JPH06181674A - 焦電型赤外線鹿追い装置 - Google Patents

焦電型赤外線鹿追い装置

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JPH06181674A
JPH06181674A JP13131292A JP13131292A JPH06181674A JP H06181674 A JPH06181674 A JP H06181674A JP 13131292 A JP13131292 A JP 13131292A JP 13131292 A JP13131292 A JP 13131292A JP H06181674 A JPH06181674 A JP H06181674A
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JP
Japan
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deer
scarer
infrared ray
type infrared
pyroelectric type
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JP13131292A
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Takio Takahashi
多喜男 高橋
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 鹿の田畑等への進入を防止する。 【構成】 焦電型赤外線センサー、帯域フィルター、音
声合成音再生部12、増幅器2、スピーカー1により構
成され、鹿から放射される赤外線を検知し、鹿の天敵で
ある狼及び犬の鳴き声、鹿の警戒鳴き声、金属音等を交
互に発する装置である。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野)この装置は野生に生息し、田畑等
の作物を荒らす(食害、踏みつけ害)鹿の田畑等への進
入を防止するための焦電型赤外線鹿追い装置に関するも
のである。
(従来の技術)従来からの鹿が田畑等の作物を荒らす
(食害、踏みつけ害)ことの防止策としては、その一つ
に案山子、有刺鉄線柵、魚網柵、ロープ柵等の忌避する
方法が採用されているが、殆ど効果は期待できなくなっ
ている。もう一つに電気柵の方法で多少効果も上がって
いるが、鹿は電気柵の電線に接触感電しても押しつけ、
乗り越え等があることや、この電線が弛線により草・地
面接触のため漏電すること、断線により電線に通電しな
いことなどから、電気柵としての効果は期待できず、ロ
ープ同様の柵となることがしばしばあるため、この管理
に非常な手数がかかる。また、田畑全体を囲む方法の柵
などは、農作業機械の田畑への出入りを著しく不便し、
また、この移動が殆ど不可能なため、効率的な農作業を
困難にしている。さらに、もう一つの方法として爆音器
があるが、爆音は常にほぼ同一の音声であること、鹿の
存在に関係なく一定時間置きに発音されるため、鹿が慣
れ、殆ど効果は期待できなくなっている。
(発明が解決しようとする問題点)そこで、この発明
は、弱獣である蝦夷鹿の個性を利用して、鹿の田畑への
接近時のみに作用するため鹿が慣れず効果が持続し、農
業機械の田畑への出入りの障害とならず、移動可能であ
り、維持管理が容易である装置を目的としたものであ
る。
(問題点を解決するための手段)この発明は、薄明薄暮
型活動の大型哺乳動物特有の聴覚の発達が特に顕著であ
る蝦夷鹿の個性を利用したものである。焦電型赤外線鹿
追い装置のシステムは、自然界に無数に存在している赤
外線と、鹿から放射されている赤外線とを区別し、鹿か
ら放射されている赤外線のみを検知するために、不特定
の速度で移動している赤外線と自然界から放射されてい
る固定した赤外線とを分離検知するセンサーが感応し
て、蝦夷鹿の天敵である狼及び犬の鳴き声、蝦夷鹿の警
戒鳴き声、金属音等を交互に発する装置である。
(作用)この装置を各所に配置し、鹿の接近によってこ
の装置が作動して、蝦夷鹿の天敵である狼及び犬の鳴き
声、蝦夷鹿の警戒鳴き声、金属音等の音声により蝦夷鹿
に恐怖心を与える。また、装置の設置場所周辺に出没す
る都度検知、感応されるため恐怖心の学習効果を高め、
一層の心理的効果が期待できる。
(実施例)このシステムは焦電型赤外線センサーを基本
にした装置で詳細に説明する。第1図はシステムの構成
図である。第2図はセンサー部の詳細説明図である。第
3図は制御部の詳細説明図である。しかるに第2図7の
焦電型赤外線センサーで当該蝦夷鹿の赤外線を検知し、
第2図8の増幅器で一定レベルまで増幅し、第2図9の
帯域フィルターで固定した自然界の赤外線はカットされ
移動する物体から放射された赤外線のみ通過するのであ
る。次に、第2図10のコンパレーターはある一定レベ
ル以上の信号に対してスイッチをONさせるため、鹿を
検知した時に出力がONするのである。第3図11のセ
ンサー部出力の入力部でセンサー部出力信号のON,O
FFを識別し、第3図12の音声合成音の再生部を起動
させ、第3図2の増幅器で音声合成音を増幅し、第3図
1のスピーカーより鹿に対して各種の嫌忌音を発するの
である。第3図6は1から5及び7から12を作動させ
る為の電源部である。なお、立地条件等で数100mの
離れ地にセンサーを設置して、通常の無線遠隔操作によ
りシステム本体に感応させ上記記述のとおり作動するの
である。
(発明の効果)北海道の財産といわれている野生蝦夷鹿
は、近年保護対策が充実し、全道的に生息が広がり、農
作物の被害は10年前位より増えはじめ、数10億円の
被害に達したといわれ、農家経済に多大の被害を与えて
おり、農業経営の存続に警鐘をならしているが、この装
置の出現で被害を撃滅することが期待できる。蝦夷鹿は
草食獣であるが、特に穀類を好むので農作物の保護のた
めには、その各々の収穫期等に合わせ防止策が必要であ
るが、この装置は移動設置が簡便であり、優れた効果が
期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はシステムの構成図である。第2図はセンサー部
の詳細説明図である。第3図は制御部の詳細説明図であ
る。 1はスピーカー、2は増幅器、3は赤外線センサー部、
4はIC合成、5はスイッチ、6は電源部、7は焦電型
赤外線センサー、8はセンサー部増幅器、9は帯域フィ
ルター、10はコンパレーター、11はセンサー部出力
の入力部、12は音声合成音の再生部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. このシステムは鹿の体から常に放射されてい赤外線を検
    知する事によって鹿の到来を感知し、鹿の天敵である狼
    及び犬の鳴き声、鹿の警戒鳴き声等を1C合成音によっ
    て作りだし、スピーカーから発して鹿を追い払う装置で
    ある。
JP13131292A 1992-04-07 1992-04-07 焦電型赤外線鹿追い装置 Pending JPH06181674A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002089570A1 (fr) * 2001-04-23 2002-11-14 Junzo Toyota Tapis pour l'electrocution des rats, et procede repoussant les oiseaux et animaux nuisibles
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CN104542561A (zh) * 2014-12-02 2015-04-29 怀化学院 声控驱鸟器

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