JPH06182908A - 製袋装置 - Google Patents
製袋装置Info
- Publication number
- JPH06182908A JPH06182908A JP4209381A JP20938192A JPH06182908A JP H06182908 A JPH06182908 A JP H06182908A JP 4209381 A JP4209381 A JP 4209381A JP 20938192 A JP20938192 A JP 20938192A JP H06182908 A JPH06182908 A JP H06182908A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- bag
- sealed
- cut
- corner
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 包装袋を製造する際、カットした部分に突出
段差等が生じないようにすることを目的とする。 【構成】 原反ロールからフィルムを繰出し間歇的に定
量づつ搬送するフィルム搬送手段と、同フィルム搬送手
段によって搬送されるフィルムの長手方向に対する左右
の部分を重ね合わせる重ね合わせ手段と、重ね合わせた
フィルムの折り曲げ部分を接着する底部シール手段と、
折り曲げ部分が接着されたフィルムの長手方向に一定間
隔離れた位置を接着させるサイドシール手段と、底部シ
ール及びサイドシールされたフィルムをそのサイドシー
ル部から切離すサイドカットと、袋コーナ部を成形する
コーナカットとを同時に行い、一定幅寸法の袋に成形す
るカッター手段などで構成されたことを特徴とする製袋
装置。
段差等が生じないようにすることを目的とする。 【構成】 原反ロールからフィルムを繰出し間歇的に定
量づつ搬送するフィルム搬送手段と、同フィルム搬送手
段によって搬送されるフィルムの長手方向に対する左右
の部分を重ね合わせる重ね合わせ手段と、重ね合わせた
フィルムの折り曲げ部分を接着する底部シール手段と、
折り曲げ部分が接着されたフィルムの長手方向に一定間
隔離れた位置を接着させるサイドシール手段と、底部シ
ール及びサイドシールされたフィルムをそのサイドシー
ル部から切離すサイドカットと、袋コーナ部を成形する
コーナカットとを同時に行い、一定幅寸法の袋に成形す
るカッター手段などで構成されたことを特徴とする製袋
装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動包装機に使用される
包装袋を製造する製袋装置に関する。
包装袋を製造する製袋装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は一般的な包装袋の製袋システムを
示したもので、図示するように原反ロールに巻かれてい
るフィルム１′を複数のガイドルール２を介して間歇的
に一定長さづつ搬送し、これを三角板３により折り曲げ
て、長手方向に左右の部分を重ね合わせ、その折り曲げ
た部分を底部シール装置（ヒートシール装置）４、５で
接着し、次いでその一定間隔離れた位置をサイドシール
装置（ヒートシール装置）６、７で接着した後、サイド
シールしたフィルム１′の両端縁部（成形袋のコーナ
部）をコーナカット装置８ａ′，８ｂ′でコーナカット
し、次いでサイドカット装置１１ａ′、１１ｂ′でフィ
ルム１′をサイドシール部より切離し、上部に開口部を
有する成形袋１０が完成する。尚この製袋システムは、
製袋メーカに設置されて専ら製袋のみを行う場合と、包
装機に直結して設置され、製袋と充填物の充填・包装を
同じ場所で連続して行う場合とがある。
示したもので、図示するように原反ロールに巻かれてい
るフィルム１′を複数のガイドルール２を介して間歇的
に一定長さづつ搬送し、これを三角板３により折り曲げ
て、長手方向に左右の部分を重ね合わせ、その折り曲げ
た部分を底部シール装置（ヒートシール装置）４、５で
接着し、次いでその一定間隔離れた位置をサイドシール
装置（ヒートシール装置）６、７で接着した後、サイド
シールしたフィルム１′の両端縁部（成形袋のコーナ
部）をコーナカット装置８ａ′，８ｂ′でコーナカット
し、次いでサイドカット装置１１ａ′、１１ｂ′でフィ
ルム１′をサイドシール部より切離し、上部に開口部を
有する成形袋１０が完成する。尚この製袋システムは、
製袋メーカに設置されて専ら製袋のみを行う場合と、包
装機に直結して設置され、製袋と充填物の充填・包装を
同じ場所で連続して行う場合とがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図４及び図５は前記製
袋システムの従来のカット工程を示したものである。図
示するように、従来は底部シール及びサイドシールされ
たフィルム１′を、先づコーナカット装置８ａ′、８
ｂ′で両端縁部をコーナカットし、これを送りローラ９
を介して一定距離だけ繰出した後、サイドカット装置１
１ａ′、１１ｂ′でサイドシール部をカットして切離
し、成形袋１０を完成させるようになっている。
袋システムの従来のカット工程を示したものである。図
示するように、従来は底部シール及びサイドシールされ
たフィルム１′を、先づコーナカット装置８ａ′、８
ｂ′で両端縁部をコーナカットし、これを送りローラ９
を介して一定距離だけ繰出した後、サイドカット装置１
１ａ′、１１ｂ′でサイドシール部をカットして切離
し、成形袋１０を完成させるようになっている。
【０００４】従って、送りローラ９による繰出し距離に
僅かでも誤差が出ると、コーナカット部とサイドカット
部とにずれが生じる結果、図６に示すように成形袋１０
には突出段差１０ａが出来る。この突出段差１０ａによ
り袋１０の外観が著しく損なわれるだけでなく、作業中
に作業員の指等を傷付けることもあり、出荷前或いは使
用前には人手によってこの突出段差１０ａを除去する作
業が必要となるなどの欠点があった。
僅かでも誤差が出ると、コーナカット部とサイドカット
部とにずれが生じる結果、図６に示すように成形袋１０
には突出段差１０ａが出来る。この突出段差１０ａによ
り袋１０の外観が著しく損なわれるだけでなく、作業中
に作業員の指等を傷付けることもあり、出荷前或いは使
用前には人手によってこの突出段差１０ａを除去する作
業が必要となるなどの欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
せんとするものであって、原反ロールからフィルムを繰
出し間歇的に定量づつ搬送するフィルム搬送手段と、同
フィルム搬送手段によって搬送されるフィルムの長手方
向に対する左右の部分を重ね合わせる重ね合わせ手段
と、重ね合わせたフィルムの折り曲げ部分を接着する底
部シール手段と、折り曲げ部分が接着されたフィルムの
長手方向に一定間隔離れた位置を接着させるサイドシー
ル手段と、底部シール及びサイドシールされたフィルム
をそのサイドシール部から切離すサイドカットと袋コー
ナ部を成形するコーナカットとを同時に行い、一定幅寸
法の袋に成形するカッター手段等で構成されたことを特
徴とする。
せんとするものであって、原反ロールからフィルムを繰
出し間歇的に定量づつ搬送するフィルム搬送手段と、同
フィルム搬送手段によって搬送されるフィルムの長手方
向に対する左右の部分を重ね合わせる重ね合わせ手段
と、重ね合わせたフィルムの折り曲げ部分を接着する底
部シール手段と、折り曲げ部分が接着されたフィルムの
長手方向に一定間隔離れた位置を接着させるサイドシー
ル手段と、底部シール及びサイドシールされたフィルム
をそのサイドシール部から切離すサイドカットと袋コー
ナ部を成形するコーナカットとを同時に行い、一定幅寸
法の袋に成形するカッター手段等で構成されたことを特
徴とする。
【０００６】
【作用】本発明の製袋装置は、サイドカットとコーナカ
ットを同時に行うことの出来るカッター手段を備えてい
るので、底部シール及びサイドシールされたフィルムに
対して、サイドシール部から切離すサイドカットと、袋
コーナ部を成形するコーナカットとが同時に行われ、突
出段差のない成形袋が完成する。
ットを同時に行うことの出来るカッター手段を備えてい
るので、底部シール及びサイドシールされたフィルムに
対して、サイドシール部から切離すサイドカットと、袋
コーナ部を成形するコーナカットとが同時に行われ、突
出段差のない成形袋が完成する。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図面によって説明する。本
考案は製袋システムに於けるカット工程の改良に係わ
り、その要部構成を図１及び図２に示す。図示するよう
に本発明は、前出図３に示すコーナカット工程とサイド
カット工程を、一組の分離カッター８ａ、８ｂで同時に
行うようにしたもので、その他の構成は図３と同様であ
る。即ち送りローラ９、９の後方には、底部シール及び
サイドシールされたフィルム１′をサイドシール部１′
ｂより切離すサイドカット部８ｄ、及び成形後の袋のコ
ーナ部を成形するコーナカット部８ｃよりなる一組の分
離カッター８ａ、８ｂが設置されている。
考案は製袋システムに於けるカット工程の改良に係わ
り、その要部構成を図１及び図２に示す。図示するよう
に本発明は、前出図３に示すコーナカット工程とサイド
カット工程を、一組の分離カッター８ａ、８ｂで同時に
行うようにしたもので、その他の構成は図３と同様であ
る。即ち送りローラ９、９の後方には、底部シール及び
サイドシールされたフィルム１′をサイドシール部１′
ｂより切離すサイドカット部８ｄ、及び成形後の袋のコ
ーナ部を成形するコーナカット部８ｃよりなる一組の分
離カッター８ａ、８ｂが設置されている。
【０００８】次に、本発明の作用を説明する。原反ロー
ルに巻かれているフィルム１は、複数のガイドロール２
を介して間歇的に一定長さづつ繰出され、三角板３によ
り折り曲げられて長手方向に左右部分を重ね合わされた
後、その折り曲げ部分即ち成形袋の底となる部分を底部
シール装置４、５で接着（ヒートシール）され、次いで
その一定間隔離れた位置をサイドシール装置６、７で接
着される。
ルに巻かれているフィルム１は、複数のガイドロール２
を介して間歇的に一定長さづつ繰出され、三角板３によ
り折り曲げられて長手方向に左右部分を重ね合わされた
後、その折り曲げ部分即ち成形袋の底となる部分を底部
シール装置４、５で接着（ヒートシール）され、次いで
その一定間隔離れた位置をサイドシール装置６、７で接
着される。
【０００９】こうして底部シール、サイドシールされた
フィルム１′は、この後送りローラ９によって一定ピッ
チだけ繰出され、分離カッター８ａ、８ｂのサイドカッ
ト部８ｄにより前記サイドシール部１′ｂの中央を切
断、切離されるが、この時カッターのコーナカット部８
ｃによりコーナ部が同時にカット・成形され、かくして
一度のカット動作によって成形袋１０が完成する。
フィルム１′は、この後送りローラ９によって一定ピッ
チだけ繰出され、分離カッター８ａ、８ｂのサイドカッ
ト部８ｄにより前記サイドシール部１′ｂの中央を切
断、切離されるが、この時カッターのコーナカット部８
ｃによりコーナ部が同時にカット・成形され、かくして
一度のカット動作によって成形袋１０が完成する。
【００１０】このように、本カット工程ではコーナカッ
ト工程とサイドカット工程を一組のカッター手段によっ
て一度に行うので、送りローラ９によるノーピッチ繰出
し距離に多少の誤差があっても、袋１０には突出段差が
生ずることがなく、美麗に切断されるようになる。
ト工程とサイドカット工程を一組のカッター手段によっ
て一度に行うので、送りローラ９によるノーピッチ繰出
し距離に多少の誤差があっても、袋１０には突出段差が
生ずることがなく、美麗に切断されるようになる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製袋装置
はサイドカットとコーナカットを同時に行うことの出来
るカッター手段を備えているので、底部シール及びサイ
ドシールされたフィルムに対して、サイドシール部から
切離すサイドカットと袋コーナ部を成形するコーナカッ
トとを一度のカット動作で同時に行うことが出来るよう
になり、従ってフィルムに対する１ピッチ繰出し距離に
多少の誤差がある場合でも、袋には従来のように突出段
差が生ずることがなくなり、常に正常な成形袋が製造さ
れるようになるという効果がある。
はサイドカットとコーナカットを同時に行うことの出来
るカッター手段を備えているので、底部シール及びサイ
ドシールされたフィルムに対して、サイドシール部から
切離すサイドカットと袋コーナ部を成形するコーナカッ
トとを一度のカット動作で同時に行うことが出来るよう
になり、従ってフィルムに対する１ピッチ繰出し距離に
多少の誤差がある場合でも、袋には従来のように突出段
差が生ずることがなくなり、常に正常な成形袋が製造さ
れるようになるという効果がある。
【図１】本発明のカット工程の要部を示す側面図であ
る。
る。
【図２】本発明のカット工程の要部を示す平面図であ
る。
る。
【図３】本発明が適用される製袋システムの概要を示す
図である。
図である。
【図４】従来のカット工程を示す平面図である。
【図５】上記の側面図である。
【図６】従来方法による成形袋を示す図である。
１ フィルム ２ ガイドローラ ３ 三角板 ４、５ 底部シール装置 ５、７ サイドシール装置 ９ 送りローラ １０ 成形袋
Claims (1)
- 【請求項１】 原反ロールからフィルムを繰出し間歇的
に定量づつ搬送するフィルム搬送手段と、同フィルム搬
送手段によって搬送されるフィルムの長手方向に対する
左右の部分を重ね合わせる重ね合わせ手段と、重ね合わ
せたフィルムの折り曲げ部分を接着する底部シール手段
と、折り曲げ部分が接着されたフィルムの長手方向に一
定間隔離れた位置を接着させるサイドシール手段と、底
部シール及びサイドシールされたフィルムをそのサイド
シール部から切離すサイドカットと、袋コーナ部を成形
するコーナカットとを同時に行い、一定幅寸法の袋に成
形するカッター手段などで構成されたことを特徴とする
製袋装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4209381A JPH06182908A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 製袋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4209381A JPH06182908A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 製袋装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06182908A true JPH06182908A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=16571976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4209381A Withdrawn JPH06182908A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 製袋装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06182908A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000058957A (ko) * | 2000-07-06 | 2000-10-05 | 문명국 | 종이봉투의 제조장치 및 그 물품 |
| KR20170133496A (ko) * | 2015-05-06 | 2017-12-05 | 더 프록터 앤드 갬블 캄파니 | 거싯을 가진 가요성 용기를 형성하는 방법 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP4209381A patent/JPH06182908A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000058957A (ko) * | 2000-07-06 | 2000-10-05 | 문명국 | 종이봉투의 제조장치 및 그 물품 |
| KR20170133496A (ko) * | 2015-05-06 | 2017-12-05 | 더 프록터 앤드 갬블 캄파니 | 거싯을 가진 가요성 용기를 형성하는 방법 |
| JP2018514421A (ja) * | 2015-05-06 | 2018-06-07 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | ガセットを有する可撓性容器の形成方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |