JPH06183798A - 掘削用セメントおよびそのスラリーの調製方法 - Google Patents

掘削用セメントおよびそのスラリーの調製方法

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JPH06183798A
JPH06183798A JP11227093A JP11227093A JPH06183798A JP H06183798 A JPH06183798 A JP H06183798A JP 11227093 A JP11227093 A JP 11227093A JP 11227093 A JP11227093 A JP 11227093A JP H06183798 A JPH06183798 A JP H06183798A
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plastic
powder
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Volkhart Rudert
フォルクハルト・ルデルト
Adalbert Hermann
アダルベルト・ヘルマン
Ruediger Oberste-Padtberg
レディゲル・オベルシュテパトベルグ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掘削中に穴の周囲を固定するため、低密度の
スラリーを用いて高圧縮応力かつ無孔性のセメントを形
成する。 【構成】 スラリーにプラスチック粉末を添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地面の掘削に利用する。
特に、ボーリングされた穴(以下「ボアホール」とい
う)の周囲を固定するためのセメントおよびその製造方
法に関する。このようなセメントは、水硬性バインダお
よび必要な場合には添加物および補助材により形成され
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ボーリング中にボアホールに
水および凝固する材料のスラリーを注入管で送り込み、
そのスラリーを再びボアホールと掘削ロッドとの間に上
昇させてそこで固化させることが行われている。スラリ
ーのリットルあたりの重量は、ボアホール内で受ける圧
力および安定性の条件に対応して調整される。一般に、
ボアホールが深くなるほどスラリーを重くしなければな
らない。しかし、静水圧を考えると、岩石が破砕する可
能性があるか、または既に破砕しているためスラリーが
しみ込むことができる場合には、スラリーはできるだけ
軽いことがよい。これは、例えば沖合でのボーリングの
ように、注入管を長く敷設して最初のセメント塗布を行
う場合に必要である。特に長い注入管(1km以上)を
用いてセメント塗布を行う場合には、内部圧力により管
の応力が限界状態となることがないように、軽いスラリ
ーを用いる必要がある。
【0003】このような技術的制限とは別に、場合によ
って、経済的な理由から、最初のスラリーとして軽量な
セメントスラリーを使用することがある。
【0004】地質の安定性が不十分な場合などには、ボ
アホールにセメント塗布するため、密度が1.7kg/
リットルより小さい軽量なスラリーが使用される。この
ようなスラリーは、ベントナイト、トラッス、ケイ藻土
(kieselguhr)、水ガラスその他をセメントおよび多量
の水に混入することにより形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ベントナイ
ト、トラッス、ケイ藻土、水ガラスなどの混入物は、強
度改善性も無孔性も低い欠点がある。水/セメント比が
高くならないように、ガラスまたはセラミックの中空ビ
ーズ(小球)のような材料を低粒子密度で加えることも
知られている(E.B.Nelson, WELL CEMENTING, Elsevier
1990, p.3-14 )。しかし、高価なために広く使用され
るには至っておらず、さらに、高い物理的応力の下では
ビーズが壊れてしまい、スラリーの体積あたりの重量を
小さくすることには寄与しなくなる欠点がある。
【0006】本発明は、低密度のスラリーを用いて高圧
縮応力かつ無孔性が得られる掘削用セメントおよびその
調製方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、1立方メート
ルのスラリーあたりプラスチック粉末を約50ないし8
00kg添加することを特徴とする。このプラスチック
粉末としては、粒径がほぼ2mm以下であり、硬質かつ
耐アルカリ性があり、充填材を実質的に含まず、固有の
最大静止ボアホール温度より少なくとも10℃高い温度
でしかその引っ張り強度が低下しないものを用いる。
【0008】このようなプラスチック粉末としては、ガ
ラス転移温度が固有の最大静止ボアホール温度より少な
くとも10℃高い硬質のアモルファス熱可塑性プラスチ
ック、部分的に結晶性でその結晶質の融点が固有の最大
静止ボアホール温度より少なくとも10℃高い熱可塑性
プラスチック、あるいは充填材を含まないかまたは低充
填であって分解温度が固有の最大静止ボアホール温度よ
り少なくとも10℃高い熱可塑性プラスチックを用いる
ことができる。
【0009】
【作用】本発明で用いるプラスチック粉末は、水に溶解
せず、ボアホール内の温度条件の下で軟化しない、また
は軟化しても粘着性のない程度のものだけが適してい
る。さらに、充填材を含まないかまたは充填率が小さ
く、純粋なプラスチックの固有の重さに実質的に対応し
て密度の低い(ほぼ1.1g/cm3 )プラスチックを
用いることにより、加工前のスラリーの密度を低く保つ
ことができる。使用時には、スラリーに多量の水を混入
して懸濁液とし、使用する場所に到着するまでそれを連
続的に攪拌する。このとき、ポンプによる流し込みが可
能な程度の粘性に調整する。このような状況では、低充
填のプラスチック粒子を使用しても、そのプラスチック
粒子が表面に浮くことはない。このスラリーは特に海水
領域での使用が可能であり、海水を混合水として利用で
きる。
【0010】このようにして、密度が1.7kg/リッ
トル以下のスラリーが得られる。このスラリーは、水硬
性結合を考慮すると十分な強度を実現できる。それと同
時に、細かく砕いた屑プラスチック、特に、純度が高い
わけでもなく通常は低充填である家庭ゴミから得られた
プラスチックを利用すると、低コストとなる。家庭ゴミ
から得られるプラスチックは、基本的にそのほぼ90%
までがポリプロピレンとポリエチレンであり、他にはポ
リスチエンを含んでいる。ポリプロピレンおよびポリエ
チレンは部分的に結晶性の熱可塑性プラスチックであ
り、ガラス転移温度Tg がTg <0℃であり、その利用
範囲はTg と結晶質の融点Tm との間の温度範囲であ
る。密度がほぼ1.40kg/リットルのスラリーは一
般に0.5以上の水/固形成分比で用いることができ、
密度がほぼ1.20kg/リットルのスラリーは0.3
5以上の水/固形成分比で用いられる。
【0011】ゴミからプラスチック粉末を得るには、溶
けて互いに融合したプラスチックゴミを細かく砕くこと
が簡単である。溶かして互いに融合させるために、プラ
スチックゴミをオートクレーブ処理し、約160ないし
220℃の水蒸気雰囲気中で、高い水吸収容量をもつ小
型、同型、多孔質のパックに形成することが特に適して
いる。溶かす前にまえもって細かく砕いておくことが便
利である。
【0012】特に粒子が混ざったプラスチック粉末を使
用する場合には、少なくとも90%の粒子が1mmより
小さいような粒径分布をもつことが望ましい。プラスチ
ックを細かく砕いても実際には微細な粉末はできないの
で、鉱物ダストおよびまたは鉱物粉、特に水晶粉または
フライアッシュを添加物とし、プラスチック粉末の重量
のほぼ20%まで添加することが便利である。
【0013】調製されたスラリーは、ほぼ200ないし
1200kg/m3 の水硬性バインダと、ほぼ50ない
し800kg/m3 のプラスチック粉末とを含むことが
できる。
【0014】水硬性バインダとしては、ポルトランドセ
メント、スラグセメント、高アルミナセメントその他の
セメント、または粉末にされた高炉スラグなどのセメン
ト代替品を用いることがよい。必要な場合には、これら
のセメントおよびセメント代替品の少なくとも二つを混
合して用いることができる。
【0015】通常は、プラスチック粉末に繊維を混入す
る必要はない。繊維を混入すると、必要な水が増加す
る。このような水の増加は繊維の縮充効果として説明さ
れ、隙間に過剰な水を含むことによって生じる。これに
より水/セメント比が高くなっても、本発明の利用分野
では十分な強度が達成される。しかし、プラスチック粉
末に繊維を混入するとしても、1.3kg/リットル以
下の重さのスラリーを得るためには、その混入量を10
重量%以下、さらには5重量%以下にしなければならな
い。
【0016】ただし、利用形態によっては、プラスチッ
ク粉末にほぼ25重量%というような多量の繊維を混入
することもできる。例えば、環状のセメント塗布の間に
スラリーが失われるような地層の割れ目や地層線を封止
するときに、繊維を多量に混入したものを使用する。
【0017】水硬性バインダに必要な水を削減するた
め、希釈剤を添加することもできる。プラスチック粉末
の水に対する濡れ性を増加させるため、親水基および疎
水基をもつ表面活性剤などを添加することもできる。こ
のようにすると、均質な懸濁液が得られ、水の必要度が
均一になる。
【0018】さらに、硬化調整剤、ガス透過性を削減す
るための添加剤(例えばラテックス懸濁液)、含みうる
水分量を調整するための添加剤などをさらに添加するこ
ともできる。
【0019】プラスチック粉末を水硬性バインダおよび
他の添加物さらには補助剤と共に乾燥した混合物として
形成しておくこともできるが、スラリー調製時に混合す
ることもできる。
【0020】
【実施例】
〔実施例1〕北海(the North Sea )の海底において高
い初期強度が得られるような、軽量のスラリーを調製し
た。このスラリーは、密度が1.6kg/リットルであ
り、1m3 あたり、ポルトランドセメントPZ55(ド
イツ工業規格DIN1164)を800kg、海水を4
40kg、プラスチック粉末を214kg、希釈剤を3
kg、発泡抑制剤を0.3kg含む。プラスチック粉末
としては、ポリプロピレン45%、ポリエチレン45
%、ポリスチレン10%のものであり、粒径分布は1m
mから2mmのものが90%、必要な水が150%のも
のを用いた。10℃においてほぼ2MPaの初期強度
が、12時間後およびその後の最終強度では25MPa
になった。
【0021】必要な水の量の決定は次のように行った。
まず、対象材料を0.1gの精度で10.0g秤量し、
それを一定量ずつ湿式折り返しフィルタに置いて塩分を
除いた水100ミリリットルをサンプルに注いだ。過剰
な水がフィルタを通って流れ、それを100ミリリット
ルの測定シリンダで受けた。不活性の材料の場合には濾
過液がフィルタ内を何度も通過するが、その量は変化せ
ずに100ミリリットルである。濾過液の体積減少を読
み取って10倍し、それを必要な水の量の百分率とし
た。
【0022】〔実施例2〕密度が1.3kg/リットル
の軽量なスラリーを調製した。このスラリーは、1m3
あたり、セメントAPI10クラスGを500kg、実
施例1と同等のプラスチック粉末を313kg、真水を
500kg、希釈剤を1.3kg、発泡抑制剤を0.2
5kg含む。この結果、100℃までの温度範囲でほぼ
7MPaの強度が得られた。
【0023】図1はスラリーの密度と圧縮強度との関係
を示す図であり、縦軸は一軸性の圧縮強度を表し、横軸
はスラリーの密度を表す。この図は100℃以下の温度
での最終強度を表す。曲線A、Bは比較例であり、曲線
Aは25%のトラッスを添加して密度を小さくしたスラ
リーによるもの、曲線Bはガラス中空ビーズを添加して
密度を小さくしたスラリーによるものである。曲線Cは
本発明によるものであり、プラスチック粉末を添加して
密度を小さくしたスラリーによるものである。調査した
密度範囲において、公知の掘削用セメントと比較して明
らかに強度が増加している。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の掘削用セ
メントおよびそのスラリーの調製方法は、低密度のスラ
リーを用いて高圧縮応力かつ無孔性のセメントが得られ
る。スラリーの密度が低いので、長い注入管を用いた場
合でもセメントを送り込むことができ、掘削されたボア
ホールの周囲を安定化することができる。また、原料が
安価であり、しかも家庭ゴミに含まれるプラスチックを
使用する場合には省資源の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】スラリーの密度と圧縮強度との関係を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 16:04 2102−4G 18:20) 2102−4G (71)出願人 591275621 ジコワ・フェルファーレン・シュテクニ ク・フュール・バウシュトッフェ・ゲゼル シャフト・ミット・ベルシュレンクテル・ ハフツング・ウント・コンパニ・コマンデ ット・ゲゼルシャフト SICOWA VERFAHRENSTE CHNIK FUER BAUSTOFF E GESELLSCHAFT MIT BESCHRANKTER HAFTUN G COMPAGNIE KOMMAND ITGESLLSHAFT ドイツ連邦共和国デー5100アーヘン・ハン デルヴェーク17番地 (72)発明者 フォルクハルト・ルデルト ドイツ連邦共和国デー6501シュタデッケ ン・シュベルトストラッセ12番地アー (72)発明者 アダルベルト・ヘルマン ドイツ連邦共和国デー4540レンゲリッヒ・ ベルリネルストラッセ11番地 (72)発明者 レディゲル・オベルシュテパトベルグ ドイツ連邦共和国デー5600ヴベルタル1・ アムエリザベトハイム39番地アー

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水硬性バインダを成分として含む掘削用
    セメントにおいて、 1立方メートルのスラリーあたり50ないし800kg
    のプラスチック粉末を含み、 このプラスチック粉末は、硬質かつ耐アルカリ性のある
    粒径が2mm以下の粒子で構成され、充填材を実質的に
    含まず、掘削における固有の最大静止ボアホール温度よ
    り少なくとも10℃高い温度にならないかぎり引っ張り
    強度が大きく低下しない粉末であることを特徴とする掘
    削用セメント。
  2. 【請求項2】 上記プラスチック粉末は混合粒子で構成
    された請求項1記載の掘削用セメント。
  3. 【請求項3】 上記プラスチック粉末は1mm以下の粒
    子を少なくとも90%含む粒径分布を有する請求項1ま
    たは2記載の掘削用セメント。
  4. 【請求項4】 上記プラスチック粉末は細かく砕かれた
    屑プラスチックを含む請求項1ないし3のいずれか記載
    の掘削用セメント。
  5. 【請求項5】 上記プラスチック粉末は家庭ゴミから得
    られたプラスチックにより形成された請求項4記載の掘
    削用セメント。
  6. 【請求項6】 鉱物ダストおよびまたは鉱物粉を補助剤
    として上記プラスチック粉末の20%程度まで含む請求
    項1ないし5のいずれか記載の掘削用セメント。
  7. 【請求項7】 上記水硬性バセインダはポルトランドセ
    メント、スラグセメントおよび高アルミナセメントのい
    ずれか一以上を含む請求項1ないし6のいずれか記載の
    掘削用セメント。
  8. 【請求項8】 上記プラスチック粉末の重量に対して1
    0%重量以下の繊維を含む請求項1ないし7のいずれか
    記載の掘削用セメント。
  9. 【請求項9】 上記プラスチック粉末の重量に対して5
    %重量以下の繊維を含む請求項8記載の掘削用セメン
    ト。
  10. 【請求項10】 上記プラスチック粉末の重量に対して
    25%重量以下の繊維を含む請求項1ないし7のいずれ
    か記載の掘削用セメント。
  11. 【請求項11】 上記水硬性バセインダはセメント代替
    品を含む請求項1ないし10のいずれか記載の掘削用セ
    メント。
  12. 【請求項12】 セメント代替品は粉末にされた高炉ス
    ラグを含む請求項11記載の掘削用セメント。
  13. 【請求項13】 水および水硬性バインダに必要な添加
    物および補助材料を添加して掘削用セメントのスラリー
    を調製する方法において、 硬質かつ耐アルカリ性のある粒径が2mm以下の粒子で
    構成され、充填材を実質的に含まず、掘削における固有
    の最大静止ボアホール温度より少なくとも10℃高い温
    度にならないかぎり引っ張り強度が大きく低下しないプ
    ラスチック粉末を1立方メートルのスラリーあたり50
    ないし800kg混入し、密度が1.7kg/リットル
    のスラリーを生成することを特徴とする掘削用セメント
    のスラリーの調製方法。
  14. 【請求項14】 希釈剤を添加する請求項13記載の調
    製方法。
  15. 【請求項15】 上記プラスチック粉末の水に対する濡
    れ性を増加させるための添加剤を添加する請求項13ま
    たは14記載の調製方法。
  16. 【請求項16】 上記プラスチック粉末として混合粒子
    を使用する請求項13ないし15のいずれか記載の調製
    方法。
  17. 【請求項17】 上記プラスチック粉末として少なくと
    も90%の粒子が1mm以下の粒径のものを使用する請
    求項13ないし16記載の調製方法。
  18. 【請求項18】 上記プラスチック粉末として屑プラス
    チックを細かく砕いたものを使用する請求項13ないし
    17のいずれか記載の調製方法。
  19. 【請求項19】 上記プラスチック粉末として家庭ゴミ
    から得られたプラスチックを使用する請求項18記載の
    調製方法。
  20. 【請求項20】 鉱物ダストおよびまたは鉱物粉を補助
    剤として上記プラスチック粉末の20%程度まで添加す
    る請求項13ないし19のいずれか記載の調製方法。
  21. 【請求項21】 上記水硬性バインダとしてポルトラン
    ドセメント、スラグセメントおよび高アルミナセメント
    のいずれか一以上を使用する請求項13ないし20のい
    ずれか記載の調製方法。
  22. 【請求項22】 上記プラスチック粉末の重量に対して
    10%重量以下の繊維を混入する請求項13ないし21
    のいずれか記載の調製方法。
  23. 【請求項23】 上記プラスチック粉末の重量に対して
    5%重量以下の繊維を混入する請求項22記載の調製方
    法。
  24. 【請求項24】 上記プラスチック粉末の重量に対して
    25%重量以下の繊維を混入する請求項13ないし21
    のいずれか記載の調製方法。
  25. 【請求項25】 上記水硬性バセインダとしてセメント
    代替品を用いる請求項13ないし24のいずれか記載の
    調製方法。
  26. 【請求項26】 上記セメント代替品として粉末にされ
    た高炉スラグを用いる請求項25記載の調製方法。
JP11227093A 1992-04-14 1993-04-14 掘削用セメントおよびそのスラリーの調製方法 Pending JPH06183798A (ja)

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DE4302737.7 1993-02-01
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