JPH06180691A - 適応的入出力装置 - Google Patents
適応的入出力装置Info
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- JPH06180691A JPH06180691A JP4332080A JP33208092A JPH06180691A JP H06180691 A JPH06180691 A JP H06180691A JP 4332080 A JP4332080 A JP 4332080A JP 33208092 A JP33208092 A JP 33208092A JP H06180691 A JPH06180691 A JP H06180691A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F17/00—Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
- G06F17/10—Complex mathematical operations
- G06F17/18—Complex mathematical operations for evaluating statistical data, e.g. average values, frequency distributions, probability functions, regression analysis
-
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- G06F17/17—Function evaluation by approximation methods, e.g. inter- or extrapolation, smoothing, least mean square method
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、標本データを大きな特徴量
を含むポイントで選択することにより、少ない標本デー
タでも出力の精度を向上させることが可能な適応的入出
力装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の適応入出力装置は、入出力関数を決
定するための標本データ(31)を保持するデータ保存
手段(30)と、データ保存手段(30)より有効な標
本データ(31)を所定の評価の基準により、選択する
データ選択手段(40)と、データ選択手段(40)に
より選択されたデータと外部から入力される入力(5
0)に応じて入出力関数を決定し、出力する入出力部
(60)とを有する。
を含むポイントで選択することにより、少ない標本デー
タでも出力の精度を向上させることが可能な適応的入出
力装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の適応入出力装置は、入出力関数を決
定するための標本データ(31)を保持するデータ保存
手段(30)と、データ保存手段(30)より有効な標
本データ(31)を所定の評価の基準により、選択する
データ選択手段(40)と、データ選択手段(40)に
より選択されたデータと外部から入力される入力(5
0)に応じて入出力関数を決定し、出力する入出力部
(60)とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は適応入出力装置に係り、
特に、認識、予測及びロボット等の運動制御等に用いら
れる適応的入出力装置に関する。より具体的には、決定
問題が与えられた場合に、母数空間上の確率分布につい
ての関数を平均して最少にするベイズ法、学習を行うこ
とにより最適値を得るニューラルネットワーク、与えら
れた要素のうち、3次元等において、最も近い要素を求
めるK最近接法、フューチャーマッピングなどを利用し
た適応的入出力装置に関する。
特に、認識、予測及びロボット等の運動制御等に用いら
れる適応的入出力装置に関する。より具体的には、決定
問題が与えられた場合に、母数空間上の確率分布につい
ての関数を平均して最少にするベイズ法、学習を行うこ
とにより最適値を得るニューラルネットワーク、与えら
れた要素のうち、3次元等において、最も近い要素を求
めるK最近接法、フューチャーマッピングなどを利用し
た適応的入出力装置に関する。
【0002】近年、工学のあらゆる分野で柔軟な適応能
力を備えた機器や装置が必要とされている。このため、
適応的入出力装置は、それらの機器の技術的要素として
重要な役割を果たしている。
力を備えた機器や装置が必要とされている。このため、
適応的入出力装置は、それらの機器の技術的要素として
重要な役割を果たしている。
【0003】
【従来の技術】図18は従来の適応的入出力装置の構成
を示す。同図に示す適応的入力装置211は、標本デー
タ216により決定される入出力関数213を決定する
ための入出力部214と、標本データ216を保持・管
理するデータ管理部215より構成される。
を示す。同図に示す適応的入力装置211は、標本デー
タ216により決定される入出力関数213を決定する
ための入出力部214と、標本データ216を保持・管
理するデータ管理部215より構成される。
【0004】データ管理部215が有する標本データ2
16は、望ましい入出力関係を記述した真の関数に従う
入力値と出力値のペア(xi ,yi )(但し、i=1,
2,…n)で表現される。入出力部214は、この標本
データ(xi ,yi )を参照して入出力関数fN (x)
を決定する。
16は、望ましい入出力関係を記述した真の関数に従う
入力値と出力値のペア(xi ,yi )(但し、i=1,
2,…n)で表現される。入出力部214は、この標本
データ(xi ,yi )を参照して入出力関数fN (x)
を決定する。
【0005】例えば、入出力部214にニューラルネッ
トワークを用いた場合に、標本データ216を学習デー
タとして用いる。ニューラルネットワークを用いた入出
力部214は、学習を行なうことにより出力誤差ei を
小さくして真の関数に近づくように学習を行う。従っ
て、標本データ216が存在していない入力212に対
して、補間がなされる。しかも、適応的入出力装置21
1の出力218が入力212に対して高速に応答するこ
とができる。
トワークを用いた場合に、標本データ216を学習デー
タとして用いる。ニューラルネットワークを用いた入出
力部214は、学習を行なうことにより出力誤差ei を
小さくして真の関数に近づくように学習を行う。従っ
て、標本データ216が存在していない入力212に対
して、補間がなされる。しかも、適応的入出力装置21
1の出力218が入力212に対して高速に応答するこ
とができる。
【0006】図19は従来の適応的入出力装置の詳細を
示す。
示す。
【0007】データ管理部215は標本データ216を
蓄えるためのデータ保存部219を有し、本例をニュー
ラルネットワークで実現する場合には、所定のタイミン
グでデータ保存部219から学習のための標本データ2
16(Pi =(xi ,yi )を入出力部214に与え
る。
蓄えるためのデータ保存部219を有し、本例をニュー
ラルネットワークで実現する場合には、所定のタイミン
グでデータ保存部219から学習のための標本データ2
16(Pi =(xi ,yi )を入出力部214に与え
る。
【0008】入出力部214はデータ保存部219から
与えられる標本データ216によって真の関数f
true(xi )に近づくように入出力関数213(f
N (x))を決定する。
与えられる標本データ216によって真の関数f
true(xi )に近づくように入出力関数213(f
N (x))を決定する。
【0009】同図において、(A)はデータ保存部21
9内の標本データ216の数が少ない場合を示す。この
ように、標本データ216の数が少ないと、入出力関数
213が十分に真の関数bに近づかないために出力21
8の精度が悪くなる。同図(B)はデータ保存部219
内の標本データ216の数が多い場合を示す。入出力関
数213は、同図(A)のように標本データ216の数
が少ない場合には真の関数bに近づかないが、同図
(B)のように、標本データ216の数を増加させる
と、同図(A)において存在していなかった標本データ
を補間することにより、入出力関数213が十分に真の
関数bに近づくため、出力218の精度が良くなる。
9内の標本データ216の数が少ない場合を示す。この
ように、標本データ216の数が少ないと、入出力関数
213が十分に真の関数bに近づかないために出力21
8の精度が悪くなる。同図(B)はデータ保存部219
内の標本データ216の数が多い場合を示す。入出力関
数213は、同図(A)のように標本データ216の数
が少ない場合には真の関数bに近づかないが、同図
(B)のように、標本データ216の数を増加させる
と、同図(A)において存在していなかった標本データ
を補間することにより、入出力関数213が十分に真の
関数bに近づくため、出力218の精度が良くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
第1の適応的入出力装置は、図19(A)のように、標
本データ216が少ない場合には、入出力関数213が
突出したり、落ち込んだりしている特徴的な標本データ
216が拾えないこともあり、真の関数bに近づいた形
の入出力関数213を得ることが難しい。そこで、図1
9(B)のように標本データ216を増加させると、特
徴的な値を含んだ標本データ216が拾えることが多
く、真の関数bに一致するような入出力関数213を得
ることができる。しかし、多数の標本データ6を用いて
学習を行うと、処理の規模が大きくなり、それに伴って
処理コストも増大するという問題がある。
第1の適応的入出力装置は、図19(A)のように、標
本データ216が少ない場合には、入出力関数213が
突出したり、落ち込んだりしている特徴的な標本データ
216が拾えないこともあり、真の関数bに近づいた形
の入出力関数213を得ることが難しい。そこで、図1
9(B)のように標本データ216を増加させると、特
徴的な値を含んだ標本データ216が拾えることが多
く、真の関数bに一致するような入出力関数213を得
ることができる。しかし、多数の標本データ6を用いて
学習を行うと、処理の規模が大きくなり、それに伴って
処理コストも増大するという問題がある。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、上記従来の問題を解決し、標本データを大きな評価
量を含むポイントで選択することにより、少ない標本デ
ータでも出力の精度を向上させることが可能な適応的入
出力装置を提供することを目的とする。
で、上記従来の問題を解決し、標本データを大きな評価
量を含むポイントで選択することにより、少ない標本デ
ータでも出力の精度を向上させることが可能な適応的入
出力装置を提供することを目的とする。
【0012】
【発明を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。
図を示す。
【0013】本発明の適応的入出力装置は、入出力関数
を決定するための標本データ(31)を保持するデータ
保存手段(30)と、データ保存手段(30)の標本デ
ータから有効な標本データ(31)を所定の評価の基準
により、選択するデータ選択手段(40)と、データ選
択手段(40)により選択された標本データに応じて入
出力関数を決定し、該入出力関数に基づき外部からの入
力(50)に応じて出力する入出力部(60)とを有す
る。
を決定するための標本データ(31)を保持するデータ
保存手段(30)と、データ保存手段(30)の標本デ
ータから有効な標本データ(31)を所定の評価の基準
により、選択するデータ選択手段(40)と、データ選
択手段(40)により選択された標本データに応じて入
出力関数を決定し、該入出力関数に基づき外部からの入
力(50)に応じて出力する入出力部(60)とを有す
る。
【0014】また、本発明の適応的入出力装置は、入出
力部(60)に、選択された標本データを教師データと
するニューラルネットワークを用いる。
力部(60)に、選択された標本データを教師データと
するニューラルネットワークを用いる。
【0015】また、本発明の適応的入出力装置のデータ
選択手段(40)は、所定の評価の基準として、標本デ
ータの出力と、ニューラルネットワークの出力の誤差が
大きい標本データを所定の規則に従って有効なデータと
して選択する。
選択手段(40)は、所定の評価の基準として、標本デ
ータの出力と、ニューラルネットワークの出力の誤差が
大きい標本データを所定の規則に従って有効なデータと
して選択する。
【0016】また、本発明の適応的入出力装置のデータ
選択手段(40)は、所定の評価の基準として、任意の
標本データの出力とその標本データを無視した時の入出
力関数の出力との変化量が大きい標本データを所定の規
則に従って有効なデータとして選択する。
選択手段(40)は、所定の評価の基準として、任意の
標本データの出力とその標本データを無視した時の入出
力関数の出力との変化量が大きい標本データを所定の規
則に従って有効なデータとして選択する。
【0017】また、本発明の適応的入出力装置のデータ
選択手段(40)は、変化量を所定の範囲で積分し、そ
の積分値が大きい標本データを所定の規則に従って有効
なデータとして選択する。
選択手段(40)は、変化量を所定の範囲で積分し、そ
の積分値が大きい標本データを所定の規則に従って有効
なデータとして選択する。
【0018】また、本発明の適応的入出力装置のデータ
選択手段(40)は、所定の評価の基準として入力空間
中及び出力空間中の少なくとも一方の標本データ間の空
間的関係の値の差を求め、空間的関係の値の差が大きい
標本データまたは、小さい標本データを所定の規則に従
って有効なデータを選択する。
選択手段(40)は、所定の評価の基準として入力空間
中及び出力空間中の少なくとも一方の標本データ間の空
間的関係の値の差を求め、空間的関係の値の差が大きい
標本データまたは、小さい標本データを所定の規則に従
って有効なデータを選択する。
【0019】また、本発明の適応的入出力装置は空間関
係の差として距離を利用する。
係の差として距離を利用する。
【0020】また、本発明の適応的入出力装置は距離と
してユークリッド距離を用いる。
してユークリッド距離を用いる。
【0021】また、本発明の適応的入出力装置のデータ
選択手段(40)は、所定の評価基準として標本データ
の出力と入出力関数の出力との誤差による評価、また
は、任意の標本データの出力とその標本データを無視し
たときの入出力関数の出力との変化量、または空間的関
係の値の差による標本データに対する評価の履歴を求
め、履歴の値が大きい標本データまたは小さい標本デー
タを所定の規則に従って有効なデータを選択する。
選択手段(40)は、所定の評価基準として標本データ
の出力と入出力関数の出力との誤差による評価、また
は、任意の標本データの出力とその標本データを無視し
たときの入出力関数の出力との変化量、または空間的関
係の値の差による標本データに対する評価の履歴を求
め、履歴の値が大きい標本データまたは小さい標本デー
タを所定の規則に従って有効なデータを選択する。
【0022】また、本発明の適応的入出力装置のデータ
保存手段(30)は、データ選択手段(40)により、
有効であると判断された標本データ(112)を保持す
るアクティブデータ保存部(111)と、アクティブデ
ータ保存部(111)で比較的有効でないと判断された
標本データを一時的に保持するためのスリープデータ保
存部(113)とを具備し、必要に応じてスリープデー
タ保持部(113)内の標本データをアクティブデータ
保存部(111)に復帰させる。
保存手段(30)は、データ選択手段(40)により、
有効であると判断された標本データ(112)を保持す
るアクティブデータ保存部(111)と、アクティブデ
ータ保存部(111)で比較的有効でないと判断された
標本データを一時的に保持するためのスリープデータ保
存部(113)とを具備し、必要に応じてスリープデー
タ保持部(113)内の標本データをアクティブデータ
保存部(111)に復帰させる。
【0023】また、本発明の適応的入出力装置はデータ
保存手段(30)において、スリープデータ保存部(1
13)に保存されている標本データのうち、評価が低く
且つ・又は所定の時間を経過したデータをスリープデー
タ保存部(113)より除去する。
保存手段(30)において、スリープデータ保存部(1
13)に保存されている標本データのうち、評価が低く
且つ・又は所定の時間を経過したデータをスリープデー
タ保存部(113)より除去する。
【0024】また、本発明の適応的入出力装置は有効な
標本データを前記データ選択手段(40)により選択
し、保持するデータ選択保存部(7)と、任意の標本デ
ータの出力とその標本データを無視したときの入出力関
数の出力との変化量を補正する補正入出力部(6)と、
入出力部(4)からの出力と補正入出力部(6)の補正
出力とを加え合せる加算器(8)を含む。
標本データを前記データ選択手段(40)により選択
し、保持するデータ選択保存部(7)と、任意の標本デ
ータの出力とその標本データを無視したときの入出力関
数の出力との変化量を補正する補正入出力部(6)と、
入出力部(4)からの出力と補正入出力部(6)の補正
出力とを加え合せる加算器(8)を含む。
【0025】
【作用】本発明は、入出力関数を決定する際に、不必要
または、評価量が少なく有効性の小さい標本データを所
定の条件により取り除き、有効性が高い標本データを抽
出して入出力関数を決定する。従って、評価量が少ない
標本データを除去したために使用される標本データが減
少するので、ニューラルネットワークの学習が速くな
る。
または、評価量が少なく有効性の小さい標本データを所
定の条件により取り除き、有効性が高い標本データを抽
出して入出力関数を決定する。従って、評価量が少ない
標本データを除去したために使用される標本データが減
少するので、ニューラルネットワークの学習が速くな
る。
【0026】また、本発明は、有効でないと判断された
標本データが後刻必要であると判断された場合に再度デ
ータ選択のために与えることができる。さらに、この一
時保持された標本データは所定期間保持した後除去され
るため、標本データを保持するためのメモリ容量を抑え
ることができる。
標本データが後刻必要であると判断された場合に再度デ
ータ選択のために与えることができる。さらに、この一
時保持された標本データは所定期間保持した後除去され
るため、標本データを保持するためのメモリ容量を抑え
ることができる。
【0027】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
【0028】図2は本発明の実施例の構成を示す。適応
的入出力装置100は、複数の標本データ112を保持
するデータ保存部111と、そのデータ保存部111を
管理するデータ管理部110、データ保存部111から
標本データ112が入力され、その標本データ112に
基づいて入出力関数が十分に真の関数に近づくような有
効なデータを選択するためのデータ選択部120、及び
外部からの入力140及びデータ選択部120で選択さ
れた標本データ112により入出力関数を出力する入出
力部130から構成される。
的入出力装置100は、複数の標本データ112を保持
するデータ保存部111と、そのデータ保存部111を
管理するデータ管理部110、データ保存部111から
標本データ112が入力され、その標本データ112に
基づいて入出力関数が十分に真の関数に近づくような有
効なデータを選択するためのデータ選択部120、及び
外部からの入力140及びデータ選択部120で選択さ
れた標本データ112により入出力関数を出力する入出
力部130から構成される。
【0029】図3は本発明の実施例の概念を示す。同図
において、理解を簡単にするために、入出力部130と
データ管理部110を示す。同図において、図2と同一
構成部分には、同一符号を付す。
において、理解を簡単にするために、入出力部130と
データ管理部110を示す。同図において、図2と同一
構成部分には、同一符号を付す。
【0030】同図(A)は、データ選択前の状態を示す
ものであり、同図(B)はデータ選択部120を用いて
有効な標本データのみを適応したものである。同図中、
aは入出力関数fN (x)、bは真の関数f
true(xi )、cは評価量が大きい有効な標本データ
(xi ,yi )(i=1,2,…N)、dは評価量が小
さくために無効とする標本データである。
ものであり、同図(B)はデータ選択部120を用いて
有効な標本データのみを適応したものである。同図中、
aは入出力関数fN (x)、bは真の関数f
true(xi )、cは評価量が大きい有効な標本データ
(xi ,yi )(i=1,2,…N)、dは評価量が小
さくために無効とする標本データである。
【0031】本実施例は、同図(A)の10個の標本デ
ータの中から有効な標本データのみを残し、評価が低い
無効な標本データを除去する。無効とするデータは、同
図(A)からわかるように、有効な標本データcと比較
してその評価量が小さいデータである。例えば、有効な
標本データc1,c2 ,c3 ,c4 と無効となる標本デー
タd1 ,d2 ,d3 を比較した場合に、有効な標本デー
タc1,c2 ,c3 ,c 4 があれば、標本データd1 ,d
2 ,d3 が存在していなくとも入出力関数aを得ること
ができる。また、入出力関数aは真の関数bに近づく関
数でなければならないので、入出力部130では、標本
データ(xi ,yi )を学習データとして学習を行うこ
とにより入出力関数a=fN (x)を得る。
ータの中から有効な標本データのみを残し、評価が低い
無効な標本データを除去する。無効とするデータは、同
図(A)からわかるように、有効な標本データcと比較
してその評価量が小さいデータである。例えば、有効な
標本データc1,c2 ,c3 ,c4 と無効となる標本デー
タd1 ,d2 ,d3 を比較した場合に、有効な標本デー
タc1,c2 ,c3 ,c 4 があれば、標本データd1 ,d
2 ,d3 が存在していなくとも入出力関数aを得ること
ができる。また、入出力関数aは真の関数bに近づく関
数でなければならないので、入出力部130では、標本
データ(xi ,yi )を学習データとして学習を行うこ
とにより入出力関数a=fN (x)を得る。
【0032】(データ選択部)ここで、データ選択部1
20により図3(B)に示すような有効な標本データc
を選択する方法を説明する。
20により図3(B)に示すような有効な標本データc
を選択する方法を説明する。
【0033】図4は、本発明の標本データ選択部の第1
の実施例のニューラルネットワークの出力誤差を用いて
標本データを選択する手順を示すフローチャートであ
る。
の実施例のニューラルネットワークの出力誤差を用いて
標本データを選択する手順を示すフローチャートであ
る。
【0034】ステップ1)ニューラルネットワークの出
力の標本データ(xi ,yi )(但し、i=1、2、…
N)の出力に対する二乗誤差ei 2 を求める。
力の標本データ(xi ,yi )(但し、i=1、2、…
N)の出力に対する二乗誤差ei 2 を求める。
【数1】
【0035】ステップ2)全標本データ(x1 ,y1 )
〜(xn ,yn )に関する誤差e1〜en を求めたら、
全標本データに対して誤差を対応させてメモリに記憶す
る。
〜(xn ,yn )に関する誤差e1〜en を求めたら、
全標本データに対して誤差を対応させてメモリに記憶す
る。
【0036】ステップ3)誤差ei を標本データと関連
付けて大きい順にソートする。 for (i=n,n≧1) if (ei-1 >ei )swap(ei-1 ,ei ) ステップ4)ここで、条件として、『誤差Ei の値の大
きさが上位5位以外のサンプルデータは除去する』であ
れば、上位4位の大きさのサンプルデータのみを残す。
サンプルデータを用いてニューラルネットワークを学習
する。
付けて大きい順にソートする。 for (i=n,n≧1) if (ei-1 >ei )swap(ei-1 ,ei ) ステップ4)ここで、条件として、『誤差Ei の値の大
きさが上位5位以外のサンプルデータは除去する』であ
れば、上位4位の大きさのサンプルデータのみを残す。
サンプルデータを用いてニューラルネットワークを学習
する。
【0037】図5は、本発明の標準データ選択部の第1
の実施例の誤差による標本データの評価結果を説明する
ための図である。同図に示すように、標本データの取捨
選択を行うことにより、標本データを減らしても、充分
真の関数に近づくように学習できる。従って、上記の例
のように、入出力部130にとしてニューラルネットワ
ークを用いることにより、出力の精度を余り損なうこと
なく、学習に要する計算時間を減らすことができる。な
お、入出力部130に適応できるものに、他のベイズ
法、K最近接法、フューチャーマッピング、LVQなど
があるが、これらを利用した場合でも同様の効果が得ら
れる。
の実施例の誤差による標本データの評価結果を説明する
ための図である。同図に示すように、標本データの取捨
選択を行うことにより、標本データを減らしても、充分
真の関数に近づくように学習できる。従って、上記の例
のように、入出力部130にとしてニューラルネットワ
ークを用いることにより、出力の精度を余り損なうこと
なく、学習に要する計算時間を減らすことができる。な
お、入出力部130に適応できるものに、他のベイズ
法、K最近接法、フューチャーマッピング、LVQなど
があるが、これらを利用した場合でも同様の効果が得ら
れる。
【0038】上記実施例では、標本データの選択の基準
として、誤差を用いてきたが、この基準は、入出力部1
30において、標本データ112と入出力関数f
N (x)の誤差ei が大きいと、出力を大きく修正する
必要があるので有用性が高いが、標本データ112と入
出力関数の誤差がない場合は標本データの出力(yi )
と入出力関数fN (x)が一致して、二乗誤差が0にな
る。このような値を評価の基準として使用できないの
で、データ選択部の第2の実施例としてそのような不都
合を解消する手法について説明する。
として、誤差を用いてきたが、この基準は、入出力部1
30において、標本データ112と入出力関数f
N (x)の誤差ei が大きいと、出力を大きく修正する
必要があるので有用性が高いが、標本データ112と入
出力関数の誤差がない場合は標本データの出力(yi )
と入出力関数fN (x)が一致して、二乗誤差が0にな
る。このような値を評価の基準として使用できないの
で、データ選択部の第2の実施例としてそのような不都
合を解消する手法について説明する。
【0039】図6は本発明のデータ選択部の第 2の実施
例を説明するための図である。同図中、図5と同一箇所
には同一符号を付す。
例を説明するための図である。同図中、図5と同一箇所
には同一符号を付す。
【0040】同図において、標本データc3 を無視する
と、入出力関数aは変化した入出力関係gとなる。この
ときの無視した標本データc3 における入出力関数aと
変化した入出力関数gとの差である入出力関数の変化量
IGを評価基準とすることができる。この場合、変化量
IGが大きい標本データほど有効性が大きい。
と、入出力関数aは変化した入出力関係gとなる。この
ときの無視した標本データc3 における入出力関数aと
変化した入出力関数gとの差である入出力関数の変化量
IGを評価基準とすることができる。この場合、変化量
IGが大きい標本データほど有効性が大きい。
【0041】標本データc3 を無視した場合の出力f
(xi :c1 ,c2 ,c4 )とデータの出力yi を比較
して得られる二乗誤差ei 2 は、
(xi :c1 ,c2 ,c4 )とデータの出力yi を比較
して得られる二乗誤差ei 2 は、
【数2】 を評価の基準とする。この二乗誤差ei 2 が大きい程、
変化量IGが大きく、有効性のあるデータとなる。
変化量IGが大きく、有効性のあるデータとなる。
【0042】次に、本発明の標本データ選択部の第3の
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【0043】図7は、本発明の標本データ選択部の第3
の実施例を説明するための図である。同図中、図6と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実
施例は、前述の第2の実施例である標本データを無視し
た場合の変化量IGを所定の範囲内で積分
の実施例を説明するための図である。同図中、図6と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実
施例は、前述の第2の実施例である標本データを無視し
た場合の変化量IGを所定の範囲内で積分
【数3】 し、積分量が大きい標本データを選択するものである。
この場合も標本データc 3 が最も有効なデータとなる。
この場合も標本データc 3 が最も有効なデータとなる。
【0044】次に、二乗誤差ei 2 から導出した評価基
準は、分布状態による評価基準をも含んでいる。例え
ば、標本データPj の近傍に標本データPi が存在する
と、標本データPi が標本データPj に近いほど二乗誤
差ei が小さくなる。つまり、真の関数bが滑らかな入
力部分に標本データが密集して存在すると、互いの標本
データの評価が低くなる。
準は、分布状態による評価基準をも含んでいる。例え
ば、標本データPj の近傍に標本データPi が存在する
と、標本データPi が標本データPj に近いほど二乗誤
差ei が小さくなる。つまり、真の関数bが滑らかな入
力部分に標本データが密集して存在すると、互いの標本
データの評価が低くなる。
【0045】図8は本発明の標本データ選択部の第4の
実施例を説明するための図である。
実施例を説明するための図である。
【0046】入力空間中の距離についてはユークリッド
距離Ei を以下により求める。
距離Ei を以下により求める。
【数4】 上記の式(2)については、距離Eが 予め設定された
値θ以下であるものを選択する。
値θ以下であるものを選択する。
【0047】なお、上記の実施例以外に時刻tにおける
評価をEi (t)として、以下により時間平均を求める
方法もある。
評価をEi (t)として、以下により時間平均を求める
方法もある。
【数5】 但し、αは、0<α<1であるとする。
【0048】次に、本発明のデータ保存部111につい
て説明する。データ保存部111は、データ選択部12
0で選択されるべき標本データを保持し、さらに、デー
タ選択部120で、有効でないとして除去された標本デ
ータを保持するものである。
て説明する。データ保存部111は、データ選択部12
0で選択されるべき標本データを保持し、さらに、デー
タ選択部120で、有効でないとして除去された標本デ
ータを保持するものである。
【0049】(データ保存部)先ず、本発明の標本デー
タを保持しているデータ保存部111から逐次的に新し
い標本データがデータ選択部120に与えれらる状況に
ついて説明する。
タを保持しているデータ保存部111から逐次的に新し
い標本データがデータ選択部120に与えれらる状況に
ついて説明する。
【0050】図9は本発明のデータ保存部の第1の実施
例の構成を示す。
例の構成を示す。
【0051】同図に示す構成は、図3に示す構成のデー
タ管理部110のデータ保存部111に加えてスリープ
データ保存部113を設けたものである。本実施例で
は、データ保存部111をアクティブデータ保存部11
1とし、データ選択120についても、逐次的に標本デ
ータ112をアクティブデータ保存部111から供給さ
れて、データの取捨選択のための標本データの比較を行
なう。データ比較部121と、比較した結果により、ア
クティブデータ保存部111から除去するデータ抽出部
122を設ける。
タ管理部110のデータ保存部111に加えてスリープ
データ保存部113を設けたものである。本実施例で
は、データ保存部111をアクティブデータ保存部11
1とし、データ選択120についても、逐次的に標本デ
ータ112をアクティブデータ保存部111から供給さ
れて、データの取捨選択のための標本データの比較を行
なう。データ比較部121と、比較した結果により、ア
クティブデータ保存部111から除去するデータ抽出部
122を設ける。
【0052】本発明の処理は、アクティブデータ保存部
111から標本データ112がデータ選択部120のデ
ータ比較部121に与えられる。しかし、図3に示され
るデータ管理部110の構成では、データ選択部120
に標本データ112が与えられ、有効でない標本データ
は除去されていたが、後になって除去してしまった標本
データが必要となる場合がある。この不都合を緩和する
ために、本実施例では、スリープデータ保存部113を
データ管理部110に設ける。
111から標本データ112がデータ選択部120のデ
ータ比較部121に与えられる。しかし、図3に示され
るデータ管理部110の構成では、データ選択部120
に標本データ112が与えられ、有効でない標本データ
は除去されていたが、後になって除去してしまった標本
データが必要となる場合がある。この不都合を緩和する
ために、本実施例では、スリープデータ保存部113を
データ管理部110に設ける。
【0053】図10は本発明のデータ保存部の詳細な構
成を示す。
成を示す。
【0054】同図において、アクティブデータ保存部1
11からデータ選択部120に標本データが与えられ
る。データ選択部120のデータ比較部121は、各標
本データを比較し、データ抽出部122で、有効なデー
タc1 ,c2 ,c3 ,c4 以外の有効でないデータ
d1 ,d2 ,d3 を除去すると、そのデータd1 ,
d2 ,d 3 をスリープデータ保存部113に転送する。
スリープデータ保存部113は、データ選択部120よ
り転送された標本データをある期間保持する。
11からデータ選択部120に標本データが与えられ
る。データ選択部120のデータ比較部121は、各標
本データを比較し、データ抽出部122で、有効なデー
タc1 ,c2 ,c3 ,c4 以外の有効でないデータ
d1 ,d2 ,d3 を除去すると、そのデータd1 ,
d2 ,d 3 をスリープデータ保存部113に転送する。
スリープデータ保存部113は、データ選択部120よ
り転送された標本データをある期間保持する。
【0055】図11は本発明のデータ管理部の第1の実
施例の動作を示すフローチャートである。
施例の動作を示すフローチャートである。
【0056】ステップ101)逐次的に加えられる新し
い標本データをまず、スリープデータ保存部113に追
加する。
い標本データをまず、スリープデータ保存部113に追
加する。
【0057】ステップ102)前述のデータ選択部12
0において、有効となる評価量の大きい標本データを選
択するための処理を行う。
0において、有効となる評価量の大きい標本データを選
択するための処理を行う。
【0058】ステップ103)ステップ102におい
て、アクティブデータ保存部111において無効となっ
た標本データが有るかを判定し、ない場合には、ステッ
プ105に移行する。一方、無効となった標本データが
ある場合には、次ステップに移行する。
て、アクティブデータ保存部111において無効となっ
た標本データが有るかを判定し、ない場合には、ステッ
プ105に移行する。一方、無効となった標本データが
ある場合には、次ステップに移行する。
【0059】ステップ104)アクッティブデータ保存
部111において無効となった標本データをスリープデ
ータ保存部113に追加登録する。
部111において無効となった標本データをスリープデ
ータ保存部113に追加登録する。
【0060】ステップ105)アクティブデータ保存部
111内の標本データ(xi ,yi)について誤差Δe
i を求める。所定の評価基準により、上位から1つまた
は複数のアクティブデータの誤差を求める。
111内の標本データ(xi ,yi)について誤差Δe
i を求める。所定の評価基準により、上位から1つまた
は複数のアクティブデータの誤差を求める。
【0061】ステップ106)スリープデータ保存部1
13の無効となった標本データ(x’i ,y’i )につ
いてステップ105と同様に誤差e’i を求める。所定
の評価基準により、上位から1つまたは複数の有効な標
本データの誤差を求める。
13の無効となった標本データ(x’i ,y’i )につ
いてステップ105と同様に誤差e’i を求める。所定
の評価基準により、上位から1つまたは複数の有効な標
本データの誤差を求める。
【0062】ステップ107)アクティブデータ保存部
111内の1つ又は、複数の有効な標本データ(xi ,
yi )の誤差Δei と、スリープデータ保存部113の
1つまたは、アクティブデータ保存部111の標本デー
タの数と同数の誤差e’i を比較して、アクティブデー
タ保存部111の標本データの有効性が高い場合には、
ステップ109に移行する。一方、スリープデータ保存
部113の標本データの有効性が高い場合には、次ステ
ップに移行する。
111内の1つ又は、複数の有効な標本データ(xi ,
yi )の誤差Δei と、スリープデータ保存部113の
1つまたは、アクティブデータ保存部111の標本デー
タの数と同数の誤差e’i を比較して、アクティブデー
タ保存部111の標本データの有効性が高い場合には、
ステップ109に移行する。一方、スリープデータ保存
部113の標本データの有効性が高い場合には、次ステ
ップに移行する。
【0063】ステップ108)アクティプデータ保存部
111の標本データとスリープデータ保存部113でア
クティブデータとなった標本データを入れ替える。
111の標本データとスリープデータ保存部113でア
クティブデータとなった標本データを入れ替える。
【0064】ステップ109)ある一定期間が経過した
時に、スリープデータ保存部113の標本データの有効
性が低いために使用されない標本データを有効性が低い
順に除去する。
時に、スリープデータ保存部113の標本データの有効
性が低いために使用されない標本データを有効性が低い
順に除去する。
【0065】上記のように、スリープデータ保存部11
3を用いることにより、データ選択部120は有効な標
本データを誤って捨てることが少なくなるので、より適
切な標本データをアクティブデータ保存部111内に保
持できるようになる。そのため、入出力関数をより真の
関数に近づけることが可能となる。
3を用いることにより、データ選択部120は有効な標
本データを誤って捨てることが少なくなるので、より適
切な標本データをアクティブデータ保存部111内に保
持できるようになる。そのため、入出力関数をより真の
関数に近づけることが可能となる。
【0066】なお、上記のフローチャートでは、新しい
データをスリープデータ保存部113に追加して上記ス
テップ108において、有効性が高ければ、アクティブ
データ保存部111に転送したが、これをまず、アクテ
ィブデータ保存部111に追加してもよい。
データをスリープデータ保存部113に追加して上記ス
テップ108において、有効性が高ければ、アクティブ
データ保存部111に転送したが、これをまず、アクテ
ィブデータ保存部111に追加してもよい。
【0067】更に、アクティブデータ保存部111とス
リープデータ保存部113に保存できるデータの限度を
設けた場合について説明する。
リープデータ保存部113に保存できるデータの限度を
設けた場合について説明する。
【0068】アクティブデータ保存部111は、最大M
個の標本データPi (但しi=1〜M)のセットA=
(P1 ,P2 ,…,P M)を有し、スリープデータ保存
部113は、最大N個のデータQi (但し、i=1〜
N)のセットS=(Q1 ,Q2 ,…,QN )を保持す
る。アクティブデータ保存部111は、逐次的に新たな
データを取り込みながら、不要なデータを削除すること
であるので、データセットAとして、ニューラルネット
ワークの学習及び出力の補正を有効に行うことができる
アクティブデータを選択保持するために、スリープデー
タ保存部113のデータセットSが用いられる。
個の標本データPi (但しi=1〜M)のセットA=
(P1 ,P2 ,…,P M)を有し、スリープデータ保存
部113は、最大N個のデータQi (但し、i=1〜
N)のセットS=(Q1 ,Q2 ,…,QN )を保持す
る。アクティブデータ保存部111は、逐次的に新たな
データを取り込みながら、不要なデータを削除すること
であるので、データセットAとして、ニューラルネット
ワークの学習及び出力の補正を有効に行うことができる
アクティブデータを選択保持するために、スリープデー
タ保存部113のデータセットSが用いられる。
【0069】図12は、本発明のデータ管理部の第2の
実施例のアクティブデータ保存部及びスリープデータ保
存部に保持するデータ数に制限がある場合の処理を示す
フローチャートである。
実施例のアクティブデータ保存部及びスリープデータ保
存部に保持するデータ数に制限がある場合の処理を示す
フローチャートである。
【0070】ステップ201)アクティブデータ保存部
111は、データセットA=(P1,P2 ,…,P M)
内のデータの数をM個以下に抑えながら、前述した二乗
誤差Δei 2 の評価が大きなデータを残す。そこで、ア
クティブデータ保存部111がスリープデータ保存部1
13から前述のスリープデータとなる標本データを受け
取り、アクティブデータ保存部111の個数PがM以上
であれば(P≧M)、ステップ204に移行し、アクテ
ィブデータ保存部111の個数PがMより少ない(P<
M)であれば、ステップ202に移行する。
111は、データセットA=(P1,P2 ,…,P M)
内のデータの数をM個以下に抑えながら、前述した二乗
誤差Δei 2 の評価が大きなデータを残す。そこで、ア
クティブデータ保存部111がスリープデータ保存部1
13から前述のスリープデータとなる標本データを受け
取り、アクティブデータ保存部111の個数PがM以上
であれば(P≧M)、ステップ204に移行し、アクテ
ィブデータ保存部111の個数PがMより少ない(P<
M)であれば、ステップ202に移行する。
【0071】ステップ202)アクティブデータ保存部
111は新しいデータを追加する。
111は新しいデータを追加する。
【0072】ステップ203)アクティブデータ個数P
をインクリメントしてステップ201に移行する。
をインクリメントしてステップ201に移行する。
【0073】ステップ204)アクティブデータ保存部
111のデータ個数Pがスリープデータ保存部113の
データ個数Mより多い場合には、スリープデータ保存部
113に新しいデータを追加する。
111のデータ個数Pがスリープデータ保存部113の
データ個数Mより多い場合には、スリープデータ保存部
113に新しいデータを追加する。
【0074】ステップ205)アクティブデータ保存部
111の標本データに対する二乗誤差Δei 2 の評価を
行う。
111の標本データに対する二乗誤差Δei 2 の評価を
行う。
【0075】ステップ206)スリープデータ保存部1
13のデータ個数Qがスリープデータ保存部113の最
大個数より少なければ(Q<N)、ステップ207に移
行し、一方、最大個数N以上であれば(Q≧N)、ステ
ップ209に移行する。
13のデータ個数Qがスリープデータ保存部113の最
大個数より少なければ(Q<N)、ステップ207に移
行し、一方、最大個数N以上であれば(Q≧N)、ステ
ップ209に移行する。
【0076】ステップ207)アクティブデータ保存部
111の評価された標本データのうち、有効性の低いデ
ータをスリープデータ保存部113に転送する。
111の評価された標本データのうち、有効性の低いデ
ータをスリープデータ保存部113に転送する。
【0077】ステップ208)スリープデータ保存部1
13のデータ個数をインクリメントして(Q=Q+
1)、ステップ201に戻る。
13のデータ個数をインクリメントして(Q=Q+
1)、ステップ201に戻る。
【0078】ステップ209)スリープデータ保存部1
13のデータ個数がスリープデータ保存部113の最大
個数N以上であれば(Q≧N)、スリーブデータ保存部
113の標本データQに対する二乗誤差ei 2 の評価を
行う。
13のデータ個数がスリープデータ保存部113の最大
個数N以上であれば(Q≧N)、スリーブデータ保存部
113の標本データQに対する二乗誤差ei 2 の評価を
行う。
【0079】ステップ210)前述の図8のフローチャ
ートのステップ108と同様の処理を行う。
ートのステップ108と同様の処理を行う。
【0080】ステップ211)前述の図8のフローチャ
ートのステップ109と同様の処理を行う。
ートのステップ109と同様の処理を行う。
【0081】上記のアクティブデータ保存部111とス
リープデータ保存部113の関係を具体的に説明する。
リープデータ保存部113の関係を具体的に説明する。
【0082】図13は本発明のデータ管理部の第2の実
施例のアクティブデータとスリープデータの保存例を示
す。同図において、各データの横に延びるバーは、エラ
ーe i 2 の大きさを示す。
施例のアクティブデータとスリープデータの保存例を示
す。同図において、各データの横に延びるバーは、エラ
ーe i 2 の大きさを示す。
【0083】図13(A)は、初期状態で、アクティブ
データ保存部111は、例えば10個(A〜J)を貯え
ることができ、スリープデータ保存部113は、5個の
データ(K〜N)を貯えることができるものとする。同
図(B)は新しいデータ(New)がスリープデータの
保存部:Sの最上位に追加されると同時に他のデータが
1つづつ順位を下げている。同図(C)では、また、ス
リープデータ保存部:Sの一番下の順位のデータとその
上のデータとを比較し、データの方がエラー量が小さけ
れば入れ替える。この入れ替えを一つづつ順番の高いと
ころで行う。同図(D)はアクティブデータ保存部:A
の中の一番エラー量が小さいデータLとスリープデータ
保存部Sの最上位のデータIを比較し、スリープデータ
保存部:Sのエラー量がが大きければ入れ替える。この
例の場合には、L>Iであるので、入れ替えは行われな
い。
データ保存部111は、例えば10個(A〜J)を貯え
ることができ、スリープデータ保存部113は、5個の
データ(K〜N)を貯えることができるものとする。同
図(B)は新しいデータ(New)がスリープデータの
保存部:Sの最上位に追加されると同時に他のデータが
1つづつ順位を下げている。同図(C)では、また、ス
リープデータ保存部:Sの一番下の順位のデータとその
上のデータとを比較し、データの方がエラー量が小さけ
れば入れ替える。この入れ替えを一つづつ順番の高いと
ころで行う。同図(D)はアクティブデータ保存部:A
の中の一番エラー量が小さいデータLとスリープデータ
保存部Sの最上位のデータIを比較し、スリープデータ
保存部:Sのエラー量がが大きければ入れ替える。この
例の場合には、L>Iであるので、入れ替えは行われな
い。
【0084】アクティブデータ保存部111は、同図に
示すバーが長いデータをアクティブデータとして保持す
ることである。順を追って図13に基づいて説明する。
図13(A)の初期状態においてアクティブデータ保存
部:AにデータAからデータJが保持され、スリープデ
ータ保存部113には、データKからデータNが保持さ
れていたとする。ここで、同図(B)のように、スリー
プデータ保存部:Sが新しいデータ(New)を受け取
ると、スリープデータ保存部:Sの一番上のQ1に積み
重ねられ、他のデータは一つづつ順位を下げ、最下位Q
5にあったデータOは捨てられる。
示すバーが長いデータをアクティブデータとして保持す
ることである。順を追って図13に基づいて説明する。
図13(A)の初期状態においてアクティブデータ保存
部:AにデータAからデータJが保持され、スリープデ
ータ保存部113には、データKからデータNが保持さ
れていたとする。ここで、同図(B)のように、スリー
プデータ保存部:Sが新しいデータ(New)を受け取
ると、スリープデータ保存部:Sの一番上のQ1に積み
重ねられ、他のデータは一つづつ順位を下げ、最下位Q
5にあったデータOは捨てられる。
【0085】次に、同図(C)に示すようにスリープデ
ータ保存部:S内で並べ替えを下の順位から行う。ま
ず、同図(B)において、スリープデータ保存部:Sの
Q4内のデータMとQ5内のデータNを比較し、評価の
大きいデータ(同図中ではN)をQ4に入れる。次に、
同様の操作をQ3内のデータとQ4内のデータについて
行う。同様の操作をさらに順位の高いデータについても
実行すると、スリープデータ保存部内で最も評価の高い
データ(同図中では、L)がQ1に位置する。さらに、
同図中(D)に示すように、スリープデータ保存部:S
の最上位Q1内のデータと、アクティブデータ保存部:
A内で最も評価の低いデータ「I」よりも大きければス
リープデータ保存部:Sのデータ「L」とアクティブデ
ータ保存部:Aのデータ「I」の入れ替えを行う。
ータ保存部:S内で並べ替えを下の順位から行う。ま
ず、同図(B)において、スリープデータ保存部:Sの
Q4内のデータMとQ5内のデータNを比較し、評価の
大きいデータ(同図中ではN)をQ4に入れる。次に、
同様の操作をQ3内のデータとQ4内のデータについて
行う。同様の操作をさらに順位の高いデータについても
実行すると、スリープデータ保存部内で最も評価の高い
データ(同図中では、L)がQ1に位置する。さらに、
同図中(D)に示すように、スリープデータ保存部:S
の最上位Q1内のデータと、アクティブデータ保存部:
A内で最も評価の低いデータ「I」よりも大きければス
リープデータ保存部:Sのデータ「L」とアクティブデ
ータ保存部:Aのデータ「I」の入れ替えを行う。
【0086】次に上記の標本データ選択部及びデータ管
理部を適応的入出力装置に適用した場合について説明す
る。
理部を適応的入出力装置に適用した場合について説明す
る。
【0087】図14は、本発明の標本データ選択方法及
び標本データ保存方法を適応的入出力装置に適応した例
を示す。
び標本データ保存方法を適応的入出力装置に適応した例
を示す。
【0088】同図に示す適応的入出力装置1は、主入出
力部4、データ保存部112、補正入出力部6、データ
選択保存部7、加算器8より構成される。
力部4、データ保存部112、補正入出力部6、データ
選択保存部7、加算器8より構成される。
【0089】適応的入出力装置1は、外部から受け取っ
た入力2に応じて出力3を送出するものである。主入出
力部4は、ニューラルネットワークなどの高速な応答を
有する適応的入出力を行なうものであり、外部から受け
取った入力2から主出力9を生成する。データ保存部5
は、データ管理部110のアクティブデータ保存部11
1と同様の機能を有する。データ保存部5は、主入出力
部4が出力3を決定する際に参照する標本データを貯え
ており、主入出力部4の学習データ(標本データ)とし
て利用される。
た入力2に応じて出力3を送出するものである。主入出
力部4は、ニューラルネットワークなどの高速な応答を
有する適応的入出力を行なうものであり、外部から受け
取った入力2から主出力9を生成する。データ保存部5
は、データ管理部110のアクティブデータ保存部11
1と同様の機能を有する。データ保存部5は、主入出力
部4が出力3を決定する際に参照する標本データを貯え
ており、主入出力部4の学習データ(標本データ)とし
て利用される。
【0090】データ選択保存部7は、補正入出力部6の
応答と適応させる処理量を削減するために、補正入出力
部6が参照する標本データ11の数を減らす必要があ
る。このために、前述のデータ選択部の第1〜第4の実
施例のいずれかの方法で、データ保存部5の中から有効
性の高い標本データを選択し、かつ保持する。
応答と適応させる処理量を削減するために、補正入出力
部6が参照する標本データ11の数を減らす必要があ
る。このために、前述のデータ選択部の第1〜第4の実
施例のいずれかの方法で、データ保存部5の中から有効
性の高い標本データを選択し、かつ保持する。
【0091】補正入出力部6は、ニューラルネットワー
クの学習を避けて標本データを無視する方法により、誤
差eを補う補正出力12を生成する。
クの学習を避けて標本データを無視する方法により、誤
差eを補う補正出力12を生成する。
【0092】加算器8は、主出力9と補正入出力部6か
らの補正出力12を加え合わせて出力3を出力する。加
算器3の出力は、図15に示すように、データ選択保存
部7で選択された標本データ11による補正出力12を
主出力9に加えあわせたものである。このように、主出
力9と補正出力12を加算することにより、加算された
出力4は、主出力9より適切な出力を行なう。
らの補正出力12を加え合わせて出力3を出力する。加
算器3の出力は、図15に示すように、データ選択保存
部7で選択された標本データ11による補正出力12を
主出力9に加えあわせたものである。このように、主出
力9と補正出力12を加算することにより、加算された
出力4は、主出力9より適切な出力を行なう。
【0093】加算器8において、主入出力部4からの出
力と補正入出力部6補正出力の和である出力f(xi :)
のあるデータci を無視した場合の出力f(xi :
c1 ,c 2 ,c4 )を得るためには、ニューラルネット
ワークを学習させる必要がある。しかし、ニューラルネ
ットワークの学習データ毎に異なった学習を行なうの
は、処理コスト等の点で現実的ではないので、ニューラ
ルネットワーク学習を避けるあるデータci を無視した
ときの補正出力e(x) の変化に注目したときに生じる二
乗誤差ei 2 ei 2 = |ei −e( xi : P1,P2,…,P i-1 ,P
i+1 ,…,P M ) |2 を評価の基準として用いた場合に、この二乗誤差ei 2
が大きい標本データほど有効である。
力と補正入出力部6補正出力の和である出力f(xi :)
のあるデータci を無視した場合の出力f(xi :
c1 ,c 2 ,c4 )を得るためには、ニューラルネット
ワークを学習させる必要がある。しかし、ニューラルネ
ットワークの学習データ毎に異なった学習を行なうの
は、処理コスト等の点で現実的ではないので、ニューラ
ルネットワーク学習を避けるあるデータci を無視した
ときの補正出力e(x) の変化に注目したときに生じる二
乗誤差ei 2 ei 2 = |ei −e( xi : P1,P2,…,P i-1 ,P
i+1 ,…,P M ) |2 を評価の基準として用いた場合に、この二乗誤差ei 2
が大きい標本データほど有効である。
【0094】データ選択保存部7において選択された標
本データ11の表現としては、データ保存部5の標本デ
ータ10と同様に、入力2と出力3の関係(xi ,
yi )でもよいが、入力2(xi )と主出力9(f
N (xi ))と標本データ10の出力yi との差ei =
yi −fM (xi )の関係でもよい。入力2(xi )と
主出力9fN (xi )と標本データ10の出力との差e
i の場合は、入力2(xi )から出力3(yi )を得る
時の計算量が少なくなるので、より高速な応答が可能と
なる。また、入力2と出力3の関係(xi ,yi )の場
合には、データの選択を行なう時の計算量が少なくな
る。
本データ11の表現としては、データ保存部5の標本デ
ータ10と同様に、入力2と出力3の関係(xi ,
yi )でもよいが、入力2(xi )と主出力9(f
N (xi ))と標本データ10の出力yi との差ei =
yi −fM (xi )の関係でもよい。入力2(xi )と
主出力9fN (xi )と標本データ10の出力との差e
i の場合は、入力2(xi )から出力3(yi )を得る
時の計算量が少なくなるので、より高速な応答が可能と
なる。また、入力2と出力3の関係(xi ,yi )の場
合には、データの選択を行なう時の計算量が少なくな
る。
【0095】図16は本発明の誤差を用いて標本データ
を評価した場合を示す。誤差eを用いて、選択された標
本データ11の主出力9(fN (x))と出力yi との
差であるei を用いて、誤差13(ei )の大きな標本
データ(xi ,yi )を選択する。
を評価した場合を示す。誤差eを用いて、選択された標
本データ11の主出力9(fN (x))と出力yi との
差であるei を用いて、誤差13(ei )の大きな標本
データ(xi ,yi )を選択する。
【0096】さらに、他の標本データの選択の方法に
は、上記の図6に示すデータ選択部120の第2の実施
例を用いる方法がある。ここで、主出力9(f
n (x))を変化させずに、標本データ14を無視した
とすると、出力15と無視しない出力3を比較して標本
データ14における出力の変化量16や、出力の変化量
16を適当な範囲で入力空間に対して積分した量17を
用いることができる。補正入出力部6の適応時間が短い
ので、ある標本データ(xi ,yi )を無視したときの
補正入力12の出力変化のみを比較すれば、効率的であ
るが、主出力9の適応による出力変化を考慮してもよ
い。
は、上記の図6に示すデータ選択部120の第2の実施
例を用いる方法がある。ここで、主出力9(f
n (x))を変化させずに、標本データ14を無視した
とすると、出力15と無視しない出力3を比較して標本
データ14における出力の変化量16や、出力の変化量
16を適当な範囲で入力空間に対して積分した量17を
用いることができる。補正入出力部6の適応時間が短い
ので、ある標本データ(xi ,yi )を無視したときの
補正入力12の出力変化のみを比較すれば、効率的であ
るが、主出力9の適応による出力変化を考慮してもよ
い。
【0097】さらに、データ選択保存部7は、標本デー
タ10を選択する場合に、選択の基準の時間平均
タ10を選択する場合に、選択の基準の時間平均
【数6】 などの過去の履歴を含めて選択基準としてもよい。
【0098】さらに、補正入出力部6からの補正出力1
2により、目的に応じて出力3の特性を向上することが
できる。
2により、目的に応じて出力3の特性を向上することが
できる。
【0099】また、主入出力部4は充分な適応が行なわ
れた後では、多くの標本データに基づく補間を行なうこ
とができるので、出力3の補間能力は、主入力装置4の
適応が進むにつれて向上する。
れた後では、多くの標本データに基づく補間を行なうこ
とができるので、出力3の補間能力は、主入力装置4の
適応が進むにつれて向上する。
【0100】
【発明の効果】上述のように、本発明のデータ選択機構
によれば、標本データとして入出力関係を記述するのに
有効なデータが選択されるため、少ないデータ数でも出
力の精度を向上させることができ、学習や出力に要する
コスト及び時間が削減される。
によれば、標本データとして入出力関係を記述するのに
有効なデータが選択されるため、少ないデータ数でも出
力の精度を向上させることができ、学習や出力に要する
コスト及び時間が削減される。
【0101】さらに、データ保持機構により多くの標本
データを保持しておく必要がないので、記憶領域が小さ
くですみ、さらに、逐次的に標本データが与えられる様
な状況でこの入出力装置を利用してもデータが際限なく
増加することを防止できる。
データを保持しておく必要がないので、記憶領域が小さ
くですみ、さらに、逐次的に標本データが与えられる様
な状況でこの入出力装置を利用してもデータが際限なく
増加することを防止できる。
【0102】このような本発明のデータ選択機構と、デ
ータ保持機構を適応的入出力装置に適応した場合には、
入力に対して高速な出力の応答が可能であると同時に、
主入出力部の適応の遅さを補正入出力部の補正出力を加
え合わせることでカバーするので、出力が適応に要する
時間を削減することができる。特に、逐次的に新しい標
本データが与えられて、補正出力を生成することにより
適応に要する時間を大幅に減少させることが可能であ
る。
ータ保持機構を適応的入出力装置に適応した場合には、
入力に対して高速な出力の応答が可能であると同時に、
主入出力部の適応の遅さを補正入出力部の補正出力を加
え合わせることでカバーするので、出力が適応に要する
時間を削減することができる。特に、逐次的に新しい標
本データが与えられて、補正出力を生成することにより
適応に要する時間を大幅に減少させることが可能であ
る。
【0103】さらに、本発明を適応的入出力部の主入出
力部は適応後には、加算器を用いて優れた補間能力が期
待できるので、出力の補間能力は主入出力装置の適応の
進行に従って向上する。
力部は適応後には、加算器を用いて優れた補間能力が期
待できるので、出力の補間能力は主入出力装置の適応の
進行に従って向上する。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例の適応的入出力装置の構成図で
ある。
ある。
【図3】本発明の概念を説明するための図である。
【図4】本発明のデータ選択部の第1の実施例の誤差を
用いる場合のフローチャートである。
用いる場合のフローチャートである。
【図5】本発明のデータ選択部の第1の実施例の誤差に
よる標本データの評価を説明するための図である。
よる標本データの評価を説明するための図である。
【図6】本発明のデータ選択部の第2の実施例の標本デ
ータの選択を説明するための図である。
ータの選択を説明するための図である。
【図7】本発明のデータ選択部の第3の実施例の標本デ
ータの選択を説明するための図である。
ータの選択を説明するための図である。
【図8】本発明のデータ選択部の第4の実施例の空間的
関係を用いた場合の標本データの選択について説明する
ための図である。
関係を用いた場合の標本データの選択について説明する
ための図である。
【図9】本発明のデータ保存部の第1の実施例を説明す
るための図である。
るための図である。
【図10】本発明のデータ保存部の詳細な構成を示す図
である。
である。
【図11】本発明のデータ保存部の第1の実施例の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図12】本発明のデータ保存部の第2の実施例のアク
ティブデータ保存部及びスリープデータ保存部に保持す
るデータ数に制限がある場合の処理のフローチャートで
ある。
ティブデータ保存部及びスリープデータ保存部に保持す
るデータ数に制限がある場合の処理のフローチャートで
ある。
【図13】本発明のデータ保存部の第2の実施例のアク
ティブデータとスリープデータの具体例を示す図であ
る。
ティブデータとスリープデータの具体例を示す図であ
る。
【図14】本発明のデータ選択部及びデータ保存部を適
応的入出力装置に適応した例を示す図である。
応的入出力装置に適応した例を示す図である。
【図15】本発明のデータ選択部を適応的入出力装置の
データ選択保存部に適応した時の標本データの評価を示
す図(その1)である。
データ選択保存部に適応した時の標本データの評価を示
す図(その1)である。
【図16】本発明のデータ選択部を適応的入出力装置の
データ選択保存部に適応した時の標本データの評価を示
す図(その2)である。
データ選択保存部に適応した時の標本データの評価を示
す図(その2)である。
【図17】本発明のデータ選択部を適応的入出力装置の
主出力と補正出力の加算結果を示す図である。
主出力と補正出力の加算結果を示す図である。
【図18】従来の適応的入出力装置の構成図である。
【図19】従来の適応的入出力装置の詳細を示す図であ
る。
る。
1 適応的入出力装置 2 入力 3 出力 4 主入出力部 5 データ保存部 6 補正入出力部 7 データ選択保存部 8 加算器 9 主出力 10 標本データ 11 選択された標本データ 12 補正出力 30 データ保存手段 31 標本データ 40 データ選択手段 41 残存エラー比較手段 42 変化量比較手段 43 空間比較手段 50 入力 60 入出力部 70 出力 110 データ管理部 111 データ保存部 112 標本データ 113 スリープデータ保存部 114 無効な標本データ 115 新しい標本データ 116 除去された標本データ 120 データ選択部 121 データ比較部 122 データ抽出部 130 入出力部 140 入力 150 出力 211 適応的入出力装置 212 入力 213 入出力関数 214 入出力部 215 データ管理部 216 標本データ 218 出力 219 データ保存部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 茂美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 入出力関数を決定するための標本データ
(31)を保持するデータ保存手段(30)と、 該データ保存手段(30)の該標本データから有効な標
本データ(31)を所定の評価の基準により、選択する
データ選択手段(40)と、 該データ選択手段(40)により選択された該標本デー
タに応じて入出力関数を決定し、該入出力関数に基づき
外部からの入力(50)に応じて出力する入出力部(6
0)とを有することを特徴とする適応的入出力装置。 - 【請求項2】 前記入出力部(60)に、選択された標
本データを教師データとするニューラルネットワークを
用いる請求項1記載の適応的入出力装置。 - 【請求項3】 前記データ選択手段(40)は、該所定
の評価の基準として、前記標本データの出力と、前記ニ
ューラルネットワークの出力の誤差が大きい標本データ
を所定の規則に従って有効なデータとして選択する請求
項1記載の適応的入出力装置。 - 【請求項4】 前記データ選択手段(40)は、該所定
の評価の基準として、任意の標本データの出力とその標
本データを無視した時の入出力関数の出力との変化量が
大きい標本データを所定の規則に従って有効なデータと
して選択する請求項1記載の適応的入出力装置。 - 【請求項5】 前記データ選択手段(40)は、前記変
化量を所定の範囲で積分し、その積分値が大きい標本デ
ータを所定の規則に従って有効なデータとして選択する
請求項4記載の適応的入出力装置。 - 【請求項6】 前記データ選択手段(40)は、該所定
の評価の基準として入力空間中及び出力空間中の少なく
とも一方の前記標本データ間の空間的関係の値の差を求
め、該空間的関係の値の差が大きい標本データまたは、
小さい標本データを所定の規則に従って有効なデータを
選択する請求項1記載の適応的入出力装置。 - 【請求項7】 前記空間関係の差として距離を利用する
請求項6記載の適応的入出力装置。 - 【請求項8】 前記距離としてユークリッド距離を用い
る請求項7記載の適応的入出力装置。 - 【請求項9】 前記データ選択手段(40)は、前記所
定の評価基準として前記標本データの出力と前記入出力
関数の出力との誤差による評価、または、任意の標本デ
ータの出力とその標本データを無視したときの入出力関
数の出力との変化量、または前記空間的関係の値の差に
よる前記標本データに対する評価の履歴を求め、該履歴
の値が大きい標本データまたは小さい標本データを所定
の規則に従って有効なデータを選択する請求項1記載の
適応的入出力装置。 - 【請求項10】 前記データ保存手段(30)は、前記
データ選択手段(40)により、有効であると判断され
た標本データ(112)を保持するアクティブデータ保
存部(111)と、該アクティブデータ保存部(11
1)で比較的有効でないと判断された標本データを一時
的に保持するためのスリープデータ保存部(113)と
を具備し、必要に応じて該スリープデータ保持部(11
3)内の標本データを該アクティブデータ保存部(11
1)に復帰させる請求項1記載の適応的入出力装置。 - 【請求項11】 前記データ保存手段(30)におい
て、前記スリープデータ保存部(113)に保存されて
いる標本データのうち、評価が低く且つ・又は所定の時
間を経過したデータを前記スリープデータ保存部(11
3)より除去する請求項10記載の適応的入出力装置。 - 【請求項12】 有効な標本データを前記データ選択手
段(40)により選択し、保持するデータ選択保存部
(7)と、 任意の標本データの出力とその標本データを無視したと
きの入出力関数の出力との変化量を補正する補正入出力
部(6)と、 前記入出力部(4)からの出力と該補正入出力部(6)
の補正出力とを加え併せる加算器(8)を含む請求項1
記載の適応的入出力装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4332080A JPH06180691A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 適応的入出力装置 |
US08/118,745 US5420810A (en) | 1992-12-11 | 1993-09-10 | Adaptive input/output apparatus using selected sample data according to evaluation quantity |
EP19930402267 EP0601898A3 (en) | 1992-12-11 | 1993-09-17 | Adaptable input / output device using selected sample data according to an evaluation size. |
KR1019930019062A KR960015593B1 (ko) | 1992-12-11 | 1993-09-20 | 평가량에 따른 선택샘플데이타를 사용하는 적응적 입출력장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4332080A JPH06180691A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 適応的入出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06180691A true JPH06180691A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18250926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4332080A Pending JPH06180691A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 適応的入出力装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5420810A (ja) |
EP (1) | EP0601898A3 (ja) |
JP (1) | JPH06180691A (ja) |
KR (1) | KR960015593B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH08101710A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-16 | Babcock Hitachi Kk | プラントの運転制御装置 |
JP2021125788A (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-30 | 沖電気工業株式会社 | データ圧縮装置、データ圧縮システム、学習モデル構築装置及びプログラム |
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US5727128A (en) * | 1996-05-08 | 1998-03-10 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | System and method for automatically determining a set of variables for use in creating a process model |
KR20180073314A (ko) | 2016-12-22 | 2018-07-02 | 삼성전자주식회사 | 컨볼루션 신경망 시스템 및 그것의 동작 방법 |
JP6564412B2 (ja) * | 2017-03-21 | 2019-08-21 | ファナック株式会社 | 機械学習装置及び熱変位補正装置 |
KR20210044985A (ko) * | 2019-10-16 | 2021-04-26 | 엘지전자 주식회사 | 음성 처리 방법 및 음성 처리 장치 |
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- 1992-12-11 JP JP4332080A patent/JPH06180691A/ja active Pending
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- 1993-09-10 US US08/118,745 patent/US5420810A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-17 EP EP19930402267 patent/EP0601898A3/en not_active Withdrawn
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JP2021125788A (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-30 | 沖電気工業株式会社 | データ圧縮装置、データ圧縮システム、学習モデル構築装置及びプログラム |
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