JPH06173310A - シスターン装置 - Google Patents

シスターン装置

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JPH06173310A
JPH06173310A JP5087802A JP8780293A JPH06173310A JP H06173310 A JPH06173310 A JP H06173310A JP 5087802 A JP5087802 A JP 5087802A JP 8780293 A JP8780293 A JP 8780293A JP H06173310 A JPH06173310 A JP H06173310A
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valve lift
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ディビッド・チェルチォウスキー
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Caroma Industries Ltd
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    • E03D5/02—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated mechanically or hydraulically (or pneumatically) also details such as push buttons, levers and pull-card therefor
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    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D1/00—Water flushing devices with cisterns ; Setting up a range of flushing devices or water-closets; Combinations of several flushing devices
    • E03D1/02—High-level flushing systems
    • E03D1/14—Cisterns discharging variable quantities of water also cisterns with bell siphons in combination with flushing valves
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 容積／深度比が異なるにもかかわらず広範囲
の種類のシスターンを提供するシスターン装置を提供す
る。 【構成】 容積／深度比が異なっても広範囲の種類のシ
スターンに対して使用可能なシスターン１やフラッシュ
タンクの作動機構を開示する。同機構は、フラッシュバ
ルブを包囲し、そこから支持フレーム７が延びる全体と
してカップ状のせきの形をとることが望ましい。せきの
ヘリの高さは、例えば、せき２２の壁内に配置された一
連の破断可能なパネルを使用することによって選択もし
くは調節することができる。フラッシュアクチュエータ
４とフラッシュ作動機構の間の高さのばらつきを調節す
るための機構も開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シスターン又はフラッ
シュタンク、殊に広範囲の種類のシスターンと共に使用
可能なシスターン装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】大部分のシスターンメーカーは、種々の
タイプの洗浄槽と共に使用される広範囲の種類のシスタ
ーンを備えている。シスターンによってはプラスチック
材料で成形したものもあるが、その他はガラス質の陶磁
器より製造している。殊に、ガラス質陶磁器シスターン
の場合、シスターン機構をシスターンの内面に固定する
ことが困難である。このため、シスターン機構は、シス
ターンのフラッシュ管又はフラッシュ孔と接続すること
によって取付けることができることが望ましい。
【０００３】更に、またシスターンの範囲全体にわたっ
て一つのシスターン機構を使用することができる場合に
は、貯蔵容積と貯蔵管を小さくし規模の経済を図る上か
らもそれを大量生産により実現することができることが
望ましい。これに関連して、シスターンの型式が異なる
につれて異なる外形を達成するために異なる形をとるこ
とになるため、そのようなシスターンは異なる容積／深
度の比をとることが理解される。シスターンの容積／深
度比は、シスターン内部に含まれる利用可能な水容積
が、シスターン内部の最高水位を超えて深度が大きくな
るにつれて変化する際の様子である。内部断面積が大き
なシスターン程、比較的小さい断面積の比較的スリムな
シスターンよりも大きな容積／深度比を有することにな
るのは明らかである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
シスターンの容積／深度比が異なっても広範囲な種類の
シスターンを提供することの可能なシスターン機構を提
供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の一面では、その
各々が異なる容積／深度比を有する広範囲な種類のシス
ターンに対するシスターン機構で、同機構がフラッシュ
管と／又はフラッシュアパーチャと接続することによっ
てシスターン内に取付可能なフレームと、同フレーム内
に取付けられるフラッシュバルブと、同バルブを包囲し
同バルブの上部に所定の高さまで延びるせきと、前記フ
ラッシュバルブ上部のフレーム上に取付けられるフラッ
シュバルブリフト機構と、前記フラッシュバルブに対す
る前記せきの少なくとも一部の高さを選択して前記所定
高さを設定する手段と、を備えるものが開示される。
【０００６】また、手操作フラッシュアクチュエータと
フラッシュバルブリフト機構間の機械的連結を異なる型
式のシスターンに固有な異なる寸法を収納できるように
調節できる場合には、異なる種類のシスターンを提供す
る上で望ましいことである。同様にして、同じ型式の各
種陶磁器シスターンもバッチ毎に１０％程の縮み量だけ
変化させることもできる。従って、本発明の望ましい特
徴は、これらの諸問題に取組むことの可能なシスターン
調節機構を提供できることである。
【０００７】本発明の第２の好ましい一面では、手動フ
ラッシュアクチュエータとフラッシュバルブリフト機構
を相互接続する連結機構のシスターン調節機構で、同機
構が前記手操作フラッシュアクチュエータと接触するフ
ラッシュバルブリフト機構の一部と残りのフラッシュバ
ルブリフト機構とを相互接続するねじ調節部を備えるこ
とによって前記手操作フラッシュアクチュエータとフラ
ッシュバルブリフト機構間の間隔差が何れもフラッシュ
バルブリフト機構を取付けた後に前記ねじ調節部を調節
することによって補償できるようにしている。以下、本
発明の実施例を図面に即して説明する。
【０００８】
【実施例】図１に示すように、シスターン１は、シスタ
ーン本体２と蓋３の形をとる。蓋３は、一方は小容量フ
ラッシュを作動させ、他方は全容量フラッシュを作動さ
せる２個の押しボタンアクチュエータ４を備え、他方は
全容量フラッシュを作動させる。シスターン本体２内に
は自蔵式のシスターン機構６が配置され、同機構６は、
全体として矩形のフレーム７と、シスターン本体２のベ
ース内の中心開口９内を通過する螺刻スピゴット８を備
える。フレーム７は螺刻ナット１０をスピゴット８と係
合させることによってシスターン本体内に固定すること
ができる。シール座金１１が上記構成を完結し、フレー
ム７の外部とシスターン本体２の間に水密シールを構成
する。スピゴット８は、更に、従来通りフラッシュ管２
０（図２）と接続する。
【０００９】上記構成は、シスターン機構６全体がシス
ターンの内壁と係合せずにシスターン１の内部に取付け
可能であるという利点を備える。
【００１０】押しボタンアクチュエータ４からは、それ
に対応して押し棒１４が垂下し、押し棒１４の下端は、
シスターンの蓋３が所定位置にある時にそれに対応する
Ｌ字形のリフトアクチュエータ１５の上面と衝合する。
図３に関して詳説するように、リフトアクチュエータ１
５の各々はフラッシュバルブリフト機構に接続される。
【００１１】図２と３に図示するように、フレーム７の
下端にはフラッシュバルブ１７が配置され、同バルブ１
７は、上部にフロート１９がスライド可能に取付けられ
たステム１８の下端に接続される。
【００１２】シスターンを洗浄するためにはステム１８
を上昇させ、フラッシュバルブ１７を開き、シスターン
内に保存された水がフラッシュバルブ１７を通り抜けフ
ラッシュパイプ２０（図２）内に流れるようにする。小
容量フラッシュの場合には、フロート１９を使用してス
テム１８を下降させて洗浄作用を早期に終了させる。全
容量フラッシュの場合には、フラッシュバルブ１７内を
流れる水容積と速度が共にステム１８とフロート１９の
重さを支えるに十分でない時にステム１８が下降する。
【００１３】図１と図２に最も良く描かれている通り、
フラッシュバルブ１７は、カップ状のせき２２によって
全四方を包囲されている。小容量フラッシュの場合に
は、フラッシュ作用はシスターン内の水位がせき２２の
高さにまで下降するよりずっと前に終了する。
【００１４】さて、図２について述べると、シスターン
内の最高水位は入口の構造によって決定されることが判
る。従来形のフロートアーム（図示せず）を使用してシ
スターン内の最大水位を制御する。殊に、フロートアー
ムはオーバーフロー構造の下方、特に中空ステム１８の
上端より下になければならない。更に、シスターンと洗
浄槽が近接して連結されているような構成では、シスタ
ーン内の水の静落差は不必要に小さくしてはならない。
これらの理由から、一定の範囲でシスターン内の最高水
位は実質上一定であると見做すことができる。
【００１５】近時、水を保存してダムに対する余分の投
資の必要を回避するために、水道局は洗浄槽を首尾良く
洗浄し下水分岐管に沿ってその容量を運搬するために必
要であると考えられる普遍的な最小限容量と共に一回の
フラッシュで許容される最大水量を多くの法規で指定し
はじめている。だが、図２よりシスターンの大きさと形
が異なると、その容積対深度の比が異なるために水位を
異なる高さに下降させて同量の水をフラッシュさせる必
要があることが理解できる。
【００１６】図２において、水位Ｍはシスターン内の最
高水位を示す。水位Ｕは図２の大きな断面積を有する点
線で示すシスターン内の最低水位に対する上限を示す。
一方、水位Ｌはそれより大きな断面積を有する図２に実
線で示したシスターンの最低水位の下限を示す。
【００１７】両シスターンにより設定全フラッシュ容量
で作動させることの可能な単一のシスターン機構を有す
るためには、水位Ｕで停止するように大きい方のシスタ
ーンの全容量フラッシュを構成する一方、小さい方のシ
スターンでは全容量フラッシュが水位Ｌに達するまで継
続させることが必要である。
【００１８】好適例では、この中断レベルの変更はせき
２２によって行う。
【００１９】図１と２に示すように、せき２２の４つの
壁の各々は、厚さの小さい一連のパネル（３個が望まし
い）を備える。従って、もしフレーム７を図２に破線で
示すような大きいシスターンと共に使用する場合には、
せき２２を図１に示すように使用し、全容量フラッシュ
のフラッシング中断レベルが図２に示す水位Ｕとなるよ
うにする。だが、フレーム７を図２に実線で示す。断面
積の小さいシスターンと共に使用する場合には、厚さの
小さいパネル２４を全て破断することによって除去す
る。これらの状況の下では、全容量フラッシュは中断水
位Ｌに達するまで継続する。このようにすることより、
小さい断面積のシスターンの場合、所望の最大フラッシ
ュ量に達するが、それを超えることはない。
【００２０】図２の水位ＵとＬの間のどこかで中断水位
を命ずる容積／深度比を有するシスターンが必要な場合
には、パネル２４の一つ又は二つのみを除去することに
なるのは明らかである。必要とあらば、パネル２４の一
部を除去することができる。同様にして、せきの各壁は
高さが同じである必要はなく、例えば、その一つ又は二
つを他より低くすることもできる。
【００２１】上記構成により、フラッシュ中断水位を比
較的広い限界内に調節することができる。異なるタイプ
のシスターンの水位はパネル２４全体に成形した水平線
（図示せず）によって容易に示すことができる。このこ
とによって必要な場合にシスターン機構を現存のシスタ
ーンに改造することができる。その代わりに、シスター
ン機構を製造する間、インサート（図示せず）を金型内
に既知の方法で配置し、螺刻スピゴット８に対するせき
２２の高さを変更することができる。これら二つの方法
は、何れもフラッシュバルブに対するせきの少なくとも
一部の高さを調節もしくは選択する手段を構成する。
【００２２】さて、図３について述べると、同図に示す
フラッシュバルブリフト機構は実質上従来形のもので、
出願人のオーストラリア特許願５９７４３８号に詳解さ
れている通りである。
【００２３】図３に示す通り、各リフトアクチュエータ
１５の一方の内面は内側を螺刻したハウジング２７内に
回転可能に取付けた無頭ねじ２６と係合する螺刻形を備
える。上記無頭ねじ２６自体はフレーム７に対して移動
可能で、ばね２８によりその図に示した最上位の停止位
置内へ偏倚する。
【００２４】
【発明の効果】その上端のスロット２９により無頭ねじ
２６を回転させることによって対応するリフトアクチュ
エータ１５の停止位置をフレーム７に対して調節できる
ことが当業者には理解できるはずである。その結果、例
えばシスターン蓋３のドームの高さのばらつきを何れも
調節して停止位置における押し棒１４の下端が停止位置
でリフトアクチュエータ１５の上面に衝合するようにす
ることができる。この調節機構によって異なる型式のシ
スターンどうしの間のばらつきを容易に調節することに
よって広範囲のシスターン全体、即ち、所与のシスター
ンメーカーが製作するシスターン範囲全体にわたってシ
スターン機構を使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】好適例のシスターン機構を組込んだシスターン
の分解斜視図である。
【図２】異なる型式のシスターンの異なる水位を示す図
１のシスターン機構の横断側部直立断面図である。
【図３】図１と２のシスターン機構の正面から背後に至
る断面図である。
【符号の説明】
１ シスターン ２ シスターン本体 ３ 蓋 ４ 押しボタンアクチュエータ ６ シスターン機構 ７ フレーム ８ スピゴット １７ フラッシュバルブ １８ ステム
フロントページの続き (72)発明者 コーリン・ウィリアム・ウールドリッヂ オーストラリア国 サウス・オーストラリ ア 5110、バートン、オーク・アヴェニュ ー 13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 その各々が異なる容積／深度比を有する
    広範囲の種類のシスターン用のシスターン装置で、フラ
    ッシュ管と（又は）フラッシュ孔と接続することによっ
    てシスターン内に取付けられるフレームと；前記フレー
    ム内に取付けられるフラッシュバルブと；前記フレーム
    上に前記フラッシュバルブ上部で取付けられるフラッシ
    ュバルブリフト機構と；から成るものにおいて、前記バ
    ルブを包囲し同バルブ上を所定の高さに延びるせきと；
    同せきの少なくとも一部の前記フラッシュバルブに対す
    る高さを選択して設定する手段と；を備える前記シスタ
    ーン装置。
  2. 【請求項２】 前記せきが前記フレームの一部を構成す
    る請求項１記載のシスターン装置。
  3. 【請求項３】 前記せきが、そこから複数のサポートが
    延びる上部ヘリを有する全体としてカップ状の受口を備
    える請求項１又は２記載のシスターン装置。
  4. 【請求項４】 前記フラッシュバルブが、中空のステム
    を備え、同ステムの上端がオーバーフロー構造を形成
    し、下端がシール手段を備え、前記カップ状受口がその
    内部にスピゴットに至る開口を備え、前記スピゴットが
    前記フラッシュ孔内に受取られるか、前記フラッシュ管
    に接続され、前記開口が前記シール手段により閉鎖さ
    れ、前記中空ステムの上端が前記サポートにより支持さ
    れる請求項３記載のシスターン装置。
  5. 【請求項５】 前記せきの高さを選択する手段が前記受
    口のヘリ内に形成した少なくとも一個の破断可能なパネ
    ルを備える請求項３記載のシスターン装置。
  6. 【請求項６】 前記せきの高さを選択する手段が、前記
    ヘリをフラッシュバルブ上の前記所定の高さに構成する
    請求項３記載のシスターン装置。
  7. 【請求項７】 請求項１〜６の何れか一項に記載のシス
    ターン装置を備えるシスターン。
  8. 【請求項８】 手操作式フラッシュアクチュエータとフ
    ラッシュバルブリフト機構とを相互接続するシスターン
    調節リンク装置において、前記手操作フラッシュアクチ
    ュエータと接触するフラッシュバルブリフト機構の部分
    と、前記フラッシュバルブリフト機構の残部とを相互接
    続するねじ構造を備えることによって前記手操作フラッ
    シュアクチュエータとフラッシュバルブリフト機構の間
    の間隔差が、シスターンと共にフラッシュバルブリフト
    機構を取付けた後に、前記ねじ構造を調節することによ
    って補償可能となった前記リンク装置。
  9. 【請求項９】 前記ねじ調節手段がばね偏倚手段を備
    え、前記フラッシュバルブリフト機構部分を前記アクチ
    ュエータ方向に駆動する請求項８記載のシスターン調節
    装置。
  10. 【請求項１０】 請求項８又は９に記載のシスターン調
    節装置を組込んだシスターン。
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ES (1) ES2103040T3 (ja)
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NZ (1) NZ247133A (ja)
RU (1) RU2107130C1 (ja)
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