JPH0618680Y2 - 連続鋳造設備における鋳込装置 - Google Patents

連続鋳造設備における鋳込装置

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JPH0618680Y2
JPH0618680Y2 JP1986005762U JP576286U JPH0618680Y2 JP H0618680 Y2 JPH0618680 Y2 JP H0618680Y2 JP 1986005762 U JP1986005762 U JP 1986005762U JP 576286 U JP576286 U JP 576286U JP H0618680 Y2 JPH0618680 Y2 JP H0618680Y2
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hydraulic
tundish
pressure oil
oil supply
casting
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JPS62118656U (ja
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章 伊東
克美 川島
義信 石橋
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Kobe Steel Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は連続鋳造設備における鋳込装置に関する。
(従来の技術) 連続鋳造設備においては、タンディッシュを台車上に搭
載して待機位置と鋳込位置との間を交替的に移動する2
台1組のタンディッシュカーを使用し、鋳込位置で停止
したタンディッシュの鋳込関連諸施設を油圧アクチュエ
ータで操作して鋳込を行っている。
一般に油圧制御を行う場合、油圧アクチュエータとそれ
らの作動を制御するバルブ類とは、配管内における圧力
損失を回避し制御の応答性を確保するため可能な限り近
接して配置する。連続鋳造設備の鋳込装置においてもタ
ンディッシュカーに全油圧設備をカー上あるいは直近部
分に近接して配置することが要求される。
第2図はこれらの条件を満足させるように配置された従
来技術の連続鋳造設備の鋳込装置を示す。図示のように
最近の代表的な連鋳設備ではタンディッシュ(a)を搭載
したタンディッシュカー(b)(b)が2台1組として使用さ
れ、レール上の互に反対の端部の待機位置から交替的に
中央の鋳込位置に移行させて能率的に連続鋳造を行うよ
うになっている。
タンディッシュカー上においては、鋳造過程の多種多様
の操作を行うことが必要で、そのうち少くともタンディ
ッシュ昇降、タンディッシュカー走行、タンディッシュ
ストッパー開閉等の高熱影響を受ける環境下で強力、確
実な操作性を必要とするものは油圧アクチュエータを駆
動源として操作している。そしてこれらに圧油を供給す
るポンプ、油タンク、アキュムレータ、各種パルブスタ
ンド等の油圧関係施設の一式は一まとめにして油圧ユニ
ット(c)としてタンディッシュカーに付帯された油圧台
車(d)上に搭載されている。
この他、従来技術には圧油供給側施設の一式を地上に固
定設置してすべての配管、配線を含むケーブルベアを介
してタンディッシュカーに連結したものがある。実開昭
59-81557号の装置は、タンディッシュカーの走行に対す
る制御用電源とタンディッシュの油圧操作に対する油圧
制御源とに分別し、制御用電源については直接的にタン
ディッシュカーと、油圧制御源については着脱台車を介
して接続するようにしたものでこの場合、着脱台車の介
在によりケーブルベアは短縮される。
(考案が解決しようとする問題点) タンディッシュカーに対する圧油供給施設の一式を作業
床上に固定設置とすれば、多数の配管、配線を含むケー
ブルベアーが長くなりそれだけ多くの費用がかかる。実
開昭59-81557号ではこのケーブルベアーを相当短縮でき
るが、その代り着脱台車とカーとの間に多数の配管、配
線の接続部が必要で接続機器の費用がかかる。また油圧
制御の応答性もケーブルベアーの長さが長いと不良化す
る。
タンディッシュカーに油圧台車を付属させる従来技術で
は、制御応答性は比較的よいが、タンディッシュカーの
仕様によりその操作油圧系統の必要機器およびその配列
の仕様が決定されても、油圧台車の大きさは鋳床まわり
の各種鋳造設備および操作スペースからする多くの制約
があるので、できるだけ小さくまとめる必要があり、油
圧機器は台車上の油圧ユニット内にまとめてなるべくコ
ンパクトに組込まれる。これに伴って次のような問題点
が生じて来る。
(i)メンテナンス性が不良である。
(ii)スペースが限られているため、予備ポンプまで組
込むことはできない。
(iii)油圧台車の大きさを小さくして鋳床まわりを有
効利用して鋳造作業性を良好にすることが望まれるが、
ある程度よりさらに縮小することは技術的に非常に困難
である。
本考案は従来技術のこれら諸問題に解決を与えるととも
にタンディッシュカーに付帯する油圧台車の小形化を実
現して鋳床まわりの有効利用を可能とし、併せて複数の
油圧台車に重複使用されている油圧機器を整理してその
所要数をできるだけ少なくすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段、作用、実施例) 前記目的は本考案により連続鋳造設備における鋳込装置
を、タンディッシュを搭載して待機位置と鋳込位置との
間を移動するタンディッシュカー上にはタンディッシュ
カーの走行およびタンディッシュの鋳込関連各施設を操
作する油圧アクチュエータを搭載し、タンディッシュカ
ーに付帯する各油圧台車上には当該油圧アクチュエータ
を制御するバルブ類を含む制御機器のスタンドをアキュ
ムレータとともに搭載し、地上には油圧ポンプ、油タン
ク等からなる共通の油圧源ユニットを固定設置し、油圧
台車上のアキュムレータに向って圧油供給源からケーブ
ルベアーを利用する油圧ホースにより配管して圧油を供
給するように構成することにより達成される。
すなわち、本考案は、タンディッシュカーの各種操作用
の油圧アクチュエータの作動を制御するバルブ類のスタ
ンド、および油圧アクチュエータ等の作動応答性、特に
タンディッシュストッパーのそれを良くするのに必要な
直近の圧油源となるアキュムレータは油圧操作装置とし
てそれぞれのタンディッシュカーとともに移行する油圧
台車上に残して搭載することとし、この前提のもとに油
圧アクチュエータの作動応答性に直接的影響を持たなく
なる他の油圧ポンプ、油タンク等の油圧機器は油圧台車
から降して根源の圧油供給源として地上に固定設置する
こととし、さらに複数の油圧台車に兼用可能なように数
量まとめを行い、圧油供給源から移行する複数の油圧台
車に残した各圧油操作装置にはそれぞれ可撓性のあるケ
ーブルベアーを利用し油圧ホースにより配管して圧油供
給を行うという技術思想に基いて構成されたものであ
る。
第1図は本考案の技術思想に基くタンディッシュカー油
圧装置の1実施例を示す。この実施例のタンディッシュ
カー(1)は2台1組でそれぞれタンディッシュ(2)が搭載
され、図示両端の待機位置で整備完了後に中央の鋳込位
置(3)に交替的に移行して来て、上方の親鍋(4)からタン
ディッシュ(2)に受容した溶鋼を下方の各鋳型(5)に分配
して鋳込みを行う。
タンディッシュカー(1)にはその各種の操作を行うため
の油圧アクチュエータ、すなわちタンディッシュカーを
待機位置と鋳込装置との間に走行移動させるための油圧
モータ、タンディッシュに付属の注湯ノズルを鋳型内に
挿入するためのタンディッシュ昇降用油圧シリンダ、注
湯ノズルを開閉するためのストッパー昇降用油圧シリン
ダ、その他各種の操作用の油圧アクチュエータが装備さ
れており、これら油圧アクチュエータを作動させるため
の圧油は、タンディッシュカー(1)に連結され付帯して
移動する油圧台車(6)上の油圧操作装置(7)から短い配
管、可撓ホースを経て供給される。
本考案では、この油圧操作装置(7)は、タンディッシュ
カー上の各種油圧アクチュエータへの圧油を給排制御す
るための各種バルブのスタンドおよび圧油を所要量保有
して直近圧油給源となるアキュムレータからなり、油圧
ポンプ、油タンク類を持たない。
そして油圧ポンプ、油タンク等の圧油供給源ユニット
(8)は地上に固定設置されており、これから台車(6)上の
油圧操作装置(7)のアキュムレータに向って、タンディ
ッシュカー(1)の移動範囲を考慮して固定配管(9)および
可撓性のあるケーブルベアーを利用する油圧ホース(10)
を経て配管され、圧油の給排がなされる。
(考案の効果) 本考案によると次の諸効果が得られる。
(I)油圧ポンプ、油タンク等を従来技術の油圧台車上
の油圧ユニットから除外するため、油圧台車が従来の1/
2以下の大きさになり、鋳床まわりを有効に使用でき
る。
(II)油圧台車上にはバブルスタンドおよびアキュムレ
ータのみが残され簡単化されるので、操作性、メンテナ
ンス性がよくなる。
(III)油圧主機の油圧ポンプ、油タンク等の設置場所
の制約がなくなり、環境の良い場所に設置できるように
なり、また補助注湯ポンプの設置の可能である。
(IV)複数のタンデイッシュカーにつき、油圧ポンプ、
油タンク等が兼用でき所要数を低減できる。
(V)油圧ポンプが鋳込場にないため、ポンプによる騒
音がなくなり作業環境が改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の連続鋳造設備における鋳込
装置の側面配置図、第2図は従来技術の同類設備の側面
配置図である。 (1)……タンディッシュカー、(2)……タンディッシュ、
(3)……鋳込装置、(4)……親鍋、(5)……鋳型、(6)……
油圧台車、(7)……油圧操作装置、(8)……圧油供給源ユ
ニット、(9)……固定配管、(10)……油圧ホース、(a)…
…タンディッシュ、(b)……タンディッシュカー、(c)…
…油圧ユニット、(d)……油圧台車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−81557(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンディッシュを搭載して待機位置と鋳込
    位置との間を移動する一対のタンディッシュカー上には
    タンディッシュカーの走行およびタンディッシュの鋳込
    関連各施設を操作する油圧アクチュエータを搭載し、タ
    ンディッシュカーにそれぞれ付帯する各油圧台車上には
    当該油圧アクチュエータに接続されてその作動を制御す
    る圧油給排操作装置を含む制御機器を直近圧油供給源と
    なるアキュムレータとともに搭載し、地上には油圧ポン
    プ、油タンク等からなる共通の根源の圧油供給源を固定
    設置し、油圧台車上の直近圧油供線のアキュムレータに
    向かって遠隔圧油供給源からケーブルベアを利用する油
    圧ホースにより配管して圧油を給排するようにしたこと
    を特徴とする連続鋳造設備における鋳込装置。
JP1986005762U 1986-01-18 1986-01-18 連続鋳造設備における鋳込装置 Expired - Lifetime JPH0618680Y2 (ja)

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JPS62118656U JPS62118656U (ja) 1987-07-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5981557U (ja) * 1982-11-24 1984-06-01 日立造船株式会社 連続鋳造設備

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JPS62118656U (ja) 1987-07-28

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