JPH06186243A - 微粒子流発生装置 - Google Patents
微粒子流発生装置Info
- Publication number
- JPH06186243A JPH06186243A JP34176392A JP34176392A JPH06186243A JP H06186243 A JPH06186243 A JP H06186243A JP 34176392 A JP34176392 A JP 34176392A JP 34176392 A JP34176392 A JP 34176392A JP H06186243 A JPH06186243 A JP H06186243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generation chamber
- particle flow
- fine particle
- flow
- guide vane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 均一な微粒子流を長時間安定して発生させる
ことができると共に発生室内天壁部分に停滞域をつくら
ない発生装置を得たい。 【構成】 発生室1内に空気導入口4を接線方向に向け
て形成し、発生室1内に導入した空気に旋回流を与え、
この旋回流により微粒子をまき上げ、かつ誘導羽根板7
により導出口5内に微粒子流を誘導する。
ことができると共に発生室内天壁部分に停滞域をつくら
ない発生装置を得たい。 【構成】 発生室1内に空気導入口4を接線方向に向け
て形成し、発生室1内に導入した空気に旋回流を与え、
この旋回流により微粒子をまき上げ、かつ誘導羽根板7
により導出口5内に微粒子流を誘導する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス(気体)の流れに乗
って移動する微粒子の散乱する光を観測してガス流(流
速及び方向)を計測するレーザードップラー流速計やレ
ーザーライトシートに用いられる微粒子流発生装置に関
する。
って移動する微粒子の散乱する光を観測してガス流(流
速及び方向)を計測するレーザードップラー流速計やレ
ーザーライトシートに用いられる微粒子流発生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】レーザードップラー流速計やレーザーラ
イトシートに用いられる微粒子(数μm〜100μm)
の発生装置としては粉流体容器に挿入された2重構造の
ダクトを有し、第1、第2ダクトの間にノズルを設ける
と共に第2ダクトの先端に吸引ノズルを設け、該第1ダ
クトに供給される圧縮空気の第2ダクトへの移動による
負圧により該吸引ノズルを介して前記粉体容器内の粉体
を吸引する粉体吸引手段(特開昭62−233738)
が公知である。
イトシートに用いられる微粒子(数μm〜100μm)
の発生装置としては粉流体容器に挿入された2重構造の
ダクトを有し、第1、第2ダクトの間にノズルを設ける
と共に第2ダクトの先端に吸引ノズルを設け、該第1ダ
クトに供給される圧縮空気の第2ダクトへの移動による
負圧により該吸引ノズルを介して前記粉体容器内の粉体
を吸引する粉体吸引手段(特開昭62−233738)
が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置にお
いては、負圧を利用して吸引ノズルから粒体を吸引する
ため、粒体を平らな面で吸引することはむずかしく、ノ
ズルに近い部分に凹部ができて、均一な微粒子流を長時
間発生することができない。又、公知例は粉体のレベル
の変化に対応させて吸引ノズルとの位置関係を制御する
ため、この制御技術が実際には大変むずかしく、装置も
複雑化して高価になる。
いては、負圧を利用して吸引ノズルから粒体を吸引する
ため、粒体を平らな面で吸引することはむずかしく、ノ
ズルに近い部分に凹部ができて、均一な微粒子流を長時
間発生することができない。又、公知例は粉体のレベル
の変化に対応させて吸引ノズルとの位置関係を制御する
ため、この制御技術が実際には大変むずかしく、装置も
複雑化して高価になる。
【0004】本発明の目的は、均一な微粒子流を長時間
安定して発生させることのできる微粒子流発生装置を提
供することである。
安定して発生させることのできる微粒子流発生装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る微粒子流発
生装置の構成は次のとおりである。
生装置の構成は次のとおりである。
【0006】微粒子流発生室を円筒状に形成すると共
に、この発生室内底部に微粒子を充填するように構成し
て成る容器本体と、前記発生室内に対する気体導入口を
接線方向に取り付けて成る気体導入管と、前記発生室の
天壁中央に設けられた微粒子流導出口と、前記微粒子流
導出口を中心として放射状に配置された誘導羽根板と、
から成る微粒子流発生装置。
に、この発生室内底部に微粒子を充填するように構成し
て成る容器本体と、前記発生室内に対する気体導入口を
接線方向に取り付けて成る気体導入管と、前記発生室の
天壁中央に設けられた微粒子流導出口と、前記微粒子流
導出口を中心として放射状に配置された誘導羽根板と、
から成る微粒子流発生装置。
【0007】なお、混入される微粒子の密度を調節する
ために、誘導羽根板の半径方向の長さを調節自在に構成
してもよい。
ために、誘導羽根板の半径方向の長さを調節自在に構成
してもよい。
【0008】
【作用】発生室内の底部には粒径の整った微粒子が容れ
られ、気体導入管からは加圧気体例えば空気が発生室内
に導入される。導入された気体は導入口が発生室内にお
いて接線方向に向けられているため、接線方向に噴出
し、発生室内に旋回流をつくりながら圧力の低い発生室
内上方に上昇し、この間に微粒子をまき上げる。まき上
げられた微粒子は気体中に混入し、やがて発生室の天壁
に設けられた誘導羽根板に沿って微粒子流導出口から微
粒子流導出管を経由して発生室外に導き出され、被測定
室或いは器内等に送り込まれる。なお、誘導羽根板の半
径方向の長さを調節できるように構成した場合、半径方
向の長さを小さくすると、微粒子密度が小さくなり、長
くすると大きくなる。
られ、気体導入管からは加圧気体例えば空気が発生室内
に導入される。導入された気体は導入口が発生室内にお
いて接線方向に向けられているため、接線方向に噴出
し、発生室内に旋回流をつくりながら圧力の低い発生室
内上方に上昇し、この間に微粒子をまき上げる。まき上
げられた微粒子は気体中に混入し、やがて発生室の天壁
に設けられた誘導羽根板に沿って微粒子流導出口から微
粒子流導出管を経由して発生室外に導き出され、被測定
室或いは器内等に送り込まれる。なお、誘導羽根板の半
径方向の長さを調節できるように構成した場合、半径方
向の長さを小さくすると、微粒子密度が小さくなり、長
くすると大きくなる。
【0009】
【実施例】図1において、1は室内が円筒状の発生室、
2は発生室1内底部に充填された微粒子、3は空気導入
管にして、この空気導入管3の先端は、発生室1内にお
いて、前記微粒子2よりも上部であって、接線方向に向
けて形成された気体導入口4に接続されている。5は発
生室1の上部天壁の中央に設けた微粒子流導出口にし
て、導出口5には導出管6が接続され、この先は測定室
に継がれている。7は導出口5を中心にして半径方向に
120°間隔で放射状に設けられた誘導羽根板である。
図中8は空気量制御バルブ、9は排出量制御バルブであ
る。
2は発生室1内底部に充填された微粒子、3は空気導入
管にして、この空気導入管3の先端は、発生室1内にお
いて、前記微粒子2よりも上部であって、接線方向に向
けて形成された気体導入口4に接続されている。5は発
生室1の上部天壁の中央に設けた微粒子流導出口にし
て、導出口5には導出管6が接続され、この先は測定室
に継がれている。7は導出口5を中心にして半径方向に
120°間隔で放射状に設けられた誘導羽根板である。
図中8は空気量制御バルブ、9は排出量制御バルブであ
る。
【0010】上記実施例において、空気導入管3から発
生室1内に加圧空気が導入されると、導入口4が発生室
1内において接線方向を向いているため、旋回流aとな
って発生室1内を上昇し、この間に微粒子をまき上げ
る。まき上げられた微粒子は空気中に混入し、やがて誘
導羽根板7により導出口5に誘導され、導出管6から発
生室1外に導き出される。なお、実施例の誘導羽根板7
は平板状であるが、流れを誘導しやすいように渦巻き状
に形成してもよい。又、誘導羽根板7の数は問わない。
次に実施例の空気導入口4は1ケ所であるが2ケ所に設
けてもよい。
生室1内に加圧空気が導入されると、導入口4が発生室
1内において接線方向を向いているため、旋回流aとな
って発生室1内を上昇し、この間に微粒子をまき上げ
る。まき上げられた微粒子は空気中に混入し、やがて誘
導羽根板7により導出口5に誘導され、導出管6から発
生室1外に導き出される。なお、実施例の誘導羽根板7
は平板状であるが、流れを誘導しやすいように渦巻き状
に形成してもよい。又、誘導羽根板7の数は問わない。
次に実施例の空気導入口4は1ケ所であるが2ケ所に設
けてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のように、発生室内底部に
微粒子を充填し、この発生室内に気体の旋回流を発生さ
せることにより、内部の微粒子をまき上げて均一な微粒
子流を長時間安定して発生させることができる。又、本
発明は発生室内に気体の導入口を接線方向に向けて設け
るという手段だけで旋回流を発生させるので、発生装置
の構造は極めてシンプルとなり、小型化が可能であると
共に安価に提供できる。又、発生室内天壁に誘導羽根板
を取り付けて微粒子混入気体を導入口に誘導するため、
発生室内の天壁部分に停滞域ができたりせず、微粒子流
の発生効率が向上する。又、誘導羽根板の半径方向の長
さを調節することができるように構成した場合、微粒子
流中における微粒子の密度の調節が可能である。
微粒子を充填し、この発生室内に気体の旋回流を発生さ
せることにより、内部の微粒子をまき上げて均一な微粒
子流を長時間安定して発生させることができる。又、本
発明は発生室内に気体の導入口を接線方向に向けて設け
るという手段だけで旋回流を発生させるので、発生装置
の構造は極めてシンプルとなり、小型化が可能であると
共に安価に提供できる。又、発生室内天壁に誘導羽根板
を取り付けて微粒子混入気体を導入口に誘導するため、
発生室内の天壁部分に停滞域ができたりせず、微粒子流
の発生効率が向上する。又、誘導羽根板の半径方向の長
さを調節することができるように構成した場合、微粒子
流中における微粒子の密度の調節が可能である。
【図1】本発明に係る発生装置の斜視図。
【図2】気体導入口の位置関係と誘導羽根板の配置例を
示す発生室の断面図。
示す発生室の断面図。
【符号の説明】 1 発生室 2 微粒子 3 空気導入管 4 導入口 5 微粒子流導出口 6 微粒子流導出管 7 誘導羽根板 8 空気量制御バルブ 9 排出量制御バルブ
Claims (2)
- 【請求項1】 微粒子流発生室を円筒状に形成すると共
に、この発生室内底部に微粒子を充填するように構成し
て成る容器本体と、 前記発生室内に対する気体導入口を接線方向に取り付け
て成る気体導入管と、 前記発生室の天壁中央に設けられた微粒子流導出口と、 前記微粒子流導出口を中心として放射状に配置された誘
導羽根板と、 から成る微粒子流発生装置。 - 【請求項2】 誘導羽根板を半径方向に長さ調節自在に
構成して成る請求項1記載の微粒子流発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34176392A JPH06186243A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 微粒子流発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34176392A JPH06186243A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 微粒子流発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06186243A true JPH06186243A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18348577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34176392A Pending JPH06186243A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 微粒子流発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06186243A (ja) |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP34176392A patent/JPH06186243A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5609798A (en) | High output PSL aerosol generator | |
US5858043A (en) | Virtual impactors with slit shaped nozzles without slit ends | |
US5522555A (en) | Dry powder dispersion system | |
JPH0533092B2 (ja) | ||
EP0261649A2 (en) | Nebulizer | |
NO892236L (no) | Hvirvelrenseanordning. | |
NZ504021A (en) | Method and apparatus for delivering aerosolized medication having air discharged through air tube directly into plume of aerosolized medication | |
US4732326A (en) | Apparatus for producing aerosols from liquids | |
JPH06186243A (ja) | 微粒子流発生装置 | |
US4189101A (en) | Stable vortex generating device | |
JPH02115056A (ja) | 渦流管セパレータ | |
JPH05157755A (ja) | 微粒子流発生装置 | |
GB1424489A (en) | Device for separating solid or liquid particles from a gaseous medium | |
JPH06182193A (ja) | 微粒子流発生装置 | |
JPH06182194A (ja) | 微粒子流発生装置 | |
JP2639836B2 (ja) | 人工竜巻式フード及びそれを利用した排気方法 | |
SU1613185A1 (ru) | Устройство дл распылени порошков | |
EP1058046A1 (en) | Surge suppression apparatus | |
JPH01208639A (ja) | 竜巻式排気装置 | |
JPS635788Y2 (ja) | ||
RU1836993C (ru) | Устройство дл удалени вредностей | |
CN115031923B (zh) | 一种piv固态示踪粒子发生装置、系统及方法 | |
JPH0676686U (ja) | ガス等を搬送するための装置 | |
JP2013226495A (ja) | 集塵装置 | |
RU2038505C1 (ru) | Установка для регулирования и контроля карбюраторов |