JPH06180176A - 冷水循環装置 - Google Patents
冷水循環装置Info
- Publication number
- JPH06180176A JPH06180176A JP28568192A JP28568192A JPH06180176A JP H06180176 A JPH06180176 A JP H06180176A JP 28568192 A JP28568192 A JP 28568192A JP 28568192 A JP28568192 A JP 28568192A JP H06180176 A JPH06180176 A JP H06180176A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- circulation pump
- water tank
- circulation
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】冷水循環装置で、運転中に送水管，被冷却装置
または戻り水管から循環水が漏洩した時に、水槽内の循
環水がサイフォン効果で更に流失することを防止すると
ともに、これを得るための機構を自動化すること。 【構成】循環ポンプ７の吐出側に接続された送水管８の
循環ポンプ近傍と、戻り水管１０の水槽６の近傍に止水
用の電磁弁１２をそれぞれ設けると共に、水槽６内の水
位の低下を検知する水位検知器１４と、水位検知器１４
からの信号により止水用電磁弁の開閉や、循環ポンプ
７、及び冷凍機の運転・停止を行う制御回路を備えた冷
水循環装置。
または戻り水管から循環水が漏洩した時に、水槽内の循
環水がサイフォン効果で更に流失することを防止すると
ともに、これを得るための機構を自動化すること。 【構成】循環ポンプ７の吐出側に接続された送水管８の
循環ポンプ近傍と、戻り水管１０の水槽６の近傍に止水
用の電磁弁１２をそれぞれ設けると共に、水槽６内の水
位の低下を検知する水位検知器１４と、水位検知器１４
からの信号により止水用電磁弁の開閉や、循環ポンプ
７、及び冷凍機の運転・停止を行う制御回路を備えた冷
水循環装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷水循環装置におけ
る、漏洩水を最小限にする装置に関する。
る、漏洩水を最小限にする装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】水槽内に冷凍サイクルの蒸発器と、冷凍
サイクルの運転・停止を制御するためのサーモスタツト
を設置し、水槽内の水温を一定に保つようにし、その水
槽内の水を循環ポンプにて被冷却装置に循環させて、被
冷却装置の温度を一定に保持する冷水循環技術が周知で
ある。
サイクルの運転・停止を制御するためのサーモスタツト
を設置し、水槽内の水温を一定に保つようにし、その水
槽内の水を循環ポンプにて被冷却装置に循環させて、被
冷却装置の温度を一定に保持する冷水循環技術が周知で
ある。
【０００３】このような冷水循環装置において、従来は
被冷却装置や、冷水循環装置と被冷却装置を結ぶ配管に
不具合が生じ循環水が漏洩すると、水槽内に設置された
水位検知器が水位の低下を検知し、これに連動して循環
ポンプと冷凍サイクルの運転が停止するようになつてい
た。
被冷却装置や、冷水循環装置と被冷却装置を結ぶ配管に
不具合が生じ循環水が漏洩すると、水槽内に設置された
水位検知器が水位の低下を検知し、これに連動して循環
ポンプと冷凍サイクルの運転が停止するようになつてい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
だけでは循環水の漏洩個所が水槽の水面より高い場所の
場合は有効だが、水槽の水面より低い場所での漏洩の場
合はサイフォン効果により水槽内の殆どの水が流出して
しまい、漏洩水による被害を最小限にできなかった。
だけでは循環水の漏洩個所が水槽の水面より高い場所の
場合は有効だが、水槽の水面より低い場所での漏洩の場
合はサイフォン効果により水槽内の殆どの水が流出して
しまい、漏洩水による被害を最小限にできなかった。
【０００５】本発明の目的は、水槽の水面より低い場所
で漏洩した場合のサイフォン効果による水槽内の水の流
出を防止し、漏洩水による被害を最小限に留められる冷
水循環装置を提供することにある。
で漏洩した場合のサイフォン効果による水槽内の水の流
出を防止し、漏洩水による被害を最小限に留められる冷
水循環装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、冷凍機により内部の水を冷却可能な水槽と、この水
槽内の水を被冷却装置に送水し、被冷却装置を冷却した
後再び水槽内に戻すための循環ポンプと、これらを結ぶ
各種配管を有する閉サイクルの冷水循環装置において、
前記循環ポンプの吐出側に接続された送水管の循環ポン
プ近傍と、戻り水管の水槽近傍に止水用の電磁弁をそれ
ぞれ設けると共に、水槽内の水位の低下を検知する水位
検知器と、水位検知器からの信号により止水用電磁弁の
開閉や、循環ポンプ、及び冷凍機の運転・停止を行う制
御回路を備えた。
に、冷凍機により内部の水を冷却可能な水槽と、この水
槽内の水を被冷却装置に送水し、被冷却装置を冷却した
後再び水槽内に戻すための循環ポンプと、これらを結ぶ
各種配管を有する閉サイクルの冷水循環装置において、
前記循環ポンプの吐出側に接続された送水管の循環ポン
プ近傍と、戻り水管の水槽近傍に止水用の電磁弁をそれ
ぞれ設けると共に、水槽内の水位の低下を検知する水位
検知器と、水位検知器からの信号により止水用電磁弁の
開閉や、循環ポンプ、及び冷凍機の運転・停止を行う制
御回路を備えた。
【０００７】または、前記循環ポンプの吐出側に接続さ
れた送水管の循環ポンプ近傍と、戻り水管の水槽近傍
に、先端が水槽の水面より高所に有りその先端から出る
水が水槽内に落下するよう配置された細管を接続すると
共に、水槽内の水位の低下を検知する水位検知器と、水
位検知器からの信号により循環ポンプ、及び冷凍機の運
転・停止を行う制御回路を備えた。
れた送水管の循環ポンプ近傍と、戻り水管の水槽近傍
に、先端が水槽の水面より高所に有りその先端から出る
水が水槽内に落下するよう配置された細管を接続すると
共に、水槽内の水位の低下を検知する水位検知器と、水
位検知器からの信号により循環ポンプ、及び冷凍機の運
転・停止を行う制御回路を備えた。
【０００８】
【作用】上記構成よりなれば、水槽の水面より低い場所
での漏洩の場合に際して、水位検知器からの信号を受け
た制御回路により、循環ポンプと冷凍サイクルの動作が
停止すると同時に各止水用電磁弁が閉鎖され水槽内の水
の流出が防止される、または水位検知器からの信号を受
けた制御回路により、循環ポンプと冷凍サイクルの動作
が停止すると同時に細管から空気が導入されることで、
サイフォン効果が防止されて水槽内の水の流出が防止さ
れる。
での漏洩の場合に際して、水位検知器からの信号を受け
た制御回路により、循環ポンプと冷凍サイクルの動作が
停止すると同時に各止水用電磁弁が閉鎖され水槽内の水
の流出が防止される、または水位検知器からの信号を受
けた制御回路により、循環ポンプと冷凍サイクルの動作
が停止すると同時に細管から空気が導入されることで、
サイフォン効果が防止されて水槽内の水の流出が防止さ
れる。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例を図１，図２より説明す
る。
る。
【００１０】図１は本実施例に係る冷水循環装置の構成
図の一例で、水槽６内には、圧縮機１，凝縮器２，蒸発
器３，送風機４とサーモスタット５等で構成される冷凍
サイクルの蒸発器３とサーモスタット５が配置され、水
槽６内の水温を一定温度に制御する。
図の一例で、水槽６内には、圧縮機１，凝縮器２，蒸発
器３，送風機４とサーモスタット５等で構成される冷凍
サイクルの蒸発器３とサーモスタット５が配置され、水
槽６内の水温を一定温度に制御する。
【００１１】水槽６内の循環水は、水槽６内の水面より
低い位置に配置された循環ポンプ７により送水管８に送
り出され被冷却装置９を冷却した後、戻り水管１０によ
り再び水槽６内に帰還する。
低い位置に配置された循環ポンプ７により送水管８に送
り出され被冷却装置９を冷却した後、戻り水管１０によ
り再び水槽６内に帰還する。
【００１２】送水管８の循環ポンプ７近傍には、水槽６
内に給水すると自動的に循環ポンプ７内にも水が満たさ
れるように、呼び水管１１が接続されていると共に、呼
び水管１１の下流に止水用の電磁弁１２が配置されてい
る。また、戻り水管１０の水槽６近傍にも止水用の電磁
弁１２が配置されている。
内に給水すると自動的に循環ポンプ７内にも水が満たさ
れるように、呼び水管１１が接続されていると共に、呼
び水管１１の下流に止水用の電磁弁１２が配置されてい
る。また、戻り水管１０の水槽６近傍にも止水用の電磁
弁１２が配置されている。
【００１３】制御回路１３は、運転中に送水管８，戻り
水管１０あるいは被冷却装置９に破損が生じて循環水が
漏洩し、水槽６内の循環水の水位が低下した場合に水位
検知器１４からの信号を受けて、圧縮機１，送風機４と
循環ポンプ７を停止させると共に、二つの止水用電磁弁
１２を閉鎖する。
水管１０あるいは被冷却装置９に破損が生じて循環水が
漏洩し、水槽６内の循環水の水位が低下した場合に水位
検知器１４からの信号を受けて、圧縮機１，送風機４と
循環ポンプ７を停止させると共に、二つの止水用電磁弁
１２を閉鎖する。
【００１４】上記実施例によれば、運転中に送水管８，
戻り水管１０あるいは被冷却装置９に破損が生じて循環
水が漏洩しても、制御回路１３により循環ポンプ７が停
止されると共に、止水用電磁弁１２も閉鎖されるので、
水槽６内の循環水がサイフォン効果により更に流失する
ことがないので漏洩水量は最小限に留められる。
戻り水管１０あるいは被冷却装置９に破損が生じて循環
水が漏洩しても、制御回路１３により循環ポンプ７が停
止されると共に、止水用電磁弁１２も閉鎖されるので、
水槽６内の循環水がサイフォン効果により更に流失する
ことがないので漏洩水量は最小限に留められる。
【００１５】図２は本実施例に係る冷水循環装置の構成
図の他の例であり、図１の実施例との異なる点は、送水
管８と戻り水管１０に止水用の電磁弁１２が無く、替わ
りに細管１５が接続されていることである。この細管１
５の送水管８に接続されている方は、図１の実施例での
呼び水管１１の働きも兼ねている。
図の他の例であり、図１の実施例との異なる点は、送水
管８と戻り水管１０に止水用の電磁弁１２が無く、替わ
りに細管１５が接続されていることである。この細管１
５の送水管８に接続されている方は、図１の実施例での
呼び水管１１の働きも兼ねている。
【００１６】上記実施例によれば、運転中に送水管８，
戻り水管１０あるいは被冷却装置９に破損が生じて循環
水が漏洩しても、制御回路１３により循環ポンプ７が停
止されると同時に、送水管８と戻り水管１０に大気が導
入されるので、水槽６内の循環水がサイフォン効果によ
り更に流失することがないので漏洩水量は最小限に留め
られるとともに、電磁弁を必要としないので、より単純
な構造の冷水循環装置を提供できる。
戻り水管１０あるいは被冷却装置９に破損が生じて循環
水が漏洩しても、制御回路１３により循環ポンプ７が停
止されると同時に、送水管８と戻り水管１０に大気が導
入されるので、水槽６内の循環水がサイフォン効果によ
り更に流失することがないので漏洩水量は最小限に留め
られるとともに、電磁弁を必要としないので、より単純
な構造の冷水循環装置を提供できる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、水槽の水面より低い場所で漏洩した場合の
サイフォン効果による水槽内の水の流出を防止し、漏洩
水による被害を最小限に留められる。
ているので、水槽の水面より低い場所で漏洩した場合の
サイフォン効果による水槽内の水の流出を防止し、漏洩
水による被害を最小限に留められる。
【図１】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図２】本発明の他の実施例を示す概略構成図である。
１…圧縮機、２…凝縮器、３…蒸発器、４…送風機、５
…サーモスタット、６…水槽、７…循環ポンプ、８…送
水管、９…被冷却装置、１０…戻り水管、１１…呼び水
管、１２…電磁弁、１３…制御回路、１４…水位検知
器、１５…細管。
…サーモスタット、６…水槽、７…循環ポンプ、８…送
水管、９…被冷却装置、１０…戻り水管、１１…呼び水
管、１２…電磁弁、１３…制御回路、１４…水位検知
器、１５…細管。
Claims (2)
- 【請求項１】冷凍機により内部の水を冷却可能な水槽
と、この水槽内の水を被冷却装置に送水し、被冷却装置
を冷却した後再び水槽内に戻すための循環ポンプと、こ
れらを結ぶ各種配管を有する閉サイクルの冷水循環装置
において、 前記循環ポンプの吐出側に接続された送水管の循環ポン
プ近傍と、戻り水管の水槽近傍に止水用の電磁弁をそれ
ぞれ設けると共に、水槽内の水位の低下を検知する水位
検知器と、水位検知器からの信号により止水用電磁弁の
開閉や、循環ポンプ、及び冷凍機の運転・停止を行う制
御回路を備えたことを特徴とする冷水循環装置。 - 【請求項２】請求項１の冷水循環装置において、 前記循環ポンプの吐出側に接続された送水管の循環ポン
プ近傍と、戻り水管の水槽近傍に、先端が水槽の水面よ
り高所に有りその先端から出る水が水槽内に落下するよ
う配置された細管を接続すると共に、水槽内の水位の低
下を検知する水位検知器と、水位検知器からの信号によ
り循環ポンプ、及び冷凍機の運転・停止を行う制御回路
を備えたことを特徴とする冷水循環装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28568192A JPH06180176A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 冷水循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28568192A JPH06180176A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 冷水循環装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06180176A true JPH06180176A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=17694673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28568192A Pending JPH06180176A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 冷水循環装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06180176A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010002582A (ko) * | 1999-06-16 | 2001-01-15 | 윤종용 | 냉장고의 급수장치 및 그 제어방법 |
| CN110195961A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-09-03 | 中国电力工程顾问集团西北电力设计院有限公司 | 一种空冷光热机组中水位连锁控制系统及其连锁控制方法 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP28568192A patent/JPH06180176A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010002582A (ko) * | 1999-06-16 | 2001-01-15 | 윤종용 | 냉장고의 급수장치 및 그 제어방법 |
| CN110195961A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-09-03 | 中国电力工程顾问集团西北电力设计院有限公司 | 一种空冷光热机组中水位连锁控制系统及其连锁控制方法 |
| CN110195961B (zh) * | 2019-06-27 | 2024-02-06 | 中国电力工程顾问集团西北电力设计院有限公司 | 一种空冷光热机组中水位连锁控制系统及其连锁控制方法 |
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