JPH06174563A - 荷重センサ - Google Patents
荷重センサInfo
- Publication number
- JPH06174563A JPH06174563A JP32207292A JP32207292A JPH06174563A JP H06174563 A JPH06174563 A JP H06174563A JP 32207292 A JP32207292 A JP 32207292A JP 32207292 A JP32207292 A JP 32207292A JP H06174563 A JPH06174563 A JP H06174563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- load
- distance
- distance sensor
- suspended body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】バネ2を介して吊下げられている吊下体1の動
的な状態における支持力を測定する。 【構成】バネ2を介して吊下げられている吊下体1の支
持部5に磁石6を取付け、バネ2の伸縮方向延長上に、
吊下体に磁気距離計7を設け、磁気距離計7の測定値と
バネ2のバネ常数から支持部5の支持力を演算する。
的な状態における支持力を測定する。 【構成】バネ2を介して吊下げられている吊下体1の支
持部5に磁石6を取付け、バネ2の伸縮方向延長上に、
吊下体に磁気距離計7を設け、磁気距離計7の測定値と
バネ2のバネ常数から支持部5の支持力を演算する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷重センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている荷重センサは歪ゲー
ジ等のように接触式であり、バネにより支持された吊下
体における支持部の動的な状態における支持荷重を測定
することは困難であった。その理由は、バネを介して支
持された支持部が三次元的に動くため接触式荷重センサ
では、接触が不安定になり不接触の状態や破壊を生じ、
またそれを避けるためには取り付けが困難になるなどの
理由から、動的な状態での測定ができないからである。
ジ等のように接触式であり、バネにより支持された吊下
体における支持部の動的な状態における支持荷重を測定
することは困難であった。その理由は、バネを介して支
持された支持部が三次元的に動くため接触式荷重センサ
では、接触が不安定になり不接触の状態や破壊を生じ、
またそれを避けるためには取り付けが困難になるなどの
理由から、動的な状態での測定ができないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3はこれを示すもの
で、吊下体1がバネ2を介して固定部3から棒4によっ
て吊下されており、吊下体1が動的な状態におかれた場
合には、支持部5に歪ゲージ等を備えても、支持部5の
荷重を測定することはできない。本発明は、このような
動的な状態における荷重の測定を可能にした簡単なセン
サを提供することを目的とする。
で、吊下体1がバネ2を介して固定部3から棒4によっ
て吊下されており、吊下体1が動的な状態におかれた場
合には、支持部5に歪ゲージ等を備えても、支持部5の
荷重を測定することはできない。本発明は、このような
動的な状態における荷重の測定を可能にした簡単なセン
サを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、次の技術手段を特徴的な構成とする荷重セン
サを提供するものである。 (a)バネを介して支持された吊下体の支持部から該バ
ネの伸縮方向延長線上の吊下体の一点までの間の距離を
測定する距離計を備える。 (b)この距離計の測定値及び前記バネのバネ常数から
前記支持部の支持荷重を演算する演算装置を備える。
するため、次の技術手段を特徴的な構成とする荷重セン
サを提供するものである。 (a)バネを介して支持された吊下体の支持部から該バ
ネの伸縮方向延長線上の吊下体の一点までの間の距離を
測定する距離計を備える。 (b)この距離計の測定値及び前記バネのバネ常数から
前記支持部の支持荷重を演算する演算装置を備える。
【0005】
【作用】一般に吊下体の支持部では、支持部への衝撃を
緩和するため、ダンパ11が用いられる。このダンパ1
1の変位13を、非接触距離計12により非接触で測定
することができれば動的な状態における吊下体1の支持
部5の荷重を、ダンパに使用されたバネ2のバネ定数よ
り求めることができる。
緩和するため、ダンパ11が用いられる。このダンパ1
1の変位13を、非接触距離計12により非接触で測定
することができれば動的な状態における吊下体1の支持
部5の荷重を、ダンパに使用されたバネ2のバネ定数よ
り求めることができる。
【0006】図2に示すように、吊下体に固定した非接
触距離計で、固定位置から支持部5までの距離を測定す
る。この距離の変化はすなわちダンパに使用しているバ
ネの変位で、バネ定数が既知であればこの変位とバネ定
数から支持部5の支持荷重を算出することができる。
触距離計で、固定位置から支持部5までの距離を測定す
る。この距離の変化はすなわちダンパに使用しているバ
ネの変位で、バネ定数が既知であればこの変位とバネ定
数から支持部5の支持荷重を算出することができる。
【0007】
【実施例】図1に本発明の実施例を示した。実施例はバ
ネ2を介して吊下された吊下体1の支持部5に磁石6を
設け、吊下体1に磁気距離計7を取付けた。磁気距離計
7はバネ2の伸縮方向延長上に設けられる。磁気距離計
7の出力はA/Dコンバータ8を経て演算装置9に入力
される。演算装置9はマイクロコンピュータであって、
磁気距離計7とバネ2のバネ常数とから支持荷重10を
算出する。
ネ2を介して吊下された吊下体1の支持部5に磁石6を
設け、吊下体1に磁気距離計7を取付けた。磁気距離計
7はバネ2の伸縮方向延長上に設けられる。磁気距離計
7の出力はA/Dコンバータ8を経て演算装置9に入力
される。演算装置9はマイクロコンピュータであって、
磁気距離計7とバネ2のバネ常数とから支持荷重10を
算出する。
【0008】図4は、実施例において、磁石からの磁気
距離計の位置とそのときの磁気距離計の出力との関係を
示したもので、距離と出力には一義的な関係がある。磁
気距離計には、強磁性体をコアにしたコイルを使用す
る。磁石が生じる磁界の強さは距離によって異なる。こ
の磁界中に先のコイルを置いた場合、磁石からの距離に
よってインダクタンスが変化する。したがって、このコ
イルを交流電流電源の負荷としたとき、磁石からの距離
に応じた電圧振幅の変化が得られる。実施例装置は、磁
気距離計7の測定値及び前記バネ2のバネ常数から支持
部5の支持荷重を演算する演算装置9を備えている。従
って、磁気距離計7が磁石の位置に対応した電圧を出力
し、演算装置はこれを距離に置き換え、この距離とバネ
定数から支持部5の荷重を算出する。
距離計の位置とそのときの磁気距離計の出力との関係を
示したもので、距離と出力には一義的な関係がある。磁
気距離計には、強磁性体をコアにしたコイルを使用す
る。磁石が生じる磁界の強さは距離によって異なる。こ
の磁界中に先のコイルを置いた場合、磁石からの距離に
よってインダクタンスが変化する。したがって、このコ
イルを交流電流電源の負荷としたとき、磁石からの距離
に応じた電圧振幅の変化が得られる。実施例装置は、磁
気距離計7の測定値及び前記バネ2のバネ常数から支持
部5の支持荷重を演算する演算装置9を備えている。従
って、磁気距離計7が磁石の位置に対応した電圧を出力
し、演算装置はこれを距離に置き換え、この距離とバネ
定数から支持部5の荷重を算出する。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、バネを介して支持され
た吊下体における支持部の動的な状態及び静的な状態
(停止した状態)での測定が可能である。この荷重セン
サは、吊下体の動的及び静的な荷重を測定して、これを
状態判定、機器診断、制御その他各種の応用分野の情
報、制御因子等として利用することができる。
た吊下体における支持部の動的な状態及び静的な状態
(停止した状態)での測定が可能である。この荷重セン
サは、吊下体の動的及び静的な荷重を測定して、これを
状態判定、機器診断、制御その他各種の応用分野の情
報、制御因子等として利用することができる。
【図1】実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】非接触式荷重センサの説明図である。
【図3】バネを介する吊下体の支持部の説明図である。
【図4】磁場と距離との関係を示すグラフである。
1 吊下体 2 バネ 3 固定部 4 棒 5 支持部 6 磁石 7 磁気距離計 8 A/Dコン
バータ 9 演算装置 10 荷重 11 ダンパ 12 非接触距離
計 13 変位
バータ 9 演算装置 10 荷重 11 ダンパ 12 非接触距離
計 13 変位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高津 雅樹 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬2270番地 三 菱マテリアル株式会社セラミックス研究所 内
Claims (1)
- 【請求項1】 バネを介して支持された吊下体の支持部
から該バネの伸縮方向延長線上の該吊下体の一点までの
間の距離を測定する距離計と、該距離計の測定値及び前
記バネのバネ常数から前記支持部の支持荷重を演算する
演算装置とを備えたことを特徴とする荷重センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32207292A JPH06174563A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 荷重センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32207292A JPH06174563A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 荷重センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06174563A true JPH06174563A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18139607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32207292A Withdrawn JPH06174563A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 荷重センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06174563A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9145940B2 (en) | 2010-05-14 | 2015-09-29 | Ntn Corporation | Electric linear motion actuator and electric brake system |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP32207292A patent/JPH06174563A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9145940B2 (en) | 2010-05-14 | 2015-09-29 | Ntn Corporation | Electric linear motion actuator and electric brake system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |