JPH06179693A - 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン誘導体 - Google Patents

2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン誘導体

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JPH06179693A
JPH06179693A JP33475892A JP33475892A JPH06179693A JP H06179693 A JPH06179693 A JP H06179693A JP 33475892 A JP33475892 A JP 33475892A JP 33475892 A JP33475892 A JP 33475892A JP H06179693 A JPH06179693 A JP H06179693A
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JP
Japan
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deoxy
acid
methylidenecytidine
methylidene
give
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Pending
Application number
JP33475892A
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English (en)
Inventor
Akira Matsuda
彰 松田
Masao Kumagai
眞男 熊谷
Shinji Sakata
紳二 坂田
Kazuko Saito
和子 斎藤
Akihiro Fujii
明啓 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamasa Shoyu KK
Welfide Corp
Original Assignee
Yamasa Shoyu KK
Welfide Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式(I) 【化1】 (式中、R1 は水素、ハロゲン、低級アルキルを、R2
はりん酸残基、ピロりん酸残基を示す。)により表され
る2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン誘導体ま
たはその塩。 【効果】 優れた抗腫瘍作用を有し、安定性、溶解性が
改良される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗腫瘍作用を有し、医
薬として有用な2’−デオキシ−2’−メチリデンシチ
ジン誘導体またはその塩に関するものである。
【0002】
【従来の技術】がんによる死亡数が増加している状況
下、外科療法にあわせて化学療法および免疫療法が広く
行われている。化学療法においては、代謝拮抗性抗悪性
腫瘍剤としてシタラビンやフルオロウラシルなどが急性
白血病などに有効であるとして、臨床上使用されてい
る。しかしながら、従来の制がん剤ではいまだに十分満
足しうる治療効果が得られず、しかも副作用をもたらす
など様々な問題を有し、各方面から優れた制がん剤の開
発が求められている。
【0003】最近、2’−アルキリデンピリミジンヌク
レオシド誘導体が合成され、その中でも特に2’−デオ
キシ−2’−メチリデンシチジン(DMDC)が制がん
剤として有用であることが報告されている(特開昭63
−230699号公報および特開昭63−258818
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、DMDCの結晶
性物質としては、DMDC・塩酸塩結晶およびDMDC
・二水和物結晶が知られている。しかしながら、DMD
C・二水和物結晶は安定性は優れているものの、水に対
する溶解性が低く、種々の薬理学的試験を行う上での障
害になっていた。また、DMDC・塩酸塩結晶は水に対
する溶解性は高いものの、水溶液中での安定性は必ずし
も満足のいくものではなかった。したがって、本発明
は、優れた抗腫瘍作用を有し、安定性、溶解性が改良さ
れた新規なDMDC系化合物を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を克服すべく研究を重ねた結果、2’−デオキシ−
2’−メチリデンシチジン誘導体のジりん酸体およびト
リりん酸体またはそれらの塩が上記目的を達成できるも
のであることを見出し、本発明を完成させた。即ち、本
発明は式(I)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1 は水素、ハロゲン、低級アル
キルを、R2 はりん酸残基、ピロりん酸残基を示す。)
により表される2’−デオキシ−2’−メチリデンシチ
ジン誘導体(以下、化合物(I)ということもある)ま
たはその塩に関するものである。
【0008】本明細書の式(I)中、R1 で示されるハ
ロゲンとはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素を、低級アルキ
ルとはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、ペンチルなどの炭素数1〜5のアルキルを意味す
る。
【0009】本発明の化合物(I)は塩の形態であって
もよく、そのような塩としては、アミノ基に関しては、
塩酸、硫酸、臭化水素酸などの無機酸、またはフマール
酸、酒石酸、コハク酸、クエン酸、メタンスルホン酸な
どの有機酸との酸付加塩が例示され、りん酸およびピロ
りん酸に関しては、ナトリウム、カリウム、リチウムな
どのアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウムなどの
アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩などが例示され
る。また、これらのモノ、ジ、トリあるいはテトラ塩が
例示できる。
【0010】本発明化合物の代表的な化合物としては、
たとえば、2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン
−5’−ジりん酸、2’−デオキシ−2’−メチリデン
シチジン−5’−トリりん酸、2’−デオキシ−2’−
メチリデン−5−フルオロシチジン−5’−ジりん酸、
2’−デオキシ−2’−メチリデン−5−フルオロシチ
ジン−5’−トリりん酸、2’−デオキシ−2’−メチ
リデン−5−クロロシチジン−5’−ジりん酸、2’−
デオキシ−2’−メチリデン−5−クロロシチジン−
5’−トリりん酸、2’−デオキシ−2’−メチリデン
−5−メチルシチジン−5’−ジりん酸、2’−デオキ
シ−2’−メチリデン−5−メチルシチジン−5’−ト
リりん酸、およびそれらの各種塩などが挙げられる。
【0011】本発明化合物は、式(II)
【0012】
【化3】
【0013】(式中、R1 は前記と同義である。)によ
り表される原料化合物(以下、化合物(II)という)を
ジりん酸化またはトリりん酸化することにより製造され
る。
【0014】化合物(II)のジりん酸化あるいはトリり
ん酸化法としては、種々のヌクレオシドのジりん酸化、
トリりん酸化法を適用することが可能である。代表的な
方法としては、以下のようなものが挙げられる。
【0015】化合物(II) の5’位水酸基をりん酸化
剤により選択的にりん酸化して、化合物(II)の5’−
モノりん酸体を合成し、次いでこれを式(III)
【0016】
【化4】
【0017】〔式中、R1 は前記と同義、R3 はアミ
ノ、置換アミノ(たとえばメチルアミノ、エチルアミ
ノ、プロピルアミノ、ジエチルアミノなどのアルキルア
ミノ、ジシクロヘキシルアミノなどのシクロアルキルア
ミノ、ジフェニルアミノ、ジベンジルアミノ、モルホリ
ノ、イミダゾリノ、ピペラジノ、ピペリジノ、ピロリジ
ノなど)、α−ピリジルオキシ、またはジフェニルりん
酸残基などを、R4 は水酸基、アルコキシ(t−ブトキ
シなど)、アラルキルオキシ(ベンジルオキシなど)、
または置換アミノ(モルホリノ、ジエチルアミノなど)
を示す。〕で表される活性中間体に導いた後、りん酸あ
るいはピロりん酸を反応させて本発明化合物(I)を得
る方法。
【0018】化合物(II) にオキシ塩化りんもしくは
テトラクロルピロりん酸を反応させて、化合物(II) の
5’−ホスホジクロリデート体を中間体として生成さ
せ、これに直接りん酸あるいはピロりん酸を反応させて
本発明化合物(I)を合成する方法。
【0019】これらの方法自体はいずれも公知であり、
りん酸化剤、反応溶媒、あるいは温度条件の選択もしく
は設定は、それぞれの方法に応じて適宜に行うことがで
きる。たとえば、前記の方法における第一段階として
の式(III)で表される活性中間体の調製は、化合物(I
I)をトリエチルりん酸中、オキシ塩化りんと反応させ
て得られる化合物(II)の5’−モノりん酸体を、ジメ
チルホルムアミド−ジオキサンの混合溶媒中、0℃〜室
温で数十分反応させて行われる。また、第二段階の活性
中間体のりん酸化反応は、ジメチルホルムアミド、ホル
ムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド系溶媒
中、りん酸またはピロりん酸の有機アミン(たとえば、
トリエチルアミン、トリブチルアミン)塩を−10〜0
℃の条件下で加え、室温で数時間反応させることにより
実施される。
【0020】このようにして合成された本発明化合物を
合成反応液から単離するにあたっては、一般のヌクレオ
チド化学分野で常用される精製手段を応用すればよい。
たとえば、イオン交換クロマトグラフィー、吸着クロマ
トグラフィー、再結晶などを適宜に採用することによ
り、本発明化合物を単離精製することができる。
【0021】本発明化合物またはその塩を医薬として用
いる場合、通常、その有効成分量を医薬上許容される担
体、賦形剤、希釈剤などと混合して、散剤、顆粒、錠
剤、糖衣剤、カプセル剤、シロップ剤、坐剤、外用剤、
注射剤、点滴用剤などの形態をとり得る。投与量は対象
疾患、投与経路、剤型などにより変動し得るが、一般に
経口剤の場合、化合物(I)またはその塩として、1日
当たり1〜400mg/kg体重であり、注射剤では1日
0.1〜100mg/kg体重である。投与回数は1日1〜
4回の範囲で適宜選択し得る。
【0022】
【実施例】以下、参考例、実施例を示し、本発明をより
具体的に説明する。
【0023】参考例:2’−デオキシ−2’−メチリデ
ンシチジン−5’−モノりん酸 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン二水和物2
5.0gを五酸化りん存在下、減圧下、80℃で8時間
乾燥し、非結晶無水物20.9gを得た。これにトリエ
チルりん酸300mlを加えて溶解し、氷冷下、オキシ塩
化りん16.2ml(2.0当量)を加えて2.5時間反
応させた。反応液を氷水中に添加し、水酸化ナトリウム
溶液で中和した。中和後、反応液を減圧下濃縮し、2’
−デオキシ−2’−メチリデンシチジン−5’−モノり
ん酸のナトリウム塩の沈澱を得た。沈澱を3リットル
(L)の水に溶解し、塩酸でpH2.5に調整した後、
1Lのクロマト用活性炭に吸着させ、水洗後、希水酸化
ナトリウム溶液(0.05N)で溶出させた。主要画分
を集め塩酸で中和した後に、陰イオン交換樹脂(Cl
型)500mlに吸着させた後、希塩酸溶液(0.02
N)で溶出し、主要画分を得た。これを水酸化ナトリウ
ム溶液で中和後濃縮し、濃縮液にエタノールを添加して
2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン−5’−モ
ノりん酸のナトリウム塩の結晶10.9gを得た(収率
34.4%)。 融点:172℃(分解) UV:λmax 270,208nm(pH7.0)
【0024】実施例1:2’−デオキシ−2’−メチリ
デンシチジン−5’−ジりん酸 参考例で得た2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジ
ン−5’−モノりん酸のナトリウム塩3.75g(1
0.3mmole )を100mlの水に溶解した後、陽イオン
交換樹脂(H型)25mlカラムに通過させ、十分に水洗
した後、処理液にトリブチルアミン2.5ml(10.5
mmole )を加えて十分に撹拌した。この液を減圧下濃縮
した後、ジメチルアセトアミド10mlを加えて更に濃縮
した。濃縮後、ジメチルアセトアミド5mlとジオキサン
2.5mlの混合溶媒を加えて、3回の共沸脱水操作を繰
り返した。こうして得た無水溶液にジフェニルホスホロ
クロリデート2.3ml、トリブチルアミン3.75mlお
よびジオキサン2.5mlを加えて30分間反応させた。
30分後、別にりん酸化剤として85%りん酸溶液1.
4ml(20mmole )にトリブチルアミン4.8ml(2
0.2mmole )およびホルムアミド1.5mlを混合した
後、ピリジン5mlで共沸脱水を3回繰り返して調製して
おいた液を混合し、1時間反応させた。
【0025】反応終了後、合成液に水を加えて75mlと
した後、キシレン5mlを加えて抽出操作を行った。水層
に30%水酸化ナトリウム溶液7mlを加えた後、表面に
遊離してきたトリブチルアミン層を分液除去し、水層を
得た。水層のpHを8〜9に調整した後、冷所に静置
し、残存しているりん酸を結晶として除去した。こうし
て得たろ液を水で80mlに希釈した後、陰イオン交換樹
脂(Cl型)65mlカラムに吸着せしめ、水洗後、モノ
りん酸を0.02Nの塩酸で溶出して除去した後、塩化
ナトリウム・塩酸混液により目的とするジりん酸画分を
溶出させた。こうして得られたジりん酸画分のpHを塩
酸で2.5に調整して活性炭カラム300mlに吸着せし
めた。水洗により塩を除いた後、溶出は0.05Nの水
酸化ナトリウムで行った。目的のジりん酸画分を集め、
塩酸で中和した後、濃縮した液にエタノールを添加する
ことにより、2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジ
ン−5’−ジりん酸のナトリウム塩の結晶1.6gを得
た(収率33.4%)。 融点:159℃(分解) UV:λmax 270,207nm(pH7.0)
【0026】実施例2:2’−デオキシ−2’−メチリ
デンシチジン−5’−トリりん酸 参考例で得た2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジ
ン−5’−モノりん酸3.75g(10.3mmole )を
用いて実施例1と同様の操作で得られた活性中間体に、
あらかじめ共沸脱水したピロりん酸3.6g(20mmol
e )を加えて、1時間反応させた。反応終了後は実施例
1と同様の単離精製操作を行い、カラムクロマトグラフ
ィーにより、希塩酸でモノりん酸を、塩化ナトリウム・
塩酸混液によりジりん酸を除去した後に、目的とするト
リりん酸画分を溶出させた。こうして得られたトリりん
酸画分のpHを塩酸で2.5に調整して活性炭カラム3
00mlに吸着せしめた。水洗により塩を除いた後、溶出
は0.05Nの水酸化ナトリウムで行った。目的のトリ
りん酸画分を集め、塩酸で中和した後、濃縮した液にエ
タノールを添加することにより、2’−デオキシ−2’
−メチリデンシチジン−5’−トリりん酸のナトリウム
塩の結晶1.7gを得た(収率30.3%)。 融点:151℃(分解) UV:λmax 270,207nm(pH7.0)
【0027】実施例3:2’−デオキシ−2’−メチリ
デン−5−フルオロシチジン−5’−ジりん酸 参考例で用いた2’−デオキシ−2’−メチリデンシチ
ジン二水和物の代わりに2’−デオキシ−2’−メチリ
デン−5−フルオロシチジンを用い、参考例と同様に反
応させて2’−デオキシ−2’−メチリデン−5−フル
オロシチジン−5’−モノりん酸のナトリウム塩を得
た。これを用いて実施例1と同様に反応させて、2’−
デオキシ−2’−メチリデン−5−フルオロシチジン−
5’−ジりん酸のナトリウム塩を得た。
【0028】実施例4:2’−デオキシ−2’−メチリ
デン−5−フルオロシチジン−5’−トリりん酸 参考例で用いた2’−デオキシ−2’−メチリデンシチ
ジン二水和物の代わりに2’−デオキシ−2’−メチリ
デン−5−フルオロシチジンを用い、参考例と同様に反
応させて2’−デオキシ−2’−メチリデン−5−フル
オロシチジン−5’−モノりん酸のナトリウム塩を得
た。これを用いて実施例2と同様に反応させて、2’−
デオキシ−2’−メチリデン−5−フルオロシチジン−
5’−トリりん酸のナトリウム塩を得た。
【0029】
【発明の効果】本発明化合物およびその塩は、優れた抗
腫瘍作用を有し、安定性、溶解性が改良されたものであ
る。
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 和子 千葉県銚子市新生町1−40−4 (72)発明者 藤井 明啓 埼玉県入間市小谷田3丁目7番25号 吉富 製薬株式会社東京研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 (式中、R1 は水素、ハロゲン、低級アルキルを、R2
    はりん酸残基、ピロりん酸残基を示す。)により表され
    る2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン誘導体ま
    たはその塩。
JP33475892A 1992-12-15 1992-12-15 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン誘導体 Pending JPH06179693A (ja)

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JP33475892A JPH06179693A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン誘導体

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