JPH0617374Y2 - カラーテレビジョン受像機 - Google Patents

カラーテレビジョン受像機

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JPH0617374Y2
JPH0617374Y2 JP1987152107U JP15210787U JPH0617374Y2 JP H0617374 Y2 JPH0617374 Y2 JP H0617374Y2 JP 1987152107 U JP1987152107 U JP 1987152107U JP 15210787 U JP15210787 U JP 15210787U JP H0617374 Y2 JPH0617374 Y2 JP H0617374Y2
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JP
Japan
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transistor
circuit
sync
signal
separation
Prior art date
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JP1987152107U
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智治 印南
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はカラーテレビジョン受像機に関するものであ
り、より時定的にはノイズ画面の代わりに特定の色を画
面全体に映し出す機能を有するカラーテレビジョン受像
機に関する。
従来の技術 カラーテレビジョン受像機においては受像機動作時に受
信信号が存しない若しくは微弱であるときノイズ画面と
なるが、このような場合、近時のカラーテレビジョン受
像機では積極的に特定の色を画面に映し出すようにする
ことによって視聴者の不快感を払拭するように配慮され
ている。その特定の色としては爽やかな感じを与える青
色が選ばれているので、ノイズ画面を青一色に置き換え
ることをブルーバックと呼んでいる。そして、同期分離
回路の出力である同期信号の有無を検出し同期信号がな
い場合に、その検出回路の出力によってブルーバックを
動作させるようになっている。
考案が解決しようとする問題点 ところが、同期分離回路の分離レベルはコピーガードテ
ープ再生時や同期圧縮された同期信号を考慮して充分且
つ確実に分離できるようなレベルに設定されている。従
って、このような信号への対策から同期分離回路のレベ
ルが深い(分離し易い)ところに設定されている場合に
は、前述のブルーバック動作時に比較的大きなノイズが
擬似的に同期分離されて同期乱れが生じ、画面がちらつ
くという問題が生じる。第3図はこのことを波形の上か
ら表しており、まず同図(a)に示す同期分離レベル(LV)
に対し、通常動作時は同期信号(8)が該レベル(LV)を越
えて充分下に突出するので同図(b)の如く同期信号(8)が
分離される。外来パルスのない単なるノイズの時には前
記同期分離レベル(LV)を越えないので、擬似同期パルス
が分離されないが、ノイズに外来パルス等が混入する
と、前記レベル(LV)を越えると外来パルス(9)に対応し
て擬似同期パルス(9′)が分離される。この擬似同期パ
ルス(9′)は偏向系における発振回路の動作を乱し、所
謂同期乱れを生じるのである。
本考案はこのような点に鑑みなされたものであって、ノ
イズ画面に代わって特定の色を画面全体に映し出す時ノ
イズパルスの影響を軽減できるようにしたカラーテレビ
ジョン受像機を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため本考案のカラーテレビジョン
受像機は、同期分離回路と、該同期分離回路で分離され
た同期信号の有無を検出する検出回路と、該検出回路の
出力を受け同期信号の有無によって前記同期分離回路の
分離レベルを制御するための信号を発生する分離レベル
制御回路と、前記検出回路によって同期信号がないと判
定されたとき画面を特定の色にする手段を有するカラー
テレビジョン受像機において、 前記同期分離回路をエミッタフォロア型の第1トランジ
スタと、該第1トランジスタのエミッタ出力をコンデン
サを介して接続したベース接地エミタ入力型の第2トラ
ンジスタとによって構成し、前記分離レベル制御回路か
らの制御信号を前記第2トランジスタのエミッタに接続
した構成としている。
作用 画面全体に特定の色が映し出されているとき同期乱れが
あると、画面の“ちらつき”が目立って見苦しいものと
なるが、上記の構成によると、外来パルスは分離され難
くなるので同期乱れも発生しにくくなり、良好な画面を
得ることができる。通常の映像を映し出すときは同期分
離レベルが深くなり、その分だけ外来パルスによる同期
乱れが生じ易くなるが、画面全体が一色の場合に比し
“ちらつき”は余り目立たない。
実施例 以下、本考案の一実施例を説明する。第1図において、
(1)は同期分離回路であって、第1トランジスタ(Q1)の
エミッタ出力を抵抗(R1)(R2)とコンデンサ(C1)を介して
ベース接地型の第2トランジスタのエミッタに与える。
(R3)は第2トランジスタ(Q2)のエミッタとアース間に接
続された抵抗であり、この抵抗(R3)と第2トランジスタ
(Q2)のエミッタの接続点(イ)には後述する分離レベル
制御回路(6)から電流が与えられるようになっている。
第2トランジスタ(Q2)のコレクタ出力は次段のPNP型
の第3トランジスタ(Q3)のベースに印加される。該第3
トランジスタ(Q3)のコレクタ出力は線路(3)を通して偏
向系へ供給される以外に、同期信号の有無を検出する検
出回路(2)へ供給される。検出回路(2)は、抵抗(R9),逆
流防止ダイオード(D3),コンデンサ(C2),抵抗(R10)よ
りなる積分回路(4)と第4トランジスタ(Q4)及びツェナ
ーダイオード(Dz),第5トランジスタ(Q5)等によって構
成されており、第5トランジスタ(Q5)のコレクタ等から
得られる検出出力はブルーバック回路(5)へ与えられる
と共に分離レベル制御回路(6)へも供給される。尚、(7)
はカラーブラウン管を示す。分離レベル制御回路(6)は
NPN型の第6トランジスタ(Q6)とそのコレクタ出力を
受けるように接続されたPNP型の第7トランジスタ(Q
7)等から図示の通り構成されている。
次に、第1図の動作を第2図を参照して説明する。ま
ず、通常動作時は同期信号(8)が同期分離回路(1)で分離
され、その分離された同期信号(8)〔第2図(b)〕が次々
と検出回路(2)に与えられて積分回路(4)で積分される。
その結果、第4トランジスタ(Q4)がオンすると共に第5
トランジスタ(Q5)もオン状態となるので、分離レベル制
御回路(6)の第6,第7トランジスタ(Q6)(Q7)はいずれ
もオフとなって同期分離回路(1)の(イ)点の電位に何
ら影響を与えない。よって、このときは(イ)点の電位
は低く、第2トランジスタ(Q2)に注目すれば導通し易い
方向へバイアスがかかっていることになる。このこと
は、第2図に(LV1)で示す位置に分離レベル(LV1)が存
し、分離レベルが深くなっていることを意味する。従っ
て、この状態ではコピーガードテープの再生信号中の同
期信号も充分に分離できる。
尚、このとき検出回路(2)の出力はローレベルとなって
いるので、ブルーバック回路(5)は不作動状態である。
次に、入力信号が微弱若しくは存していないノイズ時は
分離される同期信号が存しないので、検出回路(2)の第
4,第5トランジスタ(Q4)(Q5)はオフとなり、逆に分離
レベル制御回路(6)の第6,第7トランジスタ(Q6)(Q7)
はオンとなる。そのため、トランジスタ(Q7)のコレクタ
から同期分離回路(1)の(イ)点に電流が流れ込み、
(イ)点の電位は上昇する。このため、第2トランジス
タ(Q2)がオンしにくくなる。従って、分離レベルは第2
図(a)の(LV2)の如く浅くなる。そのため、外来パルス
(9)が到来したとき、そのパルス(9)は分離レベルを越え
難くなり、擬似同期パルスが第3トランジスタ(Q3)のコ
レクタから線路(3)を通して偏向系へ与えられない。一
方、このとき検出回路(2)の出力は第5トランジスタ
(Q5)がオフであるためハイレベルとなり、線路(10)を通
してブルーバック回路(5)を駆動する。これによってブ
ラウン管(7)には青色が画面全体に映し出される。斯る
青色画面に対し同期乱れによるノイズは生じないので、
従来のような見苦しさが生じない。
考案の効果 以上の通り本考案によれば通常の受像状態では同期分離
回路の分離レベルを深くしているので、コピーガードテ
ープ再生信号中の同期信号の如く標準より小さい同期信
号も充分に分離することができ、一方入力信号が微弱若
しくは存していないため画面全体に特定の色を映し出す
ときには同期分離回路の分離レベルを浅くして外来ノイ
ズによる擬似同期分離が行われないようにしているので
同期乱れが発生しにくく、従って同期乱れに伴うノイズ
が画面に生じないという効果がある。しかも、本考案で
は同期信号の分離レベルの可変を分離回路を構成するト
ランジスタのバイアス状態をアナログ的に変えることで
簡単な回路構成でこれを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したカラーテレビジョン受像機の
要部を示す回路図であり、第2図はその動作説明図であ
る。第3図は従来例の動作説明図である。 (1)……同期分離回路,(2)……検出回路, (5)……ブルーバック回路, (6)……分離レベル制御回路, (8)……同期信号,(LV1)(LV2)……分離レベル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期分離回路と、該同期分離回路で分離さ
    れた同期信号の有無を検出する検出回路と、該検出回路
    の出力を受け同期信号の有無によって前記同期分離回路
    の分離レベルを制御するための信号を発生する分離レベ
    ル制御回路と、前記検出回路によって同期信号がないと
    判定されたとき画面を特定の色になす手段を有するカラ
    ーテレビジョン受像機において、 前記同期分離回路をエミッタフォロア型の第1トランジ
    スタと、該第1トランジスタのエミッタ出力をコンデン
    サを介して接続したベース接地エミタ入力型の第2トラ
    ンジスタとによって構成し、前記分離レベル制御回路か
    らの制御信号を前記第2トランジスタのエミッタに接続
    したことを特徴とするカラーテレビジョン受像機。
JP1987152107U 1987-10-03 1987-10-03 カラーテレビジョン受像機 Expired - Lifetime JPH0617374Y2 (ja)

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JPS60248082A (ja) * 1984-05-24 1985-12-07 Hitachi Ltd 映像信号受信の有無検出回路
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