JPH06184809A - 蚕を原料とする不織布又は糸の製造方法 - Google Patents

蚕を原料とする不織布又は糸の製造方法

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JPH06184809A
JPH06184809A JP4251818A JP25181892A JPH06184809A JP H06184809 A JPH06184809 A JP H06184809A JP 4251818 A JP4251818 A JP 4251818A JP 25181892 A JP25181892 A JP 25181892A JP H06184809 A JPH06184809 A JP H06184809A
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silk
liquid silk
liquid
larva
silkworm
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JP4251818A
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Tadashi Saito
正 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来の生糸及び絹織物の非効率的な製造工程
を改良し、且つ不織布状態の織物又は太さを任意に設定
できる糸を得るようにする。 【構成】 最終段階の眠を終了した家蚕又は野蚕の幼虫
を圧殺し、これによる粘性状態物を構成する該幼虫の皮
膚、体液及び液状絹及び絹糸腺の内、液状絹を抽出分離
し、かつ親水性を有する溶媒を使用して、液状絹中に混
入している結合水を除去した後、該液状絹を細長の隙間
状のノズルから酸素を含有する空間に射出させる。また
最終段階の眠を終了した家蚕又は野蚕の幼虫を、該幼虫
の通過を遮断できる程度の大きさの穴を有するパイプに
収納し、該パイプを高速度で回転させて、該幼虫から液
状絹及び体液を突出させ、液状絹を細長の隙間状のノズ
ルから酸素を含有する空間に射出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、家蚕又は野蚕の幼虫から
直接不織布又は糸を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家蚕又は養蚕から糸更には織物を
得るには、最終の眠段階を終了した幼虫(通常4眠5齢
が多いが、野蚕の中には3眠4齢又は5眠6齢のものも
存在する)に繭を作らせ、該繭を集めた後繰糸を行い、
これによって生糸を得て製織を行うことが行われてお
り、このような技術は古来より周知である。
【0003】しかしながら、幼虫に繭を製作させる工程
及び繭を収集する工程は、必然的に手作業に頼らなけれ
ばならず、これは極めて煩雑である。
【0004】又、従来の繰糸においても、煮沸した繭層
の表面から糸口を捜して引き出すいわゆる操糸を行うこ
とが要求され、これも又自動化に馴染まず、必然的に人
力によらねばならない工程である。
【0005】このような、従来の生糸及び絹織物の製造
工程は、煩雑な手作業を伴う為、生糸及び絹織物は必然
的に高価となることを免れることができなかった。
【0006】
【発明が解決を必要とする課題】本発明は、上記の如き
従来の生糸及び絹織物の非効率的な製造工程を改良し、
且つ不織布状態の織物又は太さを任意に設定できる糸を
得るようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明の構成は、 (1).最終段階の眠を終了した家蚕又は野蚕の幼虫を
圧殺し、これによる粘性状態物を構成する該幼虫の皮
膚、体液及び液状絹及び絹糸腺の内、液状絹を抽出分離
し、かつ親水性を有する溶媒を使用して、液状絹中に混
入している結合水を除去した後、該液状絹を細長の隙間
状のノズルから酸素を含有する空間に射出させることに
よる蚕を原料とする不織布の製造方法 (2).最終段階の眠を終了した家蚕又は野蚕の幼虫
を、該幼虫の身体の長さ方向に沿った細長い形状を有
し、且つ先端が該幼虫の通過を遮断できる程度の大きさ
の穴を有するパイプに収納し、該パイプを高速度で回転
させて、該幼虫から液状絹及び体液を突出させ、更に液
状絹と体液とを分離し、かつ親水性を有する溶媒を使用
して、液状絹中に混入している結合水を除去した後、液
状絹を細長の隙間状のノズルから酸素を含有する空間に
射出することによる不織布製造方法 (3).最終段階の眠を終了した家蚕又は野蚕の幼虫を
圧殺し、これによる粘性状態物を構成する該幼虫の皮
膚、体液及び液状絹及び絹糸腺の内、液状絹を抽出分離
し、かつ親水性を有する溶媒を使用して、液状絹中に混
入している結合水を除去した後、該液状絹を孔状のノズ
ルから酸素を含有する空間に射出させることによる蚕を
原料とする糸の製造方法 (4).最終段階の眠を終了した家蚕又は野蚕の幼虫
を、該幼虫の身体の長さ方向に沿った細長い形状を有
し、且つ先端が該幼虫の通過を遮断できる程度の大きさ
の穴を有するパイプに収納し、該パイプを高速度で回転
させて、該幼虫から液状絹及び体液を突出させ、更に液
状絹と体液とを分離し、かつ親水性を有する溶媒を使用
して、液状絹中に混入している結合水を除去した後、液
状絹を孔状態のノズルから酸素を含有する空間に射出す
ることによる糸製造方法 からなる。
【0008】
【発明の作用原理】最終段階の眠を終了した蚕の幼虫の
体内に於て、液状絹(蚕の体内において形成される繭の
原料となるコロイド状の蛋白質)及びこれを包んで収納
する絹糸腺は、急激に肥大成長を行う。
【0009】そして、絹糸腺2は図1に示すように、蚕
の吐糸口から2つに別れて体内に曲がりくねった状態で
蚕の体内に存在し、液状絹3は、当該絹糸腺内に収納さ
れている。
【0010】本願発明は、該液状絹を最終段階の眠にあ
る幼虫から分離し、かつ該液状絹中に混入している結合
水を除去した後、純水の液状絹を酸素を含有する空間中
に射出させて不織布又は糸を製造することを基本的な技
術思想としている。
【0011】
【実施例】以下本発明の構成を実施例の装置に則して説
明する。
【0012】
【実施例1】図2は、前記課題を解決するための手段
(1)に対応した方法の実施例であり、最終段階の眠を
終了した幼虫を圧力を加えて殺した後、第1段階として
液状絹を物理的に抽出する。
【0013】即ち、幼虫を圧殺した後には、幼虫の皮
膚、液状絹を蓄えている絹糸腺、液状絹、体液等が存在
しているが、その内皮膚及び絹糸腺は、相当の長さ及び
面積を有する固形物であるから、図2(a)に示すよう
に粗い網目によって濾過した場合、皮膚11及び絹糸腺
2は残留し、液状絹3及び体液4が濾過されることにな
る。
【0014】液状絹3は、蛋白質の一種であるフィブロ
イン及びセリシンからなっているが、何れも流動性の乏
しいコロイド状であるのに対し、幼虫の体液4は血液糞
尿等からなり、液状絹に比し粘性が弱く流動性が強い。
【0015】この為、図2(b)に示すように両者を遠
心分離するか改めて両者を濾過することによって分離
し、液状絹3を抽出する(尚、遠心分離に変えてきめの
細かい網によって、両者を濾過することも可能であ
る。)。
【0016】実際には、液状絹は幼虫の体内の水分と結
合しており、当該結合水を除去することが肝要である。
【0017】本願では、アルコール、エーテル、酢酸等
の親水性を有する溶媒を使用して、図2(c)に示すよ
うに分離した液状絹3を該溶媒5中を通過させ、結合水
を該溶媒5中に溶出させ、これによって結合水を液状絹
3から除去させている。
【0018】ところで、蚕が吐出口から液状絹を突出し
た後、液状絹が直ちに固形状となるのは、空中の酸素と
の化合によるものとされている。
【0019】従って、液状絹を抽出する前の段階から不
織布又は糸を形成するまでは、液状絹又はこれを含んだ
混合物を外気に接触することは極力避けなければならな
い。
【0020】逆に、抽出した液状絹を、図2(d)に示
すように、細長い隙間を有するノズルから酸素を含んだ
空間に射出した場合には、該ノズルの幅に相当する厚さ
を以って、液状絹が固化し、これによってヘブロイン及
びヘリシンが混在したことによる不織布を得ることがで
きる。
【0021】
【実施例2】図3は、課題を解決するための手段(2)
に対応した方法の実施例であり、幼虫を圧殺する代わり
に、図3(a)に示すように幼虫を幼虫の身体に沿った
細長状のパイプ20に収納する方法を示す。
【0022】これは、幼虫が繭を作る段階となる場合に
は、必然的に繭を形成するのに身体を収納できる大きさ
の枠内に入り込む性質を利用する訳である。
【0023】尚、前記パイプの先端には孔が設けられて
おり、該孔は幼虫がそれを通過できない程度に小さく設
計されている。
【0024】このようにして、幼虫を収納したパイプ2
0を、図3(b)に示すように高速度で回転運動した場
合(尚、図3(b)における白線の矢印は、各パイプの
回転方向を示す。)には、幼虫は強制的に体内の液状絹
3を吐糸口を通じて外側に吐き出すか、又は身体の一部
又は全部を破壊されることによって外側に侵出し、これ
によって液状絹はパイプの該孔を通じて外部に突出され
ることになる。
【0025】その際、液状絹と同時に体液4も又吐糸口
を通じて外部に突出されることになるが、液状絹と体液
との分離は前記実施例1の場合と同様、図3(c)に示
すように遠心分離によって行なわれ、更には液状絹中の
結合水の除去は実施例1の場合と同様、図3(d)に示
すようにアルコール、エーテル、酢酸等の親水性を有す
る溶媒中の通過によって行なわれる。
【0026】このようにして液状絹を得た後、不織布を
得る方法は、前記実施例1の場合同様、図3(e)に示
すようなノズル9を通過させることになる。
【0027】
【実施例3】実施例3は、前記課題を解決するための手
段(3)に対応した実施例であり、液状絹の抽出及び結
合水の除去に至るまでの過程は、前記実施例1の場合と
全く同様であり、抽出された液状絹を図4に示すような
孔状のノズル10を通じて酸素を含有した空間に射出さ
せることになる。
【0028】
【実施例4】実施例4は、前記課題を解決するための手
段(4)に対応した実施例であって、液状絹の抽出及び
結合水の除去は前記実施例2の場合と同様であり、抽出
された液状絹を前記実施例3と同様に図4に示す孔状の
ノズル10を通じて、酸素を含有した空間に液状絹を射
出することになる。
【0029】酸素を含有した空間としては、通常の空気
であってもよいが、効率的な作業を行う為には、酸素を
濃縮した部屋、酸素が混入されている水、過酸化水素を
混入した水等が考えられる。
【0030】
【発明の効果】以上の如き構成による、本発明の方法に
よって、幼虫の液状絹から直接不織布又は糸を形成する
ことができ、生糸及び絹織物の製造が極めて効率的且つ
スピーディーに行うことができる。
【0031】しかも、絹の不織布という従来に存在しな
い織物を任意の厚さを以って形成する。
【0032】又、一度生糸を製造するにしても、ノズル
の孔の大きさを調整することによって、生糸の大きさを
任意に設定できるので、これによって極めてきめの細か
い織物からきめの粗い織物まで、随時選択することが可
能となる。
【0033】以上のように、本願発明は絹織物業界に於
て画期的な変革をもたらすものであって、その価値は絶
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】:蚕の体内において絹糸腺の状態を示す平面図
【図2】(a)、(b)、(c):実施例1の工程を示
す側断面図又は見取り図
【図3】(a)、(b)、(c)、(d)、(e):実
施例2の工程を示す側断面図又は平面図又は見取り図
【図4】:実施例3、同4において、抽出した液状絹か
ら糸を形成する工程を示す見取り図
【符合の簡単な説明】
1:蚕の幼虫 11:幼虫の皮膚 2:絹糸腺 4:体液 5:親水性を有する溶媒 6:濾過器 7:遠心分離器 8:アルコール収納容器 9:平面型ノズル 10:孔状態のノズル 20:パイプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最終段階の眠を終了した家蚕又は野蚕の
    幼虫を圧殺し、これによる粘性状態物を構成する該幼虫
    の皮膚、体液、液状絹及び絹糸腺の内、液状絹を抽出分
    離し、かつ親水性を有する溶媒を使用して、液状絹中に
    混入している結合水を除去した後、該液状絹を細長の隙
    間状のノズルから酸素を含有する空間に射出させること
    による蚕を原料とする不織布の製造方法
  2. 【請求項2】 最終段階の眠を終了した家蚕又は野蚕の
    幼虫を、該幼虫の身体の長さ方向に沿った細長い形状を
    有し、且つ先端が該幼虫の通過を遮断できる程度の大き
    さの穴を有するパイプに収納し、該パイプを高速度で回
    転させて、該幼虫から液状絹及び体液を突出させ、更に
    液状絹と体液とを分離し、かつ親水性を有する溶媒を使
    用して、液状絹中に混入している結合水を除去した後、
    液状絹を細長の隙間状のノズルから酸素を含有する空間
    に射出することによる不織布製造方法
  3. 【請求項3】 最終段階の眠を終了した家蚕又は野蚕の
    幼虫を圧殺し、これによる粘性状態物を構成する該幼虫
    の皮膚、体液及び液状絹及び絹糸腺の内、液状絹を抽出
    分離し、かつ親水性を有する溶媒を使用して、液状絹中
    に混入している結合水を除去した後、該液状絹を孔状の
    ノズルから酸素を含有する空間に射出させることによる
    蚕を原料とする糸の製造方法
  4. 【請求項4】 最終段階の眠を終了した家蚕又は野蚕の
    幼虫を、該幼虫の身体の長さ方向に沿った細長い形状を
    有し、且つ先端が該幼虫の通過を遮断できる程度の大き
    さの穴を有するパイプに収納し、該パイプを高速度で回
    転させて、該幼虫から液状絹及び体液を突出させ、更に
    液状絹と体液とを分離し、かつ親水性を有する溶媒を使
    用して、液状絹中に混入している結合水を除去した後、
    液状絹を孔状態のノズルから酸素を含有する空間に射出
    することによる糸製造方法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06264393A (ja) * 1993-03-10 1994-09-20 Shigenori Maeda 天蚕絹の不織布及び天蚕絹入り手漉和紙
WO2002072937A1 (fr) * 2001-03-14 2002-09-19 Japan As Represented By President Of Tokyo University Of Agriculture And Technology Tissu non tisse contenant une fibre ultra-fine de fibroine de soie et/ou de materiau similaire a la soie, et procede de fabrication correspondant
CN107185847A (zh) * 2017-06-22 2017-09-22 广西上林县斯尔顿丝绸有限公司 一种自动筛蛹装置

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