JPH06176468A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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- JPH06176468A JPH06176468A JP32966792A JP32966792A JPH06176468A JP H06176468 A JPH06176468 A JP H06176468A JP 32966792 A JP32966792 A JP 32966792A JP 32966792 A JP32966792 A JP 32966792A JP H06176468 A JPH06176468 A JP H06176468A
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Abstract
を図る。 【構成】 機器ケース1内にはカートリッジホルダ3及
びこれと対向するドライブユニット4が、カートリッジ
ホルダ3の奥側にカートリッジCを収納する収納部51
a〜54aを有するストッカ5が、それぞれ配置され
る。ストッカ5の収納部51a〜54aにはカートリッ
ジCが収納されることを検出する検出スイッチ51S〜
54Sが設けられる。全ての検出スイッチ51S〜54
SがカートリッジCを検出した後でカートリッジホルダ
3がカートリッジCを保持した場合、エレベータプレー
ト12L,12Rが移動してカートリッジホルダ3はド
ライブユニット4上に載置する。
Description
し、その中から所望のディスクをドライブユニットに搬
送するディスク装置に関するものである。
の需要は高く、この様なディスクを再生するディスク装
置の多様化が進んでいる。多様化するディスク装置の一
例として、複数のディスク収納部を有するディスクマガ
ジンを着脱自在に備えたディスク装置が従来より知られ
ている。
ジンに複数のディスクを収納した後、これをディスク装
置に装着し、ディスクマガジンから所望のディスクを選
択することにより、ディスクを一枚ずつ交換することな
く複数のディスクを連続して長時間再生することができ
る。従って、繁雑なディスク交換作業が不要であり、車
載用等に好適である。
装置の技術的進歩は著しく、その利用分野は益々拡大し
ている。そこで現在、ディスク装置には一層の小形化や
操作性の向上が求められ、さらにはディスク収納枚数を
増加させ、連続再生時間の長時間化が要求される傾向に
ある。しかしながら、ディスク収納枚数を増加させる
と、ディスク収納部の大形化を招くため、装置が大形化
するという問題点があった。また、ディスクマガジンを
利用したディスク装置において、1枚のディスクを再生
する場合にも、ディスクマガジンの着脱作業が必要であ
り、面倒であった。このような点は、近年開発されたM
Dのディスクプレーヤについても同様であり、小型でデ
ィスクの収納枚数の多いプレーヤの出現が要望されてい
た。
たものであり、その目的は、複数のディスクを収納する
ディスク装置において、大形化することなくディスク収
納枚数の増加を図ることである。
めに、請求項1記載のディスク装置は、機器ケース内に
は複数の収納部を有するストッカが、更にその手前側に
はディスクを保持するディスクホルダが、前記ディスク
ホルダと対向してドライブユニットが、それぞれ配置さ
れると共に、ディスクホルダをストッカの収納部の端部
からドライブユニットに渡って昇降させる昇降用プレー
トが移動可能に設けられ、ストッカの全ての収納部にデ
ィスクが収納されていることを検出するディスク検出手
段が設けられ、このディスク検出手段の出力に応じて、
挿入口より挿入されたディスクを保持するディスクホル
ダが、昇降用プレートの移動によりドライブユニット上
に載置されることを特徴とする。
置において、挿入口からディスクを挿入すると、ディス
クホルダがこれを保持し、昇降用プレートの移動により
ストッカの所定の収納部と水平な位置まで昇降動作を行
い、これを収納する。ストッカに対するディスクの収納
が進み、全ての収納部にディスクが収納されると、ディ
スク検出手段がこれを検出し、検出信号を出力する。こ
の状態で挿入口からさらにディスクを挿入し、ディスク
ホルダがこれを保持すると、ディスク検出手段が出力し
た前記検出信号により昇降用プレートが移動して、ディ
スクを保持したディスクホルダをドライブユニット上に
載置させる。
手段がストッカの全ての収納部にディスクが収納済みで
あることを検出した場合、自動的にディスクホルダをド
ライブユニット上に載置させることができる。一般にス
トッカの方がディスクホルダよりもが手前側に配置され
るならば、ストッカの収納部が一杯になれば、それ以上
ディスクを収納することが不可能である。しかしなが
ら、本発明のディスクホルダの方がストッカよりも手前
側に配置されているため、ディスクをディスクホルダに
保持させた後、ディスクホルダを昇降させるだけでドラ
イブユニットへの載置を行うことが可能である。
図面を参照して具体的に説明する。本実施例は、光磁気
ディスクであるMDを再生するMD装置に適用される。
MDとは、直径6cm程度の光磁気ディスクであり、フ
ロッピーディスクと同じように開閉可能なシャッタを備
えた薄い板状のカートリッジC内に回動自在に収納され
たものである。従って、本実施例では、カートリッジC
を保持するカートリッジホルダが、本発明の請求の範囲
で定義されたディスクホルダに相当する。この光磁気デ
ィスクであるMDは、CD等の光ディスクが再生専用で
あったのに対して、情報を記録することも可能である。
しかもディスクがカートリッジに収納されているため、
光ディスクよりも一層取扱いが簡便である。
の奥行方向を示し、矢印Y1,Y2は高さ方向を示す。
矢印X1側を手前側、矢印X2側を奥側、矢印Y1側を
下側、矢印Y2側を上側、矢印X1方向を前進方向、矢
印X2方向を後退方向、矢印Y1方向を下降方向、矢印
Y2方向を上昇方向とする。
施例の主要部について説明する。機器ケース1は前面
部、背面部、上面部、底面部及び左右の側面部を備えた
直方体のケースである。機器ケース1前面部の上側縁付
近にはカートリッジCが挿入可能な挿入口2が形成され
ている。この挿入口2には装置内への異物の侵入を防止
する防塵ドア2Aが開閉自在に取付けられている。ま
た、挿入口2の奥側にはカートリッジCの挿入を検出す
る検出スイッチ50Sが設けられている。
納される3つの部材、カートリッジホルダ3、ドライブ
ユニット4及びストッカ5から構成される。カートリッ
ジホルダ3は挿入口2の奥側に昇降可能に配置される。
カートリッジホルダ3は互いに平行な上面部及び下面部
を備えており、両面部の間隙にMDの記録面を下方に向
けてカートリッジCを保持する。カートリッジホルダ3
の上面部にはカートリッジCに接する2本の搬送ローラ
3Bが回動可能に設けられている。
3の下方でカートリッジホルダ3と対向して配置され
る。ドライブユニット4は図示しないダンパ及び防振ス
プリングにより遊動可能に機器ケース1に取り付けられ
る。ドライブユニット4はターンテーブルやピックアッ
プ部等を備えており、カートリッジCを載置してMDに
記録された情報を再生する。また、ドライブユニット4
にはカートリッジCが載置されたことを検出する検出ス
イッチ55Sが設けられている。
ルダ3よりも更に奥側に昇降可能に配置される。ストッ
カ5は収納部51a〜54aを上から4つ上下方向に積
層した直方体状のケースである。収納部51a〜54a
には手前側にカートリッジCが挿入可能な開口部が形成
され、この開口部の奥側にカートリッジCを水平に収納
可能なスペースが設けられている。各収納部51a〜5
4aにはカートリッジCが収納されたことを検出する検
出スイッチ51S〜54Sと、カートリッジCを手前方
向に押出す押出し手段(図示せず)が設けられている。
5を昇降させる機構 本実施例には、カートリッジホルダ3及びストッカ5を
昇降させる機構が設けられている。以下、この機構につ
いて図6〜図11を参照して説明する。まず図6及び図
7を参照してカムギヤ6の上側に配設される部材を説明
する。
aを中心に回動自在に設けられている。また、機器ケー
ス1底面部には駆動モータ7が固定されている。駆動モ
ータ7には左方向に延びる駆動軸が設けられており、こ
こにウォームギヤ8が取付けられている。また、機器ケ
ース1底面部には互いに噛み合う伝達ギヤ9A,9Bが
支軸を中心に回動自在に設けられている。伝達ギヤ9A
にウォームギヤ8が噛み合い、伝達ギヤ9Bにカムギヤ
6が噛み合っている。
ータドライブリンク10が配設されている。エレベータ
ドライブリンク10は伝達ギヤ9Bの支軸に回動自在に
取り付けられている。エレベータドライブリンク10の
右端部には上方に突出する係合ピン10aが設けられて
いる。エレベータドライブリンク10の中央には円弧状
のガイド穴10bが形成されている。このガイド穴10
bにはカムギヤ6の支軸6aが挿通されている。エレベ
ータドライブリンク10にはカムフォロワ13が下方に
突出して設けられている。
設けられている。上面カム溝6αの平面形状を図8
(A)に示す。上面カム溝6αは右巻の渦巻き状の溝で
ある。この上面カム溝6αに前記カムフォロワ13が挿
入されている。
はエレベータドライブプレート11が配設されている。
エレベータドライブプレート11は中央部がほぼ円形
で、図中左右にアーム部分が延びた略紡錘形状のプレー
トである。エレベータドライブプレート11は中心部が
カムギヤ6の支軸6aに回動自在に取り付けられてい
る。エレベータドライブプレート11の図中右方向に延
びたアーム部分の中央付近には係合穴11aが形成され
ている。この係合穴11aにはエレベータドライブリン
ク10の係合ピン10aが挿入されている。
レート11が回動する際の端部の軌跡に沿って、機器ケ
ース1の底面部に4つのスイッチが設けられている。こ
のスイッチは、通過するエレベータドライブプレート1
1の端部を検知して、エレベータドライブプレート11
の回動位置を検出するものである。
部には上方に突出して動作ピン14L,14Rが設けら
れている。これら動作ピン14L,14Rにはエレベー
タプレート12L,12Rは取付けられている。続い
て、図9〜図11を参照してエレベータプレート12
L,12Rについて説明する。図9はエレベータプレー
ト12L及びそれに隣接する部材を示す側面図、図10
はエレベータプレート12R及びそれに隣接する部材を
示す側面図、図11はエレベータプレート12L,12
R及びカートリッジホルダ3並びにストッカ5の平面図
である。
ドプレート1L,1Rの内側に前後方向に摺動可能に配
置されている。サイドプレート1L,1Rとは機器ケー
ス1の左右の側面部を構成するプレートである。図9及
び図10に示すように、サイドプレート1L,1Rには
内方に突出してガイドピン1aが設けられており、エレ
ベータプレート12L,12Rには前記ガイドピン1a
が摺動自在に挿通するガイド溝12aが設けられてい
る。
カ5には外方に突出してホルダピン3A及びストッカピ
ン5Aが設けられている(図11参照)。ホルダピン3
Aはカートリッジホルダ3の左側縁部に1本、右側縁部
に2本設けられている。また、ストッカピン5Aはスト
ッカ5の左側縁部に1本、右側縁部に1本、各々設けら
れている。
縦長のガイド溝1cが、エレベータプレート12Lには
階段状の溝であるホルダ用カム12Aが形成されてい
る。また、図10に示すようにサイドプレート1Rに縦
長のガイド溝1c,1cが、エレベータプレート12R
に階段状カムであるホルダ用カム12B(手前側),1
2C(奥側)が形成されている。上記ガイド溝1c及び
ホルダ用カム12A,12B,12Cにホルダピン3A
が挿通される。ホルダピン3Aはガイド溝1cにより横
方向から保持され、ホルダ用カム12A,12B,12
Cにより縦方向から保持される。
上部から最下部まで5つの段部を有して傾斜している。
エレベータプレート12L側のホルダ用カム12Aは手
前側が低くなるように傾斜し、エレベータプレート12
R側のホルダ用カム12B,12Cは奥側が低くなるよ
うに傾斜している。ホルダ用カム12A,12B,12
Cの最上段から上から4段目までの各段部を#1〜#4
とする(図中では丸数字にて示す)。ホルダ用カム12
A,12B,12Cの最下段を#Sとする(図中では丸
で囲んだ英字にて示す)。#Sの水平方向の寸法は#1
〜#4のそれよりも、やや長く設定されている。
イド溝1cに連続して円形の第1大径穴15A,15
B,15Cが形成されている。これら第1大径穴15
A,15B,15Cの大きさはドライブユニット4の遊
動する範囲を含むように設定されている。
前側には第2大径穴16Aが形成され、ホルダ用カム1
2B,12Cの最下部に連続して奥側には第2大径穴1
6B,16Cが形成されている。第2大径穴16A,1
6B,16Cは前記第1大径穴15A,15B,15C
とほぼ同大・同形である。第1大径穴15A,15B,
15C及び第2大径穴16A,16B,16C内の位置
を#Pとする(図中では丸で囲んだ英字にて示す)。
ドプレート1L,1Rには略楕円状の保持溝1bが形成
されている。エレベータプレート12Lにはストッカ用
カム12Dが、エレベータプレート12Rにはストッカ
用カム12Eが、各々形成されている。上記保持溝1b
及びストッカ用カム12D,12Eにストッカピン5A
が挿通される。ストッカピン5Aは保持溝1bにより横
方向から保持され、ストッカ用カム12D,12Eによ
り縦方向から保持される。
び下段部を有するクランク状の溝である。エレベータプ
レート12L側のストッカ用カム12Dは奥側が下段部
であり、エレベータプレート12R側のストッカ用カム
12Eは手前側が下段部である。ストッカ用カム12
D,12Eの上段部を#Uとし、ストッカ用カム12
D,12Eの下段部を#Dとする。また、ストッカ5の
背面部には奥方に突出してガイドピン(図示せず)が設
けられており、このガイドピンは機器ケース1の背面部
に形成されるガイド溝(図示せず)に挿通される。
けるホルダピン3Aの位置と、ストッカ用カム12D,
12E内におけるストッカピン5の位置との対応関係は
次の通りである。ホルダピン3Aが#1〜#3に位置す
る時、ストッカピン5Aは#Dに位置する。また、ホル
ダピン3Aが#4,#S,#Pに位置する時、ストッカ
ピン5Aは#Uに位置する。なお、図9及び図10にお
いては、ストッカ用カム12D,12Eの中には、ホル
ダ用カム12A,12B,12Cにおける位置と対応す
るように、1〜4までの丸数字及び丸で囲んだ英字を示
した。
状態となり、カートリッジCの収納時は機器ケース1に
対して固定されロック状態となる。そこで本実施例には
ドライブユニット4のロック及びその解除を行うフロー
ティング機構が設けられている。以下、このフローティ
ング機構について図12及び図13を参照して説明す
る。
ロックアーム17A,17B,17Cが配設されてい
る。ロックアーム17A,17B,17Cはいずれも、
中心付近に設けられた支軸を中心にして機器ケース1の
底面部に回動自在に取り付けられている。ロックアーム
17Aの右端部には連結ピン17aが、左端部には係合
穴17bがそれぞれ設けられている。ロックアーム17
Aの左端部付近には「く」の字形のカム穴17dが形成
されている。ロックアーム17Aにはカムフォロワ18
が上方に突出して設けられている。
溝6βが設けられている。下面カム溝6βの平面形状を
図8(B)に示す。下面カム溝6βは右巻の渦巻き状の
溝である。この下面カム溝6βに前記カムフォロワ18
が挿入されている。
ックアーム17Bが配設されている。ロックアーム17
Bの図中左端部には係合ピン17eが設けられている。
この係合ピン17eはロックアーム17Aのカム穴17
dに挿入される。また、ロックアーム17Bの手前側縁
部には手前側に突出してロック爪20Bが形成されてい
る。
クアーム17Cが配設されている。ロックアーム17C
の左端部には連結穴17fが、右端部には係合穴17g
がそれぞれ設けられている。連結穴17fにはロックア
ーム17Aの連結ピン17aが挿入されている。
クプレート19LAが配設されている。ロックプレート
19LAの奥側端部には連結ピン19aが上方に突出し
て設けられており、この連結ピン19aはロックアーム
17Aの係合穴17bに挿入されている。ロックプレー
ト19LAは前後方向に長いプレートである。ロックプ
レート19LAはサイドプレート1Lの内側に前後動可
能に配設されている。ロックプレート19LAの手前側
端部には連結ピン19bが設けられている。また、ロッ
クプレート19LAの手前側端部付近には外方に突出し
て押圧ピン19cが設けられている。
クプレート19Rが配設されている。ロックプレート1
9Rの奥側端部には連結ピン19dが上方に突出して設
けられており、この連結ピン19dはロックアーム17
Cの係合穴17gに挿入されている。ロックプレート1
9Rは前後方向に長いプレートである。ロックプレート
19Rはサイドプレート1Rの内側に前後動可能に配設
されている。ロックプレート19Rには押圧ピン19e
が設けられている。また、ロックプレート19Rの手前
側端部には左方に突出してロック爪20Rが形成されて
いる。
ックプレート19LBが配設されている。ロックプレー
ト19LBは機器ケース1の底面部に回動自在に取り付
けられている。ロックプレート19LBは略直角三角形
状のプレートであり、直角部分に設けられた支軸を中心
に回動するようになっている。ロックプレート19LB
の奥側頂点部には切欠19fが、手前側頂点部には切欠
19gが形成されている。このうち切欠19fには前記
ロックプレート19LAの連結ピン19bが挿通され
る。
プレート19LCが設けられている。ロックプレート1
9LCは機器ケース1底面部の手前側縁部に左右方向に
移動可能に取り付けられている。ロックプレート19L
Cの左側端部には連結ピン19hが設けられている。連
結ピン19hはロックプレート19LBの切欠19gに
挿通される。またロックプレート19LCのほぼ中央に
奥側に突出してロック爪20Lが形成されている。この
ロック爪20Lの奥側端部には押圧部19iが設けられ
ている。
ト4をロックする場合、ロックアーム17Bのロック爪
20B、ロックプレート19Rのロック爪20R及びロ
ックプレート19LCのロック爪20Lという3つのロ
ック爪がドライブユニット4の切欠4Aに入る。また図
示しないが、ロック爪20L,20Rが挿入される切欠
4Aには、ロック爪20L,20Rが挿入される際、ド
ライブユニット4を押し下げるようにテーパ部が形成さ
れている。
4との連結動作を行う連結手段が設けられている。本実
施例ではMDの再生時に連結手段によるカートリッジホ
ルダ3とドライブユニット4との連結動作が行われる。
従って、本実施例におけるフローティング要素は、カー
トリッジホルダ3及びドライブユニット4から構成され
る。また、連結手段はガイド手段と押圧手段とを備えて
いる。ガイド手段とはディスクホルダ3及びドライブユ
ニット4の双方を位置決めする手段であり、押圧手段と
は双方を連結させる方向に押圧する手段である。
〜図16を参照して説明する。連結手段の主要部材はチ
ャッキングプレート25L,25Rである。図14はチ
ャッキングプレート25Lを示す平面図、図15は図1
4の左側面図、図16はチャッキングプレート25Rを
示す右側面図である。
には前後方向に長いチャッキングプレート25Lが支軸
25aを中心に回動可能に取り付けられている。チャッ
キングプレート25Lの手前側端部には被押圧部25b
が下方に突出して設けられている。チャッキングプレー
ト25Lの奥側端部には連結ローラ25cが垂直方向に
回動自在に設けられている。
はチャッキングプレートスプリング26Lの一端部が取
り付けられている。チャッキングプレートスプリング2
6Lの他端部はドライブユニット4の上面部に取り付け
られている。そのため、チャッキングプレート25Lは
チャッキングプレートスプリング26Lにより連結ロー
ラ25cが左側方向に付勢される。
3の左側縁部には下側に突出する連結部3Cが設けられ
ている。連結部3Cには手前側に切り込まれたV溝部3
Dが形成されている。V溝部3Dにはチャッキングプレ
ート25Lの連結ローラ25cが嵌合されるようになっ
ている。
ト25Rはドライブユニット4の右側縁部に回動可能に
取り付けられている。チャッキングプレート25Rの手
前側縁部には被押圧部25dが設けられている。被押圧
部25dはドライブユニット4の右側縁部の切欠4Aの
奥側に設けられ、ロックプレート19Rに形成されたロ
ック爪20Rにより押圧される。チャッキングプレート
25Rの先端部には連結爪25eが設けられている。こ
の連結爪25eと前記V溝部3Dが連結手段の押圧手段
に該当する。
上方に突出して連結部4Bが設けられており、ここに下
方に切り込まれたガイド溝4Cが形成されている。この
ガイド溝4Cにはカートリッジホルダ3の右側縁部の手
前側のホルダピン3Aが挿通するようになっている。こ
れらガイド溝4C及びホルダピン3Aが連結手段のガイ
ド手段に該当する。前記チャッキングプレート25Rの
連結爪25eはガイド溝4Cに挿通されたホルダピン3
Aを上方から押えるように構成されている。
チャッキングプレートスプリング26Rの一端部が取り
付けられている。チャッキングプレートスプリング26
Rの他端部はドライブユニット4の右側縁部に取り付け
られている。そのため、チャッキングプレート25Rは
チャッキングプレートスプリング26Rにより手前側方
向に付勢される。
を動作させる機構 ところで、サイドプレート1L,1Rのガイド溝1c
は、下端部に第1大径穴15A,15B,15Cを設け
ているため、ホルダピン3Aをガイドする溝としては下
端部が欠落している。従って、第1大径穴15A,15
B,15Cではホルダピン3Aを横方向から保持するこ
とができない。そこで、本実施例にはサブガイドプレー
ト22L,22Rが設けられている。このサブガイドプ
レート22L,22Rとは、ガイド溝1cの欠落した部
分を補うサブガイド溝22aを備えたプレートである。
を動作させる機構について、図17〜図20を参照して
説明する。図17及び図18はサブガイドプレート22
Lを動作させる機構の側面図であり、図19及び図20
はサブガイドプレート22Rを動作させる機構の側面図
である。
レート1Lの外側にはサブガイドリンク21Lが回動可
能に取り付けられている。このサブガイドリンク21L
とサイドプレート1Lとの間に、略正方形状のサブガイ
ドプレート22Lが昇降自在に取り付けられている。
ドプレート1Rの外側にはサブガイドリンク21Rが回
動可能に取り付けられている。このサブガイドリンク2
1Rとサイドプレート1Rとの間に、長方形状のサブガ
イドプレート22Rが昇降自在に取り付けられている。
にはコ字形の保持部21aが形成されている。サブガイ
ドリンク21L,21Rの基端部には被押圧部21bが
設けられている。この被押圧部21bには奥側からロッ
クプレート19LA及び19Rの押圧ピン19c及び1
9eが当接するようになっている。
ブガイドプレートスプリング23L,23Rの一端部が
取り付けられている。サブガイドプレートスプリング2
3L,23Rの他端部はサイドプレート1L,1Rの上
縁部に取り付けられている。そのため、サブガイドプレ
ート22L,22Rはサブガイドプレートスプリング2
3L,23Rにより上方に付勢される。また、サブガイ
ドプレート22L,22Rの下側縁部のほぼ中央には係
合ピン22bが設けられている。この係合ピン22bは
サブガイドリンク21L,21Rの保持部21aにより
保持されている。
溝22aが1つ形成され、サブガイドプレート22Rに
は補助ガイド溝22aが2つ形成されている。これらの
補助ガイド溝22aはサイドプレート1L,1Rのガイ
ド溝1c(斜線で囲んで図示)と同一直線上にあり、ホ
ルダピン3Aが挿通される。また、各補助ガイド溝22
aの上端部には第3大径穴24A,24B,24Cが連
続して形成されている。第3大径穴24Aはサイドプレ
ート1L,1Rにおける第1大径穴15A,15B,1
5C(斜線で囲んで図示)、エレベータプレート12
L,12Rにおける第2大径穴16A,16B,16C
とほぼ同大・同形である。
する本実施例の作用に関して、図21及び図22に示し
たフローチャートを参照しつつ、まず主要部の待機状態
について、次にカートリッジCの収納動作について、次
いでカートリッジホルダ3とドライブユニット4との連
結動作・分離動作について、最後にドライブユニット4
のロック解除動作・ロック動作について順次説明する。
なお、図22のフローチャートは、カートリッジCの収
納動作を行うストックモードを示し、図22のフローチ
ャートはカートリッジホルダ3とドライブユニット4と
の連結動作及びドライブユニット4のロック解除動作を
伴ってMDの再生を行うプレイモードを示している。
態 カートリッジホルダ3がカートリッジCを収納していな
い時、あるいはカートリッジCを挿入しようとするとき
には、カートリッジホルダ3のホルダピン3Aはホルダ
用カム12A,12B,12Cの#1に位置し、カート
リッジホルダ3はストッカ5の上から1段目の収納部5
1aに対応する位置にある。また、ホルダピン3Aが#
1に位置する時、ピン5Aはストッカ用カム12D,1
2Eの#Dに位置しているので、ストッカ5は下降位置
にある。なおカートリッジホルダ3が待機状態である
時、防塵ドア2Aは閉じている。
合、ドライブユニット4もまた待機状態となる。この
時、図12に示すように、ロック爪20B,20L,2
0Rがドライブユニット4の切欠Aに入いり、ドライブ
ユニット4はロック状態をとる。ドライブユニット4が
ロック状態をとる時、ロック爪20L,20Rが切欠4
Aのテーパ部を押し下げるため、ドライブユニット4は
ダンパ及び防振スプリングの弾性力に逆らって機器ケー
ス1底面部に接している。
のフローチャート参照] B− カートリッジホルダ3への挿入動作 カートリッジCをカートリッジホルダ3へ挿入する場
合、まず所定のスイッチを操作してストック指令を出す
(ステップ1)。この時、カートリッジホルダ3は待機
状態にあり(ステップ2)、防塵ドア2Aが開き、ここ
からカートリッジホルダ3にカートリッジCを挿入する
(ステップ3)。…図1に示す状態。
Sの検出の有無を判別する。検出スイッチ50Sが挿入
されたカートリッジCを検出した場合(ステップ4)、
搬送ローラ3Bが駆動してカートリッジCをカートリッ
ジホルダ3内に収納し(ステップ5)、完全にカートリ
ッジCを収納する。…図2に示す状態。その後、防塵ド
ア2Aが閉じる。
判別する。ストック指令がない場合にはプレイモードに
移行し、ストック指令がある場合には収納動作(ステッ
プ7)に移行する。
収納動作 ステップ7にて検出スイッチ51Sの検出の有無を判別
する。検出スイッチ51Sがオフである時、カートリッ
ジCを1段目の収納部51aへ収納する(ステップ
8)。この場合、ホルダピン3Aがホルダ用カム12
A,12B,12Cの#1に位置するため、カートリッ
ジホルダ3が保持するカートリッジCと収納部51aの
開口部とは対向しており、カートリッジホルダ3が下降
動作を行うことなく、搬送ローラ3Bが駆動してカート
リッジCを収納部51aへ収納する。…図3に示す状
態。
ば、カートリッジCが1段目の収納部51aに既に収納
されていると判断して、ステップ9に移行する。ステッ
プ9〜11では検出スイッチ52S〜54Sがストッカ
5の収納部52a〜54aにカートリッジCがあるかど
うかを検出する。この時、スイッチ52S〜54Sがオ
ンである場合、カートリッジCが収納部52a〜54a
に既に収納されていると判断し、次のステップに移行す
る。つまりスイッチ52Sがオンならばステップ9から
ステップ10へ、スイッチ53Sがオンならばステップ
10からステップ11へ、スイッチ54Sがオンならば
ステップ11からプレイモードへと移行する。
Sがオフである場合、カートリッジCが収納部52a〜
54aにまだ収納されていないと判断し、カートリッジ
ホルダ3は収納部52a〜54aと対向する位置まで下
降する(ステップ12,14,16)。そして、下降動
作が完了した時点で搬送ローラ3Bが駆動し、カートリ
ッジCを収納部52a〜54aに収納する(ステップ1
3,15,17)。
く説明する。カートリッジホルダ3が下降動作を行う場
合、駆動モータ7が駆動してウォームギヤ8が回転し、
伝達ギヤ9Aは時計回転方向に、伝達ギヤ9Bは反時計
回転方向に、カムギヤ6は時計回転方向に各々回転す
る。…図6から図7へ。
タドライブリンク10のカムフォロワ13が入っている
ので、カムギヤ6と共に上面カム溝6αが時計回転方向
に回転すると、カムフォロワ13が時計回転方向に回転
する。
びエレベータドライブプレート11は時計回転方向に回
転する。そのため、動作ピン14Lは前進し、動作ピン
14Rは後退する。その結果、エレベータプレート12
Lは動作ピン14Lに押されて前進し、エレベータプレ
ート12Rは動作ピン14Rに押されて後退する。この
時、ガイドピン12aがガイド溝1bに、ガイド溝12
bにガイドピン1aが摺動するので、エレベータプレー
ト12L,12Rは高い精度でサイドプレート1L,1
Rに沿って直線的に前後動する。
ム12Aは手前側の方が低くなっているため、エレベー
タプレート7Lの前進により、ホルダ用カム12Aに挿
入されたホルダピン3Aは、サイドプレート1Lのガイ
ド溝1cに沿って下降する。一方、エレベータプレート
12R側のホルダ用カム12B,12Cは奥側の方が低
くなっているため、エレベータプレート12Rの後退に
より、ホルダ用カム12B,12Cに挿入されたホルダ
ピン3A,3Aは、サイドプレート1Rのガイド溝1
c,1cに沿って下降する。
し、ホルダピン3Aがカム12A,12B,12Cの#
2〜#4に位置することにより、カートリッジホルダ3
に保持されたカートリッジCが収納部52a〜54aの
開口部と対向する位置まで下降する。
点で、カムギヤ6の回転を停止させる制御は、エレベー
タドライブプレート11が回動する際の端部の軌跡に沿
って設けられた4つのスイッチが行っている。すなわ
ち、4つのスイッチはホルダピン3Aの位置である#1
〜#4に対応しており、スイッチがエレベータドライブ
プレト11の端部を検知して、エレベータドライブプレ
ート11の回動位置を検出することにより、駆動モータ
7に停止信号を送り、カムギヤ6の回転停止のタイミン
グを制御する。
レート12L,12Rの前後動が停止した場合、ホルダ
用カム12A,12B,12Cがホルダピン3Aを縦方
向から保持し、サイドプレート1L,1Rのガイド溝1
c及びサブガイドプレート22L,22Rの補助ガイド
溝22aがホルダピン3Aを横方向から保持している。
つまり、ホルダピン3Aは縦方向及び横方向から確実に
保持される。
ン3Aが不用意に揺れることがなく、カートリッジホル
ダ3に対する規制力が強い。従って、搬送ローラ3Cが
駆動することによりカートリッジCを確実且つ安全に収
納部51a〜54aに搬送することができる。
ジCを挿入する場合、カートリッジホルダ3は挿入口2
と対向する位置まで上昇する。あるいはMDの再生終了
後、カートリッジCをもとの収納部に戻す場合も、カー
トリッジホルダ3は上昇動作を行う。ここでカートリッ
ジホルダ3の上昇動作について説明する。
合、駆動モータ7が駆動してウォームギヤ8が回転し、
伝達ギヤ9Aは反時計回転方向に、伝達ギヤ9Bは時計
回転方向に、カムギヤ6は反時計回転方向に各々回転す
る。…図7から図6へ。
タドライブリンク10のカムフォロワ13が入っている
ので、上面カム溝6αが反時計回転方向に回転すると、
カムフォロワ13が反時計回転方向に移動し、エレベー
タドライブリンク10は反時計回転方向に回転する。そ
のため、係合ピン10aがエレベータドライブプレート
11の係合穴11aを押し、エレベータドライブプレー
ト11もまた反時計回転方向に回転する。
において、動作ピン14Lは後退し、動作ピン14Rは
前進する。エレベータプレート12Lは動作ピン14L
に押されて後退し、エレベータプレート12Rは動作ピ
ン14Rに押されて前進する。この時、エレベータプレ
ート12L,12Rは、ガイドピン12aがガイド溝1
bに、ガイド溝12bにガイドピン1aが摺動してい
る。従って、エレベータプレート12L,12Rは高い
精度でサイドプレート1L,1Rに沿って直線的に前後
動を行う。
ム12Aは奥側の方が高くなっているため、エレベータ
プレート7Lの後退により、ホルダ用カム12Aに挿入
されたホルダピン3Aは、サイドプレート1Lのガイド
溝1cに沿って上昇する。一方、エレベータプレート1
2R側のホルダ用カム12B,12Cは手前側の方が高
くなっているため、エレベータプレート12Rの前進に
より、ホルダ用カム12B,12Cに挿入されたホルダ
ピン3A,3Aは、サイドプレート1Rのガイド溝1
c,1cに沿って上昇する。
は、左側に1本、右側に2本の合計3本のホルダピン3
Aにより、3点から支持して行うことができるため、カ
ートリッジホルダ3の水平状態を確保した状態で行うこ
とができる。また、カートリッジホルダ3の昇降動作
は、所望のカートリッジCをストッカ5からカートリッ
ジホルダ3まで引き出し、カートリッジCを保持した状
態でドライブユニット4まで搬送する場合、あるいはカ
ートリッジ内のMDの再生が終了してストッカ5の元の
収納部または挿入口2まで搬送する場合にも行われる。
ッカ5への収納動作 ところで、図4に示すように、ストッカ5の4段目の収
納部54aへカートリッジCを収納する場合、カートリ
ッジホルダ3のホルダピン3Aがホルダ用カム12A,
12B,12Cの#4まで下降する。この時、ホルダピ
ン3Aが#4に移動したので、ストッカピン5Aはカム
12D,12Eの#Dから#Uへと移動する。そのた
め、ストッカ5は保持溝1dに沿って上昇する。このよ
うにホルダピン3Aが#4まで下降し、且つストッカ5
が上昇することにより初めて、カートリッジホルダ3に
保持されたカートリッジCと収納部54aとが対向す
る。
ずつのストッカピン5Aと図示されない背面部のガイド
ピンとの合計3本のピンにより、3点から支持して行う
ことができるため、カートリッジホルダ3と同様に、水
平状態を確保した状態で行うことができる。なお、カー
トリッジホルダ3と同様に、ストッカ5から左右に合計
3本以上のピンを設け、これらのピンを昇降させるよう
にしても良い。
作 ストッカ5の各収納部51a〜54aの検知スイッチ5
1S〜54Sが全てカートリッジCを収納したことを検
知後、挿入口2からカートリッジホルダ3にカートリッ
ジCを挿入した場合、あるいはプレイボタンが押されス
トッカ5内のカートリッジがカートリッジホルダ3内に
収容された場合には、カートリッジホルダ3は、ホルダ
ピン3Aがホルダ用カム2A,12B,12Cの最下段
である#Sまで、自動的に下降する。
トリッジホルダ3とドライブユニット4とは連結動作が
可能な位置にある。そこでカートリッジホルダ3とドラ
イブユニット4とが後述するような連結動作を行うこと
により、カートリッジCを保持したカートリッジホルダ
3が、ドライブユニット4上へ装着することができる。
従って、本実施例ではストッカ5に4枚、ドライブユニ
ット4上へ1枚、合計5枚のカートリッジを内部に収納
することが可能である。
点で、カムギヤ6の回転が停止してエレベータプレート
12L,12Rの前後動が停止した場合、ホルダピン3
Aはサイドプレート1L,1Rのガイド溝1cを通過
し、第1大径穴15A,15B,15Cの範囲に侵入し
ている。そのため、ホルダピン3Aはホルダ用カム12
A,12B,12Cにより縦方向から保持されているも
のの、ガイド溝1cによっては保持されていない。
示すように、サブガイドプレート22L,22Rが上昇
位置にあり、補助ガイド溝22aがホルダピン3Aを横
方向から保持している。つまり、ホルダピン3Aは#S
でも、#1〜#4と同様に、縦方向及び横方向から確実
に保持されることには変わりがない。従って、ホルダピ
ン3Aが#Sに位置した状態で、カートリッジホルダ3
に外部から振動が与えられても、カートリッジホルダ3
がずれたり、カートリッジCが破損したりする恐れがな
い。
ニット4との連結動作・分離動作…図22のフローチャ
ート参照]本実施例がプレイモードに移行すると、まず
カートリッジホルダ3が下降し(ステップ18)、次い
で検出スイッチ55Sがドライブユニット4に載置され
たカートリッジCを検出し(ステップ19)、スイッチ
55Sがオンの場合、カートリッジホルダ3とドライブ
ユニット4との連結を行う(ステップ20)。
3とドライブユニット4とを連結する動作を行う場合、
カムギヤ6が時計回転方向に回転し、この時の上面カム
溝6αの回転によりエレベータプレート12Lが前進
し、エレベータプレート12Rが後退して、ホルダピン
3Aがホルダ用カム12A,12B,12Cの最下段で
ある#Sまで下降し、カートリッジホルダ3は最も下降
する。
ルダ3へ保持させる経路 上記のカートリッジホルダ3の下降動作はカートリッジ
ホルダ3がカートリッジCを保持した状態で行う。カー
トリッジホルダ3へカートリッジCを保持させる経路と
しては、挿入口2から挿入したカートリッジCを直接保
持させる経路と、ストッカ5の収納部51a〜54aか
ら引き出したカートリッジCを保持させる経路とがあ
る。後者の場合、ストッカ5に設けられた押出し手段
(図示せず)がカートリッジCを収納部51a〜54a
から排出方向に押出し、搬送ローラ3Cにカートリッジ
Cが当接させる。そして、搬送ローラ3Cが駆動してカ
ートリッジCをストッカ5から引き出し、カートリッジ
ホルダ3内に搬送する。
の後退動作…図12から図13へ ドライブユニット4と連結しようとしてカートリッジホ
ルダ3が下降する際、カムギヤ6は時計回転方向に回転
しているが、この時、下面カム溝6βもまた時計回転方
向に回転する。下面カム溝6βが時計回転方向に回転す
ると、カムフォロワ18が奥側に移動し、ロックアーム
17Aは反時計回転方向に回転する。そのため、ロック
アーム17Aの連結ピン17aが前進し、係合穴17b
が後退する。
進により、連結ピン17aに挿入されたロックアーム1
7Cの連結穴17fも前進し、ロックアーム17Cは時
計回転方向に回転する。そのため、ロックアーム17C
の係合穴17gは後退し、係合穴17gに挿入された連
結ピン19dが後退し、ロックプレート19Rが後退す
る。また、ロックアーム17Aの係合穴17bの後退に
より、係合穴17bに挿入された連結ピン19a(奥
側)が後退し、ロックプレート19LAが後退する。
ピン19b(手前側)が後退し、連結ピン19bが切欠
19fを手前側に押し、ロックプレート19LBは反時
計回転方向に回転する。従って、ロックプレート19L
Bの切欠19gは右方に移動し、切欠19gがロックプ
レート19LCの連結ピン19hを右側に押す。その結
果、ロックプレート19LCは右方に移動する。
5Rの回転動作 ロックプレート19LCが右方に移動する時、ロック爪
20Lがドライブユニット4の切欠4Aから完全に離れ
る前に、ロックプレート19LCの押圧部19iがドラ
イブユニット4に設けられたチャッキングプレート25
Lの被押圧部25bから離れる。そのため、チャッキン
グプレート25Lはチャッキングプレートスプリング2
6Lの弾性力により反時計回転方向に回転し、カートリ
ッジホルダ3のV溝部3Dに連結ローラ25cが嵌合す
る(図14及び図15参照)。この時、押圧手段である
V溝部3Dが連結ローラ25cを嵌合することによりド
ライブユニット4はカートリッジホルダ3側に圧接され
る。
時、ロック爪20Rがドライブユニット4の切欠4Aか
ら完全に離れる前に、ロック爪20Rはドライブユニッ
ト4に設けられたチャッキングプレート25Rの被押圧
部25dから離れる。そのため、チャッキングプレート
25Rはチャッキングプレートスプリング26Rの弾性
力により回転し、連結爪25eがカートリッジホルダ3
の右側縁部のホルダピン3Aを上方から押える。
ルダピン3Aを押し下げ、ドライブユニット4はカート
リッジホルダ3側に圧接される。このようなカートリッ
ジホルダ3とドライブユニット4との昇降動作を伴っ
て、カートリッジホルダ3とドライブユニット4とが連
結する(図16参照)。前記昇降動作及び連結動作は、
カムギヤ6の回転により行われるが、このカムギヤ6に
形成された上面カム溝6αと下面カム溝βとの形状を適
宜設計することにより、前記各動作を互いに関連付ける
ことができ、且つそれらの動作を支障なく行うことがで
きる。
ート25L、25Rの回転動作により連結動作が完了す
る時点では、ロック爪20L,20Rはドライブユニッ
ト4の切欠4Aから完全に外れてはいない。すなわち、
ドライブユニット4はカートリッジホルダ3との連結動
作中は待機状態(ロック状態)を維持している。
ユニット4との分離動作…図13から図12へ 駆動モータ7によりカムギヤ6が反時計回転方向に回転
すると、下面カム溝6βもまた反時計回転方向に回転す
る。これにより、カムフォロワ18が手前側に移動し、
ロックアーム17Aは時計回転方向に、ロックアーム1
7Cは反時計回転方向に回転する。そのためロックプレ
ート19LA,19Rは前進する。
りロックプレート19LBが時計回転方向に回転してロ
ックプレート19LCは左方に移動する。これにより、
ロックプレート19LCの押圧部19iがチャッキング
プレート25Lの被押圧部25bを押す。そのため、チ
ャッキングプレート25Lはチャッキングプレートスプ
リング26Lの弾性力に逆らって時計回転方向に回転
し、カートリッジホルダ3の連結部3Dから連結ローラ
25cが離れる。
時、ロック爪20Rがチャッキングプレート25Rの被
押圧部25dを押す。そのため、チャッキングプレート
25Rはチャッキングプレートスプリング26Rの弾性
力に逆らって回転し、連結爪25eがカートリッジホル
ダ3の右側縁部のホルダピン3Aから離れる。このよう
な動作によりカートリッジホルダ3とドライブユニット
4との連結を解除する。
作・ロック動作]図15,16に示すように、カートリ
ッジホルダ3とドライブユニット4との連結完了後、ド
ライブユニット4はロック解除動作を行って(ステップ
21)遊動状態とし、カートリッジCのシャッタを適宜
な手段により開けてMDを再生する(ステップ22)。
…図5に示す状態。なお、シャッタの開放は、カートリ
ッジホルダ3内にカートリッジCが搬送された時に行わ
れても良い。
動作 ここで、ドライブユニット4のロック解除動作について
詳しく説明する。カートリッジホルダ3とドライブユニ
ット4とが連結した後も、下面カム溝6βは時計回転方
向に回転を継続する場合、本実施例のフローティング機
構は次のようにしてドライブユニット4のロック解除動
作を行う。
ムフォロワ18が更に奥側に移動し、ロックアーム17
Aが反時計回転方向に、ロックアーム17Cが時計回転
方向に各々回転して、ロックプレート19LA,19R
は共に後退する。このうちロックプレート19Rの後退
により、ロックプレート19Rのロック爪20Rがドラ
イブユニット4の切欠4Aから外れる(図12から図1
3へ)。
ックプレート19LBが反時計回転方向に回転して、ロ
ックプレート19LCは右方に移動すると、ロックプレ
ート19LCに設けられたロック爪20Lはドライブユ
ニット4の切欠4Aから外れる。
転する時、ロックアーム17Aのカム穴17dは後退す
る。そのため、カム穴17dに係合したロックアーム1
7Bの係合ピン17eが後退し、ロックアーム17Bは
反時計回転方向に回転する。その結果、ロックアーム1
7Bに設けられたロック爪20Bがドライブユニット4
の切欠4Aから外れる(図12から図13へ)。
欠4Aからロックプレート19LCのロック爪20L、
ロックプレート19Rのロック爪20R、及びロックア
ーム17Bのロック爪20Bが外れることにより、ドラ
イブユニット4はロック状態が解除となる。そのため、
ドライブユニット4はダンパや防振スプリングの弾性力
により、遊動可能な状態まで上昇しようとする。
除動作が完了した以前に、チャッキングプレート25
L、25Rの回転動作によるカートリッジホルダ3とド
ライブユニット4との連結動作が完了している。そのた
め、カートリッジホルダ3はドライブユニット4と共に
遊動可能となる。
動作 上記のドライブユニット4のロック解除動作が完了後、
カムギヤ6が更に時計回転方向に回転を継続すると、上
面カム溝6αの回転によりエレベータプレート12Lが
前進し、エレベータプレート12Rが後退すると、第1
大径穴15A,15B,15Cに第2大径穴16A,1
6B,16Cが一致する(図9、図10参照)。この
時、ホルダピン3Aはホルダ用カム12A,12B,1
2Cの#Sから#Pへ移動とする。
Rの下降動作…図17から図18へ、図19から図20
へ また、下面カム溝6βの回転により、サブガイドプレー
ト22L,22Rが下降動作を行い、第1大径穴15
A,15B,15Cに第3大径穴24A,24B,24
Cが一致する。つまり、3つの大径穴が一致する。以
下、サブガイドプレート22L,22Rの下降動作を説
明する。
ックプレート19LA及び19Rが後退すると、両プレ
ートの押圧ピン19c及び19eがサブガイドリンク2
1L,21Rの被押圧部21bを手前側に押圧する。そ
のため、サブガイドリンク21L,21Rは先端部が下
降するように回転し、保持部21aが係合ピン22bを
押し下げる。従って、サブガイドプレート22L,22
Rはサブガイドプレートスプリング23L,23Rの弾
性力に逆らって下降する。
3Aが位置するため、ホルダピン3Aは大径穴内を自由
に遊動することができる。この時、カートリッジホルダ
3とドライブユニット4とは連結しているので、本実施
例のフローティング要素であるカートリッジホルダ3及
びドライブユニット4は遊動状態となる。その後、適宜
の手段によりカートリッジCのシャッタを開け、ドライ
ブユニット4によりMDを再生する時、MDに対して外
部からの振動が加わることがなく、MDを正確に再生す
ることができる。なお、図11に示すように、ホルダピ
ン3Aは、その両端がテーパー状となった糸巻き形状を
しているので、遊動状態が解除となるとき、すなわち、
各プレートが相対的に移動してホルダピン3Aが大径穴
から細溝側に入り込むときも、引っ掛かること無く良好
に入り込みを行うことができる。
…図13から図12へ 駆動モータ7によりカムギヤ6が反時計回転方向に回転
すると、下面カム溝6βもまた反時計回転方向に回転す
る。これにより、カムフォロワ18が手前側に移動し、
ロックアーム17Aは時計回転方向に、ロックアーム1
7Cは反時計回転方向に回転する。そのため、ロックプ
レート19LA,19Rは前進し、ロックプレート19
LCは左方に移動する。
ク爪20Rがドライブユニット4の切欠4Aに入る。ま
た、ロックアーム17Aの時計回転方向への回転によ
り、ロックプレート19LBが時計回転方向に回転し
て、ロック爪20Bが切欠4Aに入る。更にロックプレ
ート19LCの左方への移動により、ロック爪20Lが
切欠4Aに入る。
欠4Aに対してロックプレート19LCのロック爪20
L、ロックプレート19Rのロック爪20R、及びロッ
クアーム17Bのロック爪20Bが入ることにより、ド
ライブユニット4はロック状態となる。この時、各ロッ
ク爪が切欠4Aのテーパ部を押圧し、ドライブユニット
4は機器ケース1の底面部に接する位置まで下降する。
Rの上昇動作…図18から図17へ、図20から図19
へ 駆動モータ7によりカムギヤ6が反時計回転方向に回転
し、下面カム溝6βが反時計回転方向に回転することに
より、カムフォロワ18が手前側に移動して、ロックア
ーム17Aは時計回転方向に、ロックアーム17Cは反
時計回転方向に回転する。そのため、ロックプレート1
9LA,19Rは前進する。
及び19eがサブガイドリンク21L,21Rの被押圧
部21bから離れる。そのため、サブガイドプレート2
2L,22Rはサブガイドプレートスプリング23L,
23Rの弾性力によって上昇し、サブガイドリンク21
L,21Rは先端部が上昇するように回転する。
ムギヤ6の上面カム溝6αの回転により1つの動作、す
なわちカートリッジホルダ3及びストッカ5の昇降動作
を制御すると同時に、カムギヤ6の下面カム溝6βの回
転により2つの動作、すなわちカートリッジホルダ3と
ドライブユニット4との連結・分離動作及びドライブユ
ニット4のロック解除・ロック動作を制御する。
51S〜54SがカートリッジCを検出した後でカート
リッジホルダ3がカートリッジCを保持した場合、エレ
ベータプレート12L,12Rが移動してカートリッジ
ホルダ3をドライブユニット4上に載置させることがで
きる。この時、カートリッジホルダ3はストッカ5の手
前側に配置されるため、カートリッジホルダ3を昇降さ
せるだけで、ドライブユニット4への載置を行うことが
できる。従って、ストッカ5が4枚のカートリッジCを
収納した上に、ドライブユニット4に1枚のカートリッ
ジCを収納することができる。すなわち、合計5枚のカ
ートリッジCを収納することが可能であり、ストッカ5
を大形化させることなくカートリッジCの収納枚数が増
加する。しかも、ストッカ5自体は大形化しないので、
ディスク装置の小形化に貢献することが可能である。
のではなく、構成部材の形状及び寸法は適宜変更可能で
ある。例えば、スイッチ51S〜54Sの検出状態を記
憶し、この記憶結果に基づいて前記の制御を行っても良
い。また、適用されるディスクとしてはMDだけではな
く、CD、LDあるいは磁気ディスクを含むことは言う
までもない。
ホルダ及びドライブユニットをストッカの手前側に配置
し、ストッカに設けられたディスク検出手段がストッカ
の全ての収納部にディスクが収納済みであることを検出
した場合に、自動的にディスクホルダをドライブユニッ
ト上に載置させることができるため、大形化することな
く、ディスク収納枚数の増加を図ることができた。
説明図。
5を昇降させる機構の平面図。
5を昇降させる機構の平面図。
は上面側、(B)は下面側を示す。
に隣接する部材の側面図。
れに隣接する部材の側面図。
R及びカートリッジホルダ3並びにストッカ5を示す平
面図。
させる機構の側面図。
させる機構の側面図。
させる機構の側面図。
させる機構の側面図。
ート。
ート。
ト 20B,20L,20R…ロック爪 21L,21R…サブガイドリンク 22L,22R…サブガイドプレート 23L,23R…サブガイドプレートスプリング 24A,24B,24C…第3大径穴 25L,25R…チャッキングプレート 26L,26R…チャッキングプレートスプリング 50S〜55S…検出スイッチ C…カートリッジ
Claims (1)
- 【請求項1】 機器ケースに収納され、前記機器ケース
にディスクが挿入可能な挿入口が形成され、前記機器ケ
ース内には前記ディスクを収納する収納部が複数積層さ
れたストッカ、及びディスクの記録面に情報を記録、又
はディスクの記録面に記録された情報を再生するドライ
ブユニットが配置されると共に、前記挿入口の奥側に前
記ディスクを保持するディスクホルダが昇降可能に配置
され、前記挿入口から見て前記ディスクホルダは前記ス
トッカよりも更に手前側に配置され、前記ドライブユニ
ットは前記ディスクホルダに保持されたディスクの記録
面と対向して配置され、更に前記ディスクホルダを前記
ストッカの収納部の端部から前記ドライブユニットに渡
って昇降させる昇降用プレートが移動可能に設けられた
ディスク装置において、 前記ストッカの全ての収納部にディスクが収納されてい
ることを検出して検出信号を出力するディスク検出手段
が設けられ、 ディスクが前記挿入口に挿入されたとき、ディスクの収
納状態に応じて前記昇降用プレートが移動し、この移動
により挿入されたディスクを保持する前記ディスクホル
ダが、前記ドライブユニット上に載置されることを特徴
とするディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32966792A JP3442801B2 (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32966792A JP3442801B2 (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06176468A true JPH06176468A (ja) | 1994-06-24 |
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