JPH0617647B2 - エンジンの副燃焼室 - Google Patents

エンジンの副燃焼室

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JPH0617647B2
JPH0617647B2 JP60094287A JP9428785A JPH0617647B2 JP H0617647 B2 JPH0617647 B2 JP H0617647B2 JP 60094287 A JP60094287 A JP 60094287A JP 9428785 A JP9428785 A JP 9428785A JP H0617647 B2 JPH0617647 B2 JP H0617647B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B19/00Engines characterised by precombustion chambers
    • F02B19/16Chamber shapes or constructions not specific to sub-groups F02B19/02 - F02B19/10
    • F02B19/165The shape or construction of the pre-combustion chambers is specially adapted to be formed, at least in part, of ceramic material
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B19/00Engines characterised by precombustion chambers
    • F02B2019/006Engines characterised by precombustion chambers with thermal insulation
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの副燃焼室に関するものである。
(従来の技術) 最近、断熱性及び耐熱性に優れたセラミック材によって
副燃焼室を形成する試みが数多く実施されるようになっ
てきているが、セラミック材は引張り強度が圧縮強度の
1/10程度と低く、サーマル・ショックによる熱的引
張応力の繰返しや機械的振動により破損し易く耐久性に
乏しかった。このため、副燃焼室を形成するセラミック
部材に対してサーマル・ショックによる引張応力を抑制
して耐久性を改善するため、耐熱性に優れたステンレス
鋼(例えばSUS430)製の焼嵌めリングをセラミッ
ク部材に外嵌して予め圧縮応力を与えておく技術が提案
されている(例えば実公昭58−51371号公報参
照)。
(発明が解決しようとする課題) しかし、第2図に示すようにSUS430等ステンレス
鋼製の焼嵌めリングは、Si等のセラミック部材
に対して約4倍(例えばSiの熱膨張率が2〜
3.5×10-6/℃で、SUS403の熱膨張率が10
〜12×10-6/℃となっている)の熱膨張係数を有し
ているため、約500℃迄温度が上昇する高速連続運転
において焼嵌め効果の低下を来し、その結果、セラミッ
ク部材と焼嵌めリング間の連続した衝突、更に上部室と
下部室の分割型副燃焼室においては上下セラミック部材
同士の連続衝突を惹起し、セラミック部材及びリング双
方の嵌合面の激しいフレッティング(点蝕)やセラミッ
ク部材の欠損を生ぜしめていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、エンジン
の通常運転領域の温度域では上記セラミック部材の熱膨
張率に近い低い熱膨張率の値を示し、それよりも高い焼
嵌め温度域では上記セラミック部材の温度上昇に対する
上昇率よりも大きい上昇率で上昇する高い熱膨張率の値
を示すFe−Ni系合金により成る焼嵌めリングを使用
することにより、高速連続運転においても焼嵌め効果の
低下を防ぎ、セラミック部材より成る副燃焼室の耐久性
の向上を図ることができると共に焼嵌め作業を容易に行
うことができるエンジンの副燃焼室を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、副燃焼
室を構成するセラミック部材に外嵌される焼嵌めリング
の素材を、Niを重量比29〜51%含有し、温度上昇
に伴って比例的に上昇する上記セラミック部材の熱膨張
率特性に対してエンジンの通常運転領域の温度域では上
記セラミック部材の熱膨張率に近い低い熱膨張率の値を
示し、上記エンジンの通常運転領域の温度域よりも高い
焼嵌め温度域では上記セラミック部材の温度上昇に対す
る熱膨張率の上昇率よりも大きい上昇率で上昇する高い
熱膨張率の値を示す熱膨張率特性を有するFe−Ni系
合金としたものとする。
(作用) これにより、本発明では、焼嵌めリングの素材を、温度
上昇に伴って比例的に上昇するセラミック部材の熱膨張
率特性に対してエンジンの通常運転領域の温度域では上
記セラミック部材の熱膨張率に近い低い熱膨張率の値を
示し、上記エンジンの通常運転領域の温度域よりも高い
焼嵌め温度域では上記セラミック部材の温度上昇に対す
る熱膨張率の上昇率よりも大きい上昇率で上昇する高い
熱膨張率の値を示す熱膨張率特性を有するFe−Ni系
合金としたことによって、エンジンの通常運転中におい
て焼嵌め効果の低下を防ぐとともに焼嵌め作業を容易に
行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に依って詳細に説明する。
第1図に示すように、エンジンの副燃焼室5は、ディー
ゼルエンジンのシリンダヘッド1の凹部1aに嵌挿され
外周部8a,9aに焼嵌めリング7を嵌合した窒化硅素
(Si)等の耐熱性セラミック部材6によって形
成されており、主燃焼室3に噴孔4を介して連通してい
る。セラミック部材6は、内部に副燃焼室5を形成する
チャンバー形状を成しており、ほぼ中央水平面で接合す
る上部材8と下部材9とから成る。上部材8も頂壁8b
にはグロープラグ10を挿入するための挿入孔11と燃
料噴射ノズル12からの噴射燃料を導入するための噴射
燃料導入孔13とが穿設されている。他方、下部材9の
底壁9bには噴孔4が旋回ガス流を発生させるように斜
めに穿設されている。
また、シリンダヘッド1の凹部1aにおける上壁面1b
とセラミック部材6の上部材8の肩部環状面8cとの間
には、リング状のシール部材14が介設されている。
焼嵌めリング7は、セラミック部材6の上部材8と下部
材9とに圧縮力を与えて接合状態に保持すると共に、耐
熱衝撃性を改善するもので、円筒状部7aとシリンダヘ
ッド凹部1aにおける下側径大部分1c内に圧入固定さ
れるフランジ部7bとから構成されている。特に、円筒
状部7aの外周面7cとシリンダヘッド凹部1aの内周
面1dとの間には、燃費、出力、始動性、排ガス特性を
向上させる密閉断熱空間15を形成している。なお、1
6はシリンダブロック、17はガスケット、18は位置
決め用ボールである。
そして、本発明の焼嵌めリング7は、第2図に示すよう
に温度上昇に伴って比例的に上昇するセラミック部材6
の熱膨張率特性に対して、エンジンの通常運転領域の温
度域(当該リング温度400〜500℃)では焼嵌め代
が減少することのないようにセラミック部材6の熱膨張
率に近似した低い熱膨張率の値を示し、上記エンジンの
通常運転領域の温度域よりも高い焼嵌め温度域(800
℃)では焼嵌め作業を容易にするように上記セラミック
部材6の温度上昇に対する熱膨張率の上昇率よりも大き
い上昇率で上昇する高い熱膨張率の値を示す熱膨張率特
性を有するもので、Niを重量比29〜51%含有して
いるFe−Ni系合金を素材としている。Niの含有量
は29%以下もしくは51%以上では熱膨張係数が大き
くなって、セラミック部材の焼嵌め効果がなくなるため
上記範囲とした。従来のSUS403を使用したもの、
及び本発明のNiの含有範囲に該当するFe−Ni系合
金のうち以下に示す代表的な3例につき苛酷な高速30
0時間連続運転テストを行った結果を第2図に示す。
〈試料〉(セラミック材はSi) (1)従来品;SUS403, (2)a;Niを重量比36%含有したFe−Ni合
金, (3)b−1;重量比でNi;32.5%,C;0.0
25%,Si;0.25%max,Cu;0.35%m
ax,Ti;1.6%,Al;0.1,Co;14.5
%,S;0.015max,Mg;0.40max,F
e;差引残りから成るFe−Ni系合金, (4)b−2;重量比でNi;38.2%,Si;0.
4%,Ti;1.6%,Al;0.03%,Co;13
%,Cr;4.7%,Fe;残りから成るFe−Ni系
合金, 以上の結果より、特に、試料b−1の焼嵌めリングを使
用した場合は、イ)Siのリングとの嵌合面のフ
レッティング及びエッジの欠損の解消、ロ)Si
の上下接合面の欠損の解消、ハ)焼嵌めリングのSi
との嵌合面のフレッティングの解消及び、ニ)膨張
変形の大幅減少と言う顕著な改善結果を得ることができ
た。
更に、これらFe−Ni系合金の熱膨張率は第2図に示
す通り焼嵌め温度の800℃においては、SUS403
に近い9〜10.5-6/℃と言う高い値を示し、従来品
と同様に焼嵌め作業を容易に行うことができる。
(発明の効果) 以上述べた通り、本発明のエンジンの副燃焼室によれ
ば、それを形成するセラミック部材の外周の嵌合される
焼嵌めリングの素材を、エンジンの通常運転領域の温度
域では上記セラミック部材の熱膨張率に近い低い熱膨張
率の値を示し、それよりも高い焼嵌め温度域では上記セ
ラミック部材の温度上昇に対する熱膨張率の上昇率より
も大きい上昇率で上昇する高い熱膨張率の値を示す熱膨
張率特性を有するFe−Ni系合金としているため、高
速連続運転においても焼嵌めリングの焼嵌め効果の低下
を防ぎ得てセラミック部材の嵌合面におけるフレッティ
ングや欠損の発生及び焼嵌めリングの嵌合面におけるフ
レッティングの発生を防ぐことができ、副燃焼室の耐久
性を大幅に向上させることが可能となると共に、従来同
様に焼嵌めリングの焼嵌め作業を容易に行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るエンジンの副燃焼室の縦
断面図、第2図は焼嵌めリング及びセラミック部材の温
度に対する熱膨張率の変化を示す図である。1……シリ
ンダヘッド、3……主燃焼室、4……噴孔、5……副燃
焼室、6……セラミック部材、7……焼嵌めリング、1
5……密閉断熱空間、16……シリンダブロック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】副燃焼室を構成するセラミック部材に外嵌
    される焼嵌めリングの素材を、Niを重量比29〜51
    %含有し、温度上昇に伴って比例的に上昇する上記セラ
    ミック部材の熱膨張率特性に対してエンジンの通常運転
    領域の温度域では上記セラミック部材の熱膨張率に近い
    低い熱膨張率の値を示し、上記エンジンの通常運転領域
    の温度域よりも高い焼嵌め温度域では上記セラミック部
    材の温度上昇に対する熱膨張率の上昇率よりも大きい上
    昇率で上昇する高い熱膨張率の値を示す熱膨張率特性を
    有するFe−Ni系合金としたことを特徴とするエンジ
    ンの副燃焼室。
JP60094287A 1985-04-30 1985-04-30 エンジンの副燃焼室 Expired - Lifetime JPH0617647B2 (ja)

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