JPH06179083A - 複合材,複合材の製造方法及び複合材成形物の製造方法 - Google Patents

複合材,複合材の製造方法及び複合材成形物の製造方法

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JPH06179083A
JPH06179083A JP4360729A JP36072992A JPH06179083A JP H06179083 A JPH06179083 A JP H06179083A JP 4360729 A JP4360729 A JP 4360729A JP 36072992 A JP36072992 A JP 36072992A JP H06179083 A JPH06179083 A JP H06179083A
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aluminum
hot
aluminum alloy
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憲一郎 柴田
Masahiro Miyamoto
昌宏 宮本
Manabu Okui
学 奥井
Toshiyuki Hatta
利之 八田
Fumio Matsuyama
文雄 松山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁性金属板と片面に弗素樹脂被覆を有する
(樹脂被覆は非接合面側)アルミニウムまたはアルミニ
ウム合金板の複合材の成形物にたいして、弗素樹脂を被
覆する際の不良率を低減する。 【構成】 磁性金属板と片面に弗素樹脂を被覆したアル
ミニウムまたはアルミ合金板を金属層を介して、熱間一
軸加圧法によって樹脂被覆を非接合面側として接合す
る,あるいはこの複合板材を加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は,複合材,複合材の製
造方法及び複合材成形物の製造方法に関する,詳しくは
例えば調理器具特に電磁加熱式調理器具に用いられる器
物(ただしこれらに限定されるものではない)に有効な
複合材,複合材の製造方法及び複合材成形物の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,電磁加熱式調理器具に用いられる
器物,例えば炊飯器内釜は,発熱を受け持つ鉄,ステン
レス等の磁性金属板と導熱を受け持つアルミニウムやア
ルミニウム合金板の複合板材を基材とし,これを後者の
板を内側として深絞り等プレス成形加工して製造する。
内釜内面には炊飯のこびりつき防止のため弗素樹脂のコ
ーティングを一般には施す。
【0003】この基材たる複合板材は従来,ロール圧延
によって磁性金属板とアルミニウムまたはアルミニウム
合金板をクラッド(複合化)する方法による材料が用い
られていた(例えば特公昭54−3468号,特公昭5
4−9985号参照)。
【0004】ロール圧延によるクラッドは多量生産に適
する。しかしロール圧延で作られていたので,アルミニ
ウムまたはアルミニウム合金を圧縮して接合するため板
厚のばらつきが大きく,このためクラッド板をプレス成
形する過程でわれが生じたり,しわが生じる場合が多
く,加工に大きな問題があった。さらに,異物の付着,
きず等が発生しやすく表面研磨が必要等の問題,あるい
は部分的にクラッドの接合強度が弱いものがあり,プレ
ス加工で剥離する等の問題があった。
【0005】又弗素樹脂を被膜するときは、クラッド材
に対して行うので難かしく不良率が多くなり、コストが
上昇する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記に鑑み,本願発明
は,複合板材の品質を向上させ、弗素樹脂被覆上の、或
いは成形加工上の不良率の低減を計り,望ましくは更に
量産性を高めることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本願発明の1つは,鉄,ステンレス等の磁性金属板
と片面に弗素樹脂を被覆したアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金板とを金属層を介在させて、熱間一軸加圧
(Axial Hot Pressing)法によって
樹脂被覆を非接合面側として接合したことを特徴とする
複合材である。
【0008】 又本願の他の1つの発明は,鉄,ステ
ンレス等の磁性金属板と片面に弗素樹脂を被覆したアル
ミニウムまたはアルミニウム合金板とを金属層を介在さ
せて、熱間一軸加圧(Axial Hot Press
ing)法によって樹脂被覆を非接合面側として接合す
ることを特徴とする複合材の製造方法である。
【0009】 更にまた本願の他の1つの発明は,
鉄,ステンレス等の磁性金属板と片面に弗素樹脂を被覆
したアルミニウムまたはアルミニウム合金板とを金属層
を介在させて、熱間一軸加圧(Axial Hot P
ressing)法によって樹脂被覆を非接合面側とし
て接合し,この複合板材をプレス成形加工,及び/また
は,打ち抜き,切断加工することを特徴とする複合材成
形物の製造方法である。
【0010】なお本願の発明の実施の態様として少なく
とも下記が含まれる。 (イ)鉄,ステンレス等の磁性金属板と片面に弗素樹脂
を被覆したアルミニウムまたはアルミニウム合金板との
各々/または片方の素材板の接合面に,金属層を形成し
た後,熱間一軸加圧(Axial Hot Press
ing)法によって接合することを特徴とする上記本願
のの発明の複合材の製造方法。
【0011】(ロ)素材板の接合面に形成する金属層の
材質が,Cu,Al,Ni,Ag,半田,Snのいずれ
かまたは,これらの合金であることを特徴とする上記
(イ)記載の複合材の製造方法。
【0012】(ハ)素材板の接合面に金属層を形成する
方法が,めっき,蒸着,イオン蒸着,溶融金属浸漬のい
ずれかであり,金属層が薄膜又は厚膜状であることを特
徴とする上記(イ)記載の複合材の製造方法。
【0013】(ニ)予め,鉄,ステンレス等の磁性金属
板に,薄板状の金属層を同時圧延法によりクラッド化し
た素材板を用いる事を特徴とする,上記(イ)または
(ロ)記載の複合材の製造方法。
【0014】(ホ)鉄,ステンレス等の磁性金属板と片
面に弗素樹脂を被覆したアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金板との各々/または片方の素材板の接合面の面粗
度を,サンドブラスト等の方法で,粗くする事を特徴と
する,上記(イ)記載の複合材の製造方法。
【0015】(ヘ)一枚の磁性金属板と一枚の片面に弗
素樹脂を被覆したアルミニウムまたはアルミニウム合金
板を単位組とし,この単位組の複数を,分離材を介在さ
せて積み重ねて,熱間一軸加圧(Axial Hot
Pressing)法によって接合することを特徴とす
る上記本願のの発明の複合材の製造方法。
【0016】(ト)一枚の磁性金属板と一枚の片面に弗
素樹脂を被覆したアルミニウムまたはアルミニウム合金
板を単位組とし,この単位組の複数を分離材を介在させ
ることなく積み重ねて,熱間一軸加圧(Axial H
ot Pressing)法によって接合することを特
徴とする上記本願のの発明の複合材の製造方法。
【0017】(チ)複合材成形物の用途が電磁調理式器
具であることを特徴とする上記本願のの発明の複合材
成形物の製造方法。
【0018】(リ)熱間一軸加圧(Axial Hot
Pressing)の温度が250℃以上450℃以
下であることを特徴とする上記本願の,またはの
発明の複合材,複合材の製造方法または複合材成形物の
製造方法。
【0019】(ヌ)熱間一軸加圧(Axial Hot
Pressing)の圧力が,200Kg/cm
上1000kg/cm以下であることを特徴とする上
記本願の,またはの発明の複合材,複合材の製造
方法または複合材成形物の製造方法。
【0020】(ル)熱間一軸加圧(Axial Hot
Pressing)の加圧時間が,10分以上3時間
以下であることを特徴とする上記本願の,または
の発明の複合材,複合材の製造方法または複合材成形物
の製造方法。
【0021】(オ)熱間一軸加圧(Axial Hot
Pressing)の雰囲気が,減圧または10−1
torr以下の真空であることを特徴とする上記本願の
,またはの発明の複合材,複合材の製造方法また
は複合材成形物の製造方法。
【0022】(ワ)Cu,Al,Ni,Ag,半田,S
n等の金属を中間層として介在させて、熱間一軸加圧
(Axial Hot Pressing)により接合
する場合の,望ましい条件は,温度が250℃以上45
0℃以下,圧力が250Kg/cm以上,時間が30
分以上であることを特徴とする上記(イ)記載の複合材
の製造方法。
【0023】(カ)素材板の表面にCu,Al,Ni,
Ag,半田,Sn等の金属層をめっき法により膜厚2μ
m以上,20μm以下に形成させ,熱間一軸加圧(Ax
ialHot Pressing)により接合すること
を特徴とする上記(イ)記載の複合材の製造方法。
【0024】(ヨ)分離材の厚さが2mm以下であるこ
とを特徴とする上記(ヘ)記載の複合材の製造方法。
【0025】(タ)分離材の表面が鏡面加工されている
ことを特徴とする上記(ヘ)記載の複合材の製造方法。
【0026】(レ)分離材がシート状または,薄板状ま
たは,編物,布状または,粉末状であることを特徴とす
る上記(ヘ)記載の複合材の製造方法。
【0027】(ソ)分離材の材質がMo(モリブデン)
または,W(タングステン)または,ステンレスまた
は、アルマイトまたは,アルミまたは、カーボンまた
は,セラミック(アルミナ,ジルコニア,窒化珪素)で
あることを特徴とする上記(ヘ)記載の複合材の製造方
法。
【0028】(ツ)熱間一軸加圧(Axial Hot
Pressing)の加圧用型材質が,鉄系合金また
は,セラミックまたは,カーボンであることを特徴とす
る上記本願の,またはの発明の複合材,複合材の
製造方法または複合材成形物の製造方法。
【0029】(ネ)接合強度が,幅5mmの複合板の引
き離し強度で,3Kg以上であることを特徴とする上記
本願の,またはの発明の複合材,複合材の製造方
法または複合材成形物の製造方法。
【0030】(ナ)磁性金属板がフェライト系ステンレ
ス板であることを特徴とする上記(チ)記載の複合材成
形物の製造方法。
【0031】(ラ)アルミニウム合金板がMg−Mn系
アルミニウム合金板であることを特徴とする上記(チ)
記載の複合材成形物の製造方法。
【0032】以下に本願発明を詳細に説明する。
【作用】本願発明に於いて,例えば電磁加熱式調理器具
では鉄,ステンレス等の磁性金属板は,器物の外側とな
る材質であって,誘導加熱の発熱層となる。
【0033】又,片面に弗素樹脂を被膜したアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金板は,器物の内側となる材質
であって,発熱層の熱を拡散する良好な熱伝導層とな
る。
【0034】弗素樹脂層は、器物の最内面に位置し、例
えば炊飯のこびりつき等の防止をする役割を果す。弗素
樹脂の種類や被覆方法については既に多く技術が公開さ
れている(例えば特開平3−57184号参照)。
【0035】本願出願人は,熱間等方向加圧法による磁
性金属板とアルミニウムまたはアルミニウム合金板との
接合方法を提案したが(特願平3−343870号),
本願発明は前記課題に併せ,これの欠点をも解消するも
のである。
【0036】即ち熱間等方向加圧とは,加熱機構を内蔵
した高圧容器を使用し,超高圧の不活性ガス(主にAr
ガス)雰囲気中で高圧加熱する。これにより被処理体に
高温加熱と,ガス圧力による等方向圧力の相乗効果を与
え,被処理体を構成する材料に塑性加工や構成成分の拡
散などの現象を与える処理である。
【0037】この熱間等方向加圧法による長所は,従来
この種複合板材の分野に於いて採用されていたロール圧
延によらず,この熱間等方向加圧法によりクラッド板材
を得ること,しかも拡散金属層を介在させることなく直
接鉄,ステンレス等の磁性金属板とアルミニウムまたは
アルミニウム合金板をクラッドすることを最大の特徴と
していた。
【0038】しかし,この熱間等方向加圧法による欠点
として,高圧ガスを用いるため設備の運転費用が高価,
また,使い捨ての金属カプセルが必要で,カプセルへの
真空封入やカプセルの除去にかなりの手間がかかりコス
トアップの要因になる,点があった。
【0039】本願発明では,上記の熱間等方向加圧法に
代り,熱間一軸加圧(AxialHot Pressi
ng)法により,磁性金属板と片面に弗素樹脂を被覆し
たアルミニウムまたはアルミニウム合金板とを板間に金
属層を介在させて、樹脂被覆を非接合面側として接合す
るものである。なお熱間一軸加圧による磁性金属板とア
ルミニウムまたはアルミニウム合金板との接合方法を本
願出願人は先に開発したが(特願平4−211969
号)、本願は更にその改良、発展である。
【0040】さて,熱間一軸加圧(Axial Hot
Pressing)法自体は公知である。本法は,従
来はセラミックス等の粉末原料を高密度に焼結するた
め,臼と杵よりなる型内に原料粉末を入れ,加熱炉と油
圧プレスを備えた装置で温度と一軸圧力を同時に加える
ものである。本願発明では従来,粉末原料が入る部分
に,素材板(磁性金属板と片面に弗素樹脂を被膜したア
ルミニウムまたはアルミニウム合金板)を多層に積層し
て又は積層せずに入れ、或いは素材板と分離材を多層に
積層して入れ,これを熱間一軸加圧(Axial Ho
t Pressing)し,接合する。
【0041】図2はこれの概略を示し,図中11は素材
板と分離材の積層部,12は炉体,13はヒーター,1
4は型(臼),15は型(杵),16は油圧装置,17
は真空ポンプ,18は熱電対,19は断熱材である。
【0042】本,熱間一軸加圧(Axial Hot
Pressing)法によれば,高圧ガスを用いない
為,設備費,設備運転費が安価であり,また,カプセル
は不要で,型は繰り返し使用できる長所がある。コンプ
レッサーによるガス加圧に比べ,油圧ポンプによる加
圧,減圧は迅速で,サイクルタイムも短くする事ができ
る。この簡便な熱間一軸加圧法によっても,中間層金属
同志及び中間層金属と接合すべき金属間の金属原子の拡
散が起こり,実用的に充分な接合強度が得られる事を見
いだしたものである。また,板厚の減少は殆どなく,従
って板厚のばらつきが極めて小さく,また異物の付着,
きず等の発生がない。更にまた接合も部分的に極端に弱
い部分もなく従来以上に強く,プレス加工にも耐えるこ
とを本願発明者らは見い出した。
【0043】熱間一軸加圧(Axial Hot Pr
essing)法の雰囲気としては,大気中,非酸化性
ガス中(Ar,N,He,CO等)でも可能ではあ
るが,接合界面へのガス分子の介在を低減し,接合金属
同志の拡散を促進する為には,減圧または10−1to
rr以下の真空雰囲気が望ましい。真空度は,高真空で
あるほど望ましいが,経済的には,ロータリーポンプ等
で容易に得られる,10−2torr程度の真空度でも
充分実用的な接着強度が得られる事が判った
【0044】しかし、この熱間一軸加圧法で制作した、
磁性金属板とアルミニウムまたはアルミニウム合金板と
の接合材を調理器具等として使用するためには、接合材
のアルミニウムまたはアルミニウム合金面に弗素樹脂層
をコーティングし、熱処理する必要がある。熱処理の
際、磁性金属板アルミニウムまたはアルミニウム合金板
との熱膨脹係数の差により、接合材が大きく歪むため、
修正の工程を必要とする問題点があった。
【0045】本願発明では、上記の問題点に鑑み、素材
としてあらかじめ弗素樹脂層を形成したアルミニウム又
はアルミニウム合金板を用い、これを磁性金属板と熱間
一軸加圧(Axial Hot Pressing)に
より接合する事により、直接、弗素樹脂層とアルミニウ
ム又はアルミニウム合金板との3層複合材を得るもので
ある。
【0046】本願発明では、上記の通りあらかじめ弗素
樹脂層を形成したアルミニウム又はアルミニウムム合金
板を用いる。そこで本願発明では、▲イ▼弗素樹脂が変
質しないよう熱間加圧温度を低くおさえる必要がある、
▲ロ▼熱間加圧温度を低くおさえるため磁性金属板とア
ルミニウム又はアルミニウム合金板の接合面に金属層を
介在させる必要がある、▲ハ▼熱間加圧温度が低いので
分離材は主として、弗素樹脂と磁性金属板の凝着防止及
び、弗素樹脂表面の面荒れ防止の目的で用いられる。又
アルミニウム又はアルミニウム合金の融点以下の材質で
も使用出来る。例えば、アルミニウム等の薄板、箔等も
使用出来る。
【0047】熱間一軸加圧(Axial Hot Pr
essing)法の温度条件としては,250℃以上4
50℃以下が望ましい。250℃未満では,中間層金属
同志及び中間層金属と接合すべ金属間の金属原子の拡散
が不十分となり,充分な接合力が得られない。また45
0℃を越える温度ではアルミニウム又はアルミニウム金
属面に被覆した弗素樹脂が変質し、好ましくない。なお
600℃を越える温度では,アルミニウムまたはアルミ
ニウム合金板が結晶粒成長を起こす結果,強度低下及
び,絞り加工工程での肌あれ等の問題を起こすが、45
0℃を越えない温度ではこの問題はない。
【0048】Cu,Al,Ni,Ag,半田,Sn等の
金属を中間層として介在させて,熱間一軸加圧(Axi
al Hot Pressing)法により接合する場
合の望ましい条件は,温度が250℃以上450℃以
下,圧力が250Kg/cm以上,時間が30分以上
である。Cu,Al,Ni,Ag,半田,Sn等の金属
をめっき等の方法で,素材金属表面に形成してから,熱
間一軸加圧を行った場合,比較的低温,低圧側でも,中
間層が磁性金属板とアルミニウムまたはアルミニウム合
金板の双方に拡散し,継ぎの役割を果たす為と推察され
る。温度が高すぎる場合,中間層が拡散し過ぎて消滅
し,接合強度が低下するものと推察される。また,脆性
の金属間化合物の生成も望ましくない。
【0049】熱間一軸加圧(Axial Hot Pr
essing)法の圧力条件としては,上記の通り,条
件によっては変動はするが,200Kg/cm以上,
1000Kg/cm未満が適当な範囲といえる。低圧
力で充分な拡散を起こす為には,非経済的な時間を要す
るものであり,過剰な高圧力は,非経済的な設備と,ア
ルミニウムまたはアルミニウム合金板の不必要な変形
(薄肉化)をもたらし,脱型を困難にするものである。
【0050】中間層の材質を種々検討した結果,Cu,
Al,Ni,Ag,半田,Sn等が適当であることが判
った。本来,これらの金属の磁性金属板またはアルミニ
ウムまたはアルミニウム合金板との拡散係数の値は,文
献等でも十分には明らかになっていないが、本願発明で
は、熱間加工温度を低くおさえる必要があるため、でき
るだけ低温域で拡散係数の大きいと思われる金属系を推
定し、試作により選定した。
【0051】素材板の表面に,予め中間層の金属層を形
成する方法としては,湿式法(めっき,ペースト塗布
等),乾式法(真空蒸着,イオン蒸着,スパッタリング
等)の他,溶射,溶融金属浸漬等で可能である。めっき
法ではCu,Al,Ni,Ag,半田,Sn等の金属を
比較的安価に,数μmから数十μmの厚さの被膜を形成
することができる。また,真空蒸着,イオン蒸着等の乾
式法では,純度,密着性の良いCu,Al,Ni,A
g,半田,Sn等の金属膜(数μmから数十μmの厚
さ)を,無公害で形成することができる。また,溶射,
溶融金属浸漬等のように,溶融金属を表面に付着させる
事によっても,比較的厚肉の被膜を形成できる。
【0052】上記のいずれの方法によって,中間層の金
属層を形成する場合でも,素材板の被膜形成面を,不純
物の汚染などが無いように予め充分に洗浄等の手段でク
リーニングすることが,密着性の向上に有効である。め
っき処理の場合は,予め表面の酸化物を除去する工程を
入れる事が望ましい。蒸着の場合も,グロー放電等の手
段で表面を予め洗浄することが良い。
【0053】さらに,磁性金属板とアルミニウムまたは
アルミニウム合金板との各々/または片方の素材板の表
面の面粗度をサンドブラスト等の手段で粗くすること
が,中間層の密着性の向上および,これに関連する接合
強度向上に有効である。これは,表面の清浄効果と共
に,中間層の熱間一軸加圧(Axial Hot Pr
essing)時の食い込み効果と考えられる。
【0054】上記の様に,中間層の被膜を素材板表面に
形成する方法の他に,予め,鉄,ステンレス等の磁性金
属板に,中間層となるべき薄板状の金属層を同時圧延法
によりクラッド化した素材板を用いても良い。例えば,
Cu/ステンレスなどの同時圧延法によるクラッド材
は,市販されており,これを円板状に打ち抜いたものを
素材板として使用すれば,めっき,蒸着などをせずに,
そのまま熱間一軸加圧にかけることができる。
【0055】更に熱間一軸加圧(Axial Hot
Pressing)法による接合を,安価に効率的な多
量生産に適合させる方法として,本願発明者らは,以下
の方法が有効である事を見出した。
【0056】即ち熱間一軸加圧法によって接合するに際
し,一枚の磁性金属板と一枚のアルミニウムまたはアル
ミニウム合金板を単位の組とし,この単位の組の複数
を,分離材を介在させて,所定の型内に積み重ねて熱間
一軸加圧を行う。
【0057】上記によれば,分離材の存在により単位の
組の複数が単位の組毎に分離されて取り出すことが出来
る。
【0058】なお分離材としては,例えばAl箔アルミ
ナ等のセラミックシート,カーボンシート等の如きシー
ト状のもの,又例えばガラスクロス等の如き編物,布状
のもの,或いは粉体状のもの等が採用できる。また,分
離材の材質がMo(モリブデン)または,W(タングス
テン)または,アルマイトまたは,アルミニウムまた
は、カーボンまたは,セラミック(アルミナ,ジルコニ
ア,窒化珪素)であっても分離材として有効である。
【0059】分離材の厚さは2mm以下で,できるだけ
薄く,耐久性に富む事が必要である。厚肉の分離材は,
熱間一軸加圧の際,型内に積層される素材板の枚数を低
減させる結果になり,経済的に望ましくない。また,あ
まりに薄くあるいは低強度の材質は,使い捨てになり,
経済的に望ましくない。
【0060】なお,片面に中間金属層を形成した素材板
を用いるので,中間金属層を内側に包む様に一枚の磁性
金属板と一枚の片面に弗素樹脂を被覆したアルミニウム
またはアルミニウム合金板を単位の組として積層する。
この場合,比較的低温側(250〜450℃)で熱間一
軸加圧すると分離材を使用しなくても,単位の組の複数
が単位の組毎に分離されて取り出すことができる。しか
し、分離材を使用しない場合は、弗素樹脂層と磁性金属
板が直接接触するため、熱間一軸加圧の条件によって
は、弗素樹脂層と磁性金属板の凝着力の強い場合があっ
たり、分離時に弗素樹脂面の面荒れが発生する場合もあ
るので、分離材を使用する方が望ましい場合が多い。
【0061】熱間一軸加圧(Axial Hot Pr
essing)の加圧用型の臼は,型内部に積み重ねた
素材板と分離材が,加圧時にずれてくずれないように,
ガイドの役割を果たす。一方上下の杵は,油圧シリンダ
ーの高圧を素材板に伝達するので,高温高圧に耐える材
料が要求される。例えば鉄系耐熱合金または,セラミッ
クまたは,カーボンなどが適当である。
【0062】熱間一軸加圧(Axial Hot Pr
essing)法による接合材の接合強度は,用途及び
要求特性により最適条件を選定することができるが,一
般に電磁加熱式調理器具で後工程で深絞り加工が必要な
場合は,幅5mmの複合板の引き剥し強度で,3Kg以
上であることが,深絞り加工時に発生する剥離などの問
題が起こりにくい最低限の強度である事が確認された。
【0063】なお本願発明に於いて,磁性金属板にフェ
ライト系ステンレス板を用いれば,電磁誘導加熱方式で
の発熱が可能となり,電磁加熱式のジャー炊飯器内釜あ
るいは電磁調理器具用器物として用いることが出来る。
【0064】又本願発明に於いて,アルミニウム合金板
にAg−Mn系アルミニウム合金板を用いれば,耐食性
にすぐれた器物を得ることができる。
【0065】
【実施例】以下に本願発明を実施例を以て説明する。図
1は本願発明の実施例を説明するための簡略縦断正面図
である。図中1は鉄,ステンレス等の磁性金属板,2は
金属層、3はアルミニウムまたはアルミニウム合金板,
4は弗素樹脂、5は分離材、6,7は熱間一軸加圧(A
xial Hot Pressing)用の型の臼,杵
を示す。
【0066】実施例1 アルミニウム3としては材質JIS3004系アルミ合
金MG−110(住友軽金属製)(Mg0.6〜0.8
Mn0.9〜1.1%を含む),サイズ1.5mm
厚,360mmФのサークル板を用い,このアルミ面を
Nacl水溶液中20クーロン/cmの電気量で電界
エッチングを施し、表面に微細な凹凸を儲け、この面に
弗素化エチレン樹脂分散液を塗布し、焼き着け表面(片
面)に弗素樹脂4を被覆した。ステンレス1としては
0.5mm厚,360mmФのSUS430サークル板
を用い、この接合面にCuの金属薄層2を形成させた。
これらを10枚ずつ分離材を介して交互に積層した。
【0067】これをセットとしてカーボン製の型の臼に
入れ,杵を入れて,型全体を熱間一軸加圧(Axial
Hot Pressing)装置の真空炉にセットし
た。真空炉を2×10−4の真空度に真空引きしなが
ら,炉を400℃に昇温し,344kg/cmの圧力
を油圧装置を作動させて加圧し,2時間保持した後,減
圧,降温した。この様にして,アルミ/ステンレス貼合
わせ板を得た。
【0068】これのアルミ/ステンレス接合強度は5m
m幅で6〜8kgで,従来の圧延によるクラッド材の様
に,部分的に接合強度の著しく低い箇所は無く,均一で
安定した接合強度を示した。また一枚の板厚(t)は
2.0mmで接合による板厚変化は各々みられなかっ
た。又異物の付着,きずの発生もなかった。
【0069】これを油圧プレスで炊飯ジャー内釜形状に
加工し,本願発明の器物を得た。器物にはわれ,しわ等
の発生がなかった。
【0070】実施例2〜26 実施例1と全く同様にして,素材板に,各種表面処理を
行ったあと,あるいは,熱間一軸加圧(Axial H
ot Pressing)の温度,圧力,時間条件を変
化させた場合の接合強度と深絞り性を評価した結果を,
表1,2,3,及び4の実施例2以下に示す。同時に,
充分な接合強度の得られない,若干の比較例も表4に示
した。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】
【表3】
【0074】
【表4】
【0075】以上本願発明を主として電磁加熱式調理器
具用器物について説明したが,本願発明はこれらに決し
て限定されるものではなく,ひろく複合材成形物の製造
に適用できる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によると,
ロール圧延によらないので,プレス成形加工した器物の
われ,しわ,複合板材の剥離等の発生がなく,不良率が
極めて少なくなる。且つ本願発明によると、弗素樹脂を
被覆するときは、クラッド材に対してより、アルミのサ
ークル板に対して行なう方が安易であることより不良率
が少なくなり、コスト低減が可能となる。又分離材を用
いて或いは用いずに基材となる複数組を同時に熱間一軸
加圧するときは多量生産が出来コストの低減が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例を説明する図で,基材の複数
組を同時に製造する場合の要部の簡略縦断正面図であ
る。
【図2】熱間一軸加圧(Axial Hot Pres
sing)法の概略図である。
【符号の説明】
1 鉄,ステンレス等の磁性金属 2 金属層 3 アルミニウム又はアルミニウム合金板 4 弗素樹脂層 5 分離材 6 型(臼) 7 型(杵)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 15/01 B (72)発明者 八田 利之 大阪府泉南郡熊取町大字野田950番地 住 友電気工業株式会社熊取製作所内 (72)発明者 松山 文雄 大阪府泉南郡熊取町大字野田950番地 住 友電気工業株式会社熊取製作所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄,ステンレス等の磁性金属板と片面に
    弗素樹脂を被覆したアルミニウムまたはアルミニウム合
    金板とを金属層を介在させて、熱間一軸加圧(Axia
    l Hot Pressing)法によって樹脂被覆を
    非接合面側として接合したことを特徴とする複合材。
  2. 【請求項2】 鉄,ステンレス等の磁性金属板と片面に
    弗素樹脂を被覆したアルミニウムまたはアルミニウム合
    金板とを金属層を介在させて、熱間一軸加圧(Axia
    l Hot Pressing)法によって樹脂被覆を
    非接合面側として接合することを特徴とする複合材の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 鉄,ステンレス等の磁性金属板と片面に
    弗素樹脂を被覆したアルミニウムまたはアルミニウム合
    金板とを金属層を介在させて、熱間一軸加圧(Axia
    l Hot Pressing)法によって樹脂被覆を
    非接合面側として接合し,この複合板材をプレス成形加
    工,及び/または,打ち抜き,切断加工することを特徴
    とする複合材成形物の製造方法。
  4. 【請求項4】 鉄,ステンレス等の磁性金属板と片面に
    弗素樹脂を被覆したアルミニウムまたはアルミニウム合
    金板との各々/または片方の素材板の接合面に,金属層
    を形成した後,熱間一軸加圧(Axial Hot P
    ressing)法によって接合することを特徴とす
    る,請求項2記載の複合材の製造方法。
  5. 【請求項5】 素材板の接合面に形成する金属層の材質
    が,Cu,Al,Ni,Ag,半田,Snのいずれかま
    たは,これらの合金であることを特徴とする請求項4記
    載の複合材の製造方法。
  6. 【請求項6】 素材板の表面に金属層を形成する方法
    が,めっき,蒸着,イオン蒸着,溶融金属浸漬のいずれ
    かであり,金属層が薄膜又は厚膜状であることを特徴と
    する請求項4記載の複合材の製造方法。
  7. 【請求項7】 予め,鉄,ステンレス等の磁性金属板
    に,薄板状の金属層を同時圧延法によりクラッド化した
    素材板を用いる事を特徴とする請求項4記載の複合材の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 鉄,ステンレス等の磁性金属板と片面に
    弗素樹脂を被覆したアルミニウムまたはアルミニウム合
    金板との各々/または片方の素材板の接合面の面粗度
    を,サンドブラスト等の方法で,粗くする事を特徴とす
    る請求項4記載の複合材の製造方法。
  9. 【請求項9】 一枚の磁性金属板と一枚の片面に弗素樹
    脂を被覆したアルミニウムまたはアルミニウム合金板を
    単位組とし,この単位組の複数を,分離材を介在させて
    積み重ねて,熱間一軸加圧(Axial Hot Pr
    essing)法によって接合することを特徴とする請
    求項2記載の複合材の製造方法。
  10. 【請求項10】 一枚の磁性金属板と一枚の片面に弗素
    樹脂を被覆したアルミニウムまたはアルミニウム合金板
    を単位組とし,この単位組の複数を分離材を介在させる
    ことなく積み重ねて,熱間一軸加圧(Axial Ho
    t Pressing)法によって接合することを特徴
    とする請求項2記載の複合材の製造方法。
  11. 【請求項11】 複合材成形物の用途が電磁加熱式調理
    器具であることを特徴とする請求項3記載の複合材成形
    物の製造方法。
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