JPH0617908Y2 - 簡易型水洗便所の接続管構造 - Google Patents
簡易型水洗便所の接続管構造Info
- Publication number
- JPH0617908Y2 JPH0617908Y2 JP13573189U JP13573189U JPH0617908Y2 JP H0617908 Y2 JPH0617908 Y2 JP H0617908Y2 JP 13573189 U JP13573189 U JP 13573189U JP 13573189 U JP13573189 U JP 13573189U JP H0617908 Y2 JPH0617908 Y2 JP H0617908Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- water
- flush toilet
- simple flush
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、簡易型水洗便所の接続管構造に関するもの
である。
である。
簡易型水洗便所は、実開昭59−10380号公報に示
され、第3図、第4図を参照して説明すると、便器A開
口縁の全周に全長に亘って噴射孔を有する噴射パイプ1
を設け、この噴射パイプ1をコントロールボックスCを
介して水道管Wに接続したものであり、コントロールボ
ックスCの開閉弁(ブッシュバルブ)2を操作すると、
水道管Wからの水が、各噴射孔から便器A内全面に流れ
でて少量で洗滌する。こびりついた汚物は、洗滌ガンB
でもって剥ぎ落す。図中、3は洗滌ガンBの開閉弁、4
はブレーカであって、適宜に空気を流入して円滑な水の
流通を促す。
され、第3図、第4図を参照して説明すると、便器A開
口縁の全周に全長に亘って噴射孔を有する噴射パイプ1
を設け、この噴射パイプ1をコントロールボックスCを
介して水道管Wに接続したものであり、コントロールボ
ックスCの開閉弁(ブッシュバルブ)2を操作すると、
水道管Wからの水が、各噴射孔から便器A内全面に流れ
でて少量で洗滌する。こびりついた汚物は、洗滌ガンB
でもって剥ぎ落す。図中、3は洗滌ガンBの開閉弁、4
はブレーカであって、適宜に空気を流入して円滑な水の
流通を促す。
ところで、寒冷地においては、コントロールボックスC
(開閉弁4)から噴射パイプ1までの接続管P及び噴射
パイプ1に水が溜まっていると、凍結して破損に至る場
合がある。このため、前記ブレーカ4は、接続管P及び
噴射パイプ1から水が十分に抜け出るように空気の流入
が十分に行われるようにしている。すなわち、水抜きが
十分に行われる構造をとっている。
(開閉弁4)から噴射パイプ1までの接続管P及び噴射
パイプ1に水が溜まっていると、凍結して破損に至る場
合がある。このため、前記ブレーカ4は、接続管P及び
噴射パイプ1から水が十分に抜け出るように空気の流入
が十分に行われるようにしている。すなわち、水抜きが
十分に行われる構造をとっている。
しかしながら、前記接続管Pには、任意の屈曲状態の保
型性の点からアルミニウム合金等の金属製コルゲート管
(波形管)が使用されている(第1図参照)。この管
は、管の凹部(第2図b部)に水が残り、完全に水抜き
できない。このため、その残水が凍結して管Pが破損す
る恐れがある。
型性の点からアルミニウム合金等の金属製コルゲート管
(波形管)が使用されている(第1図参照)。この管
は、管の凹部(第2図b部)に水が残り、完全に水抜き
できない。このため、その残水が凍結して管Pが破損す
る恐れがある。
また、接続管Pの水抜きが行われることは、次の洗滌
時、その接続管Pを水が満たした後、噴射パイプ1から
噴水されることとなる。一方、水抜きがされず、接続管
Pに水が溜まっている場合には、開閉弁2の開放と同時
に噴水する。したがって、通常、使用者が、噴射パイプ
1からの噴水時間で開閉弁2の開閉時を決定するため、
前者の場合は後者の場合に比べ、接続管Pの容量だけ多
量の水が噴出されることとなる。この種の簡易便所は極
力使用水量を少なくする必要があり、使用の都度に前記
使用水量の差が生じれば、長期間においては、かなりの
水量差となる。
時、その接続管Pを水が満たした後、噴射パイプ1から
噴水されることとなる。一方、水抜きがされず、接続管
Pに水が溜まっている場合には、開閉弁2の開放と同時
に噴水する。したがって、通常、使用者が、噴射パイプ
1からの噴水時間で開閉弁2の開閉時を決定するため、
前者の場合は後者の場合に比べ、接続管Pの容量だけ多
量の水が噴出されることとなる。この種の簡易便所は極
力使用水量を少なくする必要があり、使用の都度に前記
使用水量の差が生じれば、長期間においては、かなりの
水量差となる。
この考案は、以上の点に留意し、水の使用量を少なくし
て凍結を防止することを課題とする。
て凍結を防止することを課題とする。
上記課題を解決するため、この考案にあっては、前述の
簡易便所の接続管Pを、二重管とし、外管を金属製コル
ゲート管、内管を可撓性プラスチックス管とした構成を
採用したのである。
簡易便所の接続管Pを、二重管とし、外管を金属製コル
ゲート管、内管を可撓性プラスチックス管とした構成を
採用したのである。
上記コルゲート管は、第1図に示すように波がリング状
に並んだもののみならず、螺旋状等のものも含む。
に並んだもののみならず、螺旋状等のものも含む。
上記プラスチックス管は、可撓性があり、耐水性、耐寒
性の優れた周知のものを適宜に選択する。
性の優れた周知のものを適宜に選択する。
このように構成されるこの考案に係る接続管構造は、外
管を金属製コルゲート管で成しているため、種々の屈曲
形態に保型性があり、その屈曲形態にプラスチックス管
も容易に追従する。また、コルゲート管内にプラスチッ
クス管を内装したため、従来と同一径の接続管と比べれ
ば、流通断面積が小さくなっており、その分、接続管内
の占有水量も少なくなって使用量も減少する。さらに、
プラスチックスであるため、撥水性もあり、接続管内を
水が円滑に流れて溜まることもない。
管を金属製コルゲート管で成しているため、種々の屈曲
形態に保型性があり、その屈曲形態にプラスチックス管
も容易に追従する。また、コルゲート管内にプラスチッ
クス管を内装したため、従来と同一径の接続管と比べれ
ば、流通断面積が小さくなっており、その分、接続管内
の占有水量も少なくなって使用量も減少する。さらに、
プラスチックスであるため、撥水性もあり、接続管内を
水が円滑に流れて溜まることもない。
この実施例も、前述のごとく、第3図及び第4図に示す
ように、コントロールボックスCと噴水パイプ1間を接
続するものであり、第1図、第2図に示すように、外管
がアルミニウム合金製のコルゲート管10、内管が可撓
性プラスチックス管11の二重管から成る。コルゲート
管10は外径:20mm、プラスチックス管11は外径:10
mm、内径:6mmとした。
ように、コントロールボックスCと噴水パイプ1間を接
続するものであり、第1図、第2図に示すように、外管
がアルミニウム合金製のコルゲート管10、内管が可撓
性プラスチックス管11の二重管から成る。コルゲート
管10は外径:20mm、プラスチックス管11は外径:10
mm、内径:6mmとした。
この接続管Pの端部は、第2図に示すように、プラスチ
ックス管11に接続具12が嵌入されるとともに、コル
ゲート管10に袋ナット13が嵌められており、ワッシ
ャー15、パッキング14a、14bを介して袋ナット
13を、開閉弁2の接続部s又は噴水パイプ1の接続部
tにねじ込み、パッキング14aを介して袋ナット13
を接続具12に圧接するとともに、パッキング14bを
介して接続具12を相手の接続部端に圧接して接続す
る。パッキング14bの介在により、万一、プラスチッ
クス管11が凍結により破損し、コルゲート管10内に
水が漏れてもコルゲート管10外面に漏水が生じない。
ックス管11に接続具12が嵌入されるとともに、コル
ゲート管10に袋ナット13が嵌められており、ワッシ
ャー15、パッキング14a、14bを介して袋ナット
13を、開閉弁2の接続部s又は噴水パイプ1の接続部
tにねじ込み、パッキング14aを介して袋ナット13
を接続具12に圧接するとともに、パッキング14bを
介して接続具12を相手の接続部端に圧接して接続す
る。パッキング14bの介在により、万一、プラスチッ
クス管11が凍結により破損し、コルゲート管10内に
水が漏れてもコルゲート管10外面に漏水が生じない。
この考案は、以上のように構成したので、従来と同様に
保型性があって施工に何ら支障もなく、また、水抜きが
行われても使用水量の大幅な増加もない。さらに、水の
溜りもなく、凍結も極力少なくなる。
保型性があって施工に何ら支障もなく、また、水抜きが
行われても使用水量の大幅な増加もない。さらに、水の
溜りもなく、凍結も極力少なくなる。
第1図はこの考案に係る接続管の一実施例の一部斜視
図、第2図は同実施例の接続状態の断面図、第3図は簡
易型水洗便所の概略図、第4図は第3図の要部裏面図で
ある。 1……噴射パイプ、2、3……開閉弁、 4……ブレーカ、10……コルゲート管、 11……プラスチックス管、 12……接続具、13……袋ナット、 14a、14b……パッキング、 15……ワッシャー、A……便器、 B……洗滌ガン、 C……コントロールボックス、 W……水道管、P……接続管。
図、第2図は同実施例の接続状態の断面図、第3図は簡
易型水洗便所の概略図、第4図は第3図の要部裏面図で
ある。 1……噴射パイプ、2、3……開閉弁、 4……ブレーカ、10……コルゲート管、 11……プラスチックス管、 12……接続具、13……袋ナット、 14a、14b……パッキング、 15……ワッシャー、A……便器、 B……洗滌ガン、 C……コントロールボックス、 W……水道管、P……接続管。
Claims (1)
- 【請求項1】便器開口縁の全周に亘って噴出孔を設け、
この各噴出孔を開閉弁を介して水道管に接続した簡易型
水洗便所の前記噴出孔と開閉弁の接続管構造において、
その接続管を二重管とし、外管を金属製コルゲート管、
内管を可撓性プラスチックス管としたことを特徴とする
簡易型水洗便所の接続管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13573189U JPH0617908Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 簡易型水洗便所の接続管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13573189U JPH0617908Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 簡易型水洗便所の接続管構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0376077U JPH0376077U (ja) | 1991-07-30 |
JPH0617908Y2 true JPH0617908Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31682978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13573189U Expired - Lifetime JPH0617908Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 簡易型水洗便所の接続管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617908Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP13573189U patent/JPH0617908Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0376077U (ja) | 1991-07-30 |
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