JPH06174747A - プロ―ブカ―ド - Google Patents

プロ―ブカ―ド

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JPH06174747A
JPH06174747A JP34559492A JP34559492A JPH06174747A JP H06174747 A JPH06174747 A JP H06174747A JP 34559492 A JP34559492 A JP 34559492A JP 34559492 A JP34559492 A JP 34559492A JP H06174747 A JPH06174747 A JP H06174747A
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power supply
conductor layers
probes
annular conductor
probe card
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Hidetaka Okamoto
秀孝 岡本
Takako Ishihara
隆子 石原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電源用プロ―ブの数が多くなっても、それら
に対する接続点が多くならないようにし、よってプロ―
ブカ―ドを多くの手間と時間とを要することなしに用い
得るようにする。 【構成】 絶縁基板の第1;及び第2の主面1a,1b
上にそれぞれ形成された第1及び第2;及び第3及び第
4の電源用環状導体層21,22,23,24と、上記
第1及び第2の電源用環状導体層と上記第3及び第4の
電源用環状導体層とをそれぞれ接続している第1及び第
2の層間接続用配線層31,32と、上記第1及び第2
の電源用パッド4,5と上記第1及び第2の電源用環状
導体層とをそれぞれ接続している第1及び第2の電源接
続線41,42とを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の電気的特
性を測定するのに用い得るプロ―ブカ―ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5を伴って次に述べるプロ―ブ
カ―ドが提案されている。
【0003】すなわち、開口2を有する絶縁基板1を有
する。
【0004】また、その絶縁基板1の第1の主面1a上
に開口2を取囲むように配列された、電気的測定装置
(図示せず)に接続される複数の信号用パッド3と、単
数または複数の第1の電源用パッド4と、電気的特性測
定装置側から接地電位が与えられる第2の電源用パッド
5とを有する。
【0005】この場合、電源用パッド4が単数である場
合、その単数の電源用パッド4には、電気的特性測定装
置(図示せず)側から正または負の電位が与えられる電
源用パッドであり、また電源用パッド4が複数である場
合、それら複数の電源用パッド4には、電気的特性測定
装置側から正または負の互に異なる電位がそれぞれ与え
られたり、複数の電源用パッド中の一部には正の電位
が、他の一部には負の電位が与えられたりする電源用パ
ッドである。なお、図においては、電源用パッド4が複
数である場合を示している。
【0006】さらに、絶縁基板1の第1の主面1aと対
向している第2の主面1b上に、開口2を取囲むように
且つ遊端が開口2に臨むように配列されている複数の信
号用パッド3に対する複数の信号用プロ―ブ6と、第1
の電源用パッド4に対する複数の第1の電源用プロ―ブ
7と、第2の電源用パッドに対する複数の第2の電源用
プロ―ブ8とを有する。
【0007】この場合、複数の信号用プロ―ブ6は、電
気的特性の測定されるべき半導体装置の信号用パッドに
接触するプロ―ブであり、また複数の第1及び第2の電
源用プロ―ブ7は、電気的特性の測定されるべき半導体
装置の複数の第1及び第2の電源用パッドにそれぞれ接
触するプロ―ブである。
【0008】また、複数の信号用パッド3中の所定の信
号用パッドと複数の信号用プロ―ブ6中の所定の信号用
パッドとをそれぞれ互に接続している、絶縁基板1の第
1及び第2の主面1a上及び絶縁基板1内に延長してい
る信号用配線層9を有する。
【0009】さらに、第1の電源用パッド4とそれに対
する複数の第1の電源用プロ―ブ7とを互に接続してい
る第1の電源用接続手段10と、第2の電源用パッド5
と複数の第2の電源用プロ―ブ8とを互に接続している
第2の電源用接続手段11とを有する。
【0010】この場合、第1の電源用接続手段10は、
絶縁基板1の第1の主面1a上において、第1の電源用
パッド4側からそれと連結して複数の電源用プロ―ブ7
中の一の電源用プロ―ブまで絶縁基板1内を通って延長
している配線層13と、複数の第1の電源用プロ―ブ7
中の配線層13に連結していない電源用プロ―ブから絶
縁基板1内を通って第1の主面1a上までそれぞれ延長
している配線層14との間に延長している接続線15を
有している。
【0011】また、第2の電源用接続手段11も、第1
の電源用接続手段10と同様に、絶縁基板1の第1の主
面1a上において、第2の電源用パッド5側からそれと
連結してている配線16と、複数の電源用プロ―ブ8中
の一の電源用プロ―ブまで絶縁基板1内を通って延長
し、複数の第2の電源用プロ―ブ8中の配線層13に連
結している電源用プロ―ブから絶縁基板1内を通って第
1の主面1a上まで延長している配線層17との間に延
長している接続線18を有する。
【0012】以上が、従来提案されているプロ―ブカ―
ドである。
【0013】このような構成を有する従来のプロ―ブカ
―ドによれば、それを、測定されるべき半導体装置上
に、信号用プロ―ブ6、及び第1及び第2の電源用プロ
―ブ7及び8が、測定されるべき半導体装置の信号用パ
ッド、及び第1及び第2の電源用パッドにそれぞそれ接
触するように配し、そして、信号用パッド3、及び第1
及び第2の電源用パッドを電気的特性測定装置の信号端
子、第1及び第2の電源端子にそれぞれ接続することに
よって測定されるべき半導体装置の電気的特性を測定す
ることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来のプロ
―ブカ―ドの場合、第1の電源用パッド4の複数の第1
の電源用プロ―ブ7に対する第1の電源用接続手段10
として、接続線15を用いるようにしているので、複数
の第1の電源用プロ―ブ7の数が多くなれば、用いる接
続線15の数が多くなったり、接続線15を配線層14
に接続する接続点が多くなったりする。また、電源用パ
ッド5の複数の第2の電源用プロ―ブ8に対する第2の
電源用接続手段11についても同様である。
【0015】従って、図5に示す従来のプロ―ブカ―ド
の場合、それを用いようとするとき、多くの手間と時間
とを要する、という欠点を有していた。
【0016】また、第1及び第2の電源用プロ―ブ7及
び8に対し安定な電位を与えるべく、第1及び第2の電
源用パッド4及び5間に電源用コンデンサを接続する場
合、そのリ―ドが長くなり、そのリ―ドのインダクタン
スのために、第1及び第2の電源用プロ―ブ7及び8に
対し安定に電位を与えることができない、などの欠点を
有していた。
【0017】よって、本発明は、上述した欠点のない、
新規なプロ―ブカ―ドを提案せんとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願第1番目の発明によ
るプロ―ブカ―ドは、図5で上述した従来のプロ―ブカ
―ドの場合と同様に、(i)開口を有する絶縁基板と、
(ii)上記絶縁基板の第1の主面上に上記開口を取囲
むように配列された複数の信号用パッド、第1の電源用
パッド及び第2の電源用パッドと、(iii)上記絶縁
基板の上記第1の主面と対向している第2の主面上に上
記開口を取囲むように且つ遊端が上記開口に臨むように
配列されている複数の信号用プロ―ブ、複数の第1の電
源用プロ―ブ及び複数の第2の電源用プロ―ブと、(i
v)上記複数の信号用パッド中の所定の信号用パッドと
上記複数の信号用プロ―ブ中の所定の電源用プロ―ブと
をそれぞれ互に接続している信号用配線層と、(v)上
記第1の電源用パッドと上記複数の第1の電源用プロ―
ブとを互に接続している第1の電源用接続手段と、(v
i)上記第2の電源用パッドと上記複数の第2の電源用
プロ―ブとを互に接続している第2の電源用接続手段と
を有する。
【0019】しかしながら、本願第1番目の発明による
プロ―ブカ―ドは、このような構成を有するプロ―ブカ
―ドにおいて、(vii)上記絶縁基板の第1の主面上
に、上記開口を取囲むように、上記第1及び第2の電源
用接続手段の第1の部としてそれぞれ形成されている第
1及び第2の電源用環状導体層と、(viii)上記絶
縁基板の第2の主面上に、上記開口を取囲むように、上
記複数の第1の電源用プロ―ブ及び上記複数の第2の電
源用プロ―ブがそれぞれ連結される第1及び第2の電源
用プロ―ブ連結用導体層としてそれぞれ形成されてい
る、上記第1及び第2の電源用環状導体層にそれぞれ対
応している第3及び第4の電源用環状導体層と、(i
x)上記第1及び第2の電源用環状導体層と上記第3及
び第4の電源用環状導体層とをそれぞれ互に接続してい
る、上記第1及び第2の電源用接続手段の第2の部とし
ての第1及び第2の層間接続用配線層と、(x)上記第
1及び第2の電源用パッドと上記第1及び第2の電源用
環状導体層とをそれぞれ互に接続している、上記第1及
び第2の電源用接続手段の第3の部としての第1及び第
2の電源用接続線とを有する。
【0020】また、本願第2番目の発明によるプロ―ブ
カ―ドは、本願第1番目の発明によるプロ―ブカ―ドに
おいて、その第1及び第2の電源用接続線が、第1及び
第2の電源用配線層に代えられていることを除いて、本
願第1番目の発明によるプロ―ブカ―ドと同様の構成を
有する。
【0021】さらに、本願第3番目の発明によるプロ―
ブカ―ドは、本願第1番目の発明または本願第2番目の
発明によるプロ―ブカ―ドにおいて、(xi)上記絶縁
基板の第1の主面上に、上記開口を取囲むように、上記
第1及び第2の電源用接続手段の第3の部として形成さ
れている第5及び第6の電源用環状導体層と、(xi
i)上記第1及び第2の電源用環状導体層と上記第5及
び第6の電源用環状導体層中のいずれか一方及び他方と
をそれぞれ互に接続している、上記第1及び第2の電源
用接続手段の第4の部としての第3及び第4の電源用接
続線とを有する。
【0022】また、本願第4番目の発明によるプロ―ブ
カ―ドは、本願第1番目の発明または本願第2番目の発
明によるプロ―ブカ―ドにおいて、上記絶縁基板の第1
の主面上に、電源用コンデンサが、その両部を上記第1
及び第2の電源用環状導体層に連結して、上記第1及び
第2の電源用環状導体層を橋絡するように配されてい
る。
【0023】さらに、本願第5番目の発明によるプロ―
ブカ―ドは、本願第3番目の発明によるプロ―ブカ―ド
において、上記絶縁基板の第1の主面上に、電源用コン
デンサが、その両端を上記第1及び第2の電源用環状導
体層または上記第5及び第6の電源用環状導体層に連結
して、上記第1及び第2の電源用環状導体層または上記
第5及び第6の電源用環状導体層を橋絡するように配さ
れている。
【0024】
【作用・効果】本願第1番目の発明及び本願第2番目の
発明によるプロ―ブカ―ドによれば、それを用いようと
するときに、多くの手間と時間を要しない。
【0025】また、本願第3番目の発明によるプロ―ブ
カ―ドによれば、本願第1番目の発明によるのと同様の
作用効果が得られるとともに、複数の第1の電源用プロ
―ブに与える電位と、複数の第2の電源用プロ―ブに与
える電位とを、容易に互に入れ替えることができる。
【0026】さらに、本願第4番目の発明によるプロ―
ブカ―ドによれば、本願第1番目の発明及び本願第2番
目の発明によるプロ―ブカ―ドの場合と同様の作用効果
を得ることができるとともに、複数の第1及び第2の電
源用プロ―ブに安定に電源を供給し得る。
【0027】また、本願第5番目の発明によるプロ―ブ
カ―ドによれば、本願第3番目の発明によるプロ―ブカ
―ドの場合と同様の作用効果を得ることができるととも
に、複数の第1及び第2の電源用プロ―ブに安定に電源
を供給し得る。
【0028】
【実施例1】次に、図1を伴って本発明によるプロ―ブ
カ―ドの第1の実施例を述べよう。
【0029】図1において、図5との対応部分には同一
符号を付して示す。
【0030】図1に示す本発明によるプロ―ブカ―ド
は、図5で上述した従来のプロ―ブカ―ドの場合と同様
に、開口2を有する絶縁基板1を有する。
【0031】また、上記絶縁基板1の第1の主面1a上
に上記開口2を取囲むように配列された複数の信号用パ
ッド3、第1の電源用パッド4及び第2の電源用パッド
5を有する。
【0032】さらに、上記絶縁基板1の上記第1の主面
1aと対向している第2の主面1b上に上記開口2を取
囲むように且つ遊端が上記開口2に臨むように配列され
ている複数の信号用プロ―ブ6、複数の第1の電源用プ
ロ―ブ7及び複数の第2の電源用プロ―ブ8を有する。
【0033】また、上記複数の信号用パッド3中の所定
の信号用パッドと上記複数の信号用プロ―ブ6中の所定
の電源用プロ―ブとをそれぞれ互に接続している信号用
配線層7を有する。
【0034】さらに、上記第1の電源用パッド4と上記
複数の第1の電源用プロ―ブ7とを互に接続している第
1の電源用接続手段10を有する。
【0035】また、上記第2の電源用パッド5と上記複
数の第2の電源用プロ―ブ8とを互に接続している第2
の電源用接続手段11とを有する。
【0036】しかしながら、図1に示す本発明によるプ
ロ―ブカ―ドは、このようなプロ―ブカ―ドにおいて、
上記絶縁基板1の第1の主面1a上に、上記開口2を取
囲むように、上記第1及び第2の電源用接続手段10及
び11の第1の部としてそれぞれ形成されている第1及
び第2の電源用環状導体層21及び22を有する。
【0037】また、上記絶縁基板1の第2の主面1b上
に、上記開口2を取囲むように、上記複数の第1の電源
用プロ―ブ7及び上記複数の第2の電源用プロ―ブ8が
それぞれ連結される第1及び第2の電源用プロ―ブ連結
用導体層としてそれぞれ形成されている、上記第1及び
第2の電源用環状導体層21及び22にそれぞれ対応し
ている第3及び第4の電源用環状導体層23及び24を
有する。
【0038】さらに、上記第1及び第2の電源用環状導
体層21及び22と上記第3及び第4の電源用環状導体
層23及び24とをそれぞれ互に接続している、上記第
1及び第2の電源用接続手段10及び11の第2の部と
しての第1及び第2の層間接続用配線層31及び32を
有する。
【0039】また、上記第1及び第2の電源用パッド4
及び5と上記第1及び第2の電源用環状導体層21及び
22とをそれぞれ互に接続している、上記第1及び第2
の電源用接続手段の第3の部としての第1及び第2の電
源用接続線41及び42を有する。
【0040】
【実施例2】次に、図2を伴って本発明によるプロ―ブ
カ―ドの第2の実施例を述べよう。
【0041】図2において、図1との対応部分には同一
符号を付して示す。
【0042】図2に示す本発明によるプロ―ブカ―ド
は、図1に示す本発明によるプロ―ブカ―ドにおいて、
第1及び第2の電源用接続線41及び42が絶縁基板1
内に延長している第1及び第2の電源用配線層51及び
52に代えられていることを除いて、図1に示す本発明
によるプロ―ブカ―ドと同様の構成を有する。
【0043】
【実施例3】次に、図3を伴って本発明によるプロ―ブ
カ―ドの第3の実施例を述べよう。
【0044】図3において、図2との対応部分には同一
符号を付して示す。
【0045】図3に示す本発明によるプロ―ブカ―ド
は、図2に示す本発明によるプロ―ブカ―ドにおいて、
上記絶縁基板1の第1の主面1a上に、上記開口2を取
囲むように、上記第1及び第2の電源用接続手段10及
び11の第3の部として形成されている第5及び第6の
電源用環状導体層25及び26と、上記第1及び第2の
電源用環状導体層10及び11と上記第5及び第6の電
源用環状導体層25及び26中のいずれか一方及び他方
とをそれぞれ互に接続している、上記第1及び第2の電
源用接続手段10及び11の第4の部としての第3及び
第4の電源用接続線33及び34とを有する。
【0046】
【実施例4】次に、図4を伴って本発明によるプロ―ブ
カ―ドの第4の実施例を述べよう。
【0047】図4において、図2との対応部分には同一
符号を付して示し、詳細説明は省略する。
【0048】図4に示す本発明によるプロ―ブカ―ド
は、図2に示す本発明によるプロ―ブカ―ドにおいて、
上記絶縁基板1の第1の主面1a上に、電源用コンデン
サ60が、その両部を上記第1及び第2の電源用環状導
体層21及び22に連結して、上記第1及び第2の電源
用環状導体層21及び22を橋絡するように配されてい
る。
【0049】なお、上述においては、本発明のわずかな
実施例を述べたに留まり、図1に示す本発明によるプロ
―ブカ―ドに、図3に示す第5及び第6の電源用環状導
体層、及び第3及び第4の電源用接続線を適用すること
もでき、また、図1に示す本発明によるプロ―ブカ―
ド、及び図3に示す本発明によるプロ―ブカ―ドに、図
4に示す電源用コンデンサを適用することもでき、その
他、本発明の精神を脱することなしに、種々の変型、変
更をなし得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプロ―ブカ―ドの第1の実施例を
示す略線的上面図(A)、そのB−B線上の断面図
(B)、及び下面図(C)である。
【図2】本発明によるプロ―ブカ―ドの第2の実施例を
示す略線的上面図(A)、そのB−B線上の断面図
(B)、及び下面図(C)である。
【図3】本発明によるプロ―ブカ―ドの第3の実施例を
示す略線的上面図(A)、そのB−B線上の断面図
(B)、及び下面図(C)である。
【図4】本発明によるプロ―ブカ―ドの第4の実施例を
示す略線的上面図(A)、そのB−B線上の断面図
(B)、及び下面図(C)である。
【図5】従来のプロ―ブカ―ドを示す略線的上面図
(A)、そのB−B線上の断面図(B)、及び下面図
(C)である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 1a 主面 2 開口 3 信号用パッド 4、5 電源用パッド 6 信号用プロ―ブ 7、8 電源用プロ―ブ 9 信号用配線層 10、11 電源用接続手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 プロ―ブカ―ド
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の電気的特
性を測定するのに用い得るプロ―ブカ―ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5を伴って次に述べるプロ―ブ
カ―ドが提案されている。
【0003】すなわち、開口2を有する絶縁基板1を有
する。
【0004】また、その絶縁基板1の第1の主面1a上
に開口2を取囲むように配列された、電気的測定装置
(図示せず)に接続される複数の信号用パッド3と、単
数または複数の第1の電源用パッド4と、電気的特性測
定装置側から接地電位が与えられる第2の電源用パッド
5とを有する。
【0005】この場合、電源用パッド4が単数である場
合、その単数の電源用パッド4には、電気的特性測定装
置(図示せず)側から正または負の電位が与えられ、ま
た電源用パッド4が複数である場合、それら複数の電源
用パッド4には、それらの全てについて電気的特性測定
装置側から正または負の互に異なる電位がそれぞれ与え
られたり、複数の電源用パッド中の一部について正の電
位が、他の一部について負の電位が与えられたりする。
なお、図においては、電源用パッド4が複数である場合
を示している。
【0006】さらに、絶縁基板1の第1の主面1aと対
向している第2の主面1b上に、開口2を取囲むように
且つ遊端が開口2に臨むように配列された、複数の信号
用パッド3に対する複数の信号用プロ―ブ6と、第1の
電源用パッド4に対する複数の第1の電源用プロ―ブ7
と、第2の電源用パッド5に対する複数の第2の電源用
プロ―ブ8とを有する。
【0007】この場合、複数の信号用プロ―ブ6は、電
気的特性の測定されるべき半導体装置の信号用パッドに
接触するプロ―ブであり、また複数の第1及び第2の電
源用プロ―ブ7及び8は、電気的特性の測定されるべき
半導体装置の複数の第1及び第2の電源用パッドにそれ
ぞれ接触するプロ―ブである。
【0008】また、複数の信号用パッド3中の所定の信
号用パッドと複数の信号用プロ―ブ6中の所定の信号用
パッドとをそれぞれ互に接続している、絶縁基板1の第
1及び第2の主面1a及び1b上及び絶縁基板1内に延
長している信号用配線層9を有する。
【0009】さらに、第1の電源用パッド4とそれに対
する複数の第1の電源用プロ―ブ7とを互に接続してい
る第1の電源用接続手段10と、第2の電源用パッド5
と複数の第2の電源用プロ―ブ8とを互に接続している
第2の電源用接続手段11とを有する。
【0010】この場合、第1の電源用接続手段10は、
絶縁基板1の第1の主面1a上において、第1の電源用
パッド4側からそれと連結して複数の電源用プロ―ブ7
中の一の電源用プロ―ブまで絶縁基板1内を通って延長
している配線層13と、複数の第1の電源用プロ―ブ7
中の配線層13に連結していない電源用プロ―ブから絶
縁基板1内を通って第1の主面1a上まで延長している
配線層14との間に延長している接続線15を有してい
る。
【0011】また、第2の電源用接続手段11も、第1
の電源用接続手段10と同様に、絶縁基板1の第1の主
面1a上において、第2の電源用パッド5側からそれと
連結して複数の電源用プロ―ブ8中の一の電源用プロ―
ブまで絶縁基板1内を通って延長している配線層16
と、複数の第2の電源用プロ―ブ8中の配線層13に連
結していない電源用プロ―ブから絶縁基板1内を通って
第1の主面1a上まで延長している配線層17との間に
延長している接続線18を有する。
【0012】以上が、従来提案されているプロ―ブカ―
ドである。
【0013】このような構成を有する従来のプロ―ブカ
―ドによれば、それを、測定されるべき半導体装置上
に、信号用プロ―ブ6、及び第1及び第2の電源用プロ
―ブ7及び8が、測定されるべき半導体装置の信号用パ
ッド、及び第1及び第2の電源用パッドにそれぞそれ接
触するように配し、そして、信号用パッド3、及び第1
及び第2の電源用パッド4及び5を電気的特性測定装置
の信号端子、第1及び第2の電源端子にそれぞれ接続す
ることによって、測定されるべき半導体装置の電気的特
性を測定することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来のプロ
―ブカ―ドの場合、第1の電源用パッド4の複数の第1
の電源用プロ―ブ7に対する第1の電源用接続手段10
として、接続線15を用いるようにしているので、複数
の第1の電源用プロ―ブ7の数が多くなれば、用いる接
続線15の数が多くなったり、接続線15を配線層14
に接続する接続点が多くなったりする。また、電源用パ
ッド5の複数の第2の電源用プロ―ブ8に対する第2の
電源用接続手段11についても同様である。
【0015】従って、図5に示す従来のプロ―ブカ―ド
の場合、それを用いようとするとき、多くの手間と時間
とを要する、という欠点を有していた。
【0016】また、第1及び第2の電源用プロ―ブ7及
び8に対し安定な電位を与えるべく、第1及び第2の電
源用パッド4及び5間に電源用コンデンサを接続する場
合、そのリ―ドが長くなり、そのリ―ドのインダクタン
スのために、第1及び第2の電源用プロ―ブ7及び8に
対し安定に電位を与えることができない、などの欠点を
有していた。
【0017】よって、本発明は、上述した欠点のない、
新規なプロ―ブカ―ドを提案せんとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願第1番目の発明によ
るプロ―ブカ―ドは、図5で上述した従来のプロ―ブカ
―ドの場合と同様に、(i)開口を有する絶縁基板と、
(ii)上記絶縁基板の第1の主面上に上記開口を取囲
むように配列された、複数の信号用パッド、第1の電源
用パッド及び第2の電源用パッドと、(iii)上記絶
縁基板の上記第1の主面と対向している第2の主面上に
上記開口を取囲むように且つ遊端が上記開口に臨むよう
に配列された、複数の信号用プロ―ブ、複数の第1の電
源用プロ―ブ及び複数の第2の電源用プロ―ブと、(i
v)上記複数の信号用パッド中の所定の信号用パッドと
上記複数の信号用プロ―ブ中の所定の信号用プロ―ブと
をそれぞれ互に接続している信号用配線層と、(v)上
記第1の電源用パッドと上記複数の第1の電源用プロ―
ブとを互に接続している第1の電源用接続手段と、(v
i)上記第2の電源用パッドと上記複数の第2の電源用
プロ―ブとを互に接続している第2の電源用接続手段と
を有する。
【0019】しかしながら、本願第1番目の発明による
プロ―ブカ―ドは、このような構成を有するプロ―ブカ
―ドにおいて、(vii)上記絶縁基板の第1の主面上
に、上記開口を取囲むように、上記第1及び第2の電源
用接続手段の第1の部としてそれぞれ形成されている第
1及び第2の電源用環状導体層と、(viii)上記絶
縁基板の第2の主面上に、上記開口を取囲むように、上
記複数の第1の電源用プロ―ブ及び上記複数の第2の電
源用プロ―ブがそれぞれ連結される第1及び第2の電源
用プロ―ブ連結用導体層としてそれぞれ形成されてい
る、上記第1及び第2の電源用環状導体層にそれぞれ対
応している第3及び第4の電源用環状導体層と、(i
x)上記第1及び第2の電源用環状導体層と上記第3及
び第4の電源用環状導体層とをそれぞれ互に接続してい
る、上記第1及び第2の電源用接続手段の第2の部とし
ての第1及び第2の層間接続用配線層と、(x)上記第
1及び第2の電源用パッドと上記第1及び第2の電源用
環状導体層とをそれぞれ互に接続している、上記第1及
び第2の電源用接続手段の第3の部としての第1及び第
2の電源用接続線とを有する。
【0020】また、本願第2番目の発明によるプロ―ブ
カ―ドは、本願第1番目の発明によるプロ―ブカ―ドに
おいて、その第1及び第2の電源用接続線が、第1及び
第2の電源用配線層に代えられていることを除いて、本
願第1番目の発明によるプロ―ブカ―ドと同様の構成を
有する。
【0021】さらに、本願第3番目の発明によるプロ―
ブカ―ドは、本願第1番目の発明または本願第2番目の
発明によるプロ―ブカ―ドにおいて、(xi)上記絶縁
基板の第1の主面上に、上記開口を取囲むように、上記
第1及び第2の電源用接続手段の第3の部として形成さ
れている第5及び第6の電源用環状導体層と、(xi
i)上記第1及び第2の電源用環状導体層と上記第5及
び第6の電源用環状導体層中のいずれか一方及び他方と
をそれぞれ互に接続している、上記第1及び第2の電源
用接続手段の第4の部としての第3及び第4の電源用接
続線とを有する。
【0022】また、本願第4番目の発明によるプロ―ブ
カ―ドは、本願第1番目の発明または本願第2番目の発
明によるプロ―ブカ―ドにおいて、上記絶縁基板の第1
の主面上に、電源用コンデンサが、その両部を上記第1
及び第2の電源用環状導体層に連結して、上記第1及び
第2の電源用環状導体層を橋絡するように配されてい
る。
【0023】さらに、本願第5番目の発明によるプロ―
ブカ―ドは、本願第3番目の発明によるプロ―ブカ―ド
において、上記絶縁基板の第1の主面上に、電源用コン
デンサが、その両端を上記第1及び第2の電源用環状導
体層または上記第5及び第6の電源用環状導体層に連結
して、上記第1及び第2の電源用環状導体層または上記
第5及び第6の電源用環状導体層を橋絡するように配さ
れている。
【0024】
【作用・効果】本願第1番目の発明及び本願第2番目の
発明によるプロ―ブカ―ドによれば、それを用いようと
するときに、多くの手間と時間を要しない。
【0025】また、本願第3番目の発明によるプロ―ブ
カ―ドによれば、本願第1番目の発明によるのと同様の
作用効果が得られるとともに、複数の第1の電源用プロ
―ブに与える電位と、複数の第2の電源用プロ―ブに与
える電位とを、容易に互に入れ替えることができる。
【0026】さらに、本願第4番目の発明によるプロ―
ブカ―ドによれば、本願第1番目の発明及び本願第2番
目の発明によるプロ―ブカ―ドの場合と同様の作用効果
を得ることができるとともに、複数の第1及び第2の電
源用プロ―ブに安定に電源を供給し得る。
【0027】また、本願第5番目の発明によるプロ―ブ
カ―ドによれば、本願第3番目の発明によるプロ―ブカ
―ドの場合と同様の作用効果を得ることができるととも
に、複数の第1及び第2の電源用プロ―ブに安定に電源
を供給し得る。
【0028】
【実施例1】次に、図1を伴って本発明によるプロ―ブ
カ―ドの第1の実施例を述べよう。
【0029】図1において、図5との対応部分には同一
符号を付して示す。
【0030】図1に示す本発明によるプロ―ブカ―ド
は、図5で上述した従来のプロ―ブカ―ドの場合と同様
に、開口2を有する絶縁基板1を有する。
【0031】また、図5で上述した従来のプロ―ブカ―
ドの場合と同様に、絶縁基板1の第1の主面1a上に上
記開口2を取囲むように配列された、複数の信号用パッ
ド3、第1の電源用パッド4及び第2の電源用パッド5
を有する。
【0032】さらに、図5で上述した従来のプロ―ブカ
―ドの場合と同様に、絶縁基板1の第1の主面1aと対
向している第2の主面1b上に開口2を取囲むように且
つ遊端が開口2に臨むように配列された、複数の信号用
プロ―ブ6、複数の第1の電源用プロ―ブ7及び複数の
第2の電源用プロ―ブ8を有する。
【0033】また、図5で上述した従来のプロ―ブカ―
ドの場合と同様に、複数の信号用パッド3中の所定の信
号用パッドと複数の信号用プロ―ブ6中の所定の電源用
プロ―ブとをそれぞれ互に接続している信号用配線層9
を有する。
【0034】さらに、図5で上述した従来のプロ―ブカ
―ドの場合と同様に、第1の電源用パッド4と複数の第
1の電源用プロ―ブ7とを互に接続している第1の電源
用接続手段10を有する。
【0035】また、図5で上述した従来のプロ―ブカ―
ドの場合と同様に、第2の電源用パッド5と複数の第2
の電源用プロ―ブ8とを互に接続している第2の電源用
接続手段11とを有する。
【0036】しかしながら、図1に示す本発明によるプ
ロ―ブカ―ドは、絶縁基板1の第1の主面1a上に、開
口2を取囲むように、第1及び第2の電源用接続手段1
0及び11の第1の部としてそれぞれ形成されている第
1及び第2の電源用環状導体層21及び22を有する。
【0037】また、絶縁基板1の第2の主面1b上に、
開口2を取囲むように、複数の第1の電源用プロ―ブ7
及び複数の第2の電源用プロ―ブ8がそれぞれ連結され
る第1及び第2の電源用プロ―ブ連結用導体層としてそ
れぞれ形成されている、第1及び第2の電源用環状導体
層21及び22にそれぞれ対応している第3及び第4の
電源用環状導体層23及び24を有する。
【0038】さらに、第1及び第2の電源用環状導体層
21及び22と第3及び第4の電源用環状導体層23及
び24とをそれぞれ互に接続している、第1及び第2の
電源用接続手段10及び11の第2の部としての第1及
び第2の層間接続用配線層31及び32を有する。
【0039】また、第1及び第2の電源用パッド4及び
5と第1及び第2の電源用環状導体層21及び22とを
それぞれ互に接続している、第1及び第2の電源用接続
手段の第3の部としての第1及び第2の電源用接続線4
1及び42を有する。
【0040】以上が、本発明によるプロ―ブカ―ドの第
1の実施例の構成である。
【0041】このような構成を有する本発明によるプロ
―ブカ―ドによれば、図5で上述した従来のプロ―ブカ
―ドの場合と同様に、それを、測定されるべき半導体装
置上に、信号用プロ―ブ6、及び第1及び第2の電源用
プロ―ブ7及び8が、測定されるべき半導体装置の信号
用パッド、及び第1及び第2の電源用パッドにそれぞそ
れ接触するように配し、そして、信号用パッド3、及び
第1及び第2の電源用パッド4及び5を電気的特性測定
装置の信号端子、第1及び第2の電源端子にそれぞれ接
続することによって、測定されるべき半導体装置の電気
的特性を測定することができる。
【0042】また、図1に示す本発明によるプロ―ブカ
―ドによる場合、第1の電源用パッド4の複数の第1の
電源用プロ―ブ7に対する第1の電源用接続手段10と
して、その第1の部としての第1の電源用環状導体層2
1及び23と、第2の部としての第1の層間接続用配線
層31と、第3の部としての第1の電源用接続線41と
を用いるようにしているので、複数の第1の電源用プロ
―ブ7の数が多くなっても、それらに対する接続点が多
くならず、よって、プロ―ブカ―ドを用いようとすると
きに、多くの手間と時間を要しない。
【0043】
【実施例2】次に、図2を伴って本発明によるプロ―ブ
カ―ドの第2の実施例を述べよう。
【0044】図2において、図1との対応部分には同一
符号を付し、詳細説明を省略する。
【0045】図2に示す本発明によるプロ―ブカ―ド
は、図1に示す本発明によるプロ―ブカ―ドにおいて、
第1及び第2の電源用接続線41及び42が絶縁基板1
内に延長している第1及び第2の電源用配線層51及び
52に代えられていることを除いて、図1に示す本発明
によるプロ―ブカ―ドと同様の構成を有する。
【0046】図2に示す本発明によるプロ―ブカ―ドに
よれば、上述した事項を除いて、図1に示す本発明によ
るプロ―ブカ―ドと同様の構成を有するので、詳細説明
は省略するが、図1に示す本発明によるプロ―ブカ―ド
の場合と同様に、プロ―ブカ―ドを用いようとするとき
に、多くの手間と時間を要しない。
【0047】
【実施例3】次に、図3を伴って本発明によるプロ―ブ
カ―ドの第3の実施例を述べよう。
【0048】図3において、図2との対応部分には同一
符号を付し、詳細説明を省略する。
【0049】図3に示す本発明によるプロ―ブカ―ド
は、図2に示す本発明によるプロ―ブカ―ドにおいて、
絶縁基板1の第1の主面1a上に、開口2を取囲むよう
に、第1及び第2の電源用接続手段10及び11の第3
の部として形成されている第5及び第6の電源用環状導
体層25及び26と、第1及び第2の電源用環状導体層
10及び11と第5及び第6の電源用環状導体層25及
び26中のいずれか一方及び他方とをそれぞれ互に接続
している、第1及び第2の電源用接続手段10及び11
の第4の部としての第3及び第4の電源用接続線33及
び34とを有することを除いて、図2に示す本発明によ
るプロ―ブカ―ドと同様の構成を有する。
【0050】図3に示す本発明によるプロ―ブカ―ドに
よれば、上述した事項を除いて図2に示す本発明による
プロ―ブカ―ドと同様の構成を有するので、詳細説明は
省略するが、図1に示す本発明によるプロ―ブカ―ドの
場合と同様の作用効果が得られるとともに、複数の第1
の電源用プロ―ブに与える電位と、複数の第2の電源用
プロ―ブに与える電位とを、容易に互に入れ替えること
ができる。
【0051】
【実施例4】次に、図4を伴って本発明によるプロ―ブ
カ―ドの第4の実施例を述べよう。
【0052】図4において、図2との対応部分には同一
符号を付し、詳細説明は省略する。
【0053】図4に示す本発明によるプロ―ブカ―ド
は、図2に示す本発明によるプロ―ブカ―ドにおいて、
絶縁基板1の第1の主面1a上に、電源用コンデンサ6
1が、その両端部を第1及び第2の電源用環状導体層2
1及び22に連結して、第1及び第2の電源用環状導体
層21及び22を橋絡するように配されていることを除
いて、図2で上述した本発明によるプロ―ブカ―ド同様
の構成を有する。
【0054】図4に示す本発明によるプロ―ブカ―ドに
よれば、上述した事項を除いて図2に示す本発明による
プロ―ブカ―ドと同様の構成を有するので、詳細説明は
省略するが、図1に示す本発明によるプロ―ブカ―ド及
び図2に示す本発明によるプロ―ブカ―ドの場合と同様
の作用効果を得ることができるとともに、複数の第1及
び第2の電源用プロ―ブに安定に電源を供給し得る。
【0055】なお、上述においては、本発明のわずかな
実施例を述べたに留まり、図1に示す本発明によるプロ
―ブカ―ドに、図3に示す第5及び第6の電源用環状導
体層25及び26、及び第3及び第4の電源用接続線3
3及び34を適用することもでき、また、図1に示す本
発明によるプロ―ブカ―ド、及び図3に示す本発明によ
るプロ―ブカ―ドに、図4に示す電源用コンデンサ61
を適用することもでき、その他、本発明の精神を脱する
ことなしに、種々の変型、変更をなし得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプロ―ブカ―ドの第1の実施例を
示す略線的上面図(A)、そのB−B線上の断面図
(B)、及び下面図(C)である。
【図2】本発明によるプロ―ブカ―ドの第2の実施例を
示す略線的上面図(A)、そのB−B線上の断面図
(B)、及び下面図(C)である。
【図3】本発明によるプロ―ブカ―ドの第3の実施例を
示す略線的上面図(A)、そのB−B線上の断面図
(B)、及び下面図(C)である。
【図4】本発明によるプロ―ブカ―ドの第4の実施例を
示す略線的上面図(A)、そのB−B線上の断面図
(B)、及び下面図(C)である。
【図5】従来のプロ―ブカ―ドを示す略線的上面図
(A)、そのB−B線上の断面図(B)、及び下面図
(C)である。
【符号の説明】 1 絶縁基板 1a 第1の主面 1b 第2の主面 2 開口 3 信号用パッド 4 第1の電源用パッド 5 第2の電源用パッド 6 信号用プロ―ブ 7 第1の電源用プロ―ブ 8 第2の電源用プロ―ブ 9 信号用配線層 10 第1の電源用接続手段 11 第2の電源用接続手段 13、14 配線層 15 接続線 16、17 配線層 18 接続線 21 第1の電源用環状導体層 22 第2の電源用環状導体層 23 第3の電源用環状導体層 24 第4の電源用環状導体層 25 第5の電源用環状導体層 26 第6の電源用環状導体層 31 第1の層間接続用配線層 32 第2の層間接続用配線層 33 第3の電源用接続線 34 第4の電源用接続線 41 第1の電源用接続線 42 第2の電源用接続線 51 第1の電源用配線層 52 第2の電源用配線層
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有する絶縁基板と、 上記絶縁基板の第1の主面上に上記開口を取囲むように
    配列された複数の信号用パッド、第1の電源用パッド及
    び第2の電源用パッドと、 上記絶縁基板の上記第1の主面と対向している第2の主
    面上に上記開口を取囲むように且つ遊端が上記開口に臨
    むように配列されている複数の信号用プロ―ブ、複数の
    第1の電源用プロ―ブ及び複数の第2の電源用プロ―ブ
    と、 上記複数の信号用パッド中の所定の信号用パッドと上記
    複数の信号用プロ―ブ中の所定の電源用プロ―ブとをそ
    れぞれ互に接続している信号用配線層と、 上記第1の電源用パッドと上記複数の第1の電源用プロ
    ―ブとを互に接続している第1の電源用接続手段と、 上記第2の電源用パッドと上記複数の第2の電源用プロ
    ―ブとを互に接続している第2の電源用接続手段とを有
    するプロ―ブカ―ドにおいて、 上記絶縁基板の第1の主面上に、上記開口を取囲むよう
    に、上記第1及び第2の電源用接続手段の第1の部とし
    てそれぞれ形成されている第1及び第2の電源用環状導
    体層と、 上記絶縁基板の第2の主面上に、上記開口を取囲むよう
    に、上記複数の第1の電源用プロ―ブ及び上記複数の第
    2の電源用プロ―ブがそれぞれ連結される第1及び第2
    の電源用プロ―ブ連結用導体層としてそれぞれ形成され
    ている、上記第1及び第2の第1の電源用環状導体層に
    それぞれ対応している第3及び第4の電源用環状導体層
    と、 上記第1及び第2の電源用環状導体層と上記第3及び第
    4の電源用環状導体層とをそれぞれ互に接続している、
    上記第1及び第2の電源用接続手段の第2の部としての
    第1及び第2の層間接続用配線層と、 上記第1及び第2の電源用パッドと上記第1及び第2の
    電源用環状導体層とをそれぞれ互に接続している、上記
    第1及び第2の電源用接続手段の第3の部としての第1
    及び第2の電源用接続線とを有することを特徴とするプ
    ロ―ブカ―ド。
  2. 【請求項2】 開口を有する絶縁基板と、 上記絶縁基板の第1の主面上に上記開口を取囲むように
    配列された複数の信号用パッド、複数の第1の電源用パ
    ッド及び第2の電源用パッドと、 上記絶縁基板の上記第1の主面と対向している第2の主
    面上に上記開口を取囲むように且つ遊端が上記開口に臨
    むように配列されている複数の信号用プロ―ブ、複数の
    第1の電源用プロ―ブ及び複数の第2の電源用プロ―ブ
    と、 上記複数の信号用パッド中の所定の信号用パッドと上記
    複数の信号用プロ―ブ中の所定の電源用プロ―ブとをそ
    れぞれ互に接続している信号用配線層と、 上記第1の電源用パッドと上記複数の第1の電源用プロ
    ―ブとを互に接続している第1の電源用接続手段と、 上記第2の電源用パッドと上記複数の第2の電源用プロ
    ―ブとを互に接続している第2の電源用接続手段とを有
    するプロ―ブカ―ドにおいて、 上記絶縁基板の第1の主面上に、上記開口を取囲むよう
    に、上記第1及び第2の電源用接続手段の第1の部とし
    てそれぞれ形成されている第1及び第2の電源用環状導
    体層と、 上記絶縁基板の第2の主面上に、上記開口を取囲むよう
    に、上記複数の第1の電源用プロ―ブ及び上記複数の第
    2の電源用プロ―ブがそれぞれ連結される第1及び第2
    の電源用プロ―ブ連結用導体層としてそれぞれ形成され
    ている、上記第1及び第2の電源用環状導体層にそれぞ
    れ対応している第3及び第4の電源用環状導体層と、 上記第1及び第2の電源用環状導体層と上記第3及び第
    4の電源用環状導体層とをそれぞれ互に接続している、
    上記第1及び第2の電源用接続手段の第2の部としての
    第1及び第2の層間接続用配線層と、 上記第1及び第2の電源用パッドと上記第1及び第2の
    層間接続用配線層とをそれぞれ互に接続している、上記
    第1及び第2の電源用接続手段の第3の部としての第1
    及び第2の電源用配線層とを有することを特徴とするプ
    ロ―ブカ―ド。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のプロ―ブ
    カ―ドにおいて、 上記絶縁基板の第1の主面上に、上記開口を取囲むよう
    に、上記第1及び第2の電源用接続手段の第3の部とし
    て形成されている第5及び第6の電源用環状導体層と、 上記第1及び第2の電源用環状導体層と上記第5及び第
    6の電源用環状導体層中のいずれか一方及び他方とをそ
    れぞれ互に接続している、上記第1及び第2の電源用接
    続手段の第4の部としての第3及び第4の電源用接続線
    とを有することを特徴とするプロ―ブカ―ド。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のプロ―ブ
    カ―ドにおいて、 上記絶縁基板の第1の主面上に、電源用コンデンサが、
    その両部を上記第1及び第2の電源用環状導体層に連結
    して、上記第1及び第2の電源用環状導体層を橋絡する
    ように配されていることを特徴とするプロ―ブカ―ド。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のプロ―ブカ―ドにおい
    て、 上記絶縁基板の第1の主面上に、電源用コンデンサが、
    その両端を上記第1及び第2の電源用環状導体層または
    上記第5及び第6の電源用環状導体層に連結して、上記
    第1及び第2の電源用環状導体層または上記第5及び第
    6の電源用環状導体層を橋絡するように配されているこ
    とを特徴とするプロ―ブカ―ド。
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