JPH06176561A - 並列化差分フラッグ論理 - Google Patents

並列化差分フラッグ論理

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JPH06176561A
JPH06176561A JP5127675A JP12767593A JPH06176561A JP H06176561 A JPH06176561 A JP H06176561A JP 5127675 A JP5127675 A JP 5127675A JP 12767593 A JP12767593 A JP 12767593A JP H06176561 A JPH06176561 A JP H06176561A
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JP
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bit
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input
flag circuit
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JP5127675A
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English (en)
Inventor
David C Mcclure
マククルーア デビッド
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STMicroelectronics lnc USA
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SGS Thomson Microelectronics Inc
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F5/00Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled
    • G06F5/06Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor
    • G06F5/10Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor having a sequence of storage locations each being individually accessible for both enqueue and dequeue operations, e.g. using random access memory
    • G06F5/12Means for monitoring the fill level; Means for resolving contention, i.e. conflicts between simultaneous enqueue and dequeue operations
    • G06F5/14Means for monitoring the fill level; Means for resolving contention, i.e. conflicts between simultaneous enqueue and dequeue operations for overflow or underflow handling, e.g. full or empty flags

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 減算器回路を使用すること無しに、FIFO
フラッグステータスを迅速に発生する。 【構成】 大きさ比較器の第一ビットが第二ビットより
も小さいか、等しいか又は大きいか否かを決定するビッ
ト比較器が互いに並列的に比較出力信号を発生する複数
個のグループに分割されている。これらの比較出力信号
は、どの比較出力信号が最終的な比較出力信号として通
過されることを許容するかを決定する制御要素へ入力さ
れる。更に、これらの数値の例えば最大桁ビット(MS
B)等の選択したビットの制御が設けられ且つ必要に応
じてラップアラウンド条件を回避するために使用するこ
とが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大略、集積回路に関す
るものであって、更に詳細には、FIFOメモリにおい
て使用する差分フラッグ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先入先出(FIFO)メモリは、異なっ
た速度でデータを伝達する2つ以上の装置の間のインタ
ーフェースとして多様な適用場面において使用されてい
る。FIFO用の典型的なインターフェース適用例とし
ては、コンピュータとプリンタとの間、コンピュータと
高速MODEMとの間に配置するもの等がある。複数個
の装置の間での速度差のために、FIFO内部に格納さ
れたデータは、それがFIFO内に書込まれたのと異な
った速度でFIFOから読出すことが可能である。FI
FOはデータが読取られる速度と異なった速度でデータ
を受取ることが可能であるから、FIFO内のデータ量
を決定することが重要である。従って、FIFOはその
データステータスを表わす1つ又はそれ以上のフラッグ
を有している。典型的なFIFOフラッグは、満杯、
空、及び半分満杯のデータステータスを表わす。
【0003】FIFOフラッグ回路は、従来、比較器及
び減算器を有するものであった。減算器は、比較される
べき2つの値の間の差を決定する。次いで、その差は対
応する比較器への入力として提供される。比較器が2つ
の値の間の関係、即ちそれらの2つの値が等しいか又は
互いに等しくないか否かを決定する。次いで、適宜の比
較器出力信号が発生される。FIFOフラッグ信号は、
減算器及び比較器がそれらのタスクを完了するまで決定
されることはない。両方とも発明者がDavid
C.McClureである1990年11月27日付で
発行された米国特許第4,974,241号及び199
0年6月19日付で発行された米国特許第4,935,
719号は、従来技術においてFIFOフラッグ論理を
発生するために直列減算器及び直列比較器を使用するこ
とを記載している。従来、減算器回路は比較器回路より
も速度が遅く、従って比較器回路が減算器回路を待って
いる場合にFIFOフラッグの発生が阻止されていた。
この待機時間は、直列減算器及び比較器が長い信号伝播
遅延を支配する場合には従来技術においてかなり長いも
のとなる場合がある。FIFOフラッグ論理回路内の減
算器の必要性を取除くことにより、FIFOフラッグ信
号をより迅速に発生させることが可能である。1990
年1月2日付で発行された発明者がGerard A.
Kreifelsである米国特許第4,891,78
8号は、減算器を使用することなしにFIFOフラッグ
論理を発生する従来技術を示唆している。
【0004】従来技術においては直列大きさ比較器が比
較器回路の一般的な形態である。直列大きさ比較器は、
多数の個別的なビット比較器を有しており、それらは直
列的に一体となって別の数と相対的に1つの大きさを決
定する。第一に、次のビット即ちLSB+1を比較する
前に、2つの数の最小桁ビット(LSB)を比較する。
このプロセスは、最大桁ビット(MSB)が比較される
まで直列的に継続して行なわれる。直列処理は極めて時
間がかかる場合があり、2つの16ビットワードを比較
する場合に少なくとも16個のゲート遅延が発生する。
【0005】直列大きさ比較器を有する個別的なビット
比較器は4つの入力を有している。即ち、比較されるべ
き2つのビットから派生される入力と、前のビット比較
器の比較出力からの1つの入力と、比較中の2つのビッ
トのうちの1つに等しい1つの入力とである。1ビット
比較器の比較出力が次続のビット比較器へ入力され、且
つ一方のビットの大きさが第二ビットの大きさと等しい
か、それより小さいか、又はそれより大きいか否かを反
映する。比較中の2つのビットが等しい場合には、その
比較入力は比較出力としてビット比較器を介して通過さ
れる。然しながら、これら2つのビットの大きさが等し
くない場合には、比較中の2つのビットのうちの第一ビ
ットに等しい入力が比較出力として通過される。この比
較プロセスは、最小桁ビット(LSB)比較器から開始
し、最大桁ビット(MSB)比較器がその比較演算を終
了するまで継続して行なわれる。最も高い次数のビット
の差を有するビット比較器が最終比較出力の状態を決定
する。
【0006】直列大きさ比較器及び減算器に関連するゲ
ート遅延は、所定の時刻にFIFOフラッグ信号を発生
することに関し悪影響を及ぼす場合がある。比較器及び
減算器に依存する従来のFIFOフラッグ論理は迅速に
発生されねばならない。大きさ比較器が低速であると、
それは、どれほど迅速にフラッグ論理を発生することが
可能であるかということに悪影響を及ぼし且つ全体的な
FIFO性能が劣化する。FIFOフラッグ論理を発生
する速度を向上させる基本的な方法は、直列大きさ比較
器と関連する伝播遅延及びゲート遅延を最小とすること
である。現在の大きさ比較器構成を使用してこのことを
達成することが望ましい。FIFOフラッグ論理が発生
される速度は、更に、減算器回路に対する必要性を完全
に取除くことにより更に向上させることが可能である。
【0007】
【課題を解決するための手段】FIFOメモリに使用す
るのに適した差分フラッグ論理が、減算器回路を使用す
ることなしに、迅速にFIFOフラッグステータスを発
生すべく修正されている。第一ビットが第二ビットより
小さいか、それと等しいか、又はそれより大きいか否か
を決定する大きさ比較器のビット比較器が複数個のグル
ープに分割されており、それらのグループは互いに並列
的に比較出力信号を発生し、その際に全体的な大きさ比
較器の遅延を減少させ且つより高速の動作を与えてい
る。これらの比較出力信号は、どの比較出力信号が最終
的な比較出力信号として通過することを許容するかを決
定する制御要素の入力となる。減算器機能は、所望のF
IFOフラッグ値に等しい値だけ読取カウントを書込カ
ウントからオフセットさせることにより置換されてい
る。更に、これらの数の例えば最大桁ビット(MSB)
等の選択したビットの制御が設けられており且つ必要に
応じてラップアラウンド条件を回避するために使用する
ことが可能である。
【0008】
【実施例】FIFOは、先入先出メモリであって、典型
的に、例えばコンピュータとプリンタとの間における如
く異なった速度でデータを送信及び受信する装置間にお
ける適用場面において使用される。FIFOからデータ
を読出す速度と異なった速度でFIFO内にデータを書
込むことにより、ある時刻においてFIFO内に実際に
存在するデータがどれほどのものであるかを知ることが
必要となる。FIFOメモリは、FIFOフラッグを使
用することによりそのデータステータスを出力する。F
IFOフラッグを発生するために、FIFOメモリ回路
内において、減算器と関連して比較器が使用されること
が多い。減算器は、通常、比較器よりも速度が遅く、従
って、減算器を使用することのないFIFOフラッグ回
路を使用することが望ましい。又、減算器回路を取除く
ことにより、必要とされるレイアウト面積が減少され且
つ関連する回路も減少する。
【0009】FIFOフラッグ出力は、FIFOのデー
タステータスを表わし、従って、例えば、FIFOが満
杯であるか、半分満杯であるか、空であるかを表わすこ
とが可能である。FIFOデータステータスを決定する
ために、どれほど多くのビットがFIFO内へ書込まれ
且つどれほど多くのビットがFIFOから読取られたか
をトラッキング即ち追従することが必要である。又、例
えば書込カウントと読取カウント等の2つの数字の大き
さの間の関係を知ることが必要であり、且つ一方の数値
の大きさが他方の数値の大きさと等しいか、それより小
さいか、又はそれより大きいか否かを知ることが必要で
ある。これらの2つの数値の大きさの比較は、FIFO
内部の大きさ比較器回路によって行なわれる。
【0010】図1を参照すると、従来技術に基づくFI
FOフラッグ発生回路のブロック図が示されている。F
IFOフラッグはカウンタブロック10と、減算器ブロ
ック12と、比較器ブロック14と、デグリッジブロッ
ク16とを有している。書込クロック18、読取クロッ
ク20、書込リセットクロック22、読取リセットクロ
ック24は、カウンタブロック10及びデグリッジブロ
ック10の両方への入力信号である。カウンタブロック
10はこれらの入力信号を受取り且つ書込カウント26
及び読取カウント28を発生し、それらは、減算器ブロ
ック12へ入力され、減算器ブロック12は差分信号3
0を出力する。差分信号30及びプログラム値32は比
較器ブロック14へ入力され、比較器ブロック14は出
力比較信号34を発生するためにそれらを比較する。当
該技術分野において公知の如く、プログラム値32は、
例えば空、半分満杯、又は満杯等の発生されるべきフラ
ッグ信号36のタイプに依存して異なった値へセットさ
れる。最後に、比較信号34及び書込クロック18、読
取クロック20、書込リセットクロック22、読取リセ
ットクロック24がデグリッジブロック36へ入力さ
れ、デグリッジブロック36はフラッグ出力信号36を
発生する。
【0011】図2を参照すると、本発明の一実施例に基
づくFIFOフラッグ発生回路のブロック図38が示さ
れている。読取クロック信号及び書込クロック信号が夫
々読取カウンタ40及び書込カウンタ44への入力とし
て与えられている。比較ブロック48は、読取カウンタ
40及び書込カウンタ44の出力信号を使用して出力F
LAG(フラッグ)信号を発生する。チップリセット期
間中に、書込カウンタ44は全てゼロにリセットされ、
且つ読取カウンタ40はオフセットロジック46により
決定される所要のフラッグ値へリセットされる。このオ
フセットは、通常、書込カウンタ及び読取カウンタをチ
ップリセットによって強制的に何等かの所定の値とさせ
ることにより決定される。書込カウンタからの読取カウ
ンタのオフセットは、従来技術における如く、減算器回
路を使用すること無しにFIFOフラッグ信号を発生す
ることを可能とする。ロールオーバーMSBリセット
は、読取カウンタ及び書込カウンタの最大桁ビット(M
SB)に関して論理を実行することにより決定される信
号である。読取カウンタ及び書込カウンタの両方のMS
Bが1に等しい場合には、ラップロジック42が読取及
び書込カウンタのMSBをゼロへリセットする。ロール
オーバーMSBリセット信号は、ラップアラウンド問題
が発生することを防止するものであり、そのことについ
ては後に詳細に説明する。
【0012】図3は2つの数値の大きさの間の関係を決
定するための本発明の一実施例に基づく並列大きさ比較
器を示した概略図である。並列大きさ比較器は、互いに
並列して独立的に動作する複数個のグループにセグメン
ト化した複数個のビット比較器から構成されている。必
要とされるビット比較器の数は、比較される2つの数値
におけるビット数の関数である。図3を参照すると、こ
れらのビット比較器は比較器グループ50,60,7
0,80の4つのグループに分割されている。
【0013】全てのビット比較器は4つの入力を有して
いる。比較されるべき2つのビットは排他的ORゲート
へ入力され、該ゲートの出力は入力36である。入力3
6の単なる反転したものである入力38は、ビット比較
器内部において容易に発生させることが可能であり、そ
の場合には、それは入力信号を構成するものではない。
ビット比較器への他の2つの入力は、前のビット比較器
30の出力と、比較される2つのビットの第一ビットで
ある入力34である。入力34は図1に示したプログラ
ム値32と異なっている。図3は、2つの変化する二進
数が比較されている状態を示しており、一方、図1で
は、プログラム値32により表わされる固定値と二進数
とが比較される状態を示している。
【0014】以下に示した真理値表は図3に適用可能な
ものである。入力ビット36が論理高である場合には、
比較される2つのビットは互いに異なっており、且つ入
力34は比較出力32として出力される。然しながら、
入力ビット36が論理低である場合には、比較される2
つのビットは互いに同一の大きさを有しており、且つ比
較入力30は単に比較出力32として出力される。一例
として、比較器グループ50の4つのビット比較器5
2,54,56,58の各々が互いに等しいビットを比
較する場合には、最初のビット比較器52の論理低比較
入力30は、それが比較器グループの比較出力59とな
るまで、次続のビット比較器54,56,58を介して
通過される。その時点において、論理低比較出力信号5
9は制御要素90への入力となる。この例における如
く、常に、比較器グループ50の比較出力59は最も高
い次数のビット差を有するビット比較器の比較出力32
と等しい。
【0015】表1 入力36 入力38 出力32 1 0 入力34 0 1 入力30 16ビットの例においては、比較器グループ50が2つ
の数値の4個の最小桁ビット(LSB)の大きさを比較
する。比較器グループ60及び70はビット5−8及び
9−12の大きさを夫々比較し、一方比較器グループ8
0は最大桁ビット(MSB)13−16の大きさを比較
する。これらのビットの比較は比較器グループ内におい
て直列的に発生し、比較器グループ50,60,70,
80は互いに並列した態様で動作する。従って、従来技
術における直列大きさ比較器において4つのビットを比
較するために必要とされる時間と同じ時間において16
個のビットの全ての比較が行なわれる。明らかに、この
ことは、並列大きさ比較器を使用するシステムの場合に
性能が向上することを意味している。大きさ比較器技術
分野における当業者に明らかな如く、複数個のビット比
較器を4つのグループに分割することは単に1つの例に
過ぎず、その他の多数の態様で複数個のビット比較器を
グループ別に分割することが可能である。
【0016】各比較器グループの比較出力信号59,6
9,79,89が制御要素90へ入力される。これらの
比較出力信号のうちの制御要素90によって選択される
1つのみが、制御要素を介して最終的な比較出力100
として通過される。制御要素90は複数個の伝達ゲート
92,94,96,98を有しており、その各々は1つ
の比較器グループ50,60,70,80に夫々対応し
ている。各伝達ゲートは、入力として、対応する比較器
グループからの比較出力と、ブール方程式により決定さ
れる論理入力を有している。伝達ゲート92は、その入
力として、比較器グループ50の比較出力59と、論理
入力93とを有している。論理入力93,95,97,
99は、最も高い次数のビットの大きさの差を有する比
較器グループの比較出力のみが最終的な比較出力100
として制御要素90から出力されることを確保する。こ
れらのビットのいずれもが異なるものではない場合に
は、最も低い次数の比較器グループ50の比較出力59
が最終的な比較出力100として制御要素90を介して
通過される。
【0017】論理入力93,95,97,99は次式に
よって決定される。即ち、SN =XN +XN-1 +XN-2
+XN-3 であり、尚XN は比較されるべき2つのビット
の排他的OR処理の結果である。特に、論理入力は以下
の如くである。
【0018】入力99=S16=X16+X15+X14+X13 入力97=S12*S16_=(X12+X11+X10+X9
*S16_ 入力95=S8 *S12_*S16_=(X8 +X7 +X6
+X5 )*S12_*S16_ 入力93=S8 _*S12_*S16_ 論理入力93,95,97又は99のうちの1つが高状
態である場合には、それの対応する伝達ゲートはターン
オンし且つ対応する比較器グループ比較出力59,6
9,79又は89を伝達ゲートを介して通過することを
許容する。然しながら、論理入力が低状態である場合に
は、それの対応する伝達ゲートはターンオフし、且つ対
応する比較出力信号が伝達ゲートを介して通過すること
を許容することはない。これらの方程式は、最も高い次
数のビット差を有する比較器グループの比較出力が最終
的な比較出力100として通過されることを保証する。
例えば、2つの二進数値がビット14に対して又ビット
2に対して異なった大きさを有する場合には、論理入力
は、比較器グループ80の比較出力89が最終的比較出
力100として通過され出力されることを確保する。何
故ならば、ビット14はビット2よりも桁位置が高く有
意性が高いからである。論理入力93,95,97,9
9の決定は、比較器グループ50,60,70,80が
大きさ比較演算を実施するのと同時的に行なわれる。こ
の並列動作は、適宜の比較出力59,69,79,又は
89を制御要素92より選択することを可能とし且つ比
較器グループが比較演算を完了した直後に最終的比較出
力100として通過させ出力することを可能としてい
る。制御要素90は、並列大きさ比較器比較時間に何等
遅延を付加するものではない。何故ならば、制御要素9
0は、グループ比較出力59,69,79,89が制御
要素90を介して通過される準備がなされる前又は同時
にその動作を終了するからである。
【0019】図3に示した如く、本発明は、5つのゲー
ト遅延、即ち例えば比較器グループ50内のビット比較
器52,54,56,58のように比較器グループ内に
おいて直列的に動作する各大きさ比較器に対して1つの
ゲート遅延と、制御要素90に対する1つのゲート遅延
とである。本発明は、何等バッファ動作を必要とするも
のではない。何故ならば、これらのビット比較器は4つ
のグループに分割されているからである。このことは、
各ビット比較器に対して1つのゲート遅延を有しており
少なくとも16個のゲート遅延を有する従来の直列大き
さ比較器と比べて著しい改良点である。16ビットの例
においては、16個の直列接続されたビット比較器を介
して伝播することから発生する信号劣化を回避するため
にバッファ動作が必要とされる。このゲート遅延は、直
列大きさ比較器においてバッファ動作が使用される場合
にはますます大きなものとなる。4つ毎のビット比較器
の後にインバータが配置される場合には、4つのエキス
トラなゲート遅延が加えられ、全体で20個のゲート遅
延となる。
【0020】伝達ゲートの代わりにトライステート可能
ゲートを使用した本発明の別の実施例を図4に示してあ
る。図4は、3個の入力、即ちINPUT、LOGIC
INPUT、LOGIC INPUT_を有するトラ
イステート可能ゲート110を示している。尚、英文字
記号の後のアンダーライン記号はその英文字記号の信号
が反転されたものであることを表わしており、英文字記
号の上にオーバーラインを付した場合と同じ意味であ
る。INPUTは対応する比較器グループからの比較出
力信号であり、図3に示したグループ比較出力59,6
9,79,89と類似している。LOGIC INPU
Tは図3の論理入力93,95,97,99に類似して
おり、LOGIC INPUTは上に示したのと同一の
N 方程式により決定される。LOGIC INPUT
_は単にLOGIC INPUTを反転したものであ
る。OUTPUT信号は、LOGIC INPUT信号
の状態により決定される。LOGIC INPUTが論
理高状態にある場合には、LOGIC INPUT_は
論理低状態であり、LOGIC INPUT信号はOU
TPUTとして通過され出力される。LOGIC IN
PUTが論理低状態である場合には、LOGIC IN
PUT_は論理高であり、且つトライステート可能ゲー
ト110は実効的に高インピーダンス状態にあり、且つ
シャットオフして何も通過させることを可能とするもの
ではない。
【0021】4個のトライステート可能ゲート110は
図3に示した4個の伝達ゲートを置換するものであり、
且つ両方とも、同一のステージにおいて多重化及びバッ
ファ動作を行なう。これら4個のパスゲートの出力は単
一の最終的な比較出力100に対して共通接続される。
この場合には、図3に示した16ビットの並列大きさ比
較器の場合にはバッファ動作が必要とされることはな
い。
【0022】本発明の好適実施例においては、減算器回
路に対する必要性は、書込カウンタの値と異なった値へ
読取カウンタをセットすることにより置換されている。
オフセット値は所望のFIFOフラッグの値と等しい。
図2は、読取カウンタをそのリセット値へセットするた
めにチップリセット期間中にどのようにしてオフセット
ロジック(論理)が使用されるかを示している。又、F
IFOフラッグ論理回路において減算器が使用されない
という事実は、FIFOフラッグの一体性乃至は信頼性
を確保するために何らかの方策が取らねばならないこと
を意味している。説明の便宜上、半分満杯フラッグを発
生する8個のデータ位置を有するFIFOについて検討
する。半分満杯フラッグの場合には、フラッグ値は8の
半分である4に等しい。チップリセット期間中に、書込
カウンタリセット値は0(0000)に等しく、一方読
取カウンタリセットはそのフラッグの値だけ書込カウン
タリセットからオフセットしている。従って、読取カウ
ンタリセットは4(0100)に等しい。書込カウンタ
リセットと読取カウンタリセットとの間の差は4であ
り、それはFIFOフラッグの値である。図2は、チッ
プリセット期間中に、オフセットロジック46が、読取
カウンタ40がFIFOフラッグの値によって書込カウ
ンタ44からオフセットされた値へリセットされること
を確保することを示している。
【0023】図3に示される如く且つ上述した如く、書
込ビットが対応する読取ビットよりも大きい場合には、
比較出力32は論理高状態に等しい。然しながら、書込
ビットが対応する読取ビットよりも小さい場合には、比
較出力32は論理低状態に等しい。書込みビットが対応
する読取ビットに等しい場合には、比較入力30は比較
出力32として通過される。リセットされると、読取カ
ウンタ及び書込カウンタは夫々0100及び0000に
等しくなる。3回書込を実施した後に読取カウンタはい
まだに0100であるが、書込カウンタは現在は001
1である。書込カウンタは読取カウンタよりも小さいの
で、比較器グループ50の比較出力信号59は0に等し
い。この4ビットの例においては、比較器グループ50
の比較出力信号59のみが使用される。然しながら、よ
り現実的な16ビットの例においては、比較器グループ
50,60,70,80の夫々からの4つの比較出力信
号59,69,79,89が使用される。次に、もう1
つの書込が実施され、そのことはFIFOが現在半分満
杯状態であることを意味する。4番目の書込みの後に、
読取カウンタはいまだに0100であるが、書込カウン
タは現在のところ0100に等しい。この時点におい
て、読取カウンタ及び書込カウンタは等しいので、比較
出力信号59はいまだに0に等しく、そのことは正確に
半分満杯状態フラッグを反映している。もう1つの書込
は、現在0101である書込カウンタが読取カウンタよ
りも大きいことを意味している。従って、比較出力信号
59は値を変化させ現在は1に等しい。1の値は、半分
満杯条件を超えるものであることを正確に反映し、即ち
半分満杯+1と等しいか又はそれより大きいものである
ことを反映している。
【0024】ラップアラウンド条件が発生しなかったの
で、上述した例は良好に動作した。以下の例は、上述し
た例に基づいて構成されたものであり且つ半分満杯フラ
ッグに対するラップアラウンド問題を例示している。リ
セット条件でスタートして、読取カウンタ及び書込カウ
ンタは、夫々、0100及び0000である。3回の書
込みが行なわれると、フラッグは半分満杯−1に等し
く、且つ書込カウンタは0011へインクリメントす
る。比較出力信号59は0に等しい。何故ならば書込カ
ウンタは読取カウンタよりも低いからである。次いで、
10回の読取り10回の書込みが実施され、読取カウン
タ及び書込カウンタを夫々1110及び1101へイン
クリメントさせる。同一回数の読取り及び書込みが実施
されたので、フラッグはいまだに半分満杯−1に等し
く、且ついまだに0に等しい比較出力信号59は正確に
フラッグステータスを反映している。もう一度書込みが
行なわれると、書込みの全回数が14となり読取りの回
数は10となる。この時点において、読取カウントと書
込カウントとの間の差である4によって示される如く、
フラッグは半分満杯である。読取カウンタは1110に
留まり且つ書込カウンタ1から1110へインクリメン
トする。比較出力信号59は0に等しく、正確に半分満
杯フラッグステータテスを表わしている。更に別の書込
みを行なった後に、読取カウンタ及び書込カウンタは夫
々1110及び1111となる。このことは、書込カウ
ンタが初めて読取カウンタよりも大きくなった場合であ
り、従って、比較出力信号59は1に等しく、新たなフ
ラッグステータスが半分満杯+1であることを表わす。
ラップアラウンド条件は次のステップにおいて発生す
る。もう1回書込みを行なうと、書込カウンタを「ラッ
プアラウンド」させ、且それ自身を0000へリセット
させ、読取カウンタはいまだに1110に等しいままで
ある。使用される論理に基づいて、書込カウンタが読取
カウンタよりも小さいので、比較出力信号59はゼロと
等しい。然しながら、比較出力信号59のゼロ値は半分
満杯+2であるフラッグステータスを正確に反映するも
のではない。書込カウンタのラップアラウンドはエラー
条件を発生させた。
【0025】上述したラップアラウンド条件を取扱うた
めに、読取カウンタ及び書込カウンタの最大桁ビット
(MSB)は、両方が1と等しい場合に、0へリセット
される。図2は、読取カウンタ及び書込カウンタの両方
のMSBをリセットするためのロールオーバーMSBリ
セット信号を使用する状態を示している。この方法の効
果を示すために、次の例について考える。読取カウンタ
及び書込カウンタをリセットし、次いで8回書込みを行
なった後に、読取カウンタ及び書込カウンタは、夫々、
0100及び1000に等しい。FIFOは満杯であ
り、且つ比較出力信号59は1に等しく、そのことは半
分満杯+1条件と等しいか又はそれより大きいことを表
わしている。次に4回の書込みと4回の読取りとを実施
すると、読取カウンタ及び書込カウンタは、夫々、10
00及び1100へインクリメントされる。FIFOは
いまだに満杯状態にあるので比較出力信号59は1に等
しい。これらの4回の読取り及び書込みを行なった後
に、読取カウンタ及び書込カウンタの両方のMSBは1
に等しい。この時点において、両方のMSBは0へリセ
ットされ、読取カウントが0000となり書込カウント
が0100となる。比較出力信号9はいまだに1と等し
く、そのことはFIFOがいまだに満杯状態であること
と一致している。MSBを0へリセットすることは、書
込カウントがラップアラウンドする前の任意の時間にお
いて発生する場合がある。この場合には、リセット動作
は、爾後の3つの書込サイクルのうちの何れかの期間中
において行なうことが可能である。次に、満杯フラッグ
の例に対してのラップアラウンド条件について検討す
る。満杯フラッグの場合には、読取カウンタ及び書込カ
ウンタは、夫々、0111及び0000へセットされ
る。これらのカウンタの間の差は満杯フラッグの場合、
7に等しい。リセット状態からスタートし且つ7回書込
みを行なうと、読取カウント及び書込カウントは、夫
々、0111及び0111となる。これらのカウントは
等しいので、比較出力信号59は0に等しい。もう一回
書込みが行なわれると、FIFOは満杯となり書込カウ
ントは1100へインクリメントし、且つ書込カウント
は読取カウントよりも大きく、その結果比較出力信号5
9は1と等しくなる。もう一度読取サイクルを行なう
と、FIFOは満杯−1となり、且つ書込カウント及び
読取カウントの両方は1000と等しくなる。MSBは
0へリセットされ、その結果得られる読取カウント及び
書込カウントは、夫々、0000及び0000である。
比較出力信号59は0と等しく、そのことはFIFOが
満杯−1であることを正確に反映している。読取カウン
ト及び書込カウントの両方が1000に等しい場合に読
取カウント及び書込カウントのMSBを0へリセットす
ることは、爾後の7回の書込みサイクルの期間中の任意
の時間に行なうことが可能である。何故ならば、8回目
の書込みサイクルまでラップアラウンドが発生すること
はないからである。
【0026】最後に、読取り及び書込みのリセット値が
両方とも0000に等しい場合の空フラッグの例につい
て検討する。リセットにおいて、比較出力信号59は0
である。何故ならば、読取り最初の書込みの後に、比較
出力信号59は1である。何故ならば、FIFOは最早
空ではないからである。同様に、次の7回の書込みの期
間中に、比較出力信号は1に等しい。7番面の書込みの
後に、読取り及び書込カウントは、夫々、0000及び
1000である。7回の読取りを実施することは、読取
カウントを0111へインクリメントさせる。読取カウ
ントはいまだに書込カウントよりも小さく、従って比較
出力信号59はいまだに1に等しく、そのことはFIF
Oが空ではないことを正確に反映している。7回のその
後の書込み及び1回のその後の読取りは、読取カウント
及び書込カウントを、夫々、1000及び1111へイ
ンクリメントさせる。この時点において、MSBは両方
とも1に等しいので、それらは書込カウントが次の書込
みサイクルでラップアラウンドする前に、0へリセット
されねばならない。これは、正に次の書込みの前にMS
Bが0へリセットされねばならない場合の例である。こ
の僅かな時間は特定の適用に対しては不充分なものであ
る場合には、これらのカウンタのMSBをリセットさせ
るためにより多くの時間を与えるために該カウンタへ別
のビットを付加することが可能である。上述した空フラ
ッグの例においては、4ビットカウンタの代わりに5ビ
ットカウンタを使用しており、5番目のビットは、両方
のMSBが1に等しい場合にリセット可能である。この
ことは、MSBリセット機能を実施するために8個の付
加的なサイクルを提供する。
【0027】読取り及び書込みカウントMSBをリセッ
トすることは、図5及び6に示した如く、ロールオーバ
ーMSBリセット信号を発生することにより行なわれ
る。図5はロールオーバーMSBリセット信号を決定す
るためのロジック論理を示した概略図である。読取り及
び書込みカウントの両方のMSBはANDロジックゲー
トへ入力される。両方のMSBが1に等しい場合には、
ロールオーバーMSBリセット信号の論理1と等しい。
【0028】図6は、ロールオーバーMSBリセット信
号を決定するための別の実施例を示した概略図である。
この実施例においては、ロールオーバーMSBリセット
信号はクロック信号と同一のクロックである場合もない
場合もある。読取カウント及び書込カウントのMSBで
あるWMSB及びRMSBはそれらの夫々のDフリップ
フロップへ入力される。クロック信号入力を受とると、
MSBは出力QとしてDフリップフロップからラッチ出
力される。両方のDフリップフロップからのQ出力はロ
ジック内へゲート入力され、それは、WMSB及びRM
SBの両方が1に等しい場合に、有効なロールオーバー
MSBリセット信号を発生する。Dフリップフロップ
は、同一のロールオーバーMSBリセット信号を発生す
るDラッチにより容易に置換することが可能である。有
効な論理高ロールオーバーMSBリセット信号が図5又
は図6に示した如くに発生される場合には、読取カウン
ト及び書込カウントのMSBは0へリセットされる。
【0029】上述した並列化差分フラッグロジック(論
理)は、従来のFIFOフラッグ発生回路と比較して重
要な利点を有している。所望のフラッグに等しい値だけ
書込カウンタからオフセットされている読取カウンタ
は、減算器を使用することなしにFIFOフラッグを発
生させることを可能としている。ロールオーバーMSB
リセット信号を使用することは、ラップアラウンド条件
を防止し、エラーのないフラッグステータスを与えるこ
とを可能としている。減算器を使用しないことに加え
て、本発明は使用される並列比較器グループの数に比例
して比較処理をスピードアップさせる並列化比較器を使
用している。満杯、半分満杯及び空FIFOフラッグが
必要とされる場合には、上述した如く、3つの個別的な
並列化差分フラッグ回路を使用することが可能である。
これら3つのフラッグ回路は、独立的に且つ互いに物理
的に分離した状態でレイアウトさせることが可能であ
る。従来技術においては、全てのフラッグ回路を1つの
大きなブロック内にレイアウトすることが必要であり、
そのことは得ることの困難なチップ面積を必要としてい
た。全体的なFIFOレイアウト内において使用可能な
空間内に3つの個別的なフラッグ回路を当てはめること
の方がよほど簡単である。回路の空間を節約することに
加えて、減算器を使用することのない並列化差分フラッ
グ論理は、必要とされる部品の数が少ないという点にお
いて、従来の直列差分フラッグ論理よりも構成が簡単で
ある。
【0030】本発明においては、大きさ比較器を使用し
ている。大きさ比較器は、より小さい、等しい、又はよ
り大きい等の条件を検知することにより、真の大きさ比
較を行なう。一方、従来のフラッグロジックにおいて使
用されるようなプレインな比較器は、2つの値の間の等
価条件のみを検知するに過ぎない。大きさ比較器を使用
することにより、フラッグ境界を横断して読取カウント
と書込カウントとが互いにスキューする場合のフラッグ
アービトレーション(仲裁)問題を排除している。
【0031】本発明の並列化大きさ比較器についてFI
FOフラッグ発生回路に関連して説明した。大きさ比較
器は、例えばコンピュータの演算論理装置(ALU)等
のその他の適用例においても使用することが可能であり
その場合には、一方の数値の大きさを他方の数値の大き
さと相対的に決定することが必要である。
【0032】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術に基づくFIFOフラッグ発生回路
を示したブロック図。
【図2】 本発明の一実施例に基づいて構成されたFI
FOフラッグ発生回路を示した概略ブロック図。
【図3】 本発明の別の実施例に基づいて構成した並列
大きさ比較器を示した概略図。
【図4】 本発明の更に別の実施例に基づいて構成した
トライステート可能ゲートを示した概略図。
【図5】 ロールオーバーMSBリセット信号を決定す
るための論理を示した概略図。
【図6】 ロールオーバーMSBリセット信号を決定す
るための別の実施形態を示した概略図。
【符号の説明】
30 ビット比較器 32 比較出力 36 入力 38 FIFOフラッグ発生回路 40 読取カウンタ 44 書込カウンタ 46 オフセットロジック(論理) 48 比較ブロック 50,60,70,80 比較器グループ

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差分フラッグ回路において、 出力信号を発生する複数個の比較器グループに分割され
    た複数個のビット比較器が設けられており、前記各ビッ
    ト比較器は第一二進値のビットと第二二進値のビットと
    の間の大きさを比較するものであり、 前記比較器グループの出力へ接続した入力を具備する制
    御要素が設けられており、前記制御要素はそれから出力
    されるべき前記比較器グループの出力のうちの1つを選
    択するものであり、 前記第一二進値を前記フラッグの値だけ前記第二二進値
    からオフセットした値へセットすることによりフラッグ
    を発生する手段が設けられており、 前記差分フラッグ回路が1つのメモリ内へ書込まれたが
    それからいまだに読取られていないデータビットの不正
    確な数を表わすことを防止する手段が設けられている、
    ことを特徴とする差分フラッグ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各比較器グルー
    プが1つおきの比較器グループから独立していることを
    特徴とする差分フラッグ回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記比較器グループ
    が複数個のビットを同時的に比較することを特徴とする
    差分フラッグ回路。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記比較器グループ
    及び前記制御要素がそれらの夫々の機能を同時的に達成
    することを特徴とする差分フラッグ回路。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記各ビット比較器
    が次続のビットの比較器へ入力される比較出力を発生す
    ることを特徴とする差分フラッグ回路。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記比較器グループ
    のうちの最初のビット比較器が、その比較入力として所
    定レベルへセットした信号を有することを特徴とする差
    分フラッグ回路。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記各ビット比較器
    が第一値入力と、第二値入力と、第三値入力とを有する
    ことを特徴とする差分フラッグ回路。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記第一値入力が、
    比較されるべき前記第一二進値のビットと前記第二二進
    値のビットに関して論理を実行することにより決定され
    る1ビット値であることを特徴とする差分フラッグ回
    路。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記第二値入力が比
    較されるべき前記第一二進値のビットの値と等しいこと
    を特徴とする差分フラッグ回路。
  10. 【請求項10】 請求項8において、比較されるべき前
    記第一二進値のビットと、前記第二二進値のビットとが
    夫々FIFO読取カウント及びFIFO書込カウントで
    あることを特徴とする差分フラッグ回路。
  11. 【請求項11】 請求項7において、前記第三値入力が
    前のビット比較器により発生された比較出力信号である
    ことを特徴とする差分フラッグ回路。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記制御要素がど
    の前記比較器グループがマッチしない最高次数の対応す
    るビットを有しているかを決定することを特徴とする差
    分フラッグ回路。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記制御要素が
    複数個のゲートを有しており、各ゲートが前記比較器グ
    ループの1つに対応していることを特徴とする差分フラ
    ッグ回路。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記制御要素が
    複数個の伝達ゲートを有しており、各伝達ゲートが前記
    比較器グループの1つに対応していることを特徴とする
    差分フラッグ回路。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記制御要素が
    複数個のトライステート可能ゲートを有しており、各ト
    ライステート可能ゲートが前記比較器グループの1つに
    対応していることを特徴とする差分フラッグ回路。
  16. 【請求項16】 請求項13において、前記ゲートが前
    記ゲートから第一値入力を出力させることを可能とする
    か否かを決定する第一及び第二値入力を前記ゲートが受
    取ることを特徴とする差分フラッグ回路。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記第一値入力
    が対応する比較器グループから出力されることを特徴と
    する差分フラッグ回路。
  18. 【請求項18】 請求項17において、現在の比較器グ
    ループ又はより高い次数の比較器グループ内において比
    較されるビットがマッチするか否かによって前記第二値
    入力が決定されることを特徴とする差分フラッグ回路。
  19. 【請求項19】 請求項16において、前記ゲートが前
    記ゲートの第一値入力が前記ゲートから出力されること
    を不許可とすることが可能であることを特徴とする差分
    フラッグ回路。
  20. 【請求項20】 請求項16において、前記複数個のゲ
    ートのうちの1つのみが前記ゲートの第一値入力を前記
    ゲートから出力させることを許容することが可能である
    ことを特徴とする差分フラッグ回路。
  21. 【請求項21】 請求項13において、4つの比較器グ
    ループが設けられており、各グループが4個のビット比
    較器を有することを特徴とする差分フラッグ回路。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記4つの比較
    器グループの各々が16ビットFIFOフラッグ発生回
    路用の1つのゲートに対応していることを特徴とする差
    分フラッグ回路。
  23. 【請求項23】 請求項1において、前記防止手段が前
    記第一二進値及び前記第二二進の選択したビットに関し
    て論理を実行することにより決定されるリセット入力に
    より与えられることを特徴とする差分フラッグ回路。
  24. 【請求項24】 請求項23において、前記選択された
    ビットが前記第一二進値及び前記第二二進値の最大桁ビ
    ット(MSB)であることを特徴とする差分フラッグ回
    路。
  25. 【請求項25】 請求項1において、前記選択したビッ
    トが両方ともリセット入力に基づいて所定の論理レベル
    に等しい場合に、前記第一二進値及び前記第二二進値の
    選択したビットを所定の状態へリセットすることにより
    誤ったフラッグステータスが防止され、その際にラップ
    アラウンド条件を回避することを特徴とする差分フラッ
    グ回路。
  26. 【請求項26】 請求項25において、前記選択したビ
    ットが前記第一二進値及び第二二進値の最大桁ビット
    (MSB)であることを特徴とする差分フラッグ回路。
  27. 【請求項27】 差分フラッグ回路を発生する方法にお
    いて、 制御要素へ入力される比較出力を発生する複数個の比較
    器グループへビット比較器をグループ化することにより
    第一値入力と第二値入力との間の大きさを比較し、 前記第一値入力の大きさが前記第二値入力の大きさと等
    しいか、それより小さいか、又はそれより大きいか否か
    を表わす前記制御要素からの最終比較出力信号を発生
    し、前器第一値入力をフラッグの値だけ前記第二値入力
    からオフセットされた値へセットすることによりフラッ
    グを発生し、 前記差分フラッグ回路がメモリ内に書込まれているがい
    まだにメモリから読取られていないデータビットの不正
    確な数を表示することを防止する、上記各ステップを有
    することを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項27において、並列的にかつ互
    いに独立的に動作する前記複数個の比較器グループが、
    前記制御要素へ入力される比較出力を発生することを特
    徴とする方法。
  29. 【請求項29】 請求項27において、前記制御要素が
    最終比較出力信号として、前記制御要素から出力される
    べき前記複数個の比較出力の1つのみを選択することを
    特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項27において、前記複数個の比
    較器グループ及び前記制御要素が互いに独立的に且つ並
    列して動作することを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 請求項27において、前記第一値入力
    と第二値入力との間の大きさの比較を使用してFIFO
    に適したフラッグ信号を発生することを特徴とする方
    法。
  32. 【請求項32】 請求項27において、前記リセット入
    力が、前記第一値入力と第二値入力の選択したビットに
    関して論理を実行することにより決定されることを特徴
    とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項32において、前記選択したビ
    ットが前記第一値入力及び第二値入力の最大桁ビット
    (MSB)であることを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 請求項27において、リセット入力に
    基づいて選択したビットが両方とも所定の論理レベルに
    等しい場合に、前記第一値入力と第二値入力の前記選択
    したビットを所定の状態へリセットすることにより誤っ
    たフラッグステータスを防止し、その際にラップアラウ
    ンド条件を回避することを特徴とする方法。
  35. 【請求項35】 請求項34において、前記選択したビ
    ットが前記第一値入力と前記第二値入力の最大桁ビット
    (MSB)であることを特徴とする方法。
JP5127675A 1992-05-29 1993-05-31 並列化差分フラッグ論理 Pending JPH06176561A (ja)

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