JPH0617393A - 独特な糸を用いたオンマシン継ぎ目付きプレスファブリックでの改良したループ形成 - Google Patents

独特な糸を用いたオンマシン継ぎ目付きプレスファブリックでの改良したループ形成

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JPH0617393A
JPH0617393A JP12041193A JP12041193A JPH0617393A JP H0617393 A JPH0617393 A JP H0617393A JP 12041193 A JP12041193 A JP 12041193A JP 12041193 A JP12041193 A JP 12041193A JP H0617393 A JPH0617393 A JP H0617393A
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yarn
ended press
coating
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、良好なループ形成と継ぎ合
せ中の咬合を有するオープンエンデッドプレスファブリ
ックを提供することにある。 【構成】 縦方向(MD)糸系と横方向(CD)糸系か
らなり、縦方向(MD)糸はオープンエンデッドプレス
ファブリックの長さ方向に伸び、芯糸を含みモノフィラ
メント様ストランドを形成するスリーブ様被膜を有する
複合糸であり、芯糸は合成高分子樹脂からなっており、
複合糸は該2つの横側エッジがピンシームを形成するた
めに合わせるときにループをからみ合わせ易くするため
に、該ループをオープンエンデッドプレスファブリック
の2つの横側エッジに沿って形成したオープンエンデッ
ドプレスファブリック。 【効果】 本発明は、良好なループ形成と継ぎ合せ中の
咬合、縦方向での圧縮性ならびに弾性を有するオープン
エンデッドプレスファブリックを可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿気のある繊維シート
を加工して紙にする際に、この湿気のある繊維シートを
支持し、搬送し、脱水するため製紙装置および同様な装
置のプレス部分に用いられるプレスファブリックに関す
る。特に本発明は抄紙装置に取り付けている間に、ピン
シームの手段によって無端の形状をとるように閉じられ
ているオープンエンデッドプレスファブリックに関す
る。詳細には本発明は、プレスファブリックの縦方向
(MD)ストランドのための独特な糸の使用に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】無端フ
ァブリックは、紙および同様な製品を製造するために用
いられる装置の重要な構成部分である。ここでは、プレ
ス部分に用いられるファブリックが主な関心事である。
これらのファブリックは、プレス部分を通って紙に加工
される湿気のある繊維シートを搬送するコンベアベルト
の形態として機能するばかりではなく、さらに重要なこ
とには、これらのファブリックはプレスの間を通過する
際にシートから機械的に押し出される水をも受け入れ
る。
【0003】かって、プレスファブリックは無端の形状
だけで提供されていた;すなわちプレスファブリックは
無端の継ぎ目なしループの形状に織られていた。このこ
とは、継ぎ合せおよび製織の技術の限界によって一部必
要であった。しかしながらプレス部分の条件は、使用可
能な継ぎ目付きのプレスファブリックで満足しなければ
ならない追加の特別の要件をもたらす。
【0004】歴史的にはオープンの抄紙機装置ファブリ
ックも端と端とを連結させる方法のほとんど、特に装置
の乾燥部分で用いられる方法は、ファブリックの本体の
残りの部分よりもさらに厚い継ぎ目を含んでいる。その
ような継ぎ目はプレス部分で用いられるファブリックに
は全くうまくいかないということがわかる。ファブリッ
クの本体よりも厚い継ぎ目(この継ぎ目が端と端とを連
結している)はプレスニップを通る各通過毎に高まった
圧縮力を受けることになる。この繰り返される応力は継
ぎ目を弱め、ファブリックの寿命を短くすることにな
る。潜在的にもっと重要な結末は、撚り厚い継ぎ目領域
に繰り返される通過によるプレス機械にかかる振動であ
ろう。最終的には、高い水分含有量のためにプレス部分
でまだ極めて脆弱である湿気のある繊維シートは、圧縮
のこれらの高められた力のために、継ぎ目と接触すると
ころで、破損しないまでも跡が残る可能性がある。
【0005】これらのかなりの障害にもかかわらず、装
置に取り付けられる比較的な容易さと安全さの為に、オ
ンマシン継ぎ目付き(on−machine−seam
ed)(OMS)プレスファブリックを開発することが
非常に望ましい状態にある。このことはオープンエンデ
ッドプレスファブリックの一端を装置に通して、各種の
ガイドおよびテンションロールさらに他の構成部分を周
回させて引っ張ることを含んでいるだけである。次に2
つの端を装置上の都合のよい位置で連結することがで
き、そして張力を調節してファブリックをぴんと張るよ
うにする。実際には、新しいファブリックは古いファブ
リックを取り除くときに通常、同時に取付られる。この
ような場合、新しいファブリックの一端を古いファブリ
ックの一端に接続させ、古いファブリックのその一端を
用いて新しいファブリックを引っ張って装置上のその適
当な位置へと引くようにする。
【0006】対照的にプレス部分への無端ファブリック
の取り付けは、困難で時間を要する仕事である。古いフ
ァブリックを切り取るかまたは他の方法で取り除く間装
置は比較的長い期間停止させなければならない。次に新
しいファブリックはフレームを通し他の装置の構成部分
を周回させ、プレスとプレスの間の間隙に一方の側から
適当な位置へと滑り込まさなければならない。この手順
の困難さは、より新しいプレスファブリックがしだいに
厚くなりかつ硬直なものになってきている事実によって
一層困難になっている。これらの特徴が新しいファブリ
ックを取り付ける工場の職員にとって必要とされる労力
と時間に加わるのである。この観点において、使用でき
るオンマシン継ぎ合せ可能プレスファブリックは、産業
界によって長い間求められていた進歩である。
【0007】継ぎ目付きプレスファブリックは、何年間
も使われてきている。ピンシームによって抄紙装置上で
連結できるオープンエンデッドファブリックを製造する
1つの方法は、縦方向(MD)ストランドの端を折り返
し、ファブリックの本体へ縦方向と平行に折り込むよう
にしてファブリックを織るようにする。このようなファ
ブリックは『フラット(flat)』に織られたと呼ん
でよい。このことはピンシーム(pin seam)を
形成するのに必要なループを与える:ピンシームと呼ば
れるのは、閉じる間に互いに端が密着させられるとき、
ファブリックの各端で縦方向(MD)糸の交互して咬合
しているループによって画定される間隙を通したピンま
たはピントルの手段によって閉じられているからであ
る。
【0008】もう1つの技術は、『無端』を織る技法を
用いているものであり、この技法はファブリックの連続
ループを通常はもたらす。しかしながら、ピン継ぎ合せ
可能プレスファブリックを製作するときファブリックの
1つの縁は、本体糸がループ(1組に交互するループが
織られた布の各端に対応)を形成するように織るように
する。これらの技術のいずれかを用いることによって、
ループそれ自体が縦方向(MD)糸を用いて形成されて
いるので継ぎ目の領域はファブリックの主要本体よりほ
んのわずかに厚いだけである。このことはプレス部分に
用いることになるファブリックを閉じるのにピンシーム
を使用可能な選択とさせる。
【0009】単一モノフィラメントストランドは、継ぎ
合せ可能プレスフェルトの縦方向および横方向の両方向
で通常は用いられてきた。モノフィラメントの相対的な
剛さはモノフィラメントが必要なよいループ形成特性を
有するようにすることを確保する。しかしながらモノフ
ィラメントは織るのに困難であり、そして多くの種類の
近代的なプレスに対して縦方向で不十分な弾性を有して
いるということを経験は示している。引っ張り不良およ
び継ぎ目破損がしばしば観察されている。
【0010】もう1つの難しさは、モノフィラメントか
ら織られたベースファブリックの非常に開いていて硬質
で非圧縮性の構造によってもたらされている。いくつか
の製紙の用途に対してはこの非圧縮性は問題とはならな
く、理想的でさえあり得る。しかしながら貧弱な補助的
ファブリック脱水能力を有する位置または跡の残りやす
い(mark−sensitive)シートを製造する
位置に対しては、より柔らかくより圧縮性のベースファ
ブリックが必要とされる。
【0011】歴史的には、より圧縮性のベースファブリ
ックがモノフィラメントではなくマルチフィラメント糸
を用いて織ることによって達成されている。しかしこれ
らの糸は良好なループ形成に必要な剛性を持っていな
く、あるいはファブリックを抄紙装置に取り付ける際に
継ぎ目を閉じるときのループ咬合中の継ぎ目領域の完全
さを保つのに必要な結合性を有してはいない。
【0012】本発明は良好なループ形成と継ぎ合せ中の
咬合とに必要な特性および縦方向での圧縮性ならびに弾
性を有する糸を提供することによってマルチフィラメン
ト糸の前記の欠点を克服するようにしている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、オンマシン継
ぎ合せ可能なプレスファブリックを織るのに用いられる
被膜付きマルチフィラメント糸を提供する。被膜は糸に
硬質のモノフィラメント様構造を与える。『フラット』
または『無端』の技術によりOMSプレスファブリック
を織る間に縦方向で用いられるとき、この構造は継ぎ合
せの間、相互咬合するのに都合のよい良好なループも形
成を可能とするであろう。同時に糸のマルチフィラメン
ト特性は、圧縮性とMD弾性の所望の特性を持ったファ
ブリックの製作に寄与する。
【0014】マルチフィラメント糸は撚られて糸に肉厚
感を与え糸の非常に細かいフィラメントを一緒に保持す
る。糸自体はそのように一緒にした多数の個々のフィラ
メントからなると理解できる。一方、モノフィラメント
はその名前が示すように単一的に用いた糸のストランド
である。当然モノフィラメントは、典型的には、マルチ
フィラメント糸のフィラメントよりも十分太くなくては
ならない。典型的にはモノフィラメントは3〜20ミル
(1インチの数千分の1)の周囲または80デニール以
上の太い範囲の直径を有している。マルチフィラメント
糸のフィラメントはこの範囲よりも実質的に下の直径、
通常は、6デニール以下の直径を個々に有している。
【0015】被膜はマルチフィラメント糸にさまざまな
方法で施すことができる。液体の形で被膜材料をストラ
ンドにスプレーする方法、ストランドをバット(va
t)に通して液体被膜材料に浸漬する方法、エマルジョ
ン被覆法またはクロスヘッド押出し法は、全て、本発明
の糸を製造するために被膜を施す効果的な方法である。
【0016】被膜付き糸は、いくつかの従来技術の特許
に示されている。たとえば米国特許第4,489,12
5号および同第4,553,594号は、メッシュ層が
縦方向と横方向の糸から織られたファブリックであるバ
ットオンメッシュ(batt−on−mesh)プレス
ファブリックを示している。これらの両特許の横方向糸
は被膜が施されて大きくなった対摩耗性を他の性質に与
えるといわれている。米国特許第4,520,059号
は縦方向および横方向の両方向に被膜付き糸を含んでい
るメッシュ層を有するバットオンプレスファブリックを
示している。これらの引例は、継ぎ合せ可能なプレスフ
ァブリックで縦方向へ被膜付き糸を用いることについて
は触れられていない。
【0017】これらの引例に示している糸による経験
は、本発明の実施にこれらの糸が望ましくないことを示
している。これらの糸は良好なループ形成に対して不十
分な強い剛性を有している。これらの寸法と重量が本分
野の用途に厳しい制限を与える。終局的にはこれらの引
例に示されている被膜は永久的であるように意図されて
いるにもかかわらず糸の芯から容易に剥離する。被膜が
いつ剥離するかということおよび剥離が同じ割合で糸の
長さ方向に沿って均一に起こるかどうかということを予
想することは難しい。加えて被膜は徐々に摩耗し去った
りまたは溶解したりするのではなく比較的大きな細片と
なって剥離する。抄紙工程では、このことは『プラスチ
ック』汚染となり、重大な問題をもたらす。
【0018】本発明では、被膜は被膜付き糸から織られ
るファブリックの用途に応じて永久的または半永久的で
あってもよくあるいは可溶性であってもよい。被膜の主
要目的は継ぎ合せに対して十分な剛性のループを形成さ
せ得るマルチフィラメント糸を与えることである。しか
しながらOMSプレスファブリックの永久的な被膜付き
のマルチフィラメント糸はモノフィラメントから織られ
たファブリックに通常与えられている非圧縮性をそれに
与え、同時にマルチフィラメント糸によって与えられて
いるMD弾性を与える。一方可溶性被膜材料の使用は、
ファブリックが装置上で一度継ぎ合わされると、それが
ファブリックから溶け出て洗い去られることを可能とす
る。このようにしてオンマシン継ぎ合せ可能プレスファ
ブリックはモノフィラメントで得られるものよりもより
圧縮性のファブリックを必要とする用途に対して提供さ
れ得る。そのような用途の例は前記したように貧弱な補
助ファブリック脱水能力を有する装置上の位置であるか
または傷のつきやすい紙が製造される装置上の位置であ
る。
【0019】本発明の糸はまた、単一の、撚った、組ん
だ、あるいは編んだモノフィラメントの特性と比べたと
きに屈曲疲れを少なく受けることや優れた耐摩耗性のよ
うなマルチフィラメント糸と関連する利点を与える。
【0020】
【実施例】本発明を添付の図面を参考にして以下にさら
に詳細に説明する。
【0021】本発明の独特な糸は図1のように示すこと
ができる。糸1はモノフィラメントに典型的である直径
よりも小さい個々の直径を有する複数の個々のフィラメ
ント2から成るマルチフィラメントとして表わしてあ
る。マルチフィラメント糸1は、フィラメント2の配向
によって示されるように撚ることができる。糸1は本発
明に従って被覆されていて、被膜3はフィラメント2の
個々の束またはプライの間に見ることができ、そこでは
被膜3は糸1のフィラメント2を硬質構造に一緒に保持
する働きをしている。このことはマルチフィラメント糸
1をピンシームの形成のために良好なループに形成する
ことを可能にする。
【0022】図2では被膜付きマルチフィラメント糸1
の同じストランドを断面で示してある。これはフィラメ
ントの3つの双撚りした束から成っているように見え
る。通常、各束には約100本のフィラメントがある。
しかしながら、このことは本発明が適用される糸全般ま
たはマルチフィラメントの形式の制限として解釈される
べきものではない。この場合も被膜3はフィラメント2
の個々の束の間にはっきり見ることができ、ここで被膜
3はフィラメント2の束をモノフィラメント様構造に一
緒に保持する目的を果たしている。
【0023】図3は本発明の独特な糸から織られたプレ
スファブリック4の概略図である。糸1はファブリック
を継ぎ合せるのに使われるループを形成するために用い
られる糸の縦方向(MD)系として用いるように特に設
計されている。しかしながら与えられた用途の必要性が
求められるなら、それらは横方向系にも用いられてもよ
い。前記したようにピンシームの手段によって閉じられ
る継ぎ目5も注目されたい。
【0024】図4は抄紙装置に取り付ける前のオンマシ
ン継ぎ目付き(OMS)プレスファブリック6の端の平
面図である。縦方向(MD)糸によって形成されたルー
プ7は、プレスファブリック6の端の右側縁に沿って見
ることができる。縦方向および横方向は図4でそれぞれ
MDおよびCDによって示してある。
【0025】前記したように、ループは2つの技術(M
Dストランドの端がループを形成するようにファブリッ
クへと織り込まれている『フラット』織りおよび縦方向
糸が連続していてファブリックの長手方向に前後して伸
びていて各端でループを形成している修正した『無端』
織り)のうち一方によって縦方向(MD)糸を用いるこ
とによって形成できる。
【0026】図5では、図4に示した位置と方向とでと
った断面図であり『フラット』織りしたファブリックに
形成されているループ7が示されている。縦方向(M
D)糸8は本発明の被膜付きマルチフィラメント1であ
り、前記したようにループ7を形成している。横方向
(CD)糸9も、所望であるならばあるいは与えられた
抄紙装置の必要が求めているものであれば、本発明の被
膜付きモノフィラメント糸1であってもよいが第5図で
はモノフィラメントとして示している。縦方向(MD)
糸8と横方向(CD)糸9とから織られたベースファブ
リック11の構造に縫い込まれた繊維バット10も示し
てある。
【0027】前記したように本発明は、オンマシン継ぎ
合せ可能プレスファブリックの縦方向(MD)糸として
用いる被膜付きマルチフィラメント糸を提供する。被膜
付き糸の芯は6デニール以下の個々のフィラメントを有
するマルチフィラメント糸または紡糸した糸であること
が好ましい。このようにして被膜付きの糸はマルチフィ
ラメント糸の縦方向(MD)の弾性およびモノフィラメ
ントノ良好な形成特性を有しているであろう。しかしな
がら6デニールを越えるフィラメントもモノフィラメン
ト範囲の直径を有する糸も使うことができ、この糸は組
み合せて一緒にして双撚りされる。これらの場合も被膜
を用いることは継ぎ合せを向上させるようにループ結合
性を補助する。
【0028】本発明の利点の1つはオンマシン継ぎ合せ
可能プレスファブリックの縦方向のマルチフィラメント
糸の使用を可能にしていることである。この種の糸は、
抄紙装置での作業中に遭遇する繰り返される屈曲に、破
壊的な破損を伴うことなくしてよりよく耐え得る。この
点は次の屈曲疲れ表を見ることによって認識できる。
【0029】 屈曲疲れ 糸の種類 破損前のサイクル 0.040″モノ 6,500(最大) 0.008″双撚りモノ(2×3) 7,000(最大) 被膜付きマルチフィラメント 22,000(最大) 6デニールマルチフィラメント 300,000を越える(最大) (105フィラメント束)前記の測定は抄紙装置ファブ
リックの縦方向(MD)糸が遭遇する繰り返される屈曲
を模擬する屈曲疲れ装置で行なった。この点でマルチフ
ィラメント糸のすぐれていることは明白である。
【0030】モノフィラメントまたはマルチフィラメン
トの形に押し出すことのできる新しい材料が本発明の糸
に対して最近使われている。この材料が熱可塑性である
ということで独特である。この材料が双撚した糸または
マルチフィラメント糸を製造するために使用され、糸が
織られてベースファブリックにされ適当な温度でヒート
セットされると、糸の外側は『溶解して』流動するであ
ろう。生じる糸の構造は断面で見て第2図に示すような
様相を有する。ヒートセッティング処理は糸に他の繊維
特性たとえば強度または伸びを失わせるようにはしな
い。この糸は二成分構造すなわち鞘−芯構造を有しては
いない。用いられたこの材料は、MXD6(日本のミツ
イ(Mitsui)から入手できる)と呼ばれる特別な
ポリアミド樹脂である。
【0031】本発明の被膜付き糸については、被膜は、
浸漬、スプレー、エマルジョン法またはクロスヘッド押
し出しによってほどこすことができる、後者は芯を押出
機に通すことに撚って被膜を芯にほどこすようにする方
法である。従って被膜は定まった直径を有していて芯の
上に『鞘』を形成する。芯は通常、すでに製造済のもの
でありたとえばモノフィラメント、双撚りしたモノフィ
ラメントまたはマルチフィラメントのようなどのような
糸形状をとることもできる。しかしながら芯と鞘は、連
続的な段階で製造することができる。いずれの場合でも
芯は被覆工程で劣化しないように鞘よりも高い融点を有
していなければならない。すなわち、芯糸は抄紙布を織
るための糸の製造に通常用いられる合成高分子物質から
なる。そのうちの典型的なものは、ポリアミド、ポリエ
ステル、ポリイミド、ポリオレフィンおよびポリエチレ
ンテレフタレート(PET)である。
【0032】被膜自体は永久的なまたは半永久的なもの
であってもよくあるいは可溶性のものであってもよい。
永久的な被膜はそれらがファブリックの作業寿命(op
erating life)の期間だけ存続するのでそ
のように呼ばれる。そのような被膜の目的はある所望の
程度の弾性(すなわち加えた負荷の除去に続きほぼ初期
のキャリパーに戻る能力)を達成することである。好ま
しい被膜物質は、樹脂系ラテックスでありたとえばアク
リル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂および他の『弾
性』ポリマーから成っているものまたは各種材料の組み
合せから成っているものである。被膜を永久的なものに
するには、芯糸に適用し、乾燥した後に硬化する。永久
的な被膜として用いるのに適当な物質の例は、ウレタン
樹脂たとえばグッドリッチ(Goodrich)のBF
GU 024およびBFGU 017およびアクリル樹
脂たとえばグッドリッチの2600×315および26
00×288である。
【0033】半永久的な被膜はプレスファブリックの耐
用寿命の一部分の期間だけ存続する。永久被膜の材料と
同じ種類のものからの材料を使うことができるが通常
は、半永久被膜は永久的なものほど硬くない。それは、
芯糸の上に適用し、乾燥した後に硬化させないためであ
る。硬化過程を省略した結果、はるかに持続性が低下し
た樹脂被膜になる。そのような被膜は乾燥しているとき
硬いが湿潤しているときに軟らかくなる傾向があり何日
かたつとあるいは何週間かたつと溶解する。そのような
材料の一例は、B.F.グッドリッチハイカー(Goo
drich Hycar)26120アクリル樹脂であ
る。上記永久被膜に用いられる物質を、芯糸に適用した
後硬化させない限りで、用いることができる。
【0034】溶解性の被膜は水に易溶性の材料を使って
施すことができ通常はそれらを含むプレスファブリック
を製紙装置に取り付けたのち数時間で溶解する。これら
の材料は乾燥しているとき良好で比較的剛性の被膜を形
成し、良好なループ形成および容易な継ぎ合せに十分で
ある。可溶性被膜の例はポリビニルアルコール(PV
A)およびアルギン酸カルシウムである。
【0035】上記に対する変形は特許請求の範囲に定め
た本発明の範囲から逸脱することなく当業者に明白であ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って用いる被膜付きマルチフィラメ
ント糸の側面図である。
【図2】図1に示した被膜付きマルチフィラメント糸を
図1の2−2線で切断して示す横断面図である。
【図3】本発明の継ぎ目付きプレスファブリックの斜視
図である。
【図4】継ぎ合わせ前のOMSプレスファブリックの斜
視図である。
【図5】ファブリックが「平坦」な形態に織られた場合
を示す図4の5−5線に添った断面図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製紙装置のプレス部分で用いるために、
    ピンシームクロージャー用に設計したオープンエンデッ
    ドプレスファブリックにおいて、 縦方向(MD)糸系と横方向(CD)糸系からなり、該
    縦方向(MD)糸系の該糸は該横方向(CD)糸系の該
    糸と織り込まれて、長さ、幅、2つの縦側エッジ及び2
    つの横側エッジをもつ矩形のオープンエンデッドプレス
    ファブリックを形成し、 該縦方向(MD)糸は該オープンエンデッドプレスファ
    ブリックの該2つの横側エッジの間を該長さ方向に伸
    び、該縦方向(MD)糸はさらに該2つの横側エッジを
    ピンシームにより接合するために該2つの横側エッジの
    各々に沿ってループを形成し、該ピンシームは該オープ
    ンエンデッドプレスファブリックには欠くことのできな
    いものであり、 該縦方向(MD)糸は該オープンエンデッドプレスファ
    ブリックの長さ方向に伸び、芯糸を含みモノフィラメン
    ト様ストランドを形成するスリーブ様被膜を有する複合
    糸であり、該芯糸は合成高分子樹脂からなっており、 該複合糸は該2つの横側エッジが該ピンシームを形成す
    るために合わせるときに該ループをからみ合わせ易くす
    るために、該ループを該オープンエンデッドプレスファ
    ブリックの該2つの横側エッジに沿って形成することを
    特徴にするオープンエンデッドプレスファブリック。
  2. 【請求項2】 該横方向(CD)糸が芯糸を含みスリー
    ブ様被膜を有する複合糸である請求項1記載のオープン
    エンデッドプレスファブリック。
  3. 【請求項3】 オープンエンデッドプレスファブリック
    に縫い込んだステープルファイバーのバットをさらに含
    んでいる請求項1記載のオープンエンデッドプレスファ
    ブリック。
  4. 【請求項4】 該芯糸がマルチフィラメント糸である請
    求項1記載のオープンエンデッドプレスファブリック。
  5. 【請求項5】 該芯糸が紡績糸である請求項1記載のオ
    ープンエンデッドプレスファブリック。
  6. 【請求項6】 該芯糸がフィラメントの双撚りされた束
    を複数有するマルチフィラメント糸である請求項1記載
    のオープンエンデッドプレスファブリック。
  7. 【請求項7】 該芯糸が双撚りされたモノフィラメント
    である請求項1記載のオープンエンデッドプレスファブ
    リック。
  8. 【請求項8】 該合成高分子樹脂がポリアミド、ポリエ
    ステル、ポリイミド、ポリオレフィンおよびポリエチレ
    ンテレフタレート(PET)からなる群から選択される
    請求項1記載のオープンエンデッドプレスファブリッ
    ク。
  9. 【請求項9】 該複合糸のスリーブ様被膜が永久的であ
    り、被膜材料がアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン
    樹脂およびこれらの組合わせからなる群から選択され、
    そして該芯糸に適用されその上で乾燥、硬化されている
    ものである請求項1記載のオープンエンデッドプレスフ
    ァブリック。
  10. 【請求項10】 該複合糸のスリーブ様被膜が半永久的
    であり、被膜材料がアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレ
    タン樹脂およびこれらの組合わせからなる群から選択さ
    れ、そして該芯糸に適用されその上で乾燥するが硬化さ
    れていないものである請求項1記載のオープンエンデッ
    ドプレスファブリック。
  11. 【請求項11】 該複合糸のスリーブ様被膜が溶解性で
    あり、被膜材料がポリビニルアルコール(PVA)およ
    びアルギン酸カルシウムの組合わせからなる群から選択
    される請求項1記載のオープンエンデッドプレスファブ
    リック。
JP12041193A 1992-04-24 1993-04-26 独特な糸を用いたオンマシン継ぎ目付きプレスファブリックでの改良したループ形成 Pending JPH0617393A (ja)

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