JPH06180198A - コックピット移動式車両 - Google Patents

コックピット移動式車両

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JPH06180198A
JPH06180198A JP33142992A JP33142992A JPH06180198A JP H06180198 A JPH06180198 A JP H06180198A JP 33142992 A JP33142992 A JP 33142992A JP 33142992 A JP33142992 A JP 33142992A JP H06180198 A JPH06180198 A JP H06180198A
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JP
Japan
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cockpit
turret
vehicle
arm
vehicle body
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JP33142992A
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JP3057400B2 (ja
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Yoshiaki Shinoda
芳明 篠田
Masashi Koyasu
正史 小安
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Japan Steel Works Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H7/00Armoured or armed vehicles
    • F41H7/02Land vehicles with enclosing armour, e.g. tanks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 戦闘車両において、前方に大きく視界を遮る
物があっても視界を確保できるようにする。 【構成】 戦闘車両の砲塔21の後部にコックピット2
2を砲塔21と分離して配置し、コックピット22と砲
塔21とを俯仰アーム25で連結すると共に、俯仰アー
ム25を砲塔21側を中心に俯仰駆動できるようにし、
前方に大きく視界を遮る物がある場合には、俯仰アーム
25を起立させてコックピット22を高位置に移動させ
ることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、必要に応じコックピッ
トを移動し、その位置を変えることができるようにした
車両に関する。
【0002】
【従来の技術】図5、6には、従来型戦闘車両の一例の
側面と平面を示す。1は車体姿勢制御装置2を有する車
両本体で、その上面には可動台として砲塔3が設けられ
ている。砲塔3には砲4が設けられており、その砲尾5
の後方には弾薬装てん装置6が設けられている。
【0003】このような車両においては、乗員配置のた
め、車両本体1側に操縦手のコックピット7が設けら
れ、砲塔3において砲尾5の両側に砲手と車長のコック
ピット8、9が設けられている。なお、各コックピット
7、8、9の前部には、視界を得るための視察照準装置
(潜望鏡)10、11、12が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような戦闘車両
において、凹凸のある不整地を走行する場合や前方に大
きく視界を遮る隆起物13がある場合には、視界を確保
することができず、視界を確保するためには自らの車体
を相手に暴露するおそれがあった。
【0005】また、従来の戦闘車両においては、被弾し
た際の乗員の防護のため、砲塔3におけるコックピット
8、9の前部の装甲14、15に大きなスペース、重量
をさいているが、これが車両の軽量化、小型化を図る上
での制約となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、乗員が乗るコックピットを車両本体も
しくは車両本体上の可動台と分離して設け、車両本体も
しくは可動台とコックピットとをアームで連結し、アー
ムを起状駆動することによりコックピットを移動できる
ようにしたのである。
【0007】戦闘車両においては、コックピットを砲塔
の後方に位置させ、砲塔とコックピットとをアームで連
結する。
【0008】
【作用】上記車両においては、アームを起立させること
によりコックピットを上方に位置させることができるの
で、前方に障害物があっても、それに遮られることなく
乗員による前方視界の確認ができる。
【0009】また、戦闘車両においては、コックピット
を砲塔の後方に設定することで、砲塔の前面からコック
ピットの前面までの経過長を長くとることができ、防護
上有利で、装甲に係るスペース、重量を低減できる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係るコックピット移動式車両
を戦闘車両に適用した実施例を図面に基づき説明する。
図1には一実施例に係る戦闘車両の側面、図2にはその
平面、図3、図4には平面、側面の部分的拡大を示して
ある。
【0011】車両自体の基本的構成は図5、6に示した
従前のものと同じである。つまり、車体姿勢制御装置2
を有する車両本体1の上面に、可動台としての砲塔21
が旋回可能に設置されている。車両本体1側のコックピ
ット7、視察照準装置10も従前と同様に設けられる。
砲塔21の構成は砲4を備え、砲尾5の後方に弾薬装て
ん装置6を備えるが、従来のものとは異なりコックピッ
トは配置されていない。
【0012】コックピット22は砲塔21の後面に砲塔
21とは完全に分離して配置される。コックピット22
の両側面は砲塔21の両側面とヒンジ23、24を介し
俯仰アーム25によって連結されている。ヒンジ23、
24には俯仰アーム駆動用の駆動装置26、27が組み
込まれている。駆動装置26、27は、歯車28、2
9、モータ30、31、位置決め用の角度検出器及び電
力、信号接続用のスリップリングからなるユニット3
2、33などからなる。
【0013】したがって、俯仰アーム25が砲塔21側
を中心として回動、即ち起状動されることにより、コッ
クピット22は移動される。なお、駆動装置26、27
におけるモータ30、31にはメカニカルブレーキが組
み込まれており、俯仰アーム25を所定の角度、即ちコ
ックピット22を所定の位置で保持できるようにしてあ
る。
【0014】コックピット22は、砲塔21の後面に位
置する基本ポジション(A)から、駆動装置26、27
により砲塔21の前部上に乗る操縦用ポジション
(B)、俯仰アーム25の俯仰動により基本ポジション
(A)と操縦用ポジション(B)との間で任意に設定さ
れる探索用ポジション(C)とをとる。図1、4では、
探索用ポジション(C)として、俯仰アーム25が略鉛
直に立った状態を示してある。なお、コックピット22
の位置決めは、角度検出器による信号をフィードバック
することによりサーボ系を組むことにより行なう。
【0015】また、コックピット22の前後方向の傾斜
角(ピッチ方向)は、コックピット22に設置した傾斜
角センサ34などの信号を用いて常に水平になるように
制御される。さらに、左右方向の傾斜角(ロール方向)
は、必要に応じて車体の姿勢制御機構を用いて水平にな
るように制御するものとする。
【0016】コックピット22は通常二名乗るものと
し、左右に乗員席35、36が配置されている。乗員は
操縦、射撃、探索等の任務を分担する。各乗員は席3
5、36の前部に設けられた視察照準装置(潜望鏡)3
7、38によって視界を得る。
【0017】本実施例においては、車両本体側の乗員は
いないものとしてもよい。その場合には、車両側乗員用
の視察照準装置10に操縦用のカメラを設置し、操縦用
の映像信号を砲塔21、俯仰アーム25内を通してコッ
クピット22内に送る構造とし、コックピット22の設
定ポジション(A)(B)(C)に関係なく、コックピ
ット22内の乗員が操縦用の視界を確保できるものとす
る。
【0018】また、乗員が1名の場合もこのコックピッ
ト22に乗り、その設定ポジションを操縦、射撃、探索
などの任務に応じて変えることにより、1名でもすべて
の任務を遂行することができる。なお、車両本体側のコ
ックピット7に操縦手がいる乗員計3名の状態をとるこ
ともでき、その場合には、それぞれの乗員が視察照準装
置10、37、38より視界を得る。
【0019】上記のような構成の車両において、通常の
走行の際には、駆動装置26、27により俯仰アーム2
5を回動し、コックピット22を図1、4に示す操縦用
ポジション(B)に設置する。この状態では前方視界が
大きくとれ、操縦の上で最適となる。また、この状態
は、砲塔21の側面に装備されている副火器39の点検
などにもすぐれている。
【0020】前方に視界を遮る障害物がある場合、例え
ば、車両が稜線地形におかれた場合などには、駆動装置
26、27により俯仰アーム25を上向きに回動し、コ
ックピット22を障害物の大きさに合わせた高さの探索
用ポジション(C)に設定する。つまり、前方に自らを
暴露することなしに前方の視界を得ることができるので
ある。
【0021】コックピット22の位置を砲塔21の後面
の基本ポジション(A)にとった場合には、砲塔21の
中に配置されている砲尾5、弾薬装てん装置6などが装
甲の一部として機能することになる。その結果、装甲防
護に費す重量、スペースを軽減でき、車両の小型化、軽
量化を図ることができる。
【0022】さらに、いずれのポジションにおいてもコ
ックピット22は砲塔21と完全に区画化されることに
なるので、被弾時の誘爆等の危険から乗員を保護するこ
とができる。なお、コックピット22における乗員の席
の数は一つ以上適宜選択できる。
【0023】上記実施例は本発明を戦闘車両に適用した
ものであるが、本発明は、建設機械など周囲の状況を確
認しながら作業を行う車両のキャビンにも適用できる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るコックピット移動式車両に
よれば、乗員の乗るコックピットを車両本体や可動台と
区画し、しかも車両本体等と分離して独自に移動できる
ようにしたので、任務、作業内容に応じて最適の位置を
とることができ、乗員自身の操作、視覚といった人間の
五感と周囲状況の整合性が良くなり、効率のよい任務の
遂行、作業内容の実施ができる。
【0025】例えば、コックピットの位置として高位置
をとった場合には、前方に障害物があってもそれを越え
て前方を視認することができ、戦闘車両にあっては、広
範囲の探索が可能となり、戦闘を有利に進めることがで
きる。
【0026】また、戦闘車両において、コックピットを
可動台である砲塔の後面に位置させることができ、その
場合には、砲塔が装甲の役目を果たすことになり、その
分装甲の重量、スペースを節約でき、車両の小型化、軽
量化を図ることができる。勿論、砲塔等によりコックピ
ットの前面側に大きな経過長が確保されるので、乗員の
安全性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコックピット移動式車
両の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】一実施例の主要部を拡大した平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】コックピットを有する車両の従来のものの一例
の側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【符号の説明】
1 車両本体 4 砲 5 砲尾 6 弾薬装てん装置 21 砲塔 23、24 ヒンジ 25 俯仰アーム 26、27 駆動装置 28、29 歯車 30、31 モータ 34 傾斜角センサ 35、36 乗員席 37、38 視察照準装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員が乗るコックピットを車両本体もし
    くは車両本体上の可動台と分離して設け、車両本体もし
    くは可動台とコックピットとをアームで連結し、アーム
    を起状駆動することによりコックピットを移動できるよ
    うにしたことを特徴とするコックピット移動式車両。
JP4331429A 1992-12-11 1992-12-11 コックピット移動式戦闘車両 Expired - Lifetime JP3057400B2 (ja)

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JP4331429A JP3057400B2 (ja) 1992-12-11 1992-12-11 コックピット移動式戦闘車両

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JPH06180198A true JPH06180198A (ja) 1994-06-28
JP3057400B2 JP3057400B2 (ja) 2000-06-26

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10160394A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Komatsu Ltd 戦闘車両
EP0844455A3 (de) * 1996-11-22 1999-04-28 Wegmann & Co. GmbH Anordnung eines Geschützes in einem Panzerturm
JP2009264677A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Japan Steel Works Ltd:The 電磁加速装置
KR20220041309A (ko) * 2020-09-25 2022-04-01 현대로템 주식회사 전투차량용 원격무장장치 장착대

Cited By (4)

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JP2009264677A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Japan Steel Works Ltd:The 電磁加速装置
KR20220041309A (ko) * 2020-09-25 2022-04-01 현대로템 주식회사 전투차량용 원격무장장치 장착대

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