JPH0617791B2 - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH0617791B2
JPH0617791B2 JP58049283A JP4928383A JPH0617791B2 JP H0617791 B2 JPH0617791 B2 JP H0617791B2 JP 58049283 A JP58049283 A JP 58049283A JP 4928383 A JP4928383 A JP 4928383A JP H0617791 B2 JPH0617791 B2 JP H0617791B2
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signal
counter
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signals
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能民 博田
昌則 和久田
公夫 鈴木
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Toshiba Machine Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/64Analogue/digital converters with intermediate conversion to phase of sinusoidal or similar periodical signals
    • H03M1/645Analogue/digital converters with intermediate conversion to phase of sinusoidal or similar periodical signals for position encoding, e.g. using resolvers or synchros

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は位置検出装置に係り、特にレゾルバー,インダ
クトシン等の如く位相変調方式により得られた信号から
位置を検出する装置に関する。
<従来技術> 第1図は従来使用されているレゾルバを用いた位置検出
装置の要部制御ブロック図である。同図においてデュー
ティ50%の5MHzのクロック信号CLがクロック発出
器11から1000カウンタ12に与えられ同1000
カウンタ12により分周されて5KHzの矩形波Refとな
る。デコード回路13では1000カウンタ12の計数
値の内容が0〜249,250〜499,500〜74
9,750〜999に対応してそれぞれ13Aの出力
“1”,13Cの出力“1”,13Bの出力“1”,1
3Dの出力“1”が励磁回路に与えられる。
励磁回路14では各対応するデコーダ13A〜13Dの
出力ビット“1”に対応してレゾルバ15のsin巻線1
5Acos巻線15Bをそれぞれ励磁する。レゾルバ15
のロータと一体に取付けられた2次側巻線15Cには1
次巻線15A,15Bに与えられる電圧信号の合成電圧
が誘起されフィルタ回路16で正弦波lに形成される。
この正弦波lをl=Ksin(ωt+θ)と表わしたとき、そ
の位相角θはロータのある基準角位置からの実際の回転
した角度に対応している。
17は波形整形回路であって正弦波lから矩形波aを整
形する。この信号波形aは前述の波形Refと同じく5KHz
であってその位相差は、第1図Bに示されるようにロー
タの現在角位置θに対応している。
信号aとクロック信号φ1がゲート18に与えられてお
り信号aが0→1となった直後のクロック信号φ1のタ
イミングで1000カウンタ12の内容をレジスタ19
へ読み込むようにしている。又レジスタ19の内容は適
宜のサンプリング指令信号TSで計算機20に読み込ま
れその値が計算機20でレゾルバ15のロータのそのサ
ンプリング時点での角位置情報として利用される。こう
してレゾルバのロータが工作機械の送り駆動系に結合さ
れると計算機20はその送りの方向でのテーブル等の位
置を知ることができるようになっている。
以上の第1図に示した従来の方式では二つの問題点が指
摘されている。第1はレジスタ19の最大計数値はカウ
ンタ12と同じであるので、今第1図Bにおいて波形a
がRefに対し遅れている状態でも考えると1サンプリン
グ中に最大で500クロック分の領域しか対応できな
い。このことはレゾルバが高速度で回転される場合:1
サンプリング中で500クロック分以上の変化があると
脱調を起こすということであり位置検出が不可能にな
る。一例としてサンプリング時間TS=2msecとし、:
1クロック分(φ=1)をX方向の1μに対応させる
すなわち毎分15m以上の速度になると脱調現象が生じ
る。
第2は同図(B)に示す如くサンプリングパルスTs時点
での位相差(aとRefとの)は実際にはaの立上り時刻
(a直後のクロック)でレジスタ19に与えられるので
Tsの時刻での値ではない。従って、サンプリングTs
で指定した時刻における値ではないということになる。
<発明の目的> 本発明は、以上第1、第2の問題をそれぞれ解決する方
式を提供せんとするものであって:それにより実用上検
出対象である被駆動体に対し、速度制限がなくさらに、
又サンプリング時点での誤差をごく少くした位置検出装
置の構成とするものである。
<発明の構成> 本発明によれば、基準クロック信号から第1、第2、お
よび第3のクロック信号を発生するクロック発生回路
(100)と、 前記第1のクロック信号をもとに位置検出に対応した機
械的ないしは電気的量の変化に応答して位相変調された
第1の信号(a)を発生する第1の手段(110,11
1,112)と、 前記第2および第3のクロック信号をもとに、前記第1
の信号の半周期又は1周期分前の位置検出に対応した第
2の信号(b)を発生させる第2の手段(113A,1
14A,115A)と、 前記第1の信号と第2の信号との位相を比較し、位相差
の存在している時間間隔に相当する追従補正用の第3の
信号(UP1A,DOWN1A)を発生する第3の手段
(116A,117A)と、 前記第3の信号が発生している間、前記第3のクロック
信号を累積し、その累積値にもとづいて前記第1の信号
の周期に関連して定められた期間の経過する間、予測さ
れた位置変化量に対応する第4の信号(UP2A,DO
WN2A)をほぼ均等な時間間隔で発生する第4の手段
(202)と、 前記第3および第4の信号を累積して位置基準信号を出
力する第5の手段とを備え、 前記第3の信号および前記第4の信号は前記第2の手段
に入力され、前記第1の信号と前記第2の信号間の位相
ずれを減少させるように、前記第2の信号の位相を補正
するものであることを特徴とする位置検出装置が提供さ
れる。
また、本発明によれば、基準クロック信号から第1、第
2、および第3のクロック信号を発生するクロック発生
回路(100)と、 前記第1のクロック信号をもとに位置検出に対応した機
械的ないしは電気的量の変化に応答して位相変調された
第1の信号(a)を発生する第1の手段(110,11
1,112)と、 前記第2および第3のクロック信号をもとに、前記第1
の信号の半周期又は1周期分前の位置検出に対応した第
2の信号(b)を発生させる第2の手段(113A,1
14A,115A)と、 前記第1の信号と第2の信号との位相を比較し、位相差
の存在している時間間隔に相当する追従補正用の第3の
信号(UP1A,DOWN1A)を発生する第3の手段
(116A,117A)と、 前記第3の信号が発生している間、前記第3のクロック
信号を累積し、その累積値に基づいて前記第1の信号の
周期に関連して定められた期間の経過する間、予測され
た位置変化量に対応する第4の信号(UP2A,DOW
N2A)をほぼ均等な時間間隔で発生する第4の手段
(202)と、 前記第4の信号を累積して位置基準信号を出力する第5
の手段とを備え、 前記第4の信号は前記第2の手段に入力され、前記第1
の信号と前記第2の信号間の位相ずれを減少させるよう
に、前記第2の信号の位相を補正するものであることを
特徴とする位置検出装置が提供される。
このような本発明にかかる位置検出装置では、位置検出
に対応した位相変調された第1の信号をレゾルバ等の第
1の手段により得、第2の手段により得た、第1の信号
の半周期又は1周期前の第2の信号と第1の信号とを第
3の手段で比較することにより追従補正用の第3の信号
を得、第4の手段により第3の信号が発生している間、
クロック信号の累積値から予測された位置変化量に対応
する第4の信号をほぼ均等な時間間隔で得、これを第5
の手段により累積することにより位置基準信号を得るよ
うにしている。すなわち、追従補正に加えて予測補正を
行っている。第2の手段および第5の手段には第3の信
号および第4の信号が与えられるが、第4の信号のみで
も良い。
<実施例> 以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。本発明
の説明に入る前に本願発明の関連技術を説明する。
第2図において100は内部にクロック信号CLKの発生
手段を有し、出力としてデューティ50%の第1の基準
クロック信号φ(例えば5MHz)を与えるパルス発生
部であり:同信号φは、基準カウンタ101により1/
1000に分周される。基準カウンタ101は信号φ1を0
〜999までくり返し計数する。102〜105はデコ
ーダであって基準カウンタ101の計数値が0〜24
9,500〜749,250〜499,750〜999
のときそれぞれ理論値“1"を励磁回路106,107,
108及び109へ与える。各励磁回路106〜109
からは論理“1"のときレゾルバ110の1次側巻線Si
N1,SiN2,CoS1,CoS2に励磁信号(矩形
波状)が与えられる。
レゾルバ110の2次側巻線110Aに誘起された電圧
信号はフィルタ回路111により高調波成分が除去さ
れ、同回路111からはロータ110Bのある基準角位
置からの回転角位置θに対応した位相差をもつ正弦波信
号lが与えられる。
112は波形整形回路であって正弦波信号lを波形整形
しロータ110Bが定速回転状態の場合、デューティ5
0%の矩形波信号aを発生せしめる。
この信号aは、ロータ110Bが停止状態のときは基準
カウンタ101の出力波形Refと同じ周期を有し、比較
回路116への一方の入力信号となる。前述したパルス
発生部100からは第2,第3の基準クロック信号
φ,φがそれぞれ追加補正ゲート113、停止補正
ゲート114に与えられている。第1、第2及び第3の
基準信号φ,φ,φの位相関係を第3図に示す。
すなわち信号φとφの波形は共にデューティ25%
で、互いに90゜の位相差を有する。
各ゲート113,114には後記する追従補正信号出力
回路117の出力信号UP1,DOWN1がそれぞれ入
力されており、補正ゲート113からは信号UP1の論
理値が“1"の間第2の基準クロック信号φが追従カウ
ンタ115に与えられる。又補正ゲート114からは信
号DOWN1の論理値が“0"の間第3の基準クロック信
号φが追従カウンタ115に与えられるようになって
いる。
ここでは各補正ゲート113,114から出力されるク
ロック信号φ,φをそれぞれ(P),(N)としてありレ
ゾルバのロータが時計回転方向反時計回転方向に駆動さ
れている場合に対応せしめる。
尚上述の各補正ゲート113,114の果す論理演算を
論理式で示すと となる。追従カウンタ115は基準カウンタ101と同
じ計数範囲をもつ可逆カウンタで構成され、パルス信号
(P)によりその計数値を増加させ、パルス信号(N)により
その計数値を減少せしめる。追従カウンタ115からは
信号b及cが出力されている。追従カウンタ115内の
最終段の論理値を表わす波形信号bは比較回路116に
入力されそこで信号aとの位相差が比較される。出力信
号Zは信号aとbの論理値が互いに異っている間、出力
“1"、同じ論理値のとき“0"となる。信号cは信号bと
90゜位相差をもつ。前記信号Z、と信号UP1,DO
WN1の関係を式で示すと Z=ab(は排他的論理和) であって:さらに信号aがbより位相が進んでいる場合 UP1=1,DOWN1=0 さらに位相が遅れている場合 UP1=1,DOWN1=1 且つZ=0ならUP1=DOWN1=0である。
117は前述した追従補正信号UP1,DOWN1の出
力回路であって、信号cと信号Zから信号aが信号bよ
り位相が進んでいるか否かを判断し、進んでいる場合は
UP1=Z、おくれている場合はDOWN1=Zとな
る。位置カウンタ118には信号UP1,DOWN1及
び第3の基準クロック信号φが入力されておりUP1
=1の場合基準クロック信号φを正の値として計数
し、DOWN1=1の場合クロック信号φを負の値と
して計数するようになっており例えば可逆カウンタで構
成されることができる。この位置カウンタ118は例え
ば追従カウンタ115の最大計数値の10倍(10000カ
ウント)の計数容量をもつ。119は計算機であってソ
フトサンプリング指令信号tsに応答して、その時刻で
の位置カウンタ118の値を読み込む。読み込まれた位
置情報は例えば前回のソフトサンプリング指令信号のと
きに読み込まれた位置情報と差をとることにより1サン
プリング時間の間のレゾルバのロータの回転量を知るこ
とができる。又従ってそれによりその間の平均回転速度
を知ることができる。このソフトサンプリング指令信号
tsは計算機119から発せられてもよいし、他の装置
例えばCNCタイプの工作機械用数値制御装置(図示し
ない)から発せられるようにしてもよい。要するに計算
機119での演算処理の結果を利用する装置から必要に
応じて与えられる。
第4図、第5図及び第6図はそれぞれレゾルバ110の
ロータ110Bが停止中、さらに又反時計方向、及び時
計方向に回転中における第2図の回路ブロック図中の主
な信号波形を示すものである。第4図においては、ロー
タ110Bは停止中であって、追従カウンタ115には
停止補正ゲート114から与えられる第3の基準クロッ
ク信号φのみがパルス信号(N)として入力されており
同カウンタ115最終段の出力波形bは正弦波lを波形
整形して得られた信号波形aと位相が一致している。又
信号UP1,DOWN1は図示のように発せられていな
い。(論理値“0"のまゝであるサンプリング指令信号t
sとその周期信号a,bと直接には無関係に与えられて
おり、Taはその1サンプリング周期を示す。
第5図はロータ110Bが反時計方向に一定回転速度で
回転している場合であって、信号aは信号bより位相遅
れの状態となっている。(尚、信号a,bの波形は、信
号DOWN1を停止補正回路114へ入力していない状
態を示す。) 従って信号DOWN1が信号aとbの論理値が異ってい
る間、パルス状に与えられる。
信号DOWN1=1の間すなわち信号aとbの位相に差
があると第3の基準クロック信号φは停止補正回路1
14から追従カウンタ115へ入力されるのを阻止され
るので追従カウンタ115はその間計数されず従って同
カウンタ115の最終段出力波形に対応している信号b
は信号aと位相が一致するまで遅らされる。
一方、第6図の場合は、ロータ110Bが時計方向に一
定回転速度で回転している場合であって、信号aは信号
bに対し位相が進んでいる。
(尚、理解を容易にするため信号aとbの波形図そのも
のは、第5図と同様追加補正回路113へ信号UP1を
与えていないときの関係を示す)信号UP1が与えられ
ると追加補正回路113からは第2の基準クロック信号
φが追従カウンタ115へ与えられる。従って追従カ
ウンタ115は第3の基準クロック信号φからつくら
れるパルス(N)に加えて第2の基準クロック信号φ
入力されるのでその計数速度が倍となりその最終段の出
力波形である信号bの位相が進み(φだけの場合より
も)信号aと一致することにより信号UP1の発生が止
むようになる。
以上説明した第2図の回路構成によれば追従カウンタ1
15、従ってその最終段出力波形である信号bは信号a
との間で少しでも位相差があると信号UP1又はDOW
N1が与えられこれらの信号UP1,DOWN1により
追加補正回路113,114が機能して追従カウンタ1
15の計数状態を補正しその出力bが信号aと一致する
ようになっており、又信号UP1又はDOWN1の発生
する度合も信号aの立上り、立下りの両方で可能となっ
ているので信号aとbの位相差はすみやかに克服され
る。すなわち追従カウンタ115の最終段出力の信号b
の位相は信号aのそれに追従するように制御される。
従って従来の方式に比べレゾルバのロータの回転速度が
大きくなっても脱調現象等の不都合が生じることもなく
位置カウンタ118はクロック信号φを計数する。又
位置カウンタ118の計数容量を大きくすることにより
例えば10,000カウントとすれば従来の方式に比しはるか
に大きな速度まですなわち1サンプリング期間中10,000
に達する計数スピードまで追従可能となる。
第7図は本発明の実施例であって更に任意のサンプリン
グ時刻において正確な位置を検出しようとする装置の回
路ブロック図である。
同図の例は第2図と類似の追加及び停止補正ゲート11
3A,114A追従カウンタ115A、比較回路116
A及び追加補正信号出力回路117Aの各部分の構成か
らなる第1の補正部201とさらに第2の補正部202
をその基本構成として備えている。
同図において追加補正ゲート113Aにはさらに後述す
る第2の補正部202から与えられる信号UP2Aが入
力されている。
又停止補正ゲート114Aには前記第2の補正部202
から与えられる信号DOWN2Aが入力されている。
追加補正ゲート113A、停止補正ゲート114Aの入
出力信号の関係は次のようである。
第1の補正部201の役割と第2図の対応する補正部
(113,114,115,116,117)の役割と
を比較すると、第2図の場合は、ロータ110Bが一定
速度で回転しているとき追従カウンタ115の出力b
は、追従補正信号出力回路117の出力UP1又はDO
WN1が発生されることによって信号aとの位相差がな
くなるように制御されていた。従って比較回路116に
おいてはローター110Bが一定速度で回転していても
逐次出力Zが発生されるようになっている。
しかるに第7図に示される第1の補正部201において
はロータが定速回転中の場合は追従補正信号出力回路1
17AからUP1,DOWN1に対応する信号UP1
A,DOWN1Aは発生されない。
その代り第2の補正部202から与えられる信号UP2
A,DOWN2Aがそれぞれ追加補正ゲート113A、
停止補正ゲート114Aに与えられる。
そして、例えば停止補正ゲート114Aへの入力信号D
OWN1AとDOWN2Aが共に“0"の状態で第3の基
準クロック信号φが追従カウンタ115Aへ入力され
る間、信号UP2Aが“1"のとき第2の基準クロック信
号φがさらに追従カウンタ115Aへ入力されその結
果、追従カウンタ115Aの出力信号bはロータが定速
度である限り信号aと常に完全に一致する。(それ故信
号UP1A,DOWN1Aが出力されない)このことは
ロータの速度が変化するときにのみ信号UP1A,DO
WN1A、が出力されるということである。第2の補正
部202の役割は単的に云えばレゾルバ110のロータ
が定速回転しているときに信号bが信号aと位相差0の
状態を保持するよう計数を行う追従カウンタ115Aに
対し供給すべき計数パルスの数とそのパルスを与えるタ
イミングをつくり出すことにある。
このため本発明ではこれから経過しようとしている信号
a又はbの半周期(T)におけるロータの回転速度V(r)は
1つ手前の半周期におけるロータの回転速度Vo(r)がそ
のまゝ持続されるものと仮定、あるいは予測し、同手前
の期間T中での速度Vo(r)に見合うパルス数をこれか
ら経過しようとしている時間間隔Tの中でほぼ均等に分
配して追従カウンタ115Aに与えようとする技術思想
に基づいている。すなわち、予測された速度に対応する
パルスが周期の特定タイミングに偏ることを避け、周期
中のどの時点でも予測された速度を認識できるようにし
たものである。こうした技術思想を実現するため、第7
図中の第2の補正部202には速度カウンタ回路120
と絶対値回路122と予測速度パルス信号発生回路12
4と予測補正パルス信号出力回路126とを設ける。前
記速度カウンタ回路120には第3の基準クロック信号
φと、追従補正信号出力回路117Aの出力である信
号UP1A、及びDOWN1Aがそれぞれ入力されてい
る。
この速度カウンタ回路120はロータの速度変化があっ
たとき発生される信号UP1A又はDOWN1A(信号
UP1Aは反時計方向に加速される場合“1"となり、信
号DOWN1Aは時計方向に加速される場合“1"とな
る)が与えられている間第3の基準クロック信号φ
計数する可逆カウンタで構成されその出力として計数値
の正、負を表わすサインビット信号Sと計数値αとを出
力するようになっている。
従って速度カウンタ回路120はロータの停止状態から
現在までに与えられた速度変化の累積値すなわち現在の
速度そのものを示すことになる。
122は絶対値化回路であって第11図に示すように計
数値αをその絶対値α′に変換せしめると共に予測速度
の絶対値として値α′を予測速度パルス発生回路124
に与える。尚第11図で横座標軸vはレゾルバの周波数
変調成分である。又前述のは理論上は と表わされる。ここで である。
第15図には信号を形成する制御回路が示される。予
測速度パルス発生回路124には値α′の他に第3の基
準クロック信号φと追従カウンタ115Aの出力であ
る信号bがリセット信号(RST)として入力されてい
る。このパルス信号発生回路124からは値α′に対応
する数のパルスを信号bの論理値が“1"又は“0"の間す
なわち半周期の間に時間的に均等に分配して予測補正パ
ルス出力回路126へ出力する。
前述したはその均等な時間間隔でα′個のパルスが逐
時供給されるパルス列を表わす。尚本実施例では回路構
成を単純化するため上記理論式の代りに としている。前記出力回路126にはパルス列の他に
速度カウンタ回路120からのサインビット信号S及び
追従補正信号出力回路117Aから信号enが入力され
ている。パルス列はサインビット信号Sの“1",“0"
に応じて信号UP2A又はDOWN2Aとなる。信号e
nはen=1のとき信号UP1A,DOWN1Aが出力
されるがその間信号UP2A、あるいは信号DOWN2
Aが出力されるのを禁止するために用いられる。
ORゲート128,130はそれぞれ信号UP1A,U
P2A、及信号DOWN1A,DOWN2Aにより入力
されそれぞれ信号UP及びDOWNとして位置カウンタ
118Aへ入力されている。各信号UP,DOWNは論
理値“1"のとき第3の基準クロック信号φを位置カウ
ンタ118Aへ入力せしめる。計算機119Aは位置カ
ウンタ118Aの値をソフトサンプリング指令信号ts
に応答して読み込むようになっている。
位置カウンタ回路118Aの値を利用する他の方法とし
ては図示の如く計測回路140を備けカウンタ回路11
8Aの値を、読込み指令信号Xが与えられたときに読み
込むよう作動する。同図では工作物148に形成されて
いる穴150の直径Dあるいは穴中心座標を測定するた
め移動体142上に取付けられているプローブ144が
±X方向にモータ146、送りネジ147により移動さ
れてプローブ144が内径面に接触した瞬間に発せられ
る接触検知信号を前記読込み指令信号Xとして利用す
る。尚110はレゾルバ110がモータ146と直結さ
れていることを示す。カウンタ118Aの値は計測回路
140中のレジスタ141にストアされる。
従って計算機119Aは穴径あるいは中心座標を算出す
べき時刻に計測回路140中のレジスタ141からスト
アされている値を読み込んで穴径あるいは中心座標を算
出することができる。尚第7図中の140,乃至150
の如き計測ユニットを第2図中のレジスタ118、計算
機119と結合してもよい。
第8図乃至第10図はそれぞれレゾルバのロータが停止
中、反時計方向に一定速度で回転中および時計方向に一
定速度で回転中の場合の第7図中の主な信号の関係を示
すタイムチャートである。
第8図ではロータは停止しており信号a,bは当然のこ
と乍ら同じ位相状態である。
第9図の反時計方向定速回転中においては信号a、信号
bは同位相状態にあり、信号UP1A,DOWN1Aは
出力されない。
又時計方向に関する信号UP2Aも出力されていない。
追従カウンタ115Aへの計数入力パルスは停止補正ゲ
ート114Aから信号DOWN2Aが“1"のときに基準
クロック信号φがその通過を阻止されることによって
すなわち計数入力パルスとしてのクロック信号が信号D
OWN2Aの与えられている間間引かれることによって
その間引かれる数だけ信号bの位相をおくらせることに
より信号aと同位相状態となる。
この信号DOWN2Aは、現在のロータの反時計方向一
定速度値に対応する値α(この値αは過去の速度変化の
累積結果として速度カウンタ回路120に貯えられたも
の)が信号bの立上り、立下りごとに、同じ絶対値α′
として予測速度パルス信号発生回路124に与えられ同
回路124からパルス列として与えられたものと同じ
タイミングで図示の如く発生されている。
第10図はロータの時計方向定速回転中の各信号波形で
ある。
第9図と相違するところは信号DOWN2Aの代りに信
号UP2Aがパルス列から形成されている点だけであ
る。この場合は信号DOWN1A,DOWN2Aは共に
“0"であり、、停止補正ゲート114Aから基準クロッ
ク信号φはすべて追従カウンタ115Aへ与えられ
る。さらに追加補正ゲート113Aにおいては時間的に
分配された信号UP2Aが“1"のとき第2の基準クロッ
ク信号φを通過させ追従カウンタ115Aに与えられ
るので信号bはロータの定速回転中常に信号aと同位相
状態の波形となっている。
第12図はレゾルバのロータの回転を停止状態から反時
計方向に加速させる場合の主な信号のタイムチャートで
あり又第13図は時計方向に加速させる場合である。第
12図の最上部にはレゾルバのロータの回転速度V(r)の
変化の様子を示す。時刻t1で加速が始まるとそれまで
周期T1であつた信号aはT11,T12,T13の如
く次第にその周期が長くなり信号bとの間で位相差が発
生し信号DOWN1A(第1番目に対応する)がΔt
時間継続するパルス状の波形に示す如く現われる。信号
aは信号bに対し遅れている。今このΔt時間の間に到
着する第3の基準クロック信号φが2個あるとすると
この2個のクロック信号φが速度カウンタ回路120
に入力される。速度カウンタ回路120からはα(α′
=2)及S=1が出力されさらに回路124から予測速
度パルス列として時刻t2とt3の間で均等に出力さ
れこれが回路126で信号DOWN2Aに変換され出力
されている。
さらにロータの回転が時刻t3までに速度がさらに加速
されて第2番目の信号DOWN1Aが発せられ、この
Δt時間の間にクロック信号φが2個到着するものと
すると速度カウンタ回路120の累積計数値αは反時計
方向換算で「4」となりその絶対値α′=4となる。従
って回路124からは時刻t3とt4の間に4個の予測
速度パルス列が発せられる。(より正確には4個の予
測パルス列はΔT23(=t3-t2)なる時間間隔をもと
にして各パルス間隔が定められる)同様にしてさらに加
速され時刻t4にて信号aと信号bとの位相差に対応し
て信号(第3番目の)DOWN1Aが発せられこの信
号DOWN1A=“1"の間にクロック信号φが同じく
2個到着するとすると速度カウンタ回路120はさらに
その計数値が6となり次のt4からt5の間に6個のパ
ルス列がほぼ均等な時間間隔で回路124から出力さ
れ、この出力パルス列は回路126を経て信号DOW
N2Aとなる。信号DOWN1A,DOWN2AはOR
回路130を介して信号DOWNとなり位置カウンタ1
18Aに入力されているので信号DOWN=1の間位置
カウンタ118Aはクロック信号φを計数する。第1
3図はロータを停止から時計方向に回転を与え加速させ
る場合に対応しており信号aの1周期はT1から次第に
T21,T22,T23,の如く短かくなっていく。(これはsin(ω
+θ)tで時計方向をθ>0とすると見かけ上ω→ω+θ
となり周期は短かくなるからである)ロータの停止中は
信号aと信号bの位相状態は一致しているがt2a,t3a,t4
a,t5a,t6aの各時刻で,,,,なる信号UP
1Aが次々と発せられるとし、且つ各信号UP1A,
〜がある間にクロック信号φが1個到着するものと
すれば速度カウンタ回路120は順次1,2,3,4,
5を計数し前述したように予測速度パルス出力回路12
4から時刻t2aとt3aの間でパルス列は1個、時刻t3a
とt4aの間ではパルス列は2個、時刻t4aとt5aの間で
はは3個の如く発せられ出力回路126で信号UP2
Aとなる。そしてOR回路128により信号UP1Aと
UP2Aは信号UPとなりこの信号UP=“1"の間基準
クロック信号φが位置カウンタ回路118Aにて計数
される。第12図、第13図に示されるように位置カウ
ンタ回路118Aは、信号DOWN1A、又はUP1A
が“1"となる極く短かい時間間隔Δt,Δtaのところ
即ち信号aと信号bの立上り、立下り時刻近傍では瞬時
にしてクロック信号φを計数するが信号DOWN2A
又はUP2Aに対しては信号bのほゞ半周期の間で時間
的に均等間隔となるようにクロック信号φを計数す
る。
従ってサンプリング指令信号tsが何時与えられてもそ
の時刻での位置カウンタ118Aの計数内容は実際のロ
ータの回転角位置に極めて近い値となる。
第14図はロータ回転を停止から時計方向に「12」な
る回転速度まで加速させたのち定速状態となる場合の信
号UP1A,UP2Aと位置カウンタ回路118Aの計
数値を示す図である。
同図において時刻t=0にてロータの駆動部に対しΔT1
の間にΔV=2なる大きさの時計方向への回転速度上昇
指令が与えられるものとする。
従って信号aの、t=0からΔT1経過後の立上り状態で
信号bとの位相差(信号aが進んでいる)が時間幅Δt
の信号UP1A(左端)として現われ2個の基準クロッ
ク信号φがたゞちに位置カウンタ118Aに入力され
計数される(で示す)。さらに時刻t=ΔT1において
回転速度上昇指令ΔV=2が与えられる。ΔT2の間では
回路118Aに入力した2個の基準クロック信号φ
同時に速度カウンタ回路120へも入力され同カウンタ
の計数値は2となり、従って予測補正パルス信号出力回
路126からΔT2の間でほゞ等間隔に、信号UP2A
が2個出力される。従ってカウンタ118Aはこの信号
UP2Aが“1"の間基準クロック信号φを入力せしめ
るので計数値はから3,4となる。
タイムインターバルΔT2の終端でさらに信号aと信号
bの位相差が比較され2番目の信号UP1Aが与えられ
ると、(φ換算で2個分)カウンタ118Aは直ちに
4→となる。同時に速度カウンタ120は「2」から
さらに「2」だけ加えられ「4」となる。従って次のイ
ンターバルΔT3のところでほゞ均等なパルス列(従
ってUP2A)が順次出力回路124(126から)か
ら発せられるので位置カウンタ118Aはから順次
7,8,9,10と計数を行う。さらにΔT3の終端で
信号aと信号bとの位相差にもとづき第3番目の信号U
P1Aが与えられる。(φ:2個分)と位置カウンタ
118Aは直ちにφ2個分を計数し計数値となる。
以下同様にして加速指令ΔV=2が与えられ速度「1
2」まで次々と回転速度が上昇されていく。従って信号
aの立上り,立下り毎に信号bとの位相差に対応した信
号UP1Aが発せられそれによって位置カウンタ118
Aの値が2だけ増大する。同時に又その信号UP1Aに
より速度カウンタ回路120の値が「2」増加しその累
積値に等しい数のパルス列が引続く1つのタイムインタ
ーバルの間で等分配的に出力される。こうしてタイムイ
ンターバルΔT6の終端で最後の6番目信号UP1Aが
発せられると、直ちに位置カウンタ118Aの値はと
なりタイムインターバルΔT7の間に等分配される信号
UP2Aを12個逐次計数して43,44……54とな
る。インターバルΔT7からは加速指令ΔV=2が与え
られないのでロータは定速状態のため速度カウンタ12
0の累積値12により形成される12個の信号UP2A
がΔT8,ΔT9……のタイムインターバルで等分配さ
れその都度位置カウンタ回路118Aは計数を行う。
尚同図では、ΔT1>ΔT2>……ΔT5>ΔT6>Δ
T7=ΔT8=ΔT9である。
尚又、各タイムインターバルΔTiの下方に記した数値
(1,1,),(2,2)……(6,6)はその各タイ
ムインターバルΔTiで位置カウンタ118Aに入力さ
れる第3の基準クロック信号φの数であって、これは
計数値そのものである。従って例えばサンプリング指
令、ts1,ts2が図示の時刻で与えられたとき位置
カウンタ118Aの内容はそれぞれ「15」「35」と
なり正確にロータの回転角位置を読み出すことができ
る。
第15図はパルス列信号を形成する制御回路のブロッ
ク図である。前述したように信号は理論的には と表わされるここでΔFはロータの回転速度に関係する
ところの位相変調信号の周波数変調分に対応した値であ
る。第15図ではΔFを無視して近似的に として形成する。
同図において速度カウンタ回路120から信号aあるい
は信号bの半周期(ΔT)ごとに与えられる速度値αは
絶対値化回路122でα′とされBCD(Binary Coded Dec
imal)コードの信号としてゲート206に与えられる。
一方第3の基準クロック信号φと信号bが1000カウン
タ205に入力されており同カウンタ205からはBC
Dコードでその計数値がゲート206に与えられてい
る。
ゲート206からは なる周波数のパルス列が出力される。1000カウンタ2
05の代りに1024カウンタを用いてもよい、この場合は
12段のバイナリカウンタのみで構成できる。
以上説明した第2図,第7図の構成の変形例としては次
のものがある。
(イ) 第7図の位置カウンタ回路118Aへの入力信号
UP1A,UP2A,DOWN1A,DOWN2Aのう
ちUP1A,DOWN1Aを入力させない構成とするも
のである。この場合はロータの回転中はレゾルバ半周期
の時間遅れを有するレゾルバのロータ回転位置が検出さ
れるがロータ停止中は時間遅れはない。
(ロ) 第7図の追従補正パルス信号出力回路117Aの
構成を修正して信号a,bの立上り時の位相差のみを信
号UP1A,DOWN1Aとして出力するよう構成す
る。一般に、レゾルバ出力波形のデューティは1:1と
はならないためレゾルバが停止中でもUP1A,DOW
N1Aが交互に出力され、位置カウンタ118Aの内容
が+,−をくり返す。しかし本構成ではデューティの値
に関係なくUP1A,DOWN1Aが出力されないので
停止中位置カウンタの内容が+,−をくり返すことはな
い。
(ハ) (ロ)の構成により位置カウンタ118Aへの入力信
号UP1A,DOWN1Aを除く信号UP2A,DOW
N2Aのみとする構成である。この場合はレゾルバ1周
期の時間遅れを有するレゾルバのロータ回転位置が検出
されるが停止中には時間遅れはない。
以上本発明の実施例を説明したが本発明の技術思想は実
施例として挙げた上述の構成回路に限られるものでなく
本発明の精神からいつ脱しない範囲で広く解釈されるべ
きである。例えば「位置」なる概念は本実施例ではロー
タの回転角θに対応して用いられているが、ロータに結
合された工作機械等の所定の軸方向の位置としてもよ
い。又機械的な対象に限らず位相変調信号sin(ωt
+θ(t))におけるθ(t)に対応する、物理量の大
きさを「位置」としても差支えない。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、第7図に示すよ
うに位置カウンタ(118A)に対し、速度変化時と定
速状態とにそれぞれ対応して計数信号UP1A,UP2
A(又はDOWN1A,DOWN2A)を与える第1補
正部、第2補正部を備え第2補正部からは次の波形の半
サイクル中での速度を1つ前の半サイクルでの速度と同
じと見なして予測速度パルス信号を次の半サイクル中
にほゞ均等に位置カウンタ118Aへ与えるようにした
ので位相変調方式であるにもかゝわらずあたかもパルス
エンコーダ等による検出方式と同程度の精度で位置等を
検出することができる。
本発明はレゾルバに限らず位相変調方式すべてに適用可
能である。とくにレゾルバを検出器として用いることに
よるメリットは大きく、例えばパルスエンコーダの場合
はコスト、IC駆動用に5Vo1tの配線とかIC等の回路
を内部に備えつけなければならずさらに、分解能が低い
がレゾルバでは極数を増すだけで容易に高い分解能を得
られる。
本発明によりこれまでレゾルバ等を用いて位置信号を検
出する方式に固有な位置検出対象の速度に対する制約
と、任意の読み込み時点で正しい位置をとり出せないと
いった問題点がディジィタル技術を介して解決され従っ
て本発明による装置を工作機械等の正確さをもって、ロ
ボット等の高速運動体用の位置検出に利用することが可
能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、従来のレゾルバによる位置検出方式を示
すブロック図、第1図(B)は同図(A)中の主な信号波形
図、第2図は本発明の関連技術による第1の位置検出装
置の構成を示すブロック図、第3図は第2図に示す基準
クロック信号φ,φ,φのクロック信号CLKと
の関係を示す波形図及び論理式、第4図は第2図におい
てレゾルバのロータが停止しているときの主な信号波形
図、第5図は第2図において、レゾルバのロータが反時
計方向に定速回転している状態での主な信号波形図、第
6図は第2図においてレゾルバのロータが時計方向に定
速回転している状態での主な信号、第7図は本発明によ
る位置検出装置の構成を示すブロック図、第8図は第7
図において、レゾルバのロータの回転が停止している状
態における主な信号波形図、第9図は第7図において、
レゾルバのロータが反時計方向に定速回転している状態
での主な信号波形図、第10図は第7図において、レゾ
ルバのロータが時計方向に定速回転している状態での主
な信号波形図、第11図は第7図で用いられる基準クロ
ック信号の波形図と絶対値化回路の入出力特性の一例を
示すグラフ、第12図は第7図においてレゾルバのロー
タを反時計方向に加速している状態での主な信号波形
図、第13図は第7図においてレゾルバのロータを時計
方向に加速している状態での主な信号波形図、第14図
は第7図において、レゾルバのロータを停止から時計方
向に加速させる場合のさらに詳細で具体的な説明図、第
15図は予測速度パルス信号出力回路の構成ブロック図
である。 100……基準クロック信号発生部 110……レゾルバ、110B……ロータ、 111……フィルタ回路、112……波形整形回路、 113,113A……追加補正ゲート、 114,114A……停止補正ゲート、 115,115A……追従カウンタ、 116,116A……比較回路、 117,117A……追従補正パルス信号出力回路、 120……速度カウンタ回路、 122……絶対値化回路、 124……予測速度パルス信号出力回路、 126……予測補正パルス信号出力回路、 128,130……OR回路、 118,118A……位置カウンタ回路、 119,119A……計算機、140……計測回路、 201……第1の補正部、202……第2の補正部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 公夫 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (56)参考文献 特開 昭57−190207(JP,A)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロック信号から第1、第2、および
    第3のクロック信号を発生するクロック発生回路(10
    0)と、 前記第1のクロック信号をもとに位置検出に対応した機
    械的ないしは電気的量の変化に応答して位相変調された
    第1の信号(a)を発生する第1の手段(110,11
    1,112)と、 前記第2および第3のクロック信号をもとに、前記第1
    の信号の半周期又は1周期分前の位置検出に対応した第
    2の信号(b)を発生させる第2の手段(113A,1
    14A,115A)と、 前記第1の信号と第2の信号との位相を比較し、位相差
    の存在している時間間隔に相当する追従補正用の第3の
    信号(UP1A,DOWN1A)を発生する第3の手段
    (116A,117A)と、 前記第3の信号が発生している間、前記第3のクロック
    信号を累積し、その累積値にもとづいて前記第1の信号
    の周期に関連して定められた期間の経過する間、予測さ
    れた位置変化量に対応する第4の信号(UP2A,DO
    WN2A)をほぼ均等な時間間隔で発生する第4の手段
    (202)と、 前記第3および第4の信号を累積して位置基準信号を出
    力する第5の手段とを備え、 前記第3の信号および前記第4の信号は前記第2の手段
    に入力され、前記第1の信号と前記第2の信号間の位相
    ずれを減少させるように、前記第2の信号の位相を補正
    するものであることを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、第1の手
    段は第1の信号として矩形波信号を形成する波形整形手
    段(112)を有することを特徴とする位置検出装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、前記第2
    および第3のクロック信号が互いに90゜異なる位相を
    有するようにしたことを特徴とする位置検出装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項において、前記第1
    の手段は基準クロック信号を分周する計数手段を含むこ
    とを特徴とする位置検出装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項において、前記第2
    の手段は、前記第3および前記第4の信号が入力される
    補正ゲート手段(113A,114A)と、同ゲート手
    段から与えられる信号を計数する追従計数手段(115
    A)とを備えたことを特徴とする位置検出装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項において、前記補正
    ゲート手段が前記追従計数手段に対し、その出力信号の
    位相を進めるよう計数せしめる第1の計数信号を与える
    第1の補正ゲート手段(113A)と、その出力信号の
    位相を遅らせるよう計数せしめる第2の計数信号を与え
    る第2の補正ゲート手段(114A)とを有することを
    特徴とする位置検出装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項において、前記第3
    の手段は矩形波状の第1の信号(a)と第2の信号
    (b)を論理比較する比較手段(116A)を有するこ
    とを特徴とする位置検出装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第1項において、前記第4
    の手段には前記第3の信号に応答して計数する速度計数
    手段(120)と、該速度計数手段の累積値に応じて、
    発生される予測された位置変化量に対応する第4の信号
    の時間間隔を変化させる予測信号発生手段(124,1
    26)とを備えたことを特徴とする位置検出装置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第8項において、前記速度
    計数手段と前記予測信号発生手段の間に前記速度計数手
    段の値を絶対値化して前記予測信号発生手段に与える絶
    対値化手段を備えたことを特徴とする位置検出装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第8項において、前記予
    測信号発生手段は前記第2の信号(b)に応答して初期
    状態に戻るものであることを特徴とする位置検出装置。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第8項において、前記予
    測信号発生手段が前記第3のクロック信号が入力され前
    記第2の信号によりリセットされる計数器(205)
    と、同計数器の値と前記速度計数手段の値の絶対値とが
    入力されるゲート回路(206)とを備えたことを特徴
    とする位置検出装置。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第1項において、前記第
    5の手段が計数器(118A)と前記計数器の値を読込
    むための読込み手段を有することを特徴とする位置検出
    装置。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第12項において、前記
    読込み手段が一定のサンプリング周期で前記計数器の値
    を読込む計算機(119A)を含むようにしたことを特
    徴とする位置検出装置。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第12項において、前記
    読込み手段が、前記計数器の値を任意の時刻に発せられ
    る計測指令信号に応答して読込む計測手段(140)を
    備えたことを特徴とする位置検出装置。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第12項において、前記
    第5の手段は計測指令に基づいて接触センサ(144)
    からの信号を受け取った時点で前記計数器(118A)
    の値が転送されるレジスタ(141)を含む計測回路
    (140)と、 前記レジスタに記憶されている値を一定のサンプリング
    周期で読込む計算機(119A)とを備えたことを特徴
    とする位置検出装置。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第1項において、前記第
    3の手段が第3の信号を発するとき前記第4の手段から
    の第4の信号の発生を阻止するための阻止指令信号(e
    n)を前記第3の手段から前記第4の手段に与えるよう
    にしたことを特徴とする位置検出装置。
  17. 【請求項17】特許請求の範囲第12項において、前記
    計数器(118A)の計数範囲を前記第1の手段に設け
    られた基準計数手段(101)の計数範囲より大きくし
    たことを特徴とする位置検出装置。
  18. 【請求項18】基準クロック信号から第1、第2、およ
    び第3のクロック信号を発生するクロック発生回路(1
    00)と、 前記第1のクロック信号をもとに位置検出に対応した機
    械的ないしは電気的量の変化に応答して位相変調された
    第1の信号(a)を発生する第1の手段(110,11
    1,112)と、 前記第2および第3のクロック信号をもとに、前記第1
    の信号の半周期又は1周期分前の位置検出に対応した第
    2の信号(b)を発生させる第2の手段(113A,1
    14A,115A)と、 前記第1の信号と第2の信号との位相を比較し、位相差
    の存在している時間間隔に相当する追従補正用の第3の
    信号(UP1A,DOWN1A)を発生する第3の手段
    (116A,117A)と、 前記第3の信号が発生している間、前記第3のクロック
    信号を累積し、その累積値に基づいて前記第1の信号の
    周期に関連して定められた期間の経過する間、予測され
    た位置変化量に対応する第4の信号(UP2A,DOW
    N2A)をほぼ均等な時間間隔で発生する第4の手段
    (202)と、 前記第4の信号を累積して位置基準信号を出力する第5
    の手段とを備え、 前記第4の信号は前記第2の手段に入力され、前記第1
    の信号と前記第2の信号間の位相ずれを減少させるよう
    に、前記第2の信号の位相を補正するものであることを
    特徴とする位置検出装置。
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JP58049283A Expired - Lifetime JPH0617791B2 (ja) 1983-03-24 1983-03-24 位置検出装置

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JP (1) JPH0617791B2 (ja)

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JPS57190207A (en) * 1981-05-19 1982-11-22 Nec Corp Position detecting device

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JPS59174709A (ja) 1984-10-03

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