JPH06185948A - 弯曲ガラスの移載装置 - Google Patents

弯曲ガラスの移載装置

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JPH06185948A
JPH06185948A JP22711992A JP22711992A JPH06185948A JP H06185948 A JPH06185948 A JP H06185948A JP 22711992 A JP22711992 A JP 22711992A JP 22711992 A JP22711992 A JP 22711992A JP H06185948 A JPH06185948 A JP H06185948A
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glass
arm
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Yasukichi Ogawa
保吉 小川
Shinichi Okamura
真一 岡村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ペアの弯曲ガラスを所望の形状に成形されてい
るか否かの判断をする為に、搬送コンベア上より所定の
角度を持った専用の検査型上に一度に精度良く移載する
装置に関する。 【構成】搬送コンベアの搬送方向と交差し弯曲ガラスを
受け取る浮揚アームと、該浮揚アームの片端側と直交固
着する軸部に連結の回動手段と、該浮揚アームの両脇に
装着しその長手方向に摺動自在、かつ前記滑面より突起
し突出入動び軸着の一対の移載ロールと、該浮揚アーム
の回動起立方向の前方に前記弯曲ガラスの下端縁を支持
するストッパーを植設して立て掛け状に立設の検査型と
を配設する弯曲ガラスの移載装置において、前記浮揚ア
ームに装着して前記弯曲ガラスを前方に押圧する前面案
内プッシャ手段と、前記検査型側に設け起立の前記弯曲
ガラス側へ突出入する背面案内押圧手段とを配設し、好
ましくは、前記移載ロールの近傍に近接センサーを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、航空機、船舶
等の窓ガラス等に使用する曲面形状のガラス板間に中間
膜を有する合わせガラスの製造工程において、その工程
中に台形の素板から弯曲に成形したペアリングの曲面ガ
ラスが所望の形状に成形されているか否かの判断のため
に、該弯曲ガラスを搬送コンベア上より検査型上に移乗
せしめる移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、航空機、船舶等の窓ガラスに使
用される曲面形状の合わせガラスは、PVB等の中間膜
を挿入する前にペアリングの弯曲ガラスが所望の形状に
成形されているか否かを判断する為に、該ガラスを寸法
基準面と曲率基準面を備えた専用の、例えば実開昭63
−96406号の弯曲ガラスの検査型上に移載し、曲面
形状の寸法、曲率を測定していた。
【0003】弯曲ガラスを検査型へ移乗せしめるには、
ペアリングの弯曲ガラスを水平コンベアで搬送し所定の
位置に到達すると、例えばアームの先端に複数の吸着パ
ッドを取り付け、該吸着パッドの吸引で弯曲ガラスを吸
着固定し検査型上に移載する方法や、また、弯曲ガラス
を立設の検査型へ移乗せしめるには、水平載置した弯曲
ガラスを起立せしめ検査型へ立て掛け状の移載となる
が、移載装置として例えば特公昭55ー42016号の
ものでは、水平方向に送られてくる硝子板を旋回コンベ
アを介して水平移乗コンベアと起伏回動するように設け
た移乗枠に移乗し、硝子板の下端を水平移乗コンベアに
よりその背面を移乗枠によりそれぞれ支承し、移乗枠の
起立動作と水平移乗コンベアの前進動作との併用により
移乗するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】検査型へ吸着パッド
を使用した移載方法では、コンベア上にペア、あるいは
それ以上の枚数を重合載置した弯曲ガラスでは1枚のみ
しか吸着し固定することができないため、中間膜が挿入
される前のペアリング状態で搬送中の弯曲ガラスにおい
ては、上下、すなわち大側、小側の弯曲ガラスが分離し
てバラバラな状態になる不都合が発生し、また吸着パッ
ドにより1枚ずつ移載すればペアリングガラスの大側、
小側の載置状態が逆になり、小大のガラス板同士の接触
等によりエッジ部に欠けが生じ易いという問題がある。
【0005】また、特公昭55−42016号の硝子板
の自動積み装置では、中間膜が未挿入のペアリングの弯
曲ガラスを起倒フレームにより移載すると、該ガラス板
が垂直角度付近を越えると重なっていた弯曲ガラスは分
離し、移載中に分離、接触の発生からエッジ部に欠け等
の欠陥を発生させる問題があった。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は、曲面形状を
有する複数枚の弯曲ガラスを検査型へ確実に移載するこ
とを目的として、搬送コンベアの搬送方向と交差し該コ
ンベア間に並列の長手枠に設けた自在ロールの滑面で搬
送中の弯曲ガラスを受け取る浮揚アームと、長手方向で
該自在ロールの反対側となる前記浮揚アームの片端側と
直交固着する軸部に連結して該浮揚アームを起立せしめ
る回動手段と、該浮揚アームの両脇に装着しその長手方
向に摺動自在、かつ前記滑面より突起し突出入動および
回転自在に軸着する一対の移載ロールと、該浮揚アーム
の回動起立方向の前方に前記弯曲ガラスを受け取りその
下端縁を支持するストッパーを植設して立て掛け状に立
設した検査型とを配設する弯曲ガラスの移載装置におい
て、前記浮揚アームに装着して前記弯曲ガラスを前方に
押圧する前面案内プッシャ手段と、前記検査型側に設け
起立の前記弯曲ガラス側へ突出入する背面案内押圧手段
とを配設し、好ましくは前記移載ロールの近傍に近接セ
ンサーを配設する弯曲ガラスの移載装置を提供する。
【0007】
【作用】重ね合わせた複数枚の弯曲ガラスは水平の搬送
コンベア上で一旦停止し、ほぼ水平状態に待機する浮揚
アームは回動手段の作動により該アームに自在ロールを
介して弯曲ガラスを受け取り、移載ロールで弯曲ガラス
の下端縁を支持しつつ起立し、背面案内押圧手段の出退
作動は、そのロッドが検査型側から弯曲ガラス側に延
び、前面案内プッシャ手段の作動による検査型へ押し倒
す弯曲ガラスを受け取り支えつつ検査型に立て掛け、近
接センサーにより検査型面と弯曲ガラス面との空隙距離
を一定し、移載ロール突出降下により起立した弯曲ガラ
スの下端縁を検査型のストッパーに移す。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係わる弯曲ガラスの移載装置
の構成について図面に基づき詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施例を説明する要部概略
側面図を示し、図2は移載装置の要部斜視図を示し、図
3は立設の検査型および一部を切欠するその付帯物の斜
視図を示す。
【0010】図1に示す一連の装置は、重合した一対の
弯曲ガラス1を移動せしめるコンベアとして図2に示す
ような搬送コンベア2を直列状に複数台配設し、図示さ
れないコンベア間の隙間に搬送方向と交差して回動して
起立する長手枠状の浮揚アーム3を装着した移載装置
と、該移載装置の上方には立て掛け弯曲ガラス1の形状
検査のゲージとなる検査型4と、該検査型と向かい合う
対面位置には弯曲ガラス1と検査型4との形状偏差値を
測定するロボット6とを配設する。
【0011】移載装置は、搬送コンベア2に交差して
弯曲ガラス1を受け取り支持する並列で長手形状に枠組
みした浮揚アーム3を、搬送コンベア2の搬送面よりや
や低くほぼ水平状態にして弯曲ガラス1の搬送に干渉し
ない高さに配設し、その反ロボット側の前方片端側には
立設する脚柱7、7間の軸部8に固着部材9を介して浮
揚アーム3を軸着、該軸部の片端部には減速機付きの正
逆回転自在な起立用モーター10等からなる回動手段
を配設して浮揚アーム3を回動せしめ、該浮揚アーム
の後方側、すなわち搬送コンベア2、2、2間を回動し
て弯曲ガラス1を支持する浮揚アーム3の面上には複数
の球面自在ロール12、12、・・を配設し、支持する
弯曲ガラス1の滑動を助勢する。一方ほぼ水平状態にお
いて軸部8を越境した浮揚アーム3の前方枠端には昇降
モーター13を着座し、該モーター軸と直結のボールネ
ジ14を介し浮揚アーム3の両脇に沿って摺動する前後
動モーター15、15を浮揚アーム3のほぼ中央両脇
に、かつ該アームに直角状に設け、該前後動モーターと
直結のボールネジ16に螺合する取付座17には、自在
ロール12の球面より突出の樹脂材からなり該取付座に
立設の軸に軸着してフリーに回転する移載ロール18と
を配設し、さらに長手方向に配設する自在ロール12、
12間のほぼ中央の浮揚アーム3の両脇側面には、直角
状に固着するシリンダー19を設け、該シリンダーのロ
ッド端と連結し片端に樹脂材の突起を備えた突入部材2
0を備えた前面案内プッシャ手段21を設け、浮揚アー
ム3の起立状態において昇降モーター13および前後動
モーター15の回動により移載ロール18は、上下、前
後、あるいは同時の斜め方向の移動が自在となり、突入
部材20はシリンダー19の作動により前進後退する。
【0012】移載装置の上方に立て掛け状に配設する
検査型4は、弯曲ガラス1と当接する面側に複数のスペ
ーサー22、22、・を貼着し、該弯曲ガラスの下端縁
を支持しその位置合わせ用の基準高さとなる2箇所のス
トッパー23を検査型4の下辺部側面よりロボット6側
に突出植設し、該下辺端面には移載装置に配設する移
載ロール18、18の配設ピッチに合わせて削成の切欠
部24を設け、検査型4の裏面側には立設する台座25
に図示されないクランプにより着脱自在に該検査型を支
持するが、該台座の背中にはプレート26を設けてその
両脇に弯曲ガラス1の左右方向への位置合わせの位置決
め手段27と、該プレートのほぼ中央に起立の浮揚アー
ム3に支持された弯曲ガラス1側に突出し、往復動自在
の背面案内押圧手段28とを配設するが、位置決め手段
27の構成はプレート26と台座25間に設けた移動プ
レート29に設置の幅寄せシリンダー30のロッド端
に、該プレートに敷設のレール31に沿って左右に横行
する進退シリンダー32を連結し、該進退シリンダーの
前後方向に出入するロッド端にはくの字形状部材35を
取り付け、該部材の両端部に回転自在に軸着、その内部
に幅寄せシリンダー30の作動による衝接を緩衝する図
示されないスプリングを埋め込む2本のセンタ−リング
ロール33を設けるが、該センターリングロールと進退
シリンダー32のロッドとを連結する円筒連結部材34
には図示しないスプリングが嵌め込まれ、該スプリング
の作用により回動自在のくの字状部材35に軸着する2
本のセンタ−リングロール33は常時一定角度に復帰す
る。
【0013】新たな検査型4におけるセンターリングロ
ール33の設定位置決めは、プレート26の片端に設け
たハンドル36の回転により、図示しないラックアンド
ピニオンギアにより左右に配設の位置決め手段27を設
置する移動プレート29、29を同時に動かし、センタ
−リングロール33、33間の巾を設定し、幅寄せシリ
ンダー30の作動によるロッドの左右動によりセンター
リングロール33を開閉させる。
【0014】背面案内押圧手段28はプレート26の中
央に一対の押圧シリンダー37の端部を片持状に連結固
定し、該シリンダーのロッドは検査型4の枠組孔より突
出、後退自在に配設するが、該ロッドの先端には弯曲ガ
ラス1を保護する緩衝材を被着する。
【0015】移載ロール18の近傍には近接センサ38
を配設し、該センサーは弯曲ガラス1を検査型4へ押し
つける移載ロール18の押圧状態を確認する。以下、本
発明の動作を説明する。
【0016】重ね合わせた複数枚の弯曲ガラス1は複数
台の搬送コンベア2上を搬送移動し、図示されないガラ
ス検出用光電センサー及び制御回路にて前記弯曲ガラス
1を所定の位置に停止させる。
【0017】ほぼ水平に待機する移載装置の浮揚アー
ム3は、起立用モーター10の作動で回転する軸部8を
中心として弯曲ガラス1を持ち上げ、該浮揚アームを約
5°回転した位置で弯曲ガラス1は搬送コンベア2から
離脱し、自在ロール12、12、・・に支持された時点
で一旦停止する。浮揚アーム3に取り付けられた前後動
モーター15と昇降モーター13の作動によりボールネ
ジ16、14の回転から取付座17に軸着する移載ロー
ル18、18を弯曲ガラス1に向かって移動せしめ、該
弯曲ガラスの長辺側の1辺に当接するまで押し付け移動
すると、浮揚アーム3上に配設の自在ロール12、12
・・に支えられた弯曲ガラス1は、回転自在の樹脂製球
面によって浮揚アーム3の枠上を自在に滑動し、該滑動
に追従して弯曲ガラス1の長辺側端縁と当接する樹脂製
の移載ロール18も取付座17に設けた軸を中心に回転
し、浮揚アーム3の所定の位置に支持される。
【0018】続いて浮揚アーム3は、一対の移載ロール
18、18と自在ロール12、12・・で弯曲ガラス1
を支えながら起立方向に回転し、検査型4に対面する予
め設定した位置、水平位置より約80°の位置に停止す
ると、台座25に設けたプレート26を介して取り付け
た背面案内押圧手段28、すなわち押圧シリンダー3
7、37の作動により、該シリンダーのロッドをストロ
ークエンドまで作動して検査型4の枠内よりロボット6
側に突出して弯曲ガラス1を迎える姿勢をとり、連動し
て浮揚アーム3に装着の前面案内プッシャ手段21のシ
リンダー19、19を作動させ、突入部材20、20は
自在ロール12、12・・と移載ロール18、18に支
えられている弯曲ガラス1の中央付近を検査型4に向か
って突出押圧し、シリンダー19、19のストロークエ
ンドに到達すると弯曲ガラス1を押し倒して押圧シリン
ダー37、37のロッド端に該ガラスの重心を預ける
と、押圧シリンダー37、37の復動によりロッドはゆ
っくりと後退して検査型4に弯曲ガラス1を移行して預
けるが、該ガラスの端縁は依然として移載ロール18、
18上にある。
【0019】前面案内プッシャー手段21の作動、すな
わちシリンダー19、19の復動後、昇降モーター13
および前後動モーター15、15を作動させ、ボールネ
ジ14、16を介して取付座17を移動させ、該取付座
に軸着する移載ロール18、18を検査型4に削成の切
欠部24、24の上部に近づけ、検査型4の台座25に
取り付ける位置決め手段2727の作動、すなわち進
退シリンダー32、32の往動によりセンターリングロ
ール33、33が起立状の浮揚アーム3側にストローク
エンドまで突出し、次いで幅寄せシリンダ30、30の
復動によりセンタリングロール33、33、・・は検査
型4に上辺が寄り掛かり台形で下方が広がる弯曲ガラス
1の短辺を左右より挟み込み、該幅寄せシリンダーの往
動、復動の微調整動作をおこない弯曲ガラス1の左右方
向の位置決めをするが、該弯曲ガラスは移載ロール1
8、18により規定のストッパー23、23より高く、
かつ下辺は検査型4面より離れている。
【0020】しかして、前後動モーター15、15によ
り突出移動せしめた移載ロール18、18が切欠部2
4、24内に挿入し、該移載ロール18、18の近傍に
配設した近接センサー38、38は検査型4への接近で
検出作動すれば、検査型4との距離、つまり弯曲ガラス
1と検査型4との距離が一定になると、昇降モーター1
3の作動により移載ロール18、18の降下、すなわち
浮揚アーム3の傾きに沿って斜めに降下移動して該移載
ロールで支持した弯曲ガラス1の下辺を検査型4に固着
するストッパー23、23上に移載するが、浮揚アーム
3の両脇に設けられた移載ロール18、18の前後動、
すなわち前後動モーター15、15の各々は各近接セン
サー38、38の指示に従い独立して動作し、一定の距
離以下、すなわち弯曲ガラスと検査型4との距離が一定
になると該前後動モーターは停止し、移載ロール18、
18はその下降により弯曲ガラス1の下辺から離脱すれ
ば、弯曲ガラス1はスペーサー22、22、・・に当接
する。
【0021】移載ロール18の上下動は近接センサー3
8、38のセンシング開始点の高さを変えれば、検査型
4と浮揚アーム3との対面状態が側面より見てV字状に
あるため、弯曲ガラス1と検査型に貼着したスペーサー
22、22、・・との距離を調整することができ、さら
に近接センサー38は、台座25にセットする検査型4
の前後方向へのわずかな出入りはもとより、その方向の
わずかな傾きをある程度吸収する。
【0022】浮揚アーム3は反転して搬送コンベア2側
に戻り所定の位置に停止し、位置決め手段27のセンタ
−リングロール33、33も巾寄せシリンダ30、3
0、進退シリンダー32、32の作動で待機位置に復帰
すれば、ロボット6により弯曲ガラスの寸法、曲率の偏
差量を検査する。
【0023】検査終了後、再び回動手段11の作動によ
り浮揚アーム3は回動起立し、同時にシリンダー19、
19の作動により突入部材20、20は検査型4側にス
トロークエンドまで突出し停止するが、同時に前後動モ
ーター15、15も作動して移載ロール18、18を予
め設定された位置まで移動させる。
【0024】続いて昇降モーター13の作動により移載
ロールは上昇し、ストッパー23、23で支持の弯曲ガ
ラス1の下辺を持ち上げ、背面案内押圧手段の押圧シリ
ンダー37、37の突出により弯曲ガラス1を浮揚アー
ム3側に渡し、該弯曲ガラスを受け取った突入部材2
0、20はシリンダー19、19の復動により浮揚アー
ム3に設けた自在ロール12、12、・・にて弯曲ガラ
ス1を支えると、浮揚アーム3は搬送コンベア側に向か
って反転を開始し、所定の位置、すなわち原点まで回動
し停止するが、搬送コンベア2上に移乗した弯曲ガラス
1は該コンベアの作動により次の工程へと移動する。
【0025】移載の対象となる弯曲ガラス1は2枚に限
らず、1枚でも良いし3枚以上でも良く、移載ロール1
8、自在ロール12、センタ−リングロール33、等の
ガラスに接触する部分を樹脂製にすれば、衝接時おいて
ガラスへ損傷を与えることはなく、弯曲ガラス1を検査
型4への移載時において、微調整段階で該検査型を検出
するセンサーとしては、光学式センサー、超音波を利用
したもの、レーザー光を利用したもの、近接スイッチ等
いずれでも使用でき、前面案内プッシャ手段21、背面
案内押圧手段28に使用する駆動方法はシリンダーに限
定せずモーターを使用してもよいことは言うまでもな
く、その作動スピードは破損し易いガラスを対象とする
ため低速度で、位置決め手段27に設けたセンターリン
グロール33は左右各1本でもよいことは言うまでもな
い。
【0026】
【発明の効果】本発明は、合わせガラスの製造工程中、
重合する弯曲ガラスの検査型との比較検査において、該
検査型へ自動的に、かつ正確に弯曲ガラスを移載する装
置であり、所定の角度に傾斜させて固定させた検査型上
にペアの弯曲ガラスを自動的にキズつけることなく一度
に精度良く移載でき、複数枚の弯曲ガラスを同時に扱う
ことにより、ガラス同士の接触によるエッジ部の欠けや
ヒビ割れ等の発生もなく移載可能となり、検査工程が自
動的に行え、併せて自動化により測定精度および処理ス
ピードの向上から、前工程へ欠陥情報の早期なフィード
バックをおこなうことができ、生産性および品質の向上
に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明する要部概略側面図を示
す。
【図2】移載装置の要部斜視図を示す。
【図3】立設の検査型および一部を切欠するその付帯物
の斜視図を示す。
【符号の説明】
1・・・・・弯曲ガラス 2・・・・・搬送コンベア 3・・・・・浮揚アーム 4・・・・・検査型 ・・・・・移載装置11 ・・・・・回動手段 18・・・・・移載ロール21 ・・・・・前面案内プッシャ手段 23・・・・・ストッパー28 ・・・・・背面案内押圧手段 38・・・・・近接センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送コンベアの搬送方向と交差し該コンベ
    ア間に並列の長手枠に設けた自在ロールの滑面で搬送中
    の弯曲ガラスを受け取る浮揚アームと、長手方向で該自
    在ロールの反対側となる前記浮揚アームの片端側と直交
    固着する軸部に連結して該浮揚アームを起立せしめる回
    動手段と、該浮揚アームの両脇に装着しその長手方向に
    摺動自在、かつ前記滑面より突起し突出入動および回転
    自在に軸着する一対の移載ロールと、該浮揚アームの回
    動起立方向の前方に前記弯曲ガラスを受け取りその下端
    縁を支持するストッパーを植設して立て掛け状に立設し
    た検査型とを配設する弯曲ガラスの移載装置において、
    前記浮揚アームに装着して前記弯曲ガラスを前方に押圧
    する前面案内プッシャ手段と、前記検査型側に設け起立
    の前記弯曲ガラス側へ突出入する背面案内押圧手段とを
    配設することを特徴とする弯曲ガラスの移載装置。
  2. 【請求項2】前記移載ロールの近傍に近接センサーを配
    設する請求項1記載の弯曲ガラスの移載装置。
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KR100868291B1 (ko) * 2008-05-28 2008-11-11 형제테크(주) 차량용 유리 검사구
CN114777599A (zh) * 2022-03-24 2022-07-22 山西光兴光电科技有限公司 一种载板玻璃尺寸和直角度的检验装置

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