JPH06174697A - 農産物検査装置 - Google Patents

農産物検査装置

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JPH06174697A
JPH06174697A JP4349985A JP34998592A JPH06174697A JP H06174697 A JPH06174697 A JP H06174697A JP 4349985 A JP4349985 A JP 4349985A JP 34998592 A JP34998592 A JP 34998592A JP H06174697 A JPH06174697 A JP H06174697A
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JP
Japan
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ultrasonic wave
agricultural product
probe
agricultural
defective
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JP4349985A
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Masahiro Endo
雅博 遠藤
Masayuki Kaji
昌幸 梶
Yasuyuki Saiki
康行 斉木
Nobuhiro Yamamoto
信弘 山本
Takahito Tamao
隆仁 玉尾
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SAAKURU TEKKO KK
Circle Tekkojo KK
Original Assignee
SAAKURU TEKKO KK
Circle Tekkojo KK
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/11Analysing solids by measuring attenuation of acoustic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/12Analysing solids by measuring frequency or resonance of acoustic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査位置において1個ずつ農産物を確実に挾
持して縦波超音波を伝播させ、農産物の内部状態を検査
して良品・不良品を選別できるようにする。 【構成】 複数の受皿11を同一円周上に配置固定した
ターンテーブル15と、上記各受皿11上に1個ずつ載
置される農産物6を挾持して良品・不良品を検査判別す
る検査器と、この検査器の検査結果に基づいて動作し、
良品である農産物6と不良品である農産物6とを選別排
出する選別器24,28とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、芋、果物などの農産
物の内部の欠陥を超音波により連続的に検査する農産物
検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の農産物検査装置として、
特開平2−201155号公報に記載のものが知られて
いる。この農産物検査装置は、回転式の超音波送信装置
および受信装置をコンベアを挟んで対向配置したもの
で、回転式の超音波送信装置および受信装置には、その
外周にそれぞれ超音波発生用振動子と受信子とが適当数
設けられている。
【0003】そして、農産物を連続的に検査する場合に
は、回転式の超音波送信装置および受信装置の間に農産
物を1個ずつ介在させて超音波発生用振動子から農産物
に超音波を伝播させ、それを受信子で受信して内部状態
を検査するもので、受信子で受信した受信波の形状、大
きさあるいは周波数を受信超音波判別装置により検出し
て農産物の内部の欠陥を判別する構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の農産
物検査装置は、超音波送信装置および受信装置の回転に
よって超音波発生用振動子および受信子が検査時に農産
物を挟んで一直線上に来るように、同期をとって回転制
御する必要があるが、コンベア上を連続して搬送される
農産物はその大きさおよび形状がそれぞれ異なるため
に、同一の間隔で搬送されるとは限らず、超音波発生用
振動子および受信子が一直線上に来るように超音波送信
装置および受信装置の回転速度を常時可変制御すること
は不可能である。
【0005】このため、検査位置において超音波振動子
および受信子が農産物を介在させて必ずしも対向すると
は限らず、大量の農産物を次々と確実に検査することに
対処した構成となっていないという課題があった。
【0006】この発明の目的は、上記の課題を解決する
ためになされたもので、検査位置において1個ずつ農産
物を確実に挾持して縦波超音波を伝播させ、農産物の内
部状態を検査して良品・不良品を選別できるようにした
農産物検査装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の受皿11を同一円周上に配置固定したターンテー
ブル15と、上記各受皿11上に1個ずつ載置される農
産物6を挾持して良品・不良品を検査判別する検査器
と、この検査器の検査結果に基づいて動作し、良品であ
る農産物と不良品である農産物6とを選別排出する選別
器24,28とからなるものである。
【0008】請求項2記載の発明は、農産物6を搬送す
る整列用コンベア4と、この整列用コンベア4の先端に
農産物6が搬送されたことを検出するセンサ7と、この
センサ7が農産物6を検出したときに上記整列用コンベ
ア4からターンテーブル15上の各受皿11に1個ずつ
農産物6を載せ替える動作をするアクチェータとからな
る農産物載せ替え機構を、請求項1の発明に付加したも
のである。
【0009】請求項3記載の発明は、上記検査器を縦波
超音波を発信する超音波発信用探触子18とこの超音波
発信用探触子18よりの縦波超音波を受信する受信用探
触子19とこの受信用探触子19が受信した受信波の形
状、大きさあるいは周波数により良品・不良品を判別す
る受信超音波判別装置とより構成したものである。
【0010】請求項4記載の発明は、上記検査器の超音
波発信用探触子18および受信用探触子19に農産物6
の凹凸表面に密接可能で、縦波超音波を伝播するシリコ
ンゲルや軟質ゴムなどの軟質体パット23を接着させた
ものである。
【0011】
【作用】ターンテーブルの回転停止時に、受皿に1個ず
つ載置される農産物を検査位置において挾持して検査判
別し、その検査結果に基づいて農産物を良品および不良
品に選別することができるようにしたので、検査位置に
おいて大量の農産物を次から次へと1個ずつ確実に検査
でき、また検査結果に基づいて良品・不良品を選別排出
することができる。
【0012】さらに、上記に加えて整列用コンベア上を
搬送される農産物をターンテーブル上の受皿に1個ずつ
載せ替えるようにしたので、ターンテーブル上の各受皿
に載置される農産物を1個ずつ確実に挾持できる。
【0013】しかも、上記検査器は農産物内に超音波を
伝播させ、受信波の形状、大きさあるいは周波数により
その内部状態を検査判別するようにしたので、農産物が
良品であるか不良品であるかを的確に検査することがで
きる。
【0014】さらに、上記検査器における超音波発信用
探触子および受信用探触子に、農産物の凹凸表面に密接
し、縦波超音波が伝播するシリコンゲルや軟質ゴムなど
の軟質体パットを接着したものであるので、縦波超音波
が超音波発信用探触子から農産物内部に伝達されなくな
ったり、あるいは縦波超音波が受信用探触子において受
信できなくなることがない。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図において、1は台車2上に装着された支持
台、3は支持台1に装着され、振動モータを配置させた
モータベースで、整列用コンベア4は振動モータによっ
て駆動される。5は整列用コンベア4上に配置され、こ
れに例えば芋などの農産物6を案内供給するホッパーで
ある。
【0016】7,7は整列用コンベア4に付与される振
動により順次整列して搬送される農産物6を、その先端
に停止させるセンサで、このセンサ7,7は整列用コン
ベア4の先端と対応して設けられるフレーム8に取付け
られている。なお、このフレーム8は台車2上に装着さ
れた機枠9の上側の梁9aに取付けられている。
【0017】10は農産物6を整列用コンベア4の先端
から受皿11上に載せ替える時に使用される搬送アクチ
ェータで、この搬送アクチェータ10はフレーム8に取
付けられた支持フレーム12に架設されているガイド棒
13に沿って摺動する。なお、この搬送アクチェータ1
0は、その搬送始端が整列用コンベア4の先端の真上と
なっている。
【0018】14は挾持アーム14a,14aを開閉自
在に支承している開閉アクチェータで、この開閉アクチ
ェータ14は搬送アクチェータ10に取付けられてい
る。上記挾持アーム14a,14aは、センサ7,7が
農産物6を検出すると挾持動作するもので、農産物6を
挾持したのちは搬送アクチェータ10が受皿11上まで
これを搬送させ、次いで挾持アーム14a,14aを開
いて受皿11に農産物6を載せ替える動作をする。これ
ら整列用コンベア4、センサ7、搬送アクチェータ10
および開閉アクチェータ14により農産物載せ替え機構
を構成する。
【0019】15は、複数の受皿11を同一円周上に等
間隔に載置固定させたターンテーブルで、このターンテ
ーブル15はモータ16により減速機17を介して回転
駆動される。
【0020】18,19は受皿11上に載置される農産
物6の内部状態を検査するための超音波発生用探触子お
よび受信用探触子で、超音波発生用探触子18は縦波超
音波を発信し、受信用探触子19はその縦波超音波を受
信して受信レベルの大小を受信超音波判別装置(図示せ
ず)に伝達する。これら超音波発生用探触子18、受信
用探触子19および図示を省略した受信超音波判別装置
により検査器を構成する。
【0021】20,20は超音波発生用探触子18およ
び受信用探触子19を垂下させる検査器用アクチェータ
で、この検査器用アクチェータ20,20は上記梁9a
に取付けられた支持フレーム21に架設されたガイド棒
22に摺動自在に設けられている。
【0022】さらに、超音波発信用探触子18および受
信用探触子19は、これによって農産物6を挾持する位
置まで検査器用アクチェータ20,20が摺動したとき
に縦波超音波を伝播・受信する構成となっている。
【0023】23は、農産物6の凹凸表面に密接し、縦
波超音波の伝播が可能なシリコンゲルや軟質ゴムなどの
軟質体パットで、これは超音波発信用探触子18および
受信用探触子19の各対向面に接着され、農産物6の表
面に凹凸があってもこれにより農産物6を挾持したとき
確実に両者の空隙を埋めて縦波超音波がその内部に伝播
することになる。
【0024】24は、農産物6が良品である場合に上記
受信超音波判別装置よりの指令に基づいて動作する良品
排出用アクチェータで、この良品排出用アクチェータ2
4は梁9aに取付けられた支持フレーム25に架設され
たガイド棒26に摺動自在に設けられている。良品排出
用アクチェータ24には排出腕24aが取付けられ、こ
れによって排出される良品はシューター27より落下す
る。
【0025】28は、農産物6が不良品である場合に上
記受信超音波判別装置よりの指令に基づいて動作する不
良品排出用アクチェータで、この不良品排出用アクチェ
ータ28は梁9aに取付けられた支持フレーム29に架
設されたガイド棒30に摺動自在に設けられている。不
良品排出用アクチェータ28には上記排出腕24aと同
様の排出腕(図示せず)が取付けられ、これによって排
出される不良品をシューター31より落下する。
【0026】これら良品排出用アクチェータ24および
不良品排出用アクチェータ28により選別器を構成す
る。上記良品排出用アクチェータ24および不良品排出
用アクチェータ28のいずれが動作するかは、受信用探
触子19が受信した超音波発信用探触子18よりの縦波
超音波の受信レベルを上記受信超音波判別装置が判別し
て決定する。
【0027】32はターンテーブル15の裏面に突設さ
れた複数の突起で、この突起32は各受皿11に対応し
て配置されている。33は突起32の存在を検出してタ
ーンテーブル15の回転を停止させ、ターンテーブル1
5の回転停止を待って検査器用アクチェータ20,20
を摺動させ、さらにターンテーブル15の回転停止を待
って良品排出用アクチェータ24および不良品排出用ア
クチェータ28を動作させる近接スイッチなどのセンサ
で、このセンサ33はモータカバー34に取付けられた
支持腕35の先端に上記突起32と対応するように取付
けられている。
【0028】次に、上記構成の農産物検査装置によって
芋などの農産物6の内部の欠陥を検査する場合について
説明する。ホッパー5から整列用コンベア4上に落下し
た農産物6は、振動モータによって整列用コンベア4を
所定の周期で振動させることにより徐々にその先端側に
整列して搬送される。
【0029】整列用コンベア4の先端に農産物6が搬送
されたことをセンサ7,7が検出すると、整列用コンベ
ア4は停止し、その搬送が停止される。また、同時にセ
ンサ7,7は開閉アクチェータ14を動作させ、その挾
持アーム14a,14aが農産物6を挾持する。
【0030】そののち、搬送アクチェータ10によって
ターンテーブル15の所定位置である受皿11上の搬送
終端まで開閉アクチェータ14を搬送させ、ここにおい
て搬送アクチェータ10の搬送を停止させる。
【0031】搬送アクチェータ10が搬送終端に到達し
たときは、センサ33が突起32を検出してターンテー
ブル15の回転は停止されるので、農産物6を挾持して
いる挾持アーム14a,14aを開くことにより受皿1
1上に農産物6を載せ替えることができる。なお、ター
ンテーブル15は一度停止すると、農産物6が受皿11
上に載置されるまでは、再度回転しない。
【0032】農産物6の載せ替え終了後は、搬送アクチ
ェータ10が開閉アクチェータ14の挾持アーム14
a,14aを開いたまま搬送始端まで後退し、その位置
で停止する。
【0033】上述の動作を繰り返して農産物6の載せ替
え動作を行うが、その各載せ替え動作時における上記セ
ンサ33による突起32の検出でターンテーブル15が
停止したとき、先行する受皿11上の農産物6が超音波
発信用探触子18と受信用探触子19との間に介挿さ
れ、一連の検査動作が行われる。
【0034】すなわち、センサ33による突起32の検
出でターンテーブル15が停止したとき、先行する受皿
11上の農産物6が超音波発信用探触子18と受信用探
触子19との間に介挿されると、検査器用アクチェータ
20,20が動作して受皿11上に載置された農産物6
を軟質体パット23を介して超音波発信用探触子18と
受信用探触子19とにより一定圧力で挾持する。
【0035】これにより超音波発信用探触子18は軟質
体パット23を介して縦波超音波を発信し、それを農産
物6内に伝播させる。農産物6の内部を伝播した縦波超
音波は、軟質体パット23を介して受信用探触子19に
受信される。そして、農産物6の内部に欠陥がなけれ
ば、受信用探触子19が受信した縦波超音波の受信レベ
ルはほとんど減衰されず、また農産物6の内部に欠陥が
あれば、受信用探触子19が受信した縦波超音波の受信
レベルは減衰され、小さいかあるいは全く得られないこ
とになる。
【0036】上記受信超音波判別装置は受信用探触子1
9が受信した受信レベルに基づいて農産物6が良品であ
るか不良品であるかを判別する。すなわち、受信用探触
子19が受信した受信レベルにほとんど変化がなけれ
ば、上記受信超音波判別装置は内部に欠陥のない良品と
判断し、受信レベルが小さいかあるいは全く得られなけ
れば、上記受信超音波判別装置は内部に空洞のある不良
品と判断する。
【0037】縦波超音波の伝播による農産物6の良品・
不良品の検査終了後は、検査器用アクチェータ20,2
0は、農産物6を挾持していた超音波発信用探触子18
と受信用探触子19とを離開して元の位置に復帰する。
【0038】上述の載せ替え動作および検査動作の間の
ターンテーブル15の所定の角度ずつの回転に伴って先
行の農産物6は、良品排出用アクチェータ24あるいは
不良品排出用アクチェータ28の位置に到達し、そのと
き上記のようにセンサ33によって突起32を検出して
ターンテーブル15が停止する。
【0039】良品排出用アクチェータ24の位置に達し
た農産物6が良品であるとき、また不良品用アクチェー
タ28の位置に達した農産物6が不良品であるとき上記
受信超音波判別装置よりの指令に基づいて良品用アクチ
ェータ24,不良品排出用アクチェータ28が動作して
それぞれの排出腕によって受皿11上の農産物6をシュ
ータ27,31より排出させる。
【0040】このようにして農産物6の良品・不良品の
検査判別が行われたのちは、受皿11上からは農産物6
が排出されるので、農産物6が載置されていない受皿1
1が搬送アクチェータ10の搬送終端の位置にターンテ
ーブル15の回転に伴って再度移送されることになる。
【0041】したがって、上記農産物検査装置は、農産
物載せ替え機構によって受皿11上に新たな農産物6の
載せ替え動作を行い、検査器によってその農産物6の内
部状態の検査判別を行い、さらに選別器によって農産物
6の良品・不良品の選別排出を行ってターンテーブル1
5が一回転して元の位置に戻り、再度新たな農産物6の
載せ替えを繰り返し行うものである。
【0042】上記実施例において、検査器における受信
用探触子19が受信した受信波の大きさであるレベルを
受信超音波判別装置が判別して農産物6の内部状態を判
別するようにしたが、受信波の形状あるいは周波数によ
り農産物6の内部状態を判別するようにしてもよい。
【0043】また上記実施例において、農産物6の内部
に縦波超音波を伝播させてその受信レベルにより内部の
欠陥を検査するようにしたが、検査器としては農産物の
内部品質を衝撃音によって検査して等級格付けするもの
であってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の各請求項ごとの効果は次のようになる。請求項1
は、受皿に1個ずつ載置される農産物をターンテーブル
の回転停止時に、検査位置において挾持して検査判別
し、その検査結果に基づいて農産物を良品および不良品
に選別するようにしたので、農産物を次から次へと連続
して1個ずつ確実に検査でき、また検査結果に基づいて
良品・不良品を選別排出することができる。
【0045】請求項2は、上記に加えて整列用コンベア
上を搬送される農産物をターンテーブル上の受皿に1個
ずつ載せ替えるようにしたので、ターンテーブル上の各
受皿に載置される農産物を1個ずつ確実に挾持できる。
【0046】請求項3は、上記検査器を用いて農産物内
に縦波超音波を伝播させ、受信波の形状、大きさあるい
は周波数によりその内部状態を検査判別するようにした
ので、農産物が良品であるか不良品であるかを的確に検
査することができる。
【0047】請求項4は、さらに上記検査器における超
音波発信用探触子および受信用探触子に、農産物の凹凸
表面に密接し、縦波超音波が伝播するシリコンゲルや軟
質ゴムなどの軟質体パットを接着したものであるので、
縦波超音波が超音波発信用探触子から農産物内部に伝達
されなくなったり、あるいは縦波超音波が受信用探触子
において受信できなくなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る農産物検査装置の一実施例を示
す正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】図2の探触子および農産物を載置した受皿を抽
出して示す拡大図である。
【図5】図3の開閉アクチェータおよび農産物を抽出し
て示す拡大図である。
【符号の説明】
4 整列用コンベア 6 農産物 7 センサ 10 搬送アクチェータ 11 受皿 14 開閉アクチェータ 14a 挾持アーム 15 ターンテーブル 18 超音波発信用探触子 19 受信用探触子 23 軟質体パット 24 良品排出用アクチェータ 28 不良品排出用アクチェータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 信弘 北海道滝川市幸町3丁目3番12号 株式会 社サークル鉄工内 (72)発明者 玉尾 隆仁 北海道滝川市幸町3丁目3番12号 株式会 社サークル鉄工内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受皿を同一円周上に配置固定した
    ターンテーブルと、上記各受皿上に1個ずつ載置される
    農産物を挾持して良品・不良品を検査判別する検査器
    と、この検査器の検査結果に基づいて動作し、良品であ
    る農産物と不良品である農産物とを選別排出する選別器
    とからなることを特徴とする農産物検査装置。
  2. 【請求項2】 上記農産物を搬送する整列用コンベア
    と、この整列用コンベアの先端に農産物が搬送されたこ
    とを検出するセンサと、このセンサが農産物を検出した
    ときに上記整列用コンベアからターンテーブル上の各受
    皿に1個ずつ農産物を載せ替える動作をするアクチェー
    タとからなる農産物載せ替え機構を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の農産物検査装置。
  3. 【請求項3】 上記検査器を縦波超音波を発信する超音
    波発信用探触子とこの超音波発信用探触子よりの縦波超
    音波を受信する受信用探触子とこの受信用探触子が受信
    した受信波の形状、大きさあるいは周波数により良品・
    不良品を判別する受信超音波判別装置とより構成したこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の農産物検査装
    置。
  4. 【請求項4】 上記検査器の超音波発信用探触子および
    受信用探触子に、農産物の凹凸表面に密接可能で、縦波
    超音波を伝播するシリコンゲルや軟質ゴムなどの軟質体
    パットを接着させたことを特徴とする請求項3記載の農
    産物検査装置。
JP4349985A 1992-12-03 1992-12-03 農産物検査装置 Pending JPH06174697A (ja)

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JP4349985A JPH06174697A (ja) 1992-12-03 1992-12-03 農産物検査装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11113904A (ja) * 1994-12-22 1999-04-27 Aloka Co Ltd 超音波組織評価装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11113904A (ja) * 1994-12-22 1999-04-27 Aloka Co Ltd 超音波組織評価装置

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