JPH0618017U - 自動車用加湿器 - Google Patents
自動車用加湿器Info
- Publication number
- JPH0618017U JPH0618017U JP5572792U JP5572792U JPH0618017U JP H0618017 U JPH0618017 U JP H0618017U JP 5572792 U JP5572792 U JP 5572792U JP 5572792 U JP5572792 U JP 5572792U JP H0618017 U JPH0618017 U JP H0618017U
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- water storage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用加湿器を分解することなく、電極が
導通しなくなる前に、電極への付着物の状態を知る。 【構成】 自動車用加湿器10は、貯水タンク12と、
貯水タンク12の底部12bに設けられた超音波振動子
14と、貯水タンク12の水面Ws上に貯水タンク12
の外部へ開口して設けられたノズル16と、ノズル16
を上端が連結し超音波振動子14を下端が囲繞する筒体
18と、貯水タンク12と筒体18との下部に設けられ
これらを連通する導水間隙20と、筒体18の水面Ws
上へ開口して設けられた通風管22と、通風管22を通
して筒体18へ空気を送るファン24とを備えたもので
ある。
導通しなくなる前に、電極への付着物の状態を知る。 【構成】 自動車用加湿器10は、貯水タンク12と、
貯水タンク12の底部12bに設けられた超音波振動子
14と、貯水タンク12の水面Ws上に貯水タンク12
の外部へ開口して設けられたノズル16と、ノズル16
を上端が連結し超音波振動子14を下端が囲繞する筒体
18と、貯水タンク12と筒体18との下部に設けられ
これらを連通する導水間隙20と、筒体18の水面Ws
上へ開口して設けられた通風管22と、通風管22を通
して筒体18へ空気を送るファン24とを備えたもので
ある。
Description
【0001】
この考案は、超音波振動子により水を霧化して自動車内を加湿する自動車用加 湿器に関する。
【0002】
従来の自動車用加湿器は、貯水タンクと、この貯水タンクの底部に設けられた 超音波振動子と、上記貯水タンクの水面上に上記貯水タンクの外部へ開口して設 けられたノズルとを備え、上記貯水タンクの水中には水切れを検出する水センサ の電極が設けられていた。超音波振動子により貯水タンクの水が霧化され、この 霧がファンによってノズルを通って自動車内へ送り出される。超音波振動子は水 切れの状態で動作すると壊れてしまうので、これを防ぐために水センサが設けら れている。
【0003】
このような自動車用加湿器の電極には時間とともに炭酸カルシウム等の付着物 が生じ、逐には電極が導通しなくなる。すると、水が入っていても水切れの状態 になり、自動車用加湿器は動作しなくなる。 しかしながら、従来の自動車用加湿器では、電極が導通しなくなって初めて異 常であることに気付き、しかも、その原因が電極への付着物であるとわかるまで には、自動車用加湿器を分解して電極を調べる必要があった。 そこで、この考案の目的は、自動車用加湿器を分解することなく、電極が導通 しなくなる前に、電極への付着物の状態がわかる自動車用加湿器を提供すること にある。
【0004】
この考案に係る自動車用加湿器は、貯水タンクと、この貯水タンクの底部に設 けられた超音波振動子と、上記貯水タンクの水面上に上記貯水タンクの外部へ開 口して設けられたノズルとを備え、上記貯水タンクの水中には水切れを検出する 水センサの電極が設けられ、この電極が外部から見える部分の上記貯水タンクの 壁が透明部材で形成されたものである。また、上記電極が金メッキされているも のとしてもよい。
【0005】
貯水タンク内の水は超音波振動子により霧化して、ノズルを通って外部へ出る 。貯水タンク内の水が減少して電極の周囲の水がなくなると、電極間の電気抵抗 が増大する。水センサはこの電気抵抗の増大により水切れを検出する。電極には 時間とともに付着物が生じてくる。この付着物は透明部材を通して見ることがで きる。また、電極を金メッキにすると、電極が腐食しにくくなるとともに付着物 が目立つようになる。
【0006】
図1乃至図3はこの考案に係る自動車用加湿器の一実施例を示し、図1は図2 におけるI−I線縦断面図(一部側面図)、図2は全体斜視図、図3はノズルを 貯水タンクから外した状態を示す斜視図である。以下、これらの図面に基づき詳 しく説明する。
【0007】 この考案に係る自動車用加湿器10は、貯水タンク12と、貯水タンク12の 底部12bに設けられた超音波振動子14と、貯水タンク12の水面Ws上に貯 水タンク12の外部へ開口して設けられたノズル16と、ノズル16を上端が連 結し超音波振動子14を下端が囲繞する筒体18と、貯水タンク12と筒体18 との下部に設けられこれらを連通する導水間隙20と、筒体18の水面Ws上へ 開口して設けられた通風管22と、通風管22を通して筒体18へ空気を送るフ ァン24とを備えたものである。
【0008】 超音波振動子14の振動によって突き出した水面Wsが当接する防水板26が ノズル16の内側に設けられている。貯水タンク12の水W中には水切れを検出 する水センサ28の電極30a、30b、32bが設けられ、電極30a…が外 部から見える部分の貯水タンク12の壁が透明部材34で形成されている。
【0009】 貯水タンク12は、本体40と蓋体42とをゴムパッキン44を介してねじ4 6で固定したものである。底部12bには、超音波振動子14を内蔵した振動子 基板14Bと多数の電子部品(図示せず)を実装したプリント配線板48とがO リング50を介してねじ52で取り付けられ、その横にスペーサ54を介してフ ァン24が取り付けられている。貯水タンク12は、受け容器56に上から嵌ま り込むようになっている。受け容器56には、霧化量調節用の摘み58と、電源 表示用のLED60と、水切れ表示用のLED62と、空気吸込口64とが設け られている。
【0010】 ノズル16は、内筒16iと、外筒16oと、内筒16i上部の吹出口66と 、内筒16i下部の防水板26とから構成されている。また、ノズル16は、蓋 体42に回動自在に嵌め込まれ、吹出口66を所望の方向へ向けることができる 。
【0011】 筒体18は円筒状を呈している。貯水タンク12の底部12bに上方へ突設さ れた小片68に、筒体18の下端が嵌め込まれている。また、底部12bの小片 68のない部分が導水間隙20となっている。筒体18の上端は、ノズル16の 外筒16oに連結している。
【0012】 通風管22は半円筒状を呈し筒体18内に立設されている。通風管22の下端 は、底部12bを貫いて開口している。通風管22の上端は、ノズル16の外筒 16oと内筒16iの間に開口している。
【0013】 電極30a…は、金メッキされた導電性の良好な金属から棒状に形成され、水 の電気抵抗を検出するものである。電極30a、30bは一対を成し貯水タンク 12の前部に立設され、電極32a(図示せず)、32bはもう一対を成し貯水 タンク12の後部に立設されている。このように、電極30a…を二対設けるこ とで、水切れの検出精度を高めている。
【0014】 次に、自動車用加湿器10の動作を説明する。
【0015】 ファン24は、空気吸込口64から空気を取り入れ(矢印イ)、底部12bの 下へ空気を送る(矢印ロ)。その空気は、通風管22内を通って(矢印ハ)、外 筒16oと内筒16iの間を通り、筒体18内へ入る(矢印ニ)。一方、筒体1 8内の水Wは超音波振動子14により霧化しているので、霧とともに空気が吹出 口66を通って外部へ送り出される(矢印ホ)。筒体18内の水Wが減少しても 、導水間隙20から筒体18内へ水Wが流入することにより、筒体18の内外の 水位は同じになる。
【0016】 貯水タンク12内の水Wが減少して電極30a…の周囲の水Wがなくなると、 電極30a…間の電気抵抗が増大する。水センサ28はこの電気抵抗の増大によ り水切れを検出する。また、電極30a…には時間とともに付着物が生じてくる が、この付着物は透明部材34を通して直ちに発見できる。
【0017】 電極30a…を金メッキにすると、電極30a…が耐食性が向上するとともに 付着物が目立つようになる。付着物が目立つ理由は、炭酸カルシウム等の析出物 が白色、灰色、黒色等であることによる。つまり、電極30a…が金色であると 、例えば銀色系であるよりも、付着物が目立ちやすい。
【0018】 また、1.7V程度の低い直流電圧を電極30a…に印加することにより、付 着物を少なくしている。さらに、ノズル16及び筒体18は指で摘むだけで簡単 に外せるので、電極30a…の清掃は容易である。
【0019】 なお、走行中の自動車が激しく振動しても、貯水タンク12に生じた波は筒体 18内へ入らないので、筒体18内の水Wの揺動は小さい。さらに、防水板26 を設けた場合は、超音波振動子14の振動によって突き出した水面が防水板26 に当たるため、ノズル16から水Wがこぼれにくい。
【0020】 筒体18内で発生した霧は、筒体18以外の貯水タンク12へは入らないので 、直ちに外部へ排出される。したがって、霧の一部が滞留して液化することが極 めて少ないので、霧化効率が高い。
【0021】
この考案に係る自動車用加湿器によれば、電極に付着物が生じても、この付着 物を透明部材を通して直ちに発見できる。したがって、自動車用加湿器を分解す ることなく、しかも、電極が導通しなくなる前に、電極への付着物の状態を知る ことができる。
【0022】 また、電極を金メッキにすると、電極の耐食性を向上できるとともに、付着物 を目立たせることができる。
【図1】この考案に係る自動車用加湿器の一実施例を示
す図2におけるI−I線縦断面図。
す図2におけるI−I線縦断面図。
【図2】この考案に係る自動車用加湿器の一実施例を示
す全体斜視図。
す全体斜視図。
【図3】この考案に係る自動車用加湿器の一実施例のノ
ズルを貯水タンクから外した状態を示す斜視図。
ズルを貯水タンクから外した状態を示す斜視図。
10…自動車用加湿器 12…貯水タンク 14…超音波振動子 16…ノズル 28…水センサ 30a、30b、32b…電極 34…透明部材
Claims (2)
- 【請求項1】貯水タンクと、この貯水タンクの底部に設
けられた超音波振動子と、上記貯水タンクの水面上に上
記貯水タンクの外部へ開口して設けられたノズルとを備
え、上記貯水タンクの水中には水切れを検出する水セン
サの電極が設けられ、この電極が外部から見える部分の
上記貯水タンクの壁が透明部材で形成された自動車用加
湿器。 - 【請求項2】上記電極が金メッキされている請求項1記
載の自動車用加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5572792U JPH0618017U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 自動車用加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5572792U JPH0618017U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 自動車用加湿器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618017U true JPH0618017U (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=13006893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5572792U Pending JPH0618017U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 自動車用加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618017U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017531777A (ja) * | 2014-09-15 | 2017-10-26 | ケーピーシー カンパニー,リミテッド | 浮遊式加湿器の容器の構造 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53101007A (en) * | 1977-02-16 | 1978-09-04 | Tsunashima Masao | Detergent for humidifier |
JPS618175A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-14 | ティーディーケイ株式会社 | 超音波加湿器用振動子 |
JPS63302233A (ja) * | 1987-06-01 | 1988-12-09 | Hitachi Ltd | 車両用加湿器 |
JPH01263443A (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | 給水タンク |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP5572792U patent/JPH0618017U/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53101007A (en) * | 1977-02-16 | 1978-09-04 | Tsunashima Masao | Detergent for humidifier |
JPS618175A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-14 | ティーディーケイ株式会社 | 超音波加湿器用振動子 |
JPS63302233A (ja) * | 1987-06-01 | 1988-12-09 | Hitachi Ltd | 車両用加湿器 |
JPH01263443A (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | 給水タンク |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017531777A (ja) * | 2014-09-15 | 2017-10-26 | ケーピーシー カンパニー,リミテッド | 浮遊式加湿器の容器の構造 |
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