JPH06182677A - 天井穴あけ機 - Google Patents
天井穴あけ機Info
- Publication number
- JPH06182677A JPH06182677A JP34051092A JP34051092A JPH06182677A JP H06182677 A JPH06182677 A JP H06182677A JP 34051092 A JP34051092 A JP 34051092A JP 34051092 A JP34051092 A JP 34051092A JP H06182677 A JPH06182677 A JP H06182677A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hammer drill
- ceiling
- drilling
- drill
- moving device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井コンクリートの穴あけ作業を確実、容易
で汚れないようにする。 【構成】 移動車にハンマードリル2を載せ、これを進
退移動させる移動装置3によるハンマードリル2の移動
量を設定器4により設定し、ハンマードリル2が天井コ
ンクリート5に当接した移動装置3の位置を圧力スイッ
チ6により検知し、圧力スイッチ6によるハンマードリ
ル2の当接位置から設定器4によるハンマードリル2の
設定移動量を検知して、ハンマードリル2及び移動装置
3の少なくとも一方を深度計7により停止させる。
で汚れないようにする。 【構成】 移動車にハンマードリル2を載せ、これを進
退移動させる移動装置3によるハンマードリル2の移動
量を設定器4により設定し、ハンマードリル2が天井コ
ンクリート5に当接した移動装置3の位置を圧力スイッ
チ6により検知し、圧力スイッチ6によるハンマードリ
ル2の当接位置から設定器4によるハンマードリル2の
設定移動量を検知して、ハンマードリル2及び移動装置
3の少なくとも一方を深度計7により停止させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井コンクリート等に
天井吊り金具などを設置するための穴をあける天井穴あ
け機に関する。
天井吊り金具などを設置するための穴をあける天井穴あ
け機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井穴あけ機は、ハンマードリル
に1.0 〜1.5 m程度のシャフトを取り付け、更にそのシ
ャフトの先端に穴あけ用のキリを取り付けたものであ
る。作業者は、この天井穴あけ機をかついで、天井コン
クリート等に穴あけの位置を示す印にキリの先端を当
て、ハンマードリルを作動させ、穴をあけていた。そし
て、穴の深さは、キリに深さ寸法を示すテープを貼り、
作業者が穴をあけながらそのテープを見ることにより目
測により決めていた。
に1.0 〜1.5 m程度のシャフトを取り付け、更にそのシ
ャフトの先端に穴あけ用のキリを取り付けたものであ
る。作業者は、この天井穴あけ機をかついで、天井コン
クリート等に穴あけの位置を示す印にキリの先端を当
て、ハンマードリルを作動させ、穴をあけていた。そし
て、穴の深さは、キリに深さ寸法を示すテープを貼り、
作業者が穴をあけながらそのテープを見ることにより目
測により決めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような天井穴あけ機では、まず、作業者がかついで作業
を行わなければならず、穴あけの位置決めは、無論のこ
と、穴の深さまで作業者が上を見て作業をしなければな
らないから、常時上方を見て作業することになる。加え
て、作業者は、穴の真下に位置して作業を行なう必要が
あるから、穴あけクズが直接作業者に落下することにな
り体が汚れるから、この穴あけ作業は、作業者が非常に
嫌らうものとなっている。
ような天井穴あけ機では、まず、作業者がかついで作業
を行わなければならず、穴あけの位置決めは、無論のこ
と、穴の深さまで作業者が上を見て作業をしなければな
らないから、常時上方を見て作業することになる。加え
て、作業者は、穴の真下に位置して作業を行なう必要が
あるから、穴あけクズが直接作業者に落下することにな
り体が汚れるから、この穴あけ作業は、作業者が非常に
嫌らうものとなっている。
【0004】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、作業者がかついで作業を行なう必要がなく、
穴あけの位置決め以外は上方を見る必要もなく、しか
も、穴あけクズが作業者に直接落下することがない天井
穴あけ機を提供することを課題とする。
たもので、作業者がかついで作業を行なう必要がなく、
穴あけの位置決め以外は上方を見る必要もなく、しか
も、穴あけクズが作業者に直接落下することがない天井
穴あけ機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の天井穴あけ機は、穴あけ用のハンマードリ
ルを移動車に載置し、該ハンマードリルに天井高さに届
く所定長さのシャフトを介してキリを取り付けてなるも
のであり、また、上記天井穴あけ機に穴あけ設定装置を
設けてなり、この穴あけ設定装置は、ハンマードリルを
進退移動させる移動装置と、該移動装置によるハンマー
ドリルの移動量を設定する設定器と、前記ハンマードリ
ルが穴あけ対象物に当接した前記移動装置の位置を検知
する位置センサと、該位置センサによるハンマードリル
の当接位置から前記設定器によるハンマードリルの設定
移動量を検知して前記ハンマードリル及び前記移動装置
の少なくとも一方を停止させる深度計と、からなるもの
である。
め、本発明の天井穴あけ機は、穴あけ用のハンマードリ
ルを移動車に載置し、該ハンマードリルに天井高さに届
く所定長さのシャフトを介してキリを取り付けてなるも
のであり、また、上記天井穴あけ機に穴あけ設定装置を
設けてなり、この穴あけ設定装置は、ハンマードリルを
進退移動させる移動装置と、該移動装置によるハンマー
ドリルの移動量を設定する設定器と、前記ハンマードリ
ルが穴あけ対象物に当接した前記移動装置の位置を検知
する位置センサと、該位置センサによるハンマードリル
の当接位置から前記設定器によるハンマードリルの設定
移動量を検知して前記ハンマードリル及び前記移動装置
の少なくとも一方を停止させる深度計と、からなるもの
である。
【0006】
【作用】上記構成になる天井穴あけ機よれば、移動車に
よりハンマードリルを移動しハンマードリルを移動車に
載せたままで天井に穴をあけることができる。
よりハンマードリルを移動しハンマードリルを移動車に
載せたままで天井に穴をあけることができる。
【0007】また、穴あけ設定装置があると、設定器に
よりハンマードリルの移動量、すなわちあける穴の深さ
を設定し、穴あけ対象物の穴の位置にハンマードリルの
先端が当接するようにして移動装置を作動させ、ハンマ
ードリルの先端が穴あけ対象物に当接すると、位置セン
サによりその移動装置の位置を検知し深度計が作動を開
始し、設定器によるハンマードリルの移動量まで移動装
置が進むと、それを深度計が検知して停止信号を出して
ハンマードリル及び移動装置の少なくとも一方を停止さ
せて設定通りの深さの穴を穴あけ対象物にあける。
よりハンマードリルの移動量、すなわちあける穴の深さ
を設定し、穴あけ対象物の穴の位置にハンマードリルの
先端が当接するようにして移動装置を作動させ、ハンマ
ードリルの先端が穴あけ対象物に当接すると、位置セン
サによりその移動装置の位置を検知し深度計が作動を開
始し、設定器によるハンマードリルの移動量まで移動装
置が進むと、それを深度計が検知して停止信号を出して
ハンマードリル及び移動装置の少なくとも一方を停止さ
せて設定通りの深さの穴を穴あけ対象物にあける。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1は本発明の天井穴あけ機示す斜視図、図
2は天井穴あけ機を示す構成図である。図において、1
は天井穴あけ機を示し、この天井穴あけ機1は、移動車
8に穴あけ用のハンマードリル2及び穴あけ設定装置を
載置してなり、穴あけ設定装置は、ハンマードリル2を
進退移動させる移動装置3と、この移動装置3によるハ
ンマードリル2の移動量を設定する設定器4と、ハンマ
ードリル2が天井コンクリート(穴あけ対象物)5に当
接した移動装置3の位置を検知する圧力スイッチ(位置
センサ)6と、この圧力スイッチ4によるハンマードリ
ル2の当接位置から設定器4によるハンマードリル2の
設定移動量を検知してハンマードリル2及び移動装置3
のうち少なくとも一方を停止させる深度計7と、を主要
構成要素としてなる。
詳述する。図1は本発明の天井穴あけ機示す斜視図、図
2は天井穴あけ機を示す構成図である。図において、1
は天井穴あけ機を示し、この天井穴あけ機1は、移動車
8に穴あけ用のハンマードリル2及び穴あけ設定装置を
載置してなり、穴あけ設定装置は、ハンマードリル2を
進退移動させる移動装置3と、この移動装置3によるハ
ンマードリル2の移動量を設定する設定器4と、ハンマ
ードリル2が天井コンクリート(穴あけ対象物)5に当
接した移動装置3の位置を検知する圧力スイッチ(位置
センサ)6と、この圧力スイッチ4によるハンマードリ
ル2の当接位置から設定器4によるハンマードリル2の
設定移動量を検知してハンマードリル2及び移動装置3
のうち少なくとも一方を停止させる深度計7と、を主要
構成要素としてなる。
【0009】前記移動装置3は、本体フレーム10に回転
自在に軸支された上下送りネジ11と、これに螺合して上
下送りネジ11の正逆回転により進退上下移動する移動ネ
ジ12とを有している。この上下送りネジ11は、正逆回転
しかつ可変速する駆動モータ13によりギヤー14、15及び
摩擦クラッチ16を介して正逆回転しかつ可変速し、摩擦
クラッチ16により過大な負荷がかかった時の逃がしとし
ている。一方、移動ネジ12は架台17を介してハンマード
リル2に固定されている。このハンマードリル2は、ハ
ンマードリル本体18に1.0 〜1.5 m程度の長さのシャフ
ト19を取り付け、更にこのシャフト19の先端にキリ20を
取り付けている。そして、移動装置3の駆動モータ13は
手動スイッチ21により正逆回転、停止させ、ハンマード
リル2は手動スイッチ22により作動停止させる。
自在に軸支された上下送りネジ11と、これに螺合して上
下送りネジ11の正逆回転により進退上下移動する移動ネ
ジ12とを有している。この上下送りネジ11は、正逆回転
しかつ可変速する駆動モータ13によりギヤー14、15及び
摩擦クラッチ16を介して正逆回転しかつ可変速し、摩擦
クラッチ16により過大な負荷がかかった時の逃がしとし
ている。一方、移動ネジ12は架台17を介してハンマード
リル2に固定されている。このハンマードリル2は、ハ
ンマードリル本体18に1.0 〜1.5 m程度の長さのシャフ
ト19を取り付け、更にこのシャフト19の先端にキリ20を
取り付けている。そして、移動装置3の駆動モータ13は
手動スイッチ21により正逆回転、停止させ、ハンマード
リル2は手動スイッチ22により作動停止させる。
【0010】尚、図1中、23は駆動モータ13のスピード
コントローラーである。前記深度計7は、移動装置3の
上下送りネジ11の先端にウォームギヤー30を取り付け、
このウォームギヤー30に歯合するウォームホイール31を
有している。そして、このウォームホイール31の側面上
には突起32が設けられている。このウォームホイール31
は、レバー33の一端に固定された軸34により回動自在に
設けられており、このレバー33は支点軸35を中心として
回動する。レバー33の他端には引張ねじ36が取り付けら
れ、更にソレノイドスイッチ37が取り付けられている。
このソレノイドスイッチ37は、前記圧力スイッチ6と連
動しており、この圧力スイッチ6はばね38を介してハン
マードリル本体18に取り付けられている。この圧力スイ
ッチ6は、移動装置3によりハンマードリル2のキリ20
が天井コンクリート5に当接した際、ハンマードリル本
体18に急に大きな負荷がかかり、若干あとに戻るように
なり、その力をばね38を介して圧力スイッチ6により検
知するものである。従って、圧力スイッチ6がオンする
ことにより、ソレノイドスイッチ37もオンし、ソレノイ
ドスイッチ37がレバー33の他端を引張ばね36のばね力に
抗して吸い付けるから、レバー33は支点軸35を中心とし
て図2中反時計方向に回転し、ウォームホイール31はウ
ォームギヤー30に歯合するようになる。
コントローラーである。前記深度計7は、移動装置3の
上下送りネジ11の先端にウォームギヤー30を取り付け、
このウォームギヤー30に歯合するウォームホイール31を
有している。そして、このウォームホイール31の側面上
には突起32が設けられている。このウォームホイール31
は、レバー33の一端に固定された軸34により回動自在に
設けられており、このレバー33は支点軸35を中心として
回動する。レバー33の他端には引張ねじ36が取り付けら
れ、更にソレノイドスイッチ37が取り付けられている。
このソレノイドスイッチ37は、前記圧力スイッチ6と連
動しており、この圧力スイッチ6はばね38を介してハン
マードリル本体18に取り付けられている。この圧力スイ
ッチ6は、移動装置3によりハンマードリル2のキリ20
が天井コンクリート5に当接した際、ハンマードリル本
体18に急に大きな負荷がかかり、若干あとに戻るように
なり、その力をばね38を介して圧力スイッチ6により検
知するものである。従って、圧力スイッチ6がオンする
ことにより、ソレノイドスイッチ37もオンし、ソレノイ
ドスイッチ37がレバー33の他端を引張ばね36のばね力に
抗して吸い付けるから、レバー33は支点軸35を中心とし
て図2中反時計方向に回転し、ウォームホイール31はウ
ォームギヤー30に歯合するようになる。
【0011】そして、前記設定器4は、上記の深度計7
のウォームホイール31を介して設けられたダイアル40
に、リミットスイッチ41が設けられてなり、前述のウォ
ームホイール31の突起32によりリミットスイッチ41に当
りオンするようになっている。すなわち、前述の移動装
置3の上下送りネジ11が1回転することによりハンマー
ドリル2が何mm(上下送りネジ11のピッチ)進むかを設
定し、ウォームギヤー30とウォームホイール31との回転
比も設定し、更に設定器4のダイアル40のリミットスイ
ッチ41の角度を設定しておけば、ハンマードリル2が何
mm進むか、あけたい穴の深さを決めることができる。本
実施例では、上下送りネジ11のピッチを2mmとして、ウ
ォームギヤー30とウォームホイール31との回転比を60:
1としており、ウォームギヤー30が60回転するとウォー
ムホイール31が1回転する。従って、ウォームギヤー30
が60回転することは、上下送りネジ11は2mm/回転×60
回転となり120mm 進み、120mm の深さの穴をハンマード
リル2によりあけることになる。そこで、60mmの深さの
穴をハンマードリルであけたい場合には、設定器4のダ
イアル40を回わし、ウォームホイール31が180 度回転す
る位置にリミットスイッチ41を設定すれば良いことにな
る。リミットスイッチ41がオンすると、ソレノイドスイ
ッチ37はオフとなり、同時に不図示のばねによりウォー
ムホイール31は元の位置に戻るよになっている。
のウォームホイール31を介して設けられたダイアル40
に、リミットスイッチ41が設けられてなり、前述のウォ
ームホイール31の突起32によりリミットスイッチ41に当
りオンするようになっている。すなわち、前述の移動装
置3の上下送りネジ11が1回転することによりハンマー
ドリル2が何mm(上下送りネジ11のピッチ)進むかを設
定し、ウォームギヤー30とウォームホイール31との回転
比も設定し、更に設定器4のダイアル40のリミットスイ
ッチ41の角度を設定しておけば、ハンマードリル2が何
mm進むか、あけたい穴の深さを決めることができる。本
実施例では、上下送りネジ11のピッチを2mmとして、ウ
ォームギヤー30とウォームホイール31との回転比を60:
1としており、ウォームギヤー30が60回転するとウォー
ムホイール31が1回転する。従って、ウォームギヤー30
が60回転することは、上下送りネジ11は2mm/回転×60
回転となり120mm 進み、120mm の深さの穴をハンマード
リル2によりあけることになる。そこで、60mmの深さの
穴をハンマードリルであけたい場合には、設定器4のダ
イアル40を回わし、ウォームホイール31が180 度回転す
る位置にリミットスイッチ41を設定すれば良いことにな
る。リミットスイッチ41がオンすると、ソレノイドスイ
ッチ37はオフとなり、同時に不図示のばねによりウォー
ムホイール31は元の位置に戻るよになっている。
【0012】次に、上記構成になる天井穴あけ機1の作
動について説明する。まず、天井コンクリート5にどの
ぐらいの深さの穴をあけるか設定し、それに合わせて設
定器4のダイアル40を回わし、リミットスイッチ41の位
置を決め、例えば、270 度に設定する。天井高さに応じ
たシャフト19を設定し、その先端にキリ20を固定してハ
ンマードリル本体18にシャフト19を固定する。ハンマー
ドリル2のキリ20が天井コンクリート5に付けられた穴
あけ位置を示す印の真下に位置するように、天井穴あけ
機1を移動車8により移動させる。次に、手動スイッチ
21をオンして駆動モータ13を回転させ、ギヤー14、15、
摩擦クラッチ16を介して上下送りネジ11を回転させ、移
動ネジ12によりハンマードリル2を上昇させ、かつ手動
スイッチ22をオンする。ハンマードリル2のキリ20が天
井コンクリート5に当接すると、ばね38を介してリミッ
トスイッチ6をオンさせ、同時にソレノイドスイッチ37
がオンして、引張ばね36中のばね力に抗してレバー33を
支点軸35を中心として図2中反時計方向に回転させ、ウ
ォームギヤー30にウォームホイール31を歯合させ、深度
計7の作動開始となる。上下送りネジ11が1回転するこ
とにより、キリ20が2mm進み、すなわち、天井コンクリ
ート5を2mm穴あけすることになる。同時に深度計7も
2mm進んだことをカウントする。設定器4を270 度のと
ころに設定しているから、270 度/360 度/回転=3/
4回転となり、上下送りネジ11が60回転でウォームホイ
ール1回転するから、上下送りネジ11は60回転×3/4
=40回転することになり、40回転×2mm/回転=80mm深
さの穴が天井コンクリート5にあけられることになる。
動について説明する。まず、天井コンクリート5にどの
ぐらいの深さの穴をあけるか設定し、それに合わせて設
定器4のダイアル40を回わし、リミットスイッチ41の位
置を決め、例えば、270 度に設定する。天井高さに応じ
たシャフト19を設定し、その先端にキリ20を固定してハ
ンマードリル本体18にシャフト19を固定する。ハンマー
ドリル2のキリ20が天井コンクリート5に付けられた穴
あけ位置を示す印の真下に位置するように、天井穴あけ
機1を移動車8により移動させる。次に、手動スイッチ
21をオンして駆動モータ13を回転させ、ギヤー14、15、
摩擦クラッチ16を介して上下送りネジ11を回転させ、移
動ネジ12によりハンマードリル2を上昇させ、かつ手動
スイッチ22をオンする。ハンマードリル2のキリ20が天
井コンクリート5に当接すると、ばね38を介してリミッ
トスイッチ6をオンさせ、同時にソレノイドスイッチ37
がオンして、引張ばね36中のばね力に抗してレバー33を
支点軸35を中心として図2中反時計方向に回転させ、ウ
ォームギヤー30にウォームホイール31を歯合させ、深度
計7の作動開始となる。上下送りネジ11が1回転するこ
とにより、キリ20が2mm進み、すなわち、天井コンクリ
ート5を2mm穴あけすることになる。同時に深度計7も
2mm進んだことをカウントする。設定器4を270 度のと
ころに設定しているから、270 度/360 度/回転=3/
4回転となり、上下送りネジ11が60回転でウォームホイ
ール1回転するから、上下送りネジ11は60回転×3/4
=40回転することになり、40回転×2mm/回転=80mm深
さの穴が天井コンクリート5にあけられることになる。
【0013】ウォームホイール31が3/4回転すると、
突起32がリミットスイッチ41に当りオンとなり、駆動モ
ータ13及びハンマードリル2が停止し、駆動モータ13が
若干逆回転しキリ20をわずかに戻す。同時にソレノイド
スイッチ37がオフとなり、引張ばね36によりウォームホ
イール31はウォームギヤー30から離れ、ウォームホイー
ル31も不図示のばねにより逆回転し、突起32を元の位置
に戻す。そのあと手動スイッチ21により駆動モータ13を
更に逆回転させ元に戻して、穴あけを終了する。
突起32がリミットスイッチ41に当りオンとなり、駆動モ
ータ13及びハンマードリル2が停止し、駆動モータ13が
若干逆回転しキリ20をわずかに戻す。同時にソレノイド
スイッチ37がオフとなり、引張ばね36によりウォームホ
イール31はウォームギヤー30から離れ、ウォームホイー
ル31も不図示のばねにより逆回転し、突起32を元の位置
に戻す。そのあと手動スイッチ21により駆動モータ13を
更に逆回転させ元に戻して、穴あけを終了する。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の天井穴あ
け機によれば、移動車によりハンマードリルを移動しハ
ンマードリルを移動車に載せたままで天井に穴をあける
ことができる。従って、ハンマードリルを安定して支持
できるから、天井コンクリート等の穴あけ対象物に穴を
安全かつ確実にあけることができる効果がある。
け機によれば、移動車によりハンマードリルを移動しハ
ンマードリルを移動車に載せたままで天井に穴をあける
ことができる。従って、ハンマードリルを安定して支持
できるから、天井コンクリート等の穴あけ対象物に穴を
安全かつ確実にあけることができる効果がある。
【0015】更に、穴あけ設定装置があると、設定器に
よりハンマードリルの移動量、すなわちあける穴の深さ
を設定し、穴あけ対象物の穴の位置にハンマードリルの
先端が当接するようにして移動装置を作動させ、ハンマ
ードリルの先端が穴あけ対象物に当接すると、位置セン
サによりその移動装置の位置を検知し深度計が作動を開
始し、設定器によるハンマードリルの移動量まで移動装
置が進むと、それを深度計が検知して停止信号を出して
ハンマードリル及び移動装置の少なくとも一方を停止さ
せて設定通りの深の穴を穴あけ対象物にあける。従っ
て、作業者は、ハンマードリルをかついで作業を行なう
必要がないことは無論のこと、穴あけ位置の印の真下に
ハンマードリルを位置させる際に上方を見ること以外、
上を見つづける必要がなく、穴あけクズが主に落下する
穴の真下にいる必要もない。このため、体があまり汚れ
ず作業者がいやがる度合が非常に低下する。
よりハンマードリルの移動量、すなわちあける穴の深さ
を設定し、穴あけ対象物の穴の位置にハンマードリルの
先端が当接するようにして移動装置を作動させ、ハンマ
ードリルの先端が穴あけ対象物に当接すると、位置セン
サによりその移動装置の位置を検知し深度計が作動を開
始し、設定器によるハンマードリルの移動量まで移動装
置が進むと、それを深度計が検知して停止信号を出して
ハンマードリル及び移動装置の少なくとも一方を停止さ
せて設定通りの深の穴を穴あけ対象物にあける。従っ
て、作業者は、ハンマードリルをかついで作業を行なう
必要がないことは無論のこと、穴あけ位置の印の真下に
ハンマードリルを位置させる際に上方を見ること以外、
上を見つづける必要がなく、穴あけクズが主に落下する
穴の真下にいる必要もない。このため、体があまり汚れ
ず作業者がいやがる度合が非常に低下する。
【図1】本発明の天井穴あけ機を示す斜視図。
【図2】天井穴あけ機を示す構成図。
1 天井穴あけ機 2 ハンマード
リル 3 移動装置 4 設定器 5 天井コンクリート(穴あけ対象物) 6 圧力スイッチ(位置センサ) 7 深度計 8 移動車
リル 3 移動装置 4 設定器 5 天井コンクリート(穴あけ対象物) 6 圧力スイッチ(位置センサ) 7 深度計 8 移動車
Claims (2)
- 【請求項1】 穴あけ用のハンマードリルを移動車に載
置し、該ハンマードリルに天井高さに届く所定長さのシ
ャフトを介してキリを取り付けてなることを特徴とする
天井穴あけ機。 - 【請求項2】 請求項1記載の天井穴あけ機に穴あけ設
定装置を設けてなり、該穴あけ設定装置は、ハンマード
リルを進退移動させる移動装置と、該移動装置によるハ
ンマードリルの移動量を設定する設定器と、前記ハンマ
ードリルが穴あけ対象物に当接した前記移動装置の位置
を検知する位置センサと、該位置センサによるハンマー
ドリルの当接位置から前記設定器によるハンマードリル
の設定移動量を検知して前記ハンマードリル及び前記移
動装置の少なくとも一方を停止させる深度計と、からな
ることを特徴とする天井穴あけ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34051092A JPH06182677A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 天井穴あけ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34051092A JPH06182677A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 天井穴あけ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06182677A true JPH06182677A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18337668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34051092A Pending JPH06182677A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 天井穴あけ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06182677A (ja) |
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-
1992
- 1992-12-21 JP JP34051092A patent/JPH06182677A/ja active Pending
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