JPH06177631A - アンテナモジュールの製造方法 - Google Patents

アンテナモジュールの製造方法

Info

Publication number
JPH06177631A
JPH06177631A JP4331553A JP33155392A JPH06177631A JP H06177631 A JPH06177631 A JP H06177631A JP 4331553 A JP4331553 A JP 4331553A JP 33155392 A JP33155392 A JP 33155392A JP H06177631 A JPH06177631 A JP H06177631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
antenna module
base material
antenna
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4331553A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Azumaguchi
裕 東口
Mitsuo Inagaki
光雄 稲垣
Hidenori Tanizawa
秀徳 谷沢
Takeyasu Maeda
健康 前田
徳行 ▲高▼麗
Noriyuki Koma
Hajime Mochizuki
肇 望月
Mitsuaki Megata
光朗 目堅
Toshiaki Amano
俊昭 天野
Koichi Kamei
好一 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP4331553A priority Critical patent/JPH06177631A/ja
Priority to US08/165,120 priority patent/US5361488A/en
Publication of JPH06177631A publication Critical patent/JPH06177631A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/0087Apparatus or processes specially adapted for manufacturing antenna arrays
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49016Antenna or wave energy "plumbing" making
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49787Obtaining plural composite product pieces from preassembled workpieces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49789Obtaining plural product pieces from unitary workpiece
    • Y10T29/49798Dividing sequentially from leading end, e.g., by cutting or breaking

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はアンテナモジュールの製造方法に関
し、大量生産に適した方法の提供を目的とする。 【構成】グランドエレメント14と、アンテナエレメン
ト16と、ループエレメント18と、エレメント支持体
20とを備えたアンテナモジュールの製造方法であっ
て、各部品の集合体である母材を用いてモールド成形を
行った後、各母材を切り離して複数のアンテナモジュー
ルを得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機等の無線端
末装置に内蔵されるアンテナモジュールの製造方法に関
する。
【0002】近年、通信需要の拡大に伴って、携帯電話
機等の無線端末装置が広く実用に供されている。無線端
末装置は、通常、携帯時における受信機能を確保するた
めに、装置筐体内にアンテナモジュールを内蔵してい
る。アンテナモジュールには、共振周波数、帯域幅、利
得等について所要の電気特性が得られていることを前提
に、小型化及び軽量化に適したものであることが要求さ
れる。また、アンテナモジュールの低価格化のために
は、大量生産に適した製造方法が要求される。
【0003】
【従来の技術】従来、携帯電話器に内蔵されるアンテナ
モジュールとしては、図8(A)に示されるような板状
逆F型アンテナや、図8(B)に示されるようなS型ア
ンテナが知られている。
【0004】これらのアンテナモジュールは、板金加工
により作成されるので、必ずしも装置の小型化に適して
いない。また、所要の電気的特性を確保するために、各
エレメントの外形寸法は勿論のことアンテナエレメント
及びグランドエレメント間のギャップ寸法にまで高い精
度が要求され、高度な加工技術が必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】小型化及び軽量化に適
したアンテナモジュールとして、図9に示されるよう
に、樹脂成形体と金属導体箔とをモールドにより一体成
形してなるものが実用化されている。このアンテナモジ
ュールは、それぞれ金属導体箔からなるグランドエレメ
ント6及びアンテナエレメント8と、アンテナエレメン
ト8に導通するループエレメント10と各エレメント
6,8及び10を支持する絶縁体からなるエレメント支
持体12とを備えている。エレメント支持体12には、
軽量化及びエレメント支持体12の所要の誘電率を得る
ことを目的として、その長手方向に中空部12Aが形成
されている。
【0006】しかし、図9のアンテナモジュールを製造
する場合に使用するモールドの形状を考慮すると、一回
のモールド成形により1つのアンテナモジュールだけし
か得られないので、アンテナモジュールの大量生産が困
難であるという問題があった。
【0007】よって、本発明の目的は大量生産に適した
アンテナモジュールの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、平板状
の導体からなるグランドエレメントと、該グランドエレ
メントに対してほぼ平行に配置された平板状の導体から
なるアンテナエレメントと、上記グランドエレメント及
び上記アンテナエレメントの間にこれらと予め定められ
た位置関係で配置され上記アンテナエレメントに導通す
る筒状の導体からなるループエレメントと、上記グラン
ドエレメント、上記アンテナエレメント及び上記ループ
エレメントを支持する絶縁体からなるエレメント支持体
とを備えたアンテナモジュールの製造方法であって、上
記グランドエレメントの複数の集合体である一体の第1
母材と上記アンテナエレメントの複数の集合体である一
体の第2母材と上記ループエレメントの少なくとも一部
分の複数の集合体である一体の第3母材とをモールド内
に収容する第1のステップと、上記モールド内に画成さ
れる空間に硬化性流動体を充填して該硬化性流動体を硬
化させることにより複数の上記エレメント支持体を形成
する第2のステップと、該複数のエレメント支持体の間
で上記第1乃至第3母材を切断して複数の上記アンテナ
モジュールを得る第3のステップとを含むアンテナモジ
ュールの製造方法が提供される。
【0009】望ましくは、上記モールドは、上記ループ
エレメントの内側に面する突起を有する第1モールド
と、上記ループエレメントの外側に面する突起を有する
第2モールドとからなり、第1モールド及び第2モール
ドの何れか一方の他方に対する抜き方向は第3のステッ
プにおける切断面に平行である。
【0010】望ましくは、上記第2母材と第3母材は一
体である。望ましくは、上記第1乃至第3母材はフレキ
シブルプリント配線板の導体層である。
【0011】
【作用】本発明のアンテナモジュールの製造方法による
と、アンテナモジュールの構成部品のそれぞれの複数の
集合体を用いてモールドにより一体成形した後、各集合
体を切断するようにしているので、一回のモールド成形
により複数のアンテナモジュールを得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。図
1は本発明方法により製造されたアンテナモジュールの
一例を示す斜視図である。接地電位になるグランドエレ
メント14は、長方形平板状の導体(例えば導箔)から
形成される。グランドエレメント14に対向するよう
に、同じく平板状の導体からなるアンテナエレメント1
6が配置される。グランドエレメント14とアンテナエ
レメント16は互いにほぼ平行である。
【0013】グランドエレメント14及びアンテナエレ
メント16の間には、これらに対して予め定められた位
置関係で筒状の導体からなるループエレメント18が設
けられる。ループエレメント18はアンテナエレメント
16に導通する。この例では、ループエレメント18
は、アンテナエレメント16と一体である部分18A
と、この部分18Aに対して例えば半田付けにより接合
される後付け部品18Bとからなる。
【0014】グランドエレメント14、アンテナエレメ
ント16及びループエレメント18は、絶縁体からなる
エレメント支持体20により支持される。エレメント支
持体20は、グランドエレメント14を支持する第1支
持部20Aと、アンテナエレメント16及びループエレ
メント18を支持する第2支持部20Bと、ループエレ
メント18の側で第1及び第2支持部20A及び20B
を連結する連結部20Cと、連結部20Cに対して直交
方向に設けられ第1及び第2支持部20A及び20Bを
連結するリブ20Dとを有している。
【0015】このようなアンテナモジュールの構成によ
ると、各エレメント14,16及び18を絶縁体(誘電
体)からなるエレメント支持体20により支持している
ので、アンテナモジュールの小型化が可能である。ま
た、エレメント支持体20は上述のような特定の構造を
有しているので、アンテナモジュールの小型化及び軽量
化が可能である。
【0016】図1のアンテナモジュールにおいて、その
電気的特性を決定する主たる要因は、各エレメント1
4,16及び18の形状と、アンテナエレメント16及
びループエレメント18とグランドエレメント14の間
の距離とである。特にアンテナモジュールの共振周波数
は、ループエレメント18とグランドエレメント14の
間の距離に大きく依存する。例えば、このアンテナモジ
ュールの高さ、幅及び長さが10mm、15mm及び40mm
である場合、前述の距離の1mmの変化に対して共振周波
数は約50MHz変化する。
【0017】エレメント支持体20をモールドによる一
体成形で形成する場合、その寸法精度は高いので、一定
の電気的特性を得ることができる。また、図示されたよ
うに、エレメント支持体20がリブ20Dを有している
場合には、各エレメントの位置関係が外力等によって変
動する恐れがない。エレメント支持体の材質の剛性が高
い場合には、リブ20Dは必ずしも必要ではない。
【0018】図2は図1に示されるようなアンテナモジ
ュールを製造する第1実施例を説明するための図であ
る。尚、この実施例では、図1のリブ20Dがないエレ
メント支持体20を有するアンテナモジュールが製造さ
れる。
【0019】図2において、符号22はグランドエレメ
ント14の複数の集合体である一体の第1母材を表し、
符号24はアンテナエレメント16の複数の集合体であ
る一体の第2母材を表し、符号26はループエレメント
18の構成部分の複数の集合体である第3母材を表して
いる。各母材22,24及び26は銅箔等の導体箔から
なり、この例では、第2母材24と第3母材26は一体
である。
【0020】先ず、第1のステップでは、各母材22,
24及び26を図3に示されるようなモールド28内に
収容する。モールド28は、ループエレメントの内側に
面する突起30Aを有する第1モールド30と、ループ
エレメントの外側に面する突起32Aを有する第2モー
ルド32とからなる。
【0021】各母材22,24及び26をモールド28
内に収容するに際しては、第1母材22が第1モールド
30内の底面に接するようにし、第2母材24が第1モ
ールド30内の上面に接するようにし、第3母材26が
第1モールド30の突起30Aを覆うようにする。
【0022】次いで、第2のステップでは、モールド2
8内に画成される空間に硬化性流動体を充填して、これ
を硬化させることにより、複数のエレメント支持体を形
成する。硬化性流動体は、例えば第1モールド30の下
部に設けられたモールドゲート30Bから注入される。
【0023】この実施例では、図1のエレメント支持体
20のリブ20Dを形成しないので、モールド28内に
画成される空間は1つであり、複数のエレメント支持体
は一体の第4母材34(図2参照)として形成される。
【0024】その後、第3のステップでは、図2に一点
鎖線で示される切断面にて第1乃至第4母材22,2
4,26及び34を切断する。そして、最後に、第3母
材26の切断片の縁部26Aを例えば第2母材24の端
部に半田付け接合することで、ループエレメント18を
構成する。尚、第3のステップにおける切断に先立っ
て、第2母材26について半田付けを行ってループエレ
メントを構成するようにしてもよい。
【0025】図3のモールド28内に充填する硬化性流
動体としては、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いる
ことができるし、勿論熱可塑性樹脂を用いることもでき
る。この実施例では、硬化性流動体が硬化した後の第1
モールド30及び第2モールド32の何れか一方の他方
に対する抜き方向は、図2に示された切断面に平行にな
るようにされているので、抜き方向が切断面に垂直な方
向に設定されている場合に比較して、得られる複数のア
ンテナモジュールの形状のばらつきを小さくすることが
できる。
【0026】また、この実施例によると、モールド成形
の後に第3母材26の縁部について半田付けを行うこと
によってループエレメント18を構成するようにしてい
るので、後付け部品の使用が不要である。
【0027】図4は、本発明方法の第2実施例を説明す
るための図である。この実施例では、第1乃至第3母材
22,24及び26は、フレキシブルプリント配線板3
6の導体層である。
【0028】また、モールド成形時にモールド内に画成
される空間は複数あり、第2のステップにおいては、硬
化性流動体はモールド内の複数の空間のそれぞれに充填
される。その結果、モールド成形により、複数のエレメ
ント支持体20が1枚のフレキシブルプリント配線板3
6により支持されたものを中間生成物として得ることが
できる。尚、この実施例では、各エレメント支持体20
がリブ20D(図1参照)を有するように、モールドの
形状が変更されている。
【0029】図5は図4のフレキシブルプリント配線板
36の展開図である。フレキシブルプリント配線板36
は、概略長方形状の1枚の樹脂フィルム38と、樹脂フ
ィルム38上に形成された導体層とを有する。
【0030】この導体層は、第1母材24に相当する第
1パターン40と、第2及び第3母材24及び26を含
む第2パターン42とからなる。樹脂フィルム38は例
えばポリイミド樹脂からなり、各パターン40及び42
は例えば樹脂フィルム38上の導体箔についてのエッチ
ングにより得られる。
【0031】第2パターン42において、符号42Aは
ループエレメントになる第3母材26に相当するループ
エレメントパターンを表し、符号42Bはアンテナエレ
メントになる第2母材24に相当するアンテナエレメン
トパターンを表し、符号42C及び42Dは高周波回路
とのインターフェイスに供されるラインパターンを表し
ている。ラインパターン42C及び42Dは、それぞれ
高周波的にグランドライン及びシグナルラインとして機
能する。各ラインパターン42C及び42Dの形状につ
いては、要求されるインピーダンス特性等の特性に応じ
て設定することができる。
【0032】図5において、第1パターン40の側から
順にL1乃至L4で示される各破線は、フレキシブルプ
リント配線板36を折り曲げるときの折りしろを表して
いる。折りしろL1,L2及びL4においては、パター
ンが外側になるようにフレキシブルプリント配線板36
が折り曲げられ、折りしろL3においてはパターンが内
側になるようにフレキシブルプリント配線板36が折り
曲げられる。
【0033】このようにフレキシブルプリント配線板3
6を折り曲げてモールド内に収容することによって、各
母材22,24及び26を所定の位置に着座させること
ができるので、作業性が良好である。
【0034】この実施例では、各母材22,24及び2
6を1枚の樹脂フィルム38上に形成しているので、モ
ールド成形後に第3母材26に後付け部品18B(図1
参照)を半田付けしてループエレメントを構成すること
が要求される。後付け部品の形状の例を図6により説明
する。
【0035】図6(A)に示された例では、C字断面を
有する導体リボン44を後付け部品18Bとして用い、
この導体リボン44と第3母材26を半田付けすること
によって、ループエレメントを構成している。
【0036】また、図6(B)に示された例では、L字
断面を有する導体リボン46を後付け部品18Bとして
用いてループエレメントを構成している。図6(B)に
示された例では、導体リボン46についての半田付け作
業を容易にするために、第2母材24の端部が第3母材
26の端部よりも内側に位置するようにエレメント支持
体20が変形されている。
【0037】第1のステップにおいて、フレキシブルプ
リント配線板36をモールド内に収容するに際しては、
樹脂フィルム38(図5参照)が硬化性流動体の注入側
に位置するようにしておく。予め樹脂フィルム38の導
体層形成面と反対側の面に接着材を塗布しておくことに
よって、硬化性流動体をモールド内に注入し硬化性流動
体を硬化させたときに、成形せれたエレメント支持体と
フレキシブルプリント配線板36の密着力が向上する。
【0038】図4に示されるように、複数のエレメント
支持体20がフレキシブルプリント配線板36により支
持された中間生成物を作製した場合、第3のステップに
おいてはフレキシブルプリント配線板36のみを切断す
ればよく、作業性が良好である。
【0039】図4に示されるように、各エレメント支持
体20に一体にリブ20Dを形成する場合、モールドの
モールドゲート30B(図3参照)を、各リブ20Dに
対応する位置にそれぞれ設けておくとよい。こうしてお
くと、硬化性流動体をモールド内に注入するに際して、
フレキシブルプリント配線板に皺が生じ難いし、皺がも
し生じたとしても、その部分はフレキシブルプリント配
線板の切断しろに相当する部分であるので、アンテナモ
ジュールの製造歩留りが良好である。
【0040】図7は本発明方法の第3実施例を説明する
ための図である。この実施例では、後付け部品の使用を
不要にするために、2枚のフレキシブルプリント配線板
36A及び36Bを用いている。フレキシブルプリント
配線板36A及び36Bはそれぞれ概略長方形状の樹脂
フィルムと、これらの上に形成された導体層とを有して
いる。フレキシブルプリント配線板36Aの導体層は、
第2及び第3母材24及び26を含むパターンを有し、
フレキシブルプリント配線板36Bの導体層は、第1母
材36Bに相当するパターンである。
【0041】この実施例によると、第3母材26の端部
について半田付けを行うことによって、ループエレメン
トを構成することができるので、後付け部品が不要であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
大量生産に適したアンテナモジュールの製造方法の提供
が可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すアンテナモジュールの斜
視図である。
【図2】本発明方法の第一実施例を説明するための図で
ある。
【図3】本発明方法の実施に使用することができるモー
ルドの断面図である。
【図4】本発明方法の第二実施例を説明するための図で
ある。
【図5】図4の第二実施例におけるフレキシブルプリン
ト配線板の展開図である。
【図6】本発明方法で使用することができる後付け部品
の説明図である。
【図7】本発明方法の第三実施例を説明するための図で
ある。
【図8】従来技術の説明図である。
【図9】他の従来技術の説明図である。
【符号の説明】
14 グランドエレメント 16 アンテナエレメント 18 ループエレメント 20 エレメント支持体 22 第1母材 24 第2母材 26 第3母材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷沢 秀徳 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 前田 健康 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 ▲高▼麗 徳行 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 望月 肇 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 目堅 光朗 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 天野 俊昭 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 亀井 好一 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の導体からなるグランドエレメン
    ト(14)と、該グランドエレメント(14)に対してほぼ平行
    に配置された平板状の導体からなるアンテナエレメント
    (16)と、上記グランドエレメント(14)及び上記アンテナ
    エレメント(16)の間にこれらと予め定められた位置関係
    で配置され上記アンテナエレメント(16)に導通する筒状
    の導体からなるループエレメント(18)と、上記グランド
    エレメント(14)、上記アンテナエレメント(16)及び上記
    ループエレメント(18)を支持する絶縁体からなるエレメ
    ント支持体(20)とを備えたアンテナモジュールの製造方
    法であって、 上記グランドエレメント(14)の複数の集合体である一体
    の第1母材(22)と上記アンテナエレメント(16)の複数の
    集合体である一体の第2母材(24)と上記ループエレメン
    ト(18)の少なくとも一部分の複数の集合体である一体の
    第3母材(26)とをモールド(28)内に収容する第1のステ
    ップと、 上記モールド(28)内に画成される空間に硬化性流動体を
    充填して該硬化性流動体を硬化させることにより複数の
    上記エレメント支持体(20)を形成する第2のステップ
    と、 該複数のエレメント支持体(20)の間で上記第1乃至第3
    母材(22,24,26)を切断して複数の上記アンテナモジュー
    ルを得る第3のステップとを含むことを特徴とするアン
    テナモジュールの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記モールド(28)は、上記ループエレメ
    ント(18)の内側に面する突起(30A) を有する第1モール
    ド(30)と、上記ループエレメント(18)の外側に面する突
    起(32A) を有する第2モールド(32)とからなり、 該第1モールド(30)及び該第2モールド(32)のいずれか
    一方の他方に対する抜き方向は上記第3のステップにお
    ける切断面に平行であることを特徴とする請求項1に記
    載のアンテナモジュール。
  3. 【請求項3】 上記第2母材(24)と上記第3母材(26)は
    一体であることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ
    モジュールの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記モールド(28)内に画成される空間は
    1つあり、 上記第2のステップにおいては上記複数のエレメント支
    持体(20)は一体の第4母材(34)として形成され、 上記第3のステップにおいては上記第4母材(34)は上記
    第1乃至第3母材(22,24,26)と共に切断されることを特
    徴とする請求項2に記載のアンテナモジュールの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 上記モールド(28)内に画成される空間は
    複数あり、 上記第2のステップにおいて上記硬化性流動体は該複数
    の空間のそれぞれに充填されることを特徴とする請求項
    2に記載のアンテナモジュールの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記エレメント支持体(20)は、上記グラ
    ンドエレメント(14)を支持する第1支持部(20A) と、上
    記アンテナエレメント(16)及び上記ループエレメント(1
    8)を支持する第2支持部(20B) と、上記第1モールド(3
    0)の側で上記第1及び第2支持部(20A,20B) を連結する
    連結部(20C) と、上記第3のステップにおける切断面に
    対して平行に設けられ上記第1及び第2支持部(20A,20
    B) を連結するリブ(20D) とを有していることを特徴と
    する請求項2に記載のアンテナモジュールの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記硬化性流動体が注入される上記モー
    ルド(28)のモールドゲート(30B) は複数あり、該複数の
    モールドゲート(30B) は上記リブ(20D) に対応する位置
    にそれぞれ設けられいることを特徴とする請求項6に記
    載のアンテナモジュールの製造方法。
  8. 【請求項8】 上記第1乃至第3母材(22,24,26)はフレ
    キシブルプリント配線板の導体層であることを特徴とす
    る請求項2に記載のアンテナモジュールの製造方法。
  9. 【請求項9】 上記フレキシブルプリント配線板は、概
    略長方形状の1枚の樹脂フィルム(38)と、該樹脂フィル
    ム(38)上に形成された上記導体層とを有し、 該導体層は、上記第1母材(22)に相当する第1パターン
    (40)と、上記第2及び第3母材(24,26) を含む第2パタ
    ーン(42)とからなり、 上記第3母材(26)に後付け部品(18B) を半田付けして上
    記ループエレメント(18)を構成するステップをさらに含
    むことを特徴とする請求項8に記載のアンテナモジュー
    ルの製造方法。
  10. 【請求項10】 上記後付け部品(18B) はC字断面を有
    する導体リボン(44)であることを特徴とする請求項9に
    記載のアンテナモジュールの製造方法。
  11. 【請求項11】 上記後付け部品(18B) はL字断面を有
    する導体リボン(46)であることを特徴とする請求項9に
    記載のアンテナモジュールの製造方法。
  12. 【請求項12】 上記フレキシブルプリント配線板は概
    略長方形の第1及び第2の樹脂フィルムを有し、 上記導体層は、上記第1の樹脂フィルム上に形成され上
    記第1母材(22)に相当する第1パターンと、上記第2の
    樹脂フィルム上に形成され上記第2及び第3母材(24,2
    6) を含む第2パターンとからなり、 上記第3母材(26)の端部について半田付けを行って上記
    ループエレメント(18)を構成するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項8に記載のアンテナモジュール
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 上記フレキシブルプリント配線板は、
    樹脂フィルム(38)と、該樹脂フィルム(38)上に形成され
    た上記導体層とを有し、 上記樹脂フィルム(38)の上記導体層が形成された面と反
    対側の面に接着剤を塗布するステップをさらに含み、 上記第2のステップにおいて上記硬化性流動体は上記フ
    レキシブルプリント配線板の接着剤塗布面に密着するよ
    うに上記モールド(28)内に充填されることを特徴とする
    請求項8に記載のアンテナモジュールの製造方法。
JP4331553A 1992-12-11 1992-12-11 アンテナモジュールの製造方法 Withdrawn JPH06177631A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4331553A JPH06177631A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 アンテナモジュールの製造方法
US08/165,120 US5361488A (en) 1992-12-11 1993-12-10 Manufacturing method for antenna module

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4331553A JPH06177631A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 アンテナモジュールの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06177631A true JPH06177631A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18244955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4331553A Withdrawn JPH06177631A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 アンテナモジュールの製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5361488A (ja)
JP (1) JPH06177631A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5649350A (en) * 1995-10-18 1997-07-22 Ericsson Inc. Method of mass producing printed circuit antennas
US6430805B1 (en) * 1998-11-06 2002-08-13 Raytheon Company Method of fabricating a true-time-delay continuous transverse stub array antenna
JP3881366B2 (ja) * 2002-12-06 2007-02-14 株式会社フジクラ アンテナ
WO2018191743A1 (en) * 2017-04-14 2018-10-18 Duncan Linden Microwave antenna assembly and methods

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK146709C (da) * 1980-12-09 1984-05-21 Eskesen Brdr As Fremgangsmaade til fremstilling af sproejtestoebte plastemner med indstoebte folier med dekorative og/eller beskrivende tryk samt apparat til brug ved udoevelse af fremgangsmaaden
ZA821612B (en) * 1981-03-21 1983-01-26 Gkn Technology Ltd Manufacture of springs of fibre reinforced composite material
JPH04185003A (ja) * 1990-11-20 1992-07-01 Furukawa Electric Co Ltd:The アンテナモジュールとその製造方法
JP3308558B2 (ja) * 1991-05-02 2002-07-29 富士通株式会社 アンテナモジュール

Also Published As

Publication number Publication date
US5361488A (en) 1994-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10714822B2 (en) Wireless module and method for manufacturing wireless module
KR100525023B1 (ko) 칩 안테나와 그 제조방법
US6495764B1 (en) Shielded flat cable
JP3308558B2 (ja) アンテナモジュール
US9640857B2 (en) Communication module
US5532656A (en) Planar T-type LC filter with recesses between terminal electrodes
JP3215197B2 (ja) アンテナモジュール及びその製造方法
JP4882771B2 (ja) アンテナ装置
US6839029B2 (en) Method of mechanically tuning antennas for low-cost volume production
JPH09232852A (ja) 無線通信機器用アンテナ
JPH06177631A (ja) アンテナモジュールの製造方法
KR101960910B1 (ko) 안테나 모듈 및 이를 포함하는 휴대용 단말기
KR100681597B1 (ko) 칩안테나 및 그 제조방법
KR100826392B1 (ko) 이동 기기 및 그 제조 방법
JPH0773282A (ja) 高周波回路装置
JP3540361B2 (ja) アンテナモジュールおよびその製造方法
JPH04185003A (ja) アンテナモジュールとその製造方法
JP2003288971A (ja) フレキシブル基板と導電性剛体との接続部分を合成樹脂からなる固定部材によって固定する固定方法
WO1990007857A1 (en) Metal core wiring board
US20230239996A1 (en) Circuit board and method of manufacturing circuit board
EP0543979B1 (en) A device comprising laminated conductive patterns and easily selectable dielectrics
JPH04349704A (ja) アンテナ
EP0756350A1 (en) Dielectric resonator, dielectric filter using the resonator, and production method of the dielectric filter
JP3964068B2 (ja) 入力装置
JP3193633B2 (ja) 無線機用アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000307