JPH0618636U - スロットルチャンバのスロットルセンサ取付部構造 - Google Patents

スロットルチャンバのスロットルセンサ取付部構造

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JPH0618636U
JPH0618636U JP5565192U JP5565192U JPH0618636U JP H0618636 U JPH0618636 U JP H0618636U JP 5565192 U JP5565192 U JP 5565192U JP 5565192 U JP5565192 U JP 5565192U JP H0618636 U JPH0618636 U JP H0618636U
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JP
Japan
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throttle
shaft
sensor
throttle shaft
chamber body
Prior art date
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Pending
Application number
JP5565192U
Other languages
English (en)
Inventor
武 日高
Original Assignee
日本電子機器株式会社
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スロットルシャフトの振動によるスロットル
センサへの影響を小さくする。 【構成】 スロットルチャンバ本体4の吸気通路5を横
切りスロットルチャンバ本体4を貫通したスロットルシ
ャフト3を設ける。スロットルシャフト3の一端はスロ
ットルチャンバ本体4の一側にベアリング7を介して長
手方向移動を規制して回転可能に支持し、スロットルシ
ャフト3の他端はスロットルチャンバ本体4の他側にベ
アリング8を介して長手方向移動可能かつ回転可能に支
持する。スロットルシャフト3の一端を延ばしてこの延
出部9にスロットルドラム類10を設ける。スロットル
シャフト3の一端側にスロットルチャンバ本体4に隣接
してスロットルセンサ19を貫通された状態で設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、内燃機関のスロットルチャンバのスロットルセンサ取付部構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関におけるスロットルチャンバのスロットル弁の開度の検出は、一般に 、スロットルシャフトの回転角に応じた出力を発するポテンショメータからなる スロットルセンサを用いて行われている。このスロットル弁開度信号は、内燃機 関の加速,減速の検出などに利用されるが、近年、スロットル弁開度から機関吸 入空気量を検出しようとする試みもなされており、この場合には、上記スロット ルセンサの検出精度として非常に高い精度が要求される。
【0003】 図4はスロットルセンサ1を備えたスロットルチャンバ2の一構成例を示して いる。
【0004】 スロットルシャフト3は、スロットルチャンバ本体4の吸気通路5を横切って スロットルチャンバ本体4を貫通しており、その中央部にはスロットルチャンバ 本体4の吸気通路5を開閉するスロットル弁6を設けてある。
【0005】 スロットルシャフト3の一端はボールベアリング7を介してスロットルチャン バ本体4の一側に支持し、スロットルシャフト3の他端はボールベアリング8を 介してスロットルチャンバ本体4の他側に支持してある。
【0006】 そして、スロットルシャフト3の一端を延ばした延出部9にはスロットルドラ ム類10を設け、スロットルシャフト3の他端を延ばしてここにスロットルセン サ1を圧入により取り付けてある。
【0007】 ここで、上記ボールベアリング7はスロットルシャフト3の一端に圧入してあ り、このボールベアリング7はスロットルチャンバ本体4の一側にすきまばめに より支持してある。また、上記ボールベアリング8はスロットルシャフト3の他 端にすきまばめにより固定しており、このボールベアリング8はスロットルチャ ンバ本体4の他側にすきまばめにより支持してある。
【0008】 したがって、スロットルシャフト3とスロットルチャンバ本体4との熱膨張係 数の違いによるスロットルシャフト3とスロットルチャンバ本体4との相対移動 を許容している。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のスロットルチャンバのスロットルセンサ取付部構造にあっては、重 量の大きいドラム類10をスロットルシャフト3の一端側、即ち固定端側の延出 部9に設けてあるためスロットルシャフト3に作用するドラム類10の重量負荷 を軽減することができる点で好ましいが、スロットルシャフト3の一端が固定端 となるためスロットルセンサ1が取り付けられているスロットルシャフト3の他 端は振動を受けた場合に振幅が最大となってしまう。
【0010】 したがって、このようなスロットルシャフト3の振動がスロットルセンサ1の 出力の振れとなって表われてしまい、コントロールユニットの読み込みにエラー を生じさせると共にスロットルセンサ1の耐久性の低下につながってしまうとい う問題がある。
【0011】 また、スロットルシャフト3に負圧が作用した場合に、ボールベアリング7, 8のラジアルガタ、ボールベアリング7,8とスロットルチャンバ本体4のラジ アルクリアランス、ボールベアリング7,8とスロットルシャフト3とのラジア ルクリアランス及びスロットルシャフト3の剛性等が要因となってスロットルシ ャフト3が大気圧下の位置から変位してしまうという問題がある。
【0012】 そこで、この考案はスロットルシャフトの振れの影響を最小限に抑えることが できるスロットルチャンバのスロットルセンサ取付部構造を提供するものである 。
【0013】
【課題を解決するための手段】
スロットル弁を有するスロットルシャフトに貫通されたスロットルチャンバ本 体の一側に、スロットルシャフトの一端を長手方向移動を規制して回転可能に支 持し、スロットルチャンバ本体の他側に、スロットルシャフトの他端を長手方向 移動可能かつ回転可能に支持し、スロットルシャフトの一端を延出してこの延出 部にスロットルドラム類を設け、上記スロットルシャフトの一端側にスロットル センサをスロットルシャフトに貫通された状態で取り付けた。
【0014】
【作用】
スロットルチャンバ本体に対するスロットルシャフトの固定端側である振れの 小さいスロットルシャフトの一端側にスロットルセンサを取り付けて、スロット ルシャフトの振動によるスロットルセンサへの悪影響をなくす。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面と共に前記従来の構成と同一部分に同一符号 付して説明する。
【0016】 図1は、この考案の一実施例を示す説明図である。同図においてスロットルシ ャフト3がスロットルチャンバ本体4の吸気通路5を横切ってスロットルチャン バ本体4を貫通しており、その中央部にスロットルチャンバ本体4の吸気通路5 を開閉するスロットル弁6を設けてある点、スロットルシャフト3はその一端を スロットルチャンバ本体4の一側にベアリング7を介して支持し、その他端をス ロットルチャンバ本体4の他側にベアリング8を介して支持してある点及び上記 ベアリング7はスロットルシャフト3の一端に圧入してあり、スロットルチャン バ本体4の一側にすきまばめにより支持してあり、上記ベアリング8はスロット ルシャフト3の他端にすきまばめにより固定してあり、スロットルチャンバ本体 4の他側にすきまばめにより支持してある点等の基本的構造は前記従来と同様で ある。
【0017】 ここで、上記スロットルシャフト3にはその一端を延ばして延出部9を設けて あり、ここには、スロットルドラム類10としてのASCD用ドラム11とアク セルドラム12及びリターンスプリング13をナット14により固定してある。 一方、スロットルシャフト3の他端には、他のリターンスプリング15をナット 16により取り付けてある。尚、17,18は各々ベアリング7,8に並列され たシール材を示す。
【0018】 そして、上記スロットルシャフト3の一端側、具体的にはスロットルチャンバ 本体4の一側とドラム類10との間には、図1に示すようにスロットルシャフト 3に貫通された状態でスロットルセンサ19を取り付けてある。尚、19Aはハ ーネスを示す。
【0019】 スロットルセンサ19は図2に示すようにポテンショメータ形式のもので、セ ンサケーシング20内に上記スロットルシャフト3にロータ21を介して取り付 けられたブラシ22とセンサケーシング20の内壁に設けられた基板23とを備 えており、図3に示すように基板23に設けられた弧状の導体24と抵抗体25 とにブラシ22が摺接するものである。尚、図2中26はシール材を示す。
【0020】 上記実施例構造によれば、スロットルセンサ19は、振れの少ないスロットル シャフト3の一端側、即ちベアリング7によってスロットルチャンバ本体4の一 側に長手方向移動を規制した状態で取り付けられたスロットルシャフト3の一端 側(固定端)に支持されているため、振動による悪影響が少なくなる。
【0021】 したがって、振動による出力振れ(チャタリング)が減少し、コントロールユ ニットの読み込みエラーを少なくできる。また、チャタリングが減少するためス ロットルセンサ19の耐久性を向上することができる。
【0022】 そして、スロットル弁6に負圧が作用する全閉時においてスロットルシャフト 3は下流側に変位するため、従来であれば、図3に破線で示すようにロータ21 を介してブラシ22が変位(角度α)してしまい、アイドル制御や燃料カット制 御に悪影響を与えてしまうのだが、このようにスロットルシャフト3の固定端側 にスロットルセンサ19を取り付けることにより、スロットルセンサ19部での スロットルシャフト3の変位量は減少し、ブラシ22の変位量を減少するため、 スロットル弁6の全閉時における精度を高めることができる。
【0023】 尚、図3中Oは大気圧時のスロットルシャフト位置、O′は負圧下でのスロッ トルシャフト位置を示す。
【0024】 また、リターンスプリング15をスロットルシャフト3の他端側に分割配置す ることができるため、その分だけ延出部9のオーバーハング量を小さくでき耐久 性を向上することができる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明してきたようにこの考案によれば、スロットルチャンバ本体に対して 固定端となるため振れが小さくなったスロットルシャフトの一端側にスロットル センサを取り付けたことにより、スロットルシャフトの振動によるスロットルセ ンサの出力の振れが減少しコントロールユニットの読み込みエラー等の不具合を なくすことができると共にスロットルセンサに作用する振動が減少するためスロ ットルセンサの耐久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の全体断面説明図。
【図2】同スロットルセンサの断面説明図。
【図3】同スロットルセンサの説明図。
【図4】従来技術の全体断面説明図。
【符号の説明】
3…スロットルシャフト 4…スロットルチャンバ本体 6…スロットル弁 9…延出部 10…スロットルドラム類 19…スロットルセンサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットル弁を有するスロットルシャフ
    トに貫通されたスロットルチャンバ本体の一側に、スロ
    ットルシャフトの一端を長手方向移動を規制して回転可
    能に支持し、スロットルチャンバ本体の他側に、スロッ
    トルシャフトの他端を長手方向移動可能かつ回転可能に
    支持し、スロットルシャフトの一端を延出してこの延出
    部にスロットルドラム類を設け、上記スロットルシャフ
    トの一端側にスロットルセンサをスロットルシャフトに
    貫通された状態で取り付けたことを特徴とするスロット
    ルチャンバのスロットルセンサ取付部構造。
JP5565192U 1992-08-07 1992-08-07 スロットルチャンバのスロットルセンサ取付部構造 Pending JPH0618636U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5565192U JPH0618636U (ja) 1992-08-07 1992-08-07 スロットルチャンバのスロットルセンサ取付部構造

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JP5565192U JPH0618636U (ja) 1992-08-07 1992-08-07 スロットルチャンバのスロットルセンサ取付部構造

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Publication Number Publication Date
JPH0618636U true JPH0618636U (ja) 1994-03-11

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JP5565192U Pending JPH0618636U (ja) 1992-08-07 1992-08-07 スロットルチャンバのスロットルセンサ取付部構造

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