JPH06173308A - 便器の洗浄方法 - Google Patents
便器の洗浄方法Info
- Publication number
- JPH06173308A JPH06173308A JP35034592A JP35034592A JPH06173308A JP H06173308 A JPH06173308 A JP H06173308A JP 35034592 A JP35034592 A JP 35034592A JP 35034592 A JP35034592 A JP 35034592A JP H06173308 A JPH06173308 A JP H06173308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- air
- bowl
- cleaning
- trap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄効率および節水効果を向上させることの
できる便器の洗浄方法の提供を目的とする。 【構成】 鉢2の汚水W中に噴出されるジェットノズル
6からのジェット吐水中にエアーを混入させて洗浄す
る。
できる便器の洗浄方法の提供を目的とする。 【構成】 鉢2の汚水W中に噴出されるジェットノズル
6からのジェット吐水中にエアーを混入させて洗浄す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、便器の洗浄方法の改
良に関するものである。
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、便器内を洗浄するた
めには、大量の洗浄水を供給する必要があり、水が無駄
に使われてしまうという問題点があった。
めには、大量の洗浄水を供給する必要があり、水が無駄
に使われてしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、節水効果と洗浄効率を
向上させることのできる便器の洗浄方法を提供せんこと
を目的とし、その第1の要旨は、便器内へ供給する洗浄
水中へエアーを混入させることである。また、第2の要
旨は、便器のリム部から鉢内へ流下させる洗浄水中にエ
アーを混入させることである。また、第3の要旨は、鉢
内の汚水を排水するために噴出されるジェット吐水中に
エアーを混入させることである。
点に鑑み案出したものであって、節水効果と洗浄効率を
向上させることのできる便器の洗浄方法を提供せんこと
を目的とし、その第1の要旨は、便器内へ供給する洗浄
水中へエアーを混入させることである。また、第2の要
旨は、便器のリム部から鉢内へ流下させる洗浄水中にエ
アーを混入させることである。また、第3の要旨は、鉢
内の汚水を排水するために噴出されるジェット吐水中に
エアーを混入させることである。
【0004】
【作用】洗浄水中にエアーを混入させることにより、洗
浄水は泡沫水となって便器内に供給されるため、この泡
沫水が便器の壁面等に付着している汚れを良好に落と
し、洗浄効率が向上され、また、エアーが混入される分
だけ洗浄水の量を少なくすることができ、節水効果が得
られる。
浄水は泡沫水となって便器内に供給されるため、この泡
沫水が便器の壁面等に付着している汚れを良好に落と
し、洗浄効率が向上され、また、エアーが混入される分
だけ洗浄水の量を少なくすることができ、節水効果が得
られる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、便器の断面構成図であり、便器本体1の
鉢2の下部には、ジェット水を噴出させるジェットノズ
ル6が取付けられており、また、鉢2の上部には、鉢2
内に洗浄水を流下させることのできるリム3が形成され
ている。また、鉢2の後部には連通状にトラップ4が形
成されており、トラップ4の下端部は図示しない排水管
に連通する排水口5となっている。
する。図1は、便器の断面構成図であり、便器本体1の
鉢2の下部には、ジェット水を噴出させるジェットノズ
ル6が取付けられており、また、鉢2の上部には、鉢2
内に洗浄水を流下させることのできるリム3が形成され
ている。また、鉢2の後部には連通状にトラップ4が形
成されており、トラップ4の下端部は図示しない排水管
に連通する排水口5となっている。
【0006】本例においては、前記ジェットノズル6に
給水管7と給気管8が接続されており、このジェットノ
ズル6は図2に断面図で拡大して示すような構造となっ
ており、ジェットノズル6の本体部61内には、水と空
気を混合させる混合室62が形成されており、この混合
室62の先端にジェット水を噴出する噴出口63が形成
されている。また、噴出口63と反対側には前記給水管
7を接続するための給水管接続部64が形成されてい
る。また、混合室62からは上方へ突出状に接続管65
が形成されており、この接続管65に前記給気管8を接
続することができる構造となっている。このジェットノ
ズル6は、鉢2の下部に形成されたジェット孔2aにナ
ット9を介し取付けられるものである。尚、前記給水管
7は図示しないフラッシュバルブに接続されており、使
用者がフラッシュバルブを操作することにより、洗浄水
がこの給水管7を通り、ジェットノズル6に供給され
る。また、前記給気管8の先端部は外気に連通されてお
り、適宜調節弁等を設けて給気量を調節可能となってい
る。
給水管7と給気管8が接続されており、このジェットノ
ズル6は図2に断面図で拡大して示すような構造となっ
ており、ジェットノズル6の本体部61内には、水と空
気を混合させる混合室62が形成されており、この混合
室62の先端にジェット水を噴出する噴出口63が形成
されている。また、噴出口63と反対側には前記給水管
7を接続するための給水管接続部64が形成されてい
る。また、混合室62からは上方へ突出状に接続管65
が形成されており、この接続管65に前記給気管8を接
続することができる構造となっている。このジェットノ
ズル6は、鉢2の下部に形成されたジェット孔2aにナ
ット9を介し取付けられるものである。尚、前記給水管
7は図示しないフラッシュバルブに接続されており、使
用者がフラッシュバルブを操作することにより、洗浄水
がこの給水管7を通り、ジェットノズル6に供給され
る。また、前記給気管8の先端部は外気に連通されてお
り、適宜調節弁等を設けて給気量を調節可能となってい
る。
【0007】使用者によりフラッシュバルブが作動され
て、洗浄水が給水管7からジェットノズル6の本体部6
1内に供給されると、供給された洗浄水は混合室62内
で給気管8からのエアーを混入し、混合室62内で泡沫
水が生成され、この泡沫水が噴出口63から鉢2に貯水
されている汚水W中に噴出される。
て、洗浄水が給水管7からジェットノズル6の本体部6
1内に供給されると、供給された洗浄水は混合室62内
で給気管8からのエアーを混入し、混合室62内で泡沫
水が生成され、この泡沫水が噴出口63から鉢2に貯水
されている汚水W中に噴出される。
【0008】このようにジェットノズル6から泡沫水が
トラップ4側に噴出されることにより、トラップ4内に
汚水Wが押し出され、トラップ4内が満水状態となる
と、サイホン作用により汚水Wは排水口5から図示しな
い排水管内に排水される。この時に泡沫水内に混入され
ているエアーが、鉢2の鉢面およびトラップ4内の通路
壁面に付着している汚れを落としながら排水口5側へ流
れ落ち、泡沫水により汚水W中の汚物を粉砕しつつ排水
することができ、従来の洗浄水のみによる洗浄に比べ
て、洗浄効率が向上することとなる。
トラップ4側に噴出されることにより、トラップ4内に
汚水Wが押し出され、トラップ4内が満水状態となる
と、サイホン作用により汚水Wは排水口5から図示しな
い排水管内に排水される。この時に泡沫水内に混入され
ているエアーが、鉢2の鉢面およびトラップ4内の通路
壁面に付着している汚れを落としながら排水口5側へ流
れ落ち、泡沫水により汚水W中の汚物を粉砕しつつ排水
することができ、従来の洗浄水のみによる洗浄に比べ
て、洗浄効率が向上することとなる。
【0009】なお、リム3からも同時に鉢2側へ洗浄水
が流下されるが、このリム3から流下される洗浄水中に
も図2に示すような装置によりエアーを混入させて泡沫
水としておけば、鉢2の面を泡沫水により良好に洗浄す
ることができ、従来よりも良好な洗浄効果を上げること
ができる。なお、エアーを混入することにより洗浄水の
量は従来よりも少ない量で足り、その分、節水効果を得
ることができる。
が流下されるが、このリム3から流下される洗浄水中に
も図2に示すような装置によりエアーを混入させて泡沫
水としておけば、鉢2の面を泡沫水により良好に洗浄す
ることができ、従来よりも良好な洗浄効果を上げること
ができる。なお、エアーを混入することにより洗浄水の
量は従来よりも少ない量で足り、その分、節水効果を得
ることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明の、便器の洗浄方法は、便器内へ
供給する洗浄水中へエアーを混入させることとしたた
め、混入されたエアーにより洗浄水は泡沫水となり、洗
浄効率および節水効果を向上させることができる。ま
た、便器のリム部から鉢内へ流下させる洗浄水中にエア
ーを混入させることとしたため、リム部から流下される
泡沫水により、良好に鉢面を洗浄することができる。ま
た、ジェット吐水中にエアーを混入させることとしたた
め、トラップ部を良好に泡沫水により洗浄し、かつ泡沫
水により汚水中の汚物を粉砕しつつ排水することがで
き、洗浄排水効率および節水効果を向上させることがで
きる。
供給する洗浄水中へエアーを混入させることとしたた
め、混入されたエアーにより洗浄水は泡沫水となり、洗
浄効率および節水効果を向上させることができる。ま
た、便器のリム部から鉢内へ流下させる洗浄水中にエア
ーを混入させることとしたため、リム部から流下される
泡沫水により、良好に鉢面を洗浄することができる。ま
た、ジェット吐水中にエアーを混入させることとしたた
め、トラップ部を良好に泡沫水により洗浄し、かつ泡沫
水により汚水中の汚物を粉砕しつつ排水することがで
き、洗浄排水効率および節水効果を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】便器の断面構成図である。
【図2】ジェットノズルの部分を拡大して示す断面構成
図である。
図である。
1 便器本体1 2 鉢 3 リム 4 トラップ 6 ジェットノズル 7 給水管 8 給気管 62 混合室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 淳 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内
Claims (3)
- 【請求項1】 便器内へ供給する洗浄水中へエアーを混
入させることを特徴とする便器の洗浄方法。 - 【請求項2】 便器のリム部から鉢内へ流下させる洗浄
水中にエアーを混入させることを特徴とする請求項1に
記載の便器の洗浄方法。 - 【請求項3】 鉢内の汚水を排水するために噴出される
ジェット吐水中にエアーを混入させることを特徴とする
請求項1に記載の便器の洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35034592A JPH06173308A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 便器の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35034592A JPH06173308A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 便器の洗浄方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06173308A true JPH06173308A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18409860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35034592A Pending JPH06173308A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 便器の洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06173308A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000265525A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-09-26 | Toto Ltd | 水洗便器 |
CN102677758A (zh) * | 2012-03-28 | 2012-09-19 | 甄艳 | 一种泡沫发生装置 |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP35034592A patent/JPH06173308A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000265525A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-09-26 | Toto Ltd | 水洗便器 |
CN102677758A (zh) * | 2012-03-28 | 2012-09-19 | 甄艳 | 一种泡沫发生装置 |
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