JPH06185340A - 内燃機関用排気ガス浄化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】内燃機関の排気浄化装置に関し、排出する黒煙
を効果的に除去する装置を提供する。 【構成】排気筒１にベンチュリー室２を作りその中にベ
ンチュリー３をもうけて、その中心にノズル４を設置す
る。ベンチュリー部を通り抜ける排気ガス流によって、
ノズルの先端部が負圧になるベンチュリー作用によりノ
ズルより水が霧状になって吹き出される。排気ガス流と
共に、フィン５によって流れがよじ曲がり、撹拌室６で
渦となり排気ガスの持っている熱で、水滴は気化され撹
拌され排気ガス中の不純物と化合し、固体となり、次に
フィルター室７に流れて、フィルター８に不純物が付着
して、不純物の少ない排気ガスが、排気口９より排出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】自動車その他の内燃機関用として
利用されることか望まれる。

【０００２】

【従来の技術】燃料、液体を燃焼させて排出される排気
ガスを気体のままで、不純物を除去しようとしていたた
めに困難であった。そのために黒煙を撒き散らしていた
ために大気汚染公害となった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の排気ガスは排出
される気体のままで不純物を除去しようとしていたため
に困難であった。この発明が解決しようとする課題は内
燃機関が排出する排気ガスの不純物に水を霧状に吹き出
させる事により気化された不純物が化合され固体となっ
てフィルターで取りのぞかれ不純物が減少される、よっ
て大気汚染を減少させる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】排気筒内を流れるガス流
圧を利用して、ベンチュリー作用で、ノズルから水を霧
状に吹き出させ排気ガスと混合され、ガス流フィンによ
って、流れが、よじ曲がり、つぎに球体状の撹拌室で排
気ガスと霧状の水滴とが撹拌されている間に、排気ガス
の持っている熱によって霧状の水滴が気化され排気ガス
中の不純物とが化合され固体化して、フィルターに付着
するので、排気口からは不純物の少ない気たいが排出れ
る。

【０００５】

【作用】内燃機関の排気筒に取り付けることにより不純
物の除去された清浄な排気が排気口より排出される。

【０００６】

【実施例】排出される黒煙を除去する為に排気筒内に水
を霧状に吹き出す方法として、ベンチュリー法を採用し
た理由として外にはポンプで水を加圧してノズルより噴
出する法も有るがこの場合、ノズル噴出口が小さくしな
ければ、繊細な良質の霧が得られない、ノズルの噴出口
が小さくなれば、排気ガス中の不純物でふさがってしま
う。加圧する為のポンプを使わなくては、ならず機械的
な故障の発生する欠点も出てくる。その点機械的な構造
もないベンチュリー法は、ノズルの霧の噴出口も大きい
ため排気ガス中の不純物質で詰まることもなく、故障も
少ない。

【０００７】

【発明の簡単な効果】内燃機関の排気口から黒煙を排出
していた排気ガスが肉眼でもはっきりと不純物の少ない
物とわかる。

【図面の簡単な説明】

【図１】平面図

【図２】立体図

【符号の説明】

【図１】↓排気ガスの流れの方向

【図１】１排気筒 ２ベンチュリー室 ３ベンチュリー
４ノズル ５撹拌フィン ６撹拌室 ７フィルター室
８フィルター ９排気口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】図面図２で、１排気筒に ２ベンチュリー
   室を作りその中に３ベンチュリーをもうけ、その中心に
   ４ノズルが有り、ベンチュリー部を通り抜ける排気ガス
   流によって、ノズルの先端部が負圧になる。いわゆるベ
   ンチュリー作用といわれる現象で、ノズルより水が霧状
   になって吹き出される。排気ガス流と共に、５フィンに
   よって流れがよじ曲がり、６撹拌室で渦となり排気ガス
   の持つている熱で、水滴は気化され撹拌され排気ガス中
   の不純物と化合し、固体となり、次に７フイルター室に
   流れて、８フィルターに不純物が付着して、不純物の少
   ない排気ガスが、９排気口より排出される。装置