JPH06178958A - 塗布量自動計量方法及びその方法に用いる装置 - Google Patents
塗布量自動計量方法及びその方法に用いる装置Info
- Publication number
- JPH06178958A JPH06178958A JP33275492A JP33275492A JPH06178958A JP H06178958 A JPH06178958 A JP H06178958A JP 33275492 A JP33275492 A JP 33275492A JP 33275492 A JP33275492 A JP 33275492A JP H06178958 A JPH06178958 A JP H06178958A
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- JP
- Japan
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- coating liquid
- coating
- tank
- amount
- coater
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- Coating Apparatus (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インラインで且つ自動的にウェッブに適用す
るアンカーコート剤の塗布量を正確に測定できる塗布量
自動計量方法及びその方法に使用する装置をを提供す
る。 【構成】 コータ9による塗布液2の塗布量よりも過剰
な塗布液2をポンプ5により計量用サブタンク3からコ
ータバス1に供給する。このコータバス1内の塗布液2
をオーバーフローさせることにより常に一定量の塗布液
2をコータバス1に満たす。コータバス1からオーバー
フローした塗布液2を計量用サブタンク3に回収する。
この計量用サブタンク3には、常に一定範囲内の量の塗
布液2が存在するように、随時塗布液を供給し、該計量
用サブタンク3内の塗布液2の実質の減量を塗布量とし
て算出する。
るアンカーコート剤の塗布量を正確に測定できる塗布量
自動計量方法及びその方法に使用する装置をを提供す
る。 【構成】 コータ9による塗布液2の塗布量よりも過剰
な塗布液2をポンプ5により計量用サブタンク3からコ
ータバス1に供給する。このコータバス1内の塗布液2
をオーバーフローさせることにより常に一定量の塗布液
2をコータバス1に満たす。コータバス1からオーバー
フローした塗布液2を計量用サブタンク3に回収する。
この計量用サブタンク3には、常に一定範囲内の量の塗
布液2が存在するように、随時塗布液を供給し、該計量
用サブタンク3内の塗布液2の実質の減量を塗布量とし
て算出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コータによるウェッブ
への塗布液の塗布量を自動的に計量する装置に関し、さ
らに詳しくは、押出ラミネーションによる積層フィルム
の製造に用いられるアンカーコート装置における塗布量
自動計量方法及びその方法に用いる装置に関する。
への塗布液の塗布量を自動的に計量する装置に関し、さ
らに詳しくは、押出ラミネーションによる積層フィルム
の製造に用いられるアンカーコート装置における塗布量
自動計量方法及びその方法に用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、押出ラミネータによって積層フィ
ルムを製造する場合に、ウェッブと押出樹脂との接着を
強めるために、まずアンカーコート処理が行われてい
る。この処理は、ウェッブに対してアンカーコート剤
(接着促進剤)をアンカーコート装置で塗布し、乾燥す
る処理である。このようなアンカーコート処理されたフ
ィルムに対して押出ラミネータでフィルムを押し出して
積層フィルムが製造されていた。
ルムを製造する場合に、ウェッブと押出樹脂との接着を
強めるために、まずアンカーコート処理が行われてい
る。この処理は、ウェッブに対してアンカーコート剤
(接着促進剤)をアンカーコート装置で塗布し、乾燥す
る処理である。このようなアンカーコート処理されたフ
ィルムに対して押出ラミネータでフィルムを押し出して
積層フィルムが製造されていた。
【0003】このようなアンカーコート装置による塗布
量の管理は、従来、一般的には1日単位又は1月単位と
いった一定期間毎、あるいは製品ロット数毎等の加工量
に対する塗布液の消費量により、手計算で塗布量を算出
していた。また、製品生産前に適切な塗布量を計量する
ためには、予め使用されるアンカーコート装置について
のテストが必要で、上記方法と同様な算出方法(即ち、
加工量と塗布液の消費量より算出)により行っている。
このように従来は、手作業による塗布量の算出が行われ
ており、インラインでの自動計量は行われていなかっ
た。
量の管理は、従来、一般的には1日単位又は1月単位と
いった一定期間毎、あるいは製品ロット数毎等の加工量
に対する塗布液の消費量により、手計算で塗布量を算出
していた。また、製品生産前に適切な塗布量を計量する
ためには、予め使用されるアンカーコート装置について
のテストが必要で、上記方法と同様な算出方法(即ち、
加工量と塗布液の消費量より算出)により行っている。
このように従来は、手作業による塗布量の算出が行われ
ており、インラインでの自動計量は行われていなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】押出ラミネータを用い
て製造された積層製品の製造において、アンカーコート
処理におけるウェッブに対する塗布量を正確に把握する
ことは、製造された積層製品の接着強度等、品質を左右
する重要な要素となっている。ところで、前記アンカー
コート剤は溶剤で希釈されており、アンカーコート剤の
大部分が溶剤で占められており、例えば、溶剤量がアン
カーコート剤全体の90%以上の割合を占めるものがあ
る。アンカーコート処理においては、このようなアンカ
ーコート剤がウェッブに塗布され、塗布後すぐにドライ
ヤで乾燥されており、塗布されたアンカーコート剤の大
部分を占める溶剤は、すぐに揮発され、ウェッブに残る
固形分は少量となる。前記従来の一定期間毎又は一定ロ
ット数毎、或いは製品ロット数毎等の加工量に対する塗
布液の消費量による塗布量の測定では、インラインにお
ける塗布量を正確に測定することは困難である。その理
由は、例えば、アンカーコート剤が塗布されたウェッブ
の重量をインラインで計測して塗布量を算出しても、ウ
ェッブ自体の重量又は厚さ等のバラツキに起因する誤差
が大きいからである。
て製造された積層製品の製造において、アンカーコート
処理におけるウェッブに対する塗布量を正確に把握する
ことは、製造された積層製品の接着強度等、品質を左右
する重要な要素となっている。ところで、前記アンカー
コート剤は溶剤で希釈されており、アンカーコート剤の
大部分が溶剤で占められており、例えば、溶剤量がアン
カーコート剤全体の90%以上の割合を占めるものがあ
る。アンカーコート処理においては、このようなアンカ
ーコート剤がウェッブに塗布され、塗布後すぐにドライ
ヤで乾燥されており、塗布されたアンカーコート剤の大
部分を占める溶剤は、すぐに揮発され、ウェッブに残る
固形分は少量となる。前記従来の一定期間毎又は一定ロ
ット数毎、或いは製品ロット数毎等の加工量に対する塗
布液の消費量による塗布量の測定では、インラインにお
ける塗布量を正確に測定することは困難である。その理
由は、例えば、アンカーコート剤が塗布されたウェッブ
の重量をインラインで計測して塗布量を算出しても、ウ
ェッブ自体の重量又は厚さ等のバラツキに起因する誤差
が大きいからである。
【0005】そこで本発明は、インラインで且つ自動的
にウェッブに適用するアンカーコート剤の塗布量を正確
に測定できる塗布量自動計量方法及びその方法に使用す
る装置を提供することを目的とする。
にウェッブに適用するアンカーコート剤の塗布量を正確
に測定できる塗布量自動計量方法及びその方法に使用す
る装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した問題点を解決す
るために本発明の塗布量自動計量方法は、コータによる
塗布液の塗布量よりも過剰な塗布液を計量用サブタンク
からコータバスに供給し、該コータバス内の塗布液をオ
ーバーフローさせることにより常に一定量の塗布液を該
コータバスに満たし、該コータバスからオーバーフロー
した塗布液を前記計量用サブタンクに回収し、前記計量
用サブタンクには、常に一定範囲内の量の塗布液が存在
するように、随時塗布液を供給し、該計量用サブタンク
内の塗布液の実質の減量を塗布量として算出することを
特徴とする塗布量自動計量方法とするものである。
るために本発明の塗布量自動計量方法は、コータによる
塗布液の塗布量よりも過剰な塗布液を計量用サブタンク
からコータバスに供給し、該コータバス内の塗布液をオ
ーバーフローさせることにより常に一定量の塗布液を該
コータバスに満たし、該コータバスからオーバーフロー
した塗布液を前記計量用サブタンクに回収し、前記計量
用サブタンクには、常に一定範囲内の量の塗布液が存在
するように、随時塗布液を供給し、該計量用サブタンク
内の塗布液の実質の減量を塗布量として算出することを
特徴とする塗布量自動計量方法とするものである。
【0007】また、本発明の塗布量自動計量装置は、常
に一定量の塗布液を内部に収容できるオーバーフロー構
造のコータバスと、前記コータバスからオーバーフロー
された塗布液を受け入れることができ、且つ随時、タン
ク内の重量変化を測定できるロードセルを備えた計量用
サブタンクと、塗布量以上の汲み上げ能力があり、前記
計量用サブタンク内の塗布液を汲み上げて前記コータバ
ス内へ供給することができるポンプと、塗布液を貯蔵し
たメインタンクと、前記メインタンク内の塗布液を汲み
上げて前記計量用サブタンク内へ自動的に供給すること
ができるポンプとを含むことを特徴とする塗布量自動計
量装置とするものである。
に一定量の塗布液を内部に収容できるオーバーフロー構
造のコータバスと、前記コータバスからオーバーフロー
された塗布液を受け入れることができ、且つ随時、タン
ク内の重量変化を測定できるロードセルを備えた計量用
サブタンクと、塗布量以上の汲み上げ能力があり、前記
計量用サブタンク内の塗布液を汲み上げて前記コータバ
ス内へ供給することができるポンプと、塗布液を貯蔵し
たメインタンクと、前記メインタンク内の塗布液を汲み
上げて前記計量用サブタンク内へ自動的に供給すること
ができるポンプとを含むことを特徴とする塗布量自動計
量装置とするものである。
【0008】
【作用】本発明におけるコータバスはオーバフロー構造
で常に一定量の塗布液を収容するようになっており、塗
布液は計量用サブタンクとコータバスとを循環している
ので、コータによりウェッブに塗布された塗布液の塗布
量は、計量用サブタンク内の塗布液の減量を測定するこ
とによって算出することができる。計量用サブタンク内
の塗布液の量が一定量に減少した場合には、自動的にメ
インタンクから計量用サブタンク内に一定量を満たすこ
とにより、アンカーコート剤の塗布作業を中断すること
なく連続して、塗布液の自動計量が行える。
で常に一定量の塗布液を収容するようになっており、塗
布液は計量用サブタンクとコータバスとを循環している
ので、コータによりウェッブに塗布された塗布液の塗布
量は、計量用サブタンク内の塗布液の減量を測定するこ
とによって算出することができる。計量用サブタンク内
の塗布液の量が一定量に減少した場合には、自動的にメ
インタンクから計量用サブタンク内に一定量を満たすこ
とにより、アンカーコート剤の塗布作業を中断すること
なく連続して、塗布液の自動計量が行える。
【0009】
【実施例1】図1は本発明のアンカーコート装置におけ
る塗布量自動計量装置のシステム・フロー図を示す。図
1に基づいて本発明の塗布量自動計量装置を説明する。
1は、内部に塗布液2を収容しているコータバスであ
る。そのコータバス1は、常に一定量の塗布液2を内部
に収容するようにオーバーフロー構造となっており、コ
ータバス1の水位面を保つようにコータバス1の適切な
位置に塗布液2を排出するためのポート8が設けられて
いる。このコータバス1の塗布液2にはウェッブ11へ
塗布液2を塗布するためのコータ9のピックアップロー
ル10が浸漬されている。
る塗布量自動計量装置のシステム・フロー図を示す。図
1に基づいて本発明の塗布量自動計量装置を説明する。
1は、内部に塗布液2を収容しているコータバスであ
る。そのコータバス1は、常に一定量の塗布液2を内部
に収容するようにオーバーフロー構造となっており、コ
ータバス1の水位面を保つようにコータバス1の適切な
位置に塗布液2を排出するためのポート8が設けられて
いる。このコータバス1の塗布液2にはウェッブ11へ
塗布液2を塗布するためのコータ9のピックアップロー
ル10が浸漬されている。
【0010】3は、計量用サブタンクであり、計量用サ
ブタンク3内部の塗布液2の液量変化(重量の増減)を
測定できるロードセル4を付属している。前記コータバ
ス1のポート8からあふれ出た塗布液2は、計量用サブ
タンク3に回収されるようになっている。ウェッブ11
に塗布された塗布液2の消費量は、前記ロードセル4に
より計量用サブタンク3の減量として知ることができ
る。
ブタンク3内部の塗布液2の液量変化(重量の増減)を
測定できるロードセル4を付属している。前記コータバ
ス1のポート8からあふれ出た塗布液2は、計量用サブ
タンク3に回収されるようになっている。ウェッブ11
に塗布された塗布液2の消費量は、前記ロードセル4に
より計量用サブタンク3の減量として知ることができ
る。
【0011】5は、計量用サブタンク3に収容されてい
る塗布液2を汲み上げ、コータバス1内へ供給すること
ができるポンプであり、コータ9により塗布される塗布
液2の塗布量以上の汲み上げ能力がある。6は、塗布液
2を貯蔵したメインタンクである。7は、前記メインタ
ンク6内の塗布液2を汲み上げ、前記計量用サブタンク
3内へ自動的に供給することができるポンプである。
る塗布液2を汲み上げ、コータバス1内へ供給すること
ができるポンプであり、コータ9により塗布される塗布
液2の塗布量以上の汲み上げ能力がある。6は、塗布液
2を貯蔵したメインタンクである。7は、前記メインタ
ンク6内の塗布液2を汲み上げ、前記計量用サブタンク
3内へ自動的に供給することができるポンプである。
【0012】つぎに、本発明の塗布量自動計量装置を用
いた自動計量方法を説明する。ポンプ5により、計量用
サブタンク3内の塗布液2を汲み上げ、コータバス1内
へ供給する。この汲み上げ量は、コータ9によりウェッ
ブ11に塗布する塗布量よりも過剰に汲み上げる。一
方、コータバス1内に供給された塗布液2は、過剰なた
めに、常にコータバス1のポート8からあふれ出て、再
び計量用サブタンク3内へ循環される。したがって、コ
ータバス1内には、常に一定の液量の塗布液が満たされ
ていることになる。
いた自動計量方法を説明する。ポンプ5により、計量用
サブタンク3内の塗布液2を汲み上げ、コータバス1内
へ供給する。この汲み上げ量は、コータ9によりウェッ
ブ11に塗布する塗布量よりも過剰に汲み上げる。一
方、コータバス1内に供給された塗布液2は、過剰なた
めに、常にコータバス1のポート8からあふれ出て、再
び計量用サブタンク3内へ循環される。したがって、コ
ータバス1内には、常に一定の液量の塗布液が満たされ
ていることになる。
【0013】計量用サブタンク3内へは、コータバス1
内からのあふれ出た塗布液2の回収が行われる一方、計
量用サブタンク3内の塗布液2が汲み上げられて、コー
タバス1内へ供給されているために、計量用サブタンク
3内の塗布液2の減量は、塗布された塗布液2の消費量
とすることができる。ここで、塗布液2の消費量(g)
から塗布量C(g/m2 )を次の式(1)に基づいて算
出することができる。
内からのあふれ出た塗布液2の回収が行われる一方、計
量用サブタンク3内の塗布液2が汲み上げられて、コー
タバス1内へ供給されているために、計量用サブタンク
3内の塗布液2の減量は、塗布された塗布液2の消費量
とすることができる。ここで、塗布液2の消費量(g)
から塗布量C(g/m2 )を次の式(1)に基づいて算
出することができる。
【0014】C=W/L・D 式(1) ただし、 W:塗布液の消費量=計量用サブタンクの減量分の重量
(g) L:ウエッブの加工(塗布)長さ(m) D:ウエッブの加工(塗布)巾(m) 計量用サブタンク3の減量分の重量は、ロードセル4に
より随時測定することができ、ウエッブ11の加工長さ
は、押出ラミネータにより製造されたラミネート製品を
巻き取る巻取機の計尺カウンタにより測定できる。これ
らの信号(測定値)により加工巾を設定することにより
インラインで、且つ自動的に塗布量Cを計量することが
できる。また、ライン全体の作動をコントロールする制
御装置、例えば、住友プロダクトコントローラ(商品
名、住友重機械工業株式会社製)では、押出ラミネータ
の加工条件を管理しているため、この制御装置により求
められたウエッブ11の加工巾の信号を採用すれば、加
工巾も設定しないで、塗布量Cを求めることができる。
(g) L:ウエッブの加工(塗布)長さ(m) D:ウエッブの加工(塗布)巾(m) 計量用サブタンク3の減量分の重量は、ロードセル4に
より随時測定することができ、ウエッブ11の加工長さ
は、押出ラミネータにより製造されたラミネート製品を
巻き取る巻取機の計尺カウンタにより測定できる。これ
らの信号(測定値)により加工巾を設定することにより
インラインで、且つ自動的に塗布量Cを計量することが
できる。また、ライン全体の作動をコントロールする制
御装置、例えば、住友プロダクトコントローラ(商品
名、住友重機械工業株式会社製)では、押出ラミネータ
の加工条件を管理しているため、この制御装置により求
められたウエッブ11の加工巾の信号を採用すれば、加
工巾も設定しないで、塗布量Cを求めることができる。
【0015】この塗布量自動計量装置のシステム・フロ
ーにおいて、計量用サブタンク3の減量をロードセル4
で、加工量を巻取機(製品を巻取る装置)の計尺カウン
タにより測定することで塗布量Cをオンラインで且つ、
自動で計量することができる。また、計量用サブタンク
3には、塗布液2の上限レベルと下限レベルが設定して
あり、レベルセンサー等により塗布液2の下限レベルを
検知したら、この検知信号により自動的にメインタンク
6から塗布液2をポンプ7で汲み出し、計量用サブタン
ク3に供給して、その液面が上限レベルに達するまで供
給を続ける。
ーにおいて、計量用サブタンク3の減量をロードセル4
で、加工量を巻取機(製品を巻取る装置)の計尺カウン
タにより測定することで塗布量Cをオンラインで且つ、
自動で計量することができる。また、計量用サブタンク
3には、塗布液2の上限レベルと下限レベルが設定して
あり、レベルセンサー等により塗布液2の下限レベルを
検知したら、この検知信号により自動的にメインタンク
6から塗布液2をポンプ7で汲み出し、計量用サブタン
ク3に供給して、その液面が上限レベルに達するまで供
給を続ける。
【0016】したがって、押出ラミネートにおけるアン
カーコート剤の塗布量自動計量装置の運転の間ずっと自
動的に計量、供給することが可能となる。上記の塗布量
自動計量装置は、主として、押出ラミネータにおけるア
ンカーコート剤の塗布に関して説明したが、本発明は上
記実施例に限定されず、ドライラミネータにおける接着
剤の塗布や、一般のロールコータによる塗布液の塗布に
適用できることはいうまでもない。
カーコート剤の塗布量自動計量装置の運転の間ずっと自
動的に計量、供給することが可能となる。上記の塗布量
自動計量装置は、主として、押出ラミネータにおけるア
ンカーコート剤の塗布に関して説明したが、本発明は上
記実施例に限定されず、ドライラミネータにおける接着
剤の塗布や、一般のロールコータによる塗布液の塗布に
適用できることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】ウェッブに適用する塗布液の塗布量の測
定がインラインで且つ自動的に、正確に行える塗布量自
動計量方法及びその方法に用いる装置を提供できる。本
発明の塗布量自動計量装置によって正確に塗布量の管理
された押出ラミネート製品は、各製品において接着剤強
度が均一に管理されたものとなる。
定がインラインで且つ自動的に、正確に行える塗布量自
動計量方法及びその方法に用いる装置を提供できる。本
発明の塗布量自動計量装置によって正確に塗布量の管理
された押出ラミネート製品は、各製品において接着剤強
度が均一に管理されたものとなる。
【図1】本発明のアンカーコート装置における塗布量自
動計量装置のシステム・フロー図である。
動計量装置のシステム・フロー図である。
1 コータバス 2 塗布液 3 計量用サブタンク 4 ロードセル 5 ポンプ 6 メインタンク 7 ポンプ 8 ポート 9 コータ 10 ピックアップロール 11 ウェッブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29C 47/00 8016−4F
Claims (2)
- 【請求項1】(1)コータによる塗布液の塗布量よりも
過剰な塗布液を計量用サブタンクからコータバスに供給
し、 (2)該コータバス内の塗布液をオーバーフローさせる
ことにより常に一定量の塗布液を該コータバスに満た
し、 (3)該コータバスからオーバーフローした塗布液を前
記計量用サブタンクに回収し、 (4)前記計量用サブタンクには、常に一定範囲内の量
の塗布液が存在するように、随時塗布液を供給し、 (5)該計量用サブタンク内の塗布液の実質の減量を塗
布量として算出することを特徴とする塗布量自動計量方
法。 - 【請求項2】(1)オーバーフロー構造のコータバス
と、 (2)前記コータバスからオーバーフローされた塗布液
を受け入れることができ、且つ随時タンク内の重量変化
を測定できるロードセルを備えた計量用サブタンクと、 (3)塗布量以上の汲み上げ能力があり、前記計量用サ
ブタンク内の塗布液を汲み上げて前記コータバス内へ供
給することができるポンプと、 (4)塗布液を貯蔵したメインタンクと、 (5)前記メインタンク内の塗布液を汲み上げて前記計
量用サブタンク内へ自動的に供給することができるポン
プとを含むことを特徴とする塗布量自動計量装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33275492A JPH06178958A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 塗布量自動計量方法及びその方法に用いる装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33275492A JPH06178958A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 塗布量自動計量方法及びその方法に用いる装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06178958A true JPH06178958A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18258479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33275492A Pending JPH06178958A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 塗布量自動計量方法及びその方法に用いる装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06178958A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229652A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Toppan Printing Co Ltd | ドライラミネーション工程の塗布量算出方法 |
JP2010266415A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Todoroki Industry Co Ltd | タンク内における流動体重量の計測方法 |
CN104525444A (zh) * | 2014-12-26 | 2015-04-22 | 镇江鼎胜铝业股份有限公司 | 涂料供给装置 |
KR20170036001A (ko) * | 2014-07-25 | 2017-03-31 | 바스프 코포레이션 | Pgm 및 비귀금속 용액을 사용하여 기판을 면 페인팅하기 위한 장치 및 방법 |
CN114345645A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-04-15 | 通友智能装备(江苏)有限公司 | 一种基于参数化控涂覆流量调整的系统 |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP33275492A patent/JPH06178958A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229652A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Toppan Printing Co Ltd | ドライラミネーション工程の塗布量算出方法 |
JP2010266415A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Todoroki Industry Co Ltd | タンク内における流動体重量の計測方法 |
KR20170036001A (ko) * | 2014-07-25 | 2017-03-31 | 바스프 코포레이션 | Pgm 및 비귀금속 용액을 사용하여 기판을 면 페인팅하기 위한 장치 및 방법 |
CN104525444A (zh) * | 2014-12-26 | 2015-04-22 | 镇江鼎胜铝业股份有限公司 | 涂料供给装置 |
CN114345645A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-04-15 | 通友智能装备(江苏)有限公司 | 一种基于参数化控涂覆流量调整的系统 |
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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