JPH0617381U - ステッピングモータの固定子 - Google Patents
ステッピングモータの固定子Info
- Publication number
- JPH0617381U JPH0617381U JP5387192U JP5387192U JPH0617381U JP H0617381 U JPH0617381 U JP H0617381U JP 5387192 U JP5387192 U JP 5387192U JP 5387192 U JP5387192 U JP 5387192U JP H0617381 U JPH0617381 U JP H0617381U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stepping motor
- magnet wire
- stator
- winding
- motor stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】各種情報機器・産業機器に仕様されるステッピ
ングモータにおいて、ステッピングモータの特性を細分
化することを目的とする。 【構成】固定子の巻枠3にマグネットワイヤー4と、こ
のマグネットワイヤー4とは異なる仕様のマグネットワ
イヤー5が同時巻回された構成としている。
ングモータにおいて、ステッピングモータの特性を細分
化することを目的とする。 【構成】固定子の巻枠3にマグネットワイヤー4と、こ
のマグネットワイヤー4とは異なる仕様のマグネットワ
イヤー5が同時巻回された構成としている。
Description
【0001】
本考案は、フロッピーディスク、ファクシミリ、複写機などの情報機器分野、 ミシン・FA機器などの産業機器分野を含め、それらの駆動部分に使用されてい るステッピングモータにおける固定子に関する。
【0002】
ステッピングモータの総需要は年々拡大傾向に有り、その用途も広範囲に及ん でいる。それにともない機器の性能競争も熾烈化しており、細かなモータ性能向 上および構造変更が機器性能・価格に大きな影響を及ぼす結果になっている。こ のような背景からモータへの性能向上および機器側コストの削減構造の要求が厳 しくなってきている。本考案の詳細を説明するに先立ち、以下に従来のステッピ ングモータの固定子巻線構造を説明する。
【0003】 図3は従来のステッピングモータの要部断面図の一例を示すものである。図3 において、1は巻枠、2は巻枠に巻回された固定子巻線であり、固定子巻線2は 通常同一仕様の2本以上のマグネットワイヤーよりなり、これを同時巻回し、か つ巻枠内に同心円上に巻装している。
【0004】
しかしながら上記に述べる従来の構成では、マグネットワイヤー線径によりス テッピングモータ特性が決定するため、マグネットワイヤーの線種以上の種類の 特性は得られない。
【0005】 本考案は前記従来の問題に留意し、発生トルク仕様を細分化し、適正トルクを 実現するステッピングモータ用の固定子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するために、本考案のステッピングモータの固定子は、巻枠に 異なる仕様のマグネットワイヤーを同時巻回して固定子巻線を構成する。
【0007】
この構成においては、巻線仕様の組合せ数が増大し、巻線仕様の細分化が可能 となり、マグネットワイヤー巻回数、および電流値の設定の自由度がひろがり、 モータ特性の最適化が可能となる。
【0008】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。 図1はクローポール型PMステッピングモータに実施した例である。図示のよ うに巻枠3にマグネットワイヤー4と、マグネットワイヤー4とは異なる仕様の マグネットワイヤ5が同時巻回されている。図2は本実施例によるマグネットワ イヤー巻回済の固定子巻枠を示している。ここでモータ給電端子コム6と第1の モータ給電端子7とをマグネットワイヤー4にて接続している。そしてモータ給 電端子コム6と第2のモータ給電端子8とはマグネットワイヤー5にて接続して いる。
【0009】 上記実施例の構成によれば仕様の異なる2種類のマグネットワイヤー4、5が 同時に巻回されていることから巻線仕様が細分化されステッピングモータとして の特性を細分化でき、この結果、適正トルクが得られる。
【0010】
以上の実施例の説明より明らかなように、本考案は異なる仕様のマグネットワ イヤーを同時巻回した構成としたため、巻線仕様の細分化を実現し、ステッピン グモータ特性の細分化を実現でき、その実用的効果の大きいものである。
【図1】本考案の一実施例のステッピングモータの固定
子における巻枠の一部の斜視図
子における巻枠の一部の斜視図
【図2】同ステッピングモータの固定子巻枠全体の斜視
図
図
【図3】従来のステッピングモータの固定子巻枠の一部
の斜視図
の斜視図
3 巻枠 4 第1仕様のマグネットワイヤー 5 第2仕様のマグネットワイヤー
Claims (1)
- 【請求項1】巻枠に二種類以上の仕様の異なるマグネッ
トワイヤーを同時巻回して固定子巻線を構成したステッ
ピングモータの固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5387192U JPH0617381U (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | ステッピングモータの固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5387192U JPH0617381U (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | ステッピングモータの固定子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617381U true JPH0617381U (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=12954819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5387192U Pending JPH0617381U (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | ステッピングモータの固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617381U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4912788A (ja) * | 1972-05-15 | 1974-02-04 | ||
JPS5085802A (ja) * | 1973-12-03 | 1975-07-10 | ||
JPS512602B1 (ja) * | 1968-07-04 | 1976-01-27 | ||
JPS53123801A (en) * | 1977-04-05 | 1978-10-28 | Westinghouse Electric Corp | Winding conductor for rotary electric machine |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP5387192U patent/JPH0617381U/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512602B1 (ja) * | 1968-07-04 | 1976-01-27 | ||
JPS4912788A (ja) * | 1972-05-15 | 1974-02-04 | ||
JPS5085802A (ja) * | 1973-12-03 | 1975-07-10 | ||
JPS53123801A (en) * | 1977-04-05 | 1978-10-28 | Westinghouse Electric Corp | Winding conductor for rotary electric machine |
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