JPH0618080A - 空気調和機用ワイヤレスリモコン装置 - Google Patents

空気調和機用ワイヤレスリモコン装置

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Publication number
JPH0618080A
JPH0618080A JP4175423A JP17542392A JPH0618080A JP H0618080 A JPH0618080 A JP H0618080A JP 4175423 A JP4175423 A JP 4175423A JP 17542392 A JP17542392 A JP 17542392A JP H0618080 A JPH0618080 A JP H0618080A
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JP
Japan
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address
remote controller
wireless remote
air conditioner
data
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Application number
JP4175423A
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English (en)
Inventor
Takahiro Mukuhashi
孝裕 椋橋
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機ネットワークにおける個々の空気
調和機を選択的に制御できる空気調和機用ワイヤレスリ
モコン装置を提供する 【構成】 各空気調和機A,Bはネットワーク制御機器
からのポーリングに同期して自空気調和機のアドレスを
表すアドレスデータを送信する。ワイヤレスリモコン1
は空気調和機Aからのアドレスデータを受信するとその
アドレスを表示画面1aに表示する。その間に、操作者
によって送信ボタンが押圧されると、ワイヤレスリモコ
ン1は空気調和機Aに係るアドレスデータが付加された
制御データを空気調和機Aに送信する。このように、ワ
イヤレスリモコン1で自動的に各空気調和機のアドレス
を検知して制御対象の空気調和機と1:1に対応付ける
ことによって双方向通信が可能となり、個々の空気調和
機を選択的に制御可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機用ワイヤ
レスリモコン装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】1フロアに複数の空気調和機を設置して
いるオフィス等において、空気調和機の制御端末として
ワイヤレスリモコンを使用する際に、制御したい空気調
和機に向けてワイヤレスリモコンを操作してもその空気
調和機用のみを選択的に制御できない場合がある。これ
は、各空気調和機とワイヤレスリモコンとが1:1に対
応付けられていないためである。
【0003】通常、複数の空気調和機を設置する場合に
は、各空気調和機をネットワーク化して各空気調和機に
アドレスを割り付け、このアドレスに基づいて各空気調
和機を制御する方法が取られる。その際に、各空気調和
機にアドレスを割り付ける際の割り付け方として、マニ
ュアルアドレス方式とオートアドレス方式とがある。
【0004】上記マニュアルアドレス方式の場合には、
各空気調和機に割り付けるアドレスをその空気調和機に
設けられたスイッチを操作して設定するようになってい
る。したがって、操作者は制御したい空気調和機に割り
付けられているアドレスを知ることができる。その結
果、操作者は制御したい空気調和機に割り付けられてい
るアドレスをワイヤレスリモコンにセットして空気調和
機とワイヤレスリモコンとを1:1に対応付け、制御デ
ータにアドレスデータを付加して送信することによって
制御したい空気調和機のみを制御できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
空気調和機に対するアドレス割り付け方式がオートアド
レス方式の場合には、空気調和機ネットワークを管理し
ているネットワーク制御機器が自動的に各空気調和機に
アドレスを割り付けるので、操作者が制御したい空気調
和機のアドレスを知る術がないのである。したがって、
オートアドレス方式の場合には各空気調和機とワイヤレ
スリモコンとを1:1に対応付けることができず、1台
の空気調和機のみを選択的に制御できないという問題が
ある。
【0006】そこで、この発明の目的は、空気調和機ネ
ットワークにおけるアドレス割り付け方式がオートアド
レス方式の場合であっても、個々の空気調和機を選択的
に制御できる空気調和機用ワイヤレスリモコン装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明の空気調和機用ワイヤレスリモコン装置
は、図1および図5に例示するように、ネットワークを
形成した複数の空気調和機A,Bをワイヤレスリモコン
1からの指示で遠隔制御する空気調和機用ワイヤレスリ
モコン装置であって、上記各空気調和機A,Bに設けら
れて当該空気調和機に割り付けられたアドレスを表すア
ドレスデータを順次送信するアドレスデータ送信手段
と、上記ワイヤレスリモコン1に設けられて、上記各空
気調和機A,Bにおける上記アドレスデータ送信手段か
ら送信される複数のアドレスデータのうちいずれか一つ
の空気調和機からのアドレスデータのみを受信するデー
タ受信手段と、上記ワイヤレスリモコン1に設けられ
て、上記データ受信手段によって受信されたアドレスデ
ータを取り込んで、このアドレスデータに基づくアドレ
スを制御データに付加して上記アドレスデータを送信し
た空気調和機に送信する制御データ送信手段S15と、上
記ワイヤレスリモコン1に設けられると共に操作者によ
って操作されて、上記制御データ送信手段S15に対して
制御データの送信を指令する制御データ送信指令手段を
備えたことを特徴としている。
【0008】また、第2の発明の空気調和機用ワイヤレ
スリモコン装置は、第1の発明の空気調和機用ワイヤレ
スリモコン装置において、上記ネットワークを形成する
複数の空気調和機A,Bはネットワーク制御機器とポー
リング・セレクティング方式によって通信するように成
し、上記各空気調和機A,Bにおける上記アドレスデー
タ送信手段は、上記ネットワーク制御機器からのポーリ
ングに同期してアドレスデータを送信するように成した
ことを特徴としている。
【0009】また、第3の発明の空気調和機用ワイヤレ
スリモコン装置は、第1あるいは第2の発明の空気調和
機用ワイヤレスリモコン装置において、上記ワイヤレス
リモコン1には、上記データ受信手段によって受信され
たアドレスデータを取り込んでこのアドレスデータに基
づくアドレスを上記データ受信手段が上記アドレスデー
タを受信している期間中表示部1aに表示し続けるアド
レス表示手段S4を設けたことを特徴としている。
【0010】また、第4の発明の空気調和機用ワイヤレ
スリモコン装置は、第3の発明の空気調和機用ワイヤレ
スリモコン装置において、上記ワイヤレスリモコン1に
設けられた上記制御データ送信手段S15は、上記アドレ
ス表示手段S4が上記データ受信手段によって受信され
たアドレスデータに基づくアドレスを上記表示部1aに
表示している期間のみ動作可能に成っていることを特徴
としている。
【0011】
【作用】第1の発明では、ネットワークを形成している
各空気調和機A,Bにおけるアドレスデータ送信手段に
よって、当該空気調和機に割り付けられたアドレスを表
すアドレスデータが順次送信される。こうして、上記各
空気調和機のアドレスデータ送信手段から送信されたア
ドレスデータのうちのいずれか一つの空気調和機からの
アドレスデータのみがワイヤレスリモコン1におけるデ
ータ受信手段によって受信される。
【0012】この状態において操作者によって、上記ワ
イヤレスリモコン1における制御データ送信指令手段が
操作されて制御データ送信手段S15に対して制御データ
の送信が指令されると、上記制御データ送信手段S15に
よって、上記データ受信手段で受信されたアドレスデー
タが取り込まれてこのアドレスデータに基づくアドレス
が制御データに付加されて、上記アドレスデータを送信
した空気調和機に対して送信される。
【0013】このように、上記各空気調和機から当該空
気調和機に割り付けられたアドレスを上記ワイヤレスリ
モコン1に送信することによって、そのアドレスデータ
を受信したワイヤレスリモコン1と上記アドレスデータ
を送信した空気調和機とが1:1に対応付けられて双方
向通信が可能になる。
【0014】また、第2の発明では、複数の空気調和機
A,Bと共にネットワークを形成しているネットワーク
制御機器から上記各空気調和機A,Bに対して順次ポー
リングが送信される。そうすると、上記各空気調和機
A,Bにおける上記アドレスデータ送信手段によって、
上記ネットワーク制御機器からのポーリングに同期して
当該空気調和機に割り付けられたアドレスを表すアドレ
スデータが送信される。こうして、上記各空気調和機用
A,Bの夫々から異なるタイミングで順次アドレスデー
タが送信される。
【0015】また、第3の発明では、上記ワイヤレスリ
モコン1に設けられたアドレス表示手段S4によって、
上記データ受信手段で受信されたアドレスデータが取り
込まれて、このアドレスデータに基づくアドレスが上記
データ受信手段で上記アドレスデータが受信されている
期間中表示部1aに表示し続けられる。こうして、受信
されたアドレスデータに基づくアドレスが上記表示部1
aに表示されることによって、ワイヤレスリモコン1と
1:1に対応付けられて双方向通信が可能な空気調和機
がいずれの空気調和機であるかが操作者に知らされる。
【0016】また、第4の発明では、上記ワイヤレスリ
モコン1における上記アドレス表示手段S4によって上
記データ受信手段で受信されたアドレスデータに基づく
アドレスが上記表示部1aに表示されると、その期間中
は上記制御データ送信手段S15が動作可能に成る。そし
て、上記制御データ送信部S15によって、上記データ受
信手段で受信されたアドレスデータに基づくアドレスが
制御データに付加されて送信される。こうして、上記ワ
イヤレスリモコン1の表示部1aにアドレスが表示され
ている空気調和機に対してのみ双方向通信が可能にされ
る。
【0017】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。この発明は、上記空気調和機ネットワークに
おいて、各空気調和機とネットワーク管理機器との間で
ポーリング・セレクティング方式によって通信を行って
いる場合に、ネットワーク制御機器からのポーリングを
利用して空気調和機とワイヤレスリモコンとを1:1に
対応付けるものである。
【0018】図1は本実施例の空気調和機用ワイヤレス
リモコン装置におけるワイヤレスリモコンの操作例を示
す図である。本実施例において使用されるワイヤレスリ
モコンは、上記データ受信手段として指向性の強い受光
ユニットを用いた赤外線による双方向通信が可能なワイ
ヤレスリモコンである。また、本実施例において各空気
調和機とネットワーク管理機器との間では、ポーリング
セレクション方式による通信を行うものとする。
【0019】先ず、空気調和機用ネットワークにおける
ネットワーク管理機器(図示せず)から各空気調和機(本
実施例においては、共に天井埋込型の空気調和機Aおよ
び空気調和機Bの2台の空気調和機が空気調和機ネット
ワークの端末機として設置されているものとする)に対
するポーリングに同期して、図1(a)に示すように、各
空気調和機A,Bの夫々からは当該空気調和機に割り付
けられているアドレスを表すアドレスデータが送信され
る。
【0020】このようにして、上記空気調和機A,Bか
ら送信された夫々のアドレスデータのうち、空気調和機
Aからのアドレスデータが図1(b)に示すようにワイヤ
レスリモコン1によって受信されたとする。そうする
と、ワイヤレスリモコン1は受信したアドレスデータの
内容を表示画面1aに自動的に表示する。したがって、
操作者は、表示画面1aに表示されたアドレスによっ
て、上記ネットワーク管理機器によって各空気調和機に
割り付けられたアドレスを知ることができる。
【0021】それと同時に、上記ワイヤレスリモコン1
の表示画面1aにアドレスが表示されている期間中は、
ワイヤレスリモコン1とその表示画面1aに表示されて
いるアドレスが割り付けられている空気調和機とが1:
1に対応付けられていることを意味する。したがって、
その期間中においては上記1:1に対応付けられている
空気調和機と双方向通信が可能なのである。
【0022】そこで、本実施例においては、ワイヤレス
リモコン1の表示画面1aに空気調和機Aのアドレスが
表示されている状態で、ワイヤレスリモコン1上に設け
られた上記制御データ送信指令手段である送信ボタン
(図示せず)を押圧すると、図1(c)に示すように、空気
調和機Aに係るアドレスデータが付加された制御データ
がワイヤレスリモコン1から空気調和機Aに向かって送
信されるのである。こうして、上記空気調和機ネットワ
ークにおける各空気調和機に対するアドレスの割り付け
方式がオートアドレス方式であっても、ワイヤレスリモ
コン1は各空気調和機のアドレスを自動的に検知してそ
の空気調和機と1:1に対応付けることができる。
【0023】その際に、図3に示すように、上記ワイヤ
レスリモコン1に取り付けられた受光ユニットの受信角
θが広いと、空気調和機Aからポーリングに同期して送
信されるアドレスaのアドレスデータと隣接する空気調
和機Bからポーリングに同期して送信されるアドレスb
のアドレスデータとを共に受信することになってしま
う。その場合には、上記ワイヤレスリモコン1によって
狙った空気調和機とは異なる空気調和機からのアドレス
データを受信してしまう場合があるという不都合が生ず
る。
【0024】そこで、本実施例においては、図2に示す
ように、上記ワイヤレスリモコン1における受光ユニッ
トの受信角θを、隣接する空気調和機A,Bのうちいず
れか一方の空気調和機からのアドレスデータのみを受信
するような狭い角度に設定するのである。こうすること
によって、空気調和機Aからのアドレスデータと空気調
和機Bからのアドレスデータとを共に受信することを防
止できるのである。
【0025】その結果、図4(a)に示すように、上記ワ
イヤレスリモコン1を空気調和機Aに向けた場合のみ表
示画面1aにアドレスaが表示されて、ワイヤレスリモ
コン1は空気調和機Aと1:1に対応付けられて両者間
の双方向通信が可能となる。一方、ワイヤレスリモコン
1を空気調和機Bに向けた場合のみ表示画面1aにアド
レスbが表示されて、ワイヤレスリモコン1は空気調和
機Bと1:1に対応付けられて両者間の双方向通信が可
能となる。
【0026】また、図4(b)に示すように、ワイヤレス
リモコン1を空気調和機Aと空気調和機Bとの中間方向
に向けた場合には表示画面1aにアドレスは表示され
ず、ワイヤレスリモコン1はいずれの空気調和機とも
1:1に対応付けられなくて通信不可能となる。また、
例えワイヤレスリモコン1が空気調和機Aの方向に向い
ていたとしても、両者間の位置が離れ過ぎている場合に
はワイヤレスリモコン1は空気調和機Aからのアドレス
データを受信できず、表示画面1aにアドレスは表示さ
れないで空気調和機Aと1:1に対応付けられることが
なく通信不可能となる。すなわち、上記表示画面1a
は、狙った空気調和機と双方向通信可能状態であるか否
かを知るためのインジケータとしての役割を有するので
ある。
【0027】図5は、上記ワイヤレスリモコン1に格納
されたリモコン制御部(図示せず)によって実施される制
御データ送信処理動作のフローチャートである。以下、
図5に従って制御データ送信処理について詳細に述べ
る。
【0028】上記ワイヤレスリモコン1の電源が投入さ
れると制御データ送信処理動作がスタートする。ステッ
プS1で、イニシャル処理が実施される。ステップS2
で、いずれかの空気調和機から送信されたアドレスデー
タが受信されたか否かが判別される。その結果受信され
ていればステップS3に進み、受信されていなければ受
信するのを待つ。ステップS3で、受信されたアドレス
データはアドレスを表す正しいデータであるか否かが判
別される。その結果正しいデータであればステップS4
に進み、正しくなければ正しいアドレスデータが受信さ
れるのを待つ。
【0029】ステップS4で、上記ステップS2において
受信されたと判別されたアドレスデータに基づくアドレ
スが表示画面1aに表示される。ステップS5で、上記送
信ボタンが押圧されたか否かが判別される。その結果押
圧されていればステップS15に進み、押圧されていなけ
ればステップS6に進む。ステップS6で、いずれかの空
気調和機から送信されたアドレスデータが受信されたか
否かが判別される。その結果受信されていればステップ
S9に進み、受信されていなければステップS7に進む。
【0030】ステップS7で、上記ステップS6において
アドレスデータが受信されていないと判別されてから所
定時間A秒が経過したか否かが判別される。その結果経
過していればステップS8に進み、経過していなければ
ステップS6に戻る。ステップS8で、上記ワイヤレスリ
モコン1の受光ユニットは空気調和機の方向を向いてい
ない(図4(b)に示す状態である)と判断されて、表示画
面1aに表示されているアドレスが消去される。そうし
た後、ステップS2に戻って再度アドレスデータが受信
されるのを待つ。
【0031】ステップS9で、上記送信ボタンが押圧さ
れたか否かが判別される。その結果押圧されていればス
テップS15に進み、押圧されていなければステップS10
に進む。ステップS10で、上記ステップS6において受
信されたと判別されたアドレスデータはアドレスを表す
正しいデータであるか否かが判別される。その結果正し
いデータであればステップS11に進み、正しくなければ
ステップS5に戻って正しいアドレスデータが受信され
るのを待つ。ステップS11で、上記送信ボタンが押圧さ
れたか否かが判別される。その結果押圧されていればス
テップS15に進み、押圧されていなければステップS12
に進む。
【0032】ステップS12で、上記ステップS6におい
て受信されたと判別されたアドレスデータに基づくアド
レスは、上記ステップS4において表示画面1aに表示さ
れたアドレスと同じであるか否かが判別される。その結
果、同じアドレスであればステップS5に戻り、上記送
信ボタンが押圧されるかあるいは表示アドレスと異なる
アドレスを表すアドレスデータが受信されるのを待つ。
一方、同じでなければステップS13に進む。ステップS
13で、上記送信ボタンが押圧されたか否かが判別され
る。その結果押圧されていればステップS15に進み、押
圧されていなければステップS14に進む。
【0033】ステップS14で、上記表示画面1aに表示
されるアドレスの内容が上記ステップS6において受信
されたと判別されたアドレスデータに基づくアドレスに
書き換えられる。ステップS15で、上記ステップS2あ
るいはステップS6において受信されたと判別されたア
ドレスデータを付加した制御データが送信されて、制御
データ送信処理動作を終了する。
【0034】こうして、上記ワイヤレスリモコン1から
送信されたアドレスデータが付加された制御データは、
制御対象の空気調和機によって受信される。そうする
と、この制御対象の空気調和機における制御部(図示せ
ず)は、受信した制御データに付加されたアドレスデー
タに基づくアドレスが自空気調和機に割り付けられたア
ドレスであるか否かを判定する。そして、自空気調和機
に割り付けられたアドレスである場合には、受信した制
御データに基づいて圧縮機用電動機や各種制御弁等を制
御して空気調和動作を実施する。
【0035】このように、本実施例においては、ポーリ
ング・セレクション方式によって通信を行う空気調和機
ネットワークを形成している各空気調和機は、ネットワ
ーク管理機器からのポーリングに同期して自空気調和機
に割り付けられているアドレスを表すアドレスデータを
赤外線等によって送信する。そして、ワイヤレスリモコ
ン1は、いずれかの空気調和機から送信されたアドレス
データを受信すると、その受信したアドレスデータに基
づくアドレスを表示画面1aに表示して、上記アドレス
データを送信した空気調和機とワイヤレスリモコン1と
が1:1に対応付けられたことを操作者に知らせる。こ
の状態で、操作者がワイヤレスリモコン1の送信ボタン
を押圧すると、ワイヤレスリモコン1は上記受信したア
ドレスデータを付加した制御データを空気調和機に対し
て送信する。
【0036】このように、各空気調和機に対するアドレ
スの割り付け方式がオートアドレス方式であっても、ワ
イヤレスリモコン1は自動的に制御対象の空気調和機の
アドレスを検知できる。したがって、空気調和機ネット
ワークを形成する空気調和機をワイヤレスリモコンによ
って個々に制御できるのである。
【0037】その際に、上記ワイヤレスリモコン1にお
ける受光ユニットの受光角を隣接する複数台の空気調和
機からポーリングに同期して送信されるアドレスデータ
を共に受信できないような狭い角度に設定することによ
って、より確実な制御を実施できる。
【0038】上実施例においては、上記空気調和機ネッ
トワークにおける各空気調和機とネットワーク管理機器
との間ではポーリング・セレクティング方式によって通
信を行っている。しかしながら、この発明はこれに限定
されるものではなく、例えばコンテンション方式による
通信を行う空気調和機ネットワークであってもよい。但
し、その場合には、各空気調和機夫々からのアドレスデ
ータ送信タイミングが重ならないように、例えば乱数表
に基づくタイミング等にする必要がある。
【0039】
【発明の効果】以上より明らかなように、第1の発明の
空気調和機用ワイヤレスリモコン装置は、各空気調和機
のアドレスデータ送信手段によって当該空気調和機に割
り付けられたアドレスを表すアドレスデータを順次送信
し、ワイヤレスリモコンのデータ受信手段によっていず
れか一つの空気調和機からのアドレスデータのみを受信
した状態において、操作者が上記ワイヤレスリモコンの
制御データ送信指令手段を操作すると、制御データ送信
手段によって上記データ受信手段で受信されたアドレス
データに基づくアドレスを制御データに付加して送信す
るので、上記ワイヤレスリモコンは自動的に各空気調和
機に割り付けられたアドレスを検知して個々の空気調和
機と1:1に対応付けできる。
【0040】したがって、上記空気調和機ネットワーク
におけるアドレス割り付け方式がオートアドレス方式の
場合であっても、上記ワイヤレスリモコンによって個々
の空気調和機を選択的に制御できる。
【0041】また、第2の発明の空気調和機用ワイヤレ
スリモコン装置は、上記ネットワークを形成する各空気
調和機はネットワーク制御機器とポーリング・セレクテ
ィング方式によって通信し、上記各空気調和機のアドレ
スデータ送信手段は上記ネットワーク制御機器からのポ
ーリングに同期して当該空気調和機に割り付けられたア
ドレスを表すアドレスデータを送信するので、上記各空
気調和機の夫々からは異なるタイミングで上記アドレス
データが送信される。したがって、上記ワイヤレスリモ
コンにおけるデータ受信手段は確実にいずれか一つの空
気調和機からのアドレスデータのみを受信でき、個々の
空気調和機を選択的に制御できる。
【0042】また、第3の発明では、上記ワイヤレスリ
モコンにおけるアドレス表示手段によって、上記データ
受信手段で受信されたアドレスデータに基づくアドレス
を上記データ受信手段が上記アドレスデータを受信して
いる期間中表示部に表示し続けるので、操作者は、上記
ワイヤレスリモコンにおける表示部の表示内容によっ
て、ワイヤレスリモコン1と1:1に対応付けられてい
る空気調和機の存在とそれがいずれの空気調和機である
かとを知ることができる。
【0043】また、第4の発明では、上記ワイヤレスリ
モコンにおける上記制御データ送信手段は、上記アドレ
ス表示手段が上記データ受信手段で受信されたアドレス
データに基づくアドレスを上記表示部に表示している期
間のみ動作可能に成っているので、上記ワイヤレスリモ
コンの表示部にアドレスが表示されている空気調和機と
のみ双方向通信が可能になる。したがって、操作者は、
上記表示部にアドレスが表示されている際に上記制御デ
ータ送信指令手段を操作すれば、上記アドレスが表示さ
れている空気調和機のみを選択的に容易に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機用ワイヤレスリモコン装
置におけるワイヤレスリモコンの操作例を示す図であ
る。
【図2】ワイヤレスリモコンの受信角が狭い場合の受信
状態の説明図である。
【図3】ワイヤレスリモコンの受信角が広い場合の受信
状態の説明図である。
【図4】ワイヤレスリモコンの受信角が狭い場合におけ
る隣接する空気調和機から送信されるアドレスデータの
受信状態の説明図である。
【図5】制御データ送信処理動作のフローチャートであ
る。
【図6】図5に続く制御データ送信処理動作のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…ワイヤレスリモコン、 1a…表示画面、
A,B…空気調和機、 θ…受信角。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを形成した複数の空気調和
    機(A,B)をワイヤレスリモコン(1)からの指示で遠隔
    制御する空気調和機用ワイヤレスリモコン装置であっ
    て、 上記各空気調和機(A,B)に設けられて、当該空気調和
    機に割り付けられたアドレスを表すアドレスデータを順
    次送信するアドレスデータ送信手段と、 上記ワイヤレスリモコン(1)に設けられて、上記各空気
    調和機(A,B)における上記アドレスデータ送信手段か
    ら送信される複数のアドレスデータのうちいずれか一つ
    の空気調和機からのアドレスデータのみを受信するデー
    タ受信手段と、 上記ワイヤレスリモコン(1)に設けられて、上記データ
    受信手段によって受信されたアドレスデータを取り込ん
    で、このアドレスデータに基づくアドレスを制御データ
    に付加して上記アドレスデータを送信した空気調和機に
    送信する制御データ送信手段(S15)と、 上記ワイヤレスリモコン(1)に設けられると共に操作者
    によって操作されて、上記制御データ送信手段(S15)に
    対して制御データの送信を指令する制御データ送信指令
    手段を備えたことを特徴とする空気調和機用ワイヤレス
    リモコン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機用ワイヤレ
    スリモコン装置において、 上記ネットワークを形成する複数の空気調和機(A,B)
    はネットワーク制御機器とポーリング・セレクティング
    方式によって通信するように成し、 上記各空気調和機(A,B)における上記アドレスデータ
    送信手段は、上記ネットワーク制御機器からのポーリン
    グに同期してアドレスデータを送信するように成したこ
    とを特徴とする空気調和機用ワイヤレスリモコン装置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載の空気
    調和機用ワイヤレスリモコン装置において、 上記ワイヤレスリモコン(1)には、上記データ受信手段
    によって受信されたアドレスデータを取り込んで、この
    アドレスデータに基づくアドレスを上記データ受信手段
    が上記アドレスデータを受信している期間中表示部(1
    a)に表示し続けるアドレス表示手段(S4)を設けたこと
    を特徴とする空気調和機用ワイヤレスリモコン装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の空気調和機用ワイヤレ
    スリモコン装置において、 上記ワイヤレスリモコン(1)に設けられた上記制御デー
    タ送信手段(S15)は、上記アドレス表示手段(S4)が上
    記データ受信手段によって受信されたアドレスデータに
    基づくアドレスを上記表示部(1a)に表示している期間
    のみ動作可能に成っていることを特徴とする空気調和機
    用ワイヤレスリモコン装置。
JP4175423A 1992-07-02 1992-07-02 空気調和機用ワイヤレスリモコン装置 Pending JPH0618080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4175423A JPH0618080A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 空気調和機用ワイヤレスリモコン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4175423A JPH0618080A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 空気調和機用ワイヤレスリモコン装置

Publications (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001324203A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の情報表示システム、表示データ送信装置及び情報表示装置
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