JPH06181738A - 培養装置 - Google Patents

培養装置

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JPH06181738A
JPH06181738A JP33837292A JP33837292A JPH06181738A JP H06181738 A JPH06181738 A JP H06181738A JP 33837292 A JP33837292 A JP 33837292A JP 33837292 A JP33837292 A JP 33837292A JP H06181738 A JPH06181738 A JP H06181738A
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JP
Japan
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sterilization
pressure steam
unit
bacteria
heat
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Pending
Application number
JP33837292A
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English (en)
Inventor
Shuji Yamaguchi
修司 山口
Sei Murakami
聖 村上
Takamori Nakano
隆盛 中野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06181738A publication Critical patent/JPH06181738A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M37/00Means for sterilizing, maintaining sterile conditions or avoiding chemical or biological contamination
    • C12M37/06Means for testing the completeness of the sterilization
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/30Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration
    • C12M41/36Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration of biomass, e.g. colony counters or by turbidity measurements

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】指標菌充填用配管14〜17から耐熱性胞子細菌を
充填分配し、高圧蒸気滅菌を行う。滅菌後、該14〜17か
ら増殖用培地を充填回収し、細菌の発育の有無により滅
菌効果の確認を行うと共に、胞子を耐熱性の低い栄養細
胞に戻した状態で再び高圧蒸気による滅菌を行う構成と
する。 【効果】耐熱性胞子細菌を一定時間増殖培地中で培養
し、熱に対する抵抗性の低い栄養細胞に戻した後、高圧
蒸気滅菌操作を施すことによって、滅菌条件の確立及び
滅菌効果の確認に用いた該耐熱性胞子細菌による2次汚
染を防止すると共に、高レベルの無菌性を保証された培
養装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無菌的に物質を生産す
る培養装置に係り、高圧蒸気滅菌に抵抗性を有する耐熱
性有胞子細胞を用い、該生産設備の高圧蒸気滅菌の効果
をプロセスの細部にわたり確認すると共に、耐熱性胞子
細菌による2次汚染を防止する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】発酵プロセス及び医薬品製造あるいは動
植物の細胞培養は、高レベルの無菌性を要求され、しか
も高コストのものが多く、雑菌汚染を避けるためには必
要十分な滅菌が必要である。滅菌条件の確立と滅菌効果
の確認のため、一般的手法として、各部の滅菌時の温度
測定、及び当該滅菌法に対して強い抵抗性を持つ胞子細
菌を指標菌として、カプセルや試験紙に塗布した物を投
入して、高圧蒸気滅菌を行ない、滅菌後の細菌発育の有
無(又は混濁)で判定する手法が用いられてきた。
【0003】また、指標菌懸濁液を用いたプロセス系内
各部の滅菌効果の確認の手法も別の発明で出願中であ
る。
【0004】各部の温度測定は、高圧蒸気滅菌時の熱の
行き渡らない可能性のあるすべてのコールドスポットの
滅菌効果の確認については配慮がされておらず、耐熱性
指標菌を用いた手法についても、カプセルや試験紙では
指標菌の分配に限界があると共に、滅菌後の細菌発育の
有無(又は混濁)での判定には限界があり、検出されず
系内に生存している可能性がある指標菌による2次汚染
については配慮がされていなかった。
【0005】なお、この種の技術に関するものには、例
えば文献GMPテクニカルレポート2 高圧蒸気滅菌の
バリデーション(薬業時報社S60年発行)が挙げられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、耐熱
性胞子細菌は、胞子濃度が高くなるほど耐熱性が増し、
更に高圧蒸気滅菌時に熱に行き渡らないコールドスポッ
トに巣くった菌糞が雑菌汚染源となり易く、特にプロセ
スが連続化している場合にはその傾向が強いため、耐熱
性胞子懸濁液を用いた滅菌効果の確認の手法では、滅菌
後の細菌の発育(又は混濁)で滅菌効果の判定を行なう
為、検出されずにプロセス系内に生育している可能性の
ある指標菌が雑菌汚染源となる可能性があった。
【0007】本発明の目的は、これらの不具合点を解決
し、有効な滅菌効果の判定手段を備えた培養装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、高圧蒸気滅
菌法に対して強い抵抗性を持ち、しかも病原性の無い胞
子細胞をプロセス系内に培養液と共に充填し、一旦培養
液を抜き出した後、高圧蒸気滅菌を行ない、更に該胞子
細菌の増殖用培地をプロセス系内に充填した後、各部よ
り回収した培養液を培養し、細菌の発育(又は混濁)に
より、プロセス各部の滅菌効果を確認すると共に、増殖
用培地充填により、プロセス系内の胞子細菌を栄養細胞
に戻した後、培養液を抜き出し、再び高圧蒸気滅菌を行
なうことにより、検出されずプロセス系内に生存してい
る可能性のある耐熱性胞子細菌を完全に死滅させること
により達成される。
【0009】
【作用】高い無菌性を要求される製造設備の高圧蒸気滅
菌に際し、当該滅菌法に対し強い抵抗性を持つ細菌をプ
ロセス系内全域に分配し、雑菌汚染状態にした後、高圧
蒸気滅菌を行なう。高圧蒸気滅菌後、新たにプロセス系
内に指標菌の増殖培地を充填後各部より回収し、培養後
の細菌の発育の有無を判定し、プロセス系内各部の滅菌
効果の確認を行なうと共に、再び高圧蒸気による滅菌を
施し、検出されずにプロセス系内に生存している可能性
のある細菌を死滅させ、該指標菌が2次汚染源となると
を防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。図1において培養設備1は大きく分けて、エアーフ
ィルターユニット2、培養ユニット3、薬液ユニット
4,5より構成されている。各ユニットには、それぞれ
高圧蒸気滅菌用のスチーム入口配管6,7,8,9及
び、ドレン排出配管10,11,12,13が設けられ
ている。更に、各ユニットのスチーム入口配管には、指
標菌充填用の配管14,15,16,17が設けられ、
各ユニットのドレン排出配管には、指標菌回収用の配管
18,19,20,21が設けられている。
【0011】培養設備1の高圧蒸気滅菌に先じて、各ユ
ニットに設けた指標菌充填用配管14,15,16,1
7より、高圧蒸気滅菌時の指標菌として一般に用いられ
ている Bacillus stearothermophilus の胞子の生育し
ている培養液を設備系内に充填する。充填後、該培養液
を各ユニットに設けた指標菌回収用配管18,19,2
0,21から抜き出し、設備系内に該指標菌が分配され
た状態とする。
【0012】次いで、各ユニットに設けたスチーム入口
配管6,7,8,9より高圧蒸気を吹き込み、該指標菌
の死滅に必要十分な滅菌温度と滅菌時間の組み合わせに
より、設備系内の滅菌を行なう。
【0013】滅菌終了後、各ユニットに設けた指標菌充
填用配管14,15,16,17より、該指標菌の増殖
に最適な培養液を設備系内へ充填する。一定時間経過
後、各ユニットに設けた指標菌回収用配管18,19,
20,21より系内の培養液を回収する。
【0014】回収した培養液を該指標菌の増殖に最適な
条件にて培養を行ない、細菌の発育の有無(又は混濁)
を各ユニット毎に判定する。
【0015】又、上記増殖用培地回収後、検出されずに
系内に生存している可能性のある該指標菌は、増殖用培
地中で一定時間培養されているため、熱に抵抗性を持つ
耐熱性胞子ではなく、単なる栄養細胞となっているた
め、熱に対する抵抗性は極めて低く、前記、高圧蒸気滅
菌条件にて滅菌を行なうことにより、該栄養細胞の死滅
は完全に行なわれる。
【0016】以上の操作を無菌的に行なうことにより、
高い無菌性を要求される培養設備において、高圧蒸気滅
菌時の熱の行き渡らない可能性のある全てのコールドス
ポットの滅菌効果の確認を行うことができると共に、滅
菌効果の確認に該指標菌を用いたことによる2次汚染の
被害を抑え、該培養設備の無菌性を高度に保証すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】高圧蒸気滅菌法に対して強い抵抗性を持
ち耐熱性胞子細菌の生育している培養液をプロセス系内
に充填することにより、該耐熱性胞子細菌をプロセス系
内全域に分配することができる。
【0018】培養液を抜き出した後、該耐熱性胞子細菌
の死滅に必要な十分な高圧蒸気操作を施し、滅菌後の細
菌の発育の有無(又は混濁)を判定することにより、プ
ロセス系内及び、高圧蒸気滅菌時の熱の行き渡らない可
能性のある全てのコールドスポットの滅菌条件の確立及
び滅菌効果の確認を行なうことができる。
【0019】耐熱性胞子細菌を一定時間増殖培地中で培
養し、熱に対する抵抗性の低い栄養細胞に戻した後、高
圧蒸気滅菌操作を施すことによって、滅菌条件の確立及
び滅菌効果の確認に用いた該耐熱性胞子細菌による2次
汚染を防止すると共に、高レベルの無菌性を保証された
培養装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の培養装置の説明図である。
【符号の説明】
1…培養設備、2…エアーフィルターユニット、3…培
養ユニット、4,5…薬液ユニット、6,7,8,9…
スチーム入口配管、10,11,12,13…ドレン排
出口、14,15,16,17…指標菌充填用配管、1
8,19,20,21…指標菌回収用配管。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無菌的に生物を培養する設備であって、そ
    の高圧蒸気滅菌効果のバリテーションに、高圧蒸気滅
    菌、すなわち、熱滅菌に抵抗性を有する微生物、耐熱性
    有胞子細菌の懸濁液を、高圧蒸気滅菌工程に先じて、実
    質的に生産設備系内全域、あるいは、ユニット毎あるい
    は各プロセス配管毎に充填した後、該指標菌の耐熱性に
    応じて、その滅菌温度及び滅菌時間の設定を任意に行な
    うことができる高圧蒸気滅菌操作を生産設備全体あるい
    は、ユニット毎あるいは各プロセス配管毎に施し、滅菌
    後、該指標菌の生存もしくは増殖に最適な培養液を生産
    設備全域あるいはユニット毎あるいは各プロセス配管毎
    に充填した後、生産設備全域あるいはユニット毎あるい
    は各プロセス配管毎に回収した後、細菌発育の有無(又
    は混濁)で、該生産設備の滅菌効果の確認を、行なう設
    備において、前記培養液の回収までの時間が、使用する
    指標菌が胞子から栄養細胞へ戻る時間に応じて任意に設
    定できることを特徴とする培養装置。
  2. 【請求項2】前記培養液の回収後、高圧蒸気による滅菌
    が、該栄養細胞の耐熱性に応じてその滅菌温度及び滅菌
    時間の設定を任意に行うことができることを特徴とする
    請求項1記載の培養装置。
  3. 【請求項3】前記培養液の回収後、高圧蒸気による滅菌
    が、生産設備全体あるいはユニット毎あるいはプロセス
    配管毎に行うことができることを特徴とする請求項1及
    び請求項2記載の培養装置。
JP33837292A 1992-12-18 1992-12-18 培養装置 Pending JPH06181738A (ja)

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JP33837292A JPH06181738A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 培養装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019535322A (ja) * 2016-11-15 2019-12-12 ビロン, ジャン−フランソワBIRON, Jean−Francois 連続した2回の汚染ステップを含む滅菌プロセスのバリデーション方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019535322A (ja) * 2016-11-15 2019-12-12 ビロン, ジャン−フランソワBIRON, Jean−Francois 連続した2回の汚染ステップを含む滅菌プロセスのバリデーション方法

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