JPH06176645A - 閃絡表示装置 - Google Patents

閃絡表示装置

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JPH06176645A
JPH06176645A JP4331308A JP33130892A JPH06176645A JP H06176645 A JPH06176645 A JP H06176645A JP 4331308 A JP4331308 A JP 4331308A JP 33130892 A JP33130892 A JP 33130892A JP H06176645 A JPH06176645 A JP H06176645A
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Japan
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permanent magnet
arc
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JP4331308A
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JP2838629B2 (ja
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Hitoshi Furusawa
仁志 古沢
Tsuru Tada
寉 多田
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SANKOOSHIYA KK
Sankosha Co Ltd
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SANKOOSHIYA KK
Sankosha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】絶縁碍子1に併設されたアークホーン3と、ア
ークホーン3のアーク光4を受けて発電する太陽電池5
と、スイッチ手段としてのコンデンサー7、一方の駆動
手段としての電磁石8、他方の駆動手段としての永久磁
石10及び表示片9とからなる閃絡表示装置に関するも
のである。 【効果】構造が簡単で、しかも、機械的な作動部分がな
いので、誤動作がなく保守点検が非常に容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送電線路等の雷撃によ
る閃絡を検出し表示するための閃絡表示装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、雷撃を受けた鉄塔を特定する装置
として、鉄塔の塔脚毎に雷電流を検出する検出コイルを
設け、このコイルの検出電流を利用して少量の火薬を爆
発させて、このエネルギーで表示片を表示させるように
した装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の閃絡表示装置に
あっては、塔脚電流を検出し作動するものであるので、
絶縁碍子が雷撃により閃絡しない場合でも、他の原因で
流れた電流により作動してしまい誤動作を招いていた。
また、鉄塔は複数個が併設されているので電流が複数の
鉄塔に分流し、雷撃を受けずに絶縁碍子が閃絡していな
い鉄塔の閃絡表示装置までも作動させてしまい、誤動作
の範囲を広げることになる。
【0004】閃絡表示装置が一旦作動し表示片が表示さ
れると、鉄塔に登り点検作業を行わなければならず、大
変な労力と費用を要することになる。更に、火薬を使用
しているので、定期的な保守点検が必要となるととも
に、一定期間毎に火薬の交換等の作業が必要となり、多
くの手間と費用を必要としていた。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の閃絡表示
装置が有する課題を解決するとともに、簡単な構成によ
り誤動作の恐れもなく安定した動作を行い、しかも、動
作後の復帰が容易な保守点検の非常に少ない閃絡表示装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、絶縁碍子に併設されたアーク
ホーンと、該アークホーンのアーク光を受けて発電する
太陽電池と、スイッチ手段と、駆動手段と、表示片とを
閃絡表示装置に配設したものである。
【0007】以下に、本発明の閃絡表示装置の全体構成
を示す図1及び表示部を示す図2に基づいて、本発明の
実施例について説明する。図1において、1は絶縁碍子
で、送電線2を鉄塔Tから絶縁するものであり、3は絶
縁碍子1を挟んで配置されたアークホーンであり、雷等
の不所望の異常な高電圧により、アークホーン3が放電
動作して不所望の異常な高電圧から絶縁碍子1を保護す
るものである。通常、送電線2は絶縁碍子1により大地
から絶縁されており、放電動作した場合のみ大地と接続
されるように構成されている。
【0008】4はアークホーン3の放電により発生する
アーク光であり、5は鉄塔Tの適当な支柱Fに設置され
た太陽電池であり、アークホーン3の放電で発生するア
ーク光4を受光するセンサーの働きとアーク光4により
発電し電源となる働きをするものである。
【0009】6は鉄塔Tの適当な支柱Fに設置された表
示部であり、表示部6は、図2に示されているように、
好ましくは、鉄塔Tに取着されたケース本体Bと蓋体R
とからなるケースCに収容されている。なお、このよう
なケースCは、表示部6を風雨等から保護するものであ
って、本発明にとって必須の構成ではない。
【0010】ケースCの鉄塔Tに取着されたケース本体
B或いは鉄塔Tの適当な支柱Fには、スイッチ手段とし
ての直流を阻止するコンデンサー7、駆動手段の一方の
巻線8’が巻回された電磁石8及び通常は折り畳まれ一
端がケースCのケース本体B或いは鉄塔Tの適当な支柱
Fに取着されている長尺の布等からなる表示片9が設置
されている。一方、ケースCの蓋体R或いは適当な保持
体には、駆動手段の他方の永久磁石10及び上記の表示
片9の他端が取着されている。閃絡表示装置の不作動時
は、永久磁石10は電磁石8の鉄心に吸着されているよ
うに構成されている。太陽電池5は、常時、直流電流を
発電しているが、直流を阻止するコンデンサー7のため
に太陽電池5で発電された直流電流が阻止され、電磁石
8が作動されることはない。なお、図1において、11
は架空地線である。
【0011】雷等の不所望の異常な高電圧により、アー
クホーン3が放電動作して交流波形を有するアーク光4
が発生すると、太陽電池5がこれを感知し、コンデンサ
ー7に交流波形を送る。この波形は直流波形ではないの
で、コンデンサー7を通過し、電磁石8の巻線8’に通
電される。これにより永久磁石10と同極性に配置され
ている電磁石8が励磁され、永久磁石10が電磁石8の
極性の反発力を受けて電磁石8から離れ落下することに
なる。
【0012】永久磁石10の落下により、一端が永久磁
石10と同じ蓋体R或いは適当な保持体に取着されてい
る表示片9も放出され、表示片9が鉄塔Tから垂下さ
れ、この鉄塔Tの碍子が閃絡されたことを表示すること
になる。この際、蓋体R或いは適当な保持体が重りとし
て作用し、長尺の布等からなる表示片9の垂下を容易に
するとともに表示片9を適正な垂下状態に維持すること
ができる。また、本発明の閃絡表示装置を送電線一線毎
に設置することができ相別毎に閃絡を表示することがで
きる。
【0013】閃絡表示装置を復帰させる場合には、表示
片9を蓋体R或いは適当な保持体内に折り畳み、蓋体R
或いは適当な保持体に取着されている永久磁石10を電
磁石8の鉄心に吸着させれば閃絡表示装置の復帰が完了
する。
【0014】なお、上記の実施例では、スイッチ手段と
してのコンデンサー及び駆動手段としての電磁石と永久
磁石の組み合わせについて説明したが、無論これに限定
されるものではなく、スイッチ手段として、ツエナーダ
イオード、バリスタ等の半導体素子、インピーダンス、
ガスアレスタ等の所定電圧電流で開閉動作するものであ
ってもよく、また、駆動手段として、必ずしも永久磁石
を必要とせず、永久磁石に代えて電磁石であってもよ
い。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0016】構造が簡単で、しかも、機械的な作動部分
がないので、誤動作がなく保守点検が非常に容易であ
る。
【0017】表示片を折り畳み永久磁石を電磁石の巻線
に吸着させるだけであるので、閃絡表示装置の復帰が非
常に簡単である。
【0018】従来の火薬の爆発による閃絡表示装置のよ
うに消耗部分が無いので半永久的に使用することがで
き、保守点検のための人件費或いは維持費等を大幅に節
約することができる。
【0019】閃絡表示装置を送電線一線毎に設置するこ
とができ、相別毎に閃絡を簡単に表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の閃絡表示装置の全体構成図であ
る。
【図2】図2は本発明の表示部の拡大図である。
【符号の説明】
T・・・・・・鉄塔 1・・・・・・絶縁碍子 2・・・・・・送電線 3・・・・・・アークホーン 5・・・・・・太陽電池 6・・・・・・表示部 7・・・・・・スイッチ手段 8・・・・・・駆動手段 9・・・・・・表示片 10・・・・・・駆動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁碍子に併設されたアークホーンと、該
    アークホーンのアーク光を受けて発電する太陽電池と、
    スイッチ手段と、駆動手段と、表示片とから成ることを
    特徴とする閃絡表示装置。
JP4331308A 1992-12-11 1992-12-11 閃絡表示装置 Expired - Lifetime JP2838629B2 (ja)

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JPH06176645A true JPH06176645A (ja) 1994-06-24
JP2838629B2 JP2838629B2 (ja) 1998-12-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107067967A (zh) * 2017-04-14 2017-08-18 海宁微动光能科技有限公司 一种太阳能供电显示的车载广告显示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107067967A (zh) * 2017-04-14 2017-08-18 海宁微动光能科技有限公司 一种太阳能供电显示的车载广告显示装置

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JP2838629B2 (ja) 1998-12-16

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