JPH0618330Y2 - 溶接部観察スコープ - Google Patents

溶接部観察スコープ

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JPH0618330Y2
JPH0618330Y2 JP13825888U JP13825888U JPH0618330Y2 JP H0618330 Y2 JPH0618330 Y2 JP H0618330Y2 JP 13825888 U JP13825888 U JP 13825888U JP 13825888 U JP13825888 U JP 13825888U JP H0618330 Y2 JPH0618330 Y2 JP H0618330Y2
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JP
Japan
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pipe
tip
cooling
optical fiber
welding
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JP13825888U
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JPH0258719U (ja
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昌浩 三浦
裕 鍛治川
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電線・ケーブルの保護パイプ等を長手方向に
溶接する工程に於て、シームラインの溶接状況観察等に
用いられる溶接部観察スコープに関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
一般に、被溶接パイプのシームラインの溶接状況の観察
は、投影機を用いて行われることが多い。
ところが、上記溶接部付近は狭隘な箇所であり、対物部
を接近させることが至難であり、微妙なアーク溶接電極
位置を正確に観察できなかった。
本考案は、上記問題点を解決した溶接部観察スコープを
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の溶接部観察スコー
プに置いては、造管用ロール群の最終ロールと、アーク
溶接の金属電極との間に於いて、走行中の被溶接パイプ
に接近して上流側から金属電極の先端を見る側視プリズ
ムを内有した細径突出部と、光ファイバの先端部が固着
されると共に、該光ファイバの先端部を冷却する冷却流
体のための冷却流路を備え、上記細径突出部よりも横断
面が十分に大きい対物部本体と、をもって対物部を構成
し、該対物部の上記冷却流路に連通連結される冷却配管
を設けたものである。
〔作用〕
細径突出部を、造管用最終ロールと金属電極との間の空
間に於て横方向から走行中の被溶接パイプに接近させ、
側視プリズムを通して、被溶接パイプの溶接部及びその
近傍部から発する光を光ファイバの先端部へ入光させる
ことが出来る。また、このとき光ファイバの先端部か特
に加熱されるが、冷却流路内を流れる冷却流体によって
冷却されるので、該先端部は加熱されることなく、損傷
等も生じない。また、溶接直前のパイプのシームライン
を上流側から観察できる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第3図と第
4図に於いて、本考案に係る溶接部観察スコープ13は、
細径突出部6及び対物部本体10をもって構成される対物
部11と、上記対物部本体10に先端部8が固着されてなる
光ファイバ7と、を備えている。また、光ファイバ7の
基端部15は接眼部14に接続され、さらに、上記対物部11
には、供給管16及び排出管17からなる冷却配管12の夫々
一端が取付けられている。
光ファイバ7として、多成分バンドルファイバが好適で
あり、具体的には、ファイバ素線を自由状態で可撓管に
挿通内有させると共にこれらの両端に夫々角筒状金具19
を外嵌固着したものである。43は光ファイバ7が挿通さ
れたステンレス製等の可撓管である。
上記細径突出部6は、先端部材18に突設した小径部をも
って構成しており、この細径突出部6内には三角断面の
側視プリズム5が設けられている。20は耐熱ガラス等の
透明板からなる透明小窓であり、ここから入光した外部
光Lは、プリズム5で曲げられ基端側の方向へ進み、光
ファイバ7にその先端面42から入光する。
次に、上記対物部本体10は、先端部材18と、雌ネジ部材
21を介して先端部材18が固着される外筒部材22と、該外
筒部材22の内周面に摺動可能に嵌合された内筒部材23
と、該内筒部材23と共にファイバ挿通孔24を形成する保
持部材25と、該保持部材25の外周部に設けられるピント
調節ダイヤル26及び回転調節グリップ27と、を備えてい
る。9は光ファイバ先端部8を冷却する水等の冷却流体
のための冷却流路であって、該冷却流路9は、先端部材
18に内有された冷却筒36の外周部に形成され、供給管16
及び排出管17と連通連結している。39,39はこの連通連
結のためのチューブコネクタ等の連結具である。光ファ
イバ7の先端部8は、冷却筒36の孔37に挿通すると共
に、金具19が接着等により固着されたホルダ38を冷却筒
36に取付けることによって、固定される。なお、冷却筒
36は内筒部材23に固着されている。
ピント調節を行うには、ダイヤル26を回動して鍔状部材
28を螺進退させ、光ファイバ7の先端部8を軸心方向に
移動させればよい。また、側視プリズム5の方向を外部
光Lの方向に対応させるには、回転調整グリップ27と保
持部材25のグリップ部29とを相対回転させることによっ
て行う。
この対物部11全体を他部材に取付け・固定するには、外
筒部材22の外周部に設けたブラケット30及びこれに付設
したボルト等の固着具31を用いて行う。
一般に、金属帯板からパイプを製造する工程は、第6図
に示すように、帯板供給40・洗浄乾燥・スリット加工・
造管32・溶接33・シンキング又はコルゲート・検査・巻
取41等の各工程からなり、本考案の溶接部観察スコープ
13は、上記溶接工程33の直前位置に設けられる。即ち、
上記各工程中、造管工程32に於いては、各種の造管用ロ
ール群の間を通る間に、帯板は徐々に横断面円環状に曲
げ加工され、第1図と第2図に示すように、造管用ロー
ル群の上下一対の最終ロール1,1と、アーク溶接の金
属電極2との間に配設される。具体的には、対物部11の
細径突出部6を、被溶接パイプ3の搬送路上に於いて、
走行方向Bに対し直角方向に突出させると共に、走行す
る被溶接パイプ3に接近させるように配設したものであ
る。細径突出部6を金属電極2の上流側に配置すること
により、小窓20を通してプリズム5に入光した光は、金
属電極2の先端4を含む所定角度θの範囲を観察するこ
とが出来る。図例は、アルゴンアーク溶接の場合を示す
ものであり、第2図と第5図に示すように、金属電極2
の先端4が被溶接パイプ3のシームライン34の真上にあ
るか否かを明確に観察出来、造管ロール群から送られて
来る被溶接パイプ3が左右に僅かに捩れた場合には、こ
れを明確に検知出来る。仮に、溶接部の下流側から見た
場合には、シームライン34が溶融状態で幅が拡大し、か
つ強く光るために正確な中心位置が判り難く、金属電極
との左右の位置づれを観察出来ない。これに対して、本
考案では観察可能となる。これによって、直ちに金属電
極2の位置を修正することが可能である。また、溶接時
の溶融状態を観察出来る。これによってピンホール等の
溶接欠陥を防止出来る。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
側視プリズム5を内有した細径突出部6を、被溶接
パイプ3に対し直角方向に突出状として配置することに
より、造管用ロール群の最終ロール1と、アーク溶接の
金属電極2との間のような、空間的に非常に制限された
狭隘な場所から溶接部を観察することが出来る。
被溶接パイプ3の捩れに伴うシームライン34の左右
の振れを、溶接工程33の上流側から確実に観察出来て、
溶接不良の発生を未然に防止出来る。
被溶接パイプ3の上流側から溶融状態を観察出来る
ので、最適の溶接状態に制御がしやすくなり、ピンホー
ル等の溶接欠陥を防止出来る。
光ファイバ7の先端部8を冷却することによって、
光ファイバ7の先端面がアーク溶接熱により加熱、損傷
するのを防止出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は使用方法を示す拡大断面側面図、第2図は一部
省略した平面図、第3図は本考案に係る溶接部観察スコ
ープの全体図、第4図は対物部の縦断面図、第5図は側
視プリズムを通して見える被観察部の拡大斜視図、第6
図はパイプの簡略の製造工程を示す説明図である。 1……最終ロール、2……金属電極、3……被溶接パイ
プ、4……先端、5……側視プリズム、6……細径突出
部、7……光ファイバ、8……先端部、9……冷却流
路、10……対物部本体、11……対物部、12……冷却配
管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】造管用ロール群の最終ロール1と、アーク
    溶接の金属電極2との間に於いて、走行中の被溶接パイ
    プ3に接近して上流側から上記金属電極2の先端4を見
    る側視プリズム5を内有した細径突出部6と、 光ファイバ7の先端部8が固着されると共に、該光ファ
    イバ7の先端部8を冷却する冷却流体のための冷却流路
    9を備え、上記細径突出部6よりも横断面が十分に大き
    い対物部本体10と、 をもって対物部11を構成し、 該対物部11の上記冷却流路9に連通連結される冷却配管
    12を設けたことを特徴とする溶接部観察スコープ。
JP13825888U 1988-10-24 1988-10-24 溶接部観察スコープ Expired - Lifetime JPH0618330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13825888U JPH0618330Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 溶接部観察スコープ

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JP13825888U JPH0618330Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 溶接部観察スコープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0258719U JPH0258719U (ja) 1990-04-26
JPH0618330Y2 true JPH0618330Y2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=31400430

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