JPH061816Y2 - 写真植字機用文字盤 - Google Patents

写真植字機用文字盤

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JPH061816Y2
JPH061816Y2 JP1987080869U JP8086987U JPH061816Y2 JP H061816 Y2 JPH061816 Y2 JP H061816Y2 JP 1987080869 U JP1987080869 U JP 1987080869U JP 8086987 U JP8086987 U JP 8086987U JP H061816 Y2 JPH061816 Y2 JP H061816Y2
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JP
Japan
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pattern
printing
basic short
sewing
line
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Application number
JP1987080869U
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English (en)
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JPS63189632U (ja
Inventor
徹 宮崎
Original Assignee
株式会社写研
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、写真植字機用文字盤に関するものであり、特
に破線、点線等のミシン罫印字用の写真植字機用文字盤
に関するものである。
[従来技術] 第2図は従来のミシン罫印字用の文字盤に収容された1
つのパターンを示す図である。この第2図において、1
はパターンであり、2は仮想ボディである。また、図中
の4つの黒く塗りつぶしている部分が光の透過が可能な
基本短線3で、第2図に示す例では4つの基本短線によ
り1つのパターンが形成されている。4つの基本短線3
は同一の長さaに設定されており、これら4つの基本
短線間の間隔はそれぞれ同一の間隔bに設定されてい
る。この4つの基本短線3は、図中横方向に直線上に配
列されており、その両端の基本短線の外側の端部と仮想
ボディ2との間隔は図にも示す通り、b/2に設定さ
れている。
従来は、このパターン1をその仮想ボディ2が前に印字
したパターンの仮想ボディと接するような位置(以下ベ
タ送りと言う)に連続的に印字することにより、ミシン
罫を印字していた。この際、パターン1の両端の基本短
線とこのパターン1の仮想ボディ2に隣接する仮想ボデ
ィ内のパターンの端部の基本短線との間には、各端部の
基本短線から仮想ホディ2までの間隔b/2を2倍し
た間隔bが生じることになる。従って、パターン1を
ベタ送りで印字した場合、隣り合う基本短線3の間隔は
すべてbになり、連続したミシン罫となる。
[考案が解決しようとする問題点] 機械製図や帳票類において、実線とミシン罫の境界は、
原則的にミシン罫を実線と接触した位置からスタートさ
せ、あるいは終了させなければ誤りとされる。
第2図のパターン1を使用して、第3図に示すように、
仮想ボディ2の左端部が実線4に接触する位置からミ
シン罫を印字すると、第3図の矢印Aで示すように、実
線4と基本短線3はつながらず、その間にはb/2の
間隔があいてしまう。従って、通常の印字においては、
実線とミシン罫とをつなげて印字することはできなかっ
た。
また、どうしても第2図に示すパターン1を使用して実
線4にミシン罫がつながるように印字したい場合は、ミ
シン罫の印字開始位置をb/2だけ図中左方向にずら
して印字するしかない。しかし、このb/2の値は印
字するQ数(文字サイズ)によって異なり、さらに使用
するミシン罫印字用のパターンの種類によっても異な
る。従ってこのようにミシン罫を実線につなげて印字す
るには、ミシン罫を連続して印字する前に、前記b
2の値を求め、その値に基づいて印字開始位置を決定す
るということが必要であり、非常に煩わしいという問題
があった。
また第3図のAが生じないように、あらかじめ基本短線
が実線とつながるように配置したパターンを設計して文
字盤に収容しておくという方法も考えられる。このよう
なパターンを使用すればミシン罫の始端部は実線とつな
ぐことができる。しかし罫の終端部ではつながるという
保証はない。これはミシン罫を引く長さによってはミシ
ン罫終端部の基本短線と実線との間に最大bの間隔が生
じてしまうことを意味している。そのため従来は第2図
のようなパターンとしてミシン罫の始端部と終端部でb
/2の間隔を設け、前記の保証を二分するようにして
いたというのが実状であった。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、実線につながったミシン罫を印字する場合で
も、上述したように、ミシン罫の印字開始位置を移動す
る作業を行うことなく、品質のすぐれたミシン罫の印字
が可能な写真植字機用文字盤を提供することを目的とす
る。
上記問題点を解決し、目的を達成するため、本考案の写
真植字機用文字盤は、ミシン罫の中間部印字用のパター
ンと、ミシン罫の一端部印字用のパターンと、ミシン罫
の他端部印字用のパターンとを収容し、前記一端部印字
用と他端部印字用のパターン中の1つの基本短線は互に
反対方向の仮想ボディと接する位置に形成され、かつ一
端部印字用と他端部印字用のパターンの各基本短線及び
その間隔は、中間部印字用のパターンの基本短線及びそ
の間隔よりわずかに大きいことを特徴とする。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図(1)は本考案の一実施例に係る文字盤に収容され
たミシン罫印字用のパターンを示す文字盤の平面部分図
である。
本考案の文字盤は、第1図(1)に示すように、5−1,
5−2,5−3,の3つのパターンを収容している。
パターン5−1は、連続するミシン罫の中間部の印字用
のパターンである。このパターン5−1は、第2図に示
した従来のパターン1と同様に、同一の長さaの4つ
の基本短線6−0からなり、この4つの基本短線6−0
は同一間隔bで直線状に配列されている。このパター
ン5−1の両端に位置する基本短線の外側の端部から仮
想ボディ2までの間隔もそれぞれb/2に設定されて
いる。
パターン5−2は、連続するミシン罫の左端部印字用の
パターンである。このパターン5−2における4つの基
本短線6−1,6−2,6−3,6−4は、図に示すよ
うに、直線的に配列されており、その左端の基本短線6
−1は、仮想ボディ2の左端と接するように配置されて
いる。また、このパターン5−2における基本短線の長
さa〜aとパターン5−1における基本短線の長さ
とは異なり、さらにパターン5−2における各基本
短線間の間隔b〜bとパターン5−1における各基
本短線間の間隔bとも異なっている。
このパターン5−2の基本短線6−1は、仮想ボディ2
に接触させるため、パターン5−1の基本短線よりも図
中左方向にb/2だけ寄せて配置している。そして基
本短線6−2〜6−4もそれに準じて左方向に寄せて配
置されている。このため、寄せた分だけ基本短線の長さ
とその間隔が調整して配置している。従ってパターン5
−2における基本短線の各長さa〜aとそれらの間
隔b〜bは、それぞれパターン5−1における基本
短線の長さaとその間隔bよりわずかに大きく、パ
ターン5−2に続けてパターン5−1を印字した場合
に、ミシン罫が視覚的に不自然でないかたちで印字され
る程度の寸法に設定している。
パターン5−3は、連続するミシン罫の右端印字用のパ
ターンで、前記パターン5−2の左右を反転したパター
ンになっている。即ち、このパターン5−3における基
本短線6−5〜6−8はそれぞれこれに対応するパター
ン5−2の基本短線6−1〜6−4と長さ及びその間隔
が等しくなるように構成されている。また、このパター
ン5−3における右端の基本短線6−5は、仮想ボディ
2の右端に接するように設定されている。
第1図(2)は半角送り時に使用するミシン罫の左端印字
用のパターン5−4と右端印字用のパターン5−5を示
す文字盤の平面部分図である。
このパターン5−4、5−5は、前述した全各送り用の
パターン5−2,5−3が4つの基本短線からなるのに
対して、それぞれ2つずつの基本短線6−9,6−10
及び6−11,6−12からなる。また、前述したパタ
ーン5−2,5−3と同じように、互いに対称になるよ
うにその基本短線が配置されており、端部の基本短線6
−9及び6−11はそれぞれ仮想ボディ2の左右の各端
部に接するように配置されている。そして基本短線6−
10及び6−12は仮想ボディ2の中心7よりそれぞれ
10/2,b12/2だけ離れた位置に配置される。
このパターン5−4、5−5における基本短線6−9,
6−10及び6−11,6−12の長さa,a10
びa11,a12とその間隔b,b10及びb11
12も、それぞれ中間部印字用のパターン5−1の基
本短線の長さaとその間隔bとは異なり、それらよ
りもわずかに大きく設定される。
次に第1図(1)に示すパターン5−1,5−2,5−3
を用いてミシン罫を印字した場合の例を説明する。
第4図(1)は実線4とミシン罫が、ミシン罫の左端でつ
ながるように印字した例を示す図である。この図に示す
ように、実線4とミシン罫の左端とがつながるように印
字するには、左端印字用のパターン5−2を使用し、こ
のパターン5−2の仮想ボディ2の左端が実線4に接す
るように印字する。そして、ベタ送りし、パターン5−
1を使用してそのパターンを印字する。その後、必要な
だけパターン5−1をベタ送りしながら印字することに
より所望の長さのミシン罫を印字することができる。
第4図(2)は実線4とミシン罫が、ミシン罫の右端でつ
ながるように印字した例を示す図である。図に示すよう
に、実線4とミシン罫の右端とがつながるように印字す
るには、右端印字用のパターン5−3を使用して、その
仮想ボディ2が実線4に接するように印字する。このよ
うに印字すると、パターン5−3の基本短線6−5が実
線4につながって印字されることになる。
尚、半角送り用のパターン5−4,5−5を使用した場
合にも上記の印字と同様にして印字する。
以上の実施例はすべて横罫用の文字盤に関するものであ
るが、縦罫用のものであってもこれと同様の方式に基づ
いて基本短線を縦方向に配列するだけで形成することが
でき、この場合には左右端部用のパターンの代わりに上
下端部用のパターンが用意される。
また、各実施例におけるパターンは、4つ又は2つの基
本短線から構成されているが、本考案はこれだけに限定
されるものではなく、基本短線の数は任意に定めること
ができる。
以上の実施例は、基本短線が矩形の直線の場合のもので
あるが、本考案はこれだけに限定されず、基本短線が円
形や楕円形、あるいは菱形等のものも含み、場合によっ
ては曲線とすることも可能である。尚、上記明細書中で
使用した“ミシン罫”とは、いわゆるミシン罫のほか、
星罫、かすみ罫、リーダ等、種々形状の基本短線を間隔
を置いて印字することによって作成するものを“ミシン
罫”という用語をもって代表させている。
[考案の効果] 本考案によれば、ミシン罫を印字するときに、実線につ
ながったミシン罫を品質を損わずに簡単に印字すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(1)は本考案の一実施例に係る文字盤に収容され
たミシン罫印字用のパターンを示す文字盤の平面部分
図、第1図(2)は半角送り時に使用するミシン罫の左端
印字用のパターンと右端印字用のパターンを示す文字盤
の平面部分図、第2図は従来のミシン罫印字用の文字盤
に収容された1つのパターンを示す図、第3図は第2図
に示すパターンを使用してミシン罫を印字した場合の印
字例を示す図、第4図(1)は実線とミシン罫がミシン罫
の左端でつながるように印字した例を示す図、第4図
(2)は実線とミシン罫がミシン罫の右端でつながるよう
に印字した例を示す図である。 2…仮想ボディ 3,6−0〜6−12…基本短線 4…実線 5−1…中間部印字用のパターン 5−2,5−4…左端部印字用のパターン 5−3,5−5…右端部印字用のパターン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシン罫の中間部印字用のパターンと、 ミシン罫の一端部印字用のパターンと、 ミシン罫の他端部印字用のパターンとを収容し、前記一
    端部印字用と他端部印字用のパターン中の1つの基本短
    線は互に反対方向の仮想ボディと接する位置に形成さ
    れ、かつ一端部印字用と他端部印字用のパターンの各基
    本短線及びその間隔は、中間部印字用のパターンの基本
    短線及びその間隔よりわずかに大きいことを特徴とする
    写真植字機用文字盤。
JP1987080869U 1987-05-29 1987-05-29 写真植字機用文字盤 Expired - Lifetime JPH061816Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987080869U JPH061816Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 写真植字機用文字盤

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987080869U JPH061816Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 写真植字機用文字盤

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Publication Number Publication Date
JPS63189632U JPS63189632U (ja) 1988-12-06
JPH061816Y2 true JPH061816Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=30932073

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JP1987080869U Expired - Lifetime JPH061816Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 写真植字機用文字盤

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541456A (en) * 1977-06-03 1979-01-08 Tetsuo Wakimoto Mixer
JPS5950729U (ja) * 1982-09-28 1984-04-04 リョービ株式会社 印字装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63189632U (ja) 1988-12-06

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