JPH06178936A - 白金硝酸水溶液及び排気ガス浄化用触媒の製造方法 - Google Patents
白金硝酸水溶液及び排気ガス浄化用触媒の製造方法Info
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- JPH06178936A JPH06178936A JP4220931A JP22093192A JPH06178936A JP H06178936 A JPH06178936 A JP H06178936A JP 4220931 A JP4220931 A JP 4220931A JP 22093192 A JP22093192 A JP 22093192A JP H06178936 A JPH06178936 A JP H06178936A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】排気ガス浄化のために用いる触媒に浄化機能を
司どる白金を確実に吸着させ、触媒性能においても浄化
温度が低く、浄化効率が良い特性を有するような白金硝
酸水溶液、及び、該白金硝酸水溶液を用いた高効率の排
気ガス浄化用触媒を製造する。 【構成】ジニトロジアミノ白金を硝酸水溶液に溶解し、
続いて加熱熟成する白金硝酸水溶液の製造方法におい
て、白金換算で350〜600g/lのジニトロジアミ
ノ白金を硝酸濃度450〜700g/lの硝酸水溶液に
溶解し、この溶液の白金を107℃以上に煮沸させる基
で、2価から4価に反応させて白金硝酸水溶液を得、得
られた該白金硝酸水溶液を所定濃度に希釈後、セラミッ
クス担体に吸着させ、白金硝酸塩を熱分解還元し、白金
を担持させて排気ガス浄化触媒とする。
司どる白金を確実に吸着させ、触媒性能においても浄化
温度が低く、浄化効率が良い特性を有するような白金硝
酸水溶液、及び、該白金硝酸水溶液を用いた高効率の排
気ガス浄化用触媒を製造する。 【構成】ジニトロジアミノ白金を硝酸水溶液に溶解し、
続いて加熱熟成する白金硝酸水溶液の製造方法におい
て、白金換算で350〜600g/lのジニトロジアミ
ノ白金を硝酸濃度450〜700g/lの硝酸水溶液に
溶解し、この溶液の白金を107℃以上に煮沸させる基
で、2価から4価に反応させて白金硝酸水溶液を得、得
られた該白金硝酸水溶液を所定濃度に希釈後、セラミッ
クス担体に吸着させ、白金硝酸塩を熱分解還元し、白金
を担持させて排気ガス浄化触媒とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、自動車の排気ガスや
各種プラント,工場からの排気ガス、更には企業,家庭
で用いられるストーブ等の各種燃焼装置からの排気ガス
の無公害化処理を行う触媒、及び、該触媒に用いる白金
硝酸水溶液の製造技術分野に属する。
各種プラント,工場からの排気ガス、更には企業,家庭
で用いられるストーブ等の各種燃焼装置からの排気ガス
の無公害化処理を行う触媒、及び、該触媒に用いる白金
硝酸水溶液の製造技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、近時の市民生活の向上は各
種産業の隆盛に負うところが大であり、該各種産業もま
た科学技術の著しい発達に支えられているものである。
種産業の隆盛に負うところが大であり、該各種産業もま
た科学技術の著しい発達に支えられているものである。
【0003】しかしながら、かかる各種産業の隆盛は逆
に近時クローズアップされてきている公害問題や環境調
和問題を引き起こし、これらの公害問題,環境調和問題
を無視して企業遂行が成されることは不可能なってきて
おり、又、かかる公害問題や環境調和問題は局部的な地
域社会を越えて現今では地球規模,大気圏外の宇宙規模
でもその対処が重要視されるようになってきている。
に近時クローズアップされてきている公害問題や環境調
和問題を引き起こし、これらの公害問題,環境調和問題
を無視して企業遂行が成されることは不可能なってきて
おり、又、かかる公害問題や環境調和問題は局部的な地
域社会を越えて現今では地球規模,大気圏外の宇宙規模
でもその対処が重要視されるようになってきている。
【0004】就中、自動車や各種工場,プラント等から
の一酸化炭素ガス等の排気ガスは地域住民等にとって直
接的な公害問題となっており、その浄化は緊急、且つ、
重要な問題となって注目されており、かかる排気ガスの
浄化は上述の如き産業や企業側から発生する問題である
ばかりでなく、住宅や企業で用いられるストーブや各種
の燃焼機器装置からの排気ガスの浄化に対しても広がっ
てきている。
の一酸化炭素ガス等の排気ガスは地域住民等にとって直
接的な公害問題となっており、その浄化は緊急、且つ、
重要な問題となって注目されており、かかる排気ガスの
浄化は上述の如き産業や企業側から発生する問題である
ばかりでなく、住宅や企業で用いられるストーブや各種
の燃焼機器装置からの排気ガスの浄化に対しても広がっ
てきている。
【0005】而して、これらの各種の燃焼機器装置から
の排気ガスの無公害化を図る排気ガス手段は旧来より種
々研究開発が行われてきたが、近時、触媒による浄化が
実用可能な有効手段として開発され、更なる研究改良が
行われている。
の排気ガスの無公害化を図る排気ガス手段は旧来より種
々研究開発が行われてきたが、近時、触媒による浄化が
実用可能な有効手段として開発され、更なる研究改良が
行われている。
【0006】該種排気ガス浄化触媒としては活性アルミ
ナ担体上に白金、もしくは、白金を主成分とした白金化
合物を担持させた所謂白金担体触媒が重用されるように
なり、特に、アルミナ担体等のセラミックス担体上に高
触媒機能を有する白金粒子を担持させたも触媒の開発が
注目されている。
ナ担体上に白金、もしくは、白金を主成分とした白金化
合物を担持させた所謂白金担体触媒が重用されるように
なり、特に、アルミナ担体等のセラミックス担体上に高
触媒機能を有する白金粒子を担持させたも触媒の開発が
注目されている。
【0007】そして、担体に白金(化合物)を担持させ
る技術としては、例えば、特公昭43−10049号公
報,特公昭52−43194号公報等の発明に示されて
いる担持用白金水溶液の研究開発が成されている。
る技術としては、例えば、特公昭43−10049号公
報,特公昭52−43194号公報等の発明に示されて
いる担持用白金水溶液の研究開発が成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、白金担持触
媒を製造する際の基本となる主な白金化合物は塩化白金
酸を始めとする白金ジルコニア化合物,白金アンミン化
合物,白金アルカリ金属化合物,有機白金化合物,ジニ
トロジアミノ白金化合物等があって必要に応じ、鉱酸,
アンモニア等で溶解して担持用白金水溶液とするように
されている。
媒を製造する際の基本となる主な白金化合物は塩化白金
酸を始めとする白金ジルコニア化合物,白金アンミン化
合物,白金アルカリ金属化合物,有機白金化合物,ジニ
トロジアミノ白金化合物等があって必要に応じ、鉱酸,
アンモニア等で溶解して担持用白金水溶液とするように
されている。
【0009】そして、かかる白金化合物のうち、特に、
ジニトロジアミノ白金化合物を硝酸水溶液に溶解して熟
成させた溶液は塩化白金酸溶液に比較して分解温度が低
く、活性化による水素還元処理の必要がない等の利点か
ら実用化研究の対象とされ、かかる技術は、例えば、特
公昭61−30818号公報発明や特公昭61−336
20号公報発明等として公知にされており、例えば、ジ
ニトロジアミノ白金を基本原料とし、該基本原料のジニ
トロジアミノ白金を硝酸水溶液に添加して60℃〜10
0℃で溶解熟成を行い、得られた白金溶液に所定の触媒
用の担体を浸漬させて白金化合物を吸着させ、このよう
にして得られた白金化合物を還元することによって白金
を微粒状に担体に担持させる手法とされている。
ジニトロジアミノ白金化合物を硝酸水溶液に溶解して熟
成させた溶液は塩化白金酸溶液に比較して分解温度が低
く、活性化による水素還元処理の必要がない等の利点か
ら実用化研究の対象とされ、かかる技術は、例えば、特
公昭61−30818号公報発明や特公昭61−336
20号公報発明等として公知にされており、例えば、ジ
ニトロジアミノ白金を基本原料とし、該基本原料のジニ
トロジアミノ白金を硝酸水溶液に添加して60℃〜10
0℃で溶解熟成を行い、得られた白金溶液に所定の触媒
用の担体を浸漬させて白金化合物を吸着させ、このよう
にして得られた白金化合物を還元することによって白金
を微粒状に担体に担持させる手法とされている。
【0010】而して、かかる旧来技術ではジニトロジア
ミノ白金結晶がもともと硝酸に対し溶解し難い性質を有
しているがために、該ジニトロジアミノ白金粉粒体を硝
酸水溶液中に分散状態で投入添加し、60℃〜100℃
未満の温度で加温して徐々に溶解を行い、続いて熟成を
行い、安定化を図るようにしている。
ミノ白金結晶がもともと硝酸に対し溶解し難い性質を有
しているがために、該ジニトロジアミノ白金粉粒体を硝
酸水溶液中に分散状態で投入添加し、60℃〜100℃
未満の温度で加温して徐々に溶解を行い、続いて熟成を
行い、安定化を図るようにしている。
【0011】蓋し、60℃以下ではジニトロジアミノ白
金の溶解速度が遅く、又、100℃を越えると白金化合
物の沈殿が生ずるからである。
金の溶解速度が遅く、又、100℃を越えると白金化合
物の沈殿が生ずるからである。
【0012】そして、熟成後の生成反応は、 (NH3 )2 (NO2 )2 Pt・NO・NO3 +2HN
O3 →(NH3 )2 (NO2 )4 Pt・NO・NO3 +
H2 O+[O] 或いは、 (NH3 )2 (NO2 )2 Pt・NO・NO3 +2HN
O3 →(NH3 )2 (NO2 )6 Pt+H2 O+[O] である。
O3 →(NH3 )2 (NO2 )4 Pt・NO・NO3 +
H2 O+[O] 或いは、 (NH3 )2 (NO2 )2 Pt・NO・NO3 +2HN
O3 →(NH3 )2 (NO2 )6 Pt+H2 O+[O] である。
【0013】ところで、かかる熟成、及び、熟成後の生
成反応は極めて長時間を要し、例えば、24時間近く時
間を要することから、関連する各作業との段取りが難し
い難点があり、製造条件によっては溶液の分解が生じて
所望の担持用白金とは化学的性質の異なる白金化合物を
析出してしまうという好ましくない欠点があった。
成反応は極めて長時間を要し、例えば、24時間近く時
間を要することから、関連する各作業との段取りが難し
い難点があり、製造条件によっては溶液の分解が生じて
所望の担持用白金とは化学的性質の異なる白金化合物を
析出してしまうという好ましくない欠点があった。
【0014】したがって、かかる手法では白金化合物を
触媒用担体に吸着させるに、その吸着効率が悪いという
不都合さがあり、又、白金を担持した白金担持触媒の触
媒特性においても浄化温度が高く、そのうえ、浄化効率
が低いという不具合があった。
触媒用担体に吸着させるに、その吸着効率が悪いという
不都合さがあり、又、白金を担持した白金担持触媒の触
媒特性においても浄化温度が高く、そのうえ、浄化効率
が低いという不具合があった。
【0015】これに対処するに、例えば、特開平2−7
4530号公報発明に提示されている技術手法ではジニ
トロジアミノ白金を硝酸水溶液に投入添加した混合液を
所定の加圧条件の基で100〜160℃の温度範囲で反
応させて白金塩溶液を得る技術が示されてはいるが、か
かる加圧条件の基で100℃を越える温度で白金の溶
解,反応を行うと、沈殿が生じる好ましからざる点があ
り、したがって、加圧条件や温度調整等の管理,制御が
著しく煩瑣となるマイナス点があり、当然のことなが
ら、反応には特殊のオートクレーブ等を必要とし、関連
設備を含めて装置が広い空間を要し、周辺機器との干渉
性が生じ、安全面の管理が著しく煩瑣で、そのうえ、コ
スト高になるという不利点があり、操作,制御,管理が
煩瑣で、稼動効率が充分に発揮されず、生産効率が低下
するというデメリットがあった。
4530号公報発明に提示されている技術手法ではジニ
トロジアミノ白金を硝酸水溶液に投入添加した混合液を
所定の加圧条件の基で100〜160℃の温度範囲で反
応させて白金塩溶液を得る技術が示されてはいるが、か
かる加圧条件の基で100℃を越える温度で白金の溶
解,反応を行うと、沈殿が生じる好ましからざる点があ
り、したがって、加圧条件や温度調整等の管理,制御が
著しく煩瑣となるマイナス点があり、当然のことなが
ら、反応には特殊のオートクレーブ等を必要とし、関連
設備を含めて装置が広い空間を要し、周辺機器との干渉
性が生じ、安全面の管理が著しく煩瑣で、そのうえ、コ
スト高になるという不利点があり、操作,制御,管理が
煩瑣で、稼動効率が充分に発揮されず、生産効率が低下
するというデメリットがあった。
【0016】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づく排気ガス浄化用の触媒、及び、該触媒製造のため
の白金硝酸水溶液製造の問題点を解決すべき技術的課題
とし、触媒担体等の基材に対して吸着性が良く、溶解工
程における温度管理等の煩瑣な作業を要しない白金硝酸
水溶液、及び、該白金硝酸水溶液によって白金を担持し
た触媒が性能も良好で、浄化温度が低く、浄化率が高
く、したがって、浄化特性が良好で生産効率も良く、コ
スト的にも安くつくようにして公害防止産業における浄
化技術利用分野に益する優れた白金硝酸水溶液、及び、
排気ガス浄化用触媒の製造方法を提供せんとするもので
ある。
基づく排気ガス浄化用の触媒、及び、該触媒製造のため
の白金硝酸水溶液製造の問題点を解決すべき技術的課題
とし、触媒担体等の基材に対して吸着性が良く、溶解工
程における温度管理等の煩瑣な作業を要しない白金硝酸
水溶液、及び、該白金硝酸水溶液によって白金を担持し
た触媒が性能も良好で、浄化温度が低く、浄化率が高
く、したがって、浄化特性が良好で生産効率も良く、コ
スト的にも安くつくようにして公害防止産業における浄
化技術利用分野に益する優れた白金硝酸水溶液、及び、
排気ガス浄化用触媒の製造方法を提供せんとするもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、まず、根幹として濃度
が白金に換算して350〜600g/l(蓋し、350
g/l未満では次述煮沸条件下での白金を2価から4価
に反応させた場合、該煮沸条件下への価数変化率が小さ
くなり、又、黄白色の白金化合物の沈殿が生ずるように
なって好ましくなく、他方600g/lを越えると、該
煮沸条件の基での白金を2価から4価に反応させるプロ
セスで黄白色の白金化合物の沈殿が生じることがあり好
ましくないことから、好ましくは400〜550g/
l)のジニトロジアミノ白金[(NH3 )2 (NO2 )
2 Pt]を濃度450〜700g/l(450g/l未
満では煮沸条件下で白金を2価から4価に反応させたプ
ロセスで黄白色の白金化合物の沈殿が生じることがあっ
て好ましくなく、又、700g/lを越えると該煮沸条
件の基での白金を2価から4価に反応させるプロセスで
上述同様黄白色の白金化合物の沈殿が生じて好ましくな
いことから、好ましくは500〜650g/l)の硝酸
水溶液に投入して溶解し、この場合、硝酸濃度とジニト
ロジアミノ白金の金属換算値との比が0.7〜1.6
(硝酸濃度/ジニトロジアミノ白金の金属換算値)に調
整されるようにし(蓋し、0.7未満であると、煮沸条
件下での白金を2価から4価に反応させるプロセスで黒
色の白金化合物の沈殿が生じる好ましくない現象が現わ
れ、一方、1.6を越えると、煮沸条件下で白金を2価
から4価に反応させるプロセスで黄白色の白金化合物の
沈殿が生じて、これまた好ましくないことにより、好ま
しくは0.8〜1.5の比の値に調整する)、ジニトロ
ジアミノ白金を硝酸水溶液に溶解した溶液を加熱し、該
ジニトロジアミノ白金は80℃から常圧下での煮沸温度
の範囲で5〜20分で硝酸溶液中にて溶解され、更に、
常圧下で107℃以上、好ましくは108℃以上の煮沸
条件で溶液中の白金の価数を2価から4価へ反応させる
(蓋し、反応温度が107℃未満では反応後の4価の白
金の生成割合が低く、触媒担体での白金化合物の吸収率
が低下することから好ましくないものである)。
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、まず、根幹として濃度
が白金に換算して350〜600g/l(蓋し、350
g/l未満では次述煮沸条件下での白金を2価から4価
に反応させた場合、該煮沸条件下への価数変化率が小さ
くなり、又、黄白色の白金化合物の沈殿が生ずるように
なって好ましくなく、他方600g/lを越えると、該
煮沸条件の基での白金を2価から4価に反応させるプロ
セスで黄白色の白金化合物の沈殿が生じることがあり好
ましくないことから、好ましくは400〜550g/
l)のジニトロジアミノ白金[(NH3 )2 (NO2 )
2 Pt]を濃度450〜700g/l(450g/l未
満では煮沸条件下で白金を2価から4価に反応させたプ
ロセスで黄白色の白金化合物の沈殿が生じることがあっ
て好ましくなく、又、700g/lを越えると該煮沸条
件の基での白金を2価から4価に反応させるプロセスで
上述同様黄白色の白金化合物の沈殿が生じて好ましくな
いことから、好ましくは500〜650g/l)の硝酸
水溶液に投入して溶解し、この場合、硝酸濃度とジニト
ロジアミノ白金の金属換算値との比が0.7〜1.6
(硝酸濃度/ジニトロジアミノ白金の金属換算値)に調
整されるようにし(蓋し、0.7未満であると、煮沸条
件下での白金を2価から4価に反応させるプロセスで黒
色の白金化合物の沈殿が生じる好ましくない現象が現わ
れ、一方、1.6を越えると、煮沸条件下で白金を2価
から4価に反応させるプロセスで黄白色の白金化合物の
沈殿が生じて、これまた好ましくないことにより、好ま
しくは0.8〜1.5の比の値に調整する)、ジニトロ
ジアミノ白金を硝酸水溶液に溶解した溶液を加熱し、該
ジニトロジアミノ白金は80℃から常圧下での煮沸温度
の範囲で5〜20分で硝酸溶液中にて溶解され、更に、
常圧下で107℃以上、好ましくは108℃以上の煮沸
条件で溶液中の白金の価数を2価から4価へ反応させる
(蓋し、反応温度が107℃未満では反応後の4価の白
金の生成割合が低く、触媒担体での白金化合物の吸収率
が低下することから好ましくないものである)。
【0018】そして、常圧下での煮沸温度は硝酸濃度、
及び、ジニトロジアミノ白金の濃度によって決定され、
2価から4価への反応時間はおよそ2〜7時間程度であ
り、好ましくは3〜6時間である(蓋し、2時間より少
い時間では白金価数の2価から4価への反応が充分に行
われず、又、7時間を越える長い時間で反応を行っても
反応効率が向上せず、結果的に稼動効率が低下すると共
に好ましくない黄白色の白金化合物の沈殿が生ずるから
である)。
及び、ジニトロジアミノ白金の濃度によって決定され、
2価から4価への反応時間はおよそ2〜7時間程度であ
り、好ましくは3〜6時間である(蓋し、2時間より少
い時間では白金価数の2価から4価への反応が充分に行
われず、又、7時間を越える長い時間で反応を行っても
反応効率が向上せず、結果的に稼動効率が低下すると共
に好ましくない黄白色の白金化合物の沈殿が生ずるから
である)。
【0019】このようにして最適反応時間での2価から
4価への白金の反応生成を行った白金塩溶液に水,硝酸
水溶液を用いて所定の濃度に調整した後、該白金塩溶液
中にセラミックス担体を浸漬して白金の吸着を行わせ
る。
4価への白金の反応生成を行った白金塩溶液に水,硝酸
水溶液を用いて所定の濃度に調整した後、該白金塩溶液
中にセラミックス担体を浸漬して白金の吸着を行わせ
る。
【0020】而して、使用されるセラミックス担体はア
ルミナ,シリカ,アルミナ・シリカ,コージライト,ジ
ルコニア、又、耐熱合金等の無機材料の表面をアルミナ
等で被覆した材料が使用され、特に、該無機材料の表面
をアルミナで被覆した所謂活性アルミナが好ましいもの
である。
ルミナ,シリカ,アルミナ・シリカ,コージライト,ジ
ルコニア、又、耐熱合金等の無機材料の表面をアルミナ
等で被覆した材料が使用され、特に、該無機材料の表面
をアルミナで被覆した所謂活性アルミナが好ましいもの
である。
【0021】次いで、白金塩を吸着したセラミックス担
体を400〜700℃で加熱し、白金塩を熱分解で還元
し、該セラミックス担体に白金を担持させて白金担持触
媒を作成するようにし、得られた該触媒は高度の触媒特
性を有し排気ガス浄化が使用出来るようにした技術的手
段を講じたものである。
体を400〜700℃で加熱し、白金塩を熱分解で還元
し、該セラミックス担体に白金を担持させて白金担持触
媒を作成するようにし、得られた該触媒は高度の触媒特
性を有し排気ガス浄化が使用出来るようにした技術的手
段を講じたものである。
【0022】
【実施例】次に、この出願の発明の実施例を説明すれば
以下の通りである。
以下の通りである。
【0023】
【実施例1】白金に換算した表1記載の濃度を有するジ
ニトロジアミノ白金の結晶を硝酸に換算して当該表1記
載の濃度を有する硝酸水溶液に投入添加し、均一状態に
分散するように混合攪拌した後、当該表1記載の溶解条
件でジニトロジアミノ白金を溶解させ、次いで、当該表
1記載の反応条件で溶液の白金を2価から4価への反応
を行わせ、試料No.1〜8の8種類の試料を作製し、
その際、各々の反応温度は当該表1記載の通りである。
ニトロジアミノ白金の結晶を硝酸に換算して当該表1記
載の濃度を有する硝酸水溶液に投入添加し、均一状態に
分散するように混合攪拌した後、当該表1記載の溶解条
件でジニトロジアミノ白金を溶解させ、次いで、当該表
1記載の反応条件で溶液の白金を2価から4価への反応
を行わせ、試料No.1〜8の8種類の試料を作製し、
その際、各々の反応温度は当該表1記載の通りである。
【0024】
【表1】
【0025】そして、当該8種類の各試料について白金
化合物の沈殿の有無を調べた結果は当該表1の通りであ
り、沈殿Aは反応後24時間経過した後の沈殿の有無で
あり、沈殿Bは反応後の水溶液の白金50g/l,硝酸
100g/lとなるように調整して沈殿の有無を確認し
た。
化合物の沈殿の有無を調べた結果は当該表1の通りであ
り、沈殿Aは反応後24時間経過した後の沈殿の有無で
あり、沈殿Bは反応後の水溶液の白金50g/l,硝酸
100g/lとなるように調整して沈殿の有無を確認し
た。
【0026】
【実施例2】白金に換算して表2記載の濃度を有するジ
ニトロジアミノ白金の結晶を硝酸換算にして当該表2記
載の濃度を有する硝酸水溶液に投入添加し、分散状態に
して混合攪拌した後、該表2記載の溶解条件でジニトロ
ジアミノ白金を溶解させ保持する反応条件で溶液の白金
を2価から4価へ反応させ、No.1〜No.7の試料
7種類を作製したところ、いずれも白金化合物の沈殿は
なかった。
ニトロジアミノ白金の結晶を硝酸換算にして当該表2記
載の濃度を有する硝酸水溶液に投入添加し、分散状態に
して混合攪拌した後、該表2記載の溶解条件でジニトロ
ジアミノ白金を溶解させ保持する反応条件で溶液の白金
を2価から4価へ反応させ、No.1〜No.7の試料
7種類を作製したところ、いずれも白金化合物の沈殿は
なかった。
【0027】
【表2】
【0028】そして、各試料7種類について分光光度計
を介し、吸光度法により4価白金の定量を行った結果は
当該表2の通りである。
を介し、吸光度法により4価白金の定量を行った結果は
当該表2の通りである。
【0029】尚、当該表2記載の4価の白金量(%)は
JIS K 8153によるものであって、JIS 特級試薬塩化白金
6水和物を用いた吸光度を100%とした時の相対吸光
度を示すものである。
JIS K 8153によるものであって、JIS 特級試薬塩化白金
6水和物を用いた吸光度を100%とした時の相対吸光
度を示すものである。
【0030】そして、試料No.1〜4の4つの実施例
については92%以上の4価白金が得られて満足し得る
ものであった。
については92%以上の4価白金が得られて満足し得る
ものであった。
【0031】これに対し、No.5〜7の3つの比較例
については4価白金は66%以下であり、特に2価から
4価への反応時間は短かったNo.6の比較例では3
5.5%と低い値であった。
については4価白金は66%以下であり、特に2価から
4価への反応時間は短かったNo.6の比較例では3
5.5%と低い値であった。
【0032】尚、上記4価の白金量(%)は特級試薬に
該当する塩化白金酸6水和物を吸光度100%とした時
の相対吸光度で示したものである。
該当する塩化白金酸6水和物を吸光度100%とした時
の相対吸光度で示したものである。
【0033】
【実施例3】上述実施例2の表2のNo.3の試料の水
溶液を白金1g/l,硝酸2g/lに調整して当該溶液
にアルミナベースコートされたセラミックス担体を5時
間浸漬し、、白金塩を吸着させ、その溶液中の白金を分
析したところ白金吸着率99%の高いデータを得ること
が出来た。
溶液を白金1g/l,硝酸2g/lに調整して当該溶液
にアルミナベースコートされたセラミックス担体を5時
間浸漬し、、白金塩を吸着させ、その溶液中の白金を分
析したところ白金吸着率99%の高いデータを得ること
が出来た。
【0034】そして、当該表2の中の比較例であるN
o.5の試料の水溶液を白金1g/l,硝酸2g/lに
調整した後、当該溶液にアルミナベースコートされたセ
ラミックス担体を5時間浸漬し白金塩を吸着させ、上述
同様溶液中の白金の分析したところ白金の吸着率は74
%と低いものであった。
o.5の試料の水溶液を白金1g/l,硝酸2g/lに
調整した後、当該溶液にアルミナベースコートされたセ
ラミックス担体を5時間浸漬し白金塩を吸着させ、上述
同様溶液中の白金の分析したところ白金の吸着率は74
%と低いものであった。
【0035】
【実施例4】アルミナベースコートされたセラミックス
担体(直径30mm,長さ50mm)に当該担体1つ当
り白金が35mgになるように前述実施例2の表2のN
o.3の試料の溶液を希釈調整し、実施例3と同様にア
ルミナベースコートされたセラミックス担体を浸漬し、
白金塩を担持させた後該セラミックス担体を乾燥して大
気中で600℃,1時間の焼成を行って白金を担持させ
た。
担体(直径30mm,長さ50mm)に当該担体1つ当
り白金が35mgになるように前述実施例2の表2のN
o.3の試料の溶液を希釈調整し、実施例3と同様にア
ルミナベースコートされたセラミックス担体を浸漬し、
白金塩を担持させた後該セラミックス担体を乾燥して大
気中で600℃,1時間の焼成を行って白金を担持させ
た。
【0036】そして、更に、該白金を担持させたセラミ
ックス担体1つ当り4mgのロジウム担持量になるよう
に希釈調整し、硝酸ロジウム溶液を用いて上述同様に浸
漬,乾燥,焼成を行い、ロジウムを担持した白金−ロジ
ウム担持触媒を得た。
ックス担体1つ当り4mgのロジウム担持量になるよう
に希釈調整し、硝酸ロジウム溶液を用いて上述同様に浸
漬,乾燥,焼成を行い、ロジウムを担持した白金−ロジ
ウム担持触媒を得た。
【0037】そして、該白金−ロジウム担持触媒に対す
るガス浄化性能試験についてはCO2 0.8%,C2 H
6 600ppm,NO1000ppm,CO2 10%,
H2O10%,O2 0.6%,残N2 の合成ガスをガス
温度400℃とし、空間速度50000hr-1で当該触
媒に導入することにより浄化率を測定した。
るガス浄化性能試験についてはCO2 0.8%,C2 H
6 600ppm,NO1000ppm,CO2 10%,
H2O10%,O2 0.6%,残N2 の合成ガスをガス
温度400℃とし、空間速度50000hr-1で当該触
媒に導入することにより浄化率を測定した。
【0038】その測定結果は表3の実施例4に示す通り
である。
である。
【0039】
【表3】
【0040】一方、表2の中の試料の比較例であるN
o.1の試料の溶液をアルミナ担体1つ当りの白金が3
5mgになるように希釈調整し、上述同様浸漬,乾燥,
焼成を行って白金を担持させた。
o.1の試料の溶液をアルミナ担体1つ当りの白金が3
5mgになるように希釈調整し、上述同様浸漬,乾燥,
焼成を行って白金を担持させた。
【0041】更に、該白金を担持させたセラミックス担
体1つ当り4mgのロジウムの担持量になるように希釈
調整した硝酸ロジウム溶液を用いて上述同様に浸漬,乾
燥,焼成を行ってロジウムを担持した白金−ロジウム担
持触媒を得た。
体1つ当り4mgのロジウムの担持量になるように希釈
調整した硝酸ロジウム溶液を用いて上述同様に浸漬,乾
燥,焼成を行ってロジウムを担持した白金−ロジウム担
持触媒を得た。
【0042】次に、当該白金−ロジウム担持触媒のガス
浄化性能試験を上述試験同様の条件で行って触媒の浄化
率を測定した結果は当該表3の比較例に示す通りであっ
た。
浄化性能試験を上述試験同様の条件で行って触媒の浄化
率を測定した結果は当該表3の比較例に示す通りであっ
た。
【0043】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
に自動車の排気ガス浄化に用いる触媒の白金担持に用い
る白金硝酸水溶液の製造において白金に換算して350
〜600g/lのジニトロジアミノ白金を硝酸濃度45
0〜700g/lの硝酸水溶液に溶解し、溶液の白金を
107℃以上の煮沸条件下で2価から4価に反応させる
ようにしたことにより、反応後白金化合物の沈殿が生ぜ
ず、白金の担体に対する吸着が高効率で確実に行われる
という優れた効果が奏される。
に自動車の排気ガス浄化に用いる触媒の白金担持に用い
る白金硝酸水溶液の製造において白金に換算して350
〜600g/lのジニトロジアミノ白金を硝酸濃度45
0〜700g/lの硝酸水溶液に溶解し、溶液の白金を
107℃以上の煮沸条件下で2価から4価に反応させる
ようにしたことにより、反応後白金化合物の沈殿が生ぜ
ず、白金の担体に対する吸着が高効率で確実に行われる
という優れた効果が奏される。
【0044】したがって、吸着された触媒の排気ガス浄
化機能が設計通りに発揮されるという優れた効果が奏さ
れる。
化機能が設計通りに発揮されるという優れた効果が奏さ
れる。
【0045】又、煮沸条件の基において、白金を2価か
ら4価に反応させることにより白金化合物の沈殿が生ぜ
ず、温度の煩瑣な調整,制御が不要であることから加圧
条件や温度調整等の管理制御の繁雑さがなく、オートク
レーブ等の高圧加熱装置が不要でコスト的に安くつき、
動作も簡単で生産効率を向上させ得るという優れた効果
が奏される。
ら4価に反応させることにより白金化合物の沈殿が生ぜ
ず、温度の煩瑣な調整,制御が不要であることから加圧
条件や温度調整等の管理制御の繁雑さがなく、オートク
レーブ等の高圧加熱装置が不要でコスト的に安くつき、
動作も簡単で生産効率を向上させ得るという優れた効果
が奏される。
【0046】そして、107℃以上の煮沸を行うことに
より白金化合物の吸着効率が良く、高い触媒特性を具備
させることが出来るという効果が奏される。
より白金化合物の吸着効率が良く、高い触媒特性を具備
させることが出来るという効果が奏される。
【0047】そのため、結果的に大気汚染等を防止する
ことに大いに寄与することが出来るという効果が奏され
る。
ことに大いに寄与することが出来るという効果が奏され
る。
【0048】又、排気ガス浄化用触媒の製造においては
触媒担体に吸着させた白金塩を熱分解することにより還
元させ担体に対する白金の担持をより確実にすることが
出来るという効果が奏される。
触媒担体に吸着させた白金塩を熱分解することにより還
元させ担体に対する白金の担持をより確実にすることが
出来るという効果が奏される。
フロントページの続き (72)発明者 小川 悟 埼玉県草加市青柳2丁目12番30号 石福金 属興業株式会社草加第一工場内 (72)発明者 朝木 和美 埼玉県草加市青柳2丁目12番30号 石福金 属興業株式会社草加第一工場内
Claims (2)
- 【請求項1】ジニトロジアミノ白金を硝酸水溶液に溶解
し続いて加熱熟成する白金硝酸水溶液の製造方法におい
て、白金換算で350〜600g/lのジニトロジアミ
ノ白金を硝酸濃度450〜700g/lの硝酸水溶液に
溶解し、該硝酸水溶液の白金を107℃以上に煮沸させ
た状態の基で、2価から4価に反応させるようにするこ
とを特徴とする白金硝酸水溶液の製造方法。 - 【請求項2】ジニトロジアミノ白金を硝酸水溶液に溶解
し続いて加熱熟成する白金硝酸水溶液の製造方法におい
て、白金換算で350〜600g/lのジニトロジアミ
ノ白金を硝酸濃度450〜700g/lの硝酸水溶液に
溶解し、該硝酸水溶液の白金を107℃以上に煮沸させ
た状態の基で、2価から4価に反応させて白金硝酸水溶
液を得、得られた該白金硝酸水溶液を所定濃度に希釈
後、セラミックス担体に吸着させた白金硝酸塩を熱して
分解還元し、白金を担持させるようにすることを特徴と
する排気ガス浄化触媒の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22093192A JP3362872B2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 白金硝酸水溶液及び排気ガス浄化用触媒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22093192A JP3362872B2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 白金硝酸水溶液及び排気ガス浄化用触媒の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06178936A true JPH06178936A (ja) | 1994-06-28 |
JP3362872B2 JP3362872B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=16758802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22093192A Expired - Fee Related JP3362872B2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 白金硝酸水溶液及び排気ガス浄化用触媒の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3362872B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006068651A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Toyota Motor Corp | 排ガス浄化用触媒の製造方法 |
JP2015100788A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-04 | マツダ株式会社 | 触媒材の製造方法、並びにそれを用いた触媒付パティキュレートフィルタの製造方法及びガソリンエンジン用三元触媒の製造方法。 |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP22093192A patent/JP3362872B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006068651A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Toyota Motor Corp | 排ガス浄化用触媒の製造方法 |
JP4631360B2 (ja) * | 2004-09-02 | 2011-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | 排ガス浄化用触媒の製造方法 |
JP2015100788A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-04 | マツダ株式会社 | 触媒材の製造方法、並びにそれを用いた触媒付パティキュレートフィルタの製造方法及びガソリンエンジン用三元触媒の製造方法。 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3362872B2 (ja) | 2003-01-07 |
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