び駐車場識別情報が記録さ
れた駐車カード6が発券されるのでそれを受取り、退場
時にはその駐車カード6と顧客カード5のデータを駐車
場ターミナル2a,2bに読取らせる。
【0093】こうすることにより、カード入力があった
駐車場ターミナル2a,2bでは駐車場カード6に記録
された入場時刻と現在の退場時刻とから駐車場利用時間
が算出され、顧客退場通知伝文が作成されて、ホストコ
ンピュータ1に送信される。
【0094】この顧客退場通知伝文を受信したホストコ
ンピュータ1においては、駐車料金請求処理が行われ
る。すなわち、先ず駐車場利用時間に対応する駐車利用
点が求められる。次に、本日各店舗で買い上げた商品の
総合計金額及び店別の合計金額が算出され、総合計金額
に対応する駐車許容点が算出される。
【0095】例えば店舗AAAで1500円の買い物を
した上記例の客が今日は第1駐車場P1を利用してお
り、続いて店舗BBBで4000円の買い物をし(この
ときの会計レシートは図15(a)に示すレシート80
Bとなる。)、さらに店舗CCCで12000円の買い
物をした後(このときの会計レシートは図15(a)に
示すレシート80Cとなる。)、駐車場を3時間以上利
用して退場しようとすると、駐車利用点が3000点,
駐車許容点が2000点となる。そして、駐車利用点か
ら駐車許容点を差引いた残りの得点が新たに駐車利用点
1000点となり、この駐車利用点分の駐車料金の支払
いが当該客に対して請求される。
【0096】この場合において、当該顧客の駐車サービ
ス点累計値(この場合6000点)が駐車利用点(この
場合1000点)よりも大きいので、駐車サービス点累
計値から駐車利用点分を差し引くことによって駐車料金
の支払いに当てられる。このとき駐車場ターミナル2a
から発行される駐車場レシート90は図16に示すよう
になる。
【0097】このように、本実施例によれば、駐車場を
利用してショッピングセンター内で買い物をした場合に
は、そのときの買上合計金額に応じて駐車場利用料金の
一部または全部が店側によって負担される。従って、駐
車場利用者は駐車場利用料金の一部または全部が無料と
なる特典を店側より受けることになる。
【0098】一方、駐車場を利用せずに買い物をした場
合においても、そのときの買上合計金額に応じて店側か
ら駐車サービス点が客に付与され、その駐車サービス点
が顧客ファイル60によって客別に累積保持されてい
る。そして、この駐車サービス点の累積値は、後日当該
客が駐車場を利用した際に、駐車場利用料金の支払いの
一部として充当される。従って、顧客は駐車場を利用し
なかった場合にも駐車場を利用した場合と同等の特典を
店側より受けることになる。
【0099】ところで、前記実施例では駐車場サービス
点が顧客個人に対しその顧客の商品買上高に応じて付与
され累積される。このため、たとえば家族で1台の乗用
車に乗って当該ショッピングセンターに行き、センター
内で各個人が自己の顧客カード5でそれぞれ買物をした
場合、たとえ家族全員の駐車サービス点累積値を加算す
れば駐車料金が無料となる特典を受けられる場合でも、
駐車場ターミナルでデータを読み取った顧客カードの顧
客番号に対応する駐車サービス点累積値しか料金支払い
処理に使用されないので、不足分を現金で支払わなけれ
ばならない場合がある。
【0100】そこで、図17に示すように、前記顧客フ
ァイル60に属性エリア63と所属顧客番号エリア64
とを追加する。そして、家族の場合には特定の1人をリ
ーダとし、そのリーダのファイルの属性エリア63には
属性データ“F”を、その他の家族構成員のファイルの
属性エリア63には属性データ“G”をそれぞれセット
する。また、家族構成員のファイルの所属顧客番号エリ
ア64には、リーダの顧客番号をそれぞれセットする。
【0101】そして、ホストコンピュータ1の主制御部
49は、伝文受信業務処理において、売上通知伝文また
は退場通知伝文を受信し、その受信伝文中の顧客番号情
報により顧客別ファイル60から該当顧客のデータを読
出した後、図18に示す処理を実行するように改良す
る。すなわち、顧客別ファイル60から読出したデータ
のうちの属性データを調べる。そして“F”であればリ
ーダのファイルなので、そのファイルの駐車サービス点
累計エリア61を以後の処理で使用し、“G”であれば
読出したデータの所属顧客番号に対応する顧客別ファイ
ルの駐車サービス点累計エリア61を以後の処理で使用
するようにする(客識別番号判断手段)。
【0102】こうすることにより、家族構成員の商品売
上高によって付与される駐車サービス点がリーダのファ
イルの駐車サービス点累計エリア61に加算され、結果
的に家族全員の駐車サービス点がリーダのファイルの駐
車サービス点累計エリア61で累積保持される。
【0103】従って、家族で1台の乗用車に乗って当該
ショッピングセンターに行き、センター内で各個人が自
己の顧客カード5でそれぞれ買物をした場合において、
家族全員の駐車サービス点累積値を加算すれば駐車料金
が無料となる特典を受けられる場合には、その特典を受
けられるようになる。
【0104】なお、顧客のグループ化の対象は家族に限
定されるものではなく、友人、学校、会社等でも同様で
ある。
【0105】また、駐車サービス点の累計は各個人のフ
ァイルで行い、駐車料金の支払い処理時に属性データか
らリーダかグループ構成員かを判断し、グループ構成員
の場合でかつ自己の駐車サービス点累積値では支払いに
不足する場合にはリーダの駐車サービス点累積値を使用
できるようにしてもよい。
【0106】さらに、前記実施例では各顧客の取引履歴
データや駐車サービス点累計値等をホストコンピュータ
1のファイル記憶部45に形成された顧客別ファイル6
0で顧客別に記憶する場合を示したが、会計ターミナル
3a〜3e及び駐車場ターミナル2a,2bの顧客カー
ドリーダ17,27をそれぞれカードリードライタとす
ることによって、各顧客がそれぞれ所持する顧客カード
5に上記データを書き込むようにしてもよい。
【0107】この他、駐車場以外のアスレチックジム,
プール,美術館,有料トイレ等の共用施設やサービスに
対する対価に対しても本発明を適用する等、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論
である。
【0108】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、施
設を利用して所定金額以上の買上げをした客に対しては
その施設利用料金の一部を負担する特典を付与できるの
は勿論のこと、施設を利用せずに所定金額以上の買上げ
をした客に対しても後日施設を利用する際に同様の特典
を付与でき、サービス性の向上ひいては売上げの増大を
図り得る顧客管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図。
【図2】同実施例における会計ターミナルの要部構成を
示すブロック図。
【図3】同実施例における駐車場ターミナルの要部構成
を示すブロック図。
【図4】同実施例におけるホストコンピュータの要部構
成を示すブロック図。
【図5】ホストコンピュータの記憶部に形成される主要
なテーブルを示す図。
【図6】ホストコンピュータのファイル記憶部に形成さ
れる顧客別ファイルを示す図。
【図7】ホストコンピュータのファイル記憶部に形成さ
れる店別ファイルを示す図。
【図8】会計ターミナルの主制御部が実行する主要な業
務処理を示す流れ図。
【図9】駐車場ターミナルの主制御部が実行する主要な
業務処理を示す流れ図。
【図10】ホストコンピュータの主制御部が実行する伝
文受信業務処理を示す流れ図。
【図11】図10の駐車サービス点算出処理を具体的に
示す流れ図。
【図12】図10の駐車料金請求処理を具体的に示す流
れ図。
【図13】ホストコンピュータと各ターミナルとの間で
授受される各種伝文のフォーマットを示す図。
【図14】会計ターミナルから発行される会計レシート
の一印字例を示す平面図。
【図15】会計ターミナルから発行される会計レシート
の他の印字例を示す平面図。
【図16】駐車場ターミナルから発行される駐車場レシ
ートの一印字例を示す平面図。
【図17】本発明の他の実施例における顧客別ファイル
を示す図。
【図18】本発明の他の実施例でホストコンピュータの
主制御部が実行する要部処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、 2a,2b…駐車場ターミナル、 3a〜3e…会計ターミナル、 4a,4b…通信回線、 5…顧客カード、 6…駐車カード、 60…顧客別ファイル、 61…駐車サービス点累計エリア、 62…取引履歴データエリア、 63…属性データエリア、 64…所属顧客番号エリア、 70…店別ファイル、 80A〜80C…会計レシート、 90…駐車場レシート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設利用日時及び施設利用客の客識別情
    報を入力する施設利用情報入力手段と、 1取引で買い上げられた商品の金額及び商品買上げ客の
    客識別情報を入力する買上げ情報入力手段と、 この買上げ情報入力手段による入力情報に基づいて1取
    引での買上金額,買上日及び処理済みか未処理かを区別
    するためのステータスの各データからなる取引履歴デー
    タを得る取引履歴データ取得手段と、 この取引履歴データ取得手段により得られる各客の取引
    履歴データを客識別情報別に記憶する取引履歴データ記
    憶手段と、 前記施設利用情報入力手段による入力情報に基づいて前
    記取引履歴データ記憶手段により記憶された該当客識別
    情報の取引履歴データのなかで買上日が施設利用日以前
    でありかつステータスが未処理状態のデータが存在する
    か調べる第1のデータ調査手段と、 この第1のデータ調査手段により該当データの存在有り
    が確認されると、その該当データの買上金額合計値を求
    めその合計値に対応するサービス得点情報を得るととも
    にステータスを処理済み状態に変更する第1の未処理デ
    ータ処理手段と、 前記第1のデータ調査手段による調査終了後、前記取引
    履歴データ記憶手段により記憶された該当客識別情報の
    取引履歴データのなかで買上日が施設利用日と同一であ
    りかつステータスが未処理状態のデータが存在するか調
    べる第2のデータ調査手段と、 この第2のデータ調査手段により該当データの存在有り
    が確認されると、その該当データの買上金額合計値を求
    めその合計値に対応する許容得点情報を得るとともにス
    テータスを処理済み状態に変更する第2の未処理データ
    処理手段と、 前記第1の未処理データ処理手段により得られるサービ
    ス得点情報を客識別情報別に累積記憶するサービス得点
    情報記憶手段と、 前記第2の未処理データ処理手段により得られた許容得
    点情報に基づいて前記施設の利用料金を決定する利用料
    金決定手段と、 この決定手段により決定された利用料金の支払いを前記
    サービス得点情報記憶手段により記憶された該当客識別
    情報に対応するサービス得点情報累積値を減じることに
    より処理する料金支払い処理手段と、を具備したことを
    特徴とする顧客管理装置。
  2. 【請求項2】 施設利用情報入力手段により入力される
    情報中の客識別番号が他の客識別番号に属するか否かを
    判断する客識別番号判断手段を設け、料金支払い処理手
    段は、前記判断手段により入力情報中の客識別番号が他
    の客識別番号に属すると判断されたときその他の客識別
    番号に対応するサービス得点情報累積値を減じることに
    より利用料金の支払いを処理することを特徴とする請求
    項1記載の顧客管理装置。
JP33892592A 1992-12-18 1992-12-18 顧客管理装置 Pending JPH06187347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33892592A JPH06187347A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 顧客管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33892592A JPH06187347A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 顧客管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06187347A true JPH06187347A (ja) 1994-07-08

Family

ID=18322620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33892592A Pending JPH06187347A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 顧客管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06187347A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001195620A (ja) * 2000-01-11 2001-07-19 Nippon Signal Co Ltd:The Icカード処理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001195620A (ja) * 2000-01-11 2001-07-19 Nippon Signal Co Ltd:The Icカード処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5202826A (en) Centralized consumer cash value accumulation system for multiple merchants
JP4020973B2 (ja) 店内ポイント交換システム及び方法
US20050234776A1 (en) System and method for generating price-per-unit (PPU) discounts for fuel
US20090318211A1 (en) Lottery System and Method Using a Settlement Data
JP7187058B2 (ja) クーポン出力システム、情報処理装置及びプログラム
MXPA00001852A (es) Metodo y sistema para vender productos suplementarios en un punto de venta.
JP2639854B2 (ja) カードシステム
JP2004139424A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP3745647B2 (ja) クーポン発券システム
JP3303067B2 (ja) 入金システムおよびホスト装置
JPH07296207A (ja) 駐車料金精算システム
JP6920842B2 (ja) 料金処理装置及び料金処理プログラム
JP4771477B2 (ja) 生鮮商品の委託販売方法
US20030023553A1 (en) Remote self-servicing management of invoicing for billing parties
JPH06187348A (ja) 施設利用料金管理装置
JPH06187347A (ja) 顧客管理装置
JP5119130B2 (ja) ポイントの管理方法、およびポイントの管理システム
JP3694185B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH07210716A (ja) 駐車料金管理システム
JP7333111B2 (ja) 装置、プログラム及びシステム
JP4319731B2 (ja) 自動サービス機
JP2542732B2 (ja) 取引処理装置
JPH08202768A (ja) 商品の精算システム
JP2024072481A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JPH07320105A (ja) 料金自動精算システム